JP2014061025A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前枠Cを構成する設置部材32の前側に、金属ベース部材80が配設される。金属ベース部材80は、設置部材32に固定される固定部81と、該固定部81から前方へ延出した設置部82とを備え、可動演出装置Mは設置部82に載置した状態で該金属ベース部材80に配設される。設置部82の前側は、前枠Cを構成して金属ベース部材80の前側に位置する前装飾部材に固定される。
【選択図】図9
Description
動作による演出を行なう可動演出装置(M)が機体を構成する枠部材(C)に配設された遊技機において、
前記枠部材(C)に金属ベース部材(80)が配設され、
前記金属ベース部材(80)に前記可動演出装置(M)が配設されたことを要旨とする。
前記金属ベース部材(80)は、前記枠部材(C)に固定される固定部(81)と、該固定部(81)から前方へ延出した設置部(82)とを備え、
前記可動演出装置(M)は、前記設置部(82)に載置した状態で前記金属ベース部材(80)に配設されることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、可動演出装置を、枠部材の前方へ延出した設置部に載置した状態で金属ベース部材に配設するようにしたから、該可動演出装置の重量を該金属ベース部材で適切に支持することができる。
前記枠部材(C)は、前記金属ベース部材(80)の前側に位置する前カバー部材(48)を備え、
前記金属ベース部材(80)における設置部(82)の前部が、前記前カバー部材(48)に固定されるよう構成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、金属ベース部材は、前方へ延出した設置部の後部が枠部材に固定されると共に該設置部の前部が前カバー部材に固定されるから、該設置部が枠部材に強固に固定されて可動演出装置を適切に支持することができる。
前記金属ベース部材(80)には、前記可動演出装置(M)に設けた係止受部(227)に係脱可能に姿勢変位する係止部材(96)が設けられ、
前記係止部材(96)を姿勢変位させて前記係止受部(227)に係止することで、前記可動演出装置(M)が前記金属ベース部材(80)に保持されるよう構成されたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、金属ベース部材に可動演出装置をセットしたもとで係止部材を姿勢変位することで、該可動演出装置に設けられた係止受部に係止部材が係止され、可動演出装置を金属ベース部材に簡易かつ確実に固定保持することができる。
前記枠部材(C)には、該枠部材(C)の外面をなして外方へ露出し、前記可動演出装置(M)を視認可能に上方からカバーするカバー部材(207)を備え、
前記金属ベース部材(80)には、前記カバー部材(207)に設けられた固定部(366,367)を固定する固定受部(97)が設けられていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、カバー部材に設けられた固定部を金属ベース部材の固定受部に固定することで、該カバー部材により可動演出装置を透視可能に保護することができる。また、カバー部材に上方から衝撃が加わっても、該衝撃を金属ベース部材で適切に受け止めることができる。
実施例に係るパチンコ機Pは、図1および図2に示すように、遊技店に設けられた「島」とも称される設置枠台(図示せず)に固定される固定枠としての外枠Aと、該外枠Aに対して着脱および開閉可能に枢支された本体枠としての中枠Bと、該中枠Bに着脱交換可能に取り付けられて所要の遊技領域27が画成された遊技盤Dと、中枠Bの前面側に着脱および開閉可能に枢支され、該中枠Bに配設した遊技盤Dを透視保護する透明板29が配設される前枠Cとを備えている。前枠Cの前側には、透明板29が配設された窓口31の下方に、遊技球を貯留可能な上球皿(上球貯留部)Eが配設されると共に、該上球皿Eの下方に、遊技球を貯留可能な下球皿(下球貯留部)Fや、中枠Bに配設された打球発射装置J(図2参照)および前枠Cに配設された球送り装置Kを作動させるハンドルユニットGが、左右に並んで配設されている。
前記中枠Bは、図2に示すように、上縁をなす上枠部10と、下縁をなして、打球発射装置J等が設置された下枠部11と、左側縁をなす左枠部12と、右側縁をなす右枠部13とから構成され、全体が外枠Aの開口に整合する矩形枠状に形成される。中枠Bには、遊技盤Dを前側から着脱可能に設置し得る遊技盤保持部14が設けられている。そして中枠Bは、外枠Aの左上および左下に設けられたヒンジ15,15を介して該外枠Aに枢支され、中枠Bは外枠Aに対して左側端部を中心として開閉し得るようになっている。なお中枠Bは、上下左右の各枠部10,11,12,13が一体成形されたものであってもよい。
前記遊技盤Dは、図2に示すように、略円形状に湾曲する外レール25および内レール26が盤面(前面)に配設されて、該内外レール25,26の内側に画成される遊技領域27内に、図柄表示装置、始動入賞装置および特別入賞装置、回転案内具等の各種遊技用部品(図2では図示省略)が配置されている。また、外レール25および内レール26は、遊技球が通過可能な距離だけ離間するよう構成されて、打球発射装置Jから発射されて発射レール20に沿って飛翔した遊技球が通過する発射通路28を画成している。そして、打球発射装置Jから発射通路28を介して遊技盤Dの遊技領域27に打ち込まれた遊技球が、始動入賞装置、特別入賞装置またはその他の入賞口に入賞することで、球払出し部から所定数の遊技球が賞球として払出され、前記開口21および球案内筒41を介して上球皿Eへ払い出される。
前記前枠Cは、図1、図4および図5に示すように、中枠Bの外郭形状に略合致する板状に形成されると共に前後方向に開口する窓口31が開設された枠本体30と、該枠本体30における該窓口31の下方前側に固定される設置部材32とを備えている。枠本体30は、窓口31の上方に位置する上枠部30A、窓口31の下方に位置する下枠部30B、窓口31の左方に位置する左枠部30Cおよび窓口31の右方に位置する右枠部30Dとからなり、上下左右の各枠部30A,30B,30C,30Dが一体に形成されている。上枠部30A、左枠部30Cおよび右枠部30Dの各々の前側には、前枠Cを構成する上装飾部材33、左装飾部材34および右装飾部材35の各々が、前方へ突出した状態で取り付けられている。上枠部30A、左枠部30Cおよび右枠部30Dの各々の後側には、各枠部30A,30C,30Dに形成した開口から発光手段である発光LEDを前方へ臨ませた発光基板36,37,38が配設されている。ここで、上装飾部材33、左装飾部材34および右装飾部材35は、透明樹脂製の成形部品に装飾部品を取り付けて構成され、対応する発光基板36,37,38が発光制御されることで透明部分が明輝されるようになっている。更に、枠本体30における下枠部30Bの前側には、上球皿Eや可動演出装置M等を前側から覆う前装飾部材(前カバー部材)48や、下球皿Eを前側から覆う下装飾部材49が配設されている。なお、枠本体30は、上枠部30A、下枠部30B、左枠部30C、右枠部30Dが、別体に形成されたものであってもよい。
前記設置部材32は、図5および図6に示すように、枠本体30の下枠部30Bと略同じ外郭形状に形成された板状部材であり、中央から右部に亘って開口39が形成され、下枠部30Bの後側から複数のネジを締結することで該下枠部30Bの前側に強固に固定される。設置部材32には、その前面の上部左側に上球皿Eが取り付けられ、前面の上部右側に後述する発光演出装置としての可動演出装置Mが取り付けられ、前面の下部左側(上球皿Eの下方)に下球皿Fが取り付けられると共に、前面の下部右側にハンドルユニットGが取り付けられる(図4)。また、設置部材32の前面上方には、可動演出装置Mを取り付けるための金属ベース部材80が、左右に延在すると共に前方へ演出した状態に取り付けられている。
前記上球皿Eは、図6および図9に示すように、前方へ弧状に突出すると共に上方および後方へ開口した球皿本体55からなっている。球皿本体55は、多数個の遊技球を貯留し得る球貯留部55Aと、該球貯留部55Aの右方に連設されて第1球通過口43まで延在する球整列部55Bとを備えている。球貯留部55Aから球整列部55Bに亘る底部は右下がりに傾斜するように形成されており、球貯留部55Aに貯留された遊技球が球整列部55Bへ自然に移動するよう構成されている。上球皿Eは、球皿本体55の後端縁を設置部材32の前面における前記球案内筒41の左方から下方を介して右方に当接させた状態で、前側から複数のネジを設置部材32に締結することで該設置部材32に強固に固定され、球貯留部55Aに貯留された遊技球の重量を支持し得るようになっている。そして上球皿Eは、球皿本体55の球貯留部55Aに貯留された遊技球を、球整列部55Bへ移動する過程で一列に整列させて球送り装置Kに向けて供給し得るよう構成されている。また、球貯留部55Aから球整列部55Bに亘る底部における設置部材32の前面側には、導電性を有してアース側に接続された細長い金属板56が配設されている。これにより、球貯留部55Aから球整列部55Bへ移動する遊技球が該金属板56に接触することで、該遊技球に帯電した静電気を除去し得るように構成されている。なお、上球皿Eの球整列部55Bにおける第1球通過口43に臨む右端部には、該上球皿Eに貯留された遊技球を第2球通出路46へ通出可能とする球抜きユニット60が配設されている。
前記下球皿Fは、図8および図9に示すように、前方へ突出すると共に上方および後方へ開口して、多数個の遊技球を貯留し得る球貯留部70Aが形成された球皿本体70からなっている。球皿本体70は、球貯留部70Aが第2球通出口53の下方に位置するように設置部材32に固定され、第1球通出路22を介して球払出し部側から通出された遊技球や、第2球通出路46を介して上球皿Eから通出された遊技球を、該球貯留部70A内に一時的に貯留し得るようになっている。なお、球皿本体70の底部には、球抜き口71が形成されると共に、該球抜き口71を開閉可能なシャッター部材72が配設され、該シャッター部材72を開放操作することで、球貯留部70A内に貯留された遊技球を、球抜き口71を介してパチンコ機Pの前側下方へ通出させ得るようになっている。
図4および図5に示すように、上球皿Eの右前(可動演出装置Mの左側)には、スイッチユニット75が配設されている。このスイッチユニット75は、図柄表示装置の表示部Hにおける表示演出内容に合わせて使用される遊技スイッチ76や、所定の条件等を選択する選択スイッチ77や、所定の状態を表示する表示部78等が配設されている。そして、スイッチユニット75は、金属ベース部材80における設置部82の上面に載置した状態で配設される。
前記金属ベース部材80は、図6〜図9に示すように、前枠Cを構成する設置部材32に配設され、可動演出装置Mを載置した状態で支持するようになっている。ここで、金属ベース部材80は、設置部材32に固定される固定部81と、該固定部81から前方へ延出した設置部82とを備えている。金属ベース部材80は、例えば所要厚のスチール製の金属板材を、プレス成形により所要の外郭形状に裁断すると共に折曲して形成されたものである。このような金属ベース部材80は、可動演出装置Mを設置部82に載置した状態で支持するようになっている。また、設置部82は、上球皿Eの右前に設置されたスイッチユニット75の下方に位置して、該スイッチユニット75を下方から支持するようになっている。
前記固定部81は、図7(a)および図7(b)に示すように、設置部82の後縁から上方へ延出すると共に、該後縁を左右に延在するように形成されている。固定部81には、複数のネジ挿通孔92が設けられており、該ネジ挿通孔92に対して前側から挿通させたネジを設置部材32に締結することで、金属ベース部材80が設置部材32に固定される。また、設置部82の右縁には、固定部81を構成するブラケット93が、上方へ立設された状態で固定されており、該ブラケット93の上部が設置部材32に固定されている。これにより金属ベース部材80は、設置部82の右部分の変形が抑制されている。
前記金属ベース部材80には、図7(a)および図7(b)に示すように、設置部82に対する可動演出装置Mの浮き上がりを防止する装置保持部94が設けられている。この装置保持部94として、前述した第2補強部材87の立上がり部87Bの上端右部に、前方へ延出するよう設けられた保持片95と、設置部82に設けられた右側の係止部84の前端に設けられた係止部材としての保持部材96とを備えている。保持片95は、可動演出装置Mの装置本体200の底部に設けられた係止受部216(図13、図14(b)参照)に後側から挿通係止されるようになっており、該可動演出装置Mの底部を設置部82から浮き上がり不能に保持する。
また、前記金属ベース部材80には、図7(a)、図7(b)、図8(b)および図9に示すように、可動演出装置Mを覆蓋するカバー部材207を取り付けるカバー固定部(固定受部)97が設けられている。このカバー固定部97として、前述したブラケット93の上部に設けられた右固定部98と、設置部82の中央左側の上面に設けられた左固定部99とを備えている。右固定部98は、前方かつ左方へ傾斜した状態に形成されると共にネジ締結孔98Aが設けられており、カバー部材207の右側に形成された固定部としての第1取付片部366がネジにより固定される。また、左固定部99は、設置部82に固定される固定部から右上方へ立設された支持部99Aと、該支持部99Aの状態から右方へ延出すると共に前方へ傾斜した取付片99Bとを備えていると共に、該取付片99Bにはネジ締結孔99Cが設けられており、カバー部材207の左側に形成された固定部としての第2取付片部367がネジにより固定される。すなわち、右固定部98の上面と左固定部99の取付片99Bの上面とは、前下がりかつ左下がりとなる同一傾斜面上に位置している。従って、左固定部99および右固定部98に取付けられたカバー部材207は、図9および図10に示すように、設置部82に対して左前方へ傾斜した状態で配設される。
次に、実施例の可動演出装置Mについて説明する。実施例の可動演出装置Mは、図12〜図18に示すように、枠部材である前枠Cに取付けられる装置本体200と、第1回転支持部205を介して装置本体200に対し回転可能に支持された第1可動体201と、第1回転支持部205と交差する方向に軸線が延在する第2回転支持部206を介して第1可動体201に対し回転可能に支持された第2可動体202とを備えている。第1可動体201は、装置本体200に配設された第1駆動手段としての第1駆動モータ231の駆動により該装置本体200に対し回転すると共に、第2可動体202は、第1可動体201に配設された第2駆動手段としての第2駆動モータ331の駆動により第1可動体201に対し回転するよう構成されている。第2可動体202は、第1可動体201を挟んで位置する第1演出体203および第2演出体204を備え、第1可動体201に対して第2可動体202を組み付けることで略球体となるように構成され(図18、図19)、第1可動体201の回転に伴って第1演出体203が装置本体200から露出した状態(図12(a))および第2演出体204が装置本体200から露出した状態(図12(b))に変位する。そして可動演出装置Mは、図8および図10に示すように、前述した金属ベース部材80に対して、左前方に向けて下方傾斜した姿勢で前枠Cに配設される。また、金属ベース部材80に取り付けられた可動演出装置Mは、前装飾部材48およびカバー部材207によりカバーされ(図1参照)、手が直接に触れることができないようになっている。
前記装置本体200は、図18〜図23に示すように、略円形トレー状に形成されたベース体210と、該ベース体210の上方に取り付けられる環状の装飾体211とを備えている。ベース体210は、下方へ膨出すると共に上面が下方へ凹んだドーム状の球面部212と、該球面部212を囲繞する鍔部213とからなり、該球面部212と鍔部213とが一体に形成されている。球面部212の底部中央におけるやや左前部に、左右に延在すると共に前上がりに延在する面からなる平坦部214が形成されていると共に、鍔部213の底部における左前部に、左右に延在すると共に前上がりに延在する面からなる平坦部215が形成されている。両平坦部214,215は、同一平面上となるように形成されており、可動演出装置Mが前下がりの傾斜状態において、金属ベース部材80の設置部82の上面に面接触した状態で当接するようになっている。
前記第1駆動機構230は、図20〜図24に示すように、装置本体200のベース体210に取り付けられる第1フレーム体233に固定された第1駆動モータ(第1駆動手段)231と、該第1フレーム体233に配設され、第1可動体201に配設された従動ギア290に対して該第1駆動モータ231を連係する連係ギア232とを備えている。これにより第1駆動機構230は、第1駆動モータ231を正逆駆動制御することにより、装置本体200に対し第1回転支持部205を介して回転可能に支持された第1可動体201を第1位置(図12(a)、図28(a)参照)および第2位置(図12(b)、図28(b)参照)に反転させるようになっている。
前記第1駆動モータ231は、例えば正逆回転制御が可能なステッピングモータ等の電動モータであり、減速用のギアボックスを備え、遊技盤Dの後側に配設されて当該可動演出装置Mを制御する統括制御装置(図示せず)により駆動制御される。なお駆動手段としては、電動モータに限らず、流体を使用するアクチュエータや、ロータリーソレノイド等であってもよい。
前記中継基板255は、図22および図23に示すように、統括制御装置側とを連結する配線が接続される第1コネクタ256や、第1駆動モータ231に接続される配線が接続される第2コネクタ257や、後述する第1照明基板273に接続される配線が接続される第3コネクタ258を備えている。また中継基板255は、第1可動体201に配設された従動ギア290に設けられた被検知片294を検知する第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260を備えている。第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260は、本体軸支孔239を挟んで対向する位置に配設され、第1位置検知センサ259は第1可動体201の第1位置において被検知片294を検知し、第2位置検知センサ260は第1可動体201の第2位置において該被検知片294を検知するようになっている。
前記装飾体211は、図18、図22および図23に示すように、環状に形成された内装飾部材262と、該内装飾部材262の外側に外装される外装飾部材266とを備えている。内装飾部材262は、透光性を有する透明または半透明の成形部材であり、上端が鋸歯状に形成されると共に外周面が凹凸状に形成された装飾部262Aと、該装飾部262Aの下端から外周へ延出して該下端に沿って延在するリブ262Bとを備えている。装飾部262Aとリブ262Bとの境界部には、上下に貫通する複数(実施例では6個)の通孔262Cが設けられている。また、装飾部262Aには、内装飾部材262の中央を挟んだ右側に下方へ開口する第1凹部263が形成されると共に、中央を挟んだ左側に下方へ開口する第2凹部264が形成されている。第1凹部263は、ベース体210に配設した第1フレーム体233と該ベース体210に取り付けられる当該内装飾部材262とが干渉するのを回避するために形成され、第2凹部264は、該ベース体210に設けられた本体支持部223と該ベース体210に取り付けられる当該内装飾部材262とが干渉するのを回避するために形成されている。そして、第2凹部264の上端部には、本体支持部223の上面に配設した前述のスリーブ225に上方から当接する第3凹部265が、該第2凹部264に開口するように形成されている。すなわちスリーブ225は、本体支持部223に設けられた支持凹部224および第3凹部265により上下方向が挟持された状態で保持される。更に、第2凹部264の上端において、第3凹部265を挟んだ前側および後側には、スリーブ225に形成された突部225A,225Aに上方から当接する当接片265A,265Aが形成されており(図22、図23参照)、各当接片265A,265Aが凸部225A,225Aに当接することでスリーブ225の周方向への回転が規制される。
前記第1可動体201は、図18、図24および図25に示すように、第1半体270および第2半体271とを組み付けて構成されている。第1半体270は、円形状に形成されて一方に開口する部材であり、第2半体271は、円形状に形成された環状の部材である。第1可動体201には、第2可動体202を回転可能に支持する第2フレーム体272が配設されると共に、第2可動体202を構成する第1演出体203を内側から照明して明輝させる第1照明基板273と、該第2可動体を構成する第2演出体204を内側から照明して明輝させる第2照明基板274とを備えている。そして、第1可動体201は、第1回転支持部205を構成する本体軸支孔239および本体支持部223に配設されたスリーブ225により装置本体200のベース体210に回転可能に支持されると共に第1駆動機構230に連係され、該第1駆動機構230の第1駆動モータ231の正逆駆動制御により、装置本体200に対し回転して180度に反転するようになっている。
前記第1半体270は、図24および図25に示すように、円形に形成された円板部275と、この円板部275の外周縁から立設され、該円板部275の外周縁全周に亘って環状に形成された外周板部276とが一体に形成されている。円板部275は、その外周縁に沿って環状に形成された第1平坦部275Aと、該第1平坦部275Aより外方へ僅かに突出して円形状に形成された第2平坦部275Bとからなっている。第2平坦部275Bの中心には、第2回転支持部206を構成する第1軸支部277が、外方へ延出するように形成されている。第1軸支部277は、円板部275の厚み方向へ貫通する軸挿通孔277Aが形成され、この軸挿通孔277Aには、第2回転支持部206を構成する回転軸340が挿通され、第1軸支部277で回転軸340を回転可能に支持するようになっている。また、円板部275には、複数(実施例では10個)の照射調整部としての照射口278が、第1軸支部277を中心とする円周上において周方向へ等間隔に形成されている。各照射口278は、円形に形成されており、第1照明基板273に配設された第1発光手段としての第1発光LED309が、各々の照射口278に整合するように構成されており(図18、図29参照)、第1半体270は照射調整部材として機能する。
前記外周板部276は、図19、図24および図25に示すように、円板部275から離れるにつれて径方向外方へ傾斜しており、該円板部275側における直径より開口端部側における直径が僅かに大きくなっており、該外周板部276は球面の一部をなしている。そして、外周板部276の最大直径部において軸挿通孔277Aを挟んで左右に対向する部位に、円板部275の外面に対して鉛直に延在する平面に形成された第1取付部284および第2取付部285が設けられている。第1取付部284および第2取付部285は、軸挿通孔277Aの軸方向と直交する方向に延在する第1軸線L1の延在方向において平行に形成されている。第1取付部284には、外周板部276の端部に開口する半円状の第1凹部284Aが形成されていると共に、該第1凹部284Aの開口縁に沿う部分には、外方へ突出する半円弧状の第1突リブ284Bが形成されている。また第1取付部284には、外方へ突出する2個の第1固定ボス284C,284Cが形成されていると共に、両第1固定ボス284C,284Cの間に、外方へ突出する位置決めピン284Dが形成されている。一方、第2取付部285には、外周板部276の端部に開口する半円状の第2凹部285Aが形成されていると共に、該第2凹部285Aの開口縁に沿う部分には、外方へ突出する半円弧状の第2突リブ285Bが形成されている。また第2取付部285には、外方へ突出する2個の第2固定ボス285C,285Cが形成されている。更に、外周板部276の開口端部276Aは、周方向へ所要間隔毎に凹凸状に形成されている(図25参照)。
前記第2半体271は、図19、図24および図25に示すように、第1半体270の外周板部276の開口端に整合する大きさで環状に形成されている。そして、第2半体271は、第1半体270の外周板部276から離れるにつれて径方向内方へ傾斜しており、外周板部276に当接する第1外周端部271A側の開口直径より、該第1外周端部271Aと反対側の第2外周端部271B側の開口直径が僅かに小さくなっており、該第2半体271は球面の一部をなしている。そして、第2半体271の外周部において、第1半体270に設けられた第1取付部284に整合する部位に第3取付部287が設けられると共に、該第1半体270に設けられた第2取付部285に整合する部位に第4取付部288が設けられている。第3取付部287は、第1取付部284と同一平面となるように構成され、第4取付部288は第2取付部285と同一平面となるように構成されている。なお、第2半体271は、第1可動体201の第2位置において、装飾体211により覆われる(図12(b))参照。
前記従動ギア290は、図18、図19および図24に示すように、外周部に歯部291が形成された平歯車である。そして、従動ギア290の一方の端面には、前述した2つの第1突リブ284B,284Bおよび2つの第3突リブ287B,287Bが嵌合可能な4つの凹部292,292,292,292が形成されていると共に、各凹部292,292,292,292には、他方の端面に貫通するネジ挿通孔が形成されている。すなわち、各第1突リブ284B,284Bおよび各第3突リブ287B,287Bを対応する凹部292,292,292,292の各々に嵌合させると共に、ネジ挿通孔を介して各突リブ284B,284B,287B,287Bにネジを締結することで、第1取付部284および第3取付部287に跨がった状態で従動ギア290が第1可動体201に固定される。そして従動ギア290には、その回転中心に、第1回転支持部205を構成する回転支軸293が、他方の端面側から外方へ延出した状態で配設されている。この回転支軸293は、図17に示すように、第1駆動機構230における第1フレーム体233に設けられた本体軸支孔239に挿通され、該本体軸支孔239に回転可能に支持されるようになっている。更に、従動ギア290の他方の端面には、前述した第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260に検知される被検知片294が設けられている。被検知片294は、従動ギア290の回転中心を中心として円弧状に延在するリブ状を呈している。
前記回転支持部材296は、図22に示すように、中央に貫通孔が形成されたドーナツ状に形成され、該回転支持部材296の一方の端面には、前述した2つの第2突リブ285B,285Bおよび2つの第4突リブ288B,288こが嵌合可能な4つの凹部297,297,297,297が形成されていると共に、各凹部297,297,297,297には、他方の端面に貫通するネジ挿通孔が形成されている。すなわち、各第2突リブ285B,285Bおよび各第4突リブ288B,288Bを対応する凹部297,297,297,297の各々に嵌合させると共に、ネジ挿通孔を介して各突リブ285B,285B,288B,288Bにネジを締結することで、第2取付部285および第4取付部288に跨がった状態で回転支持部材296が第1可動体201に固定される。そして回転支持部材296には、第1回転支持部205を構成する円筒状の回転支持部298が、該回転支持部材296の他方の端面側から外方へ延出した状態に形成されている。この回転支持部298は、図17に示すように、ベース体210に立設された本体支持部223に支持されたスリーブ225に挿通され、該スリーブ225に対して摺動回転可能に支持されるようになっている。ここで、回転支軸293の軸中心および回転支持部298の軸中心を通る直線が、第1回転支持部205の軸線である第1軸線L1となる。
実施例の可動演出装置Mは、第1可動体201を第1位置および第2位置の各位置で保持する保持手段300を備えている。ここで保持手段300は、図18および図25に示すように、第1可動体201に設けられ、該第1可動体201の回転により移動する被保持体(保持部)301と、装置本体200に設けられ、前述した台座部226の上面に配設された第1保持板(第1保持受部)302と、装置本体200に設けられ、台座部226の上面に配設された第2保持板(第2保持受部)303とで構成されている。被保持体301は、図24、図25および図28に示すように、回転支持部材296の外周面において、第1半体270の外周板部276と第2半体271との境界部に整合する位置に、該回転支持部材296の径方向外方および他方の端面から延出した状態に形成された固定部304に固定されている。従って被保持体301は、第1可動体201が第1位置と第2位置との間を回転することで、第1軸線L1を中心とした上方へ凸となる円弧状に移動する。ここで、被保持体301は、矩形ブロック状に形成された磁石が採用されている。
前記第1照明基板273は、図24および図25に示すように、第1半体270の円板部275の内面と略同じ外形形状で略円形に形成されている。そして、第1照明基板273は、その中央に、前述した軸挿通孔277Aに挿通した回転軸340の挿通を許容する開口307が形成されると共に、外周縁には、フレーム固定部280における4つの支持ボス283に整合する凹部308が形成されている。また、開口307を挟んだ両側に、前述した位置決め孔305,305およびネジ挿通孔307,307が形成されている。そして、第1照明基板273は、円板部275に対向する表面273Aに、開口307を中心とする円周上に複数(実施例では10個)の第1発光LED(第1発光手段)309が、周方向へ等間隔に配設されている。各第1発光LED309は、第1照明基板273を基板設置部279に固定した際に、円板部275に設けられた各照射口278に臨む位置に配設されている。また、第1照明基板273の裏面273Bには、開口307に隣接する部位に第3位置検知センサ310が配設されていると共に、前述した中継基板255の第3コネクタ258に接続された配線が接続される第4コネクタ311や、第2照明基板274の第7コネクタ329に接続される配線が接続される第5コネクタ312や、第2駆動モータ331に接続される配線が接続される第6コネクタ313等が配設されている。第3位置検知センサ310は、従動ギア290の被検知片294を検知するようになっている。なお、第1発光LED309は、様々な色で発光可能なフルカラータイプのチップLEDが採用されている。
前記第1可動体201の内部に配設される第2フレーム体272は、図17、図24および図25に示すように、略長方形に形成されたベース部315と、該ベース部315の略中央から上方へ延出して上下に貫通する軸挿通孔316Aが形成された筒状の第2軸支部316が一体的に形成された成形部材である。また、第2フレーム体272のベース部315には、第2可動体202を回転するため第2駆動機構330が配設されている。
前記ベース部315は、図24および図25に示すように、略矩形で凹凸状に形成されたベース板315Aと、該ベース板315Aの外周縁全周に亘って延在すると共に下方に突出した外周リブ315Bとが一体的に形成され、第2可動体202を回転可能に支持するために充分な剛性を有している。そして、ベース部315における4つの各角部に、第1半体270に設けられた前述の4つの支持ボス283に各々整合する嵌合凹部317が形成されている。また、嵌合凹部317において、ベース部315の長手方向の両端縁(短手縁)に隣接する部位には、上方へ延出した複数(実施例では4個)の取付ボス318が形成されている。各取付ボス318は、第2照明基板274に形成された4つの各ネジ挿通孔326の端面に整合する位置に形成されていると共に、各ネジ挿通孔326を介して挿通されたネジが締結可能となっている。すなわち、各取付ボス318は、図17に示すように、ベース部315との間に隙間を画成した状態で該第2照明基板274を固定支持するようになっている。また、ベース部315の短手方向の両端縁(長手縁)に隣接した部位に、上方へ延出した位置決めピン319,319が形成されている。各位置決めピン319,319は、第2照明基板274に形成された位置決め孔327,327に各々嵌合するようになっている。
第2回転支持部206を構成する前記第2軸支部316は、図17、図24および図25に示すように、第1半体270に設けられた第1軸支部277と反対方向へ延出した状態に形成され、該第2軸支部316の軸挿通孔316Aと第1軸支部277の軸挿通孔277Aとは直線上に位置する。すなわち、第2軸支部316の軸挿通孔316Aと第1軸支部277の軸挿通孔277Aを通る軸線が、第2回転支持部206の軸線である第2軸線L2となっており、第2可動体202を支持する回転軸340が貫通可能となっている。ここで、図17に示すように、第2回転支持部206の第2軸線L2は、第1回転支持部205の第1軸線Lの中間において該第1軸線L1と直交するよう延在している。
前記第2照明基板274は、図24および図25に示すように、第1可動体201の第2半体271における第2外周端部271Bの内側の開口形状と略同形の外形形状で略円形に形成されている。そして、第2照明基板274は、その中央に、第2フレーム体272に形成された第2軸支部316の挿通を許容する開口325が形成されると共に、外周縁に隣接する部分には、該第2フレーム体272に形成された4つの各取付ボス318の先端に整合する4つのネジ挿通孔326が形成されている。また、第2照明基板274は、2つの位置決め孔327,327が形成されており、第2フレーム体272に形成された2つの位置決めピン319,319が各位置決め孔327,327に嵌合するようになっている。そして第2照明基板274は、複数の第2発光LED(第2発光手段)328が配設された表面274Aを、第1可動体201の外側に向いた状態で第2基板設置部279に固定される。第2発光LED328は、第2照明基板274の表面274A全体に略均一に分布するように配設されており、第2可動体202における第2演出体204の内側全体を照射して、該第2演出体204の全体を略均一に明輝させ得るようになっている。なお、第2発光LED328は、例えば白色の単色発光が可能なチップLEDである。
前記第2駆動機構330は、図17、図24および図25に示すように、第1可動体201の第1半体270に取り付けられる第2フレーム体272に固定された第2駆動モータ(第2駆動手段)331と、該第2駆動モータ331に連係されて、回転軸340に固定された従動ギア332とを備えている。第2フレーム体272のベース部315に設けられたモータ固定部320には、該ベース部315を上下に貫通して前述したギア収容部321に開口する挿通口323が形成されており、第2駆動モータ331は、駆動軸331Aを該挿通口323を介して下方へ延出させた倒立状態でモータ固定部320に固定されている。第2駆動モータ331の駆動軸331Aには、従動ギア332に噛合する駆動ギア333が固定されており、該第2駆動モータ331を正逆回転駆動させると従動ギア332が従動回転するようになっている。従って、第2駆動機構330の第2駆動モータ331を正逆駆動制御することにより、第1可動体201に回転軸340を介して回転可能に支持された第2可動体202を、該第1可動体201に対して回転させるようになっている。なお、従動ギア332の下側に位置する端面には、下方へ延出した第3被検知片334が設けられ、該第3被検知片334は第1照明基板273に配設された第3位置検知センサ310により検知されるようになっており、該第3位置検知センサ310が第3被検知片334を検知した位置が第2可動体202の原点位置に設定されている。
前記第2駆動モータ331は、例えば正逆回転制御が可能なステッピングモータ等の電動モータであり、減速用のギアボックスを備え、前述した統括制御装置により駆動制御される。なお駆動手段としては、電動モータに限らず、流体を使用するアクチュエータや、ロータリーソレノイド等であってもよい。なお、第2駆動モータ331は、第2フレーム体272のベース部315と第2照明基板274との間に収容されている。
前記第2可動体202は、図17〜図21、図26および図27に示すように、第1可動体201を貫通する第2回転支持部としての回転軸340の一方端部に取り付けられた第1演出体203および該回転軸340の他方端部に取り付けられた第2演出体204を備えている。すなわち第1演出体203は、第1可動体201の第1半体270から外方へ延出した回転軸340の第1端部(一方端部)340Aに取り付けられて該第1半体270に隣接して設けられ、第2演出体204は、第1可動体201の第2半体271から外方へ延出した該回転軸340の第2端部(他方端部)340Bに取り付けられて該第2半体271に隣接して設けられている。そして第2可動体202は、第2駆動機構330の第2駆動モータ331の駆動により、第1可動体201を挟んで第1演出体203および第2演出体204が同期して回転するよう構成されている。
前記第1演出体203は、図26および図27に示すように、傘状に構成された組立部材である。第2演出体204は、回転軸340の第1端部340Aに固定された仕切り部材341と、該仕切り部材341の外側に固定される被覆部材342と、仕切り部材341と被覆部材342との間に配設される光拡散部材343とを備えている。光拡散部材343には、複数(実施例では5個)の光拡散部351が設けられており、各光拡散部351は、被覆部材342に設けられた各開口354を介して外方へ球面状に露出している。そして、各光拡散部351は、第1可動体201の第1半体270に設置された第1照明基板273の各第1発光LED309の発光制御により照射された照射光が、該光拡散部351の内面351Bに照射されることで、該光拡散部351の外面351Aに所要の光模様Rを表示するようになっている(図32参照)。
前記仕切り部材341は、図26、図27および図29に示すように、円筒状の本体部344と、本体部344の外周面から径方向外方へ放射状に延出する複数(実施例では5個)の仕切り壁部345とを備えている。各仕切り壁部345は、本体部344の周方向へ等間隔に配設されており、光拡散部材343に設けられた各光拡散部351の間に位置して、隣接する光拡散部351を仕切るようになっている。そして、各仕切り壁部345は、第1可動体201の第1半体270に対向する下端縁が該本体部344の外周面から鉛直の直線状に形成され、上端縁が該本体部344の外周面から先端に向かうにつれて下方へ湾曲状に傾斜しており、各仕切り壁部345の先端は鋭角的に形成されている(図31参照)。また、本体部344の外側から各仕切り壁部345の上端縁に亘って形成された球面状の支持壁部346が形成されており、該支持壁部346が光拡散部材343の内面に面接触するよう構成されている。
前記光拡散部材343は、外面に光拡散模様が設けられて透光性を有する光拡散シートから形成された薄肉の部材である。光拡散シートは、合成樹脂製の薄肉シート材であり、その一方の外面に光拡散模様が設けられると共に、他方の外面は平滑な光沢面となっている。ここで、光拡散シートに設けられた光拡散模様は、該光拡散シートの外面に形成された多数の微細な溝により形成されている。そして、光拡散部材343は、加熱により軟化させた光拡散シートを、真空成形または圧空成形技術により図26および図27に示す形状に成形されたものであり、光拡散模様が形成された側を外面とすると共に平滑に形成された側を内面とした向きで形成されている。
前記被覆部材342は、図26、図27および図31に示すように、お椀状に形成されて、周方向へ等間隔に形成された複数(実施例では5個)の開口354を備えている。各開口354は、光拡散部材343の各光拡散部351が整合する位置に設けられると共に、該光拡散部351が整合する開口形状に形成されている。被覆部材342の外面342Aは、所要の意匠形状に形成されると共に、メッキ等の表面処理が施されている。また、被覆部材342の内面342Bは、光拡散部材343の本体部350に面接触し得る凹曲面状に形成されると共に、前述した3つの固定ボス355が突設されている(図27参照)。なお、被覆部材342は、開口側の外径寸法が、第1可動体201の第1半体270における円板部275の外径寸法と略同じに設定されている。
次に、第2可動体202の第1演出体203に設けられた各光拡散部351と、第1可動体201に設置された第1照明基板273に配設され、各光拡散部351を内側から発光照射する各第1発光LED309との関係について説明する。図29および図30に示すように、10個の各第1発光LED309は、中心線である第2軸線L2と軸心が一致する回転軸340を配設中心として円をなすように第1照明基板273に配設されている。各第1発光LED309は、回転軸340を中心とする円の周方向へ等間隔に配設されている。また、5個の各光拡散部351は、図30に示すように、回転軸340を配設中心として円をなすように配設されている。各光拡散部351は、回転軸340を中心とする円の周方向へ等間隔に配設されている。そして、第1可動体201に対して第2可動体202が回転軸340を中心として相対的に回転することで、光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置が、回転軸340を中心として円周方向へ相対的に移動するよう構成されている(図30参照)。
前記第2演出体204は、図17、図26および図27に示すように、半球状に形成された成形部材である。第2演出体204は、半球状装飾部360と、該半球状装飾部360の内側の中心から延出した筒状の取付固定部361とを備えている。そして、半球状装飾部360および取付固定部361が、透明または半透明の合成樹脂から一体形成されており、該半球状装飾部360は光の透過が可能に構成されている。また、半球状装飾部360は、その開口側の外径が、第1可動体201の第2半体271における第2外周端部271B側の外径と略同じくなるように形成されており、該半球状装飾部360と第2半体271とは略球体の半分を構成している。半球状装飾部360の外面は、所要の凹凸をなす意匠形状に形成されている。このような第2演出体204は、取付固定部361に回転軸340の第2端部340Bを差し込んで固定することで該回転軸340に対して回転不能に固定されると共に、第2照明基板274を覆蓋した状態に配設される。
前記カバー部材207は、図9に示すように、可動演出装置Mを上方から覆う半球状のカバー部365と、該カバー部365の開口部の中心を挟んだ両側に設けられ、開口端に径方向外方へ延出するように設けられた第1取付片部366および第2取付片部367とを備えている。第1取付片部366は、金属ベース部材80に設けられた右固定部98に固定され、第2取付片部367は、金属ベース部材80に設けられた左固定部99に固定されるようになっている。カバー部材207は、透明な硬質の合成樹脂から成形され、金属ベース部材80に固定した状態において、可動演出装置Mを非接触状態で透視可能に保護し得るようになっている。
前述のように構成された実施例のパチンコ機Pは、前枠Cを構成する設置部材32の前側に、前方へ演出するよう形成された金属製の金属ベース部材80を固定し、可動演出装置Mが、該金属ベース部材80の設置部82に対して載置された状態で配設される。すなわち、金属ベース部材80の設置部82に設けられた保持片95を、可動演出装置Mのベース体210の底部に形成された係止受部216に係止させると共に、該設置部82に設けられた保持部材96でベース体210の前部を保持することで、金属ベース部材80に可動演出装置Mを支持させることができる。
前記可動演出装置Mは、第1駆動モータ231を正逆駆動制御することにより、第1可動体201が装置本体200に対して第1回転支持部205の第1軸線L1を中心として180度回転し、図12(a)に示す第1位置および図12(b)に示す第2位置に姿勢変位する。そして、第1駆動モータ231の正転駆動により、第1可動体201が第2位置側から第1位置側へ回転する際には、被検知片294が第1位置検知センサ259で検知されると、該第1可動体201が第1位置に到来したことが認識され、第1駆動モータ231の駆動を停止する。また、第1可動体201が第1位置に到来した際には、図28(a)に示すように、第1可動体201に設けられた被保持体301が、装置本体200に設けられた第1保持板302に磁力により吸着保持されるから、第1駆動モータ231の停止状態において当該第1可動体201を第1位置に保持させ得ると共に、第2可動体202の第1演出体203が装置本体200から外方へ露出した状態に保持し得る。また、第2可動体202が回転しても、第1可動体201が第1位置に保持される。
前記可動演出装置Mは、第2駆動モータ331を駆動制御することにより、第2可動体202が第1可動体201に対して第2回転支持部206の第2軸線L2を中心として回転する。そして、第1位置に第1可動体201が停止している場合には、装置本体200から露出した第1演出体203が回転して見えるようになり、第2位置に第1可動体201が停止している場合には、装置本体200から露出した第2演出体204が回転して見えるようになり、第1可動体201の回転に伴い、意匠が異なる2種類の第1演出体203および第2演出体204が演出される。
本発明に係る遊技機は、実施例に例示の形態に限らず種々の変更が可能である。
(1)実施例では、装置本体200に対する第1可動体201の回転中心である第1軸線L1と、第1可動体201に対する第2可動体202の回転中心である第2軸線L2とが、直交する関係とした構成を例示したが、第1軸線L1および第2軸線L2が斜めに交差する関係で第1可動体201に対して第2可動体202を配設した構成であってもよい。
(2)第1可動体201は、回転範囲を180度として反転する構成を例示したが、該第1可動体201は、180度以上に回転するよう構成してもよい。同様に、第2可動体202は、所要の角度範囲において回転するよう構成してもよい。
(3)実施例では、第1可動体201に対して第2可動体202が回転可能に配設され、第1可動体201に固定された第1照明基板273の第1発光LED309に対して、第2可動体202に配設した光拡散部材343および仕切り部材341を回転移動させることで、第1発光LED309に対して光拡散部351を移動させ、該光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置を変更する態様を例示したが、逆の構成であってもよい。すなわち、第2可動体202に配設された光拡散部材343および仕切り部材341を移動不能に固定すると共に、第1発光LED309を回転軸340を中心として円周方向へ回転移動させるようにしても、光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置を変更することが可能である。
(4)光拡散部351における外方へ膨出する形状は、実施例のような球面状に限らない。例えば、光拡散部351の形状は、円錐状、角錐状、多角形状等であってもよい。
(5)光拡散部351および第1発光LED309の配設数は、実施例で例示のものに限らず、光拡散部351は、4個以下または6個以上であってもよく、第1発光LED309は、10個以下または11個以上であってもよい。
(6)各第1発光LED309および各光拡散部351を各々円となるように配設する場合は、該第1発光LED309の配列中心と該光拡散部351の配列中心を一致させる必要はなく、光拡散部351が第1発光LED309の照射光による照射範囲内であれは、両配列中心を適宜ずれていてもよい。
(7)各第1発光LED309および各光拡散部351を円となるように配設する場合は、真円に限らず、楕円となるように配設してもよい。
(8)第2可動体202の第1演出体203を照射する第1発光LED309を備えた第1照明基板273および第2演出体204を照射する第2発光LED328を備えた第2照明基板274は、該第2可動体202の内側に配設するようにしてもよい。
(9)照射調整部としての照射口278は、実施例に例示した円形に限らず、光拡散部351の輪郭形状に合わせて、楕円形状や多角形状等としてもよい。また、照射口278の開口サイズは、光拡散部351の大きさに合わせて適宜変更され得る。
(10)実施例では、前枠Cに可動演出装置Mを配設した形態を例示したが、該可動演出装置Mは、中枠Bにおける前枠Cの窓口31から視認可能な位置に配設してもよい。
(11)金属ベース部材80は、実施例に例示した前方へ延出する形態のものに限らず、様々な形態のものが実施可能である。例えば、板状に形成されて前枠Cの前面に沿うよう垂直に配設される形態や、上下方向に延在した状態で前方へ延出するよう前枠Cの前面に配設される形態や、前下がりまたは前上がりに延出する形態であってもよい。また、金属ベース部材80は、前枠Cの後側に固定されて、前枠Cに形成された開口を介して該前枠Cの前側へ延出する形態であってもよい。
(12)実施例では、遊技機としてのパチンコ機を示したが、遊技機はパチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やスロットマシン等であってもよい。
96 保持部材(係止部材),97 カバー固定部(固定受部),207 カバー部材
227 ネジ締結部(係止受部),366 第1取付片部(固定部)
367 第2取付片部(固定部),C 前枠(枠部材),M 可動演出装置
Claims (5)
- 動作による演出を行なう可動演出装置が機体を構成する枠部材に配設された遊技機において、
前記枠部材に金属ベース部材が配設され、
前記金属ベース部材に前記可動演出装置が配設された
ことを特徴とする遊技機。 - 前記金属ベース部材は、前記枠部材に固定される固定部と、該固定部から前方へ延出した設置部とを備え、
前記可動演出装置は、前記設置部に載置した状態で前記金属ベース部材に配設される請求項1記載の遊技機。 - 前記枠部材は、前記金属ベース部材の前側に位置する前カバー部材を備え、
前記金属ベース部材における設置部の前部が、前記前カバー部材に固定されるよう構成された請求項2記載の遊技機。 - 前記金属ベース部材には、前記可動演出装置に設けた係止受部に係脱可能に姿勢変位する係止部材が設けられ、
前記係止部材を姿勢変位させて前記係止受部に係止することで、前記可動演出装置が前記金属ベース部材に保持されるよう構成された請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。 - 前記枠部材には、該枠部材の外面をなして外方へ露出し、前記可動演出装置を視認可能に上方からカバーするカバー部材を備え、
前記金属ベース部材には、前記カバー部材に設けられた固定部を固定する固定受部が設けられている請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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