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JP2013242468A - 画像加熱装置 - Google Patents

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JP2013242468A
JP2013242468A JP2012116442A JP2012116442A JP2013242468A JP 2013242468 A JP2013242468 A JP 2013242468A JP 2012116442 A JP2012116442 A JP 2012116442A JP 2012116442 A JP2012116442 A JP 2012116442A JP 2013242468 A JP2013242468 A JP 2013242468A
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Makoto Suzuki
良 鈴木
Koichi Kakuhari
光一 覚張
Toshinori Nakayama
敏則 中山
Taichi Takemura
太一 竹村
Toshihisa Yago
理久 矢後
Kouta Arimoto
孝太 有元
Kazuhiro Hasegawa
和弘 長谷川
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Abstract

【課題】ヒータの短手方向の幅を小さくでき、非通紙部昇温の抑制とヒータの長手方向の温度ムラの軽減を両立できるようにした画像加熱装置の提供。
【解決手段】記録材S上の画像tに接触して加熱する画像加熱ベルト14と、前記画像加熱ベルトを加熱するヒータ39と、を有する画像加熱装置において、前記ヒータは、前記画像加熱ベルトの幅方向に延びた基板39bと、前記基板の前記画像加熱ベルトと摺動する側に設けられ前記基板の長手方向への通電により発熱する第1の抵抗体39aと、前記基板の前記画像加熱ベルトと摺動する側とは反対側に設けられ前記基板の短手方向への通電により発熱する第2の抵抗体であって前記第1の抵抗体より大きい正の抵抗温度係数を備えた第2の抵抗体39dと、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタ等の画像形成装置に搭載される定着装置(定着器)として用いれば好適な画像加熱装置に関する。
電子写真式の複写機やプリンタに搭載する定着装置(定着器)として、フィルム加熱方式の定着装置が知られている。特許文献1にはこのタイプの定着器が記載されている。このタイプの定着器は、セラミック製の基板上に通電発熱抵抗体を有するヒータと、ヒータに接触しつつ移動する定着フィルムと、定着フィルムを介してヒータとニップ部を形成する加圧ローラなどを有している。未定着トナー画像を担持する記録材は定着器のニップ部で挟持搬送されつつ加熱され、これにより記録材上のトナー画像は記録材に加熱定着される。
この定着器は、ヒータへの通電を開始し定着可能温度まで昇温するのに要する時間が短いというメリットを有する。従ってこの定着器を搭載するプリンタは、プリント指令の入力後、1枚目の画像を出力するまでの時間(FPOT:First Print Out Time)を短くできる。またこの定着器は、プリント指令を待つ待機中の消費電力が少ないというメリットもある。
ところで、フィルム加熱方式の定着器を搭載するプリンタで小サイズの記録材を大サイズの記録材と同じプリント間隔で連続プリントすると、ヒータの記録材が通過しない領域(非通紙領域)が過度に昇温(非通紙部昇温)することが知られている。ヒータの非通紙領域が過昇温すると、ヒータを支持するホルダや加圧ローラが熱により損傷する場合がある。
そこで、フィルム加熱方式の定着器を搭載するプリンタは、小サイズの記録材に連続プリントする場合、大サイズの記録材に連続プリントする場合よりもプリント間隔を広げる制御を行いヒータの非通紙領域の過昇温を抑えている。
しかしながら、プリント間隔を広げる制御は単位時間当りの出力枚数を減らすものであり、単位時間当りの出力枚数を大サイズの記録材の場合と同等或いは若干少ない程度に抑えることが望まれる。
特許文献2では、加熱体に対し被加熱材の導入方向に通電(短手通電)し、加熱体のPTC(Positive Temperature Coefficient)特性により非通紙部の昇温を抑える加熱装置が提案されている。
加熱体への短手通電は長手通電(加熱体に対し被加熱材の導入方向と直交する長手方向に通電)に比べて、通電発熱抵抗体の長さと断面幅が大きくなる。そのため、短手通電と長手通電の抵抗値をそろえるには、(i)短手通電の通電発熱抵抗体の抵抗率を上げる、(ii)短手通電の通電発熱抵抗体の断面高さを小さくする方法が挙げられる。高抵抗の材料は選択肢が少なく、通電発熱抵抗体の抵抗率だけで抵抗値を調整するのは難しいことから、実際は通電発熱抵抗体の抵抗率を上げることと断面高さを小さくすることの両方で抵抗の調整が行われている。
ところが、製造時に通電発熱抵抗体は数μm程度の厚みムラを持つことから、通電発熱抵抗体の断面高さが小さいほど抵抗ムラに及ぼす影響は大きくなり、長手通電に比べて短手通電は長手温度ムラが顕著に表れることがある。
そこで、長手通電と短手通電が可能な通電発熱抵抗体をそれぞれ1つ以上有し、紙サイズや紙種によって通電方向・通電比率を切り替えることで長手温度ムラと非通紙部昇温を両立させることが考えられる。特許文献3では、定着時のヒータへの突入電力を小さくするために、短手通電する構成において、ヒータ基板の同一面内に長手通電と短手通電が可能な通電発熱抵抗体をそれぞれ有する構成のヒータが提案されている。
しかしながら、ヒータ基板の同一面内に長手通電と短手通電が可能な通電発熱抵抗体がそれぞれ設けられている場合、ヒータ基板の幅が大きくなり、定着器が大きくなってしまう。
特開昭63−313182号公報 特開平5−19652号公報 特開2009−265387号公報
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、ヒータの短手方向の幅を小さくでき、非通紙部昇温の抑制とヒータの長手方向の温度ムラの軽減を両立できるようにした画像加熱装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の構成は、記録材上の画像に接触して加熱する画像加熱ベルトと、前記画像加熱ベルトを加熱するヒータと、を有する画像加熱装置において、前記ヒータは、前記画像加熱ベルトの幅方向に延びた基板と、前記基板の前記画像加熱ベルトと摺動する側に設けられ前記基板の長手方向への通電により発熱する第1の抵抗体と、前記基板の前記画像加熱ベルトと摺動する側とは反対側に設けられ前記基板の短手方向への通電により発熱する第2の抵抗体であって前記第1の抵抗体より大きい正の抵抗温度係数を備えた第2の抵抗体と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、加熱体の短手方向の幅を小さくでき、非通紙部昇温の抑制と加熱体の長手方向の温度ムラの軽減を両立できるようにした画像加熱装置の提供を実現できる。
画像形成装置の一例の概略構成を表す横断面模式図である。 定着装置の概略構成を表す横断面模式図である。 定着装置におけるヒータの概略構成を模式的に表す概略平面図と縦断面図である。 ヒータの基板表面と基板裏面にそれぞれ短手通電可能に通電発熱抵抗体を配置した場合のA4の105g紙連続通紙時の長手温度分布比較図である。 ヒータ温度制御系の回路を示すブロック図である。 (a)はLTR連続通紙時の長手通電と短手通電の通電比率による長手方向の温度分布を模式的に示した図である。(b)はA4R連続通紙時の長手通電と短手通電の通電比率による長手方向の温度分布を模式的に示した図である。 定着装置における短手通電と長手通電の一例の切り替え制御のフローチャートである。 定着装置で加熱定着処理した際の記録材のサイズ・種類に応じた長手通電と短手通電のメリット・デメリットの一覧である。 定着装置の非通紙部昇温の説明図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
[実施例]
(1)画像形成装置の構成
図1は本発明に係る画像加熱装置を定着装置(定着器)として搭載する画像形成装置の一例の概略構成を表す横断面模式図である。この画像形成装置は4色フルカラーの電子写真方式のレーザープリンタである。
図1に示す画像形成装置は、記録材上に未定着トナー画像を形成する画像形成部Aと、記録材が担持する未定着トナー画像を記録材上に加熱定着する定着部(定着装置)Bと、に大別される。
画像形成部Aにおいて、中間転写体としての中間転写ベルト17の回転方向(矢印R17方向)に沿って上流側から下流側にかけて4つの画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdが配設されている。各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdは、この順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成するように構成されており、それぞれ像担持体としてドラム形の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という。)1Y,1M,1C,1Kを有している。
感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ矢印R1方向に回転駆動されるようになっている。各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの周囲には、その回転方向に沿って、帯電装置(帯電手段)2Y,2M,2C,2Kと、露光装置(潜像形成手段)3Y,3M,3C,3Kがその順に配設されている。更に現像装置(現像手段)4Y,4M,4C,4Kと、一次転写ローラ(一次転写手段)5Y,5M,5C,5Kと、ドラムクリーナ(クリーニング手段)6Y,6M,6C,6Kなどがその順に配設されている。
また、中間転写体としての中間転写ベルト17の下方には、転写搬送ガイド18が配設され、この転写搬送ガイド18による記録用紙などの記録材Sの搬送ガイド方向(図1中の矢印R18方向)の下流側に定着装置Bが配設されている。
以下の説明では、感光体ドラム1Y,1M,1C,1K、帯電装置2Y,2M,2C,2Kについて、特に色を区別する必要がないので、単に、感光体ドラム1、帯電装置2のように表記するものとする。また露光装置(潜像形成手段)3Y,3M,3C,3K、現像装置4Y,4M,4C,4Kについても、特に色を区別する必要がないので、単に、露光装置3、現像装置4のように表記するものとする。更に一次転写ローラ(一次転写手段)5Y,5M,5C,5K、ドラムクリーナ(クリーニング手段)6Y,6M,6C,6Kについても、特に色を区別する必要がないので、単に、一次転写ローラ5、ドラムクリーナ6のように表記するものとする。
本実施例では、感光体ドラム1として、直径が30mmのものを用いている。感光体ドラム1は、接地されたアルミニウムなどの導電材製ドラム基体の外周面に所定の有機光導電体層(OPC)からなる感光体層を形成塗布されたものである。この感光体層は、下引層(UCL)、電荷キャリア生成層(CGL)、電荷キャリア移動層(CTL)が積層されている。
感光体層は所定の絶縁層であり、特定の波長の光を照射することにより、導電体になるという性質を有している。これは、光を照射することによって、電荷キャリア生成層内に正孔が生成し、それらが電荷の流れの担い手となるからである。電荷キャリア生成層は厚さ0.2μmのフタロシニアン化合物で、電荷キャリア移動層は厚さ25μm程度のヒドラゾン化合物を分散させたポリカーボネートで構成されている。
帯電装置として帯電ローラ2を使用している。帯電ローラ2は感光体ドラム1表面に接触するように配置されている。帯電ローラ2の構造は、中心に導電性の芯金を有し、この芯金の外周に導電性弾性層、中抵抗導電層、低抵抗導電層が形成されている。
帯電ローラ2は、その両端部を軸受け(不図示)によって回転自在に軸支され、感光体ドラム1の回転軸線に平行に配置されている。帯電ローラ2の両端部の軸受けは、ばねなどの弾性部材(不図示)によって、感光体ドラム1の母線方向と直交する垂直方向に所定の押圧力で加圧されている。その加圧力によって帯電ローラ2の外周面(表面)は感光体ドラム1の外周面(表面)に圧接され、これにより帯電ローラ2は感光体ドラムの回転に追従して回転する。
露光装置3として画像情報に応じてレーザー光をON/OFFするレーザースキャナを使用している。レーザースキャナ3から発生したレーザー光は、反射ミラーを介して、感光体ドラム1表面の帯電面に走査露光される。これにより感光体ドラム1表面の帯電面においてレーザー光照射部分の電荷が除去され、感光体ドラム1表面の帯電面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。
現像装置4として二成分現像剤を収容した現像装置を使用している。現像装置4の感光体ドラム1表面と対向する開口部内には現像スリーブ4Ya,4Ma,4Ca,4Kaが回転自在に設置されている。
現像装置4の上方には、補給用のトナーを収容した着脱自在なトナー容器(不図示)が設けられている。現像によって消費されたトナーはトナー容器に設けられた補給口から補給搬送路(不図示)を通って、現像装置4の有する現像容器に設けられた補給口(不図示)から現像容器内に補給される。補給搬送路には、補給スクリューが設けられており、補給スクリューの回転時間を制御することによって、現像容器内に補給されるトナー量が調整されるようになっている。
2つの従動ローラ8,9、一次転写ローラ5及び二次転写対向ローラ11には、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト17が掛け渡されている。中間転写ベルト17は、中間転写ベルト17の内周面(内面)側から一次転写ローラ5によって押圧されていて、中間転写ベルト17の外周面(表面)を感光体ドラム1表面に当接させている。これにより感光体ドラム1表面と中間転写ベルト17表面とで一次転写ニップ(一次転写部)Nt1を形成している。
中間転写ベルト17表面側には、中間転写ベルト17を挟んで二次転写対向ローラ11と対向するように二次転写ローラ12が配設されている。二次転写ローラ12は中間転写ベルト17に押圧されていて、二次転写ローラ12の外周面(表面)を中間転写ベルト7表面に当接させている。これにより中間転写ベルト17表面と二次転写ローラ12表面とで二次転写ニップ(二次転写部)Nt2を形成している。
中間転写ベルト17は、駆動ローラも兼ねる二次転写対向ローラ11の矢印R17方向の回転に伴って、矢印R17方向に回転するようになっている。この中間転写ベルト17の回転速度は、各感光体ドラム1の回転速度(プロセススピード)とほぼ同じに設定されている。
次に、上記構成の画像形成装置の画像形成動作を説明する。本実施例の画像形成装置は、プリントジョブ信号に応じて所定のモータ(不図示)が回転駆動され、各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdの感光体ドラム1が矢印R1方向に回転する。
先ず1色目のイエローの画像形成ステーションPaにおいて、感光体ドラム1表面を帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電する(帯電工程)。次にレーザースキャナ3がレーザー光を感光体ドラム1表面の帯電面に走査露光して画像情報に応じた静電潜像を形成する(露光工程)。この潜像は現像装置4によりイエローのトナーによって現像される(現像工程)。これにより感光体ドラム1表面にイエローのトナー画像が形成される。
同様の帯電、露光、現像の各工程が2色目のマゼンタの画像形成ステーションPb、3色目のシアンの画像形成ステーションPc、4色目のブラックの画像形成ステーションPdにおいても行われる。そして各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdの感光体ドラム1表面に各色のトナー画像が形成される。
これら4色のトナー画像は、一次転写ニップ部Nt1において、一次転写ローラ5に一次転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト17の外周面(表面)に順次一次転写される。こうして、4色のトナー画像が中間転写ベルト17表面上で重ね合わされる。一次転写時に、中間転写ベルト17に転写されないで感光体ドラム1表面に残ったトナー(残留トナー)は、ドラムクリーナ6によって除去される。残留トナーが除去された感光体ドラム1は、次の画像形成に供される。
上述のようにして中間転写ベルト17上で重ね合わされた4色のトナー画像は、記録材Sに二次転写される。即ち、給紙カセット(不図示)から給紙搬送装置によって搬送された記録材Sは、レジストローラ13によって中間転写ベルト17上のトナー画像にタイミングを合わせるようにして二次転写ニップNt2に供給される。供給された記録材Sは、二次転写ニップNt2で中間転写ベルト17表面と二次転写ローラ12表面とで挟持されつつ搬送(挟持搬送)される。この搬送過程において、二次転写ローラ12に二次転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト17表面上の4色の未定着トナー画像が一括して記録材S上に二次転写される。二次転写後に、転写されないで中間転写ベルト17表面に残ったトナー(転写残トナー)は、ベルトクリーナ10によって除去される。
未定着トナー画像が二次転写された記録材Sは、定着装置Bによって、加熱・加圧されて記録材S上にトナー画像が加熱定着される。トナー画像定着後の記録材Sは、排紙トレイ(不図示)上に排出される。
以上で、1枚の記録材Sの片面(表面)に対する4色フルカラーの画像形成が終了する。
(2)定着装置Bの構成
図2は定着装置Bの概略構成を表す横断面模式図である。この定着装置はフィルム加熱方式の定着装置である。
以下の説明において、定着装置及びこの定着装置を構成する部材に関し、長手方向(以下、幅方向とも記す)とは記録材の面において記録材搬送方向と直交する方向をいう。短手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と平行な方向をいう。幅とは短手方向の寸法をいう。
本実施例に示す定着装置Bは、記録材上の画像に接触して加熱する筒状の画像加熱ベルト(以下、定着フィルムと記す)14、定着フィルム14を加熱するヒータ39と、支持部材としてのヒータホルダ40と、加圧部材としての加圧ローラ15などを有している。定着フィルム14と、ヒータ39と、ヒータホルダ40と、加圧ローラ15は、何れも長手方向に長い部材である。
本実施例に示す定着装置Bにおいて、ヒータ39はヒータホルダ40に支持されており、このヒータホルダ40には定着フィルム14が回転可能にルーズに外嵌されている。そしてヒータ39と定着フィルム14を介して対向するように加圧ローラ40が配設されており、この加圧ローラ40に対してヒータホルダ40が定着フィルム14の母線方向と直交する垂直方向に加圧されている。これにより定着フィルム14の外周面(表面)と加圧ローラ40の外周面(表面)とで定着ニップ部(ニップ部)Nが形成される。
(2−1)ヒータホルダ40
横断面略U字形状に形成されたヒータホルダ40は、耐熱性の高い液晶ポリマー樹脂で形成され、短手方向下面中央でヒータ39を支持すると共に短手方向外周面で定着フィルム14をガイドする役割を果たしている。液晶ポリマーとして、デュポン社のゼナイト7755(商品名)を使用した。
ヒータホルダ40の長手方向両端部は、定着装置Bの装置フレーム35の前後の支持部材(不図示)に支持されている。そしてそのヒータホルダ40の長手方向両端部は、加圧機構(不図示)により、その一端側が156.8N(16kgf)、総圧313.6N(32kgf)の力で定着フィルム14の母線方向と直交する垂直方向に加圧されている。その結果、ヒータ39の下面(加熱面)を、定着フィルム14を介して加圧ローラ15の後述する弾性層に抗して所定の押圧力をもって圧接させ、未定着トナー画像の加熱定着に必要な所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
(2−2)定着フィルム14
定着フィルム14は、クイックスタートを可能にするために総厚200μm以下の厚みの耐熱性フィルムである。ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の耐熱性樹脂、あるいは耐熱性、高熱伝導性を有するSUS(ステンレス鋼)、Al、Ni、Cu、Zn等の純金属、あるいは合金を基層として形成されている。
樹脂製の基層の場合は熱伝導性を向上させるために、BN、アルミナ、Al等の高熱伝導性粉末を混入してあってもよい。また、長寿命の加熱定着装置を構成するために充分な強度を持ち、耐久性に優れた定着フィルム14として、総厚20μm以上の厚みが必要である。よって、定着フィルム14の総厚としては20μm以上200μm以下が最適である。
更に、オフセット防止や記録材の分離性の確保のために基層の外周面には、PTFE、PFA、FEP、ETFE、CTFE、PVDF等のフッ素樹脂、シリコーン樹脂等の離型性の良好な耐熱樹脂が混合ないし単独で被覆された離型性層(離型層)が形成される。離型性層は、PTFE及びPFAを少なくとも含む材料で構成している。
ここで、PTFEは、ポリテトラフルオロエチレンであり、PFAは、テトラフルオロエチレン パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であり、FEPは、テトラフルオロエチレン ヘキサフルオロプロピレン共重合体である。また、ETFEは、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体であり、CTFEは、ポリクロロトリフルオロエチレンであり、PVDFは、ポリビニリデンフルオライドである。
被覆の方法としては、基層の外周面をエッチング処理した後に離型性層をディッピングするか、粉体スプレー等の塗布であってもよい。或いは、チューブ状に形成された樹脂を基層の外周面に被せる方式であってもよい。又は、基層の外周面をブラスト処理した後に、接着剤であるプライマ層を塗布し、離型性層を被覆する方法であってもよい。
(2−3)加圧ローラ15
加圧ローラ15は、SUS、SUM(硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材)、Al等の金属製芯金37の外周面上に、弾性ソリッドゴム層、弾性スポンジゴム層、あるいは弾性気泡ゴム層等の弾性層38を設けてなる弾性ローラである。この加圧ローラ15は金属製芯金37の長手方向両端部が装置フレーム35の前後の支持部材に軸受(不図示)を介して回転可能に支持されている。
ここで、弾性ソリッドゴム層は、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱ゴムで形成したものである。また、弾性スポンジゴム層は、より断熱効果を持たせるためにシリコーンゴムを発泡して形成したものである。また、弾性気泡ゴム層は、シリコーンゴム層内に中空のフィラー(マイクロバルーン等)を分散させ、硬化物内に気体部分を持たせて断熱効果を高めたものである。
この弾性層38の外周面上に、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等の離型性層を形成してあってもよい。
(2−4)ヒータ39
以下に、本発明の特徴的な構成であるヒータ39について説明する。図3において、(a)はヒータ39の基板表面側の概略構成を表す正面図と基板裏面側の概略構成を表す背面図、(b)はヒータ39の長手方向中央における短手方向の縦断面図である。
ヒータ39は、アルミナや窒化アルミ等により作製され定着フィルム14の長手方向(幅方向)に延びた絶縁性セラミック基板(以下、基板と記す)39bを有している。この基板39bは、低熱容量のプレート状に形成してある。
基板39bの定着フィルムと摺動する側の面(以下、基板表面と記す)39b1には、基板39bの長手方向に沿って所定の抵抗温度係数を有する第1の抵抗体としての通電発熱抵抗層39aが、スクリーン印刷等により厚み約20μm程度で形成されている。通電発熱抵抗層39aは、Ag/Pd(銀パラジウム)等の材料で形成され、抵抗温度係数は500ppm程度、長手方向の単位長さ当たりの抵抗値は均一である。
本実施例では、通電発熱抵抗層39aの抵抗温度係数が正の値の材料を使用しているが、負の値の材料を使用しても良い。本実施例における抵抗温度係数TCRの測定方法であるが、以下の計算式に基づいて行っている。
TCR=(R(HT)−R(RT))/R(RT)/ΔT
R(HT)は通紙中使用されるヒータ温度での通電発熱抵抗層の抵抗値であり、本実施例においてはヒータ温度230℃における抵抗値を用いた。R(RT)は室温での通電発熱抵抗層の抵抗値であり、本実施例においてはヒータ温度23℃における抵抗値を用いた。ΔTはR(HT)とR(RT)を測定した時のヒータ温度の差分である。
また基板表面39b1には、通電発熱抵抗層39aに通電するための導電パターン40aが、スクリーン印刷等により通電発熱抵抗層39aの長手方向両端部に形成されている。導電パターン40aは、通電発熱抵抗層39aと同じ材料を用いて形成され通電発熱抵抗層39aと電気的に接続している。
更に基板表面面39b1には、導電パターン40aに給電するための電極41aが、スクリーン印刷等により基板39bの長手方向両端部の内側に形成されている。電極41aは導電パターン40aと電気的に接続している。
一方、基板39bの定着フィルムと摺動する側とは反対側の面(以下、基板裏面と記す)39b2には、基板39bの長手方向に沿って第2の抵抗体としての通電発熱抵抗層39dが、スクリーン印刷等により厚み約10μm程度で形成されている。この通電発熱抵抗層39dは、通電発熱抵抗層39aより大きい正の抵抗温度係数を有する通電発熱抵抗層である。そしてこの通電発熱抵抗層39aは、RuO2(酸化ルテニウム)、Ta2N(窒化タンタル)等の材料で形成され、抵抗温度係数は4000ppm程度、長手方向の単位長さ当たりの抵抗値は均一である。
本実施例では、短手通電により非通紙部の昇温を抑えることが目的であるので、(i)短手方向に通電する通電発熱抵抗層39dの抵抗温度係数が正の数であり、(ii)長手方向に通電する通電発熱抵抗層39aより短手方向に通電する通電発熱抵抗層39dの抵抗温度係数が正負の符号込みの比較で大きくなるように材料の選択を行っている。
また基板裏面39b2には、通電発熱抵抗層39dに通電するための導電パターン40bが、スクリーン印刷等により通電発熱抵抗層39dの長手方向に沿って形成されている。導電パターン40bは、通電発熱抵抗層39dと同じ材料を用いて形成され基板39bの短手方向で通電発熱抵抗層39dと電気的に接続している。
更に基板裏面39b2には、導電パターン40bに給電するための電極41bが、スクリーン印刷等により基板39bの長手方向両端部の内側に形成されている。電極41bは導電パターン40bと電気的に接続している。
基板表面39b1と基板裏面39b2には、熱効率を損なわない範囲で通電発熱抵抗層39a,39d及び導電パターン40a,40bを保護する保護層39cが設けられている。保護層39cの厚みは十分薄く、ヒータ39の表面性を良好にする程度が望ましく、ガラスコートやフッ素樹脂コート等の加工が施されている。
(2−5)定着装置Bの加熱定着動作
図2(a)を参照して本実施例の定着装置Bの加熱定着動作を説明する。本実施例の定着装置Bは、プリントジョブ信号に応じてモータ駆動制御回路(駆動制御部(不図示))が所定のモータ(不図示)を回転駆動する。このモータの出力軸の回転は加圧ローラ15の芯金37の端部に設けられた駆動ギア(不図示)に伝達され、これにより加圧ローラ15は矢印方向に回転する。この加圧ローラ15の回転は定着ニップ部Nにおいて加圧ローラ15表面と定着フィルム14表面との摩擦力により定着フィルム14に伝達される。これにより定着フィルム14は、定着フィルム14の内周面(内面)がヒータ39の保護層39c表面と摺動しつつ加圧ローラ15の回転に追従して矢印方向に回転(移動)する。
定着フィルム14内面とヒータ39の保護層39c表面との間には、フッ素系やシリコーン系の耐熱性グリース等の潤滑剤を介在させるとよい。これにより定着フィルム14内面と保護層39c表面との摩擦抵抗を低く抑え、滑らかに定着フィルム14を回転させることができる。
またプリントジョブ信号に応じてヒータ制御回路(加熱体制御部)407は、第1のトライアック405と第2のトライアック406の何れか一方、又は第1のトライアック405と第2のトライアック406の両方をオン(ON)する。
第1のトライアック(第1の通電制御回路)405がオンされると、交流電源408よりヒータ39の電極41aに給電され導電パターン40aを通じて第1の通電発熱抵抗層39aに基板39aの長手方向で通電される(長手通電)。これにより第1の通電発熱抵抗層39aは発熱する。第2のトライアック(第2の通電制御部)406がオンされると、交流電源408よりヒータ39の電極41bに給電され導電パターン40bを通じて第2の通電発熱抵抗層39dに基板39aの短手方向で通電される(短手通電)。これにより第2の通電発熱抵抗層39dは発熱する。
第1の通電発熱抵抗層39aと第2の通電発熱抵抗層39dの何れか一方、又は第1の通電発熱抵抗層39aと第2の通電発熱抵抗層39dの両方が発熱することによりヒータ39は急速に昇温して定着フィルム14を加熱する。
ヒータ39の温度は定着ニップ部Nとは反対側でヒータ39の保護層39cの長手方向中央に配設されたサーミスタ(温度検知部材)305により検出される。ヒータ制御回路407は、サーミスタ305からの出力信号を取り込む。そしてその出力信号に基き、トライアック405,406が対応する通電発熱抵抗層39a,39dに印加する電圧のデューティー比や波数等を決定し適切に制御して定着ニップ部N内の温度を所定の定着設定温度(目標温度)に保つ。
モータを回転駆動し、かつ所定の定着設定温度に維持した状態において、未定着トナー画像tを担持した記録材Pがトナー画像担持面を定着フィルム14側にして入り口ガイド34で定着ニップ部Nに導入(通紙)される。この記録材Pは定着ニップ部Nで定着フィルム14表面と加圧ローラ15表面とで挟持されつつ搬送(挟持搬送)され、その搬送過程で未定着トナー画像tはヒータ39の熱と定着ニップ部Nのニップ圧を受けて記録材P上に加熱定着される。定着ニップ部Nを出た記録材Pは定着排紙ローラ36により挟持搬送されて定着装置Bから排出される。
(2−6)ヒータ39の短手通電と長手通電について
本実施例の定着装置Bは、上述のようにヒータ39の定着ニップ部Nとは反対側で通電発熱抵抗層39dに短手通電するようになっている。これにより第1の通電発熱抵抗層39dで発生する熱が高熱伝導部材である基板39bを介して定着フィルム14に伝わるので、製造時の通電発熱抵抗層39dの厚みムラによる長手温度ムラの影響を軽減することが出来る。これにより長手温度ムラに起因するグロスムラの発生を抑制できる。
ヒータ39の基板表面39b1と基板裏面39b2にそれぞれ短手通電可能に通電発熱抵抗層39dを配置した場合のA4の105g紙連続通紙時の長手温度分布比較を図4に示す。図4では、基板表面39b1bに配置した通電発熱抵抗層39dの温度分布を短手表面の温度分布として表し、短手裏面の温度分布は基板裏面39b2bに配置した通電発熱抵抗層39dの温度分布を短手裏面の温度分布として表している。図4から明らかなように、基板裏面39b2で通電発熱抵抗層39dに短手通電するよりも基板裏面39b2で通電発熱抵抗層39dに短手通電することで、フィルム表面160(℃)における温度ムラが軽減していることが分かる。
また本実施例の定着装置Bは、上述したように基板表面39b1に長手通電可能に通電発熱抵抗層39aを配置し、基板裏面39b2に短手通電可能に通電発熱抵抗層39dを配置してある。基板39の同一面に、長手通電可能な通電発熱抵抗層39aと、短手通電可能な通電発熱抵抗層39dを、基板39の短手方向に並列に配置する場合、基板39bの幅が20mm程度必要であった。これに対して、基板表面39b1に長手通電可能に通電発熱抵抗層39aを配置し、基板裏面39b2に短手通電可能に通電発熱抵抗層39dを配置した場合、基板39aの幅を10mm程度に半減することが出来る。それ故、定着装置Bを幅方向で小型化することが可能となる。
(2−7)ヒータ39の短手通電と長手通電の切り替えについて
図3(a)に示されるように、第1のトライアック405と第2のトライアック406をヒータ制御回路407で切り替えることによって、長手通電可能な通電発熱抵抗層39aと短手通電可能な通電発熱抵抗層39dへの通電を独立に制御するようにしている。
図5はヒータ温度制御系の回路を示すブロック図を示す。第1のトライアック405と第二トライアック406は、それぞれ、ヒータ制御回路407からの制御信号により制御される。ヒータ制御回路407は、I/O制御部505、CPU506、記憶部507などを有する。
I/O制御部505は、入出力信号を伝送、制御する。CPU506は、所定のプログラムにより演算を行ったり処理部全体をコントロールしたりする中央処理演算部である。記憶部507は、プログラムや所定のデータを格納するROMや信号処理に応じて一時的にデータを格納するRAM、またはICカードやフロッピディスク等を含み、プログラムやデータの書込みや読出しを行う。CPU506には、時間をカウントするタイマ(ヒータへの通電時間を計測する計測手段)が具備され、CPU506又はI/O制御部505には複数のレジスタが備えられ、データ信号を一時的に記憶読み出し処理のために用いられる。
ここで、図9を参照して定着装置Bの非通紙部昇温について説明する。定着装置Bの定着ニップ部Nに大サイズの記録材Sよりも幅の狭い小サイズの記録材Sを通紙すると、定着ニップ部Nに小サイズの記録材Sが通過する領域(通紙領域)と通過しない領域(非通紙領域)が発生する。通紙領域では熱が記録材Sに奪われるが非通紙領域で熱が記録材Sに奪われないため、通紙領域と非通紙領域の温度差が大きくなってくる。このため、図9に示すように、定着装置Bの長手方向の幅に対し、比較的小さい記録材(小サイズ紙)を通紙した際には、定着装置Bの長手方向において通紙領域と非通紙領域との温度差が大きくなる(非通紙部昇温)。
図6(a)はLTR連続通紙時の長手通電と短手通電の通電比率による長手方向の温度分布を模式的に示した図である。図6(b)はA4R連続通紙時の長手通電と短手通電の通電比率による長手方向の温度分布を模式的に示した図である。
図6(b)に示されるように、フィルム表面温度(℃)における通紙領域の長手温度ムラは、長手通電時が最も小さく、長手通電+短手通電、短手通電の順で悪くなっていることが分かる。長手通電時、長手通電+短手通電時は長手温度ムラ起因のグロスムラが発生することは無いが、短手通電時はコート紙通紙時にグロスムラが発生してしまう。小サイズ通紙時の非通紙部昇温は、短手通電時が最も小さく、長手通電+短手通電、長手通電の順で悪くなっていることが分かる。ここで、ラージサイズとは紙幅がLTR以上の紙サイズであり、小サイズとは紙幅がLTR未満の紙サイズをさす。
以上より、ラージサイズ通紙時は非通紙部昇温が起こらないので長手温度分布をフラットにするために長手通電を行う。小サイズのコート紙通紙時には長手温度ムラを抑制しつつ高生産性を維持するために短手通電+長手通電を行う。小サイズの普通紙通紙時には温度ムラがあるものの普通紙通紙ではグロスムラが発生しないので高生産性・省エネの観点から短手通電を行う。
このように記録材Sの種類及び幅サイズの少なくとも1つに応じて通電発熱抵抗層39aと通電発熱抵抗層39dへの通電比率を切り替える。これにより非通紙領域における昇温を抑制し、小サイズの記録材に対してもプリントスピードを低速化させることなく、且つ、長手温度ムラ起因のグロスムラの発生を抑制することが出来る。
図7は本実施例の定着装置Bにおける短手通電と長手通電の一例の切り替え制御のフローチャートである。
プリントジョブ信号受信(S101)後、用紙幅が279mm以上か判定する(S102)。用紙幅が279mm以上であれば第一トライアックON、第二トライアックOFFで長手通電を開始する(S103)。用紙幅が279mm未満であれば用紙種類がコート紙か判定する(S104)。コート紙であれば第一トライアックON、第二トライアックONで長手通電と短手通電を50:50で通電開始する(S105)。コート紙でなければ第一トライアックOFF、第二トライアックONで短手通電を開始する(S106)。
サーミスタ305の温度がプリントスタート温度T以上であれば(S107)、プリントをスタートさせる(S108)。サーミスタ305の温度がプリントスタート温T未満であれば、プリントスタート温度TになるまでS107を繰り返す。
図8は本実施例の定着装置Bで加熱定着処理した際の記録材の幅サイズ(紙サイズ)・種類(紙種)に応じた長手通電と短手通電のメリット・デメリットの一覧である。
画質はグロスムラの発生の有無で評価しており、○はグロスムラ発生無し、△はコート紙でグロスムラ発生、×は普通紙でグロスムラ発生を表している。生産性は105g紙連続通紙時の初期PPMと最終PPMの差で、○はPPM変化無し、△はPPMが半減、×はPPMが1/3を表している。電力は通紙中に非通紙領域に投入される電力の大きさで、○は非通紙領域に投入されている電力が定着電力の10%未満、△は10%以上20%未満、×は20%以上を表している。
長手通電では、小サイズ通紙時に非通紙領域と通紙領域に同じように電力が入ってしまうため、生産性・電力の観点で悪い。短手通電では、非通紙領域が昇温すると電力が入りにくくなるため、生産性・電力の観点で優れているが、製造時の通電発熱抵抗層39dの厚みムラに依る長手温度ムラのため画質に問題がある。長手通電と短手通電の通電比率を50:50にすると長手通電のみと短手通電のみの場合の間の実力となる。
[他の実施例]
実施例の定着装置Bは記録材Sが担持する未定着トナー画像tを記録材S上に加熱定着する装置としての使用に限られない。例えば未定着トナー画像を加熱して記録材上に仮定着する画像加熱装置、或いは記録材上に加熱定着されたトナー画像を加熱してトナー画像表面に光沢を付与する画像加熱装置としても使用できる。
B:定着装置、14:定着フィルム、39:ヒータ、39a:第1の通電発熱抵抗層、39b:基板、39b1:基板表面、39b2:基板裏面、39d:第2の通電発熱抵抗層、S:記録材、t:未定着トナー画像

Claims (2)

  1. 記録材上の画像に接触して加熱する画像加熱ベルトと、
    前記画像加熱ベルトを加熱するヒータと、を有する画像加熱装置において、
    前記ヒータは、前記画像加熱ベルトの幅方向に延びた基板と、前記基板の前記画像加熱ベルトと摺動する側に設けられ前記基板の長手方向への通電により発熱する第1の抵抗体と、前記基板の前記画像加熱ベルトと摺動する側とは反対側に設けられ前記基板の短手方向への通電により発熱する第2の抵抗体であって前記第1の抵抗体より大きい正の抵抗温度係数を備えた第2の抵抗体と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 記録材の種類及び幅サイズの少なくとも1つに応じて前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体への通電比率を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
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