JP2010281419A - ドライブプレート - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成により振動を抑制することのできるドライブプレートを提供する。
【解決手段】ドライブプレート10において発生する振動の腹に対応するトルクコンバータ締結穴24付近、すなわち、接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間の中央部分である接触部38においてプレート本体32とリングギヤ34とが接触させられるので、両者の摩擦によりドライブプレート10の振動を抑制することができる。ドライブプレート10において発生する振動の節に対応する接合部26を含む円周方向の所定範囲においては、プレート本体32とリングギヤ34とが接触しないので、加工が容易となる。
【選択図】図2
【解決手段】ドライブプレート10において発生する振動の腹に対応するトルクコンバータ締結穴24付近、すなわち、接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間の中央部分である接触部38においてプレート本体32とリングギヤ34とが接触させられるので、両者の摩擦によりドライブプレート10の振動を抑制することができる。ドライブプレート10において発生する振動の節に対応する接合部26を含む円周方向の所定範囲においては、プレート本体32とリングギヤ34とが接触しないので、加工が容易となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両に用いられるドライブプレートに関するものであり、特に、振動を抑制することのできるドライブプレートの構成に関するものである。
車両の動力伝達装置において、エンジンの出力をトルクコンバータに伝達するためにドライブプレートが用いられる。ドライブプレートは、エンジンの出力軸とトルクコンバータとを連結することにより両者の動力伝達を可能にする。
また、ドライブプレートの外周面にリングギヤを設ける構成がよく知られている。例えば特許文献1に開示のドライブプレートがそれである。ドライブプレートは、例えばスタータモータの出力を前記リングギヤを介してドライブプレートに伝達し、エンジンの始動を行なう。
特許文献1には、ドライブプレートとリングギヤとを溶接により接合させたドライブプレートが開示されている。
ところで、トルクコンバータや自動変速機とエンジンとを組付ける際においては、たとえばエンジンのクランクシャフトに設けられた嵌合穴にトルクコンバータのセンターピース(凸部)を嵌め入れることにより、両者が同一軸心となるように組付けられる。しかしながら、両者には組付けのための僅かな余裕が設けられ、そのため、組付け後においてエンジンのクランクシャフトとトルクコンバータの軸とが同一軸心とならない場合がある。かかる場合において、エンジンのクランクシャフトに取り付けられた前記ドライブプレートが、トルクコンバータとエンジンとが組付けられた後にトルクコンバータと接続される場合、ドライブプレートがクランクシャフトに垂直とならず、微小な傾きを生ずる場合がある。
かかる微小な傾きを生じたドライブプレートは、ドライブプレートがエンジンのクランクシャフトによって回転させられる際に、前述のドライブプレートの傾きに起因して振動を発生するという問題があった。
また前述のように、ドライブプレートはエンジンの出力を伝達可能にエンジンの出力に連結されているので、エンジン自体によって発生する振動によってドライブプレートの振動が発生しうる。
例えば、図7は従来のドライブプレート100の正面図を示し、図8は図7に示したドライブプレート100のA−A断面図を示している。図8に示すように、ドライブプレート100の主体を構成するプレート本体132は、その外周部が曲成されることによって軸心C方向に延びる短円筒状の縁部132bを備えている。このプレート本体132の縁部132bは、例えば円板状の鋼板の外周部を絞り加工によって折り曲げることにより得られる。縁部132bとリングギヤ134との溶接前においては、縁部132bの外径がリングギヤ134の内径よりも小さくされており、プレート本体132とリングギヤ134とが接触しないようにされている。これは、プレス絞り加工によって形成されるプレート本体132の縁部132bの外径のばらつきを吸収するためであり、縁部132bの折曲角が部位によってばらつく場合においても、縁部132bの外周面が全周に渡ってリングギヤ134の内周面との間に隙間が形成されている。また、縁部132bとリングギヤ134とが溶接される際に、溶接熱の影響で縁部132bが広がりリングギヤ134と接触し、そのためトルクコンバータ締結穴124の位置精度がずれることを防止するためでもある。
トルクコンバータ20とエンジン8とは、トルクコンバータ20のセンターピース17がエンジン8のクランクシャフト12に設けられた嵌合穴13に挿入された状態で組付けられるが、前記嵌合穴13の内径は、あそび嵌めによってその組付けを行なうため、前記センターピース17の直径よりも大きい値となるように設計されている。このずれは、トルクコンバータ8の軸心とエンジン8のクランクシャフト12の軸心とのずれとなる。このようなずれにより、ドライブプレート100が回転する際には、そのドライブプレート100においてトルクコンバータ締結穴124を加振点とする振動が発生する原因となる。具体的には例えば、トルクコンバータ締結穴124を腹、接合部126を節とする振動が発生する。前述の図7および図8に示すドライブプレート100においては、かかる振動を低減することは考慮されていない。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、簡易な構成により振動を抑制することのできるドライブプレートを提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1にかかる発明は、環状のリングギヤと、その内側に嵌め入れられた円板状のプレート本体とが周方向に離隔した複数の接合部により接合されてなる車両用ドライブプレートであって、周方向における前記接合部間の少なくとも一部分において前記プレート本体と前記リングギヤとを接触させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、前記プレート本体の外周部を拘束する前記接合部間の少なくとも一部分において前記プレートと前記リングギヤとが接触させられるので、両者の摩擦によりドライブプレートの振動を抑制することができる。
好適には、前記プレート本体と前記リングギヤとは該プレート本体の固有振動の腹に対応する位置において相互に接触させられていることを特徴とする。このようにすれば、該プレート本体の固有振動の腹に対応する位置において前記プレート本体と前記リングギヤとが相互に接せられるので、発生する振動を両者の摩擦により振動を抑制することができる。
また好適には、(a)前記プレート本体は、その外周縁が前記リングギヤの内周面に対向するように短円筒状に曲成された縁部を有し、(b)該縁部のうち、前記リングギヤの内周面と接触させられる部分は局部的に他の部分よりも大きい曲げ角とされ、(c)該他の部分は前記リングギヤの内周面との間に隙間を隔てて対向していることを特徴とする。このようにすれば、前述の効果に加え、前記縁部はプレート本体の外周縁が曲成されて形成される際に、その曲げ角が変更されることにより、該縁部のうち前記リングギヤの内周面と接触させられる部分と、前記リングギヤの内周面と接触させられない部分とが形成されるので、加工が容易となる。
好適には、前記プレート本体と前記リングギヤとは前記接合部を含む所定範囲において接触されていないことを特徴とする。このようにすれば、前記プレート本体と前記リングギヤとが接合される際に、例えば溶接により熱が発生するなどして前記プレートが変形される場合であっても、前記プレート本体と前記リングギヤとが接触されていない部分においてプレート本体の変形が許容される。そのため、プレート本体における他の部分の変形が低減され、トルクコンバータ締結穴のような精度が要求される部分の変形を抑えることができる。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、車両の動力伝達装置内においてエンジン8とトルクコンバータ20との間に取り付けられるドライブプレート10を説明する図である。なお、図1においてエンジン8はクランクシャフト12よりも右側に位置するが、図1においては図示が省略されている。図1はエンジン8のクランクシャフト12およびトルクコンバータ20の入力側回転部材すなわちポンプ翼車を内在させたケース16の軸心Cを含む断面図である。トルクコンバータ20は、軸心C方向に円柱状に延びるセンターピース17を有している。また、エンジン8のクランクシャフト12は、軸心C方向に延びる円筒状の嵌合穴13を有している。そして、前記センターピース17が嵌合穴13に挿入されることによりトルクコンバータ20とエンジン8のクランクシャフト12とは芯出しされて位置決めされる。図1に示すように、ドライブプレート10は略円板状の形状であり、内周側に設けられたクランクシャフト締結穴22を介して締結されたボルト14によりエンジンのクランクシャフト12と、また、外周側に設けられたトルクコンバータ締結穴24を介して締結されたボルト18によりトルクコンバータ20のケース16と、それぞれ固着されている。これにより、エンジン8のクランクシャフト12とトルクコンバータ20のケース16とはドライブプレート10を介して一体となって回転する。なお、図1においては、トルクコンバータ20はそのケース16以外の構成は省略されている。
図2は本発明の一実施例であるドライブプレート10の正面図、すなわち、ドライブプレート10を図1におけるエンジン8側からその軸心C方向にみた図である。ドライブプレート10は、略円板状のプレート本体32と、それが嵌め込まれる環状のリングギヤ34とを含んで構成されている。プレート本体32は曲げ方向、すなわち板厚方向或いは軸心C方向へは弱い剛性を有している。一方、リングギヤ34は、例えば、打抜加工、切削加工により得られた肉厚の鋼材であるため、プレート本体32に比べて強い剛性を有している。プレート本体32とリングギヤ34とは周方向に等間隔に位置する後述する複数(本実施例においては6カ所)の接合部26において例えば溶接などによって接合されており、軸心Cまわりに一体となって回転することができる。また、プレート本体32の外周部とリングギヤ34の内周部は、その一部である後述する接触部38において相互に接触する一方、前記接触部38を除く部分においては、両者は接触しないものとされている。ここで、前記接触部38は、周方向における前記複数の接合部26間36の一部分である。
プレート本体32は、打抜き、曲げ、絞りなどのプレス加工により鋼板から成形されたものであって、トルクコンバータ20のトルクコンバータケース16と連結されるためのボルト18が貫通する複数のトルクコンバータ締結穴24が外周部の一円周上に設けられている。これら複数(本実施例では6個)のトルクコンバータ締結穴24は、周方向に等間隔となるように設けられている。また、プレート本体32の中央部においては、エンジン8のクランクシャフト12と連結するためのボルト16を貫通させるクランクシャフト締結穴22が前記トルクコンバータ締結穴24よりも内周側に、一円周上に複数設けられている。これら複数(本実施例では10個)のクランクシャフト締結穴22は、周方向に等間隔となるように設けられている。
また、プレート本体32の強度を保ちつつ軽量化を行なうこと、および剛性の低下を目的として、プレート本体32には複数の穴27および28が設けられている。
リングギヤ34の外周側には、ギヤ歯34tが設けられており、図示しないスタータモータの出力軸に設けられたギヤと噛み合うことにより、前記スタータモータによってドライブプレート10が回転させられる。
図3は、図2に示したドライブプレート10のA−A断面に対応する図である。このうち、図3(a)はプレート本体32とリングギヤ34とが組付けられる前におけるプレート本体32の断面形状を説明する図である。また、図3(b)はプレート本体32とリングギヤ34とが組付けられた後のドライブプレート10のA−A断面図である。図3(a)に示すように、ドライブプレート10の中央部を構成するプレート本体32は、軸心Cから径方向に延びる底部32aおよび、底部32aの外周にその一端が接続する短円筒状の縁部(リム部)32bを含んで構成されている。このプレート本体32の縁部32bは、例えば円板状の金属板の外周を折り曲げ加工あるいは絞り加工することによって得られる。このとき、図3(a)における、すなわちA−A断面に対応する位置では、局部的に、底部32aおよび縁部32bのなす角(曲げ角)θ1の大きさが90°よりも大きな角度とされ、縁部32bの外縁がリングギヤ34の内周面34iに摺持させられている。また、この部分では、底部32aの外径はリングギヤ34の内径よりも僅かに小さくされているとともに、縁部32bの外縁はリングギヤ34の内径よりも径方向外側に位置するようにされている。
図4は、図2に示したドライブプレート10のB’−B’断面およびB−B断面に対応する図である。このうち、図4(a)は図3(a)と同様にプレート本体32とリングギヤ34とが組付けられるおけるプレート本体32の形状を説明する図である。また、図3(b)はプレート本体32とリングギヤ34とが組付けられた後のドライブプレート10のB−B断面図である。図4(a)に示すように、ドライブプレート10を構成するプレート本体32の縁部32bのうち、図4(a)におけるB−B断面に対応する部分は、局部的に底部32aおよび縁部32bのなす角θ2の大きさは90°よりも小さな角度とされている。また、この部分では、底部32aの外径はリングギヤ34の内径よりも小さくされているとともに、縁部32bの外縁はリングギヤの内径よりも径方向内側に位置するようにされている。
このように構成されたプレート本体32を、図3(a)および図4(a)の矢印方向にリングギヤ34内に圧入することにより、図3(b)に示すようなA−A断面および図4(b)に示すようなB’−B’断面を有するドライブプレート10が得られる。得られたドライブプレート10のA−A断面においては、プレート本体32の縁部32bの外周面32jとリングギヤ34の内周面34iとは、軸心C方向、すなわち図3においては左右方向の相対移動が可能に接触している。すなわち、図3(b)に示すA−A断面におけるプレート本体32の縁部32bの外周面32jとリングギヤ34の内周面34iとの接触部分が接触部38を構成する。この接触部38は、周方向において相互に隣り合う一対の接合部26の間36の中間位置において、すなわち、周方向においてトルクコンバータ締結穴24と同じ位置(回転位相位置)において、その接合部26と同数設けられている。また、得られたドライブプレート10のB’−B’断面においては、プレート本体32の縁部32bの外周面32jとリングギヤ34の内周面34iとの間、あるいはプレート本体32の底部32aの外径側端部とリングギヤ34の内周面34iとの間には隙間が形成され、相互に接触していない。すなわち、図4(b)に示すB’−B’断面には、前記接触部38が形成されない。
図4(c)は、図2のB−B断面を説明する断面図である。具体的には、図4(a)と同様に整形されたプレート本体32がリングギヤ34に圧入されて図4(b)に示すのと同様にリングギヤ30の内周面とプレート本体32との間に隙間が形成された断面が得られる。続いて、断面が図4(b)のように得られたドライブプレート10の部位において、プレート本体32の底部32aの外周側端部とリングギヤ34の内周側とを例えば炭酸ガスアーク溶接などの溶接などによって固着させる。この溶接などによって固着された部位が接合部26に対応する。この接合部26の数は、ドライブプレート10に発生する固有振動モードに応じて、その固有振動モードの外周縁上の節の数と同じ数などのように決定される。
ここで、エンジンのクランク軸12およびトルクコンバータ20のケース16の回転に伴って、加振点すなわちトルクコンバータ締結穴24を介してトルクコンバータ20からスラスト荷重が繰り返し印加される場合や、クランクシャフト締結穴22を介してエンジン8の振動が印加される場合には、トルクコンバータ締結穴24を腹、接合部26を節とする振動がプレート本体32に発生する。図5は、プレート本体32に発生する振動を表わしたものであって、横軸にドライブプレート10の周方向の位置の一部を、縦軸に発生する振動の振幅を表わした図である。ドライブプレート10のプレート本体32の外周部には、トルクコンバータ締結穴24の位置および数と接合部26の位置及び個数とに応じたモードの振動が発生する。
本実施例のドライブプレート10は、前述のように、接触部38、すなわち、プレート本体32の縁部32bの外径面32jとリングギヤ34の内径面とが接触する部分を有している。この接触部38においては、プレート本体32の縁部32bの外周面32jとリングギヤ34の内周面34iとは、軸心C方向、すなわち図3においては左右方向の相対移動が可能に接触している。そのため、ドライブプレート10の振動が発生すると、前記接触部38においてプレート本体32の縁部32bの外周面32jとリングギヤ34の内周面34iとの軸心方向の相対移動における摩擦が生じ、その振動を低減することができる。そして、図2に示したように、本実施例のドライブプレート10における接触部38は、周方向において接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間36の一部分において設けられる一方、トルクコンバータ締結穴24も周方向において接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間36の中間に設けられている。そのため、周方向においてトルクコンバータ締結穴24の近傍において振動の腹となるプレート本体32の振動を好適に低減することができる。逆に言えば、プレート本体32における振動の節が発生する接合部26の近傍においては、接触部38が設けられたとしてもドライブプレート10の振動を低減する効果が小さい。
なお、プレート本体32とリングギヤ34とを溶接する際には、プレート本体32に熱が加わるため、プレス加工されたプレート本体32の縁部32bが折り曲げを解消しようとする方向に延びる場合がある。このように、接合部26やその近傍においては、溶接工程においてプレート本体32が変形するおそれがあり、溶接後に目的とする形状へするためのプレス加工などのプレート本体32の加工に精度を要するなどの困難があった。しかし、本実施例においては、縁部32bのうちの曲げ角θ1が鈍角である接触部38がリングギヤ34の内周面34iに圧入により当接させられる結果、プレート本体32とリングギヤ34とは接合部26を含む所定範囲、具体的には隣接する接合部間26から接触部38を除いた範囲において接触されていないので、曲げ角θ2が鋭角である接触部38以外の部分は、溶接にかかわらずリングギヤ34の内周面34iとの間に隙間を確実に形成することができ、かかる困難が低減される。
前述の実施例によれば、ドライブプレート10において発生する振動の腹に対応するトルクコンバータ締結穴24付近、すなわち、接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間36の少なくとも一部分である接触部38において前記プレート本体32と前記リングギヤ34とが接触させられるので、両者の摩擦によりドライブプレート10の振動を抑制することができる。一方、前記ドライブプレート10において発生する振動の節に対応する前記接合部26を含む円周方向の所定範囲においては、前記プレート本体32と前記リングギヤ34とを接触させないことができる。
また、前述の実施例によれば、接触部38とリングギヤ34の内周面34iとの接触によりドライブプレート10に発生する振動を抑制することができるので、プレート本体32の固有振動数が高周波側に変更される。したがって、エンジン8の爆発回数、言いかえればクランクシャフト12の回転速度に応じた低周波数の振動の影響を低減することができる。
また、前述の実施例によれば、接触部38とリングギヤ34の内周面との接触によりドライブプレート10に発生する振動が抑制されるので、ドライブプレート10を構成するプレート本体32とリングギヤ34とを接合する接合部26にかかる応力変動が抑制される。そのため、接合部26の信頼性向上させることができる。
また、前述の実施例によれば、プレート本体32とリングギヤ34とは接合部26を含む所定範囲、具体的には隣接する接合部間26から接触部38を除いた範囲において接触されていないので、プレート本体32とリングギヤ34とが接合される際に、例えば接合部26が溶接によって接合され、発生する熱によりプレート本体32が変形する場合であっても、プレート本体32とリングギヤ34とが接触されていない部分によってプレート本体32の変形が許容される。そのため、プレート本体32における他の部分の変形が低減され、トルクコンバータ締結穴24のような位置に精度が要求される部分の変形を抑えることができる。
続いて、本発明の別の実施例について説明する。以下の説明において、実施例相互に共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本実施例におけるドライブプレート10の正面図であって、前述の実施例における図2に対応する図である。図6に示すドライブプレート10においては、周方向において接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間36において設けられるトルクコンバータ締結穴24の位置および接触部38の位置が、図2のそれと異なる。
具体的には図6に示すように、トルクコンバータ締結穴24および接触部38は、周方向において接合部26とその接合部26に隣接する接合部26との間36であって、これら2つの接合部26の中間よりもいずれか一方の接合部26側に周方向に偏って位置している。本実施例においても前述の実施例と同様の効果が得られる。すなわち、接合部26はプレート本体32の振動の節に必ずしも位置しない場合であっても、一定の効果が得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例において、接合部26、トルクコンバータ締結穴24、クランクシャフト締結穴22の位置および数、穴27および28の形状、位置、および数は適宜変更され得るものである。例えば、前述の実施例においては接合部26の数は、ドライブプレート10に発生する固有振動モードの外周縁上の節の数と同じ数などのように決定されたが、これに限られない。また、リングギヤ34の肉厚や径方向寸法も必要に応じて種々変更される。
また、接触部38は、周方向において接合部26の間36にその接合部26と同数設けられていたが、必ずしも接合部26と同数でなくてもよい。図2のドライブプレート10では、接触部38は周方向において60°間隔の6箇所に設けられていたが、例えば120°間隔の3箇所に設けられていてもよい。
また、前述の実施例においては、接合部26ではリングギヤ34の内周面34iとプレート本体32の縁部32bの外周面とが離間させられていたが、相互に接触させられていても差し支えない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
10:ドライブプレート
26:接合部
32:プレート
34:リングギヤ
38:接触部
26:接合部
32:プレート
34:リングギヤ
38:接触部
Claims (4)
- 環状のリングギヤと、その内側に嵌め入れられた円板状のプレート本体とが周方向に離隔した複数の接合部により接合されてなる車両用ドライブプレートであって、
周方向における前記接合部間の少なくとも一部分において前記プレート本体と前記リングギヤとを接触させること
を特徴とするドライブプレート。 - 前記プレート本体と前記リングギヤとは該プレート本体の固有振動の腹に対応する位置において相互に接触させられていること
を特徴とする請求項1に記載のドライブプレート。 - 前記プレート本体は、その外周縁が前記リングギヤの内周面に対向するように短円筒状に曲成された縁部を有し、
該縁部のうち、前記リングギヤの内周面と接触させられる部分は局部的に他の部分よりも大きい曲げ角とされ、
該他の部分は前記リングギヤの内周面との間に隙間を隔てて対向していること
を特徴とする請求項1または2に記載のドライブプレート。 - 前記プレート本体と前記リングギヤとは前記接合部を含む所定範囲において接触されていないこと
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のドライブプレート。
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