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JP2013516064A - エッチング液及び電子素子の製造方法 - Google Patents

エッチング液及び電子素子の製造方法 Download PDF

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JP2013516064A
JP2013516064A JP2012545844A JP2012545844A JP2013516064A JP 2013516064 A JP2013516064 A JP 2013516064A JP 2012545844 A JP2012545844 A JP 2012545844A JP 2012545844 A JP2012545844 A JP 2012545844A JP 2013516064 A JP2013516064 A JP 2013516064A
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semiconductor layer
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etching solution
weight
transition metal
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パーク,キーホン
リー,キベオム
チョー,サムヨン
ク,ビョンスー
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Dongjin Semichem Co Ltd
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Abstract

電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、該真性半導体層に対して選択的にエッチングするエッチング液であり、遷移金属及び/または遷移金属塩;及びフッ酸及び/またはフッ素を含む無機塩;を含むエッチング液が提示される。

Description

本発明は、エッチング液及び該エッチング液を使用する電子素子の製造方法に関する。
電子素子の一種である薄膜トランジスタ(thin film
transistor)は、液晶表示装置(liquid crystal display)または有機発光表示装置(organic light emitting display)のような平板表示装置で、スイッチング素子として使われる。薄膜トランジスタは、例えば、図1Fに図示された構造を有することができる。図1Fで、絶縁基板10上に、ゲート電極2が配置され、ゲート電極2上に、ゲート絶縁層3が配置され、ゲート絶縁層3上に、一般的に、ドーピングされていない真性半導体層であるチャンネル層4が配置され、前記チャンネル層4上に、一般的にドーピングされた半導体層であるオーミックコンタクト層5a,5bが配置され、前記オーミックコンタクト層5a,5b上に、ドレイン/ソース電極6a,6bが配置される。
図1Fの離隔されたドレイン/ソース電極6a,6b及び離隔されたオーミックコンタクト層5a,5bは、図1Dで、電極層6及びオーミックコンタクト層5を順次にエッチングすることによって得られる。電極層6のエッチングには、湿式エッチングが使われ、オーミックコンタクト層5のエッチングには、乾式エッチングが使われる。従って、製造工程が複雑である。
従来のエッチング液は、オーミックコンタクト層5より、ゲート絶縁層3、絶縁基板10、チャンネル層4に対して、さらに高いエッチング能を示した。従って、オーミックコンタクト層5のエッチングに、湿式エッチングを適用することができなかった。
本発明の一側面は、新しい組成を有するエッチング液を提供することである。
本発明の他の側面は、前記エッチング液を使用する電子素子の製造方法を提供することである。
本発明の一側面によって、電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングするエッチング液であり、遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物;及びフッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物;を含むエッチング液が提供される。
本発明の他の一側面によって、電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングする段階を含む電子素子の製造方法であり、前記エッチング段階に使われるエッチング液が、遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物;及びフッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物;を含む電子素子の製造方法が提供される。
本発明の一側面によるエッチング液は、電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングすることによって、電子素子製造工程の単純化、製造工程の効率性上昇、生産費節減、及び/または電子素子の性能向上が可能である。
例示的な一具現例による薄膜トランジスタ製造工程を説明するための断面図である。 例示的な一具現例による薄膜トランジスタ製造工程を説明するための断面図である。 例示的な一具現例による薄膜トランジスタ製造工程を説明するための断面図である。 例示的な一具現例による薄膜トランジスタ製造工程を説明するための断面図である。 例示的な一具現例による薄膜トランジスタ製造工程を説明するための断面図である。 例示的な一具現例による薄膜トランジスタ製造工程を説明するための断面図である。 評価例1で使われた薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例1のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例2のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例3のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例4のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例5のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例6のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例7のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例8のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例9のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例10のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例11のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例12のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例13のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例14のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例15のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 実施例16のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。 比較例1のエッチング液でエッチングされた後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。
以下、例示的な一具現例によるエッチング液、及び前記エッチング液を使用する電子素子の製造方法について、さらに詳細に説明する。
例示的な一具現例によるエッチング液は、電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングするエッチング液であり、遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物;及びフッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物;を含む。
前記エッチング液で、遷移金属または遷移金属の塩から由来した遷移金属イオンは、ドーピングされた半導体層に対してエッチング速度を選択的に向上させる役割を果たす。従って、前記真性半導体層に対してエッチングを抑制しつつ、前記ドーピングされた半導体層だけを選択的にエッチングさせることができる。前記エッチング液は、前記電子素子に含まれた電極層、電極絶縁層、絶縁基板などの他の層に対するエッチングを最小化しつつ、ドーピングされた半導体層だけを選択的にエッチングすることができる。
これと異なり、遷移金属または遷移金属塩なしに、フッ酸またはフッ素などを含む従来のエッチング液を使用すれば、前記ドーピングされた半導体層がほとんどエッチングされず、むしろ電極層、電極絶縁層、絶縁基板などがエッチングされる。
例えば、前記エッチング液で、前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物の含有量は、前記エッチング液総重量を基準に、0.005ないし30重量%であってもよい。例えば、前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物の含有量は、前記エッチング液総重量を基準に、0.05ないし20重量%であってもよい。例えば、前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物の含有量は、前記エッチング液総重量を基準に、0.01ないし10重量%である。
例えば、前記エッチング液で、前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物の含有量は、前記エッチング液総重量を基準に、0.05ないし30重量%であってもよい。例えば、前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物の含有量は、前記エッチング液総重量を基準に、0.05ないし20重量%である。例えば、前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物の含有量は、前記エッチング液総重量を基準に、0.05ないし10重量%である。
例えば、前記エッチング液は、前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物0.005ないし30重量%;前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物0.05ないし30重量%;及び水40ないし99.945重量%を含んでもよい。
前記エッチング液で、前記遷移金属は、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、ランタン族元素及びアクチニウム族元素からなる群から選択された一つ以上であってもよい。例えば、前記遷移金属は、Cuである。
前記エッチング液で、前記遷移金属塩は、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、ランタン族元素及びアクチニウム族元素からなる群から選択された1種以上の金属のイオンを含む遷移金属塩であってもよい。
前記エッチング液で、前記遷移金属塩は、CuSO、Cu(NO、CuO、(CHCOCu、グルコン酸銅、CuCl、CuCl、CuF、Cu(OH)、CuS、Fe(NO、FeSO、Ni(NO、NiSO、AgNO、AgSO、(CHCOCo、(CHCOPd、Pd(NO、Rh(CHCO、Rhなどからなる群から選択された一つ以上であってもよい。例えば、前記遷移金属塩は、CuSOである。
前記エッチング液で、前記フッ素を含む無機塩は、KF、LiF、NaF、RbF、CsF、MgF、NHF、HSiF、NaHF、NHF、NHHF、NHBF、KHF、AlF、HBFなどのフッ素を含む無機塩から選択された一つ以上であってもよい。前記フッ素を含む無機塩は、フッ酸と混合されて使われもする。
例えば、前記エッチング液は、前記銅または銅塩0.01ないし10重量%、前記フッ酸またはフッ素を含む無機塩0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含んでもよい。
例えば、前記エッチング液は、CuSO 0.01ないし10重量%、HF 0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含む。
前記エッチング液を使用して製造される電子素子で、前記真性半導体層が、非晶質シリコンであってもよい。また、前記ドーピングされた半導体層が、n型ドーパントでドーピングされた非晶質シリコンであってもよい。例えば、前記ドーピングされた半導体層は、n+非晶質シリコン(n+a−Si:H)である。前記n型ドーパントは、シリコンより最外郭電子が多い周期律表5A族元素であってもよい。例えば、P、As、Sbなどである。前記n型ドーパントがドーピングされる含有量は、50モル%未満であってもよい。
前記エッチング液を使用して製造される電子素子は、薄膜トランジスタであるが、必ずしも薄膜トランジスタに限定されるものではなく、当技術分野で使われる電子素子であるならば、いずれも使用可能である。
前記薄膜トランジスタは、例えば、図1Fの構造を有することができる。図1Fで、絶縁基板10は、ガラスであってもよいが、必ずしもガラスに限定されるものではなく、ポリカーボネート、水晶など、当技術分野で基板として使われるものであるならば、いずれも使用可能である。図1Fで、ゲート電極2は、モリブデン、アルミニウム、ニオブ、それらの合金などの導電性金属であるが、必ずしも金属に限定されるものではなく、当技術分野で、電極材料として使われるものであるならば、いずれも使用可能である。図1Fで、ゲート絶縁層3は、シリコン窒化物(SiN)であってもよいが、必ずしもそれに限定されるものではなく、当技術分野で、ゲート電極の絶縁層として使われるものであるならば、いずれも使用可能である。図1Fで、半導体層4は、ドーピングされていない真性半導体層であり、非晶質シリコンであるが、必ずしも非晶質シリコンに限定されるものではなく、当技術分野で真性半導体層として使われるものであるならば、いずれも使用可能である。図1Fで、半導体層4は、薄膜トランジスタでチャンネル層の役割を果たす。図1Fで、オーミックコンタクト層5a,5bは、n型ドーパントでドーピングされた半導体層であり、n+非晶質シリコンであるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、当技術分野でオーミックコンタクト層として役割を行うことができる材料であるならば、いずれも使用可能である。
本発明の他の一側面による電子素子の製造方法は、電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングする段階を含み、前記エッチング段階に使われるエッチング液が、遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物;及びフッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物;を含む。
例えば、前記製造方法に使われるエッチング液は、前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物0.005ないし30重量%;前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物0.05ないし30重量%;及び水40ないし99.945重量%を含んでもよい。
前記製造方法に使われるエッチング液で、前記遷移金属は、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、ランタン族元素及びアクチニウム族元素からなる群から選択された一つ以上であってもよい。例えば、前記遷移金属は、Cuである。
前記製造方法に使われるエッチング液で、前記遷移金属塩は、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、ランタン族元素、及びアクチニウム族元素からなる群から選択された1種以上の金属のイオンを含む遷移金属塩であってもよい。
前記製造方法に使われるエッチング液で、前記遷移金属塩は、CuSO、Cu(NO、CuO、(CHCOCu、グルコン酸銅、CuCl、CuCl、CuF、Cu(OH)、CuS、Fe(NO、FeSO、Ni(NO、NiSO、AgNO、AgSO、(CHCOCo、(CHCOPd、Pd(NO、Rh(CHCO、Rhなどからなる群から選択された一つ以上であってもよい。例えば、前記遷移金属塩は、CuSOである。
前記製造方法に使われるエッチング液で、前記フッ素を含む無機塩が、KF、LiF、NaF、RbF、CsF、MgF、NHF、HSiF、NaHF、NHF、NHHF、NHBF、KHF、AlF、HBFなどのフッ素を含む無機塩から選択された一つ以上であり、フッ酸と混合されて使われもする。
例えば、前記製造方法に使われるエッチング液は、前記銅または銅塩0.01ないし10重量%、前記フッ酸またはフッ素を含む無機塩0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含んでもよい。
例えば、前記製造方法に使われるエッチング液は、CuSO 0.01ないし10重量%、HF0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含んでもよい。
前記電子素子の製造方法で、前記真性半導体層が、非晶質シリコンであってもよい。また、前記ドーピングされた半導体層が、n型ドーパントでドーピングされた非晶質シリコンであってもよい。例えば、前記ドーピングされた半導体層は、n+非晶質シリコン(n+a−Si:H)である。前記n型ドーパントは、シリコンより最外郭電子が多い周期律表5A族元素であってもよい。例えば、P、As、Sbなどである。前記n型ドーパントがドーピングされる含有量は、50モル%未満であってもよい。
前記電子素子の製造方法によって製造される電子素子は、薄膜トランジスタであるが、必ずしも薄膜トランジスタに限定されるものではなく、当技術分野で使われる電子素子であるならば、いずれも使用可能である。
前記電子素子の一具現例である薄膜トランジスタの製造方法は、前記エッチング段階前に、絶縁基板上にゲート電極を配置する段階と、前記ゲート電極上に、絶縁層、真性半導体層及びドーピングされた半導体層を順次に配置する段階と、前記ドーピングされた半導体層上に、互いに離隔されたドレイン電極及びソース電極を配置する段階と、を含んでもよい。
前記絶縁基板上に、ゲート電極を配置する段階は、絶縁基板上に金属膜を形成した後、前記金属膜をエッチングして形成することによって遂行される。
前記ゲート電極上に、絶縁層、真性半導体層及びドーピングされた半導体層を順次に配置する段階は、前記層を順次に、スパッタリング、化学的気相蒸着、物理的気相蒸着などの方法で形成させることによって遂行される。
前記ドーピングされた半導体層上に、互いに離隔されたドレイン電極及びソース電極を配置する段階は、前記ドーピングされた半導体層上に金属膜を形成させた後、前記金属膜だけを部分的にエッチングさせることによって遂行される。前記エッチングは、湿式エッチングによって行われる。
図1Aないし図1Fを参照しつつ、前記薄膜トランジスタの製造方法の一具現例について具体的に説明する。
図1Aから分かるように、まず絶縁基板10上に、金属膜2が形成される。前記金属膜2は、AlNd系の金属膜であってもよい。前記金属膜2を保護するために、モリブデン金属膜が追加して形成されるが、図面には図示されていない。前記金属膜2の形成は、例えば、スパッタリング方式で蒸着されてもよい。
次に、前記絶縁基板10の全領域上に、フォトレジスト膜を形成した後、露光、現像及びエッチングの工程を進め、図1Bから分かるように、ゲート電極2が形成される。前記ゲート電極2に連結されたゲート配線及びゲートパッドも同時に形成されるが、図面には図示されていない。
前記ゲート電極が形成された後、図1Cから分かるように、前記絶縁基板10の全領域に、ゲート絶縁膜3、真性半導体層4、ドーピングされた半導体層5が順次に形成される。次に、フォトリソグラフィ工程によってエッチングし、前記ゲート電極上に、チャンネル層4を形成する。前記チャンネル層4上には、ドーピングされた半導体層5が残っている。
次に、図1Dから分かるように、前記ドーピングされた半導体層5上に、金属膜6を蒸着する。
次に、図1Eから分かるように、前記金属膜6を湿式エッチングし、離隔されたソース/ドレイン電極6a,6bを形成する。
次に、図1Fから分かるように、前述の本発明の一具現例によるエッチング液を使用し、真性半導体層4に対してドーピングされた半導体層5だけを選択的にエッチングし、真性半導体層4を露出させる。
以下、実施例を挙げ、発明についてさらに詳細に説明する。以下の実施例に示した構成は、どこまでも発明の理解を助けるためのものであり、いかなる場合にも、本発明の技術的範囲を実施例として提示した実施形態に制限しようとするものではないことを明らかにしておく。
(エッチング液組成物の製造)
実施例1ないし16及び比較例1
本発明のエッチング液組成物による実施例1ないし16及び比較例1のエッチング液を、下記表1のように製造した。実施例1ないし16及び比較例1の組成は、表1に示した。下記表1で、遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物を第1成分とし、フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物を第2成分とする。
実施例1で使われた第1成分は、CuSO、第2成分は、フッ酸(HF)であった。
実施例2で使われた第1成分は、Cu(NO、第2成分は、フッ酸であった。
実施例3で使われた第1成分は、Fe(NO、第2成分は、フッ酸であった。
実施例4で使われた第1成分は、AgSO、第2成分は、フッ酸であった。
実施例5で使われた第1成分は、(CHCOCu、第2成分は、KFであった。
実施例6で使われた第1成分は、CuCl、第2成分は、LiFであった。
実施例7で使われた第1成分は、CuF、第2成分は、NaFであった。
実施例8で使われた第1成分は、FeSO、第2成分は、NHFであった。
実施例9で使われた第1成分は、Ni(NO、第2成分は、HSiFであった。
実施例10で使われた第1成分は、(CHCOCo、第2成分は、NaHFであった。
実施例11で使われた第1成分は、(CHCOPd、第2成分は、NHHFであった。
実施例12で使われた第1成分は、Pd(NO、第2成分は、NHBFであった。
実施例13で使われた第1成分は、Rh(CHCO、第2成分は、KHFであった。
実施例14で使われた第1成分は、AgNO、第2成分は、AlFであった。
実施例15で使われた第1成分は、CuS、第2成分は、HBFであった。
実施例16で使われた第1成分は、NiSO、第2成分は、MgFであった。
評価例1:エッチング液のエッチング能評価
図2の構造を有する薄膜トランジスタを準備した。基板は、ガラス、絶縁膜は、シリコン窒化物(SiN)、真性半導体層は、非晶質シリコン(a−Si:H)、ドーピングされた半導体層は、n+非晶質シリコン(n+a−Si:H)、ソース/ドレイン(S/D)電極は、モリブデンである。
前記薄膜トランジスタを、前記実施例1ないし16のエッチング液、及び比較例1のエッチング液を使用してエッチングした結果を、図3ないし図18及び図19に示した。
図3ないし図18は、実施例1ないし実施例16のエッチング液を使用してエッチングした後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真であり、図19は、比較例1のエッチング液を使用してエッチングした後の薄膜トランジスタに係わる走査電子顕微鏡写真である。図3ないし図18で、それぞれ3枚の写真は、図2で、1、2、3の位置の拡大写真である。
図3ないし図18から分かるように、実施例1ないし実施例16のエッチング液を使用した場合、n+非晶質シリコンだけ選択的にエッチングされ、非晶質シリコン層(a−Si:H)が露出された。
これに比べ、図19から分かるように、比較例1のエッチング液を使用した場合には、n+非晶質シリコン層(n+a−Si:H)がそのまま維持され、代わりに絶縁膜がエッチングされた。
従って、実施例1ないし実施例16のエッチング液は、比較例1に比べて選択性が顕著に向上している。
本発明の一側面によるエッチング液は、電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、該真性半導体層に対して選択的にエッチングすることによって、電子素子製造工程の単純化、製造工程の効率性上昇、生産費節減、及び/または電子素子の性能向上が可能である。

Claims (21)

  1. 電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングするエッチング液であり、
    遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物と、
    フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物と、を含むエッチング液。
  2. 前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物0.005ないし30重量%と、
    前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物0.05ないし30重量%と、
    残量の水と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  3. 前記遷移金属が、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、ランタン族元素及びアクチニウム族元素からなる群から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  4. 前記遷移金属塩が、CuSO、Cu(NO、CuO、(CHCOCu、グルコン酸銅、CuCl、CuCl、CuF、Cu(OH)、CuS、Fe(NO、FeSO、Ni(NO、NiSO、AgNO、AgSO、(CHCOCo、(CHCOPd、Pd(NO、Rh(CHCO及びRhからなる群から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  5. 前記フッ素を含む無機塩が、KF、LiF、NaF、RbF、CsF、NHF、NHF・HF、HBF及びHSiFからなる群から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  6. 銅または銅塩0.01ないし10重量%、フッ酸またはフッ素を含む無機塩0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含むことを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  7. CuSO 0.01ないし10重量%、HF 0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含むことを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  8. 前記真性半導体層が、非晶質シリコンであることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  9. 前記ドーピングされた半導体層が、n型ドーパントでドーピングされた非晶質シリコンであることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  10. 前記電子素子が、薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  11. 電子素子の金属電極と真性半導体層との間に配置されたドーピングされた半導体層を、前記真性半導体層に対して選択的にエッチングする段階を含む電子素子の製造方法であり、前記エッチング段階に使われるエッチング液が、
    遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物と、
    フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物と、を含む電子素子の製造方法。
  12. 前記エッチング液が、
    前記遷移金属、遷移金属塩、またはそれらの混合物0.005ないし30重量%と、
    前記フッ酸、フッ素を含む無機塩、またはそれらの混合物0.05ないし30重量%と、
    残量の水と、を含むことを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  13. 前記遷移金属が、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au、Hg、ランタン族元素及びアクチニウム族元素からなる群から選択された1種以上であることを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  14. 前記遷移金属塩が、CuSO、Cu(NO、CuO、(CHCOCu、グルコン酸銅、CuCl、CuCl、CuF、Cu(OH)、CuS、Fe(NO、FeSO、Ni(NO、NiSO、AgNO、AgSO、(CHCOCo、(CHCOPd、Pd(NO、Rh(CHCO及びRhからなる群から選択された1種以上であることを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  15. 前記フッ素を含む無機塩が、KF、LiF、NaF、RbF、CsF、NH4F、NHF・HF、HBF及びHSiFからなる群から選択された1種以上であることを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  16. 銅または銅塩0.01ないし10重量%、フッ酸またはフッ素を含む無機塩0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含むことを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  17. CuSO 0.01ないし10重量%、HF 0.05ないし10重量%、及び水80ないし99.94重量%を含むことを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  18. 前記真性半導体層が、非晶質シリコンであることを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  19. 前記ドーピングされた半導体層が、n型ドーパントでドーピングされた非晶質シリコンであることを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  20. 前記電子素子が、薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項11に記載の電子素子の製造方法。
  21. 前記エッチング段階前に、
    絶縁基板上にゲート電極を配置する段階と、
    前記ゲート電極上に絶縁層、真性半導体層及びドーピングされた半導体層を順次に配置する段階と、
    前記ドーピングされた半導体層上に互いに離隔されたドレイン電極及びソース電極を配置する段階と、を含むことを特徴とする請求項20に記載の電子素子の製造方法。
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