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JP2014054755A - 液体吐出装置及び画像形成装置 - Google Patents

液体吐出装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2014054755A
JP2014054755A JP2012200308A JP2012200308A JP2014054755A JP 2014054755 A JP2014054755 A JP 2014054755A JP 2012200308 A JP2012200308 A JP 2012200308A JP 2012200308 A JP2012200308 A JP 2012200308A JP 2014054755 A JP2014054755 A JP 2014054755A
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liquid
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JP2012200308A
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Yoichi Kawabata
川端陽一
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】構成が簡単でコストを上昇させることなく、キャップ部材の排出孔から流出したインクや充填液等を確実に廃液収容部に効率良く誘導する。
【解決手段】維持回復装置は、吐出ヘッドの吐出面を吸引するための吸引キャップ82aと、吸引を行わずに吐出ヘッドの吐出面を保護する保護キャップ82bとを有している。吸引キャップ82aからの液体を収納する交換式の廃液タンク264と、維持回復装置の下方に配置され空吐出受け84で受けた液体を収納する非交換式の廃液収容部260とを設け、保護キャップ34bの排出孔から維持回復装置の筐体内に流出した流出液を廃液収容部260に誘導する誘導経路90を維持回復装置筐体の底部89に備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、液滴を吐出する液体吐出装置および液体吐出装置を備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、コピー機、複写機複合機等の画像形成装置として、インクを滴状にして吐出し、所定の画像を得るインクジェット記録方式のものが知られている。このような液滴吐出記録方式の画像形成装置では、微細な吐出口からインク滴を吐出させるため、乾燥によるインクの増粘や固着あるいはインク中に生じる気泡などに起因して吐出口に目詰まりが発生し、吐出不良になることがある。そこで、このような吐出不良を防止するために、インク吐出機能を正常な状態に維持・回復するための維持回復装置が設けられている。一般に、維持回復装置は、キャップ部材、ワイパーブレード、空吐出受け、吸引ポンプ、廃液タンク等で構成され、ノズル近傍に付着した異物、増粘・固着した液滴を取り除き、液滴吐出面を保湿し、正常に所望の吐出特性を得るようにしている。
このような維持回復装置のキャップ部材においては、記録ヘッドに充填されているインクや、インク充填前の段階で記録ヘッドに予備的に充填されている充填液が輸送時に気温や気圧の変化により、ヘッドから垂れてキャップ部材内部へ流入することがある。特に、吸引をしない、ヘッドの保護だけを目的として取り付けられているキャップ(以下、保湿キャップ)では、流入したインクや充填液を排出するための排出孔がキャップ下部に設けられている。
さらに、前記キャップの排出孔から維持回復装置内部に流出したインクや充填液が周囲の部品に付着したり機内を汚染しないよう、保湿キャップ排出孔の鉛直方向の下部に、液体を吸収する吸収部材を備えることが既に知られている。
また、特開2012−35503号公報(特許文献1)には、キャップ密閉時またはキャップ開放後に、キャップ部材内に残ったインクやキャップ部材の開口縁部に付着したインクが垂れ落ちて機内を汚染することを防止する目的で、記録ヘッドのノズル面に当接するキャップの開口縁部の鉛直方向下方位置に配置され、受け取ったインクを排出する排出口を有するインク受け部材と、そのインク受け部材の排出口から排出されるインクを廃液タンクまで搬送するための排出管とを有する構成が開示されている。
しかしながら、従来の、保湿キャップの下部に吸収部材を配置する構成では、吸収部材が吸収できる(収容できる)液体の容積が限られており、多くのインクや充填液が流出した場合、例えば輸送時以外に流出したインクや充填液については収容しきれないため、生産工程等で突発的にインクや充填液の流出が発生した場合は、ユニットの清掃や吸収体の交換作業が発生し、生産性が低下するという問題があった。また、吸収体自体のコストが発生するため、低コストが要求される機体においては部品点数の削減が求められているところである。
また、上記特許文献1に記載されたものでは、キャップを記録ヘッドに当接した状態において流出したインクや充填液を排出・誘導することが出来ず、機内を汚染しないようにするためには、流出したインク及び充填液を誘導する経路や吸収部材が別途必要となってしまい、構成が複雑となってコストが上昇するという問題がある。
本発明は、従来の液体吐出装置における上述の問題を解決し、構成が簡単でコストを上昇させることなく、キャップ部材の排出孔から流出したインクや充填液等を確実に廃液収容部に効率良く誘導することのできる液体吐出装置、画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するため、本発明は、液滴を吐出する吐出ヘッドを有し、前記吐出ヘッドの状態を維持回復するための維持回復装置を備える液体吐出装置において、前記維持回復装置は、前記吐出ヘッドの吐出安定性を保持するために吐出ヘッドから空吐出又は予備吐出される液体を受ける空吐出受けと、前記吐出ヘッドの吐出面を覆い吐出された液体を吸引手段によって吸引するための吸引キャップと、前記吐出ヘッドの吐出面を覆い前記吸引手段による吸引を行わずに吐出面を保護する保護キャップとを含み、前記吸引キャップからの液体を収納する交換式の廃液タンクと、前記維持回復装置の下方に配置され前記空吐出受けで受けた液体を収納する非交換式の廃液収容部とを設け、前記保護キャップの排出孔から前記維持回復装置の筐体内に流出した流出液を前記廃液収容部に誘導する誘導経路を前記筐体の底部に備えることを特徴とする。
本発明の液体吐出装置によれば、吸引キャップからの液体を収納する交換式の廃液タンクと、前記維持回復装置の下方に配置され前記空吐出受けで受けた液体を収納する非交換式の廃液収容部とを設け、前記保護キャップの排出孔から前記維持回復装置の筐体内に流出した流出液を前記廃液収容部に誘導する誘導経路を前記筐体の底部に備えるので、従来必要であった液体吸収部材が不要となり、また、出荷前の確認作業も要らず、コストの抑制が可能となる。また、流出液を吸収しきれなくなる恐れも無く、流出液の漏出や吸収部材交換に伴う装置停止による生産性の低下を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の斜視図である。 その断面構成図である。 その画像形成部を示す平面図である。 維持回復機構の外観斜視説明図である。 維持回復機構を一部展開した状態で示す模式的説明図である。 維持回復機構の底部に設けた誘導経路の構成例を示す図である。 維持回復機構の底部に設けた誘導経路の変形例を示す図である。 維持回復機構の第2実施例を示す、模式的な説明図である。 維持回復機構の比較例を示す模式的説明図である。
図1は、本発明に係る液体吐出装置を画像記録に用いた画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置(以下、インクジェットプリンタ、又は単にプリンタと記すこともある)を示す斜視図である。
このインクジェット記録装置は、装置本体1と、装置本体1に装着された用紙を装填するための給紙トレイ2と、装置本体1に着脱自在に装着されて画像が記録( 形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3とを備えている。さらに、装置本体1の前面の一端部側( 給排紙トレイ部の側方)には、前面から装置本体1の前方側に突き出し、上面よりも低くなったインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部4を有し、このカートリッジ装填部4の上面は操作ボタンや表示器などを設ける操作/表示部5としている。
このカートリッジ装填部4には、色の異なる色材である記録液(インク)、例えば黒(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した複数の記録液カートリッジであるインクカートリッジ10k、10c、10m、10y(色を区別しないときは「インクカートリッジ10」という)を、装置本体1の前面側から後方側に向って挿入して装填可能とし、このカートリッジ装填部4の前面側には、インクカートリッジ10を着脱するときに開く前カバー(カートリッジカバー)6を開閉可能に設けている。
図2は、図1のインクジェット記録装置の断面構成図である。また、図3は、画像形成部を示す平面図である。
これらの図に示すように、左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モーターによってタイミングベルトを介して図3で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34a、34b( 区別しないときは「記録ヘッド34」という)を、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド34aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド34bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
記録ヘッド34を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのヘッドタンク35a、35b(区別しないときは「ヘッドタンク35」という)を搭載している。このサブタンク35には各色の供給チューブ36を介して、前述したように、カートリッジ装填部4に装着された各色のインクカートリッジ10から各色のインクが補充供給される。なお、このカートリッジ装填部4にはインクカートリッジ10内のインクを送液するための供給ポンプユニット24が設けられている。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。
また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト51は、図示しない副走査モーターによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによって図3のベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロ63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、図3に示すように、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復装置である維持回復機構81を配置している。
この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という)82a、82b(区別しないときは「キャップ82」という)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパブレード83と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84などを備えている。なお、ヘッドの維持回復動作によって生じる廃液を収容するための廃液タンク87(図2参照)は装置本体に対して交換可能に装着される。
また、図3に示すように、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける本発明に係る液体回収容器であるインク回収ユニット(空吐出受け)88を配置し、このインク回収ユニット88には記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口部89などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド37で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90度搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ33は維持回復機構81側に移動されて、キャップ82で記録ヘッド34がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ82で記録ヘッド34をキャッピングした状態で図示しない吸引ポンプによってノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行う。
また、記録開始前、記録途中などには回収ユニット88などに向けて記録と関係しないインク(廃液となる液体の液滴)を吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド34の安定した吐出性能を維持する。
次に、維持回復機構81の概要について、図4及び図5を参照して説明する。なお、図4は同維持回復機構の外観斜視説明図、図5は同維持回復機構を一部展開した状態で示す模式的説明図である。
この維持回復機構81には、前述したように、吸引及び保湿用キャップ82aを保持する保持機構を含むキャップホルダ201Aと、保湿用キャップ82bを保持する保持機構を含むキャップホルダ201Bと、記録ヘッド34のノズル面(ノズルが形成された面)を清浄化する(拭き取る) ための弾性体からなるブレードであるワイパブレード83を保持するブレードホルダ203と、記録ヘッド34から印字に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作(予備吐出動作)を行うための空吐出受け84と、ワイパブレード83を清浄化するためのワイパークリーナ85(図4のみ図示)が配置されている。
ここで、キャップ82aには可撓性チューブ210を介して吸引手段であるチュービングポンプ(吸引ポンプ)211を接続している。したがって、記録ヘッド34の維持回復動作を行うときには、回復動作を行う記録ヘッド34をキャップ82aによってキャッピング可能な位置に選択的に移動させる。
また、可撓性チューブ210は、維持回復機構81と別個に設けられた液体収容タンク264(交換式廃液タンク)に接続され、印字に寄与しない記録液や充填液について、チュービングポンプ211を介して液体収容タンク264に送液する。なお、チュービングポンプ211を介して送液される記録液は蒸発が進んでいないため、比較的粘性が低く、液体収容タンク264の内部には、繊維状の液体吸収保持部材265が備えられ、タンク内に収容された液体が流出しないよう保持する。また、液体収容タンク264(交換式廃液タンク)は密閉式で容易に着脱可能であり、ユーザーにより交換可能な構成になっている。
一方で、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパブレード83と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出あるいは予備吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84から排出された記録液は廃液収容容器260(非交換式廃液収容部)に収容保持する。
また、これらのキャップホルダ201A、201Bの下方にはフレーム212に回転自在に支持したカム軸213を配置し、このカム軸213には、キャップホルダ201A、201Bを昇降させるためのキャップカム214A、214Bと、ブレードホルダ203を昇降させるためのワイパーカム215と、図5では図示を省略しているワイパークリーナ85を揺動させるためのクリーナーカムをそれぞれ設けている。
そして、チュービングポンプ211及びカム軸213を回転駆動するために、モーター221の回転をモーター軸221a に設けたモーターギヤ222に、チュービングポンプ211のポンプ軸211aに設けたポンプギヤ223を噛み合わせ、更にこのポンプギヤ223と一体の中間ギヤ224に中間ギヤ225を介して一方向クラッチ227付きの中間ギヤ226を噛み合わせ、この中間ギヤ226と同軸の中間ギヤ228に中間ギヤ229を介してカム軸213に固定したカムギヤ230を噛み合わせている。
この維持回復機構81においては、モーター221が正転することによってモーターギヤ222、中間ギヤ224、ポンプギヤ223、中間ギヤ225、226までが回転し、チュービングポンプ211の軸211aが回転することでチュービングポンプ211が作動して、キャップ82a内を吸引する( この動作を「キャップ内吸引」又は「ヘッド吸引」という)。その他のギヤ228以降は一方向クラッチ227によって回転が遮断されるので回転(作動)しない。 また、モーター221が逆転することによって、一方向クラッチ227が連結されるので、モーター221の回転が、モーターギヤ222、中間ギヤ224、ポンプギヤ223、中間ギヤ225、226、228、229を経てカムギヤ230に伝達され、カム軸213が回転する。このとき、チュービングポンプ211はポンプ軸211aの逆転では作動しない構造となっている。このカム軸213の回転によってキャップカム214A、214B及びワイパーカム215がそれぞれ所定のタイミングで上昇、下降する。
なお、記録ヘッド34のノズル面aを清掃するときにはワイパブレード83を上昇させた状態にして、記録ヘッド34をワイパブレード83に相対的に移動させることによってノズル面をワイピングする。
そして、維持回復機構81のフレーム底部に、当該維持回復機構81の内部に流出したインクや充填液を誘導する誘導経路90を設け、この誘導経路90より空吐出受け84を介して、流出したインクや充填液等を廃液収容容器260へ誘導する。本例では、誘導経路90は、維持回復機構81の筐体を構成する部材である底部フレーム89上の受け面として設けられている。
これにより、例えば、記録ヘッド34を保護し吸引は行わずキャップを保護する目的で装着された保護(保湿)キャップ82bにおいて、前記記録ヘッド34に充填されたインク(記録液)及び、着荷前にインクの代わりに充填されている充填液(予備液)が保湿キャップ82bに設けられた排出孔263bを介して維持回復機構81内部に流出した場合には、誘導経路90により流出液を廃液収容容器260へ誘導することができる。本例では維持回復機構81の底部に流出液の誘導経路90を設けたことにより、従来構成で使用していた液体の吸収保持部材が不要となり、より安価な構成で流出液を確実に回収することが可能となった。
図6は、維持回復機構81の底部に設けた誘導経路90の構成例を示す図である。
図6において、誘導経路90は、フレーム底部89上に、毛管力を発生する溝部として形成されている。また、誘導経路90の溝部につながる凹部または受け部91を、保湿キャップ82b(図5)の下方に位置するように設けても良い。このように、毛管力を発生する溝部により形成された誘導経路90により流出液を廃液収容容器260へ誘導することで、流出液を効率良く廃液収容容器260へ送ることができ、より確実に流出液を回収することができる。
図7は、維持回復機構81の底部に設けた誘導経路90の変形例を示す図である。
図7において、誘導経路90は、フレーム底部89上に、毛管力を発生する溝部として形成されている。また、誘導経路90の溝部につながる凹部または受け部91を、保湿キャップ82b(図5)の下方に位置するように設けても良い。本例の誘導経路90は、液体誘導方向における上流側の溝幅を広くして、上流から下流に行くに従って(廃液収容容器260に近づくほど)溝幅が狭くなるように設けている。上流側の溝幅を広くして送液方向下流へ行くに従って溝幅が狭くなるように毛管力発生溝部を構成することで、液体の移動を促進することができ、より効率良く流出液を廃液収容容器260へ送ることができ、より確実に流出液を回収することができる。
図8は、維持回復機構81の第2実施例を示す、模式的な説明図である。
図8に示す第2実施例の維持回復機構が図5の第1実施例の維持回復機構と異なる点は、維持回復機構81のフレーム底部89が傾斜しており、そこに設けられる誘導経路90が、廃液収容部(廃液収容容器260)に向かって傾斜する傾斜面として設けらていることである。これ以外の構成は図5の第1実施例の維持回復機構と同じであるため、重複する説明は省略する。
本第2実施例の維持回復機構81においては、維持回復機構のフレーム底部に設けられる誘導経路90を傾斜面として設けたことにより、高低差を利用してより効率良く流出液を廃液収容容器260へ送ることができ、より確実に流出液を回収することができる。
なお、本第2実施例の維持回復機構81においても、誘導経路90として、図6,7で説明した構成を適用することが可能であり、その場合には、毛管力を利用して流出液を送ることができるため、液体の移動を促進してより効率良く流出液を廃液収容容器260へ送ることができることに加えて、フレーム底部89の傾斜角度を極力小さくすることができ、スペースを節約して装置の小型化に寄与することができる。
図9は、本発明を適用する前の維持回復機構を、本発明との比較のために例示したものである。
この図に示す形態では、維持回復機構のフレーム底部に誘導経路が設けられておらず、フレーム底部の上面に液体吸収部材259が装着されている。保湿キャップ82bに設けられた排出孔263bよりインクや充填液が流出した場合には、上記液体吸収部材259に吸収させて一定量を保持することが可能となっている。この一定量とは、主に輸送時に発生する温度や気圧の変化により、ヘッドタンク35の内圧が変化し、着荷前にインクの代わりに充填されている充填液(予備液)の流出を想定したものである。また、出荷前に工程内で液体吸収部材259に液体が浸透して、液体収容量が低下しないよう、液体吸収部材259(吸収保持部材)に吸収された液量を確認する工程が存在する。
このような構成においては、流出した液体を吸収させる液体吸収部材が必要なこと、また、出荷前の液体吸収部材の確認作業が必要なことなどから、コストが上昇する。また、流出液を液体吸収部材で吸収しきれなくなった場合には、維持回復機構の外部に流出液が漏れる恐れがあり、その場合には清掃が必要であり、また、液体吸収部材の交換が必要となるため、画像形成等の作業が中断されることによって生産性が低下するという問題があった。
これに対し、本発明を適用した液滴吐出装置及び画像形成装置においては、上記のように、維持回復装置の底部に流出液を誘導する誘導経路を設けて、廃液タンクへと流出液を送ることができるため、液体吸収部材が不要で、出荷前の確認作業も要らず、コストの抑制が可能となる。また、液体吸収部材で吸収できる量に比べれば廃液タンクの収容量ははるかに大きいため、流出液を吸収しきれなくなる恐れも無く、流出液の漏出や吸収部材交換に伴う装置停止による生産性の低下を防止することができる。
流出液の誘導経路を、維持回復装置の筐体を構成する底部フレームに受け面として設けることにより、維持回復装置のフレームを誘導経路として利用することができ、別部材を追加する必要がなく、コストの上昇を抑制できる。
流出液の誘導経路を傾斜面として設けることで、より効率良く流出液を廃液収容部に誘導することができる。
また、誘導経路を毛管力を発生する溝部により形成することで、より効率よく流出液を誘導することができる。
また、誘導経路が上流側から下流側に行くにしたがって経路幅が狭くなるように設けることで、さらに効率よく流出液を誘導することができる。
また、保護キャップの排出孔から落下した流出液を受ける凹部又は受け部を、誘導経路の溝部につながるように設けることで、落下した流出液を確実かつ効率よく誘導経路の溝部に集めて誘導することができる。
また、流出液を空吐出受け84を介して廃液収容部260に誘導することで、経路を簡略化し、構成を簡単なものとすることができる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図示の実施形態では誘導経路90から空吐出受け84を介して流出液を廃液収容容器260へ誘導する構成としたが、空吐出受けを介さず直接に廃液収容容器へ誘導する構成でも良い。
また、「液体」とは、記録液、インクに限るものではなく、吐出されるときに流体となるものであれば特に限定されるものではない。また、「液体吐出装置」とは液体吐出ヘッドから液体を吐出する装置を意味し、画像形成・画像記録を行うものに限定されない。また、吐出ヘッドの数や構成は任意である。吐出方式も任意の方式を採用可能である。また、液体吐出方向は適宜な方向に設定可能であり、維持回復装置は、液体吐出方向に応じた適宜な構成とすることができるものである。
画像形成装置においては、インクの色数は4色に限らず、任意の色数で構成できるものである。また、シリアル型に限らず、ラインインクジェット型の記録装置にも本発明を適用可能である。さらに、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写装置やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
1 装置本体
33 キャリッジ
34 記録ヘッド(吐出ヘッド)
81 維持回復機構
82 キャップ
83 ワイパブレード
84 空吐出受け
82a 吸引キャップ
82b 保湿キャップ(保護キャップ)
89 底部フレーム
90 誘導経路
91 凹部または受け部
211 吸引ポンプ(吸引手段)
264 液体収容タンク(交換式廃液タンク)
260 廃液収容容器(非交換式廃液収容部)
特開2012−35503号公報

Claims (8)

  1. 液滴を吐出する吐出ヘッドを有し、前記吐出ヘッドの状態を維持回復するための維持回復装置を備える液体吐出装置において、
    前記維持回復装置は、前記吐出ヘッドの吐出安定性を保持するために吐出ヘッドから空吐出又は予備吐出される液体を受ける空吐出受けと、前記吐出ヘッドの吐出面を覆い吐出された液体を吸引手段によって吸引するための吸引キャップと、前記吐出ヘッドの吐出面を覆い前記吸引手段による吸引を行わずに吐出面を保護する保護キャップとを含み、
    前記吸引キャップからの液体を収納する交換式の廃液タンクと、前記維持回復装置の下方に配置され前記空吐出受けで受けた液体を収納する非交換式の廃液収容部とを設け、
    前記保護キャップの排出孔から前記維持回復装置の筐体内に流出した流出液を前記廃液収容部に誘導する誘導経路を前記筐体の底部に備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記誘導経路は、前記維持回復装置の筐体を構成する底部フレームに受け面として設けられることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記誘導経路が、前記廃液収容部に向かって傾斜する傾斜面として設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記誘導経路が、毛管力を発生する溝部により形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記誘導経路は、流出液誘導方向における上流側から下流側に行くにしたがって経路幅が狭くなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記保護キャップの排出孔から落下した流出液を受ける凹部又は受け部が、前記溝部につながるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  7. 前記誘導経路は、流出液を前記空吐出受けを介して前記廃液収容部に誘導することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体吐出装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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