JP2012034595A - 微生物数測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の細菌数測定装置は、試料液に含まれる微生物を測定する測定室6と、この測定室6に設けられ、試料液が流入する流入口7と、測定室に設けられ、試料液が流出する流出口8と、測定室6の底部に設けられた測定電極12と、を有する測定セル1と、この測定セル1の測定電極12に接続した測定部14および交流電源部15とを備えている。そして、交流電源部15が、第1の交流電圧V1を測定電極12に印加して微生物をトラップし、次にパルス電圧V2を測定電極12に印加して、トラップした微生物を破壊する。その後、第2の交流電圧V3を測定電極12に印加して、微生物数を測定する構成とし、第2の交流電圧V3を、第1の交流電圧V1よりも小さくした。
【選択図】図1
Description
すなわち、従来の微生物数測定装置は、測定セルと、この測定セルの前記測定電極に接続した測定部および交流電源部と、を備えている。測定セルは、試料液に含まれる微生物を測定する測定室と、この測定室に設けられ試料液が流入する流入口と、測定室に設けられ前記試料液が流出する流出口と、測定室の底部に設けられた測定電極と、を有している。そして、交流電源部が、第1の交流電圧を前記測定電極に印加して微生物をトラップし、次にパルス電圧を前記測定電極に印加して、トラップした微生物を破壊する。その後、交流電源部は、第2の交流電圧を測定電極に印加して、破壊された微生物からの細胞質流出によるコンダクタンスの上昇を測定し、微生物数を算出する(例えば、特許文献1参照)。
この要望に応えるためには、測定時間が長くなるという課題があった。
すなわち、従来の微生物の測定においては、微生物を破壊して、この破壊された微生物の細胞質の流出によるコンダクタンスの上昇を測定し、微生物数を算出するが、この時、コンダクタンスの上昇を伴うブランク応答も発生してしまう。
すなわち、本発明においては、コンダクタンスの計測を行うための第2の交流電圧を、第1の交流電圧よりも小さくしているため、ブランク応答によるコンダクタンスの上昇を小さくすることができ、ブランク応答の影響を抑制することができる。
その結果として、検体中に含まれる微生物を集めるための時間を短縮することができるので、全体の測定時間を短縮することができる。
図1は、微生物、例えば、細菌の数を測定するための細菌数測定装置を示している。図1中の1は、細菌数を測定する測定セルである。
測定セル1は、長方形状の基板2の上部に、中央に長方形状の貫通孔3を有する薄板状のスペーサ4を積層し、このスペーサ4の上部に、長方形状の蓋体5を積層したものである。これにより、測定セル1の内部には、天地方向(上下方向)に薄い、長方体形状の測定室6が形成されている。
さらに、流入口7には、試料液を収納した検体リザーバ9が、送水チューブ10を介して接続されている。一方、流出口8には、ポンプ11および送水チューブ10を介して検体リザーバ9が接続されている。これにより、測定室6の試料液が、検体リザーバ9に戻るための帰還路が形成される。
なお、測定室6の底部、つまり基板2の上面には、測定液中の細菌数を計測するための測定電極12が設けられている。測定電極12において、測定液中の細菌を集菌し、細菌を破壊し、試料液中の細菌の数を測定する。
そして、交流電源部15が測定セル1の測定電極12に交流電圧を印加し、この測定電極12のコンダクタンスを測定部14において測定する。次に、その測定データが制御演算部16に送られ、この制御演算部16で細菌数を演算算出する。最後に、その算出結果は、表示部17に表示される。
図3は、測定室6において、測定液が流れる様子を表した図である。
本実施形態においては、図1のスペーサ4の厚さを、例えば、250μmとしているため、測定室6の高さは、250μmとなっている。この天地方向(上下方向)に狭い測定室6の中を、図1の流入口7から流出口8方向に向けて、上流側(図3の左手側)から下流側(図3の右手側)に向かって、測定液が流れていく。
ここで、本実施形態における集菌から測定までの動作を、図1、図4および図5を用いて説明する。
また、図5は、測定電極12に印加する電圧の状態を示している。図5中のP1は集菌期間を示し、P2は細菌の破壊期間を示し、P3はコンダクタンスの測定期間を示している。
まず、集菌期間P1においては、図1のポンプ11を起動し、検体リザーバ9に収納された測定液を、流入口7を介して測定室6に流入させる。すると、図3に示すように、測定室6の底部に設けられた測定電極12上を測定液が流動する。
本実施形態の細菌数測定装置では、集菌用の第1の交流電圧V1は、その電圧が大きいほど電界が大きくなり、トラップ領域19の高さが高くなる。このため、細菌を効率よくトラップでき、その結果として、集菌時間を従来よりも短縮することができる。
すると、図4(a)に示すように、測定電極12上に細菌が集菌された状態となる。この時、図5の下部分に示すように、集菌期間P1では、測定電極12上に集まる細菌によってコンダクタンスが徐々に上昇していき、集菌期間P1の終わりには、集菌コンダクタンスGT0となる。しかしながら、GT0に至るまでのコンダクタンス変化から測定液中に含まれる細菌数を測定することは困難である。その理由は、測定液中に含まれる細菌の数が非常に少ないために、GT0に至るまでの変化もごく僅かであり、測定液の温度変化等に起因するコンダクタンス変化が支配的となって、細菌によるコンダクタンス変化のみを測定することが非常に困難なためである。
最後に、コンダクタンスの測定期間P3においては、交流電源部15が細菌破壊用のパルス電圧V2の印加を止め、測定用の第2の交流電圧V3を、例えば、2.5Vpp、100kHzの大きさで、3秒間、測定電極12へと印加する。すると、細菌の中身の細胞質が溶出したために、測定期間P3の開始時に、測定電極12の近傍では急激に電解質濃度が上昇している。つまり、測定電極12の近傍のコンダクタンスが上昇した状態となっている。
制御演算部16では、この送られてきたコンダクタンス上昇分GTPを元に、予め作成しておいた、コンダクタンス上昇分GTPと細菌数との関連テーブル(図示せず)を参照して、試料液中の細菌数を算出し、表示部17がその結果を表示する。
本実施形態では、表示部17に、例えば、1×10の2乗(cfu/ml)と表示される。
その目的は、コンダクタンスの測定時において、外乱としてのブランク応答の影響を抑制するためである。
図6は、このブランク応答の影響を説明するための図である。ここでは、試料液として純水を用い、測定電極12に対して、集菌用の第1の交流電圧V1、細菌破壊用のパルス電圧V2、コンダクタンス測定用の第2の交流電圧V3を順次印加し、得られたコンダクタンス上昇値GTPを縦軸に示している。
ここで、試料液として純水を用いると、純水は通電しないため、本来、ブランク値B1,B2は、0となるはすである。しかしながら、現実には、ブランク応答として、ブランク値B1,B2および、バラツキ値E1,E2の反応が出てきてしまっている。
つまり、細菌を破壊するときには、測定電極12に細菌破壊用のパルス電圧V2を印加するのであるが、このパルス電圧は、集菌用の第一1の交流電圧V1や、測定用の第2の交流電圧V3の正弦波交流電圧に比べて振幅が大きく、かつ矩形波であることから、正弦波に比べて非常に大きなエネルギーを持っている。そして、この大きなエネルギーによって、測定電極12を構成する櫛歯状の電極12a,12bには、トラップした細菌を破壊してしまうほどの強い電界が形成される。
その後、この状態で、コンダクタンス測定用の交流電圧V3を印加すると、この溶出した金属イオンを介して、純水中を電流が流れ、櫛歯状の電極12a,12b近傍付近において局部的な純水の温度上昇を招くこととなる。
本実施形態における細菌数の測定は、細菌の破壊によるコンダクタンスの上昇を測定し、その値によって細菌の数を算出していくものであるため、細菌のコンダクタンス以外の要因でコンダクタンスが上昇することは非常に好ましくない状態である。つまり、図6のブランク応答は、測定の際に排除されることが好ましい。
逆に、交流電圧V3を、2.5Vppと小さくすると、ブランク値B2は小さくなり、バラツキ値E2も小さくなっている。
そこで、本実施形態においては、測定用の交流電圧V3を、集菌用の第1の交流電圧V1よりも小さくし、ブランク応答の影響を抑制している。
また、図7は、このブランク応答の影響を説明する図であり、図6のブランク応答に加えて、大腸菌を実測した値を追加したものである。
この図7においては、5Vppでのブランク応答のバラツキ値E1を示す細線は、大腸菌のバラツキ値E3と、その半分が重なっている。
つまり、5Vppの測定においては、集菌にさらに時間をかける必要があることが分かる。
したがって、本実施形態においては、コンダクタンスの計測に用いる第2の交流電圧を、トラップ時の第1の交流電圧よりも小さくしているので、上述した金属イオンに流れる電流を小さくすることができる。この結果、試料液の温度上昇を抑制し、ブランク応答の影響を抑制して高精度な細菌数の測定を行うことができる。
その結果、試料液中に含まれる細菌数が少ない場合でも、測定電極12上に細菌を集めるための時間を短縮することができるので、全体の測定時間を短縮することができる。
2 基板
3 貫通孔
4 スペーサ
5 蓋体
6 測定室
7 流入口
8 流出口
9 検体リザーバ
10 送水チューブ
11 ポンプ
12 測定電極
12a,12b 櫛歯状の電極
13 接続部
14 測定部
15 交流電源部
16 制御演算部
17 表示部
18 操作部
19 トラップ領域
V1 第1の交流電圧
V2 パルス電圧
V3 交流電圧
P1 集菌期間
P2 破壊期間
P3 測定期間
GTP コンダクタンス上昇分
B1,B2 ブランク値
E1,E2 バラツキ値
Claims (3)
- 試料液に含まれる微生物を測定する測定室と、この測定室に設けられた測定電極と、を有する測定セルと、
この測定セルの前記測定電極に接続された測定部および交流電源部と、
を備え、
前記交流電源部が、前記測定電極に対して第1の交流電圧を印加して微生物をトラップし、次に前記測定電極に対してパルス電圧を印加してトラップした微生物を破壊し、その後、前記測定電極に対して前記第1の交流電圧よりも小さい第2の交流電圧を印加して、前記測定部において微生物数を測定する、
微生物数測定装置。 - 前記測定セルは、前記測定室に前記試料液を流入させる流入口と、前記測定室から前記試料液を流出させる流出口と、を有している、
請求項1に記載の微生物数測定装置。 - 前記流入口には、前記試料液を収納する検体リザーバを接続するとともに、前記流出口には、前記検体リザーバへの帰還路が設けられている、
請求項2に記載の微生物数測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010175618A JP2012034595A (ja) | 2010-08-04 | 2010-08-04 | 微生物数測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010175618A JP2012034595A (ja) | 2010-08-04 | 2010-08-04 | 微生物数測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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ID=45847332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2010175618A Pending JP2012034595A (ja) | 2010-08-04 | 2010-08-04 | 微生物数測定装置 |
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2010
- 2010-08-04 JP JP2010175618A patent/JP2012034595A/ja active Pending
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