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JP2010048096A - 車両用空調装置 - Google Patents

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JP2010048096A
JP2010048096A JP2008210759A JP2008210759A JP2010048096A JP 2010048096 A JP2010048096 A JP 2010048096A JP 2008210759 A JP2008210759 A JP 2008210759A JP 2008210759 A JP2008210759 A JP 2008210759A JP 2010048096 A JP2010048096 A JP 2010048096A
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JP
Japan
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chamber
compressor
suction chamber
valve
air conditioner
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Pending
Application number
JP2008210759A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Hoshino
伸明 星野
Masaki Ota
太田  雅樹
Yoshio Kimoto
良夫 木本
Takeshi Yamaguchi
毅 山口
Shinji Matsunaga
真治 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】動力損失を可及的に小さくしながら、圧縮機の温度上昇を抑制可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】本発明の車両用空調装置は、電磁クラッチを介することなく、車両のエンジン6によって駆動される圧縮機1、凝縮器3、膨張弁7及び蒸発器9を備えている。圧縮機1の容量制御機構はクランク室24と吸入室20とを連通する第1抽気通路11等を有する。吸入室20内にはバイメタル17が設けられている。弁ユニット18には吸入室20側にケース13が固定されており、ケース13内には、バイメタル17が閾値を下回れば第1抽気通路11等を閉鎖し、バイメタル17が閾値を超えれば第1抽気通路11等を開放する弁体19が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用空調装置に関する。
電磁クラッチを介することなく、車両のエンジンによって駆動される圧縮機を備えた車両用空調装置が知られている。このような圧縮機はクラッチレス圧縮機といわれる。この車両用空調装置は、この圧縮機と、圧縮機と接続された凝縮器、膨張弁及び蒸発器とを備えている。
また、公知のクラッチレス圧縮機として、以下の構成の斜板式圧縮機が知られている。すなわち、フロントハウジング、シリンダブロック及びリヤハウジングによってハウジングが構成されており、このハウジングによって複数個のシリンダボア、吸入室、吐出室及びクランク室が形成されている。フロントハウジングには、一端がフロントハウジングから露出し、クランク室内に臨む駆動軸が回転可能に支承されている。クランク室内では、斜板が駆動軸に傾角変動可能に支持されている。各シリンダボア内にはそれぞれピストンが往復動可能に収納されている。斜板と各ピストンとの間には前後で対をなすシューが設けられており、各対のシューによって斜板の揺動運動を各ピストンの往復動に変換している。
また、この斜板式圧縮機には、クランク室内の圧力によって吐出容量を調整する容量制御機構が設けられている。この容量制御機構は、クランク室と吸入室とを連通する抽気通路と、容量制御弁とを有している。容量制御機構がクランク室と吐出室とを連通する給気通路をさらに有する場合もある。容量制御弁はソレノイドを有している。容量制御弁は、ソレノイドに通電する電流を調整することにより、抽気通路の開度を調整したり、給気通路の開度を調整したりすることにより、クランク室内の圧力を変更することができるようになっている。これにより斜板の傾斜角が変化し、吐出容量が変化する。
この車両用空調装置は、圧縮機が車両のエンジンによって駆動されることにより、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及びこれらを接続する配管からなる冷凍回路で冷凍作用を行い、車室内の空調を行う。この間、圧縮機がクラッチレスであることから、乗員が空調装置のスイッチをOFFすることにより車室内の空調が行われていない場合でも、エンジンが作動している限り、圧縮機は最小吐出容量で運転を継続する。すなわち、圧縮機はOFF運転を継続する。この場合、圧縮機は、斜板の傾斜角が最小であることから、圧縮機を除く外部の冷凍回路に循環冷媒をほとんど循環させない。このため、圧縮機は、循環冷媒中の潤滑油がクランク室内に貯留されたままとなり、潤滑油が斜板等によってせん断されて発熱し易い。また、圧縮機は、低温の循環冷媒を吸入しないことから、この意味でも温度が上昇し易い。このため、圧縮機は軸封装置等の耐久性を損なう等の問題を引き起こすおそれがある。車両が高速で走行している場合には、特にこの傾向が大きい。なお、以下、圧縮機が最小吐出容量以外の吐出容量で運転を継続する場合をON運転という。
特許文献1には、この状態の温度上昇を抑制可能な圧縮機が提案されている。この圧縮機は、クランク室内の温度に感応して形状が変化する感温部材と、感温部材の変化によって開閉される抽気通路とを備えている。
この圧縮機では、OFF運転中にクランク室内に貯留された潤滑油が発熱すれば、その温度によって感温部材が変形し、抽気通路が開放される。このため、この圧縮機では、OFF運転中に一時的にクランク室内の圧力が下がってON運転を行い、ある程度の量の循環冷媒を外部の冷凍回路に循環させ、過度の温度上昇が抑制される。
特開2001−123946号公報
しかし、斜板式圧縮機は、ON運転を行っているときでも、クランク室内に多くの潤滑油を貯留し易い。この点、上記提案の車両用空調装置では、感温部材がクランク室内の温度に感応してその形状が変化するものであるため、圧縮機がON運転を行っているときであってもクランク室内の温度が上昇してしまうおそれがある。
ワンボックスカー等、吹き出し口が後席にもあるような車両に用いられる空調装置(いわゆるデュアルエアコン)においては、冷凍回路内に封入される循環冷媒の量が多く、圧縮機のクランク室内に大量の潤滑油が存在し得ることから、この傾向が大きい。また、車両用空調装置がCOP(Coefficient Of Performance)を向上させるべく、必要なときに外部の冷凍回路中のオイルレートを低くできるものである場合には、オイルレートを低くしている時にクランク室内に多くの潤滑油を貯留することから、やはりこの傾向が大きい。
このため、その車両用空調装置では、圧縮機が一時的で足りるON運転を長期に亘って継続することとなり、動力損失を生じることとなる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、動力損失を可及的に小さくしながら、圧縮機の温度上昇を抑制可能な車両用空調装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用空調装置は、電磁クラッチを介することなく、車両のエンジンによって駆動される圧縮機と、該圧縮機と接続された凝縮器、膨張弁及び蒸発器とを備えた車両用空調装置において、
前記圧縮機は、シリンダボア、吸入室、吐出室及びクランク室を有するハウジングと、該ハウジングに回転可能に支承されつつ、該クランク室内に臨む駆動軸と、該クランク室内で該駆動軸に傾角変動可能に支持された斜板と、該シリンダボア内に往復動可能に収納されたピストンと、該斜板と該ピストンとの間に設けられ、該斜板の揺動運動を該ピストンの往復動に変換する運動変換機構と、該クランク室内の圧力によって吐出容量を調整する容量制御機構とを備え、
前記吸入室内の温度を検出する検出手段と、該検出手段によって検出された温度が閾値を超えた場合に、該クランク室内の圧力を低下させる保護手段とを備えていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の車両用空調装置では、圧縮機がOFF運転を行っているか、ON運転を行っているかにかかわらず、検出手段が圧縮機の吸入室内の温度を検出する。圧縮機がOFF運転を行っておれば、圧縮機は外部の冷凍回路に循環冷媒をほとんど循環させず、潤滑油がせん断されることによりクランク室内が高温になる。このとき、圧縮機の吸入室内には低温の循環冷媒がほとんど導入されず、クランク室からの伝熱により、吸入室も高温になる。このため、保護手段は、検出手段によって検出された吸入室の温度が閾値を超えた場合には、クランク室内の圧力を低下させる。これによって圧縮機は、OFF運転中に一時的にON運転を行ってある程度の量の循環冷媒を外部の冷凍回路に循環させ、過度の温度上昇が抑制される。このため、圧縮機は軸封装置等で優れた耐久性を発揮する。
また、この車両用空調装置では、圧縮機がON運転を行っておれば、圧縮機は、クランク室内に多くの潤滑油を貯留していても、吸入室に低温の循環冷媒を吸入し、クランク室からの伝熱にもかかわらず、吸入室は高温になり難い。このため、保護手段は、検出手段によって検出された吸入室内の温度が閾値を下回れば、クランク室内の圧力を低下させない。これによって圧縮機は、ON運転中に不必要にクランク室の圧力を低下させることがなく、動力損失を生じることがない。
したがって、本発明の車両用空調装置は、動力損失を可及的に小さくしながら、圧縮機の温度上昇を抑制することが可能である。
検出手段は、温度が変化することによって形状が変化する後述の感温部材の他、温度が変化することによって抵抗値等の電気的特性が変化する熱電対等の温度センサを採用し得る。温度センサを検出手段とした場合、保護手段は、容量制御弁のソレノイドを電気的に制御するものであってもよい。
容量制御機構はクランク室と吸入室とを連通する抽気通路を有し得る。また、検出手段は、吸入室内に設けられ、温度が変化することによって形状が変化する感温部材であり得る。そして、保護手段は、感温部材の変化によって開閉される抽気通路であり得る(請求項2)。
この場合、圧縮機は、OFF運転中に感温部材の変形によって抽気通路が開放されれば、クランク室内の圧力が低下して一時的にON運転を行い、過度の温度上昇が抑制される。また、圧縮機は、ON運転中に感温部材の変形によって抽気通路が閉鎖されれば、クランク室内の圧力を低下させず、動力損失を生じることがない。こうして、本発明の作用効果を機械的に実現することができる。感温部材は、後述のバイメタルの他、形状記憶合金であってもよい。
抽気通路はクランク室を吸入室まで連通させておればよく、クランク室を吸入室に直接連通している通路の他、吸入室に連通する吸入通路等を介して、クランク室を吸入室に間接的に連通している通路でもよい。
感温部材はバイメタルであり得る。また、圧縮機はシリンダボアと吸入室とを仕切る弁ユニットを有し得る。そして、バイメタルは弁ユニットに保持されていることが好ましい(請求項3)。
この場合、バイメタルが弁ユニットによって保持されていることから伝熱の影響を受け難く、本発明の作用効果を効果的に生じる。
保護手段は、弁ユニットにおける吸入室側に固定されるケースと、このケースに保持され、バイメタルが閾値を下回ればバイメタルと離反し、バイメタルが閾値を超えればバイメタルと当接する当接部材と、バイメタルが閾値を下回れば抽気通路を閉鎖し、バイメタルが閾値を超えれば抽気通路を開放する弁体とを有し得る(請求項4)。
この場合、バイメタルが当接部材と離反しておれば、弁体によって抽気通路が閉鎖され、クランク室内の圧力は低下しない。他方、バイメタルが当接部材と当接しておれば、弁体によって抽気通路が開放され、クランク室内の圧力は低下する。バイメタルが当接部材と当接した状態では、バイメタルは当接部材によって冷やされ易い。このため、OFF運転中の温度上昇の抑制が効果を生じれば、迅速にバイメタルが当接部材から離反する。このため、弁体が迅速に抽気通路を閉塞し、動力損失を最小限にすることができる。このため、当接部材としては、銅合金等の熱伝導性に優れた材料を採用することが好ましい(請求項6)。
ハウジングは、中央に設けられた吸入室と、外周側に設けられた吐出室とを有し得る。そして、ケースは吸入室の中心に設けられ得る(請求項5)。
この場合、吐出室の温度がバイメタルに最も影響を与え難いことから、本発明の作用効果が顕著になる。
容量制御機構は、クランク室と吸入室とを連通する抽気通路と、ソレノイドを有し、ソレノイドに通電する電流を調整することによりクランク室内の圧力を変更可能な容量制御弁とを有し得る。そして、保護手段は、検出手段の検出信号によってソレノイドへの通電状態を変更し得る(請求項7)。
この場合、圧縮機は、OFF運転中に吸入室の温度が閾値を超えたことを検出手段が検出すれば、その検出信号によって容量制御弁がクランク室内の圧力を低下させて一時的にON運転を行い、過度の温度上昇が抑制される。また、圧縮機は、ON運転中に吸入室の温度が閾値を下回ったことを検出手段が検出すれば、その検出信号によって容量制御弁がクランク室内の圧力を低下させず、動力損失を生じることがない。こうして、本発明の作用効果を電気的に実現することができる。
容量制御弁は、エアコンがONされている時にソレノイドが通電され、エアコンがOFFされている時にソレノイドが非通電とされる場合と、エアコンがONされている時にソレノイドが非通電とされ、エアコンがOFFされている時にソレノイドが通電される場合とがある。ソレノイドが通電されている時に吐出容量が最小である場合と、ソレノイドが非通電である時に吐出容量が最小である場合とがある。
保護手段は、ECUで処理されるプログラムであり得る。近年の車両は、既にエアコンスイッチのON信号又はOFF信号等をECUで処理することにより、エアコンの制御を行っているため、本発明に係る保護手段のみを新たにプログラムに書き加えるだけで本発明の実施が可能である。容量制御弁のソレノイドへの通電状態が変更されれば、圧縮機はOFF運転からON運転になる。
圧縮機は、駆動軸の回転数が所定の回転数より高くなれば、クランク室内の潤滑油を吸入室に移動させる遠心排油弁機構を備えていることが好ましい(請求項8)。
この場合、圧縮機の駆動軸が所定の回転数より高速で回転されると、斜板の傾斜角にかかわらず、つまり圧縮機がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、遠心排油弁機構がクランク室内の潤滑油を吸入室に移動させる。このため、クランク室内の潤滑油量が適度になり、斜板等が潤滑油をさほど攪拌しなくなり、潤滑油がせん断によって発熱し難く、潤滑油の粘性が下がり難い。このため、摺動部位の潤滑が好適に行われる。また、吸入室から吸入する循環冷媒が多量の潤滑油を含み、シリンダボアとピストンとの間の摺動部位の潤滑も好適に行われる。なお、この際、圧縮機外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が増えるが、高速でピストンが往復動していることから、冷凍能力に問題は生じない。
また、圧縮機の駆動軸が所定の回転数より低速で回転されると、圧縮機がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、遠心排油弁機構がクランク室内の潤滑油を吸入室に移動させない。このため、圧縮機外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が減り、高い冷凍能力を発揮する。なお、この際、クランク室内の潤滑油量は増えるが、斜板等は低速で潤滑油を攪拌するに過ぎず、潤滑油の粘性はさほど下がらず、かつ潤滑油の温度上昇もほとんど生じない。このため、摺動部位の潤滑は依然として好適に行われる。
遠心排油弁機構は、クランク室内の潤滑油の少ない領域と吸入室とを連通する抽気通路と、クランク室内の潤滑油の多い領域と吸入室とを連通する排油通路と、抽気通路及び排油通路の合計の通路面積に対し、駆動軸の回転数が所定の回転数より高くなれば、排油通路の割合を大きくし、駆動軸の回転数が所定の回転数を下回れば、抽気通路の割合を大きくする開閉弁とからなり得る。
潤滑油の多い領域と潤滑油の少ない領域とは互いの相対比較によって決定される。開閉弁は、駆動軸の回転数の増加によって変位するものであれば、種々のものを採用することができる。例えば、遠心力によって質量体が変位して弁体が作動する機械的な開閉弁を採用することもできる。
以下、本発明を具体化した実施例1〜3を図面を参照しつつ説明する。
実施例1の車両用空調装置は、図1に示すように、可変容量型斜板式圧縮機1、逆止弁2、凝縮器3、膨張弁7、蒸発器9及びこれらを接続する配管56を備えている。圧縮機1は、電磁クラッチを介することなく、車両のエンジン6によって駆動されるクラッチレス圧縮機である。
圧縮機1は、シリンダブロック10とフロントハウジング12とリヤハウジング14とによりハウジングが構成されており、シリンダブロック10には駆動軸16の軸心と平行に延びるシリンダボア10aが複数個貫設されている。なお、図1において、左方を圧縮機1の前方とし、右方を圧縮機1の後方とする。
リヤハウジング14には弁ユニット18を介して各シリンダボア10aと連通する吸入室20及び吐出室22が形成されている。弁ユニット18には周知の吸入弁機構及び吐出弁機構が形成されており、各シリンダボア10aは、吸入弁機構を介して吸入室20に連通しているとともに、吐出弁機構を介して吐出室22に連通している。吸入室20は中央に設けられており、吐出室22は外周側に設けられている。また、フロントハウジング12とシリンダブロック10とによりクランク室24が形成され、フロントハウジング12とシリンダブロック10とには軸孔12a、10bが形成されている。軸孔12aには軸封装置28が設けられている。軸封装置28にはゴム材料が用いられている。また、軸孔10bにはプレーンベアリング30が設けられている。シリンダブロック10の後端の中心側には軸孔10bと連通する後部室10cが形成され、後部室10cは弁ユニット18と対面している。
駆動軸16は、一端がフロントハウジング12から露出し、中央がクランク室24に臨む状態でフロントハウジング12とシリンダブロック10とにより回転可能に支承されている。駆動軸16には図示しないプーリが接続されており、駆動軸16はプーリに巻き掛けられるベルトを介してエンジン6によってクラッチレスで回転駆動されるようになっている。また、各シリンダボア10a内にはそれぞれピストン32が往復動可能に収納されており、各ピストン32はそれぞれシリンダボア10a内に圧縮室を形成している。
クランク室24内では、圧縮反力を受けるラグプレート34が駆動軸16に固定されており、ラグプレート34とフロントハウジング12との間にはスラスト軸受36及びプレーンベアリング38が設けられている。また、駆動軸16には、駆動軸16に対して軸直角の仮想面となす傾角が変更可能な斜板40が挿通されている。ラグプレート34には斜板40に向かってヒンジ部34aが形成され、斜板40にはラグプレート34に向かってヒンジ部40aが設けられ、これらヒンジ部34a、40aによってリンク機構42が構成されている。また、ラグプレート34と斜板40との間には、両者が離れる方向に付勢する押圧ばね44が設けられている。
また、斜板40と各ピストン32との間には、前後で対をなすシュー46が設けられている。前側のシュー46は斜板40の前面とピストン32の前側の座面との間に設けられ、後側のシュー46は斜板40の後面とピストン32の後側の座面との間に設けられている。各シュー46は略半球状をなしている。各シュー46が運動変換機構である。
駆動軸16には、径方向に延びる第1孔62及び第2孔64と、軸方向に軸心と同軸に延びて第1孔62と第2孔64とを連通させる連通孔66と、連通孔66と連通する第2孔64の後端から、連通孔66と同軸に駆動軸16の後端まで延びる流出孔68とが形成されている。連通孔66と流出孔68との境界が開度調整口68a(図3及び図4参照)とされている。
第1孔62は、図2に示すように、ラグプレート34とフロントハウジング12との間において、駆動軸16の軸心から外周まで駆動軸16の半径分だけ形成されている。フロントハウジング12には、クランク室24の外周域からフロントハウジング12とラグプレート40との間まで延び、スラスト軸受36に臨む油案内溝12bが形成されている。また、フロントハウジング12には、油案内溝12bと連通し、プレーンベアリング38及び軸封装置28に臨む油案内孔12cが形成されている。油案内孔12cは軸孔12aで軸封装置28に臨んで第1孔62に連通している。
第2孔64は、第1孔62より後方で、ラグプレート34と斜板40との間において、駆動軸16に貫設されている。第2孔64は、図3及び図4に示すように、弁座64cと、軸心から貫設されてクランク室24に連通する第1径孔64aと、第1径孔64aと略同径に形成され、開度調整口68aから第1径孔64aとは逆側に延びて駆動軸16の外周まで貫設されてクランク室24に連通する第2径孔64bとを有している。
弁座64cは第1径孔64a周りに形成されている。また、第2孔64は第1径孔64a及び第2径孔64bが開度調整口68aで流出孔68に連通している。第1径孔64aと第2径孔64bとの間にはやや小径にされたばね座64dが形成されている。第1径孔64aは、開度調整口68aに連通し、弁座64cを介してクランク室24に開く第1開口64eを有している。第2径孔64bは、開度調整口68aに連通してクランク室24に開く第2開口64fを有している。第2開口64fは、図2に示すように、ラグプレート34のヒンジ部34aとは駆動軸16の軸心に対して反対側に位置している。
図1及び図2に示すように、第2孔64には開閉弁70が設けられている。開閉弁70は、図3及び図4に示すように、駆動軸16の軸心よりも第1開口64e側に位置し、弁座64cに着座可能な弁体72と、駆動軸16の軸心よりも第2開口64f側に位置し、開度調整口68aの開度を変更可能な質量体74と、弁体72が移動可能に弁体72と質量体74とを連結する連結棒76と、弁体72を第1開口64eを開放するように付勢するばね78とからなる。弁体72は第1径孔64a内に収容され、質量体74は第2径孔64b内に収容されている。弁体72及び連結棒76は質量体74より軽い材料で製造されている。ばね78は弁体72とばね座64dとの間に設けられている。
また、図1に示すように、駆動軸16の後端は後部室10c内に突出しており、駆動軸16の後端の外周面には筒状をなすスペーサ80が嵌合されている。スペーサ80は弁ユニット18と摺接しながら、駆動軸16を前方に付勢している。弁ユニット18にはスペーサ80内を吸入室20に連通する絞り孔18aが貫設されている。
また、リヤハウジング14には容量制御弁48が収納されている。容量制御弁48は、検知通路50により吸入室22に連通し、給気通路52により吐出室20とクランク室24とを連通させている。容量制御弁48は、吸入室22の圧力を検知することにより、給気通路52の開度を変更し、圧縮機1の吐出容量を変更できるようになっている。
リヤハウジング14には略円柱状をなす貯留室54が形成され、貯留室54には筒状をなす筒部54aが下方に突出されている。筒部54aがオイルセパレータである。吐出室22と貯留室54とは吐出通路22aによって連通されており、吐出通路22aは貯留室54内で筒部54aの上部に対面している。筒部54a内は吐出口54bとされている。貯留室54の底部には容量制御弁48に連通する油戻し通路52aが形成され、油戻し通路52aは容量制御弁48を介して給気通路52によってクランク室24に連通している。容量制御弁48には公知の弁体及び弁座が設けられており、これら弁体及び弁座間が絞りになっている。油戻し通路52aは貯油室54及び吐出通路22aとともに吐出室22からクランク室24に通じる給気通路52の一部を構成している。
また、弁ユニット18の吸入室20側には取付穴18bが形成されている。取付穴18bは駆動軸16の軸心よりも外周側に位置している。取付穴18bには雌ねじが形成されている。シリンダブロック10にはクランク室24と取付穴18bとを連通する通孔11が形成されている。取付穴18bには、図5及び図6に示すように、吸入室20側からケース13が螺合されている。
ケース13の後端には当接部材15が螺合されている。当接部材15は、銅合金等の熱伝導性に優れた材料からなる。ケース13と当接部材15との間には弁室13aが形成されている。弁室13aはケース13に貫設された弁通孔13bによって通孔11と連通しており、弁室13aと弁通孔13aとの間は弁座13cとなっている。また、弁室13aはケース13に貫設された吸入通孔13dによって吸入室20と連通している。
当接部材15には弁通孔13bと同軸に延びるガイド孔15aが貫設されている。弁室13a内には、軸部19aがガイド孔15aに案内される状態で弁体19が設けられている。また、弁座13cと弁体19との間には弁体19を弁座13cから離反させる方向に付勢力を有するばね21が設けられている。さらに、弁体19と当接部材15との間には、検出手段及び感温部材としてのバイメタル17が設けられている。通孔11、弁通孔13b、弁室13a及び吸入通孔13dが第1抽気通路である。また、ケース13、当接部材15、通孔11、弁通孔13b、弁室13a、吸入通孔13d、弁体19、ばね21及びバイメタル17が保護手段である。
バイメタル17は、吸入室20内の温度が閾値を超えれば、図5に示すように、当接部材15と当接するようになっている。この状態では、弁体19が弁座13cから離座しており、クランク室24が通孔11、弁通孔13b、弁室13a及び吸入通孔13dによって吸入室20と連通する。
他方、バイメタル17は、吸入室20内の温度が閾値を下回れば、図6に示すように、当接部材15から離反するようになっている。この状態では、弁体19が弁座13cに着座しており、クランク室24は通孔11を通じては吸入室20と連通しない。
上記油案内溝12b、油案内孔12c、第1孔62、第2孔64、連通孔66、流出孔68、絞り孔18a、通孔11、弁通孔13b、弁室13a及び吸入通孔13dが逃し通路である。また、油案内溝12b、油案内孔12c、第1孔62、連通孔66、流出孔68及び絞り孔18aが排油通路である。さらに、第2孔64、流出孔68及び絞り孔18aが第2抽気通路である。第1抽気通路、第2抽気通路、給気通路52及び容量制御弁48が容量制御機構を構成している。また、排油通路及び開閉弁70が遠心排油弁機構を構成している。
吐出口54bには配管56が接続され、配管56は、逆止弁2、凝縮器3、膨張弁7及び蒸発器9を経て吸入室20に接続されている。圧縮機1、逆止弁2、凝縮器3、膨張弁7、蒸発器9及び配管56が冷凍回路を構成している。冷凍回路内には冷媒に潤滑油を混合した循環冷媒が封入されている。
以上のように構成された車両用空調装置では、吸入室20の圧力に基づいて容量制御弁48が圧縮機1のクランク室24内の圧力を調節し、斜板40の駆動軸16に対する角度を変更することによりその吐出容量を変更している。
この間、この車両用空調装置においては、圧縮機1がOFF運転を行っているか、ON運転を行っているかにかかわらず、バイメタル17が圧縮機1の吸入室20内の温度によって変形する。圧縮機1がOFF運転を行っておれば、圧縮機1は外部の冷凍回路に循環冷媒をほとんど循環させず、潤滑油がせん断されることによりクランク室24内が高温になる。このとき、圧縮機1の吸入室20内には低温の循環冷媒がほとんど導入されず、クランク室24からの伝熱により、吸入室20も高温になる。このため、吸入室20の温度が閾値を超えた場合には、図5に示すように、バイメタル17が当接部材15と当接し、クランク室24が吸入室20と連通することから、クランク室24内の圧力が低下する。これによって圧縮機1は、OFF運転中に一時的にON運転を行ってある程度の量の循環冷媒を外部の冷凍回路に循環させ、過度の温度上昇が抑制される。このため、圧縮機1は軸封装置28等で優れた耐久性を発揮する。
また、この車両用空調装置では、圧縮機1がON運転を行っておれば、圧縮機1は、クランク室24内に多くの潤滑油を貯留していても、吸入室20に低温の循環冷媒を吸入し、クランク室24からの伝熱にもかかわらず、吸入室20は高温になり難い。このため、吸入室20の温度が閾値を下回れば、図6に示すように、バイメタル17が当接部材15から離反し、クランク室24が吸入室20と連通しないことから、クランク室24内の圧力が低下しない。これによって圧縮機1は、ON運転中に不必要にクランク室24の圧力を低下させることがなく、動力損失を生じることがない。
さらに、この車両用空調装置では、車両が高速で走行している間等、駆動軸16が所定の回転数より高速で回転されると、斜板40の傾斜角にかかわらず、開閉弁70は、図4に示すように、質量体74が大きな遠心力によってばね78の付勢力に抗して駆動軸16の軸心から遠ざかり、弁体72が第1開口64eの開度を小さくする。駆動軸16がより高速で回転されると、弁体72が弁座64cに着座する。
このため、第2孔64が開度調整口68aに通じる開度が小さくなり、図2に示す第1孔62が開度調整口68aに通じる開度が大きくなる。つまり、単一の開閉弁70により、逃し通路に占める第1孔62の割合が大きくなり、逃し通路に占める第2孔64の割合が小さくなる。
クランク室24の外周域は潤滑油の多い領域であり、潤滑油はそこから油案内溝12b及び油案内孔12cによって第1孔62に導かれる。この際、潤滑油は軸封装置28を経て第1孔62に導かれるため、大量の潤滑油が軸封装置28に供給され、軸封装置28のゴム材料の耐久性が高められる。
つまり、圧縮機1がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、駆動軸16が高速で回転されれば、逃し通路に占める割合の増えた第1孔62により、クランク室24内の多量に潤滑油を含む循環冷媒が連通孔66、流出孔68、絞り孔18aを経て吸入室20まで移動する。このため、クランク室24内の潤滑油量が適度になり、斜板40等が潤滑油をさほど攪拌しなくなり、潤滑油がせん断によって発熱し難く、潤滑油の粘性が下がり難い。このため、斜板40と各シュー46との間等の摺動部位の潤滑が好適に行われる。また、吸入室20から吸入する循環冷媒が多量の潤滑油を含み、シリンダボア10aとピストン32との間の摺動部位の潤滑も好適に行われる。これにより高速時の優れた耐久性が発揮される。
なお、この際、圧縮機1外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が増えるが、高速でピストン32が往復動していることから、冷凍能力に問題は生じない。
また、車両が低速で走行している間等、駆動軸16が所定の回転数より低速で回転されると、圧縮機1がOFF運転を継続しているか、ON運転を継続しているかにかかわらず、開閉弁70は、図3に示すように、遠心力が小さいため、質量体74がばね78の付勢力に屈して駆動軸16の軸心に近づき、弁体72が第1開口64eの開度を大きくする。駆動軸16がより低速で回転されると、質量体74がばね座64dの裏側に当接し、開度調整口68aを半分だけ塞ぐ。
このため、第2孔64が開度調整口68aに通じる開度が大きくなり、図2に示す第1孔62が開度調整口68aに通じる開度が小さくなる。つまり、単一の開閉弁70により、逃し通路に占める第1孔62の割合が小さくなり、逃し通路に占める第2孔64の割合が大きくなる。
クランク室24の内周域、つまり駆動軸16に近い部分は潤滑油の少ない領域であり、潤滑油をあまり含まない循環冷媒はそこから第2孔64内に導かれる。
そして、逃し通路に占める割合の増えた第2孔64により、クランク室24内のあまり潤滑油を含んでいない循環冷媒が流出孔68、絞り孔18aを経て吸入室20まで移動する。このため、圧縮機1外の冷凍回路に吐出される循環冷媒中の潤滑油の量が減り、高い冷凍能力を発揮する。
なお、この際、クランク室24内の潤滑油量は増えるが、斜板40等は低速で潤滑油を攪拌するに過ぎず、潤滑油の温度上昇もほとんど生じず、潤滑油の粘性はさほど下がらない。このため、摺動部位の潤滑は依然として好適に行われる。
したがって、この車両用空調装置は、動力損失を可及的に小さくしながら、圧縮機1の温度上昇を抑制することが可能である。
また、この車両用空調装置では、図5に示すように、バイメタル17が当接部材15と当接した状態では、バイメタル17が当接部材15によって冷やされ易い。このため、OFF運転中の温度上昇の抑制が効果を生じれば、迅速にバイメタル17が当接部材15から離反する。このため、弁体19が迅速に弁座13cに着座し、動力損失を最小限にすることができる。
実施例2の車両用空調装置は、図7に示すように、取付穴18bが弁ユニット18の中心に形成され、ケース13が吸入室20の中心に設けられている。駆動軸16の後端に嵌合されているスペーサ80の後端には連通溝80aが形成されており、弁ユニット18にはスペーサ80外で後部室10cに連通する絞り孔18cが貫設されている。他の構成は実施例1と同様である。
この車両用空調装置では、ケース13が吸入室20の中心に設けられているため、吐出室22の温度がバイメタル17に最も影響を与え難い。このため、この車両用空調装置はより顕著に本発明の作用効果を奏することができる。
実施例3の車両用空調装置は、図8に示すように、容量制御弁48がソレノイド48aを有している。容量制御弁48は、ソレノイド48aに通電する電流を調整することにより、給気通路52の開度を変更できるようになっている。また、吸入室20には熱電対等の温度センサ25が設けられている。そして、この車両用空調装置は、少なくとも圧縮機1を制御するエアコンECU23を備えている。エアコンECU23はプログラムからなる保護手段を有している。ソレノイド48a及び温度センサ25はエアコンECU23に電気的に接続されている。
この車両用空調装置では、圧縮機1がOFF運転を行っているか、ON運転を行っているかにかかわらず、温度センサ25が吸入室20内の温度を検出する。そして、エアコンECU23は、温度センサ25によって検出された吸入室20の温度が閾値を超えた場合には、容量制御弁48のソレノイド48aに通電する電流を調整し、クランク室24内の圧力を低下させる。吸入室20の温度が閾値を下回れば、容量制御弁48のソレノイド48aに通電する電流を逆に調整し、クランク室24内の圧力を低下させない。
したがって、この車両用空調装置においても、本発明の作用効果を奏することができる。
以上において、本発明を実施例1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜3に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記実施例1、2では、駆動軸16に流出孔68等を形成し、流出孔68等で第2抽気通路を構成したが、本発明においては、抽気通路の一部が駆動軸16内に形成されている必要は必ずしもない。
また、本発明においては、本発明の課題解決のために最も適した位置で吸入室20内の温度を検出するようにしてもよい。例えば、特定位置の吸入弁機構で吸入室20内の温度を検出するようにしてもよい。
本発明は車両用空調装置に利用可能である。
実施例1の車両用空調装置における圧縮機の断面図である。 実施例1の車両用空調装置における圧縮機の要部断面図である。 実施例1の車両用空調装置における圧縮機に係り、駆動軸が低速で回転している間の要部拡大断面図である。 実施例1の車両用空調装置における圧縮機に係り、駆動軸が高速で回転している間の要部拡大断面図である。 実施例1の車両用空調装置における圧縮機に係り、吸入室内の温度が閾値より高い場合の要部拡大断面図である。 実施例1の車両用空調装置における圧縮機に係り、吸入室内の温度が閾値より低い場合の要部拡大断面図である。 実施例2の車両用空調装置における圧縮機の要部拡大断面図である。 実施例3の車両用空調装置のブロック構成図である。
符号の説明
6…エンジン
1…圧縮機
3…凝縮器
7…膨張弁
9…蒸発器
10a…シリンダボア
20…吸入室
22…吐出室
24…クランク室
10、12、14…ハウジング(10…シリンダブロック、12…フロントハウジング、14…リヤハウジング)
16…駆動軸
40…斜板
32…ピストン
46…運動変換機構(シュー)
11等…容量制御機構
11、13b、13a、13d…第1抽気通路(11…通孔、13b…弁通孔、13a…弁室、13d…吸入通孔)
17…検出手段、感温部材、バイメタル
19等…保護手段
18…弁ユニット
13…ケース
15…当接部材
19…弁体
48a…ソレノイド
48…容量制御弁
12b…遠心排油弁機構

Claims (8)

  1. 電磁クラッチを介することなく、車両のエンジンによって駆動される圧縮機と、該圧縮機と接続された凝縮器、膨張弁及び蒸発器とを備えた車両用空調装置において、
    前記圧縮機は、シリンダボア、吸入室、吐出室及びクランク室を有するハウジングと、該ハウジングに回転可能に支承されつつ、該クランク室内に臨む駆動軸と、該クランク室内で該駆動軸に傾角変動可能に支持された斜板と、該シリンダボア内に往復動可能に収納されたピストンと、該斜板と該ピストンとの間に設けられ、該斜板の揺動運動を該ピストンの往復動に変換する運動変換機構と、該クランク室内の圧力によって吐出容量を調整する容量制御機構とを備え、
    前記吸入室内の温度を検出する検出手段と、該検出手段によって検出された温度が閾値を超えた場合に、該クランク室内の圧力を低下させる保護手段とを備えていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記容量制御機構は前記クランク室と前記吸入室とを連通する抽気通路を有し、
    前記検出手段は、前記吸入室内に設けられ、温度が変化することによって形状が変化する感温部材であり、
    前記保護手段は、該感温部材の変化によって開閉される該抽気通路である請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 前記感温部材はバイメタルであり、
    前記圧縮機は前記シリンダボアと前記吸入室とを仕切る弁ユニットを有し、
    該バイメタルは該弁ユニットに保持されている請求項2記載の車両用空調装置。
  4. 前記保護手段は、該弁ユニットにおける該吸入室側に固定されるケースと、該ケースに保持され、該バイメタルが該閾値を下回れば該バイメタルと離反し、該バイメタルが前記閾値を超えれば該バイメタルと当接する当接部材と、該バイメタルが該閾値を下回れば前記抽気通路を閉鎖し、該バイメタルが前記閾値を超えれば該抽気通路を開放する弁体とを有している請求項3記載の車両用空調装置。
  5. 前記ハウジングは、中央に設けられた前記吸入室と、外周側に設けられた前記吐出室とを有し、
    前記ケースは該吸入室の中心に設けられている請求項4記載の車両用空調装置。
  6. 前記当接部材は熱伝導性に優れた材料からなる請求項5記載の車両用空調装置。
  7. 前記容量制御機構は、前記クランク室と前記吸入室とを連通する抽気通路と、ソレノイドを有し、該ソレノイドに通電する電流を調整することにより該クランク室内の圧力を変更可能な容量制御弁とを有し、
    前記保護手段は、前記検出手段の検出信号によって該ソレノイドへの通電状態を変更する請求項1記載の車両用空調装置。
  8. 前記圧縮機は、前記駆動軸の回転数が所定の回転数より高くなれば、前記クランク室内の潤滑油を前記吸入室に移動させる遠心排油弁機構を備えている請求項1乃至7のいずれか1項記載の車両用空調装置。
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