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JP2013237014A - 排気ガス浄化用触媒 - Google Patents

排気ガス浄化用触媒 Download PDF

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【課題】基材2上にRh含有層4が設けられている排気ガス浄化用触媒1の高温被熱による活性低下を抑制する。
【解決手段】Rh含有層4は、主成分としてのZrと、La及びYの少なくとも一方を含みCeを含まない複数種のZr系複合酸化物を含有する。この複数種のZr系複合酸化物のうちの一種は、Laを必須成分として含有し、且つ活性アルミナに担持されている。この活性アルミナにZr系複合酸化物が担持されてなるサポート材にRhが担持されている。残りのZr系複合酸化物が希釈剤を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は排気ガス浄化用触媒に関する。
従来より、自動車のエンジンから排出されるHC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)等を浄化するために、酸化物よりなるサポート材にPt、Pd、Rh等の触媒金属を担持した排気ガス浄化用触媒が用いられている。これら触媒金属は希少金属であり、高価であるため、その使用量を少なくすることが求められる。このことに関し、触媒金属は、当初はサポート材に分散担持されていても、エンジンが高負荷運転されて高温の排気ガスに晒されると、サポート材上を移動して凝集することにより、表面積が低下して活性点が少なくなる。その結果、触媒金属と排気ガスとの接触機会が少なくなり、触媒の排気ガス浄化性能が低下する。このため、従来は、触媒金属の凝集による性能低下を見越して、予め触媒金属をサポート材に多めに担持しておくようにされている。
ところで、排気ガス浄化用触媒は、例えばハニカム担体(基材)のセル壁表面に一層乃至三層の触媒層を備える構成とされ、それら触媒層に触媒金属、そのサポート材及びバインダを設けられている。この場合、サポート材を構成する酸化物粒子間は排気ガスが拡散移動する細孔となる。そうして、サポート材の他に、希釈剤と呼ばれる酸化物粉末を触媒層に添加することも行なわれている。この希釈剤は、サポート材と同じく触媒層に細孔を形成するから、排気ガス拡散性が良い層厚な触媒層が得られることになる。
例えば、特許文献1は、二層構造の触媒層を有する排気ガス浄化用触媒を開示し、その上触媒層は、ZrLa複合酸化物を担持した活性アルミナにRhを担持させてなるRh/ZrLa−アルミナ粉末と、La含有活性アルミナ粉末とを触媒材として含有する。この場合、ZrLa−アルミナがRhのサポート材であり、La含有活性アルミナ粉末が上記希釈剤に相当する。
特開2011−62683号公報
特許文献1のように、Rhを含有する触媒層にLa含有活性アルミナからなる希釈剤を添加した触媒では、排気ガス拡散性が良い層厚な触媒層が得られるものの、触媒金属の凝集とは別の問題がある。すなわち、触媒が排気ガスによって900℃前後に加熱されると、Rhの熱振動が大きくなる。その結果、一部のRhが蒸散等によってサポート材から希釈剤であるLa含有活性アルミナへ移動して付着する。その場合、触媒のさらなる高温被熱によって、Rhがアルミナに固溶して失活し、触媒の活性が低下することになる。この活性低下を見越して触媒のRh担持量を多くすることも考えられるが、コスト的に不利になる。
そこで、本発明はRhが蒸散等によって希釈剤に付着したときでも触媒の活性が大きく低下しないようにする。
本発明は、上記課題を解決するために、触媒の希釈剤としてZr系複合酸化物を採用した。
ここに提示する排気ガス浄化用触媒は、基材上にRhを含有する触媒層を備え、この触媒層は、主成分としてのZrと、La及びYの少なくとも一方を含みCeを含まない複数種のZr系複合酸化物を触媒材として含有する。この複数種のZr系複合酸化物のうちの一種は、Laを必須成分として含有し、且つ活性アルミナに担持されている。この活性アルミナに上記Zr系複合酸化物が担持されてなるサポート材に上記Rhが担持されている。
Zr系複合酸化物は、酸素イオン伝導性を有するから、上記複数種のZr系複合酸化物各々は酸素イオン伝導によって活性酸素を放出し、HCやCOの酸化浄化に寄与する。
ここに、上記Rhのサポート材を構成するZr系複合酸化物は、Laを含有することにより、雰囲気(排気ガスのA/F)がリーンからリッチに変わっても、それほど還元されずに適度に酸化された状態を保つ。これは、La含有Zr系複合酸化物にRhを担持させると、このZr系複合酸化物とRhとの間にLa−O−Rhの結合が形成され易くなり、雰囲気の変化に対してRhの酸化状態が影響され難くなるためと考えられる。その結果、Rhが還元されるとHCやCOの酸化には不利になるところ、本発明によれば、リッチになっても、Zr系複合酸化物上のRhが適度に酸化された状態を保つから、HC酸化能やCO酸化能の低下が少なくなる。また、このようにリッチになってもHCやCOが酸化されることから、その酸化と同時にNOxの還元も進むことになり、NOxの還元浄化に有利になる。
また、上記La含有Zr系複合酸化物は、比表面積が大きい活性アルミナに担持されていることにより、その分散性が高くなってその凝集防止が図れる。その結果、このZr系複合酸化物に担持されているRhの分散性も高くなる。このことは、HCやCO、NOxの浄化に有利に働く。しかも、このようなサポート材であれば、Rhと活性アルミナとの接触が少なくなるから、Rhの活性アルミナへの固溶も抑えられ、触媒性能の維持に有利になる。
上記複数種のZr系複合酸化物のうちの上記サポート材を構成しない残りのZr系複合酸化物は、希釈剤としての効果を発揮する。すなわち、当該残りのZr系複合酸化物は触媒層の排気ガス拡散性を高めることにより、排気ガスとRhとの接触機会を増大させる。よって、排気ガスの浄化に有利になる。
ここに、上記触媒層にはジルコニア系バインダを含有してもよいが、バインダは、触媒材としてのZr系複合酸化物とは違って、バインダ機能を果たすべくその粒径が小さいことから、排気ガスの拡散を妨げる要因となる。この点が、触媒材としてのZr系複合酸化物とジルコニア系バインダとの大きな違いである。希釈剤となるZr系複合酸化物の個数平均粒径は30nm以上50nm以下であり、ジルコニア系バインダの個数平均粒径は8nm以上15nm以下である。
そうして、触媒の高温被熱によって、上記サポート材のRhの熱振動が大きくなると、このRhが蒸散等によってサポート材から離れて他へ移動することがある。その場合、移動するRhの少なくとも一部は上記希釈剤となるZr系複合酸化物に付着する。しかし、Rhは、アルミナには固溶し易いものの、Zr系複合酸化物には固溶し難いから、アルミナを希釈剤とする場合とは違って、高温被熱による失活が避けられる。すなわち、高温被熱による触媒の劣化の程度は軽い。
本発明の好ましい態様では、上記複数種のZr系複合酸化物のうちの残りのZr系複合酸化物は、上記サポート材を構成するZr系複合酸化物よりもRh担持量が少ないか、又は該Rh担持量が零である。
すなわち、Rhを複数種のZr系複合酸化物に対して均等に分散させて担持すると、個々のZr系複合酸化物粒子のRh担持量が少なくなり(Rhの濃度が薄くなり)、排気ガスの浄化に不利になる。そこで、当該態様では、上記残りのZr系複合酸化物に対するRh担持量を少なくし又は零にすることにより、サポート材を構成するZr系複合酸化物のRh担持量を相対的に多くしている。
本発明の好ましい態様では、上記複数種のZr系複合酸化物のうちの残りのZr系複合酸化物は、活性アルミナに担持されている。これにより、当該Zr系複合酸化物の分散が図れ、高温被熱時のZr系複合酸化物の凝集防止に有利になる。よって、触媒層の排気ガス拡散性が大きく低下することが防止されるとともに、蒸散等によって付着するRhの失活防止に有利になる。
本発明によれば、基材上のRhを含有する触媒層が、主成分としてのZrと、La及びYの少なくとも一方を含みCeを含まない複数種のZr系複合酸化物を触媒材として含有し、この複数種のZr系複合酸化物のうちの一種は、Laを必須成分として含有し、且つ活性アルミナに担持されてサポート材を構成し、このサポート材にRhが担持されているから、触媒の排気ガス浄化性能が高くなるとともに、触媒の高温被熱によってRhがサポート材から蒸散等によって他へ移動する場合でも、そのRhの少なくとも一部は残りのZr系複合酸化物に付着するから、触媒の高温被熱による劣化の程度が軽くなる。
排気ガス浄化用触媒の触媒層構成を示す断面図である。 実施例及び比較例のライトオフ温度を示すグラフ図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
本実施形態に係る排気ガス浄化用触媒は、自動車のエンジンの排気ガス通路に配設されて排気ガスを浄化する。図1は排気ガス浄化用触媒1の触媒層構成を示す。基材(ハニカム担体)2の排気ガス通路壁に触媒層3が形成されている。触媒層3はRh含有層(上層)4とPd含有層(下層)5とを備え、Pd含有層5は基材2の排気ガス通路壁面に形成され、Rh含有層4はPd含有層5の上に重ねられている。
Rh含有層4は、触媒材として、Rh担持ZCN、Rh担持ZrLa/Laアルミナ、及び希釈剤であるZr(La,Y)を含有する。Pd含有層5は、触媒材として、Pd担持Laアルミナ、Pd担持ZCN、及びOSC材を含有する。また、Rh含有層4及びPd含有層5各々は、バインダとしてジルコニアバインダ(Yを3mol%含有するY安定化ジルコニア)を含有する。
排気ガス浄化用触媒1は次の方法によって調製することができる。すなわち、Pd含有層5を構成する触媒材及びバインダをイオン交換水と混合してなるスラリーに基材2を浸漬して取り出す。この基材2に付着した余分なスラリーをエアブローで除去する。しかる後、大気中において、基材2に付着したスラリーの乾燥(150℃)及び焼成(500℃の温度に2時間保持)を行なう。これにより、基材2にPd含有層5が形成される。次に、Rh含有層4を構成する触媒材及びバインダをイオン交換水と混合してなるスラリーに、Pd含有層5を有する基材2を浸漬して取り出す。そして、上記Pd含有層5の場合と同じく、Pd含有層5に付着した余分なスラリーのエアブローによる除去、大気中でのスラリーの乾燥(150℃)及び焼成(500℃の温度に2時間保持)を行なう。これにより、基材2のPd含有層5の上にRh含有層4が形成される。
<触媒材について>
上記触媒材について具体的に説明する。
−Rh含有層4の触媒材−
第1Rh成分としてのRh担持ZCNは、ZrCeNd複合酸化物(以下、「ZCN」という。)に、硝酸ロジウム水溶液を用いた蒸発乾固によってRhを担持してなる。このZCNの粉末は共沈法によって調製することができる。すなわち、硝酸セリウム6水和物とオキシ硝酸ジルコニル溶液と硝酸ネオジム6水和物とイオン交換水とを混合した硝酸溶液に、塩基性溶液として28質量%アンモニア水の8倍希釈液を混合することにより、中和によって共沈物を得る。この共沈物を含む溶液を遠心分離器にかけて上澄み液を除去する(脱水)、そこにさらにイオン交換水を加えて撹拌する(水洗)、という脱水・水洗の操作を必要回数繰り返すことで、余剰な塩基性溶液を除去する。最終的に脱水を行なった後の共沈物について、大気中において150℃で乾燥させ、粉砕後、大気中において500℃で2時間焼成する。これにより、ZCN粉末を得ることができる。
第2Rh成分としてのRh担持ZrLa/Laアルミナは、サポート材としてのZrLa/LaアルミナにRhが担持されてなる。ZrLa/Laアルミナは、Laを含有する活性アルミナ複合酸化物(以下、「Laアルミナ」という。)の表面に、主成分としてのZrの他にLaを含有するZr系複合酸化物(以下、「ZrLa」という。)を担持してなるサポート材である。
Rh担持ZrLa/Laアルミナは次のようにして調製することができる。まず、硝酸ジルコニウム及び硝酸ランタンの混合溶液にLaを4質量%含有するLaアルミナの粉末を分散させ、これにアンモニア水を加えて沈殿を生成する。得られた沈殿物を濾過、洗浄し、200℃で2時間保持する乾燥、並びに500℃に2時間保持する焼成を行なうことにより、表面にZrLaが担持されたLaアルミナ粉末を得る。これに硝酸ロジウム水溶液を混合し、蒸発乾固を行なうことにより、Rh担持ZrLa/Laアルミナ粉末を得る。
ZrLaは、さらにYを含有してもよい。主成分としてのZrの他にLa及びYを含有するZr系複合酸化物を以下では「ZrLaY」という。また、以下では、主成分としてのZrの他にYを含有するZr系複合酸化物を「ZrY」という。
希釈剤としてのZr(La,Y)は、Zrを主成分とし、La及びYの少なくとも一方を含有するZr系複合酸化物(ZrLa、ZrY、又はZrLaY)である。このZr(La,Y)はLaアルミナ等の活性アルミナ材に担持させることができる。
Zr(La,Y)の粉末は次のようにして調製することができる。すなわち、硝酸ジルコニウムと硝酸ランタン及び/又は硝酸イットリウムとの混合溶液にアンモニア水を加えて沈殿を生成する。得られた沈殿物を濾過、洗浄し、200℃で2時間保持する乾燥、並びに500℃に2時間保持する焼成を行なうことにより、Zr(La,Y)粉末を得る。
−Pd含有層5の触媒材−
Pd担持Laアルミナは、Laを4質量%含有するLaアルミナに、硝酸パラジウム水溶液を用いた蒸発乾固によってPdを担持してなる。Pd担持ZCNは、ZCNにPdを同じく蒸発乾固によって担持してなる。OSC材は、酸素過剰雰囲気で酸素を吸蔵し、還元雰囲気で酸素を放出する酸素吸蔵放出能(Oxygen Storage Capacity)を有する。本実施形態ではOSC材としてZCNを採用している。
<排気ガス浄化用触媒の排気ガス浄化性能>
以下、実施例及び比較例に基いて実施形態に係る排気ガス浄化用触媒の排気ガス浄化特性を説明する。
[実施例及び比較例]
次の実施例1〜8及び比較例1,2は、表1に示すように、Rh含有層4の第2Rh成分又は希釈剤が相違し、他の構成は同じである。
Figure 2013237014
−実施例1−
Rh含有層4の第2Rh成分としてRh担持ZrLa/Laアルミナを採用し、希釈剤としてZrLaY/Laアルミナを採用した。
第2Rh成分のZrLa/Laアルミナの組成は、ZrO:La:Laアルミナ=38:2:60(質量比)である。希釈剤としてのZrLaY/Laアルミナの組成は、ZrO:La:Y:Laアルミナ=32:3:5:60(質量比)である。希釈剤を除く他の成分、並びに各成分の配合量は表2に示すとおりである。
Figure 2013237014
基材2としては、セル壁厚さ3.5mil(8.89×10−2mm)、1平方インチ(645.16mm)当たりのセル数600のコージェライト製ハニカム担体(容量1L)を用いた。
−実施例2−
Rh含有層4の希釈剤としてZrY/Laアルミナを採用し、他は実施例1と同じ構成にした。ZrY/Laアルミナの組成は、ZrO:Y:Laアルミナ=38:2:60(質量比)である。
−実施例3−
Rh含有層4の希釈剤としてZrLaYを採用し、他は実施例1と同じ構成にした。ZrLaYの組成は、ZrO:La:Y=80:7.5:12.5(質量比)である。
−実施例4−
Rh含有層4の希釈剤としてZrLaを採用し、他は実施例1と同じ構成にした。ZrLaの組成は、ZrO:La=95:5(質量比)である。
−実施例5−
Rh含有層4の第2Rh成分としてRh担持ZrLaY/Laアルミナを採用し、希釈剤として実施例2と同じZrY/Laアルミナを採用し、他は実施例1と同じ構成にした。第2Rh成分のZrLaY/Laアルミナの組成は、ZrO:La:Y:Laアルミナ=32:3:5:60(質量比)である。
−実施例6−
Rh含有層4の希釈剤としてZrO:La:Laアルミナ=38:2:60(質量比)のZrLa/Laアルミナを採用し、他は実施例5と同じ構成にした。
−実施例7−
Rh含有層4の希釈剤として実施例3と同じZrLaYを採用し、他は実施例5と同じ構成にした。
−実施例8−
Rh含有層4の希釈剤として実施例4と同じZrLaを採用し、他は実施例5と同じ構成にした。
−比較例1−
Rh含有層4の希釈剤としてLaアルミナを採用し、他は実施例1と同じ構成にした。
−比較例2−
Rh含有層4の希釈剤としてLaアルミナを採用し、他は実施例5と同じ構成にした。
[排気ガス浄化性能評価試験]
実施例1〜8及び比較例1,2の各触媒をベンチエージングした後、各触媒から担体容量約25mLのコアサンプルを切り出した。ベンチエージングでは、触媒をエンジンの排気管に取り付け、触媒入口での排気ガス温度が900℃となるようにエンジン回転数を設定し、その900℃の排気ガスに触媒を50時間晒した。エンジン運転期間中、Pを添加したエンジンオイルを吸気マニホールドにポンプで供給し続けるようにした。
そうして、触媒のコアサンプルをモデルガス流通反応装置に取り付け、HC、CO及びNOxの浄化に関する各ライトオフ温度T50(℃)を測定した。すなわち、触媒に流入するモデルガスの温度を100℃から漸次上昇させていき、その触媒から流出するガスのHC及びCO各々の濃度変化を検出した。T50(℃)は、HC、CO及びNOx各成分の浄化率が50%に達したときの触媒入口ガス温度である。
モデルガスは、A/F=14.7±0.9とした。すなわち、A/F=14.7のメインストリームガスを定常的に流しつつ、所定量の変動用ガスを1Hzでパルス状に添加することにより、A/Fを±0.9の振幅で強制的に振動させた。空間速度SVは60000h−1、昇温速度は30℃/分である。A/F=14.7、A/F=13.8及びA/F=15.6のときのガス組成を表3に示す。
Figure 2013237014
[試験結果]
図2に排気ガス浄化性能評価試験の結果を示す。HC、CO及びNOxいずれのT50に関しても、実施例1〜8は、比較例1,2よりも低く、高温被熱後の排気ガス浄化性能が優れていることがわかる。これは、希釈剤としてZr系複合酸化物Zr(La,Y)を採用したことによると認められる。すなわち、触媒の高温被熱によって、第1Rh成分及び第2Rh成分のRhの熱振動が大きくなると、該Rhが蒸散等によって希釈剤へ移動する。しかし、実施例の希釈剤は、比較例のLaアルミナとは違って、Rhが固溶しにくいZr系複合酸化物であるから、このZr系複合酸化物にRhが付着しても、そのRhの失活が避けられる。よって、触媒の高温被熱による劣化の程度は軽い。
実施例1と実施例2との比較、実施例3と実施例4との比較、並びに実施例7と実施例8との比較によれば、希釈剤としてはZrLaYの方がZrYよりも良い。実施例5と実施例6との比較によれば、希釈剤としてはZrYの方がZrLaよりも良い。このことから、希釈剤としては、Zrを主成分として他にYを含有することが良く、さらにはLaとYとを含有する方がさらに良いということができる。
また、実施例1と3との比較、並びに実施例6と実施例8との比較から、希釈剤としては、Zr系複合酸化物単独よりも、Zr系複合酸化物をアルミナ材に担持させる方が良いことがわかる。また、実施例1〜8及び比較例1,2を希釈剤が同じ触媒同士で比較すると、第2Rh成分のサポート材に関しては、概ねZrLa/Laアルミナの方がZrLaY/Laアルミナよりも良い。
1 排気ガス浄化用触媒
2 基材
3 触媒層
4 Rh含有層
5 Pd含有層

Claims (3)

  1. 基材上にRhを含有する触媒層が設けられている排気ガス浄化用触媒であって、
    上記触媒層は、主成分としてのZrと、La及びYの少なくとも一方を含みCeを含まない複数種のZr系複合酸化物を含有し、
    上記複数種のZr系複合酸化物のうちの一種は、Laを必須成分として含有し、且つ活性アルミナに担持されており、この活性アルミナに上記Zr系複合酸化物が担持されてなるサポート材に上記Rhが担持されていることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  2. 請求項1において、
    上記複数種のZr系複合酸化物のうちの残りのZr系複合酸化物は、上記一種のZr系複合酸化物よりもRh担持量が少ないか、又は該Rh担持量が零であることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記複数種のZr系複合酸化物のうちの残りのZr系複合酸化物は、活性アルミナに担持されていることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
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