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JP2010038080A - 車両用空調装置 - Google Patents

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JP2010038080A
JP2010038080A JP2008203534A JP2008203534A JP2010038080A JP 2010038080 A JP2010038080 A JP 2010038080A JP 2008203534 A JP2008203534 A JP 2008203534A JP 2008203534 A JP2008203534 A JP 2008203534A JP 2010038080 A JP2010038080 A JP 2010038080A
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Japan
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drive shaft
crank chamber
lubricating oil
air conditioner
capacity
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JP2008203534A
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Masaki Ota
太田  雅樹
Nobuaki Hoshino
伸明 星野
Yoshio Kimoto
良夫 木本
Takeshi Yamaguchi
毅 山口
Shinji Matsunaga
真治 松永
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】斜板式圧縮機がクランク室内に大量の潤滑油を有しながらOFF運転継続中である場合における斜板式圧縮機の温度上昇を抑制可能としつつ、駆動軸が高速で回転される時における優れた摺動特性の発揮と、駆動軸が低速で回転される時における高い冷凍能力の発揮とを実現可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車両用空調装置は、クランク室24内の潤滑油が多い領域と吸入室20とを連通する排油通路62と、駆動軸16の回転数の増加によって排油通路62等の開度を大きくする開閉弁70とを有している。また、エアコンECU13は、容量検知手段13aによって吐出容量が最小であると検知され、かつ回転数検知手段13bによって駆動軸16の回転数が第1基準回転数Nhを超えていると検知された時、吐出容量が最小でないようにソレノイド48aへの通電状態を設定時間Tsの間変更する保護手段13cを有している。
【選択図】図6

Description

本発明は車両用空調装置に関する。
電磁クラッチを介することなく、車両のエンジンによって駆動される圧縮機を備えた車両用空調装置が知られている。このような圧縮機はクラッチレス圧縮機といわれる。この車両用空調装置は、この圧縮機と、圧縮機と接続された凝縮器、膨張弁及び蒸発器と、少なくとも圧縮機を制御する制御装置とを備えている。
公知のクラッチレス圧縮機として、以下の構成の斜板式圧縮機が知られている。まず、フロントハウジング、シリンダブロック及びリヤハウジングによってハウジングが構成されており、このハウジングによって複数個のシリンダボア、吸入室、吐出室及びクランク室が形成されている。フロントハウジングには、一端がフロントハウジングから露出し、クランク室内に臨む駆動軸が回転可能に支承されている。クランク室内では、斜板が駆動軸に傾角変動可能に支持されている。各シリンダボア内にはそれぞれピストンが往復動可能に収納されている。斜板と各ピストンとの間には前後で対をなすシューが設けられており、各対のシューによって斜板の揺動運動を各ピストンの往復動に変換している。
また、この斜板式圧縮機は、クランク室内の圧力によって吐出容量を調整する容量制御機構が設けられている。この容量制御機構は、クランク室と吸入室とを連通する抽気通路と、容量制御弁とを有している。容量制御機構がクランク室と吐出室とを連通する給気通路をさらに有する場合もある。容量制御弁は、ソレノイドを有し、ソレノイドに通電する電流を調整することにより、抽気通路の開度を調整したり、給気通路の開度を調整したりすることにより、クランク室内の圧力を変更することができるようになっている。これにより斜板の傾斜角が変化し、吐出容量が変化する。
この車両用空調装置は、斜板式圧縮機が車両のエンジンによって駆動されることにより、斜板式圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びこれらを接続する配管からなる冷凍回路で冷凍作用を行い、車室内の空調を行う。この間、斜板式圧縮機がクラッチレスであることから、乗員が空調装置のスイッチをOFFすることにより車室内の空調が行われていない場合でも、エンジンが作動している限り、斜板式圧縮機は最小吐出容量で運転を継続する。すなわち、斜板式圧縮機はOFF運転を継続する。この場合、斜板式圧縮機は、斜板の傾斜角が最小であることから、冷凍回路に冷媒とともに潤滑油が含有された循環冷媒をほとんど循環させず、温度が上昇し易い。このため、斜板式圧縮機は軸封装置等の耐久性を損なう等の問題を引き起こすおそれがある。車両が高速で走行している場合には、特にこの傾向が大きい。なお、以下、斜板式圧縮機が最小吐出容量以外の吐出容量で運転を継続する場合をON運転という。
特許文献1には、この状態の圧縮機の温度上昇を抑制する制御装置が提案されている。この制御装置は、圧縮機が斜板式圧縮機であるか否かは明確ではないものの、容量制御弁のソレノイドへの通電状態により吐出容量を検知する容量検知手段と、ソレノイドの抵抗値から圧縮機の温度を検知する温度検知手段と、容量検知手段によって吐出容量が最小であると検知され、かつ温度検知手段によって圧縮機の温度が基準温度を超えていると検知された時、吐出容量が最小でないようにソレノイドへの通電状態を設定時間の間変更する保護手段とを有している。これによって圧縮機は、OFF運転中に一時的にON運転を行ってある程度の量の循環冷媒を冷凍回路に循環させ、過度の温度上昇が抑制される。
特開2003−166475号公報
しかし、特許文献1には、圧縮機の吐出容量が最小であり(OFF運転中)、かつ圧縮機内部に潤滑油を含んだ冷媒がほとんど存在しない場合における保護制御に関する発明が開示されているに過ぎない。
この点、例えば、ワンボックスカー等、吹き出し口が後席にもあるような車両に用いられる空調装置(いわゆるデュアルエアコン)である場合には、冷凍回路内に封入される循環冷媒の量が多く、斜板式圧縮機のクランク室内に大量の潤滑油が存在する。このように潤滑油が斜板式圧縮機のクランク室に過剰に貯留されれば、斜板等によって潤滑油が攪拌されやすく、潤滑油がせん断によって発熱し易い。
上記特許文献1に記載の制御装置は、この潤滑油のせん断による発熱についての考察を欠いていることから、斜板式圧縮機がクランク室内に大量の潤滑油を有しながらOFF運転継続中である場合には、斜板式圧縮機の温度上昇を抑制することができず、潤滑油の粘性の低下によって、軸封装置等の耐久性が低下する懸念がある。
また、車両用空調装置においては、駆動軸が高速で回転されると、その潤滑油によってそれら摺動部位における摺動特性の向上が求められる。一方、駆動軸が低速で回転される際、斜板式圧縮機外の冷凍回路を流通する循環冷媒中の潤滑油の量を減らし、高い冷凍能力を発揮することも求められる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、斜板式圧縮機がクランク室内に大量の潤滑油を有しながらOFF運転継続中である場合における斜板式圧縮機の温度上昇を抑制可能としつつ、駆動軸が高速で回転される時における優れた摺動特性の発揮と、駆動軸が低速で回転される時における高い冷凍能力の発揮とを実現可能な車両用空調装置を提供することを解決すべき課題としている。
発明者らの試験結果によれば、斜板式圧縮機のクランク室内には、潤滑油が多い領域と、潤滑油が少ない領域とが存在する。例えば、クランク室内の潤滑油の多い領域はクランク室の外周域であり、クランク室内の潤滑油の少ない領域はクランク室の内周域、つまりクランク室の壁面から離れた部分である。クランク室内では斜板等が駆動軸とともに回転し、潤滑油が遠心力によってクランク室の外周域に押しやられるからである。また、クランク室内におけるシリンダボアの周囲の面は潤滑油の多い領域である。本発明はこの確認に基づいて完成されたものである。
本発明の車両用空調装置は、車両のエンジンによって駆動されるクラッチレス圧縮機と、該クラッチレス圧縮機と接続された凝縮器、膨張弁及び蒸発器と、少なくとも該クラッチレス圧縮機を制御する制御装置とを備えた車両用空調装置において、
前記クラッチレス圧縮機は、シリンダボア、吸入室、吐出室及びクランク室を有するハウジングと、該ハウジングに回転可能に支承されつつ、該クランク室内に臨む駆動軸と、該クランク室内で該駆動軸に傾角変動可能に支持された斜板と、該シリンダボア内に往復動可能に収納されたピストンと、該斜板と該ピストンとの間に設けられ、該斜板の揺動運動を該ピストンの往復動に変換する運動変換機構と、該クランク室内の圧力によって吐出容量を調整する容量制御機構と、該クランク室内の潤滑油量を調整する貯油量調整機構とを備えた斜板式圧縮機であり、
前記容量制御機構は、前記クランク室内の潤滑油が少ない領域と前記吸入室とを連通する抽気通路と、ソレノイドを有し、該ソレノイドに通電する電流を調整することにより該クランク室内の圧力を変更可能な容量制御弁とを有し、
前記貯油量調整機構は、前記クランク室内の潤滑油が多い領域と前記吸入室とを連通する排油通路と、前記駆動軸の回転数の増加によって該排油通路の開度を大きくする開閉弁とを有し、
前記制御装置は、前記ソレノイドへの通電状態により前記吐出容量を検知する容量検知手段と、前記駆動軸の回転数を検知する回転数検知手段と、該容量検知手段によって該吐出容量が最小であると検知され、かつ該回転数検知手段によって該駆動軸の回転数が第1基準回転数を超えていると検知された時、該吐出容量が最小でないように該ソレノイドへの通電状態を設定時間の間変更する保護手段とを有していることを特徴とする(請求項1)。
本発明の車両用空調装置では、斜板式圧縮機の駆動軸が高速で回転されると、斜板の傾斜角にかかわらず、開閉弁が排油通路の開度を大きくする。つまり、斜板式圧縮機がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、駆動軸が高速で回転されれば、開閉弁が排油通路の開度を大きくする。このため、クランク室内の多量に潤滑油を含む循環冷媒が吸入室まで移動するため、クランク室内の潤滑油量が適度になり、斜板等が潤滑油をさほど攪拌しなくなり、潤滑油がせん断によって発熱し難く、潤滑油の粘性が下がり難い。このため、摺動部位の潤滑が好適に行われる。また、吸入室から吸入する循環冷媒が多量の潤滑油を含み、シリンダボアとピストンとの間の摺動部位の潤滑も好適に行われる。なお、この際、斜板式圧縮機外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が増えるが、高速でピストンが往復動していることから、冷凍能力に問題は生じない。
また、この車両用空調装置は、斜板式圧縮機の駆動軸が低速で回転されると、それがOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、開閉弁は排油通路の開度を小さくする。このため、クランク室内のあまり潤滑油を含んでいない循環冷媒が抽気通路を経て吸入室まで移動する。このため、斜板式圧縮機外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が減り、高い冷凍能力を発揮する。なお、この際、クランク室内の潤滑油量は増えるが、斜板等は低速で潤滑油を攪拌するに過ぎず、潤滑油の粘性はさほど下がらず、かつ潤滑油の温度上昇もほとんど生じない。このため、摺動部位の潤滑は依然として好適に行われる。
さらに、この車両用空調装置では、斜板式圧縮機がOFF運転を継続しておれば、そのことが容量検知手段によって検知される。そして、この間、回転数検知手段によって駆動軸の回転数が第1基準回転数を超えていると検知されれば、保護手段は吐出容量が最小でないようにソレノイドへの通電状態を設定時間の間変更する。このため、OFF運転が高速で行われた場合には、設定時間だけ一時的にON運転が行われることとなり、ある程度の循環冷媒が冷凍回路を循環する。この際、駆動軸が高速で回転され、開閉弁が排油通路の開度を大きくしているため、クランク室内の多量の潤滑油が冷凍回路を循環することとなる。このため、この車両用空調装置は、OFF運転継続中の斜板式圧縮機の温度上昇をより十分に抑制し、潤滑油の粘性の低下を防止して軸封装置等の耐久性を向上させる。
したがって、本発明の車両用空調装置によれば、斜板式圧縮機がクランク室内に大量の潤滑油を有しながらOFF運転継続中である斜板式圧縮機の温度上昇をより抑制可能としつつ、駆動軸が高速で回転される時における優れた摺動特性の発揮と、駆動軸が低速で回転される時における高い冷凍能力の発揮とを実現することが可能である。
容量検知手段は、エアコンスイッチのON信号又はOFF信号であり得る。エアコンがONされている時にソレノイドが通電され、エアコンがOFFされている時にソレノイドが非通電とされる場合と、エアコンがONされている時にソレノイドが非通電とされ、エアコンがOFFされている時にソレノイドが通電される場合とがある。ソレノイドが通電されている時に吐出容量が最小である場合と、ソレノイドが非通電である時に吐出容量が最小である場合とがある。
また、回転数検知手段は、エンジンの回転数に応じた信号であり得る。エンジンの回転数を増減して斜板式圧縮機の駆動軸を回転駆動する場合がある。本発明において、第1基準回転数とは、潤滑油が圧縮機の信頼性を損なうおそれがある程度まで発熱する回転数である。第1基準回転数は、駆動軸が高速で回転されているか否かの基準として設定され得る。
さらに、保護手段は、ECUで処理されるプログラムであり得る。近年の車両は、既にエアコンスイッチのON信号又はOFF信号、エンジンの回転数に応じた信号等をECUで処理することにより、エアコンの制御を行っているため、本発明に係る保護手段のみを新たにプログラムに書き加えるだけで本発明の実施が可能である。容量制御弁のソレノイドへの通電状態が変更されれば、斜板式圧縮機はOFF運転からON運転になる。設定時間は、斜板式圧縮機の大きさ等により、瞬間的とするか、ある程度長時間とするかが適宜設定され得る。
なお、本発明の車両用空調装置では、斜板式圧縮機の温度を熱電対等によって直接検知していないため、部品点数の増加による製造コストの高騰化も生じない。
また、本発明の車両用空調装置において、抽気通路及び排油通路はクランク室を吸入室まで連通させておればよく、クランク室を吸入室に直接連通している通路の他、吸入室に連通する吸入通路等を介して、クランク室を吸入室に間接的に連通している通路でもよい。
抽気通路は潤滑油の少ない領域に連通され、排油通路は潤滑油の多い領域に連通される。潤滑油の多い領域と潤滑油の少ない領域とは互いの相対比較によって決定される。
本発明の車両用空調装置は、駆動軸の回転数の増加によって変位する開閉弁であれば、種々のものを採用することができる。例えば、遠心力によって質量体が変位して弁体が作動する機械的な開閉弁を採用することもできる。
保護手段は、駆動軸の回転数が第1基準回転数を第1基準時間超えていると検知された時、ソレノイドへの通電状態を変更するものであり得る(請求項2)。この場合、駆動軸の回転数が第1基準時間以下で瞬間的に高くなったに過ぎないのであれば、一時的なON運転を行わないこととする。これにより、潤滑油を冷凍回路に排出するための動力をできる限り低減することができる。本発明において、第1基準時間とは、第1基準回転数によって変化するものであるが、クランク室内に溜まった潤滑油の温度が攪拌発熱によって上昇し、圧縮機の信頼性を損なうおそれがある温度以上になるまでの時間である。第1基準時間は、斜板式圧縮機の大きさ等により、瞬間的とするか、ある程度長時間とするかが適宜設定され得る。
保護手段は、容量検知手段によって吐出容量が最小でないと検知され、かつ回転数検知手段によって駆動軸の回転数が第2基準回転数を第2基準時間超えていないと検知された時、ソレノイドへの通電状態を変更しないものであり得る(請求項3)。この場合、一旦潤滑油を冷凍回路に排出した後、クランク室内に潤滑油が溜まるまで、一時的なON運転を行わないこととする。これにより、潤滑油を冷凍回路に排出するための動力をできる限り低減し、かつ摺動部位の摺動性の確保を確実に行うことができる。本発明において、第2基準回転数とは、クランク室内に潤滑油が溜まる最大回転数以下の回転数、又は開閉弁が開くよりも低い回転数である。第2基準回転数は、一旦潤滑油を排出した後において、駆動軸が高速で回転されているか否かの基準として設定され得る。第2基準回転数は、第1基準回転数より低いことが好ましい。また、駆動軸の回転数が第2基準時間以下で瞬間的に高くなったに過ぎないのであれば、一時的なON運転を行わないこととする。これにより、潤滑油を冷凍回路に排出するための動力をできる限り低減することができる。本発明において、第2基準時間とは、第2基準回転数や斜板式圧縮機の大きさ等によって異なるが、クランク室内に斜板等によって攪拌発熱が発生する程度、潤滑油が溜まるまでの時間である。第2基準時間は、斜板式圧縮機の大きさ等により、瞬間的とするか、ある程度長時間とするかが適宜設定され得る。第2基準時間は、第1基準時間より長いことが好ましい。
以下、本発明を具体化した実施例1を図面を参照しつつ説明する。
実施例1の車両用空調装置は、図1に示すように、可変容量型斜板式圧縮機1(以下、適宜、圧縮機1と表記する。)、逆止弁2、凝縮器3、レシーバタンク5、膨張弁7、蒸発器9及びこれらを接続する配管56を備えている。圧縮機1は、電磁クラッチを介することなく、車両のエンジン6によって駆動されるクラッチレス圧縮機である。また、この車両用空調装置は、少なくとも圧縮機1を制御する制御装置としてのエアコンECU13を備えている。
圧縮機1は、図2に示すように、シリンダブロック10とフロントハウジング12とリヤハウジング14とによりハウジングが構成されており、シリンダブロック10には駆動軸16の軸心と平行に延びるシリンダボア10aが複数個貫設されている。なお、図2において、矢印で示す方向を圧縮機1の前後方向とする。
リヤハウジング14には弁ユニット18を介して各シリンダボア10aと連通する吸入室20及び吐出室22が形成されている。また、フロントハウジング12とシリンダブロック10とによりクランク室24が形成され、フロントハウジング12とシリンダブロック10とには軸孔12a、10bが形成されている。軸孔12aには軸封装置28が設けられている。軸封装置28にはゴム材料が用いられている。また、軸孔10bにはプレーンベアリング30が設けられている。シリンダブロック10の後端の中心側には軸孔10bと連通する後部室10cが形成され、後部室10cは弁ユニット18と対面している。
駆動軸16は、一端がフロントハウジング12から露出し、中央がクランク室24に臨む状態でフロントハウジング12とシリンダブロック10とにより回転可能に支承されている。駆動軸16には図示しないプーリが接続されており、駆動軸16はプーリに巻き掛けられるベルトを介してエンジン6によってクラッチレスで回転駆動されるようになっている。また、各シリンダボア10a内にはそれぞれピストン32が往復動可能に収納されており、各ピストン32はそれぞれシリンダボア10a内に圧縮室を形成している。
クランク室24内では、圧縮反力を受けるラグプレート34が駆動軸16に固定されており、ラグプレート34とフロントハウジング12との間にはスラスト軸受36及びプレーンベアリング38が設けられている。また、駆動軸16には、駆動軸16に対して軸直角の仮想面となす傾角が変更可能な斜板40が挿通されている。ラグプレート34には斜板40に向かってヒンジ部34aが形成され、斜板40にはラグプレート34に向かってヒンジ部40aが設けられ、これらヒンジ部34a、40aによってリンク機構42が構成されている。また、ラグプレート34と斜板40との間には、両者が離れる方向に付勢する押圧ばね44が設けられている。
また、斜板40と各ピストン32との間には、前後で対をなすシュー46が設けられている。前側のシュー46は斜板40の前面とピストン32の前側の座面との間に設けられ、後側のシュー46は斜板40の後面とピストン32の後側の座面との間に設けられている。各シュー46は略半球状をなしている。各シュー46が運動変換機構である。
駆動軸16には、径方向に延びる第1孔62及び第2孔64と、軸方向に軸心と同軸に延びて第1孔62と第2孔64とを連通させる連通孔66と、連通孔66と連通する第2孔64の後端から、連通孔66と同軸に駆動軸16の後端まで延びる流出孔68とが形成されている。連通孔66と流出孔68との境界が開度調整口68a(図4及び図5参照)とされている。
第1孔62は、図3に示すように、ラグプレート34とフロントハウジング12との間において、駆動軸16の軸心から外周まで駆動軸16の半径分だけ形成されている。フロントハウジング12には、クランク室24の外周域からフロントハウジング12とラグプレート40との間まで延び、スラスト軸受36に臨む油案内溝12bが形成されている。また、フロントハウジング12には、油案内溝12bと連通し、プレーンベアリング38及び軸封装置28に臨む油案内孔12cが形成されている。油案内孔12cは軸孔12aで軸封装置28に臨んで第1孔62に連通している。
第2孔64は、第1孔62より後方で、ラグプレート34と斜板40との間において、駆動軸16に貫設されている。第2孔64は、図4及び図5に示すように、弁座64cと、軸心から貫設されてクランク室24に連通する第1径孔64aと、第1径孔64aと略同径に形成され、開度調整口68aから第1径孔64aとは逆側に延びて駆動軸16の外周まで貫設されてクランク室24に連通する第2径孔64bとを有している。
弁座64cは第1径孔64a周りに形成されている。また、第2孔64は第1径孔64a及び第2径孔64bが開度調整口68aで流出孔68に連通している。第1径孔64aと第2径孔64bとの間にはやや小径にされたばね座64dが形成されている。第1径孔64aは、開度調整口68aに連通し、弁座64cを介してクランク室24に開く第1開口64eを有している。第2径孔64bは、開度調整口68aに連通してクランク室24に開く第2開口64fを有している。第2開口64fは、図3に示すように、ラグプレート34のヒンジ部34aとは駆動軸16の軸心に対して反対側に位置している。
図2及び図3に示すように、第2孔64には開閉弁70が設けられている。開閉弁70は、図4及び図5に示すように、駆動軸16の軸心よりも第1開口64e側に位置し、弁座64cに着座可能な弁体72と、駆動軸16の軸心よりも第2開口64f側に位置し、開度調整口68aの開度を変更可能な質量体74と、弁体72が移動可能に弁体72と質量体74とを連結する連結棒76と、第1開口64eが開放するように弁体72を付勢するばね78とからなる。弁体72は第1径孔64a内に収容され、質量体74は第2径孔64b内に収容されている。弁体72及び連結棒76は質量体74より軽い材料で製造されている。ばね78は弁体72とばね座64dとの間に設けられている。
また、図2に示すように、駆動軸16の後端は後部室10c内に突出しており、駆動軸16の後端の外周面には筒状をなすスペーサ80が嵌合されている。スペーサ80は弁ユニット18と摺接しながら、駆動軸16を前方に付勢している。弁ユニット18にはスペーサ80内を吸入室20に連通する絞り孔18aが貫設されている。
また、リヤハウジング14には容量制御弁48が収納されている。容量制御弁48はソレノイド48aを有し、ソレノイド48aは、図1に示すように、エアコンECU13に接続されている。容量制御弁48は、エアコンECU13がソレノイド48aに通電する電流を調整することにより、クランク室24内の圧力を変更できるようになっている。また、容量制御弁48は、図2に示すように、検知通路50により吸入室22に連通し、給気通路52により吐出室20とクランク室24とを連通させている。容量制御弁48は、吸入室22の圧力を検知することにより、給気通路52の開度を変更し、圧縮機1の吐出容量を変更している。
リヤハウジング14には略円柱状をなす貯留室54が形成され、貯留室54には筒状をなす筒部54aが下方に突出されている。筒部54aがオイルセパレータである。吐出室22と貯留室54とは吐出通路22aによって連通されており、吐出通路22aは貯留室54内で筒部54aの上部に対面している。筒部54a内は吐出口54bとされている。貯留室54の底部には容量制御弁48に連通する油戻し通路52aが形成され、油戻し通路52aは容量制御弁48を介して給気通路52によってクランク室24に連通している。容量制御弁48には公知の弁体及び弁座が設けられており、これら弁体及び弁座間が絞りになっている。油戻し通路52aは貯油室54及び吐出通路22aとともに吐出室22からクランク室24に通じる給気通路52の一部を構成している。
上記油案内溝12b、油案内孔12c、第1孔62、第2孔64、連通孔66、流出孔68及び絞り孔18aが逃し通路である。そして、油案内溝12b、油案内孔12c、第1孔62、連通孔66、流出孔68及び絞り孔18aが排油通路である。また、第2孔64、流出孔68及び絞り孔18aが抽気通路である。第2孔64、流出孔68及び絞り孔18aからなる抽気通路と、給気通路52と、容量制御弁48とが容量制御機構を構成している。また、油案内溝12b、油案内孔12c、第1孔62、連通孔66、流出孔68及び絞り孔18aからなる排油通路と、開閉弁70とが貯油量調整機構を構成している。
吐出口54bには配管56が接続され、配管56は、逆止弁2、凝縮器3、レシーバタンク5、膨張弁7及び蒸発器9を経て吸入室20に接続されている。圧縮機1、逆止弁2、凝縮器3、レシーバタンク5、膨張弁7、蒸発器9及び配管56が冷凍回路を構成している。冷凍回路内には潤滑油を混合した循環冷媒が封入されている。
図1に示すエアコンECU13は、車室内のエアコンスイッチ4に電気的に接続された容量検知手段13aと、エンジン6に電気的に接続された回転数検知手段13bと、ソレノイド48aと電気的に接続された保護手段13cとを有している。容量検知手段13aは、エアコンスイッチ4のON信号又はOFF信号により、圧縮機1の吐出容量を検知する。回転数検知手段13bは、エンジン6の回転数に応じた信号により、駆動軸16の回転数を検知する。保護手段13cは、図6に示すように、エアコンECU13が処理するプログラムの一部である。
以上のように構成された車両用空調装置では、図1及び図2に示すエアコンECU13の処理や吸入室20の圧力に基づいて容量制御弁48が圧縮機1のクランク室24内の圧力を調節し、斜板40の駆動軸16に対する角度を変更することによりその吐出容量を変更している。
この間、この車両用空調装置においては、車両が高速で走行している間等、駆動軸16が高速で回転されると、斜板40の傾斜角にかかわらず、開閉弁70は、図5に示すように、質量体74が大きな遠心力によってばね78の付勢力に抗して駆動軸16の軸心から遠ざかり、弁体72が第1開口64eの開度を小さくする。駆動軸16がより高速で回転されると、弁体72が弁座64cに着座する。
このため、第2孔64が開度調整口68aに通じる開度が小さくなり、図3に示す第1孔62が開度調整口68aに通じる開度が大きくなる。つまり、単一の開閉弁70により、逃し通路に占める第1孔62の割合が大きくなり、逃し通路に占める第2孔64の割合が小さくなる。
クランク室24の外周域は潤滑油の多い領域であり、潤滑油はそこから油案内溝12b及び油案内孔12cによって第1孔62に導かれる。この際、潤滑油は軸封装置28を経て第1孔62に導かれるため、大量の潤滑油が軸封装置28に供給され、軸封装置28のゴム材料の耐久性が高められる。
つまり、圧縮機1がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、駆動軸16が高速で回転されれば、逃し通路に占める割合の増えた第1孔62により、クランク室24内の多量に潤滑油を含む循環冷媒が連通孔66、流出孔68、絞り孔18aを経て吸入室20まで移動する。このため、クランク室24内の潤滑油量が適度になり、斜板40等が潤滑油をさほど攪拌しなくなり、潤滑油がせん断によって発熱し難く、潤滑油の粘性が下がり難い。このため、斜板40と各シュー46との間等の摺動部位の潤滑が好適に行われる。また、吸入室20から吸入する循環冷媒が多量の潤滑油を含み、シリンダボア10aとピストン32との間の摺動部位の潤滑も好適に行われる。これにより高速時の優れた耐久性が発揮される。
なお、この際、圧縮機1外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が増えるが、高速でピストン32が往復動していることから、冷凍能力に問題は生じない。
また、車両が低速で走行している間等、駆動軸16が低速で回転されると、圧縮機1がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、開閉弁70は、図4に示すように、遠心力が小さいため、質量体74がばね78の付勢力に屈して駆動軸16の軸心に近づき、弁体72が第1開口64eの開度を大きくする。駆動軸16がより低速で回転されると、質量体74がばね座64dの裏側に当接し、開度調整口68aを半分だけ塞ぐ。
このため、第2孔64が開度調整口68aに通じる開度が大きくなり、図3に示す第1孔62が開度調整口68aに通じる開度が小さくなる。つまり、単一の開閉弁70により、逃し通路に占める第1孔62の割合が小さくなり、逃し通路に占める第2孔64の割合が大きくなる。
クランク室24の内周域、つまり駆動軸16に近い部分は潤滑油の少ない領域であり、潤滑油をあまり含まない循環冷媒はそこから第2孔64内に導かれる。
そして、逃し通路に占める割合の増えた第2孔64により、クランク室24内のあまり潤滑油を含んでいない循環冷媒が流出孔68、絞り孔18aを経て吸入室20まで移動する。このため、圧縮機1外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が減り、高い冷凍能力を発揮する。
なお、この際、クランク室24内の潤滑油量は増えるが、斜板40等は低速で潤滑油を攪拌するに過ぎず、潤滑油の温度上昇もほとんど生じず、潤滑油の粘性はさほど下がらない。このため、摺動部位の潤滑は依然として好適に行われる。
さらに、この車両用空調装置では、エアコンECU13が図6に示すプログラムの処理を行う。まず、ステップS11で初期設定が行われる。ステップS12では、圧縮機1がOFF運転を継続し、かつ駆動軸16の回転数が第1基準回転数Nh(例えば、6500rpm)を超えているか否かが判断され、この状態が第1基準時間T1(例えば、30秒間)継続するか否かが判断される。第1基準回転数Nhは、潤滑油が圧縮機1の信頼性を損なうおそれがある程度まで発熱する回転数である。第1基準時間T1は、第1基準回転数Nhによって変化するものであるが、クランク室24内に溜まった潤滑油の温度が攪拌発熱によって上昇し、圧縮機1の信頼性を損なうおそれがある温度以上になるまでの時間である。
ステップS12において、YESであれば、ステップS13に進む。ステップS13では、吐出容量が最小でないようにソレノイド48aへの通電状態を設定時間Ts(例えば、30秒間)変更する。このため、OFF運転が高速で行われた場合には、設定時間時間Tsだけ一時的にON運転が行われることとなり、ある程度の循環冷媒が冷凍回路を循環する。この際、駆動軸16が高速で回転され、開閉弁70が排油通路の開度を大きくしているため、クランク室24内の多量の潤滑油が冷凍回路を循環することとなる。このため、この車両用空調装置は、OFF運転継続中の圧縮機1の温度上昇をより十分に抑制し、潤滑油の粘性の低下を防止して軸封装置28等の耐久性を向上させる。ステップS12において、NOであれば、ステップS12に戻る。
ステップS13の実行後、ステップS14を実行する。ここでは、圧縮機1がON運転を継続し、かつ駆動軸16の回転数が第2基準回転数Nv(例えば、4000rpm)未満であるか否かが判断され、この状態が第2基準時間T2(例えば、3分間)だけ継続するか否かが判断される。第2基準回転数Nvは、クランク室24内に潤滑油が溜まる最大回転数以下の回転数、又は開閉弁70が開くよりも低い回転数である。第2基準時間T2は、第2基準回転数Nvや圧縮機1の大きさ等によって異なるが、クランク室24内に斜板40等によって攪拌発熱が発生する程度、潤滑油が溜まるまでの時間である。
ステップS14において、YESであれば、ステップS12に進む。ステップS14において、NOであれば、ステップS14に戻る。この場合、一旦潤滑油を冷凍回路に排出した後、クランク室24内に潤滑油が溜まるまで、一時的なON運転を行わないこととする。また、駆動軸16の回転数が第2基準時間T2以下で瞬間的に高くなったに過ぎないのであれば、一時的なON運転を行わない。これにより、潤滑油を冷凍回路に排出するための動力をできる限り低減し、かつ摺動部位の摺動性の確保を確実に行うことができる。
したがって、この車両用空調装置によれば、圧縮機1がクランク室24内に大量の潤滑油を有しながらOFF運転継続中である場合における圧縮機1の温度上昇を抑制可能としつつ、駆動軸16が高速で回転される時における優れた摺動特性の発揮と、駆動軸16が低速で回転される時における高い冷凍能力の発揮とを実現することが可能である。
以上において、本発明を実施例1に即して説明したが、本発明は上記実施例1に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記開閉弁70に代え、回転数を回転数センサにより検知したり、遠心力を加速度センサにより検知したりし、それらの信号に基づいて電磁的に変位するソレノイドを用いた開閉弁を採用することができる。
本発明は車両用空調装置に利用可能である。
実施例1の車両用空調装置のブロック構成図である。 実施例1の車両用空調装置の斜板式圧縮機の断面図である。 実施例1の車両用空調装置の斜板式圧縮機の要部断面図である。 実施例1の車両用空調装置の斜板式圧縮機に係り、駆動軸が低速で回転している間の要部拡大断面図である。 実施例1の車両用空調装置の斜板式圧縮機に係り、駆動軸が高速で回転している間の要部拡大断面図である。 実施例1の車両用空調装置の制御装置のフローチャートである。
符号の説明
6…エンジン
1…クラッチレス圧縮機
5…凝縮器
7…膨張弁
9…蒸発器
13…制御装置
10a…シリンダボア
20…吸入室
22…吐出室
24…クランク室
10、12、14…ハウジング(10…シリンダブロック、12…フロントハウジング、14…リヤハウジング)
16…駆動軸
40…斜板
32…ピストン
46…運動変換機構(シュー)
64、68、18a、52、48…容量制御機構(64、68、18a…抽気通路、48…容量制御弁)
12b、12c、62、66、68、18a、70…貯油量調整機構(12b、12c、62、66、68、18a…排油通路、70…開閉弁)
48a…ソレノイド
13a…容量検知手段
13b…回転数検知手段
13c…保護手段

Claims (3)

  1. 車両のエンジンによって駆動されるクラッチレス圧縮機と、該クラッチレス圧縮機と接続された凝縮器、膨張弁及び蒸発器と、少なくとも該クラッチレス圧縮機を制御する制御装置とを備えた車両用空調装置において、
    前記クラッチレス圧縮機は、シリンダボア、吸入室、吐出室及びクランク室を有するハウジングと、該ハウジングに回転可能に支承されつつ、該クランク室内に臨む駆動軸と、該クランク室内で該駆動軸に傾角変動可能に支持された斜板と、該シリンダボア内に往復動可能に収納されたピストンと、該斜板と該ピストンとの間に設けられ、該斜板の揺動運動を該ピストンの往復動に変換する運動変換機構と、該クランク室内の圧力によって吐出容量を調整する容量制御機構と、該クランク室内の潤滑油量を調整する貯油量調整機構とを備えた斜板式圧縮機であり、
    前記容量制御機構は、前記クランク室内の潤滑油が少ない領域と前記吸入室とを連通する抽気通路と、ソレノイドを有し、該ソレノイドに通電する電流を調整することにより該クランク室内の圧力を変更可能な容量制御弁とを有し、
    前記貯油量調整機構は、前記クランク室内の潤滑油が多い領域と前記吸入室とを連通する排油通路と、前記駆動軸の回転数の増加によって該排油通路の開度を大きくする開閉弁とを有し、
    前記制御装置は、前記ソレノイドへの通電状態により前記吐出容量を検知する容量検知手段と、前記駆動軸の回転数を検知する回転数検知手段と、該容量検知手段によって該吐出容量が最小であると検知され、かつ該回転数検知手段によって該駆動軸の回転数が第1基準回転数を超えていると検知された時、該吐出容量が最小でないように該ソレノイドへの通電状態を設定時間の間変更する保護手段とを有していることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記保護手段は、前記駆動軸の回転数が前記第1基準回転数を第1基準時間超えていると検知された時、前記ソレノイドへの通電状態を変更する請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 前記保護手段は、前記容量検知手段によって前記吐出容量が最小でないと検知され、かつ前記回転数検知手段によって前記駆動軸の回転数が第2基準回転数を第2基準時間超えていないと検知された時、前記ソレノイドへの通電状態を変更しない請求項1又は2記載の車両用空調装置。
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