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JP2012011690A - タイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤ Download PDF

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JP2012011690A JP2010151133A JP2010151133A JP2012011690A JP 2012011690 A JP2012011690 A JP 2012011690A JP 2010151133 A JP2010151133 A JP 2010151133A JP 2010151133 A JP2010151133 A JP 2010151133A JP 2012011690 A JP2012011690 A JP 2012011690A
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sipe
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Masayuki Hiroishi
正幸 広石
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】セクショナルモールドの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードの加硫離型時の離脱や破損等を防止しつつ、加硫したタイヤの偏摩耗を十分抑えることができるタイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】セクター1のタイヤ成形面2に、周方向に所定の一定ピッチで突設されるサイプ用ブレード5a、5bの内、セクター1の分割位置PLに隣接して配置されるサイプ用ブレード5bについては、セクター1の分割位置PLから遠い側の一方端Aと、分割位置PLから近い側の他方端Bとの間に変向点Pを設け、変向点Pから一方端Aの間の部分はオリジナル形状のままとし、変向点Pから他方端Bの間の部分はオリジナル形状よりも分割位置PLから離れる方向に変化させ、変向点Pから他方端Bまでの長さL1を、オリジナル形状のサイプ用ブレード5aの全長Lの1/2以下にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、セクショナルモールドの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードの加硫離型時の離脱や破損等を防止しつつ、加硫したタイヤの偏摩耗を十分抑えることができるタイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤに関するものである。
近年、タイヤの種々の性能向上の目的で、トレッドには様々な形状の溝が設けられ、ブロック面にはサイプが設けられることがある。このようなタイヤを製造するタイヤ加硫モールドのタイヤ成形面には、溝を成形するアルミニウム製の溝成形突起とともに、サイプを成形するステンレス鋼などの金属からなるサイプ用ブレードが突設される。例えば、図6に示すように、セクショナルタイプの加硫用モールドのセクター1のタイヤ成形面2には、溝成形突起3とサイプ用ブレード4、5が突設される。サイプ用ブレード4、5はタイヤのトレッド表面に直交する向き(即ち、タイヤ成形面2に直交する向き)に突設されるので、セクター1のタイヤ成形面2の周方向中央部に突設されるサイプ用ブレード4は、セクター1の拡縮移動方向とほぼ平行な向きになるが、セクター1の分割位置PL近傍(セクター1の周方向両端部)に突設されるサイプ用ブレード5の向きは、セクター1の拡縮移動方向とは平行ではなく、ある程度の角度を有することになる。そのため、セクター1の分割位置PL近傍に突設されているサイプ用ブレード5には、セクター1を拡径移動させて加硫したタイヤを離型させる際に、外力(曲げモーメント)が作用し易くなる。それ故、セクター1の分割位置PL近傍では分割位置PLに近い程、サイプ用ブレード5が不要な外力によって、タイヤ成形面2から離脱、損傷し易く、また、サイプ用ブレード5の根元部分のタイヤ成形面2が損傷し易いという問題があった。
このような問題を解決するために、セクターの分割位置に隣接した位置に突設されるサイプ用ブレードについては、セクターの分割位置から離すように配置変更したタイヤ加硫用モールドが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これらの提案では、対象となるサイプ用ブレードを1枚ごと全体で配置変更するため、サイプ用ブレードを配置変更した領域と配置変更をしていない領域とでは、加硫したタイヤのブロック剛性の変化が大きくなる。それ故、タイヤの偏摩耗を十分に抑えることができないという問題があった。
特開2002−292640号公報 特開2007−44946号公報
本発明の目的は、セクショナルモールドの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードの加硫離型時の離脱や破損等を防止しつつ、加硫したタイヤの偏摩耗を十分抑えることができるタイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のタイヤ加硫用モールドは、セクターのタイヤ成形面に、周方向に所定の一定ピッチで突設されるサイプ用ブレードを備えたセクショナルタイプのタイヤ加硫用モールドにおいて、前記セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードについては、サイプ用ブレードの長さ方向中途に変向点を設け、このサイプ用ブレードの長さ方向両端のうち、前記分割位置から遠い側の一方端と前記変向点との間の部分は、オリジナル形状のままとし、前記分割位置から近い側の他方端と前記変向点との間の部分は、オリジナル形状よりも前記分割位置から離れる方向に変化させ、前記変向点から前記他方端までの長さを、オリジナル形状のサイプ用ブレードの全長の1/2以下にしたことを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、上記のタイヤ加硫用モールドを用いて加硫することを特徴とする。
本発明によれば、セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードについては、サイプ用ブレードの長さ方向中途に変向点を設け、このサイプ用ブレードの長さ方向両端のうち、前記分割位置から遠い側の一方端と前記変向点との間の部分は、オリジナル形状のままとし、前記分割位置から近い側の他方端と前記変向点との間の部分は、オリジナル形状よりも前記分割位置から離れる方向に変化させたので、加硫したタイヤを離型させる際にサイプ用ブレードに作用する不要な外力を小さくできる。これにより、セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードの離脱や破損等を防止することができる。また、前記変向点から前記他方端までの長さを、オリジナル形状のサイプ用ブレードの全長の1/2以下にして、サイプ用ブレードの一部の形状(配置)を変化させるだけにしたので、サイプ用ブレードを1枚ごと全体で配置変更する場合に比して、加硫したタイヤのブロック剛性の変化を小さくできる。それ故、タイヤの偏摩耗を十分に抑えることが可能になる。
前記セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードからから前記分割位置までの最短距離を、例えば、1.5mm以上3.0mm以下にした仕様にする。この仕様によれば、セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードの離脱や破損等の防止と、タイヤの偏摩耗の抑制とをバランスよく確保することができる。
前記変向点から前記他方端までの長さを、例えば、オリジナル形状のサイプ用ブレードの全長の1/3以下にした仕様にする。この仕様によれば、加硫したタイヤのブロック剛性の変化がより小さくなるので、タイヤの偏摩耗を抑えるには一段と有利になる。
セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードは、前記変向点から前記他方端の間の部分に、1〜10個の屈曲点を有し、その屈曲角度が30°以上175°以下である仕様にすることもできる。
本発明のタイヤ加硫用モールドのタイヤ成形面を一部拡大して例示する平面図である。 セクターの分割位置に隣接して配置されたサイプ用ブレードの周辺を例示する平面図である。 図1のモールドを用いて加硫されたタイヤのブロックを例示する平面図である。 図2のサイプ用ブレードの変形例を示す平面図である。 図2のサイプ用ブレードの変形例を示す平面図である。 セクターを例示する側面図である。
以下、本発明のタイヤ加硫用モールドを図に示した実施形態に基づいて説明する。
本発明のタイヤ加硫用モールド(以下、モールドという)は、図6に例示するようなセクショナルタイプであり、組付けられて環状を形成する複数の円弧状のセクター1により構成されている。それぞれのセクター1は、環状を拡縮させるように環状の半径方向に移動する。
図1、図2に例示するように、タイヤ成形面2に突設されたサイプ用ブレード5a、5bは、セクター1の周方向(図1、2では左右方向)に所定の一定ピッチで配置されている。サイプ用ブレード5a、5bは、例えば、ステンレス鋼、一般炭素鋼、鉄などの金属製である。サイプ用ブレード5a、5bの大きさは、タイヤサイズによって異なるが、その全長Lは例えば3mm〜100mm、その厚さCは例えば0.4mm〜2.0mm程度である。
この実施形態では、タイヤ成形面2に周方向溝成形突起3aと幅方向溝成形突起3bとが突設されている。セクター1と溝成形突起3a、3bとはアルミニウム等の金属で鋳造された一体物である。それぞれのサイプ用ブレード5a、5bの両端部は、周方向溝成形突起3aに埋設されている。周方向溝成形突起3aおよび幅方向溝成形突起3bは、サイプ用ブレード5a、5bよりもタイヤ成形面2から上方に突出している。
本発明では、セクター1の分割位置PLに隣接して配置されるサイプ用ブレード5bについては、部分的に形状(配置)を変更している。分割位置PLに隣接して配置されるサイプ用ブレード5bとは、セクター1の周方向に所定の一定ピッチでサイプ用ブレード5a、5bが配置された場合、分割位置PLに最も近い部位と分割位置PLとの間に間隔を確保できない、即ち、この間隔がゼロ以下になるサイプ用ブレード5bをいう。
そして、このサイプ用ブレード5bに連続して、セクター1の周方向に所定の一定ピッチで分割位置PLから離れる側に配置されているサイプ用ブレード5aの形状をオリジナル形状という。
分割位置PLに隣接して配置されるサイプ用ブレード5bの長手方向中途には変向点Pが設けられている。変向点Pとは、そこを起点にしてブレードの向きが変わる点である。サイプ用ブレード5bの長さ方向両端A、Bのうち、分割位置PLから遠い側の一方端Aと変向点Pとの間の部分は、オリジナル形状のままになっている。分割位置PLから近い側の他方端Bと変向点Pとの間の部分は、オリジナル形状よりも分割位置PLから離れる方向に変化させている。そして、変向点Pから他方端Bまでの長さL1が、オリジナル形状のサイプ用ブレード5aの全長Lの1/2以下になっている。図1、2では、サイプ用ブレード5bをオリジナル形状にした場合を二点鎖線で示している。
このセクター1を用いて加硫したタイヤ6は、図3に例示するようなトレッドになる。
このトレッドには、周方向溝成形突起3aにより形成された周方向溝8aと、幅方向溝成形突起3bにより形成された幅方向溝8bとが形成され、周方向溝8aと幅方向溝8bとによりブロック7が形成される。ブロック7には、サイプ用ブレード5a、5bによりサイプ9a、9bが形成される。
上記のようにサイプ用ブレード5bの長さ方向中途に変向点Pを設けて、一部を変形させることにより、サイプ用ブレード5bと分割位置PLとの最短距離Hを大きくするようにしてサイプ用ブレード5bから分割位置PLまでの肉厚を厚くしている。したがって、このセクター1で加硫したタイヤ6を離型させる際にサイプ用ブレード5bに作用する不要な外力に対する抵抗が強くなる。そのため、サイプ用ブレード5bの離脱や破損、サイプ用ブレード5bの根元部分のタイヤ成形面2の損傷等を防止することができる。
また、変向点Pから他方端Bまでの長さを、オリジナル形状のサイプ用ブレード5aの全長Lの1/2以下にしている。即ち、サイプ用ブレード5bの一部の形状(配置)を変化させるだけにしたので、サイプ用ブレード5bを1枚ごと全体で配置変更する場合に比して、加硫したタイヤ6のブロック剛性の変化を小さくできる。それ故、タイヤ6の偏摩耗を十分に抑えることが可能になる。
変向点Pから他方端Bまでの長さを、オリジナル形状のサイプ用ブレード5aの全長Lの1/3以下にすると、加硫したタイヤ6のブロック剛性の変化がより小さくなるので、タイヤ6の偏摩耗を抑えるには一段と有利になる。
セクター1の分割位置PLに隣接して配置されるサイプ用ブレード5bから分割位置PLまでの最短距離Hは、例えば、1.5mm以上3.0mm以下にすることが好ましい。最短距離Hをこの範囲にすることにより、サイプ用ブレード5bの離脱や破損等の防止と、加硫したタイヤ6の偏摩耗の抑制とをバランスよく確保することができる。
変向点Pは複数設けることもでき、その場合は、最も他方端Bから遠い位置にある変向点Pから他方端Bまでの長さL1を全長Lの1/2以下、或いは1/3以下にする。例えば、2つの変向点Pを設けた場合は、サイプ用ブレード5bの他方端B側を、分割位置PLから離れる方向に2段階で変形させる。
サイプ用ブレード5a、5bは単純な直線形状に限らず、図4に例示するように複数の屈曲点P1を有するジグザグ形状にした仕様の場合もある。この仕様の場合も、サイプ用ブレード5bの変向点Pから一方端Aの間の部分はオリジナル形状のままとし、変向点Pから他方端Bの間の部分はオリジナル形状よりも分割位置PLから離れる方向に変化させる。変向点Pから他方端Bまでの長さL1(サイプ用ブレード5bの形に沿った長さL1)は、オリジナル形状のサイプ用ブレード5aの全長L(サイプ用ブレード5aの形に沿った全長L)の1/2以下、或いは1/3以下にする。この仕様の場合も、サイプ用ブレード5bから分割位置PLまでの最短距離Hは、1.5mm以上3.0mm以下にすることが好ましい。
この仕様の場合、例えば、変向点Pから他方端Bの間の部分には1〜10個の屈曲点P1が設けられ、その屈曲角度aを30°以上175°以下にする。すべての屈曲角度aが同じにすることもでき、異なる屈曲角度aを混在させることもできる。
図4に例示するサイプ用ブレード5bでは、それぞれの屈曲点P1の間が直線状になっているが、曲線状の場合もある。屈曲点P1の間が曲線状の場合は、直線状に近似して屈曲角度aを規定する。また、曲線が連続して明確な角が形成されていなくても実質的に屈曲している点(屈曲点と同等の点)は、屈曲点P1とみなして屈曲角度aを規定する。
既述した実施形態では、サイプ用ブレード5bの両端A、Bが周方向溝成形突起3aに埋設されているが、図5に例示するようにサイプ用ブレード5bの両端A、Bが溝成形突起3aに埋設されない場合に本発明を適用することもできる。また、サイプ用ブレード5bのいずれか一つの端が溝成形突起3aに埋設されない場合にも本発明を適用することができる。
1 セクター
2 タイヤ成形面
3 溝成形突起
3a 周方向溝成形突起
3b 幅方向溝成形突起
4、5、5a、5b サイプ用ブレード
6 加硫されたタイヤ
7 ブロック
8a 周方向溝
8b 幅方向溝
9a、9b サイプ

Claims (5)

  1. セクターのタイヤ成形面に、周方向に所定の一定ピッチで突設されるサイプ用ブレードを備えたセクショナルタイプのタイヤ加硫用モールドにおいて、
    前記セクターの分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードについては、サイプ用ブレードの長さ方向中途に変向点を設け、このサイプ用ブレードの長さ方向両端のうち、前記分割位置から遠い側の一方端と前記変向点との間の部分は、オリジナル形状のままとし、前記分割位置から近い側の他方端と前記変向点との間の部分は、オリジナル形状よりも前記分割位置から離れる方向に変化させ、前記変向点から前記他方端までの長さを、オリジナル形状のサイプ用ブレードの全長の1/2以下にしたことを特徴とするタイヤ加硫用モールド。
  2. 前記分割位置に隣接して配置されるサイプ用ブレードから前記分割位置までの最短距離を、1.5mm以上3.0mm以下にした請求項1に記載のタイヤ加硫用モールド。
  3. 前記変向点から前記他方端までの長さを、オリジナル形状のサイプ用ブレードの全長の1/3以下にした請求項1または2に記載のタイヤ加硫用モールド。
  4. 前記変向点から前記他方端の間の部分に、1〜10個の屈曲点を有し、その屈曲角度が30°以上175°以下である請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ加硫用モールド。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ加硫用モールドを用いて加硫したことを特徴とする空気入りタイヤ。




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