JP2014090381A - デューティ補正回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力データのデューティを補正するデューティ補正回路10であって、前記入力データが入力され、クロック信号と同期して動作して前記入力データを、遅延させるラッチ回路21と、前記入力データおよび前記ラッチ回路21から出力されるラッチ回路出力に対して論理演算を行う組み合わせ回路(論理回路13)と、を備え、前記組み合わせ回路13は、前記入力データのデューティに基づき決定される論理演算を行う。
【選択図】 図1
Description
たとえば、図10に示すデューティ補正回路1は、フリップフロップ(FF1)11と、フリップフロップ(FF2)12と、論理回路(OR)13と、インバータ(INV)14と、を備える。
論理回路13は、フリップフロップ11の出力信号FF1_outとフリップフロップ12の出力信号FF2_outとが入力され、これらの論理和を演算しその演算結果を出力信号OUT1として出力する。この出力信号OUT1がデューティ補正回路1による出力信号となる。
この図10に示すデューティ補正回路1では、クロック信号CKおよびクロック反転信号CK_Bをフリップフロップ11および12のそれぞれに入力することで、クロック信号CKの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジをトリガとして、入力データDATAに対して位相がずれた2つの信号であり、且つ位相に180°の差のある2つの信号を出力させる。そして、フリップフロップ11および12の出力信号FF1_out、FF2_outを後段の、組み合わせ回路としての論理回路13に入力し、論理回路13により、これら2つの出力信号FF1_outおよびFF2_outの論理和を演算することで、デューティの調整を行っている。
なお、図10では、組み合わせ回路として論理和を演算する論理回路(OR)13を用いているが、組み合わせ回路は、入力データDATAに応じて適宜選択することができる。例えば、入力データDATAがクロック信号CKに同期して動作するカウンタや分周器などで作られたクロック信号に同期した同期信号であり、HIGHレベル区間が、LOWレベル区間に比較して1クロック分短くなるような信号である場合には、図10に示すように論理回路(OR)13のような、フリップフロップ11および12の出力信号FF1_outおよびFF2_outの足し合わせをする組み合わせ回路を用いる。また、例えば入力データDATAが、クロック信号CKに同期して動作するカウンタや分周器などで作られたクロック信号CKに同期した同期信号であり、HIGHレベル区間がLOWレベル区間に比較して1クロック分長くなるような信号である場合には、論理積を演算する論理回路(AND)のような、フリップフロップ11および12の出力信号FF1_outおよびFF2_outを差し引くような組み合わせ回路を用いる。
図11において、(a)はクロック信号CK、(b)は入力データDATA、(c)はフリップフロップ(FF1)11の出力信号FF1_out、(d)はフリップフロップ(FF2)12の出力信号FF2_out、(e)は論理回路(OR)13、すなわちデューティ補正回路1の出力信号OUT1である。
このような入力データDATAとクロック信号CKとを、フリップフロップ11に入力することにより、図11(c)に示すように、入力データDATAを1クロック分遅延した出力信号FF1_outを得る。さらに、クロック反転信号CK_Bおよびフリップフロップ11の出力信号FF1_outをフリップフロップ12に入力することにより、図11(d)に示すように、出力信号FF1_outを、1/2クロック分遅延した出力信号FF2_outを得る。
これら出力信号FF1_outおよびFF2_outを論理回路(OR)13に入力し、これらの論理和を演算することにより、図11(e)に示すように、デューティが50%となる出力信号OUT1を得ることができる。
図12において(a)は入力データDATA、(b)はクロック信号CK、(c)はフリップフロップ11の出力信号FF1_out、(d)はクロック反転信号CK_Bである。
なお、図12中の「delay」は、クロック信号CK、クロック反転信号CK_Bの切り換わりに対する、入力データDATAあるいは出力信号FF1_outの切り換わりの遅延時間を表す。
このように、クロック信号CKに同期した信号である入力データDATAの値が時点t2で確定してから、クロック信号CKの時点t3での立ち上がりエッジでフリップフロップ11が入力データDATAを読み取るまでの余裕時間、すなわち、時点t2から時点t3までの区間T1、また、クロック信号CKに同期した信号であるフリップフロップ11の出力信号FF1_outが時点t4で確定してから、クロック信号の時点t5での立ち上がりエッジでフリップフロップ12が出力信号FF1_outを読み取るまでの余裕時間、すなわち時点t4から時点t5までの区間T2を、それぞれセットアップマージンと呼ぶ。
そのため、フリップフロップ12のセットアップマージンは、クロック信号CKの半周期からさらにフリップフロップ11の遅延時間delayを差し引いた時間、すなわち、図12の時点t4から時点t5までの区間となってしまい、高速なクロック信号CKでの動作が難しいという問題がある。
そこで、この発明は、上記の点に鑑み、セットアップマージンを大きくし、より高速化が可能なデューティ補正回路を提供することを目的としている。
本発明の他の態様は、入力データのデューティを補正するデューティ補正回路(例えば図7のデューティ補正回路30)であって、前記入力データが入力され且つ前記クロック信号と同期して動作し前記入力データを遅延させる第1ラッチ回路(例えば図7のラッチ回路31a)と、当該第1ラッチ回路から出力される第1ラッチ回路出力が入力され且つ前記クロック信号と同期して動作し前記第1ラッチ回路出力を遅延させる第2ラッチ回路(例えば図7のラッチ回路31b)と、前記第1ラッチ回路出力および前記第2ラッチ回路から出力される第2ラッチ回路出力に対して論理演算を行う組み合わせ回路(例えば図7の論理回路13)と、を備え、前記組み合わせ回路は、前記入力データのデューティに基づき決定される論理演算を行うことを特徴とするデューティ補正回路である。
前記入力データは前記クロック信号に同期して動作するカウンタまたは分周器またはシフトレジスタで構成されていてよい。
前記入力データは、HIGHレベル区間がLOWレベル区間に比べて、前記クロック信号の1クロック分短くなるデータであってよい。
前記入力データは、HIGHレベル区間がLOWレベル区間に比べて、前記クロック信号の1クロック分長くなるデータであってよい。
前記組み合わせ回路は、論理積を演算する回路であってよい。
以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示される。
図1は、第1の実施形態におけるデューティ補正回路10の一例を示す構成図である。
第1の実施形態におけるデューティ補正回路10は、フリップフロップ(FF1)11とラッチ回路(LATCH)21と、論理回路(OR)13と、を含んで構成される。
フリップフロップ11は、入力データDATAおよびクロック信号CKを入力し、クロック信号CKを動作クロックとして入力データDATAを取り込み、その出力としてFF1_outを出力する。
論理回路13は、フリップフロップ11の出力信号FF1_outとラッチ回路21の出力信号Latch_outとを入力し、出力信号FF1_outおよび出力信号Latch_outの論理和を、デューティ補正回路10の出力信号OUT10として出力する。
図1に示すように、第1実施形態におけるデューティ補正回路10は、図10に示す従来のデューティ補正回路1において、フリップフロップ(FF2)12およびインバータ14に替えて、ラッチ回路21を設けている。つまり、第1実施形態におけるデューティ補正回路10は、従来のデューティ補正回路1においては、クロック反転信号CK_Bの立ち上がりエッジで、フリップフロップ(FF1)11の出力信号FF1_outを取り込むフリップフロップ(FF2)12を使用していたのに対し、フリップフロップ12の代わりに、クロック信号CKの立ち上がりエッジで出力信号FF1_outを読み込むラッチ回路21を用いることで、セットアップマージンを確保するようにしている。
図2は、図1に示すデューティ補正回路10において、デューティを50%に補正する場合の各部のタイミングチャートを示したものである。
図2において、(a)はクロック信号CK、(b)は入力データDATA、(c)はフリップフロップ11の出力信号FF1_out、(d)はラッチ回路21の出力信号Latch_out、(e)はデューティ補正回路10の出力信号OUT10である。
ここで、図1に示す回路構成を有するデューティ補正回路10におけるセットアップマージンを考える。
図3において、(a)は入力データDATA、(b)はクロック信号CK、(c)はフリップフロップFF1の出力信号FF1_out、(d)はクロック信号CKである。
なお、図3中の「delay」は、クロック信号CKの切り換わりに対する、入力データDATAあるいは出力信号FF1_outの切り換わりの遅延時間を表す。
したがって、時点t12で入力データDATAがHIGHレベルに切り換わった時点から時点t13でのクロック信号CKの立ち上がりエッジまでの間に、入力データDATAとして読み取るべき信号がフリップフロップFF1の入力端子に到達していなければならない。つまり、セットアップマージンはt12からt13の区間T11となり、クロック信号CKの1周期から遅延時間delayを減算した相当の時間となる。
つまり、フリップフロップ11の出力信号FF1_outが、時点t13でのクロック信号CKの立ち上がりエッジから遅延時間delayのデータ遅延が経過した時点t14で入力データDATAがHIGHレベルに切り換わった時点から時点t15でのクロック信号CKの立ち上がりエッジまでの間がセットアップマージンとなり、クロック信号CKの1周期から遅延時間delayを減算した相当の区間T12となる。すなわち、ラッチ回路21のセットアップマージンの区間T12は、フリップフロップ11のセットアップマージンの区間T11と同等となり、クロック信号CKの1/2周期相当よりも長い時間をセットアップマージンとして確保することができる。
また、図10に示す従来のデューティ補正回路1では、遅延時間delayがクロック信号CKの1/2周期を超えた場合、クロック反転信号CK_Bを動作クロックとして動作するフリップフロップ12ではセットアップマージンが経過してもトグルしないため、所望の出力信号OUT1を得ることができない。しかしながら、図1に示すラッチ回路21を用いたデューティ補正回路10では、遅延時間delayがクロック信号CKの1/2周期を超えた場合でも、出力信号OUT10が、遅延時間delay相当だけ削られるだけですみトグルは生じる。そのため、出力信号OUT10に応じて動作する図示しない回路等が、出力信号OUT10がトグルしないことに起因して誤動作することを回避することができる。
つまり、従来のように、デューティ補正回路1が、クロック信号CKとクロック反転信号CK_Bとを動作クロックとする場合、クロック信号CKおよびクロック反転信号CK_Bの立ち上がりまでにデータを取り込まなくてはならないため、クロック反転信号CK_Bの立ち上がりに対するセットアップマージンは、クロック信号CKに比較して1/2クロック分短いため、クロック信号CKおよびクロック反転信号CK_Bの2点について十分なセットアップマージンを確保する必要があった。しかしながら、上記実施形態では各部はクロック信号CKを動作クロックとして動作しているため、クロック信号CKに対するセットアップマージンのみを確保すればよく、クロック信号CKに対するセットアップマージンは、クロック反転信号CK_Bの立ち上がりエッジに対するセットアップマージンよりも版クロック程度長い区間を確保することができる。したがって、約2倍程度の高速化を図ることができる。
また、一般にラッチ回路は、フリップフロップよりも回路規模が小さい。そのため、フリップフロップ12に替えてラッチ回路21を用いることによって、回路面積の削減にもつなげることができる。
図4は、第2の実施形態におけるデューティ補正回路20の一例を示す概略構成図である。
第2の実施形態におけるデューティ補正回路20は、ラッチ回路(LATCH)21と、論理回路(OR)13と、を含んで構成される。
ラッチ回路21は、入力データDATAおよびクロック信号CKを入力し、クロック信号CKを動作クロックとして入力データDATAを取り込み、その出力として出力信号Latch_outを出力する。
論理回路13は、入力データDATAおよびラッチ回路21の出力信号Latch_outを入力し、入力データDATAおよび出力信号Latch_outの論理和を演算し、演算結果を、デューティ補正回路20の出力信号OUT20として出力する。
そして、図10に示す従来のデューティ補正回路1のように、クロック信号CKの反転信号CK_Bを動作クロックとし、クロック反転信号CK_Bの立ち上がりエッジでデータを取り込むフリップフロップ12を使用する代わりに、クロック信号CKに同期してデータを取り込むラッチ回路21を用いることで、セットアップマージンを確保するようにしている。
図5は、デューティ補正回路20の各部の波形を示すタイミングチャートである。図5において、(a)はクロック信号CK、(b)は入力データDATA、(c)はラッチ回路21の出力信号Latch_out、(d)は論理回路13の出力であるデューティ補正回路20の出力信号OUT20である。
ここで、入力データDATAが、クロック信号CKを3分周した信号であり、HIGHレベル区間は動作クロックCKの1クロック分、LOWレベル区間は動作クロックの2クロック分となる信号である場合を考える。
そして、入力データDATAおよび出力信号Latch_outの論理和を論理回路13で演算することにより、図5(d)に示すように、デューティが50%の出力信号OUT20となるように調整することができる。
図6(a)においてdelayは、クロック信号CKの切り換わりに対する入力データDATAの切り換わりの遅延時間を表す。この入力データDATAにおける遅延時間delayは、フリップフロップ11により、入力データDATAに対して動作クロックCKを用いて同期化を行い、遅延を解消する必要がないほど短い時間である。
図7は、第3の実施形態におけるデューティ補正回路30の一例を示す回路図である。
第3の実施形態におけるデューティ補正回路30は、フリップフロップ(FF)31と、論理回路(OR)13と、を含んで構成される。
フリップフロップ31は、第1ラッチ回路(LATCH1)31aと第2ラッチ回路(LATCH2)31bとが2段に接続されたラッチの二段構成からなる。フリップフロップ31は、クロック信号CKを動作クロックとして入力するとともに、クロック信号CKに同期した入力データDATAを入力し、入力データDATAは、第1ラッチ回路31aに入力される。
第2ラッチ回路31bは、第1ラッチ回路31aの出力信号L1とクロック信号CKとを入力し、クロック信号CKを動作信号としてクロック信号CKの立ち上がりエッジで出力信号L1を取り込み、出力信号L2を出力する。
論理回路13はフリップフロップ31の内部信号L1、L2の論理和を演算し、その出力が、デューティ補正回路30の出力信号OUT30として出力される。
つまり、デューティ補正回路30では、入力データDATAのデューティの補正を、入力データDATAと入力データDATAに対して位相に180°の差のある出力とに対して、後段に設けた論理回路13で演算を行うことで行っており、フリップフロップ31の内部信号L1とL2とを入力信号として論理回路13で論理和を演算することで、デューティの補正を行う。
すなわち、図10に示す従来のデューティ補正回路1は、クロック反転信号CK_Bを用い、クロック反転信号CK_Bの立ち上がりエッジでデータを取り込むフリップフロップ12を用いたのに対し、この第3の実施形態におけるデューティ補正回路30は、動作クロックCKの立ち上がりエッジでデータを取り込む、第2ラッチ回路31bを用いることで、セットアップマージンを確保する。
図8は、図7に示すデューティ補正回路30において、入力データDATAのデューティを50%に補正する場合の各部のタイミングチャートを示したものである。
図8において、(a)はクロック信号CK、(b)は入力データDATA、(c)は第1ラッチ回路31aの出力信号L1、(d)は第2ラッチ回路31bの出力信号L2、(e)はデューティ補正回路30の出力信号となる、論理回路13の出力信号OUT30である。
図7に示すデューティ補正回路30におけるセットアップマージンを、図9を伴って説明する。図9は、図7の一部を拡大したものであって、(a)は入力データDATA、(b)は第1ラッチ回路31aの出力信号L1、(c)はクロック信号CKである。
したがって、第3の実施形態においても第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
11、12 フリップフロップ
13 論理回路
14 インバータ
21 ラッチ回路
31 フリップフロップ
31a 第1ラッチ回路
31b 第2ラッチ回路
Claims (9)
- 入力データのデューティを補正するデューティ補正回路であって、
前記入力データが入力され、クロック信号と同期して動作して前記入力データをラッチするラッチ回路と、
前記入力データおよび前記ラッチ回路から出力されるラッチ回路出力に対し、前記入力データのデューティの補正内容に基づき決定された論理演算を行う組み合わせ回路と、を備えることを特徴とするデューティ補正回路。 - 前記入力データが入力され、当該入力データをクロック信号に同期した信号に位相調整するフリップフロップを有し、
前記ラッチ回路は、前記フリップフロップで位相調整した後の前記入力データを遅延させることを特徴とする請求項1記載のデューティ補正回路。 - 入力データのデューティを補正するデューティ補正回路であって、
前記入力データが入力され且つ前記クロック信号と同期して動作し前記入力データを遅延させる第1ラッチ回路と、
当該第1ラッチ回路から出力される第1ラッチ回路出力が入力され且つ前記クロック信号と同期して動作し前記第1ラッチ回路出力を遅延させる第2ラッチ回路と、
前記第1ラッチ回路出力および前記第2ラッチ回路から出力される第2ラッチ回路出力に対して論理演算を行う組み合わせ回路と、を備え、
前記組み合わせ回路は、前記入力データのデューティに基づき決定される論理演算を行うことを特徴とするデューティ補正回路。 - 前記第1ラッチ回路および第2ラッチ回路はフリップフロップを構成することを特徴とする請求項3に記載のデューティ補正回路。
- 前記入力データは前記クロック信号に同期して動作するカウンタまたは分周器またはシフトレジスタで構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデューティ補正回路。
- 前記入力データは、HIGHレベル区間がLOWレベル区間に比べて、前記クロック信号の1クロック分短くなるデータであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のデューティ補正回路。
- 前記組み合わせ回路は、論理和を演算する回路であることを特徴とする請求項6記載のデューティ補正回路。
- 前記入力データは、HIGHレベル区間がLOWレベル区間に比べて、前記クロック信号の1クロック分長くなるデータであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のデューティ補正回路。
- 前記組み合わせ回路は、論理積を演算する回路であることを特徴とする請求項8記載のデューディ補正回路。
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| A521 | Written amendment |
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| A02 | Decision of refusal |
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