JP2011009389A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易な製造方法で、感度の向上と混色低減に優れた固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】フォトダイオード31とオンチップマイクロレンズ63との間にシリコンレンズ40を有し、またシリコンレンズ40とシリコン層14とは同じシリコン層であるために反射を抑制することができ、また、シリコンレンズ40表面の反射防止膜にて光の反射を抑制できることから集光率を向上でき、感度を向上させることができる。また、多重反射も抑制できることから混色不良も低減できる。
【選択図】図1
【解決手段】フォトダイオード31とオンチップマイクロレンズ63との間にシリコンレンズ40を有し、またシリコンレンズ40とシリコン層14とは同じシリコン層であるために反射を抑制することができ、また、シリコンレンズ40表面の反射防止膜にて光の反射を抑制できることから集光率を向上でき、感度を向上させることができる。また、多重反射も抑制できることから混色不良も低減できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、いわゆる裏面照射型構造を有し、光電変換素子を用いて撮像する固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法に関するものである。
従来から、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサと呼ばれる固体撮像装置では、基板表面上に受光センサとその各受光センサを接続する配線を形成し、その面に光を照射させて受光センサ領域で変換された電気信号を取り出して撮像する表面照射型構造が一般的であるが、固体撮像装置の微細化が進むにつれて、配線のピッチが狭くなると共に配線層の多層化が進むため、照射された光が受光センサ領域の表面まで十分な強度で到達することが困難になってきている。
この改善案として、受光センサ領域と配線が形成された表面とは反対側から光を照射する裏面照射型構造の固体撮像装置が提案されている。
図22は従来の裏面照射型固体撮像装置の構造を示す断面図である(特許文献1)。
図22は従来の裏面照射型固体撮像装置の構造を示す断面図である(特許文献1)。
この特許文献1には、裏面照射型構造を適用したCMOS型固体撮像装置が開示されている。図22に示すように、本例の固体撮像装置は、支持シリコン基板110の片面(裏面)側に反射防止膜等の2層のシリコン酸化膜120を介して多層配線層130が設けられ、この多層配線層130に薄い平板状の単結晶シリコン基板142が積層され、この単結晶シリコン基板142に複数の光電変換素子(以下、フォトダイオードと称す)150が形成されている。各フォトダイオード150は、単結晶シリコン基板142の裏面側を受光部として形成されており、さらに、この単結晶シリコン基板142の裏面側には層間絶縁膜160を介してカラーフィルタ170及びオンチップマイクロレンズ180が設けられている。
次に、特許文献1に開示された固体撮像装置の製造方法について図23〜図26の従来の固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図を参照して簡単に説明する。
まず、図23において、酸化シリコン基板141と単結晶シリコン基板142の2層からなる基板を作製する。この2層基板は、各基板を貼り合わせたものや、もしくはSOI基板を用いる。
まず、図23において、酸化シリコン基板141と単結晶シリコン基板142の2層からなる基板を作製する。この2層基板は、各基板を貼り合わせたものや、もしくはSOI基板を用いる。
次に、図24において、単結晶シリコン基板142を全面エッチング等によって薄型化し単結晶シリコン基板142の厚さが5μm程度のシリコン基板140とする。
続いて、図25に示すように、単結晶シリコン基板142内にフォトダイオード150等の素子を形成する。この場合、フォトダイオード150の受光部を酸化シリコン基板141側に向けて形成する。そして、その単結晶シリコン基板142の上部に多層配線層130を形成する。
続いて、図25に示すように、単結晶シリコン基板142内にフォトダイオード150等の素子を形成する。この場合、フォトダイオード150の受光部を酸化シリコン基板141側に向けて形成する。そして、その単結晶シリコン基板142の上部に多層配線層130を形成する。
その上部に、図26に示すように、2層のシリコン酸化膜120を介して支持シリコン基板110を貼り合わせて機械的強度を向上させた後、研削、エッチングまたはそれらを併用することによって裏面側の酸化シリコン基板141を除去する。
この後、図22に示したように、単結晶シリコン基板142の上(裏面側)に、上述した薄い層間絶縁膜160、カラーフィルタ170、及びオンチップマイクロレンズ180を形成して従来の裏面照射型固体撮像装置が形成される。
しかしながら、上記従来の固体撮像装置では、受光部の上部にはオンチップマイクロレンズのみ配置している構造のため、画素部の微細化に伴う感度不足、フォトダイオード表面とカラーフィルタ底面の層間膜中での入射光の多重反射による感度低下や隣接するフォトダイオードへの光の漏れによる混色が発生するという問題がある。
そこで本発明は、容易な製造方法で、感度の向上と混色低減に優れた固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の固体撮像装置は、複数の受光部が形成された半導体基板と、前記半導体基板の第1の面の上に形成された多層配線層と、前記半導体基板の前記第1の面と反対側の第2の面の上に形成された反射防止膜と、前記複数の受光部のそれぞれに対応して、前記反射防止膜の上に形成された複数のマイクロレンズと、前記半導体基板の前記第2の面であって前記複数の受光部のそれぞれに対応する位置に形成された複数の凸部とを備えることを特徴とする。
また、前記半導体基板の第2の面と前記マイクロレンズとの間に、前記複数の受光部のそれぞれに対応して形成された複数のカラーフィルタをさらに備え、前記複数のカラーフィルタの色によって、前記複数の凸部の高さが異なっていても良い。
さらに、本発明の固体撮像装置の製造方法は、半導体基板に複数の受光部を形成する工程と、前記半導体基板の第1の面の上に多層配線層を形成する工程と、前記半導体基板の前記第1の面と反対側の第2の面の上に反射防止膜を形成する工程と、前記反射防止膜の上に、前記複数の受光部のそれぞれに対応して複数のマイクロレンズを形成する工程とを備え、前記半導体基板の第2の面に、前記複数の受光部のそれぞれに対応した複数の凸部を形成する工程をさらに備えていることを特徴とする。
また、前記凸部は、レンズ形状であっても良い。
また、前記複数の凸部を形成する工程は、前記積層配線層を形成する工程と前記反射防止膜を形成する工程との間に行っても良い。
また、前記複数の凸部を形成する工程は、前記積層配線層を形成する工程と前記反射防止膜を形成する工程との間に行っても良い。
また、前記複数の凸部を形成する工程は、前記積層配線層を形成する工程の前に行っても良い。
また、前記複数の凸部を形成する工程は、前記半導体基板の前記第2の面の上であって前記複数の受光部のそれぞれに対応した位置にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンと前記半導体基板の前記第2の面とを同時にエッチングする工程とからなることもできる。
また、前記複数の凸部を形成する工程は、前記半導体基板の前記第2の面の上であって前記複数の受光部のそれぞれに対応した位置にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンと前記半導体基板の前記第2の面とを同時にエッチングする工程とからなることもできる。
また、前記レジストパターンは、半球状であっても良い。
また、前記反射防止膜を形成する工程の後に、前記複数の受光部のそれぞれに対応した前記半導体基板の前記第2の面の上に複数のカラーフィルタを形成する工程をさらに備え、前記レジストパターンを形成する工程では、前記複数のカラーフィルタの色によって、前記レジストパターンの高さが異なるように形成することもできる。
また、前記反射防止膜を形成する工程の後に、前記複数の受光部のそれぞれに対応した前記半導体基板の前記第2の面の上に複数のカラーフィルタを形成する工程をさらに備え、前記レジストパターンを形成する工程では、前記複数のカラーフィルタの色によって、前記レジストパターンの高さが異なるように形成することもできる。
以上により、集光率が向上し、感度の向上と混色低減が可能となる。
本発明の固体撮像装置によれば、微細化、高画素化が進んだとしても、受光部とオンチップマイクロレンズとの間にレンズ形状等の凹凸形状のシリコン層を形成することにより、容易な製造方法で、凹凸形状のシリコン層を透過する光において、凹凸形状部と受光部が形成されるシリコン層とが同じ材質のシリコン層であるため、異なる屈折率膜界面による反射を抑制することができる。また、凹凸形状のシリコン層の上部に反射防止膜も容易に形成でき、凹凸形状受光面の光の反射を抑制できる。これらの反射抑止効果により、集光率が向上し、感度を向上させることができる。更に、異なる屈折率膜界面における多重反射も抑制できることから、隣接するフォトダイオードへの光の入り込みも抑制でき混色不良も低減できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。ここで、受光部上部のシリコン層からなる凹凸形状については、レンズ形状の構造の実施例について説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例における固体撮像装置の構造を示す断面図である。
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例における固体撮像装置の構造を示す断面図である。
図1では、受光センサを有する固体撮像装置の一部を示しており、14はシリコン層(単結晶シリコン層)、31はフォトダイオード、32は第1の絶縁膜、33はコンタクトプラグ、34は第2の絶縁膜、35は配線、36は多層配線層、37は第1の接着層、38は第2の接着層、39は支持シリコン基板、40はシリコン層からなるシリコンレンズ、52は酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51の2層からなる反射防止膜、60はカラーフィルタ(Blue対応)、61はカラーフィルタ(Green対応)、62はカラーフィルタ(Red対応)、63はオンチップマイクロレンズである。
次に、上述した本発明による固体撮像装置およびその製造方法の第1の実施例を詳細に説明する。
図2〜図9は、本発明の第1の実施例における固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図であり、図1と対応する部分には同一符号を付す。
図2〜図9は、本発明の第1の実施例における固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図であり、図1と対応する部分には同一符号を付す。
まず、図2に示すように、シリコン基板12と酸化シリコン膜13とシリコン層11から成るSOI基板15を用意し、そのシリコン層11内にフォトダイオード31等の受光センサを構成する不純物領域を形成する。そして、図示しないがシリコン層11内にトランジスタを構成する不純物領域とシリコン層11の表面にはトランジスタのゲート電極等の形成も行う。
次に、図3に示すように、シリコン層11の表面に例えばシリコン酸化膜等の第1の絶縁膜32を形成し、第1の絶縁膜32内にコンタクトプラグ33を形成する。そして、第1の絶縁膜32上に例えばシリコン酸化膜等の第2の絶縁膜34を形成し、その第2の絶縁膜34内に受光センサ領域を電気的に繋ぐ、例えば銅等の配線35を形成し、多層配線層36を形成する。
次に、図4に示すように、多層配線層36の表面に酸化シリコン膜等の第1の接着層37を形成し、表面を平坦に研磨する。そして、酸化シリコン膜等の第2の接着層38が形成された支持シリコン基板39を用意し、第1の接着層37と第2の接着層38の酸化シリコン膜同士が接続するようにして、SOI基板15の表面に形成した多層配線層36と支持基板39とを貼り合わせる。
次に、図5に示すように、SOI基板15と支持基板39の上下を反転させて、上面になったSOI基板15のシリコン基板12をCMP法、RIE法、BGR法、もしくはこれら3つの方法の組合せにより除去し、その後シリコン基板12の裏面にあった酸化シリコン膜13をCMP法やRIE法等により除去する。この結果、受光部の受光側にシリコン層11が露出することから、以後このシリコン層11の受光面をレンズ形状に形成することが可能となる。
次に、図6に示すように、フォトダイオード31の受光側となるシリコン層11の表面に、リソグラフィー技術によりドット上のレジストパターンを形成後、メルトベークなどの熱処理の溶解により、例えば半球状やレンズ形状のような形状のレジストパターン23を形成する。
次に、図7に示すように、ドライエッチング技術により例えば塩素系、臭素系のハロゲンガスにCF系,酸素ガスを添加した条件により、レジストパターン23とシリコン層11をエッチングしてシリコン層14を形成する。この時、シリコン層14のフォトダイオード31の受光側となる表面には半球状やレンズ形状のシリコン層からなるシリコンレンズ40が形成される。
次に、図8に示すように、シリコンレンズ40の上部に酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51からなる2層の反射防止膜52を形成する。
次に、図9に示すように、各フォトダイオードの上部領域である反射防止膜52の上部に、Blueに対応したカラーフィルタ60、Greenに対応したカラーフィルタ61、Redに対応したカラーフィルタ62を形成し、その上にオンチップマイクロレンズ63を形成して固体撮像装置を完成させる。
次に、図9に示すように、各フォトダイオードの上部領域である反射防止膜52の上部に、Blueに対応したカラーフィルタ60、Greenに対応したカラーフィルタ61、Redに対応したカラーフィルタ62を形成し、その上にオンチップマイクロレンズ63を形成して固体撮像装置を完成させる。
以上のように本発明の固体撮像装置の製造方法では、フォトダイオード31とオンチップマイクロレンズ63との間にシリコンレンズ40を有し、また、フォトダイオード31が形成されるシリコン層14がシリコンレンズ40と同一材料で形成されるため、シリコンレンズ40を透過する光において、異なる屈折率膜界面による反射を抑制することができる。また、シリコン層14にレンズ形状(凸形状)のシリコンレンズ40が形成される構造のため、斜め光等を効率的にフォトダイオード31に集光できると共に、その構造を維持した形態でシリコンレンズの上部に反射防止膜も容易に形成でき、シリコンレンズ表面の光の反射を抑制でき、更に集光率を向上できるので感度を向上させることができる。
更に、シリコン層14に同一材料で形成されたレンズ形状(凸形状)のシリコンレンズ40が形成されるため、異なる屈折率膜界面における多重反射も抑制できることから、隣接するフォトダイオードへの光の入り込みも抑制でき混色不良も低減できる。
このように、容易な製造方法で、感度を向上させると共に、混色を防止できるため、更なる微細化、高画素化が可能となり、携帯電話用カメラ、ムービーカメラ、デジタルスチルカメラのさらなる高機能化に貢献することができる。
(第2の実施例)
次に、図10は、本発明の第2の実施例における固体撮像装置の構造を示す断面図である。
(第2の実施例)
次に、図10は、本発明の第2の実施例における固体撮像装置の構造を示す断面図である。
図10では、受光センサを有する固体撮像装置の一部を示しており、本実施例では、SOI基板作成時に予めシリコン裏面層にレンズ形状の凹凸を作りこんでいる。
17は裏面にレンズ形状のシリコンレンズ41を有したシリコン層(単結晶シリコン層)、31はフォトダイオード、32は第1の絶縁膜、33はコンタクトプラグ、34は第2の絶縁膜、35は配線、36は多層配線層、37は第1の接着層、38は第2の接着層、39は支持シリコン基板、41はシリコン層からなるシリコンレンズ、52は酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51の2層からなる反射防止膜、60はカラーフィルタ(Blue対応)、61はカラーフィルタ(Green対応)、62はカラーフィルタ(Red対応)、63はオンチップマイクロレンズである。
17は裏面にレンズ形状のシリコンレンズ41を有したシリコン層(単結晶シリコン層)、31はフォトダイオード、32は第1の絶縁膜、33はコンタクトプラグ、34は第2の絶縁膜、35は配線、36は多層配線層、37は第1の接着層、38は第2の接着層、39は支持シリコン基板、41はシリコン層からなるシリコンレンズ、52は酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51の2層からなる反射防止膜、60はカラーフィルタ(Blue対応)、61はカラーフィルタ(Green対応)、62はカラーフィルタ(Red対応)、63はオンチップマイクロレンズである。
次に、上述した本発明による固体撮像装置の製造方法の第2の実施例を詳細に説明する。
図11〜図16は、本発明の第2の実施例における固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図であり、図10と対応する部分には同一符号を付す。
図11〜図16は、本発明の第2の実施例における固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図であり、図10と対応する部分には同一符号を付す。
まず、図11に示すように、シリコン基板12と酸化シリコン膜16と予め裏面側にレンズ形状を有したシリコン層17とから成るSOI基板18を用意し、そのシリコン層17内にフォトダイオード31等の受光センサを構成する不純物領域を形成する。そして、図示しないがシリコン層17内にトランジスタを構成する不純物領域とシリコン層17の表面にはトランジスタのゲート電極等の形成も行う。
次に、図12に示すように、シリコン層17の表面に例えばシリコン酸化膜等の第1の絶縁膜32を形成し、第1の絶縁膜32内にコンタクトプラグ33を形成する。そして、第1の絶縁膜32上に例えばシリコン酸化膜等の第2の絶縁膜34を形成し、その第2の絶縁膜34内に受光センサ領域を電気的に繋ぐ、例えば銅等の配線35を形成し、多層配線層36を形成する。
次に、図13に示すように、多層配線層36の表面に酸化シリコン膜等の第1の接着層37を形成し、表面を平坦に研磨する。そして、酸化シリコン膜等の第2の接着層38が形成された支持シリコン基板39を用意し、第1の接着層37と第2の接着層38の酸化シリコン膜同士が接続するようにして、SOI基板18の上部に形成した多層配線層36と支持シリコン基板39とを貼り合わせる。
次に、図14に示すように、SOI基板18と支持シリコン基板39の上下を反転させて、上面になったSOI基板18のシリコン基板12をCMP法、RIE法、BGR法、もしくはこれら3つの方法の組合せにより除去し、その後シリコン基板12の裏面にあった酸化シリコン膜16をCMP法やRIE法等により除去する。この結果、受光部の受光側にレンズ形状を有したシリコン層からなるシリコンレンズ41が露出する。
次に、図15に示すように、シリコンレンズ41の受光面に酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51からなる2層の反射防止膜52を形成する。
次に、図16に示すように、反射防止膜52の受光面に、各フォトダイオードにBlueに対応したカラーフィルタ60、Greenに対応したカラーフィルタ61、Redに対応したカラーフィルタ62を形成し、その上にオンチップマイクロレンズ63を形成して固体撮像装置を完成させる。
次に、図16に示すように、反射防止膜52の受光面に、各フォトダイオードにBlueに対応したカラーフィルタ60、Greenに対応したカラーフィルタ61、Redに対応したカラーフィルタ62を形成し、その上にオンチップマイクロレンズ63を形成して固体撮像装置を完成させる。
以上のように本発明の固体撮像装置の製造方法では、受光部とシリコンレンズ41との位置関係を制御し易いように、予めSOI基板作成時にシリコン層17の裏面にレンズ形状を作りこんでおいても、第1の実施例と同様の構造を作成でき、容易な製造方法で、集光率の向上と混色不良を低減できる。
(第3の実施例)
次に図17は、本発明の第3の実施例における固体撮像装置の構造を示す断面図である。
次に図17は、本発明の第3の実施例における固体撮像装置の構造を示す断面図である。
図17においては、受光センサを有する固体撮像装置の一部を示しており、19はシリコン層(単結晶シリコン層)、31はフォトダイオード、32は第1の絶縁膜、33はコンタクトプラグ、34は第2の絶縁膜、35は配線、36は多層配線層、37は第1の接着層、38は第2の接着層、39は支持シリコン基板、42はシリコン層からなる第1のシリコンレンズ、43はシリコン層からなる第2のシリコンレンズ、44はシリコン層からなる第3のシリコンレンズ、52は酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51の2層からなる反射防止膜、60はカラーフィルタ(Blue対応)、61はカラーフィルタ(Green対応)、62はカラーフィルタ(Red対応)、63はオンチップマイクロレンズである。
次に、上述した本発明による固体撮像装置およびその製造方法の第3の実施例を詳細に説明する。
図18〜図21は、本発明の第3の実施例における固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図であり、図17と対応する部分には同一符号を付す。
図18〜図21は、本発明の第3の実施例における固体撮像装置の製造方法を示す工程断面図であり、図17と対応する部分には同一符号を付す。
第3の実施例については、SOI基板15(図2等参照)の用意から、フォトダイオード31形成、多層配線層36形成、支持シリコン基板39貼り合わせ、SOI基板15の酸化シリコン膜13(図2等参照)除去までは、第1の実施例の図2〜図5で記載した製造方法と同じ製造方法であるため、図示による説明は省略しSOI基板15のシリコン層11の受光面が露出した工程から説明する。
図18に示すように、シリコン層11におけるフォトダイオード31の受光部の受光面側表面に、リソグラフィー技術によりドット状のレジストパターンを形成する。この時、各色に対応したフォトダイオードに対し、例えば各フォトダイオードに対して異なる光透過率になるようにしたマスクを露光させることにより、ドット状のレジストパターンのレジスト高さを各色に対応したフォトダイオードによって変える。これにより、メルトベークなどの熱処理の溶解により例えば3種類の高さの異なる半球状のような形状のレジストパターン25、26、27を形成する。
次に、図19に示すように、ドライエッチング技術により例えば第1の実施例で記載した塩素系、臭素系のハロゲンガスにCF系,酸素ガスを添加した条件により、レジストパターン25、26、27とシリコン層11表面をエッチングしてシリコン層19を形成する。この時、フォトダイオード31の受光面には半球状やレンズ形状のシリコン層からなるシリコンレンズ42、43、44が形成されるが、シリコンレンズ42、43、44各々レンズ高さは、各色に対応したフォトダイオードに応じて異なる。例えば、シリコンレンズ42がブルーに対応し、シリコンレンズ43がグリーンに対応し、シリコンレンズ44がレッドに対応する場合、シリコンレンズ42が最も低く、シリコンレンズ44が最も高くなる。
次に、図20に示すように、シリコンレンズ42、43、44の受光面に酸化シリコン膜50と窒化シリコン膜51からなる2層の反射防止膜52を形成する。
次に、図21に示すように、反射防止膜52の受光面に、各フォトダイオードに対応して、シリコンレンズ42の受光面にはBlueに対応したカラーフィルタ60、シリコンレンズ43の受光面にはGreenに対応したカラーフィルタ61、シリコンレンズ44の受光面にはRedに対応したカラーフィルタ62を形成し、その上にオンチップマイクロレンズ63を形成して固体撮像装置を完成させる。
次に、図21に示すように、反射防止膜52の受光面に、各フォトダイオードに対応して、シリコンレンズ42の受光面にはBlueに対応したカラーフィルタ60、シリコンレンズ43の受光面にはGreenに対応したカラーフィルタ61、シリコンレンズ44の受光面にはRedに対応したカラーフィルタ62を形成し、その上にオンチップマイクロレンズ63を形成して固体撮像装置を完成させる。
以上のように本発明の固体撮像装置の製造方法では、第1に実施例と同様に、容易な製造方法で、集光率の向上と混色不良を低減できる。更に、各色に対応したフォトダイオードの受光面のシリコンレンズ形状の高さを調節することにより、シリコンレンズ形状頂部からフォトダイオード31までの距離を各色毎の波長に適した距離にすることにより、各色毎の受光センサの光電変換効率も向上できる。
より具体的には、長波長の光ほど、シリコンレンズを高く形成することが好ましい。また、本実施例ではレンズ形状のシリコンレンズの高さを変えた例を示しているが、高さを等しくし、レンズの曲率を変えてもよく、そのときは、長波長の光ほど、シリコンレンズの曲率を大きく形成することが好ましい。
また、本実施例の製造方法では、色ごとに形状が異なるシリコンレンズを、実施例1のように多層配線層の形成後に形成したが、実施例2のように多層配線形成前に形成することも可能である。
なお、以上の説明では、SOI基板を使用した場合の実施例を示したが、通常のシリコン基板を用いた場合でも、裏面を加工形成することによってシリコンレンズを形成することが可能であることは言うまでもない。
さらに、本発明の固体撮像装置の製造方法としてCMOSイメージセンサを前提としているが、裏面照射型構造を有するその他の構成の固体撮像装置にも、同様に本発明を適用することができる。
例えば、裏面照射型構造を有するCCD固体撮像装置等において、本発明を適用して、シリコンレンズを形成することが可能である。
本発明は、感度の向上と混色低減を実現でき、いわゆる裏面照射型構造を有し、光電変換素子を用いて撮像する固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法等に有用である。
11、14、17、19 シリコン層(単結晶シリコン層)
12 シリコン基板
13、16 酸化シリコン膜
15、18 SOI基板
23 レジストパターン
25 レジストパターン
26 レジストパターン
27 レジストパターン
31 フォトダイオード
32 第1の絶縁膜
33 コンタクトプラグ
34 第2の絶縁膜
35 配線
36 多層配線層
37 第1の接着層
38 第2の接着層
39 支持シリコン基板
40 シリコンレンズ
41 シリコンレンズ
42 シリコンレンズ
43 シリコンレンズ
44 シリコンレンズ
50 酸化シリコン膜
51 窒化シリコン膜
52 反射防止膜
60 カラーフィルタ(Blue)
61 カラーフィルタ(Green)
62 カラーフィルタ(Red)
63 オンチップマイクロレンズ
110 支持シリコン基板
120 シリコン酸化膜
130 多層配線層
140 シリコン基板
141 酸化シリコン基板
142 単結晶シリコン基板
150 フォトダイオード
160 層間絶縁膜
170 カラーフィルタ
180 オンチップマイクロレンズ
12 シリコン基板
13、16 酸化シリコン膜
15、18 SOI基板
23 レジストパターン
25 レジストパターン
26 レジストパターン
27 レジストパターン
31 フォトダイオード
32 第1の絶縁膜
33 コンタクトプラグ
34 第2の絶縁膜
35 配線
36 多層配線層
37 第1の接着層
38 第2の接着層
39 支持シリコン基板
40 シリコンレンズ
41 シリコンレンズ
42 シリコンレンズ
43 シリコンレンズ
44 シリコンレンズ
50 酸化シリコン膜
51 窒化シリコン膜
52 反射防止膜
60 カラーフィルタ(Blue)
61 カラーフィルタ(Green)
62 カラーフィルタ(Red)
63 オンチップマイクロレンズ
110 支持シリコン基板
120 シリコン酸化膜
130 多層配線層
140 シリコン基板
141 酸化シリコン基板
142 単結晶シリコン基板
150 フォトダイオード
160 層間絶縁膜
170 カラーフィルタ
180 オンチップマイクロレンズ
Claims (10)
- 複数の受光部が形成された半導体基板と、
前記半導体基板の第1の面の上に形成された多層配線層と、
前記半導体基板の前記第1の面と反対側の第2の面の上に形成された反射防止膜と、
前記複数の受光部のそれぞれに対応して、前記反射防止膜の上に形成された複数のマイクロレンズと、
前記半導体基板の前記第2の面であって前記複数の受光部のそれぞれに対応する位置に形成された複数の凸部と
を備えることを特徴とする固体撮像装置。 - 前記凸部は、レンズ形状であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記半導体基板の第2の面と前記マイクロレンズとの間に、前記複数の受光部のそれぞれに対応して形成された複数のカラーフィルタをさらに備え、
前記複数のカラーフィルタの色によって、前記複数の凸部の高さが異なっていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の固体撮像装置。 - 半導体基板に複数の受光部を形成する工程と、
前記半導体基板の第1の面の上に多層配線層を形成する工程と、
前記半導体基板の前記第1の面と反対側の第2の面の上に反射防止膜を形成する工程と、
前記反射防止膜の上に、前記複数の受光部のそれぞれに対応して複数のマイクロレンズを形成する工程と
を備え、前記半導体基板の第2の面に、前記複数の受光部のそれぞれに対応した複数の凸部を形成する工程をさらに備えていることを特徴とする固体撮像装置の製造方法。 - 前記凸部は、レンズ形状であることを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置の製造方法。
- 前記複数の凸部を形成する工程は、前記積層配線層を形成する工程と前記反射防止膜を形成する工程との間に行うことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法。
- 前記複数の凸部を形成する工程は、前記積層配線層を形成する工程の前に行うことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法。
- 前記複数の凸部を形成する工程は、
前記半導体基板の前記第2の面の上であって前記複数の受光部のそれぞれに対応した位置にレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンと前記半導体基板の前記第2の面とを同時にエッチングする工程と
からなることを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法。 - 前記レジストパターンは、半球状であることを特徴とする請求項8に記載の固体撮像装置の製造方法。
- 前記反射防止膜を形成する工程の後に、前記複数の受光部のそれぞれに対応した前記半導体基板の前記第2の面の上に複数のカラーフィルタを形成する工程をさらに備え、
前記レジストパターンを形成する工程では、前記複数のカラーフィルタの色によって、前記レジストパターンの高さが異なるように形成することを特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009150399A JP2011009389A (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009150399A JP2011009389A (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011009389A true JP2011009389A (ja) | 2011-01-13 |
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ID=43565716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009150399A Pending JP2011009389A (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011009389A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011166125A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Samsung Electronics Co Ltd | バックサイドイルミネーションcmosイメージセンサ及びその製造方法 |
| JP2014049614A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Seiko Epson Corp | 撮像装置、検査装置、及び電子デバイスの製造方法 |
| JP2014075509A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Seiko Epson Corp | 撮像装置、および検査装置 |
| US8796803B2 (en) | 2012-03-06 | 2014-08-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image sensors and methods of forming the same |
| WO2020235589A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 固体撮像装置およびその製造方法 |
-
2009
- 2009-06-25 JP JP2009150399A patent/JP2011009389A/ja active Pending
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