JP2015045685A - 硬化性樹脂組成物、ドライフィルムおよびプリント配線板 - Google Patents
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Abstract
Description
(A)光照射により、酸およびラジカルを生成する光重合開始剤(以下、単に「(A)光重合開始剤」とも称する)としては、公知のものをいずれも用いることができる。(A)光重合開始剤を配合することによって、感光性が付与されるだけではなく、光照射による酸の生成後に加熱すると良好な熱硬化性が発揮できるようになる。
(B)熱硬化性成分としては、公知のものをいずれも用いることができる。例えば、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン誘導体、ベンゾグアナミン誘導体等のアミノ樹脂、ポリオール化合物、ブロックイソシアネート化合物、シクロカーボネート化合物、ビスマレイミド、オキサジン化合物、オキサゾリン化合物等の公知慣用の熱硬化性成分を使用できる。また、分子中に環状エーテル基および/または環状チオエーテル基(以下、「環状(チオ)エーテル基」と略す)を有する熱硬化性成分であるエポキシ化合物、オキセタン化合物、エピスルフィド樹脂を使用してもよい。これらの中でも、アミノ樹脂は、熱硬化成分として働くだけでなく、光照射前は熱硬化反応に起因する室温での硬化現象が生じにくいため、保存安定性にも寄与するため好ましい。また、本発明の硬化性樹脂組成物はアミノ樹脂とポリオール化合物とを含有することがより好ましい。
また芳香環を有するポリオール化合物としては3官能以上のフェノール化合物のエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド変性物の(メタ)アクリル酸付加物;ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等の2官能以上のエポキシ樹脂の(メタ)アクリル酸付加物;フェノキシ樹脂等が挙げられる。
オキセタン環を有するポリオール化合物としては、多官能オキセタン樹脂のジカルボン酸付加物等が挙げられ、複素環を有するポリオール化合物としては四国化成社製セイク等が挙げられる。ポリオール化合物は1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
(C)アルカリ可溶性樹脂としてはフェノール樹脂やカルボキシル基含有樹脂等の公知のアルカリ可溶性樹脂を用いることができる。(C)アルカリ可溶性樹脂は光硬化性の観点から感光性基を有することが好ましい。感光性基としては、(メタ)アクリロイル基、アリル基、シンナモイル基、シンナミリデン基等のエチレン性不飽和基、アジド基等が挙げられる。中でも、エチレン性不飽和基を有するアルカリ可溶性樹脂が好ましく、カルボキシル基含有(メタ)アクリレートであることがより好ましい。エチレン性不飽和結合を有しないアルカリ可溶性樹脂を用いる場合は、組成物を光硬化性とするためには、(D)分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する化合物(感光性化合物)を併用する必要がある。本明細書において、(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸、メタクリル酸およびそれらの混合物を総称する用語であり、他の類似の表現についても同様である。
本発明の硬化性樹脂組成物には、(D)分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する化合物を配合することが好ましい。本発明の硬化性樹脂組成物に用いられる(D)分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する化合物は、活性エネルギー線照射により光硬化して、本発明の硬化性樹脂や上記アルカリ可溶性樹脂を、アルカリ水溶液に不溶化、または不溶化を助けるものである。このような化合物としては、分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する慣用公知のポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、カーボネート(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレートを使用でき、具体的には、ヒドロキシアルキルアクリレート類;エチレングリコール、メトキシテトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコールのジアクリレート類;アクリルアミド類;アミノアルキルアクリレート類;ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリス−ヒドロキシエチルイソシアヌレート等の多価アルコールまたはこれらのエチレオキサイド付加物、プロピレンオキサイド付加物、もしくはε−カプロラクトン付加物等の多価アクリレート類;フェノキシアクリレート、ビスフェノールAジアクリレート、およびこれらのフェノール類のエチレンオキサイド付加物もしくはプロピレンオキサイド付加物等の多価アクリレート類;グリセリンジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレート等のグリシジルエーテルの多価アクリレート類;上記に限らず、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートジオール、水酸基末端ポリブタジエン、ポリエステルポリオール等のポリオールを直接アクリレート化、もしくは、ジイソシアネートを介してウレタンアクリレート化したアクリレート類およびメラミンアクリレート、および/または上記アクリレートに対応する各メタクリレート類等が挙げられる。(D)分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する化合物は、1種を単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、(D)分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する化合物の配合量は、(C)アルカリ可溶性樹脂100質量部に対して、5〜100質量部が好ましく、5〜70質量部がより好ましい。配合量が5質量部以上の場合、光硬化性が向上し、活性エネルギー線照射後のアルカリ現像により、パターン形成が容易となる。一方、100質量部以下の場合、アルカリ水溶液に対する溶解性が良好で、塗膜の強度が優れる。
本発明の硬化性樹脂組成物は、(E)着色剤を配合することができる。(E)着色剤としては、赤、青、緑、黄、白、黒等の慣用公知の着色剤を使用することができ、顔料、染料、色素のいずれでもよい。具体的には、カラーインデックス(C.I.;ザ ソサイエティ オブ ダイヤーズ アンド カラリスツ(The Society of Dyers and Colourists)発行)番号が付されているものを挙げることができる。但し、環境負荷低減並びに人体への影響の観点からハロゲンを含有しないことが好ましい。
上記光重合開始剤としては、オキシムエステル基を有するオキシムエステル系光重合開始剤、アルキルフェノン系光重合開始剤、α−アミノアセトフェノン系光重合開始剤、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤、チタノセン系光重合開始剤からなる群から選択される1種以上の光重合開始剤を好適に使用することができる。上記オキシムエステル系開始剤は、添加量が少なくて済み、アウトガスが抑えられるため、PCT耐性やクラック耐性に効果があり好ましい。
(式中、Xは、水素原子、炭素数1〜17のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、フェニル基、フェニル基(炭素数1〜17のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、
アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基を持つアルキルアミノ基またはジアルキルアミノ基により置換されている)、ナフチル基(炭素数1〜17のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基を持つアルキルアミノ基またはジアルキルアミノ基により置換されている)を表し、Y、Zはそれぞれ、水素原子、炭素数1〜17のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、ハロゲン基、フェニル基、フェニル基(炭素数1〜17のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基を持つアルキルアミノ基またはジアルキルアミノ基により置換されている)、ナフチル基(炭素数1〜17のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基を持つアルキルアミノ基またはジアルキルアミノ基により置換されている)、アンスリル基、ピリジル基、ベンゾフリル基、ベンゾチエニル基を表し、Arは、結合か、炭素数1〜10のアルキレン、ビニレン、フェニレン、ビフェニレン、ピリジレン、ナフチレン、チオフェン、アントリレン、チエニレン、フリレン、2,5−ピロール−ジイル、4,4’−スチルベン−ジイル、4,2’−スチレン−ジイルを表し、nは0か1の整数である。)
(式中、R1は、炭素原子数1〜4のアルキル基、または、ニトロ基、ハロゲン原子もしくは炭素原子数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいフェニル基を表す。
R2は、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシ基、または、炭素原子数1〜4のアルキル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基を表す。
R3は、酸素原子または硫黄原子で連結されていてもよく、フェニル基で置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシ基で置換されていてもよいベンジル基を表す。
R4は、ニトロ基、または、X−C(=O)−で表されるアシル基を表す。Xは、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいアリール基、チエニル基、モルホリノ基、チオフェニル基、または、下記式で示される構造を表す。)
0.01〜5質量部とすることにより、光硬化性および解像性に優れ、密着性やPCT耐性も向上し、さらには無電解金めっき耐性等の耐薬品性にも優れる硬化膜を得ることができる。特に、5質量部以下であると、塗膜塗膜表面での光吸収が激しくなり、深部硬化性が低下することを抑えることができる。
0.1〜25質量部であることにより、光硬化性および解像性に優れ、密着性やPCT耐性も向上し、さらには無電解金めっき耐性等の耐薬品性にも優れる硬化膜を得ることができる。特に、25質量部以下であると、アウトガスの低減効果が得られ、さらに塗膜表面での光吸収が激しくなり、深部硬化性が低下することを抑えることができる。
これらの光重合開始剤を好適な配合量とすることにより、光硬化性および解像性に優れ、密着性やPCT耐性も向上し、さらには無電解金めっき耐性等の耐薬品性にも優れたソルダーレジストとすることができる。また、好適な配合量の場合、アウトガスの低減効果が得られ、さらに塗膜表面での光吸収が激しくなり、深部硬化性が低下することを抑えることができる。
このような光重合開始剤、光開始助剤および増感剤の総量は、上記カルボキシル基含有樹脂100質量部に対して35質量部以下であることが好ましい。35質量部以下であると、これらの光吸収により深部硬化性が低下することを抑制できる。
本発明の硬化性樹脂組成物には、層間の密着性、または基材との密着性を向上させるために密着促進剤を配合することができる。密着促進剤としては、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトベンズオキサゾール、2−メルカプトベンズチアゾール、3−モルホリノメチル−1−フェニル−トリアゾール−2−チオン、5−アミノ−3−モルホリノメチル−チアゾール−2−チオン、2−メルカプト−5−メチルチオ−チアジアゾール、トリアゾール、テトラゾール、ベンゾトリアゾール、カルボキシベンゾトリアゾール、アミノ基含有ベンゾトリアゾール、ビニルトリアジン、シランカップリング剤等が挙げられる。
本発明の硬化性樹脂組成物は、その塗膜の物理的強度等を上げるために、必要に応じて、フィラーを配合することができる。このようなフィラーとしては、公知慣用の無機または有機フィラーが使用できるが、特に硫酸バリウム、球状シリカ、ノイブルグ珪土およびタルクが好ましく用いられる。さらに、白色の外観や難燃性を得るために酸化チタンや金属酸化物、水酸化アルミニウム等の金属水酸化物を体質顔料フィラーとしても使用することができる。フィラーは1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。フィラーの配合量は、好ましくは硬化性樹脂組成物全体量の75wt%以下、より好ましくは0.1〜60wt%の割合である。フィラーの配合量が、組成物全体量の75wt%以下の場合、絶縁組成物の粘度を低くして、塗布、成形性を向上させたり、硬化物が脆くなってしまうことを抑えられる。
本発明の硬化性樹脂組成物には、必要に応じて熱硬化触媒を配合することができるが、(A)光重合開始剤の配合によって良好な硬化性が得られるため、コスト面の観点から、配合しないか、配合しても少量であることが好ましい。熱硬化触媒の配合量は(C)アルカリ可溶性樹脂100質量部に対して、0〜5質量部であることが好ましく、0〜3質量部であることがより好ましい。熱硬化触媒としては、アミノ樹脂の硬化を促進するものであれば特に限定されないが、パラトルエンスルホン酸等を好適に用いることが出来る。
本発明の硬化性樹脂組成物には、(B)熱硬化性成分や(C)アルカリ可溶性樹脂の合成のため、組成物の調製のため、または基板やキャリアフィルムに塗布するための粘度調整のため、有機溶剤を使用することができる。このような有機溶剤としては、ケトン類、芳香族炭化水素類、グリコールエーテル類、グリコールエーテルアセテート類、エステル類、アルコール類、脂肪族炭化水素、石油系溶剤等を挙げることができる。より具体的には、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;セロソルブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、カルビトール、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールブチルエーテルアセテート、2−ヒドロキシイソ酪酸メチル等のエステル類;エタノール、プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類;オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素;石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサ等の石油系溶剤等である。有機溶剤は、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の硬化性樹脂組成物には、必要に応じてさらに、シアネート化合物、エラストマー、メルカプト化合物、ウレタン化触媒、チキソ化剤、密着促進剤、ブロック共重合体、連鎖移動剤、重合禁止剤、銅害防止剤、酸化防止剤、防錆剤、紫外線吸収剤、微粉シリカ、有機ベントナイト、モンモリロナイト等の増粘剤、シリコーン系、フッ素系、高分子系等の消泡剤および/またはレベリング剤、イミダゾール系、チアゾール系、トリアゾール系等のシランカップリング剤、ホスフィン酸塩、燐酸エステル誘導体、フォスファゼン化合物等のリン化合物等の難燃剤等の成分を配合することができる。これらは、電子材料の分野において公知の物を使用することができる。
ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート600gにオルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂〔DIC社製EPICLON N−695、軟化点95℃、エポキシ当量214、平均官能基数7.6〕1070g、アクリル酸360g、およびハイドロキノン1.5gを仕込み、100℃に加熱攪拌し、均一溶解した。次いで、トリフェニルホスフィン4.3gを仕込み、110℃に加熱して2時間反応後、120℃に昇温してさらに12時間反応を行った。得られた反応液に芳香族系炭化水素(ソルベッソ150)415g、テトラヒドロ無水フタル酸456.0gを仕込み、110℃で4時間反応を行い、冷却後、固形分酸価89mgKOH/g、固形分65%の樹脂溶液を得た。これを樹脂溶液C−1とする。
温度計、窒素導入装置兼アルキレンオキシド導入装置および撹拌装置を備えたオートクレーブに、ノボラック型クレゾール樹脂(昭和電工社製ショーノールCRG951、OH当量:119.4)119.4g、水酸化カリウム1.19gおよびトルエン119.4gを仕込み、撹拌しつつ系内を窒素置換し、加熱昇温した。次に、プロピレンオキシド63.8gを徐々に滴下し、125〜132℃、0〜4.8kg/cm2で16時間反応させた。その後、室温まで冷却し、この反応溶液に89%リン酸1.56gを添加混合して水酸化カリウムを中和し、不揮発分62.1%、水酸基価が182.2g/eq.であるノボラック型クレゾール樹脂のプロピレンオキシド反応溶液を得た。これは、フェノール性水酸基1当量当りアルキレンオキシドが平均1.08モル付加しているものであった。得られたノボラック型クレゾール樹脂のアルキレンオキシド反応溶液293.0g、アクリル酸43.2g、メタンスルホン酸11.53g、メチルハイドロキノン0.18gおよびトルエン252.9gを、撹拌機、温度計および空気吹き込み管を備えた反応器に仕込み、空気を10ml/分の速度で吹き込み、撹拌しながら、110℃で12時間反応させた。反応により生成した水は、トルエンとの共沸混合物として、12.6gの水が留出した。その後、室温まで冷却し、得られた反応溶液を15%水酸化ナトリウム水溶液35.35gで中和し、次いで水洗した。その後、エバポレーターにてトルエンをジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート118.1gで置換しつつ留去し、ノボラック型アクリレート樹脂溶液を得た。次に、得られたノボラック型アクリレート樹脂溶液332.5gおよびトリフェニルホスフィン1.22gを、撹拌器、温度計および空気吹き込み管を備えた反応器に仕込み、空気を10ml/分の速度で吹き込み、撹拌しながら、テトラヒドロフタル酸無水物60.8gを徐々に加え、95〜101℃で6時間反応させた。固形物の酸価88mgKOH/g、不揮発分71%のカルボキシル基含有感光性樹脂を得た。これを樹脂溶液C−2とする。
下記表1に示す種々の成分と共に表1に示す割合(質量部)にて配合し、攪拌機にて予備混合した後、3本ロールミルで混練し、樹脂組成物を調製した。
*2:パラトルエンスルホン酸
*3:(A)光重合開始剤ではない光重合開始剤(アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤)(シーベルヘグナー社製スピードキュアTPO)
*4:メチル化メラミン樹脂(メトキシメチル化メラミン化合物)(三和ケミカル社製ニカラックMW−100LM)
*5:メチル化メラミン樹脂(メトキシメチル化メラミン化合物)(三和ケミカル社製ニカラックMW−390)
*6:メチル化メラミン樹脂(メトキシメチル化メラミン化合物)(三和ケミカル社製ニカラックMX−750LM)
*7:メチル化尿素樹脂(メトキシメチル化尿素化合物)(三和ケミカル社製ニカラックMX−270)
*8:ポリエステルポリオール(東洋紡社製バイロン560、水酸基価 8mgKOH/g)
*9:ポリカーボネートジオール(旭化成ケミカルズ社製DURANOL T5650J、水酸基価 145mgKOH/g)
*10:2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−1−ブタノールの1,2−エポキシ−4−(2−オキシラニル)シクロヘキサン付加物(ダイセル化学社製EHPE−3150)
*11:1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール(四国化成社製キュアゾール1B2PZ)
*12:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬社製KAYARAD DPHA)
*13:硫酸バリウム(堺化学社製B−30)
*14:C.I.Pigment Blue 15:3
*15:C.I.Pigment Yellow 147
表1の実施例および比較例の樹脂組成物を50℃の暗所に保管し、経時での増粘率を測定した。増粘率が200%を越えたところで使用不可と判断し、使用不可に至るまでの時間を計測した。判定基準は以下の通りである。
○:200時間経過時も増粘率が200%以下である。
△:100時間経過時に増粘率が200%以下であり、200時間経過時に増粘率が200%を超えている。
×:100時間経過時に増粘率が200%を超えている。
銅ベタ基板をバフロール研磨後、水洗し、乾燥してから、前記実施例および比較例の樹脂組成物をスクリーン印刷法により全面に塗布し、80℃の熱風循環式乾燥炉で60分間乾燥させた。乾燥後、高圧水銀灯(ショートアークランプ)搭載の露光装置を用いて1J/cm2の露光量で露光した。露光された塗膜を削り取り塗膜1gを150℃にあらかじめ暖めたゲル化試験機に供しゲル化するまでの時間を測定した。判定基準は以下の通りである。
○:30分以内にゲル化が起こる。
×:30分を超えてもゲル化が確認されない。
銅厚35μmの回路パターン基板をバフロール研磨後、水洗し、乾燥してから、前記実施例および比較例の樹脂組成物をスクリーン印刷法により全面に塗布し、80℃の熱風循環式乾燥炉で60分間乾燥させた。乾燥後、高圧水銀灯(ショートアークランプ)搭載の露光装置を用いてステップタブレット(Kodak No.2)を介して露光し、現像(30℃、0.2MPa、1wt%Na2CO3水溶液)を60秒で行った際に残存するステップタブレットのパターンが7段の時を最適露光量とした。
表1に示す実施例および比較例の樹脂組成物を、パターン形成された銅箔基板上にスクリーン印刷で全面塗布し、80℃で30分乾燥し、室温まで放冷した。その後、この基板に高圧水銀灯(ショートアークランプ)搭載の露光装置を用いて最適露光量でソルダーレジストパターンを露光し、30℃の1wt%Na2CO3水溶液をスプレー圧2kg/cm2の条件で60秒間現像を行い、レジストパターンを得た。この基板を、UVコンベア炉にて積算露光量1000mJ/cm2の条件で紫外線照射した後、150℃で60分加熱して硬化し、硬化塗膜を形成した。得られたプリント基板(評価基板)に対して以下のように特性を評価した。
上記評価基板を、PCT装置(エスペック社製 HAST SYSTEM TPC−412MD)を用いて、121℃、飽和、0.2MPaの条件で100時間処理し、塗膜の状態を評価した。判定基準は以下の通りである。
〇:膨れ、剥がれの無いもの。
×:若干の膨れまたは剥がれの有るもの。
上記評価基板を、測定装置(東洋精機社製:鉛筆引掻塗膜硬さ試験機)を用い、JIS−K5600(1999年)に準拠して下記条件で測定した。
・荷重:750g
・測定スピード:30mm/min
・測定距離:7mm
・鉛筆として三菱鉛筆製:UNIを用いた。
5回測定し、2回以上、傷がついた鉛筆硬度のひとつ柔らかい硬度を測定物質の鉛筆硬度とした。判定基準は以下の通りである。
◎:5H以上
〇:3H以上〜5H未満
△:H以上3H未満。
×:H未満。
Claims (9)
- (A)光照射により、酸およびラジカルを生成する光重合開始剤、
(B)熱硬化性成分、および、
(C)アルカリ可溶性樹脂、
を含有することを特徴とする硬化性樹脂組成物。 - さらに、(D)分子中に複数のエチレン性不飽和基を有する化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記(C)アルカリ可溶性樹脂が感光性基を有することを特徴とする請求項1または2に記載の硬化性樹脂組成物。
- さらに、(E)着色剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記(B)熱硬化性成分がアミノ樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の硬化性樹脂組成物。
- ソルダーレジスト形成用組成物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれか一項記載の硬化性樹脂組成物を、フィルム上に塗布乾燥して得られることを特徴とするドライフィルム。
- 請求項1〜6のいずれか一項記載の硬化性樹脂組成物または請求項7に記載のドライフィルムを、活性エネルギー線照射により硬化して得られることを特徴とする硬化物。
- 請求項8に記載の硬化物を具備することを特徴とするプリント配線板。
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