JP2012009780A - 発光装置及びこれを備えた照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】セラミックス製モジュール基板の破損を抑制しつつ、この基板からモジュール支持部材への放熱と所定の電気的絶縁を確保可能な発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置の発光モジュール21を、セラミックス製のモジュール基板22に、配線パターン26と、これらパターンに電気的に接続される半導体発光素子を複数設けて形成する。支持部材11の凹部12に収容した発光モジュールを、支持部材11に固定された押え部材70で凹部の底面12aに押付けた状態に保持する。基板の周面22cに最も近い配線パターン26を周面との間に所定の沿面距離Eを確保して設ける。モジュール基板と押え部材の接触部に配線パターン26が近付くように発光モジュールが最大に移動された状態で、接触部と配線パターン26との間に所定の絶縁距離Fが確保されるようにモジュール基板及び凹部の大きさを規定する。
【選択図】図11
【解決手段】発光装置の発光モジュール21を、セラミックス製のモジュール基板22に、配線パターン26と、これらパターンに電気的に接続される半導体発光素子を複数設けて形成する。支持部材11の凹部12に収容した発光モジュールを、支持部材11に固定された押え部材70で凹部の底面12aに押付けた状態に保持する。基板の周面22cに最も近い配線パターン26を周面との間に所定の沿面距離Eを確保して設ける。モジュール基板と押え部材の接触部に配線パターン26が近付くように発光モジュールが最大に移動された状態で、接触部と配線パターン26との間に所定の絶縁距離Fが確保されるようにモジュール基板及び凹部の大きさを規定する。
【選択図】図11
Description
本発明の実施形態は、例えば光源装置として使用される発光装置、及びこれを備えた例えば道路灯等の照明器具に関する。
セラミックス製のモジュール基板上に設けた複数の配線パターン間に、複数の半導体発光素子例えばチップ状のLED(発光ダイオード)を配置し、これらLEDをボンディングワイヤで配線パターンに電気的に接続するとともに、蛍光体が混ぜられた封止樹脂で配線パターン及び各LED等を埋設した構成を備えるCOB(Chip On Board)形発光モジュールが従来知られている。
この発光モジュールをモジュール支持部材に取付けるために、モジュール基板に固定用穴が設けられていて、この固定用穴に通されるねじをモジュール支持部材にねじ込むことで、発光モジュールがモジュール支持部材に取付けられている。
発光モジュールに対する通電と断電とに伴って、チップ状のLED等からなる各半導体発光素子の温度は、発光状態で上昇し、消灯状態では常温まで下がるので、こうしたヒートサイクルに応じてモジュール基板は膨張と収縮を繰り返す。しかし、セラミックス製のモジュール基板が既述のようにねじ止めされている構成では、このモジュール基板の熱膨張をねじ止め部で吸収することができないので、ねじ止め部に熱応力が集中してモジュール基板が割れる恐れがある。
既述のように発熱する各半導体発光素子の温度過昇を抑制して、これら発光素子の寿命及び発光効率の低下を抑制するために、モジュール基板を経由してモジュール支持部材への放熱が行われる。そのために、モジュール支持部材は金属製とすることが好ましい。この例のように発光モジュールの周囲に金属部材が配設される構成では、この金属部材とモジュール基板上の配線パターンとのを電気的に絶縁する必要がある。
実施形態は、セラミックス製モジュール基板の破損を抑制しつつ、この基板からモジュール支持部材への放熱と所定の電気的絶縁を確保することが可能な発光装置及びこれを備えた照明器具を提供しようとするものである。
前記課題を解決するために、実施形態の発光装置は、発光モジュール、金属製のモジュール支持部材、複数の金属製の押え部材を具備する。発光モジュールを、セラミックス製のモジュール基板に、配線パターンと、このパターンに電気的に接続される半導体発光素子を複数設けて形成する。発光モジュールをモジュール支持部材の凹部に収容し、モジュール支持部材に固定された複数の押え部材で、モジュール基板を凹部の底面に押付けた状態に発光モジュールを保持する。モジュール基板の周面とこの周面に最も近い配線パターンのパターン部との間に所定の沿面距離が確保されるように、パターン部をモジュール基板の周面から離して設ける。モジュール基板と押え部材との接触部に配線パターンが近付くように発光モジュールが凹部内で最大に移動された状態で、これら接触部と配線パターンとの間に所定の絶縁距離が確保されるように、モジュール基板及び前記凹部の大きさが規定したことを特徴としている。
実施形態の発光装置によれば、セラミックス製モジュール基板の破損を抑制しつつ、この基板からモジュール支持部材への放熱と所定の電気的絶縁を確保することが可能である、という効果を期待できる。
実施形態1の発光モジュールは、セラミックス製のモジュール基板、この基板の部品実装面に設けられた正極側及び負極側の配線パターン、これらパターンに電気的に接続して前記部品実装面上に実装された複数の半導体発光素子を備えた発光モジュールと;この発光モジュールが収容される凹部を有した金属製のモジュール支持部材と;このモジュール支持部材に固定され前記モジュール基板の周部でかつ前記部品実装面に接して前記モジュール基板を前記凹部の底面に押付ける複数の金属製の押え部材と;を具備し、前記モジュール基板の周面に最も近い前記配線パターンのパターン部が前記周面との間に所定の沿面距離を確保して設けられているとともに、前記モジュール基板と前記押え部材の接触部に前記配線パターンが近付くように前記発光モジュールが前記凹部内で最大に移動された状態で、前記接触部と前記配線パターンとの間に所定の絶縁距離が確保されるように、前記モジュール基板及び前記凹部の大きさが規定されていることを特徴としている。
この実施形態1で、モジュール基板をなすセラミックスは、白色であることが好ましいが、白色以外の色を有していても良い。そして、白色のセラミックスを用いる場合、酸化アルミニウム(アルミナ)、窒化アルミニウム、ボロンナイトライド、窒化ケイ素、酸化マグネシウム、フォルステライト、ステアタイト、低温焼結セラミックスから選ばれるいずれか、又はこれらの複合材料を用いることが可能であり、特に、安価で光反射率が高く、加工し易いアルミナを好適に使用できる。
この実施形態1で、配線パターンは、銅、銀、金等の導電性に優れた金属で形成でき、銀製である場合、純銀の配線パターン、及び銀を主成分として形成された配線パターンを含んでいる。
この実施形態1で、半導体発光素子には、例えば素子基板上に化合物半導体を設けた各種の発光素子を使用することが可能であり、特に、青色発光をするベアチップ製の青色LEDを用いることが好ましいが、紫外線或いは緑色光を発する半導体発光素子を使用することも可能である。
この実施形態1で、モジュール支持部材をなす金属には、軽量で良熱伝導性の金属材料であるアルミニウム又はその合金を好適に使用できるとともに、これと同じ金属で押え部材を形成することが好ましい。この実施形態1で、モジュール支持部材の凹部は、モジュール基板と相似形でモジュール基板より大きい形状に形成される。
実施形態1では、発光モジュールを発光させた状態でのモジュール基板の熱膨張を、押え部材の弾性変形で吸収できるので、モジュール基板の押え部材との接触部位に熱応力が集中して、セラミックス製のモジュール基板が破損することを抑制可能である。
これとともに、実施形態1では、押え部材によりモジュール支持部材の凹部の底面にモジュール基板が押付けられて、このモジュール基板が凹部底面と押え部材とで挟持された状態に保持されるので、各半導体発光素子の熱を、モジュール基板を経由して金属製のモジュール支持部材に放熱させることができる。
更に、以上のように押え部材でモジュール基板を押えてモジュール支持体の凹部内に支持した構成では、強い衝撃が作用した場合等に、凹部内で発光モジュールがずれ動く可能性がある。
しかし、実施形態1では、モジュール基板の周面に最も近い配線パターンのパターン部がジュール基板の周面との間に所定の沿面距離を確保して設けたので、凹部内で発光モジュールがずれ動いて、モジュール基板の周面が凹部の側面に接することがあっても、凹部の側面とモジュール基板上の配線パターンとの間に、金属製モジュール支持体と配線パターンとを電気絶縁するための必要な所定の沿面距離を確保できる。
更に、実施形態1では、モジュール基板と押え部材の接触部に配線パターンが近付くように凹部内で発光モジュールが最大に移動された状態で、これら接触部と配線パターンとの間に所定の絶縁距離が確保されるように、モジュール基板及び凹部の大きさを規定したので、発光モジュールのずれ動きに伴い配線パターンが前記接触部に最も近付くことがあっても、配線パターンと金属製の押え部材との間に、これらを電気絶縁するために必要な所定の絶縁距離を確保できる。
実施形態2の照明器具は、実施形態1に記載の発光モジュールを光源として有した光源装置と;この光源装置が取付けられた器具本体と;を具備することを特徴としている。この実施形態2は、後述の実施例1で説明する道路灯に制約されることなく、いかなるタイプの照明器具にも適用することが可能である。
この実施形態2では、光源装置が実施形態1に記載の発光モジュールを光源として有しているので、セラミックス製モジュール基板の破損を抑制しつつ、この基板からモジュール支持部材への放熱と所定の電気的絶縁を確保することが可能な光源装置を備えた照明器具を提供できる。
以下、実施例1の発光モジュールを備えた照明器具例えば道路灯について、図1〜図11を参照して詳細に説明する。
図1中符号1は道路照明のために設置される道路灯1を示している。道路灯1は、支柱2の上端部に灯具3を取付けて形成されている。
支柱2は、道路傍に立設され、その上部は道路上に覆い被さるように曲げられている。灯具3は、図2に示すように支柱2に連結された器具本体例えば灯体4と、道路に臨んだ灯体4の下面開口を塞いで灯体4に装着された透光板5と、この透光板5に対向して灯体4に収容された少なくとも一台の発光装置、言い換えれば、光源装置6を備えて形成されている。灯体4は、金属例えば複数個のアルミニウムダイキャスト成形品を組み合わせて形成されている。透光板5は強化ガラスからなる。
図3及び図4に示すように光源装置6は、この装置のベースをなすモジュール支持部材11の裏面に複数の放熱フィン14を突設するとともに、モジュール支持部材11の正面に、反射器15と、光源として発光モジュール21を取付けてユニット化された構成である。
モジュール支持部材11は、金属例えばアルミニウムダイキャスト製であって、四角形に作られている。モジュール支持部材11はその正面に開放された例えば四角い凹部12(図4、図10、図11参照)を有している。凹部12は後述するモジュール基板22より大きい。この凹部12の底面12aは平坦であり、凹部12を区画する四つの側面12b〜12e(図4参照)は互に直角に連続している。放熱フィン14はモジュール支持部材11に一体に形成されている。
反射器15は、第1の反射板15a〜第4の反射板15dをラッパ状に組み合わせて形成されている。第1の反射板15aと第2の反射板15bは、平らな構成の平面ミラーであり、互に平行に設けられている。これら第1の反射板15aと第2の反射板15bに連結された第3の反射板15cと第4の反射板15dは、湾曲した構成のカーブミラーであり、互いの間隔が次第に広くなるように設けられている。
光源装置6は、その反射器15の出射開口を透光板5に対向させて灯体4内に固定されている。この固定状態で、モジュール支持部材11の一部例えば周部は灯体4の内面に熱伝導可能に接続されている。この熱的接続は、前記周部を灯体4の内面に直接接触させることにより実現できる他、前記周部を放熱性の高い金属やヒートパイプ等の熱伝導部材を介して灯体4の内面に接続することで実現できる。これにより、光源装置6が発した熱を金属製の灯体4を放熱面として外部に放出できるようになっている。
次に、発光モジュール21について説明する。図5等に示すように発光モジュール21は、モジュール基板22と、第1配線パターン例えば正極をなす配線パターン25と、第2配線パターン例えば負極をなす配線パターン26と、アライメントマーク35と、第1の保護層37と、第2の保護層38と、複数のアイデンティティーマーク例えば第1のアイデンティティーマーク41〜第4のアイデンティティーマーク44と、複数の半導体発光素子45と、ボンディングワイヤ47〜52と、枠55と、封止部材例えば封止樹脂57と、コネクタ61と、コンデンサ65等を備えている。
モジュール基板22は、白色のセラミックス例えば白色の酸化アルミニウムで形成されている。このモジュール基板22は、酸化アルミニウムのみで形成されていても良いが、酸化アルミニウムを主成分としこれに他のセラミックス等が混ぜられていてもよく、その場合、酸化アルミニウムを主成分とするために、その含有率を70%以上とすることが好ましい。
可視光領域に対する白色のモジュール基板22の平均反射率は80%以上であり、特に、85%以上99%以下であることがより好ましい。したがって、モジュール基板22は、後述する青色LEDが発する特定の発光波長440nm〜460nmの青色光、及び後述する蛍光体が放射する特定の発光波長470nm〜490nmの黄色光に対しても、同様な光反射性能を発揮する。
モジュール基板22は図4に示すように凹部12と相似形でかつこの凹部12より多少小さい略四角形である。図5に示すようにモジュール基板22の四隅は丸みを帯びている。モジュール基板22の厚みは、図10及び図11に示すように凹部12の深さより薄い。このモジュール基板22の両面は、互に平行に作られた平坦な面からなり、そのうちの一面は部品実装面22aとして用いられ、他面は伝熱面として用いられる。図4、図10、及び図11中符号22cはモジュール基板22の周面を示している。
正極用の配線パターン25及び負極用の配線パターン26は部品実装面22aに設けられている。
詳しくは、図6等に示すように正極用の配線パターン25は、正極パターン基部25aとワイヤ接続部25bを有して形成されている。ワイヤ接続部25bは真っ直ぐに延びて形成されている。正極パターン基部25aとワイヤ接続部25bは略平行で、かつ、斜めのパターン部を介して一体に連続されている。正極パターン基部25aに、第1の正極パッド部25cと第2の正極パッド部25dが一体に突設されている。
負極用の配線パターン26は、負極パターン基部26aと、第1のワイヤ接続部26bと、中間パターン部26cと、第2のワイヤ接続部26dを有して形成されている。この配線パターン26は正極用の配線パターン25を囲むように設けられている。
即ち、負極パターン基部26aは配線パターン25の正極パターン基部25aに対して所定の絶縁距離A(図6参照)を隔てて隣接して設けられている。この負極パターン基部26aに、第1の正極パッド部25cに並べて設けられる第1の負極パッド部26eが一体に突設されている。第1のワイヤ接続部26bは、負極パターン基部26aに対して略90°折れ曲がるように一体に連続している。この第1のワイヤ接続部26bは、配線パターン25のワイヤ接続部25bとの間に第1素子配設スペースS1を形成してワイヤ接続部25bに対し略平行に設けられている。ここに「略平行」とは、図6に示すように平行である形態、又はワイヤ接続部25bに対して多少傾いた形態、若しくは多少湾曲した形態等も含んでいる。
中間パターン部26cは、第1のワイヤ接続部26bに対して略90°折れ曲がるように一体に連続して設けられている。この中間パターン部26cの長手方向中間部に、ワイヤ接続部25bの先端(正極パターン基部25aと反対側の端)が隣接している。中間パターン部26cの両端部は互いに逆方向に傾いていて、中間パターン部26cは略湾曲形状に形成されている。それにより、中間パターン部26cの長手方向中間部はワイヤ接続部25bの先端から遠ざけられている。
第2のワイヤ接続部26dは、中間パターン部26cに対して略90°折れ曲がるように一体に連続して設けられている。それにより、第2のワイヤ接続部26dは、配線パターン25のワイヤ接続部25bとの間に第2素子配設スペースS2を形成してワイヤ接続部25bに対し略平行に設けられている。ここに「略平行」とほ、図6に示すように平行である形態、又はワイヤ接続部25bに対して多少傾いた形態、或いは多少湾曲した形態等も含んでいる。
したがって、負極用の配線パターン26は正極用の配線パターン25を三方から囲むように設けられている。負極用の配線パターン26で囲まれた領域の中央部に配設された配線パターン25のワイヤ接続部25bを境に、負極用の配線パターン26の第1のワイヤ接続部26bと第2のワイヤ接続部26dは対称に配設されている。
第2のワイヤ接続部26dの先端に一体に連続して第2の負極パッド部26fが、第2の正極パッド部25dに対応して設けられている。これら第2の負極パッド部26fは第2の正極パッド部25dから離間しているとともに、これらの間に位置して中間パッド27が部品実装面22aに形成されている。
なお、配線パターン25を負極用とするとともに配線パターン26を正極用としてもよく、この場合、前記説明の「正極用」又は「正極」を「負極用」又は「負極」に読み替えるとともに、「負極用」又は「負極」を「正極用」又は「正極」に読み替えればよい。
配線パターン25,26のうちで、モジュール基板22の周面22cに最も近い部位は、配線パターン26の中間パターン部26cである。中間パターン部26cは、これに最も近い周面22cとの間に所定の沿面距離E(図6、図10、図11参照)が確保されるように、中間パターン部26cがこれに最も近い周面22cから離れて設けられている。また、配線パターン25,26のうちで中間パターン部26c以外の部位は、いずれもモジュール基板22の周面22cとの間に、前記沿面距離Eを越える大きさの沿面距離を存して設けられている。
更に、部品実装面22aに、点灯確認試験用の点灯検査パッド28,29と、温度測定用の温度検査パッド31と、部品固定用の実装パッド33が設けられている。
即ち、点灯検査パッド28は正極用の配線パターン25に接続されている。具体的には、正極パターン基部25aから枝分かれして一体に突出されたパターン部28aを介して点灯検査パッド28が設けられている。同様に、点灯検査パッド29は負極用の配線パターン26に接続されている。具体的には、負極パターン基部26aから枝分かれして一体に突出されたパターン部29aを介して点灯検査パッド29が設けられている。
温度検査パッド31は、点灯検査パッド29及び負極用の配線パターン26の近傍に、これらとは電気的な接続関係を有することなく独立して設けられている。この温度検査パッド31に熱電対を接続して発光モジュール21の温度を測定できるようになっている。
実装パッド33は一対形成されていて、これらは点灯検査パッド28,29の間に位置して設けられている。
アライメントマーク35は、ワイヤ接続部25b、この両側の第1素子配設スペースS1及び第2素子配設スペースS2、第1素子配設スペースS1に隣接した第1のワイヤ接続部26b、及び第2素子配設スペースS2に隣接した第2のワイヤ接続部26dを間に置いて、その両側に夫々複数設けられている。そのため、アライメントマーク35の一部は、所定間隔で第1のワイヤ接続部26bの長手方向に沿って一列に設けられており、他のアライメントマーク35も、同様に所定間隔で第2のワイヤ接続部26dの長手方向に沿って一列に設けられている。
前記配線パターン25,26、中間パッド27、点灯検査パッド28,29、実装パッド33、及びアライメントマーク35は、いずれも銀製例えば銀を主成分として形成されており、これらは印刷例えばスクリーン印刷で部品実装面22aに設けられたものである(第1製造工程)。なお、印刷に代えてメッキにより設けることもできる。
前記第1の保護層37及び第2の保護層38は、電気絶縁材料からなるとともに、スクリーン印刷により部品実装面22a上に印刷されていて、前記銀製の印刷物のうちで後述する封止樹脂57で封止されない部位の劣化を防止するためにこの部位を主として覆って設けられている(第2製造工程)。
即ち、図7に示すように第1の保護層37は、第1の正極パッド部25c及び第2の正極パッド部25dを除いて正極パターン基部25aに被着されているとともに、第1の負極パッド部26eを除いて負極パターン基部26aに被着されている。更に、第1の保護層37は、正極パターン基部25aと負極パターン基部26aとの間の絶縁距離Aを確保した隙間部分にも被着されているとともに、パターン部28a,29aにも被着されている。加えて、第1の保護層37は、第2のワイヤ接続部26dの第2の負極パッド部26f側の端部に、第2の負極パッド部26fを除いて被着されているとともに、中間パッド27の両端部を除いてこの中間パッド27にも被着されている。第2の保護層38は、中間パターン部26cの略全体に被着されている。
前記第1のアイデンティティーマーク41〜第4のアイデンティティーマーク44は、モジュール基板22とは異なる色で部品実装面22aに印刷例えばスクリーン印刷により設けられている(第3製造工程)。更に、この印刷により「+」「−」の極性表示等も部品実装面22aに設けられている。これら第1のアイデンティティーマーク41〜第4のアイデンティティーマーク44等は、第1の保護層37及び第2の保護層38と同時に印刷して設けることが好ましい。第1のアイデンティティーマーク41は製造者を示す社名であり、第2のアイデンティティーマーク42は商品名であり、第3のアイデンティティーマーク43は製品番号であり、第4のアイデンティティーマーク44は発光モジュール21についての情報を示した二次元バーコード(QRコード)である。
複数の前記半導体発光素子45の夫々には、発光状態で発熱を伴う発光素子、例えば青色発光をするチップ状の青色LEDが用いられている。これら半導体発光素子45は、好ましくはサファイアガラス製の透光性素子基板上に半導体発光層を設けるとともに、この発光層上に一対の素子電極を設けた構成を備えるベアチップからなる。
LEDの発光は、半導体のp−n接合に順方向電流を流すことで実現されるので、LEDは電気エネルギーを直接光に変換する固体素子である。こうした発光原理で発光する半導体発光素子は、通電によりフィラメントを高温に白熱させて、その熱放射により可視光を放射させる白熱電球と比較して、省エネルギー効果を有している。
各半導体発光素子45のうちの半数は、前記第1素子配設スペースS1内でモジュール基板22に直に実装されている。この実装は、透明なダイボンド材を用いて素子基板を部品実装面22aに接着することで実現されており、第1素子配設スペースS1に実装された複数の半導体発光素子45は縦横に整列してマトリックス状に配設されている。同様に、残りの半導体発光素子45は、前記第2素子配設スペースS2内でモジュール基板22に直に実装されている。この実装も、透明なダイボンド材を用いて素子基板を部品実装面22aに接着することで実現されており、第2素子配設スペースS2に実装された複数の半導体発光素子45も縦横に整列してマトリックス状に配設されている。
第1素子配設スペースS1に配設された複数の半導体発光素子45と、第2素子配設スペースS2に配設された複数の半導体発光素子45は、ワイヤ接続部25bを境に対称に設けられている。
配線パターン25のワイヤ接続部25bと配線パターン26の第1のワイヤ接続部26bとが並んだ方向に列をなした半導体発光素子45同士は、ボンディングワイヤ47で直列に接続されている。こうして直列接続された素子列の一端に配置された半導体発光素子45は、ワイヤ接続部25bにボンディングワイヤ48で接続されている。これとともに、前記素子列の他端に配置された半導体発光素子45は、第1のワイヤ接続部26bにボンディングワイヤ49で接続されている。
同様に、配線パターン25のワイヤ接続部25bと配線パターン26の第2のワイヤ接続部26dとが並んだ方向に列をなした半導体発光素子45同士は、ボンディングワイヤ50で直列に接続されている。こうして直列接続された素子列の一端に配置された半導体発光素子45は、ワイヤ接続部25bにボンディングワイヤ51で接続されている。これとともに、前記素子列の他端に配置された半導体発光素子45は、第2のワイヤ接続部26dにボンディングワイヤ52で接続されている(第4製造工程)。
なお、ボンディングワイヤ47〜52には、金属細線、例えば金線、アルミニウム線、銅線、及び白金線等を用いることができるが、特に、耐湿性、耐環境、密着性、電気伝導性、熱伝導性、及び伸び率が良好である金線をボンディングワイヤとして用いることが好ましい。
モジュール基板22上に実装された複数の半導体発光素子45を以上のように電気的に接続したことにより、COB(Chip On Board)形の発光モジュール21が構成されている。前記電気的接続により、各素子配設スペースS1、S2に設けられた複数の半導体発光素子45は、例えば7個の半導体発光素子45を直列接続してなる例えば12個の素子列を、電気的には並列接続した配列となっている。
直列となっている素子列の延長線上に前記アライメントマーク35が夫々配設されている。そして、前記延長線上に位置された左右(図において)のアライメントマーク35を基準に、これらを通る直線上に半導体発光素子45が実装機により実装されるようになっている。
図9に示すように前記枠55は、例えば四角環状をなして、その内側に各ワイヤ接続部25b,26b,26d、複数の半導体発光素子45、及び各ボンディングワイヤ47〜52を収めて部品実装面22a上に装着されている。枠55は白色の合成樹脂でつくることが好ましい。この枠55は第1の保護層37の一部及び第2の保護層38の一部に被着されている。
前記封止樹脂57は、枠55内に充填されて、各ワイヤ接続部25b,26b,26d、複数の半導体発光素子45、及び各ボンディングワイヤ47〜52を埋設した状態でこれらを封止して、モジュール基板22上に設けられている(第5製造工程)。封止樹脂57は、蛍光体(図示しない)が混ぜられた透明樹脂等からなり、透光性でかつガス透過性を有している。
なお、封止樹脂57には、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、シリコーン樹脂等の透光性樹脂材料を用いることができ、特にシリコーン樹脂を用いることが好ましい。又、この封止樹脂57に混入された蛍光体は、半導体発光素子45が発した光で励起されて、この光とは異なった色の光を放射し、この放射された光の色と半導体発光素子45の発光色との組み合わせ等により照明に必要とする色の光を形成するものであり、例えば、半導体発光素子45に青色LEDを用いた条件で白色の照明光を得るためには、黄色の蛍光体を用いればよく、又、半導体発光素子45に紫外線を発するLEDを用いた条件で白色の照明光を得るためには、赤色、青色、及び黄色の各蛍光体を用いればよい。
前記青色の光とこれに対して補色の関係にある黄色の光が混じることによって白色の光が形成され、この白色光は封止樹脂57の表面から光の利用方向に出射される。そのため、封止樹脂57の表面、つまり、光出射面によって、発光モジュール21の発光面57aが形成されている。この発光面57aの大きさは枠55によって規定されている。
封止樹脂57で覆われた銀製の部分の面積をCとし、発光面57aの面積をDと置いた場合、面積Dに対する面積Cの占有率は、5%以上40%以下に設定されている。配線パターン25,26の封止樹脂57で覆われた部分とは、各ワイヤ接続部25b、26b、26dである。
なお、枠55に相当する型部材を設けて、この内部に封止樹脂57を設けた後に、型部材をモジュール基板22上から離脱させることにより、封止樹脂57を設けても良い。この場合、配線パターン25,26の封止樹脂57からはみ出す部位を、予め第1の保護層37又は第2の保護層38で被着して置くと良い。
図5に示すように部品実装面22aには、面実装部品からなる1個のコネクタ61及び2個のコンデンサ65が実装されている(第6製造工程)。
即ち、コネクタ61は、その一側面から突出された第1の端子ピン61aと第2の端子ピン61bを有した2ピンタイプの構成である。このコネクタ61は、前記実装パッド33に半田付けされ、それにより、前記点灯検査パッド28,29間に配設されている。これとともに、第1の端子ピン61aが第1の正極パッド部25cに、第2の端子ピン61bが第1の負極パッド部26eに夫々田付けされている。このコネクタ61には図示しない電源装置に接続された直流給電用の絶縁被覆電線が差し込み接続される。それにより、コネクタ61を経由して発光モジュール21への給電が可能となっている。
2個のコンデンサ65のうちの一方は、配線パターン25の第2の正極パッド部25d及び中間パッド27の一端部に半田付けされて、これらにわたって配設されている。同様に、2個のコンデンサ65のうちの他方は、配線パターン26の第2の負極パッド部26f及び中間パッド27の他端部に半田付けされて、これらにわたって配設されている。各半導体発光素子45に直流が供給される通常の点灯状態では、コンデンサ65に電流が流れることはない。しかし、サージ電圧等のノイズが重畳して交流が流れるような事態に至った場合、コンデンサ65に電流が流れて配線パターン25,26が短絡され、それにより、各半導体発光素子45に交流が供給されることを防止している。
図10及び図11に示すように前記構成の発光モジュール21は、そのモジュール基板22の裏面、つまり、部品実装面22aと反対側の面を、前記凹部12の底面12aに密接させて金属製のモジュール支持部材11に支持されている。それにより、モジュール基板22から凹部12への放熱ができるように発光モジュール21がモジュール支持部材11に支持されている。このように支持された発光モジュール21が灯体4に取付けられた状態で、発光面57aは、透光板5に対向されている。
前記モジュールの支持のために、モジュール基板22の周部を弾性的に押圧する金属製の押え部材70が、図4、図10、図11に示すようにモジュール支持部材11に複数例えば2個の固定されている。これら押え部材70は、押え部材ベース71と挟持部をなすばね72とで形成されている。押え部材ベース71は、例えば板状でリジットに形成されていて、モジュール支持部材11にねじ止めされている。これら押え部材ベース71の先端部はモジュール基板22の周部でかつ部品実装面22aに対向している。金属製のばね72は押え部材ベース71の先端部に取付けられている。これらのばね72はモジュール基板22の周部と押え部材ベース71との間に挟設されていて、そのばね力でモジュール基板22の裏面が底面12aに密接された状態が保持されている。
なお、ばね72はコイルばねでも板ばねでも差し支えない。又、押え部材70は、モジュール基板22に接する挟持部を有した弾性変形が可能な単一の金属製ばね板で形成することもできる。更に、押え部材70は、ジュール基板22に接する挟持部をリジットとして、これが固定若しくは一体に形成された押え部材ベース71を弾性変形が可能な金属製とすることで、形成することも可能である。
更に、凹部12と発光モジュール21のモジュール基板22の大きさは、既述のように周面22cに最も近い配線パターン26がばね72に近付くように発光モジュール21が凹部12内で最大に移動された状態で、これらばね72と配線パターン26との間に所定の絶縁距離F(図11参照)が確保されるように規定されている。
前記構成の道路灯1への給電が行われると、発光モジュール21が有した複数の半導体発光素子45が一斉に発光するので、発光面57aから出射された白色の光は、透光板5を直接透過し、若しくは反射器15の内面で反射された上で透光板5を透過して、照明対称の道路を照射する。この照明で、平面ミラーからなる第1の反射板15a及び第2の反射板15bで反射された光は、略広がらずに主に道路の長手方向に照射される。これとともに、カーブミラーからなる第3の反射板15c及び第4の反射板15dで反射された光は、道路の幅方向に対する照射角を制御されて主に道路の幅方向に照射される。
こうした照明において発光面57aから出射される光は、半導体発光素子45から封止樹脂57を直接透過した光、封止樹脂57内の蛍光体から放射されて封止樹脂57を直接透過した光の他に、半導体発光素子45の素子基板及びダイボンド材を通って部品実装面22aに入射されて、この部品実装面22aで反射されて封止樹脂57を透過した光、及び蛍光体から放射されて封止樹脂57を通って部品実装面22aに入射されて、この部品実装面22aで反射されて再び封止樹脂57を透過した光を含んでいる。
発光モジュール21は、既述のように部品実装面22aを有したモジュール基板22が白色のセラミックス製で、その平均反射率は80%以上であるので、部品実装面22aに入射された光、つまり、半導体発光素子45をなす青色LEDが発した発光波長440nm〜460nmの青色光、及び蛍光体が放射した発光波長470nm〜490nmの黄色光を、道路方向、言い換えれば、光の取出し方向に効率良く反射させることができる。特に、モジュール基板22の部品実装面22aの平均反射率を85%以上99%以下とした場合は、更に効率よく、部品実装面22aに入射された光を光の取出し方向に効率良く反射させることができる。
このように光を反射する部品実装面22aを有したモジュール基板22は、白色のセラミックス製であり、その地肌面を部品実装面22aとして利用しているので、このモジュール基板22での光反射性能は、発光モジュール21の使用開始からの経過時間に拘らず、一定に維持される。
更に、モジュール基板22側での光の反射は、部品実装面22aだけではなく、封止樹脂57で封止された銀製の配線パターン25のワイヤ接続部25b、及び銀製の配線パターン26の第1のワイヤ接続部26b並びに第2のワイヤ接続部26dでも行われるが、これらワイヤ接続部25b,26b,26dは、道路灯1が設置された時からの経過時間が長くなるほど、黒ずみが進行して、その光反射性能は次第に低下する。
しかし、前記構成の発光モジュール21は、既述のように発光面57aの面積に対する銀製のワイヤ接続部25b,26b,26dの面積占有率が40%以下に規定されている。言い換えれば、部品実装面22aでの反射面積が、発光面57aの面積の60%を超える大きさに確保されている。この場合、銀製の配線パターン25の正極パターン基部25a、及び銀製の配線パターン26の中間パターン部26cは、封止樹脂57で封止されておらず、発光面57aの外側に外れているので、前記面積占有率を40%以下にする上で好ましい。
前記面積占有率の規定により、ワイヤ接続部25b,26b,26dの黒化の進行に伴う光反射性能の低下が発光モジュール21全体の光反射性能に与える影響を、小さく制限できる。したがって、実施例1の発光モジュールによれば、発光モジュール21の光束維持率の低下を緩慢にすることが可能である。言い換えれば、発光面57aで覆われた反射領域での光反射性能の低下が緩慢である。それに伴い光の取出し効率が高く維持されるので、省エネルギー効果を促進することが可能である。
そして、このように光束維持率の低下が緩慢であることに伴い、光源としての発光モジュール21が規定寿命例えば光束維持率が70%に達するまでに要する時間が長い道路灯1を提供することが可能である。言い換えれば、封止された銀の部分の発光面57aに対する面積占有率が40%以下であることにより、道路灯(照明器具)1が推奨寿命を超えて使用された場合にも、前記銀の部分の黒化に拘らず、発光モジュール21の光束維持率を70%以上に保持することができる。なお、道路灯1の交換の目安となる推奨寿命としては、光束維持率が70%に達する時期をもって規定されている。
なお、封止された銀の部分の発光面57aに対する面積占有率が40%を超えると、前記銀の部分の黒化の進行による発光モジュール21全体の光反射性能に与える影響が大きくなり過ぎ、それに伴い発光モジュール21の光束維持率の低下が早められて、光束維持率が70%に達するまでに要する時間が短くなる。そのため、本実施形態の課題を解決できなくなるので不適当である。
又、封止樹脂57で封止された配線パターン25,26のワイヤ接続部25b,26b,26dの発光面57aに対する面積占有率は5%以上である。それにより、ワイヤ接続部25b,26b,26dの幅を、これらの部分に対するボンディングワイヤ48,49、51,52のワイヤボンディングに支障がないように、ある程度広く形成できる。したがって、製造上の問題を招かないようにできる。
又、前記照明において、発光モジュール21の各半導体発光素子45は発熱する。ところで、モジュール基板22は、複数のばね72の力で金属製のモジュール支持部材11に形成された凹部12の底面12aに押付けられ密接された状態に保持されている。そのため、各半導体発光素子45が発した熱の殆どは、モジュール基板22を経由し、凹部12の底面12aを受熱面としてモジュール支持部材11に放出され、更に、灯体4に伝わって大気中に放出される。こうした放熱により、各半導体発光素子45の温度過昇が抑制されるに伴い、チップ状LEDからなる半導体発光素子45の寿命及び発光効率の低下が抑制される。
更に、発光モジュール21に対する通電と断電とに伴って、チップ状LEDからなる各半導体発光素子45の温度は、発光状態で上昇し、消灯状態では常温まで下がるので、こうしたヒートサイクルに応じてモジュール基板22は膨張と収縮を繰り返す。
しかし、モジュール支持部材11の凹部12に収容された発光モジュール21は、モジュール支持部材11に固定された複数の押え部材70とモジュール基板22の周部との間に挟設されたばね72で、モジュール基板22が凹部12の底面12aに弾性的に押付けられた状態に保持されている。そのため、発光モジュール21を発光させた状態でのモジュール基板22の熱膨張がばね72の弾性変形で吸収され、モジュール基板22のばね72との接触部位に熱応力が集中しないようにできる。したがって、モジュール基板22がセラミックス製であるにも拘らず、モジュール基板22がその熱膨張に伴って割れることを抑制可能である。
ところで、以上のようにばね72でモジュール基板22を押えてモジュール支持部材11の凹部12内に発光モジュール21が支持された構成では、図4及び図10に示すように発光モジュール21は、そのモジュール基板22の周面22cが凹部12の側面12b〜12eとの間に夫々隙間Gを形成して収容されている。こうした隙間Gが在ることによって、強い衝撃が発光モジュール21に作用した場合等に、固定されていない発光モジュール21が凹部12内で底面12aに沿ってずれ動く可能性がある。そして、このずれ動きは、モジュール基板22の周面22cが凹部12の側面12b〜12eのうちの一面又はニ面に接することにより停止される。
しかし、モジュール基板22の周面22cとこの周面22cに最も近い配線パターン26の中間パターン部26cとの間に所定の沿面距離Eが確保されるように、中間パターン部26cはモジュール基板22の周面22cから離れて設けられている。そのため、図10の状態から図11に例示したようにモジュール基板22の周面22cが凹部12の側面12cに接するように発光モジュール21がずれ動くことがあっても、金属製のモジュール支持部材11と配線パターン26との間を電気絶縁するための所定の沿面距離Eを、モジュール基板22の周面22cが接した凹部12の側面12cと配線パターン26との間に確保できる。これにより、凹部12内を発光モジュール21がずれ動いても、配線パターン26とその周囲の金属部材との間で電気絶縁上の問題を生じることがない。
更に、前記ずれ動きによって、モジュール基板22への押え部材70の接触を担う金属製のばね72に配線パターン26が近付くように凹部12内で発光モジュール21が最大に移動されることがある。しかし、この状態で、図11に例示するようにばね72と配線パターン26との間に所定の絶縁距離Fが確保されるように、モジュール基板22及び凹部12の大きさが規定されている。そのため、発光モジュール21のずれ動きに伴い配線パターン26がばね72に最も近付くことがあっても、これら配線パターン26と金属製のばね72との間に、これらの間を電気絶縁するための所定の絶縁距離Fを確保できる。この点においても、配線パターン26とその周囲の金属部材との間で電気絶縁上の問題を生じることがない。
1…道路灯(照明器具)、4…灯体(器具本体)、6…光源装置(発光装置)、11…モジュール支持部材、12…凹部、12a…凹部の底面、12b〜12e…凹部の側面、21…発光モジュール、22…モジュール基板、22a…部品実装面、22c…モジュール基板の周面、25…配線パターン、26…配線パターン、26c…中間パターン部(パターン部)、45…半導体発光素子、47〜52…ボンディングワイヤ、70…押え部材、E…沿面距離、F…絶縁距離
Claims (2)
- セラミックス製のモジュール基板、この基板の部品実装面に設けられた正極側及び負極側の配線パターン、これらパターンに電気的に接続して前記部品実装面上に実装された複数の半導体発光素子を備えた発光モジュールと;
この発光モジュールが収容される凹部を有した金属製のモジュール支持部材と;
このモジュール支持部材に固定され前記モジュール基板の周部でかつ前記部品実装面に接して前記モジュール基板を前記凹部の底面に押付ける複数の金属製の押え部材と;
を具備し、
前記モジュール基板の周面に最も近い前記配線パターンのパターン部が前記周面との間に所定の沿面距離を確保して設けられているとともに、前記モジュール基板と前記押え部材の接触部に前記配線パターンが近付くように前記発光モジュールが前記凹部内で最大に移動された状態で、前記接触部と前記配線パターンとの間に所定の絶縁距離が確保されるように、前記モジュール基板及び前記凹部の大きさが規定されていることを特徴とする発光装置。 - 請求項1に記載の発光装置により形成された光源装置と;
この光源装置が取付けられた器具本体と;
を具備することを特徴とする照明器具。
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|---|---|---|---|---|
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2010
- 2010-06-28 JP JP2010146732A patent/JP2012009780A/ja not_active Withdrawn
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