JP2010098189A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供する。
【解決手段】第1半導体層と、前記第1半導体層の第1面の側に設けられた第1電極と、前記第1半導体層と前記第1電極との間に設けられ、前記第1半導体層と前記第1電極との間に流れる電流を狭窄する第1絶縁層と、前記第1絶縁層で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第1導電型の第2半導体層と、を備えたことを特徴とする半導体装置を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】第1半導体層と、前記第1半導体層の第1面の側に設けられた第1電極と、前記第1半導体層と前記第1電極との間に設けられ、前記第1半導体層と前記第1電極との間に流れる電流を狭窄する第1絶縁層と、前記第1絶縁層で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第1導電型の第2半導体層と、を備えたことを特徴とする半導体装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置に関する。
ダイオードやIGBT(Insulate Gate Bipolar Transistor)などの半導体装置において、アノード電極及びカソード電極に接する半導体層には、良好なコンタクト特性を実現するために不純物が高濃度でドーピングされる。このような半導体装置を、オン・オフのスイッチングさせた際に、半導体層に注入されて蓄積されたキャリアの移動に伴い、半導体層における電圧の波形振動や、スイッチング損失が発生する。
これに対し、例えば、p型エミッタ層の表面から途中の深さまで選択的に溝を形成し、その溝内とp型エミッタ層の表面を覆うように主電極を設けることでキャリアの注入効率を低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この構造の場合、溝の部分において、p型エミッタ層の下のn−ベース層と主電極との距離が短くなり、p型エミッタ層のn−ベース層と主電極とに挟まれた部分の不純物濃度が低いので、漏れ電流が増加する傾向があり、改善の余地がある。
特開平11−274516号公報
本発明は、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供する。
本発明の一態様によれば、第1半導体層と、前記第1半導体層の第1面の側に設けられた第1電極と、前記第1半導体層と前記第1電極との間に設けられ、前記第1半導体層と前記第1電極との間に流れる電流を狭窄する第1絶縁層と、前記第1絶縁層で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第1導電型の第2半導体層と、を備えたことを特徴とする半導体装置が提供される。
本発明によれば、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式図である。
すなわち、同図(a)は模式的断面図であり、同図(b)は同図(a)のA−A’線断面における不純物の濃度プロファイルを例示するグラフ図である。同図(b)において、横軸は半導体装置における積層方向の位置xであり、縦軸は不純物濃度Cである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式図である。
すなわち、同図(a)は模式的断面図であり、同図(b)は同図(a)のA−A’線断面における不純物の濃度プロファイルを例示するグラフ図である。同図(b)において、横軸は半導体装置における積層方向の位置xであり、縦軸は不純物濃度Cである。
図1(a)に表したように、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置110は、ベース層S1(第1半導体層)と、カソード層S2(第2半導体層)と、第1絶縁層I1と、カソード電極E1(第1電極)と、を備える。
カソード電極E1は、ベース層S1の第1面M1の側に設けられる。
そして、第1絶縁層I1は、ベース層S1とカソード電極E1との間に設けられ、ベース層S1とカソード電極E1との間に流れる電流を狭窄する。
そして、カソード層S2は、第1絶縁層I1で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、第1導電型を有する。
そして、第1絶縁層I1は、ベース層S1とカソード電極E1との間に設けられ、ベース層S1とカソード電極E1との間に流れる電流を狭窄する。
そして、カソード層S2は、第1絶縁層I1で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、第1導電型を有する。
すなわち、カソード層S2は、ベース層S1の第1面M1の側に設けられ、第1面M1に対して平行な平面で切断した時の断面の大きさがベース層S1の断面よりも小さい部分S21を有し、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する。カソード層S2において、断面の大きさがベース層S1の断面よりも小さい上記の部分S21は、第1絶縁層I1で狭窄された電流の経路である。
本具体例では、カソード層S2はn型の導電型を有する。
ここで、n型の導電型を第1導電型とし、p型の導電型を第2導電型とする。ただし、本発明の実施形態において、第1導電型と第2導電型とを相互に入れ替えても良い。以下では、第1導電型がn型であり、第2導電型がp型である場合として説明する。すなわち、カソード層S2はn+層である。
ここで、n型の導電型を第1導電型とし、p型の導電型を第2導電型とする。ただし、本発明の実施形態において、第1導電型と第2導電型とを相互に入れ替えても良い。以下では、第1導電型がn型であり、第2導電型がp型である場合として説明する。すなわち、カソード層S2はn+層である。
なお、ベース層S1は、カソード層S2の導電型に係わらず、n型でも良く、p型でも良い。以下では、ベース層S1が、n型の導電性を有する場合、すなわち、ベース層S1がn−層である場合として説明する。
本具体例では、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれている。
ただし、後述するように、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれた部分を有する、及び、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出する、の少なくともいずれかの状態で設けられる。
本具体例では、第1絶縁層I1は、カソード層S2の部分S21を除いた部分に埋め込まれている。第1絶縁層I1には、例えば酸化珪素や窒化珪素等の絶縁性の無機材料や有機材料を用いることができる。
ただし、後述するように、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれた部分を有する、及び、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出する、の少なくともいずれかの状態で設けられる。
本具体例では、第1絶縁層I1は、カソード層S2の部分S21を除いた部分に埋め込まれている。第1絶縁層I1には、例えば酸化珪素や窒化珪素等の絶縁性の無機材料や有機材料を用いることができる。
そして、カソード電極E1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部と電気的に接続されている。カソード電極E1には任意の導電性材料を用いることができ、例えば、アルミニウムなどの各種の金属や、高い濃度で不純物がドープされたポリシリコンなどの導電性材料を用いることができる。
また、本具体例では、半導体装置110は、アノード層S3(第3半導体層)と、アノード電極E2(第2電極)と、をさらに有する。
アノード層S3は、ベース層S1の第1面M1とは反対の第2面M2の側に設けられ、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する。アノード層S3は第2導電型を有する。すなわち、本具体例では、アノード層S3はp層である。
アノード電極E2は、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3と電気的に接続されている。アノード電極E2には任意の導電性材料を用いることができ、例えば、アルミニウムなどの各種の金属や、高い濃度で不純物がドープされたポリシリコンなどの導電性材料を用いることができる。
このように、本実施形態に係る半導体装置110は、PN型(PIN型)のダイオードであり、例えばインバータなどの電力用回路の整流素子として用いることができる。また、後述するように、例えば絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:IGBT)の一部にも応用でき、また、環流ダイオード、及び、IGBTと逆並列環流ダイオードとを一体化した逆導通型IGBT等にも応用することができる。
半導体装置110の製造方法の一例は以下である。例えば、ベース層S1となるn−シリコン基板の、例えば裏側にn型の不純物となるリン(P)やヒ素(As)等を、拡散法や注入法等で導入して、または、上記の不純物を含有した層をn−シリコン基板の裏側にエピタキシャル成長等の手法で堆積して、カソード層S2となるn+層を形成し、そして、その層の一部をエッチングなどの方法で除去する。そして、その除去された部分に例えば第1絶縁層I1となるSiO2を埋め込み、必要に応じて化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)を行い、カソード層S2と第1絶縁層I1との上にカソード電極E1となるアルミニウムなどの導電層を形成する。
一方、n−シリコン基板の表面に、p型の不純物となるボロン(B)等を、拡散法や注入法等で導入して、または、上記の不純物を含有した層をシリコン基板の表側にエピタキシャル成長等の手法で堆積して、アノード層S3となる層を形成し、アノード層S3の上にアノード電極E2となるアルミニウムなどの導電層を形成する。
なお、上記ではカソード層S2となるn+層を先に形成しその一部を除去してその部分に第1絶縁層I1を形成したが、後述するように、カソード層S2及び第1絶縁層I1の構造は各種の変形が可能であり、その構造によって、カソード層S2及び第1絶縁層I1の形成方法は変形される。すなわち、カソード層S2及び第1絶縁層I1の形成の順序は任意である。
また、ベース層S1、カソード層S2、第1絶縁層I1、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2の形成方法は任意であり、それらの形成の順序は技術的に可能な限り変更が可能であり、また同時に行う事もできる。
また、ベース層S1、カソード層S2、第1絶縁層I1、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2の形成方法は任意であり、それらの形成の順序は技術的に可能な限り変更が可能であり、また同時に行う事もできる。
ベース層S1の厚さ(第1面M1に垂直な方向の長さ)は、例えば100μm〜500μmであり、カソード層S2の厚さは、例えば5μm〜100μmであり、アノード層S3の厚さは、例えば2μm〜50μmである。ただし、上記は一例であり、本発明は上記に係わらず、ベース層S1、カソード層S2及びアノード層S3のそれぞれの厚さは任意である。
同図(b)に表したように、カソード層S2における不純物濃度は、ベース層S1における不純物濃度C1よりも高い。また、アノード層S3における不純物濃度は、ベース層S1における不純物濃度C1よりも高い。
なお、同図(b)において、第1面M1に対応する位置xが位置P1であり、第2面M2に対応する位置xが位置P2である。そして、カソード層S2がカソード電極E1と接する位置xが位置PCであり、アノード層S3がアノード電極E2と接する位置xが位置PAである。
なお、同図(b)において、第1面M1に対応する位置xが位置P1であり、第2面M2に対応する位置xが位置P2である。そして、カソード層S2がカソード電極E1と接する位置xが位置PCであり、アノード層S3がアノード電極E2と接する位置xが位置PAである。
そして、位置P1〜位置P2における不純物濃度C1が、ベース層S1における不純物濃度に対応する。ベース層S1における不純物濃度C1は、例えば、1×1012cm−3〜1×1015cm−3とすることができる。
一方、カソード層S2においては、ベース層S1の側である位置P1よりも位置PCの方が不純物濃度が高い。すなわち、カソード層S2に含有される不純物濃度は、ベース層S1の側よりもカソード電極E1の側が高い。カソード層S2における最高の濃度である不純物濃度C2は、例えば、1×1017cm−3〜1×1019cm−3の範囲に設定される。なお、カソード層S2とカソード電極E1とのコンタクト特性をより望ましくするために、不純物濃度C2が1×1018cm−3〜1×1019cm−3の範囲に設定されることがさらに望ましい。
一方、アノード層S3においては、ベース層S1の側である位置P2よりも位置PAの方が不純物濃度が高い。すなわち、アノード層S3に含有される不純物濃度は、ベース層S1の側よりもアノード電極E2の側が高い。アノード層S3における最高の濃度である不純物濃度C3は、例えば、1×1017cm−3〜1×1019cm−3の範囲に設定される。なお、アノード層S3とアノード電極E2とのコンタクト特性をより望ましくするために、不純物濃度C3が1×1018cm−3〜1×1019cm−3の範囲に設定されることがさらに望ましい。
上記のように、本実施形態に係る半導体装置110は、カソード層S2の一部を取り除いた構造を有しており、これにより、カソード層S2の断面積をベース層S1よりも小さくしている。これにより、良好なコンタクトを得るためにカソード層S2における不純物濃度を充分に高くしても、大電流駆動時に注入されて蓄積されるキャリアが少ないので、スイッチング損失が少なくできる。すなわち、半導体装置110は、カソード層S2において流れる電流が狭窄される構造を有しており、これにより、注入されるキャリアの量を減少させ、スイッチング損失を低下できる。そして、後述するように小電流駆動時における波形振動が抑えられる。
そして、カソード層S2が取り除かれた部分に第1絶縁層I1を設けることで、カソード層S2が取り除かれた部分において、カソード電極E1とベース層S1との距離を一定以上にしてカソード層S2の部分を除いてこれらを電気的に絶縁できるので、漏れ電流が大きくなることがない。
そして、カソード層S2が取り除かれた部分に第1絶縁層I1を設けることで、カソード層S2が取り除かれた部分において、カソード電極E1とベース層S1との距離を一定以上にしてカソード層S2の部分を除いてこれらを電気的に絶縁できるので、漏れ電流が大きくなることがない。
このように、本実施形態に係る半導体装置110によれば、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
(比較例)
図2は、比較例の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)、(b)及び(c)は、それぞれ、第1、第2及び第3の比較例の半導体装置191、192及び193の構造を例示している。
図2は、比較例の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)、(b)及び(c)は、それぞれ、第1、第2及び第3の比較例の半導体装置191、192及び193の構造を例示している。
図2(a)に表したように、第1の比較例の半導体装置191においては、カソード層S2の断面はベース層S1と同じ大きさであり、第1絶縁層I1が設けられていない。それ以外は、本実施形態に係る半導体装置110と同じである。このような構成を有する第1の比較例の半導体装置191においては、カソード層S2が、厚い高不純物濃度のn+層であることから、大電流駆動時にキャリアの注入が多く、このためにスイッチング損失が大きい。
なお、これを防止するために、カソード層S2の不純物濃度を下げると、小電流駆動時にキャリアの注入が少なくなり波形振動が大きくなる。さらに不純物濃度を下げると、カソード層S2とカソード電極E1との間のコンタクト特性が劣化し、コンタクト部の抵抗が高くなる。
なお、これを防止するために、カソード層S2の不純物濃度を下げると、小電流駆動時にキャリアの注入が少なくなり波形振動が大きくなる。さらに不純物濃度を下げると、カソード層S2とカソード電極E1との間のコンタクト特性が劣化し、コンタクト部の抵抗が高くなる。
図2(b)に表したように、第2の比較例の半導体装置192においては、カソード層S2の厚さが半導体装置191に比べて薄くされている。そして、この場合も、カソード層S2の断面はベース層S1と同じ大きさであり、第1絶縁層I1が設けられていない。このような構成を有する第2の比較例の半導体装置192においては、カソード層S2が薄い高不純物濃度のn+層で構成されるため、不純物量の総計が半導体装置191に比べて少ない。このため、大電流駆動時においてキャリアの注入が少なく、蓄積されるキャリアの量が少なくなるのでスイッチング損失が減少する。しかし、スイッチング損失を実用的な範囲にまで減少させるには、カソード層S2の厚さを例えば1μm以下に薄くする必要があり、このため、作製が難しくなる。また、カソード電極E1のスパイク状の突起や、製造工程中の傷などによって、カソード層S2が損傷し、漏れ電流が大きくなる可能性がある。
図2(c)に表したように、第3の比較例の半導体装置193においては、カソード層S2に溝が形成され、その溝の内部及びカソード層S2の表面にカソード電極E1となる導電層が設けられている。なお、本構造は、特許文献1に記載されている構造に類似した構造である。このような構造を有する第3の比較例の半導体装置193においては、カソード層S2の断面がベース層S1よりも小さいので、大電流駆動時においてもキャリアの注入を抑制し、スイッチング損失を小さくできる。しかしながら、溝の部分において、ベース層S1とカソード電極E1との距離が短くなる。この時、この距離が短くなっても溝とベース層S1とに挟まれた部分のカソード層S2の不純物濃度が充分高ければ漏れ電流が大きくならないが、溝とベース層S1とに挟まれたカソード層S2の不純物濃度は通常は低いので、漏れ電流が増加する傾向があり、改善の余地がある。
これに対し、既に説明したように、本実施形態に係る半導体装置110は、カソード層S2は、断面がベース層S1よりも小さい部分S21を有しており、大電流駆動時に注入されて蓄積されるキャリアが少なく、スイッチング損失が少なくでき、そして、小電流駆動時において波形振動が抑えられ、カソード層S2が取り除かれた部分に第1絶縁層I1を設けることで、カソード電極E1とベース層S1との距離を一定以上にしてカソード層S2の部分を除いてこれらを電気的に絶縁できるので、漏れ電流も小さく維持できる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及び第1の比較例の半導体装置におけるキャリア密度を例示する模式的グラフ図である。
すなわち、同図(a)は小電流駆動時のキャリア密度を例示し、同図(b)は大電流駆動時のキャリア密度を例示している。これらの図において、横軸はベース層S1内の厚み方向に平行な方向における位置xであり、位置P1と位置P2とは、第1面M1と第2面M2とにそれぞれ対応する。そして、縦軸はキャリア密度Cである。また、実線は本実施形態に係る半導体装置110に対応し、破線は第1の比較例の半導体装置191に対応する。
すなわち、同図(a)は小電流駆動時のキャリア密度を例示し、同図(b)は大電流駆動時のキャリア密度を例示している。これらの図において、横軸はベース層S1内の厚み方向に平行な方向における位置xであり、位置P1と位置P2とは、第1面M1と第2面M2とにそれぞれ対応する。そして、縦軸はキャリア密度Cである。また、実線は本実施形態に係る半導体装置110に対応し、破線は第1の比較例の半導体装置191に対応する。
図3(a)に表したように、小電流駆動時には、本実施形態に係る半導体装置110においては、カソード層S2側(位置P1に近い側)のキャリア密度Cが、第1の比較例の半導体装置191に比べて高い。すなわち、半導体装置110においては、カソード層S2の比較的低い不純物濃度の部分から充分にキャリアを注入できる。
一方、図3(b)に表したように、大電流駆動時には、本実施形態に係る半導体装置110においては、第1の比較例の半導体装置191に比べて、キャリア密度Cがどの位置xにおいても低く、キャリア密度Cは全体的に低い。このように、半導体装置110においては、注入されるキャリア密度Cが低く、蓄積されるキャリアの量が少ないので、スイッチング損失が小さい。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及び第1の比較例の半導体装置の特性を例示するグラフ図である。
すなわち、同図(a)は、小電流駆動時のキャリア密度の分布をシミュレーションした結果を例示しており、横軸はベース層S1内の厚み方向に平行な方向における位置xであり、ベース層S1の厚さを1として相対値として表している。すなわち、位置xが0の位置は第2面M2に対応し、位置xが1の位置は第1面M1に対応する。そして、縦軸は、キャリア密度Cである。一方、同図(b)は、小電流駆動時におけるベース層S1内の電界分布をシミュレーションした結果を例示しており、横軸はベース層S1内の厚み方向に平行な方向における位置xである。そして、縦軸は、ベース層S1内の電界Eである。これらの図において、実線は本実施形態に係る半導体装置110に対応し、破線は第1の比較例の半導体装置191に対応する。上記において、小電流として2.5Aの時の特性をシミュレーションした。また、半導体装置110及び半導体装置191に流れる電流が同じになるように、これらにおける不純物濃度を調整している。
すなわち、同図(a)は、小電流駆動時のキャリア密度の分布をシミュレーションした結果を例示しており、横軸はベース層S1内の厚み方向に平行な方向における位置xであり、ベース層S1の厚さを1として相対値として表している。すなわち、位置xが0の位置は第2面M2に対応し、位置xが1の位置は第1面M1に対応する。そして、縦軸は、キャリア密度Cである。一方、同図(b)は、小電流駆動時におけるベース層S1内の電界分布をシミュレーションした結果を例示しており、横軸はベース層S1内の厚み方向に平行な方向における位置xである。そして、縦軸は、ベース層S1内の電界Eである。これらの図において、実線は本実施形態に係る半導体装置110に対応し、破線は第1の比較例の半導体装置191に対応する。上記において、小電流として2.5Aの時の特性をシミュレーションした。また、半導体装置110及び半導体装置191に流れる電流が同じになるように、これらにおける不純物濃度を調整している。
図4(a)に表したように、本実施形態に係る半導体装置110においては、カソード層S2に近い領域、すなわち、位置xが0.5〜0.9の領域においてキャリア密度Cが第1の比較例の半導体装置191に比べて高い。すなわち、カソード層S2から充分にキャリアが注入され適切な動作が実現できる。
なお、アノード層S3に近い領域、すなわち、位置xが0〜0.5の領域において、半導体装置110のキャリア密度Cは、半導体装置191よりも低くなっているが、半導体装置の動作において、カソード層S2に近い領域の特性が重要なので、本実施形態に係る半導体装置110の特性が望ましい特性である。
なお、アノード層S3に近い領域、すなわち、位置xが0〜0.5の領域において、半導体装置110のキャリア密度Cは、半導体装置191よりも低くなっているが、半導体装置の動作において、カソード層S2に近い領域の特性が重要なので、本実施形態に係る半導体装置110の特性が望ましい特性である。
一方、図4(b)に表したように、半導体装置110及び半導体装置191において、ベース層S1における電界Eは、位置xが0から増大するに従って減少し、一旦電界Eが0になった後、位置xがさらに増大するに従って電界Eは再度増大する。
位置xが0から増大するに従って電界Eが減少する特性は、アノード層S3からベース層S1の内部に向かって空乏層が延びることに対応している。すなわち、電界Eが位置xに対して傾きを持って変化する位置xの領域は、空乏層が形成されていることを表している。一方、位置xが1から減少するに従って電界Eが減少する特性は、カソード層S2からベース層S1の内部に向かって空乏層が延びることに対応している。なお、半導体装置の特性によっては、アノード層S3からのみベース層S1内に空乏層が延び、カソード層S2からは空乏層が延びないこともあるが、ここでは、アノード層S3及びカソード層S2の両方からベース層S1に空乏層が延びる場合として説明する。
位置xの変化に対して電界Eが傾きを持たない部分において、アノード層S3及びカソード層S2から延びた空乏層がぶつかる。すなわち、この位置が、パンチスルー現象が発生する位置である。ここで、図4(b)に例示した特性は、ある時刻におけるベース層S1内の電界Eの特性であり、パンチスルー現象が発生する直前の特性を例示している。従って電界Eが傾きを持たない位置xは、ある範囲を持っている。その時刻よりも後の時刻において、空乏層は位置xの一点でぶつかりパンチスルー現象が発生する。ここで、電界Eが傾きを持たない位置xを「パンチスルー位置」と呼ぶことにする。
同図(b)に表したように、本実施形態に係る半導体装置110においては、パンチスルー位置Q1は約0.83であり、第1の比較例の半導体装置191においては、パンチスルー位置Q2は約0.72である。このように、半導体装置110におけるパンチスルー位置Q1は、半導体装置191におけるパンチスルー位置Q2よりも大きく、すなわち、半導体装置110の方が半導体装置191よりもパンチスルー位置がカソード層S2の側に近接する。これにより、半導体装置110においては、波形振動が抑制される。
以下、波形振動について説明する。
ここでは、説明を簡単にするために、第1の比較例の半導体装置191の構造、すなわち、カソード層S2の断面がベース層S1と同じ大きさであり、第1絶縁層I1が設けられていない単純な構造について説明する。このような構造において、波形振動におけるサージ電圧Vsurgeは、以下の式で表される。
ここでは、説明を簡単にするために、第1の比較例の半導体装置191の構造、すなわち、カソード層S2の断面がベース層S1と同じ大きさであり、第1絶縁層I1が設けられていない単純な構造について説明する。このような構造において、波形振動におけるサージ電圧Vsurgeは、以下の式で表される。
図5は、半導体装置の波形振動の特性を例示するグラフ図である。
すなわち、同図は、上記の式に基づいて、パンチスルー位置Wpと波形振動におけるサージ電圧Vsurgeとの関係を計算した結果を例示している。すなわち、横軸はパンチスルー位置Wpをベース層S1の厚さを1として相対的に表している。そして、縦軸は、サージ電圧Vsurgeである。本計算においては、パンチスルー現象が発生する時の電圧Vは1700Vとした。なお、同図の縦軸には、サージ電圧Vsurgeに対応する電界Esurgeも合わせて示している。
図5に表したように、サージ電圧Vsurgeは、パンチスルー位置Wpが大きくなるに従って減少している。このことから、サージ電圧Vsurgeを小さくして、波形振動を抑制するためには、パンチスルー位置Wpを大きくすることが有効であることが分かる。
すなわち、同図は、上記の式に基づいて、パンチスルー位置Wpと波形振動におけるサージ電圧Vsurgeとの関係を計算した結果を例示している。すなわち、横軸はパンチスルー位置Wpをベース層S1の厚さを1として相対的に表している。そして、縦軸は、サージ電圧Vsurgeである。本計算においては、パンチスルー現象が発生する時の電圧Vは1700Vとした。なお、同図の縦軸には、サージ電圧Vsurgeに対応する電界Esurgeも合わせて示している。
図5に表したように、サージ電圧Vsurgeは、パンチスルー位置Wpが大きくなるに従って減少している。このことから、サージ電圧Vsurgeを小さくして、波形振動を抑制するためには、パンチスルー位置Wpを大きくすることが有効であることが分かる。
既に図4(b)に関して説明したように、半導体装置110におけるパンチスルー位置Q1は、半導体装置191におけるパンチスルー位置Q2よりも大きい。従って、半導体装置110においては、半導体装置191よりもサージ電圧Vsurgeが小さくなり、すなわち、波形振動が抑制される。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及び第1の比較例の半導体装置の特性を例示するグラフ図である。
すなわち、これらの図は、本実施形態に係る半導体装置110と第1の比較例の半導体装置191のオン状態からオフ状態へのスイッチングの特性、すなわち逆回復特性をシミュレーションした結果を例示している。同図(a)は小電流駆動時の特性であり、同図(b)は大電流駆動時の特性である。この時、小電流駆動時には波形振動が問題になるので、同図(a)は波形振動を表す電圧の経時変化を表しており、小電流として順方向電流IFが2.5Aの時の特性である。一方、大電流駆動時にはスイッチング損失が問題になるので、同図(b)はスイッチング特性に関係する電流の経時変化を表しており、大電流として順方向電流IFが50Aの時の特性である。
これらの図において、横軸は時間tであり、同図(a)の縦軸は、アノード電極E2及びカソード電極E1の間の電圧VA−Cであり、同図(b)の縦軸は、アノード電極E2及びカソード電極E1の間を流れる電流IA−Cである。実線は本実施形態に係る半導体装置110に対応し、破線は第1の比較例の半導体装置191に対応する。
すなわち、これらの図は、本実施形態に係る半導体装置110と第1の比較例の半導体装置191のオン状態からオフ状態へのスイッチングの特性、すなわち逆回復特性をシミュレーションした結果を例示している。同図(a)は小電流駆動時の特性であり、同図(b)は大電流駆動時の特性である。この時、小電流駆動時には波形振動が問題になるので、同図(a)は波形振動を表す電圧の経時変化を表しており、小電流として順方向電流IFが2.5Aの時の特性である。一方、大電流駆動時にはスイッチング損失が問題になるので、同図(b)はスイッチング特性に関係する電流の経時変化を表しており、大電流として順方向電流IFが50Aの時の特性である。
これらの図において、横軸は時間tであり、同図(a)の縦軸は、アノード電極E2及びカソード電極E1の間の電圧VA−Cであり、同図(b)の縦軸は、アノード電極E2及びカソード電極E1の間を流れる電流IA−Cである。実線は本実施形態に係る半導体装置110に対応し、破線は第1の比較例の半導体装置191に対応する。
図6(a)に表したように、小電流駆動時において、第1の比較例の半導体装置191では、電圧VA−Cが大きく振動している。これに対して、本実施形態に係る半導体装置110では、電圧VA−Cの振動は抑制されている。ここで、波形振動の最大と電源電圧(この例では2000V)との差を最大サージ電圧Vmaxとすると、半導体装置110の最大サージ電圧Vmaxは半導体装置191の約半分である。なお、最大サージ電圧Vmaxは、サージ電圧Vsurgeに対応する。
一方、図6(b)に表したように、大電流駆動時において、第1の比較例の半導体装置191では、電流IA−Cは負極性で絶対値が大きい値を有した後、徐々に0に向けてその絶対値が減少している。これに対し、本実施形態に係る半導体装置110においては、電流IA−Cが負極性に振れるものの、その絶対値は、半導体装置191に比べて小さい。この時、電流IA−Cの負側の絶対値の最大値が逆回復特性の最大回復電流Imaxであり、半導体装置110における最大回復電流Imaxは、半導体装置191の約6割程度に減少している。
これらの特性も含めて、本実施形態に係る半導体装置110及び第1の比較例の半導体装置191の特性のシミュレーション結果を、以下の表1にまとめて示す。
同表に表したように、順方向電流IFが2.5Aの時の半導体装置110における波形振動の最大サージ電圧Vmaxは、半導体装置191の0.53倍であり、顕著に減少している。
そして、順方向電流IFが50Aの時の半導体装置110における最大回復電流Imaxは、半導体装置191の0.59倍であり、そして、スイッチング損失Eは、半導体装置191の0.38倍であり、顕著に減少している。
なお、上記の他の特性では、順方向電流IFが2.5Aの時の順方向電圧VFは、半導体装置110と半導体装置191とで変わらない。一方、順方向電流IFが50Aの時の順方向電圧VFは、半導体装置110においては半導体装置191の1.91倍に上昇しているが、スイッチング損失がインバータ損失の大きな部分占めている応用分野においては実質的には問題にならない。また、順方向電流IFが2.5Aの時のスイッチング損失Eは、半導体装置110と半導体装置191とでほぼ同じである。
なお、既に説明したように、半導体装置110においては、第1絶縁層I1を設けているので漏れ電流が大きくなる懸念もない。
このように、本実施形態に係る半導体装置110によれば、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
以下、本実施形態の各種の変形例について説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式図である。
すなわち、同図(a)は模式的断面図であり、同図(b)は同図(a)のA−A’線断面における不純物の濃度プロファイルを例示するグラフ図である。同図(b)において、横軸は半導体装置における積層方向の位置xであり、縦軸は不純物濃度Cである。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式図である。
すなわち、同図(a)は模式的断面図であり、同図(b)は同図(a)のA−A’線断面における不純物の濃度プロファイルを例示するグラフ図である。同図(b)において、横軸は半導体装置における積層方向の位置xであり、縦軸は不純物濃度Cである。
図7(a)に表したように、本実施形態に係る半導体装置111においては、カソード層S2の全体においてその断面がベース層S1よりも小さい。そして、カソード層S2とベース層S1との間に、ベース層S1よりも不純物濃度が高く、カソード層S2よりも不純物濃度が低いn層S9が設けられている。なお、本具体例では、n層S9の一部の断面は、ベース層S1よりも小さい。
すなわち、図7(b)に表したように、n層S9とカソード層S2との積層構造において、2段階で不純物濃度が変化している。このように、ベース層S1からカソード層S2にかけての不純物濃度を複数の段階で変化させることで、不純物の濃度プロファイルを制御し易くなり、より精密な不純物の濃度制御が可能になる。すなわち、製造が容易になる。
このような構造を有する半導体装置111によれば、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減し、製造し易い半導体装置を提供することができる。
なお、本具体例では、ベース層S1とカソード層S2との間にn層S9を設けることで、ベース層S1からカソード層S2かけて2段階で不純物濃度を変えた例であるが、ベース層S1とカソード層S2との間に設ける半導体層の数は任意であり、n層S9を不純物濃度の異なる複数の層で構成しても良い。すなわち、3段階以上の段階で不純物濃度を変化させても良い。
なお、上記では、図7(a)に例示した構造を、ベース層S1とカソード層S2との間にn層S9が設けられる構造とみなして便宜的に説明したが、n層S9が設けられるのではなく、カソード層S2が図1(a)に例示した形状を有し、カソード層S2における不純物濃度がn層とn+層によって2段階に変化するとみなしても良い。すなわち、図7(a)に例示したn層S9を、カソード層の一部とみなしても良い。
また、本具体例は、カソード層S2の側で不純物濃度が複数の段階で変化する例であるが、アノード層S3の側で不純物濃度が複数の段階で変化しても良い。すなわち、例えば、アノード層S3とベース層S1との間に、ベース層S1よりも不純物濃度が高く、アノード層S3よりも不純物濃度が低いp型の半導体層を設けても良い。この場合も、アノード層S3の側の不純物の濃度プロファイルを制御し易くなり、より精密な不純物の濃度制御が可能とある。すなわち、製造が容易になる。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図8(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置112においては、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれた部分を有し、さらに、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側の面の一部を露出し、露出した部分以外の部分を覆うように設けられている。このように、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれた部分を有しつつ、カソード層S2とカソード電極E1との電気的接続を可能としていれば、その形状は任意である。
図8(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置112においては、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれた部分を有し、さらに、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側の面の一部を露出し、露出した部分以外の部分を覆うように設けられている。このように、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1の断面よりも小さい部分S21を除いた部分に埋め込まれた部分を有しつつ、カソード層S2とカソード電極E1との電気的接続を可能としていれば、その形状は任意である。
図8(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置113においては、カソード層S2の全体において、その断面がベース層S1よりも小さい。そして、第1絶縁層I1は、カソード層S2を除いた領域において、埋め込まれて形成され、すなわち、第1絶縁層I1は、ベース層S1とカソード電極E1との間に設けられている。
図8(c)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置114においては、ベース層S1のカソード電極E1の側において、ベース層S1は、断面が他の部分よりも小さい部分を有している。そして、その部分とカソード電極E1の間にカソード層S2が設けられている。この場合も、カソード層S2の断面は、ベース層S1よりも小さい。このように、ベース層S1は、その一部の断面が小さくなる部分を有していても良い。
このような形状を有する半導体装置112、113及び114によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
なお、上記の半導体装置110、111、112、113及び114において、第1絶縁層I1は、カソード層S2の部分S21を除いた部分に埋め込まれつつ、ベース層S1とカソード電極E1との間に設けられることで、ベース層S1とカソード電極E1とが直接接していない。すなわち、断面がベース層S1よりも小さいカソード層S2が、ベース層S1とカソード電極E1との間の電流経路となる。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図9(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置115においては、カソード層S2は、ベース層S1よりも断面が小さく、そして、断面積が2段階で変化している。そして、第1絶縁層I1は、カソード層S2の断面積が最も小さい部分に埋め込まれて設けられている。
このような形状を有する半導体装置115によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
図9(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置115においては、カソード層S2は、ベース層S1よりも断面が小さく、そして、断面積が2段階で変化している。そして、第1絶縁層I1は、カソード層S2の断面積が最も小さい部分に埋め込まれて設けられている。
このような形状を有する半導体装置115によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
半導体装置115は、例えば以下のようにして製造することができる。すなわち、例えば、まず、ベース層S1となるn−シリコン基板の一部にマスクを形成し、その状態で、n−シリコン基板の一部にn型の不純物となるリン(P)やヒ素(As)等を拡散法や注入法等で導入することで、カソード層S2となる層を形成する。そして、マスクを除去した後に、n−シリコン基板と、カソード層S2となる層と、を途中の深さまで取り除き、ベース層S1とカソード層S2とを形成する。そして、取り除かれた部分に第1絶縁層I1となる例えばSiO2を埋め込み、必要に応じてCMP処理を行い、この後、カソード層S2と第1絶縁層I1との上にカソード電極E1となるアルミニウムなどの導電層を形成し、さらに、既に説明した方法によって、アノード層S3及びアノード電極E2を形成する。
また、他の製造方法として以下を採用することもできる。すなわち、例えば、まず、ベース層S1となるn−シリコン基板の一部を取り除く。そして、その取り除かれた部分に第1絶縁層I1となる例えばSiO2を埋め込み、必要に応じてCMP処理を行う。その後、第1絶縁層I1をマスクにして、n−シリコン基板の一部にn型の不純物となるリン(P)やヒ素(As)等を拡散法や注入法等で導入することで、カソード層S2が形成される。この時、n型の不純物は、n−シリコン基板の第1絶縁層I1で遮蔽された部分に拡散し、これにより、カソード層S2は2段階の断面を有する形状で形成される。この後、既に説明した方法によって、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2を形成して、半導体装置115が作製される。
なお、上記において、n型の不純物の導入の方法やその条件によって、カソード層S2の形状が制御可能である。すなわち、カソード層S2において、断面積がほぼ1段階である柱状の形状を形成することもでき、カソード層S2において、断面積が大きく異なる2段階の形状を形成することもできる。
図9(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置116においては、カソード層S2は、ベース層S1よりも断面が小さく、そして、断面積が2段階で変化している。そして、第1絶縁層I1は、カソード層S2の断面積が最も小さい部分に埋め込まれて設けられている。そして、カソード層S2及び第1絶縁層I1と、ベース層S1と、の間に、ベース層S1よりも不純物濃度が高く、カソード層S2よりも不純物濃度が低いn層S9が設けられている。
このような形状を有する半導体装置116によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
このような形状を有する半導体装置116によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
半導体装置116は、半導体装置115に関して説明した製造方法の一部を変更して製造することができる。例えば、ベース層S1となるn−シリコン基板の第1面M1の側にn層S9を設け、n層S9の一部にマスクを設け、n層S9の一部にn型の不純物となるリン(P)やヒ素(As)等を拡散法や注入法等で導入することで、カソード層S2となる層を形成する。そして、マスクを除去した後、n層S9と、カソード層S2となる層と、を途中の深さまで取り除く。そして、取り除かれた部分に第1絶縁層I1となる例えばSiO2を埋め込み、必要に応じてCMP処理を行い、この後、既に説明した方法によって、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2を形成する。
また、別の方法では、ベース層S1となるn−シリコン基板の第1面M1の側にn層S9を設け、n層S9の一部を取り除き、そしてその取り除かれた部分に第1絶縁層I1となるSiO2を埋め込み、第1絶縁層I1をマスクにして、n層S9の一部にn型の不純物を導入してカソード層S2を形成する。そして、既に説明した方法によって、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2を形成して、半導体装置116を作製することができる。
図10は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図10(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置121においては、カソード層S2の全体の部分において、その断面はベース層S1よりも小さい。そして、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出している。すなわち、本具体例では、第1絶縁層I1は、埋め込まれて形成されているのではなく、ベース層S1とカソード層S2の表面に、ベース層S1を覆いつつ、カソード層S2の少なくとも一部を露出して設けられている。
図10(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置121においては、カソード層S2の全体の部分において、その断面はベース層S1よりも小さい。そして、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出している。すなわち、本具体例では、第1絶縁層I1は、埋め込まれて形成されているのではなく、ベース層S1とカソード層S2の表面に、ベース層S1を覆いつつ、カソード層S2の少なくとも一部を露出して設けられている。
このような形状を有する半導体装置121においても、カソード層S2の断面はベース層S1よりも小さい。これにより、半導体装置121によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
半導体装置121は、例えば以下のようにして製造することができる。すなわち、例えば、まず、ベース層S1となるn−シリコン基板の例えば裏側の面に、カソード層S2が設けられるべき位置に対応する部分を除いて、SiO2層を形成して第1絶縁層I1を形成する。その後、第1絶縁層I1をマスクにして、n−シリコン基板の一部にn型の不純物となるリン(P)やヒ素(As)等を拡散法や注入法等で導入することで、カソード層S2が形成される。この後、既に説明した方法によって、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2を形成して、半導体装置121が作製される。
このように、半導体装置121の構成においては、ベース層S1やカソード層S2の一部を取り除く工程が不要であり、製造が容易であることが利点である。
図10(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置122においては、カソード層S2の全体の部分において、その断面はベース層S1よりも小さい。そして、第1絶縁層I1は、ベース層S1とカソード層S2との表面に、ベース層S1を覆いつつ、カソード層S2の少なくとも一部を露出して設けられている。そして、カソード層S2及び第1絶縁層I1と、ベース層S1と、の間に、ベース層S1よりも不純物濃度が高く、カソード層S2よりも不純物濃度が低いn層S9が設けられている。
このような形状を有する半導体装置122によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
このような形状を有する半導体装置122によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
半導体装置122は、半導体装置121に関して説明した製造方法の一部を変更して製造することができる。例えば、ベース層S1の第1面M1の側にn層S9を設け、カソード層S2が設けられるべき位置に対応する部分を除いて、SiO2層を形成して第1絶縁層I1を形成する。その後、第1絶縁層I1をマスクにして、n層S9の一部にn型の不純物となるリン(P)やヒ素(As)等を、拡散法や注入法等で導入することで、カソード層S2が形成される。さらに、既に説明した方法によって、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2を形成して、半導体装置122が作製される。
半導体装置122の構成においても、ベース層S1やカソード層S2やn層S9の一部を取り除く工程が不要であり、製造が容易であることが利点である。
図11は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図11(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置125は、図10(a)に例示した半導体装置121において、ベース層S1のカソード電極E1に近接した一部の領域に、不活性ドーパント層NAが設けられたものである。不活性ドーパント層NAは、積層方向に対して平行な方向において、カソード層S2が設けられる位置に対応する位置のベース層S1の内部、及び、場合によってはベース層S1の第1絶縁層I1との界面に設けられる。
図11(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置125は、図10(a)に例示した半導体装置121において、ベース層S1のカソード電極E1に近接した一部の領域に、不活性ドーパント層NAが設けられたものである。不活性ドーパント層NAは、積層方向に対して平行な方向において、カソード層S2が設けられる位置に対応する位置のベース層S1の内部、及び、場合によってはベース層S1の第1絶縁層I1との界面に設けられる。
このような不活性ドーパント層NAは、ベース層S1となるn−シリコン基板の第1面M1の全面にn型の不純物を導入した後に、第1面M1に選択的に第1絶縁層I1を設け、第1絶縁層I1をマスクにしてレーザを照射する手法によって形成することができる。不活性ドーパント層NAによって、過剰に不純物が導入された場合においても、不純物ドーパント層NAがライフタイムキラーとして働くので、スイッチング損失がさらに抑制できる。
図11(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置126においては、図10(b)に例示した半導体装置122において、n層S9のカソード電極E1に近接した一部の領域において、不活性ドーパント層NAを設けたものである。不活性ドーパント層NAは、積層方向に対して平行な方向において、カソード層S2が設けられる位置に対応する位置のn層S9の内部、及び、場合によってはn層S9の第1絶縁層I1との界面に設けられる。
このような形状を有する半導体装置125及び126によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図12(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置131においては、カソード層S2の内部に第1絶縁層I1が埋め込まれて設けられている。この場合は、第1絶縁層I1が設けられている部分において、カソード層S2の断面がベース層S1よりも小さくなっており、その断面が小さくなった部分S21を除く部分に第1絶縁層I1が埋め込まれている。
図12(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置131においては、カソード層S2の内部に第1絶縁層I1が埋め込まれて設けられている。この場合は、第1絶縁層I1が設けられている部分において、カソード層S2の断面がベース層S1よりも小さくなっており、その断面が小さくなった部分S21を除く部分に第1絶縁層I1が埋め込まれている。
このような構成の半導体装置131は、例えば以下のようにして製造することができる。すなわち、例えば、まず、ベース層S1となるn−シリコン基板の第1面M1に既に説明した方法のいずれかによってn+層を形成する。その後、所定のマスクなどを介して酸素をn+層中に注入する。n+層に注入された酸素は、n+層中のシリコンと結合して酸化シリコンとなり、これにより、第1絶縁層I1がn+層中に形成される。そして、酸素が注入されなかったn+層の部分がカソード層S2となる。なお、n+層中における酸素の注入される位置は、酸素の注入の際の例えば酸素イオンの加速エネルギー等によって制御することができる。そして、既に説明した方法によって、カソード電極E1、アノード層S3及びアノード電極E2を形成して半導体装置131が作製される。
図12(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置132においては、ベース層S1の第1面M1の側の一部に選択的に第1絶縁層I1が設けられ、第1絶縁層I1を覆うようにカソード層S2が設けられている。このような構造は、上記で説明したカソード層S2となるn+層中に酸素を選択的に注入して形成することもできるし、ベース層S1の第1面M1に例えばフォトリソグラフィ技術によって第1絶縁層I1を形成し、第1絶縁層I1と、第1絶縁層I1から露出したベース層S1と、を覆うようにカソード層S2を形成することによっても形成できる。
図12(c)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置133においては、図12(b)に例示した半導体装置132において、ベース層S1と、第1絶縁層I1及びカソード層S2と、の間にn層S9が設けられている。このような構造は、ベース層S1の第1面M1の側にn層S9を設けた後に、上記で説明したカソード層S2となるn+層中に酸素を選択的に注入して形成することもできるし、n層S9の上に例えばフォトリソグラフィ技術によって第1絶縁層I1を形成し、第1絶縁層I1と、第1絶縁層I1から露出したn層S9と、を覆うようにカソード層S2を形成することによっても形成できる。
このような構造を有する半導体装置131、132及び133においても、カソード層S2はベース層S1よりも断面が小さい部分を有しており、これにより、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
図13は、本発明の第1の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図13(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置141においては、図1に例示した半導体装置110において、アノード層S3のベース層S1とは反対の側の面に選択的に絶縁層I3が設けられている。絶縁層I3は、アノード層S3の一部を露出しており、アノード電極E2は、絶縁層I3と、絶縁層I3から露出されたアノード層S3と、を覆うように設けられている。
図13(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置141においては、図1に例示した半導体装置110において、アノード層S3のベース層S1とは反対の側の面に選択的に絶縁層I3が設けられている。絶縁層I3は、アノード層S3の一部を露出しており、アノード電極E2は、絶縁層I3と、絶縁層I3から露出されたアノード層S3と、を覆うように設けられている。
図13(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置142においては、図10(a)に例示した半導体装置121において、アノード層S3のベース層S1とは反対の側の面に選択的に絶縁層I3が設けられている。絶縁層I3は、アノード層S3の一部を露出しており、アノード電極E2は、絶縁層I3と、絶縁層I3から露出されたアノード層S3と、を覆うように設けられている。
このように、半導体装置141及び142においては、アノード層S3の一部とアノード電極E2との間に絶縁層I3を設けることで、アノード層S3の一部でのみアノード層S3とアノード電極E2とが接するので、アノード層S3を流れる電流を狭窄することができる。すなわち、ベース層S1、アノード層S3、絶縁層I3及びアノード電極E2に関して見ると、絶縁層I3(すなわち、この場合の第1絶縁層)は、ベース層S1(すなわち、第1半導体層)とアノード電極E2(すなわち、この場合の第1電極)との間に設けられ、ベース層S1とアノード電極E2との間に流れる電流を狭窄する。そして、アノード層S3(すなわち、この場合の第2半導体層)は、絶縁層I3で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、p型(すなわち、この場合の第1導電型)である。このように、半導体装置141及び142においては、ベース層S1、アノード層S3、絶縁層I3及びアノード電極E2の部分に関して、第1の実施形態が適用されている。
これにより、カソード層S2に断面がベース層S1よりも小さい部分を設けることによるカソード層S2の側での電流狭窄効果に加え、アノード層S3の側での電流狭窄効果も加わり、スイッチング損失をより低減することができる。
これにより、カソード層S2に断面がベース層S1よりも小さい部分を設けることによるカソード層S2の側での電流狭窄効果に加え、アノード層S3の側での電流狭窄効果も加わり、スイッチング損失をより低減することができる。
このような構造を有する半導体装置141及び142によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置が提供される。
なお、図13(a)及び(b)に例示した半導体装置141及び142におけるベース層S1、アノード層S3、絶縁層I3及びアノード電極E2の構造は、MOSFETの一部に寄生的に形成されるダイオードの構造に近い構成を有している。しかし、両者では、電極及び絶縁性の層が接する半導体層の構造が異なっている。
図14は、第4の比較例の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、第4の比較例の半導体装置は、MOSFETである。同図に表したように、MOSFET301においては、例えば、ドレイン電極304、n+層305及びn−層306が積層され、n−層306の表面部分に選択的にp層307が設けられ、そのp層307の表面部分に選択的にn+層308が形成され、n−層306の表面に露出した部分、p層307の表面に露出した部分及びn+層308の一部の上に、ゲート絶縁膜309が設けられ、ゲート絶縁膜309の上にゲート電極310及び層間絶縁膜311が設けられる。そして、その上に、p層307及びn+層308に接続されたソース電極312が設けられる。このような構成を有するMOSFET301において、ドレイン電極304、n+層305、n−層306、p層307及びソース電極312の経路において、n+層305をカソードとし、p層307をアノードとするダイオードが形成される。
このとき、MOSFET301においては、ソース電極312は、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちp層307)と、高濃度で不純物を含有するn型半導体層(すなわちn+層308)と、の両方に接している。また、ゲート絶縁膜309及び層間絶縁膜311を含む絶縁性の層は、低濃度で不純物を含有するn−層306を別にしても、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちp層307)と、高濃度で不純物を含有するn型半導体層(すなわちn+層308)と、の両方に接する。
すなわち、第4の比較例の半導体装置は、MOSFETである。同図に表したように、MOSFET301においては、例えば、ドレイン電極304、n+層305及びn−層306が積層され、n−層306の表面部分に選択的にp層307が設けられ、そのp層307の表面部分に選択的にn+層308が形成され、n−層306の表面に露出した部分、p層307の表面に露出した部分及びn+層308の一部の上に、ゲート絶縁膜309が設けられ、ゲート絶縁膜309の上にゲート電極310及び層間絶縁膜311が設けられる。そして、その上に、p層307及びn+層308に接続されたソース電極312が設けられる。このような構成を有するMOSFET301において、ドレイン電極304、n+層305、n−層306、p層307及びソース電極312の経路において、n+層305をカソードとし、p層307をアノードとするダイオードが形成される。
このとき、MOSFET301においては、ソース電極312は、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちp層307)と、高濃度で不純物を含有するn型半導体層(すなわちn+層308)と、の両方に接している。また、ゲート絶縁膜309及び層間絶縁膜311を含む絶縁性の層は、低濃度で不純物を含有するn−層306を別にしても、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちp層307)と、高濃度で不純物を含有するn型半導体層(すなわちn+層308)と、の両方に接する。
これに対して、図13(a)及び(b)に例示した半導体装置141及び142では、アノード電極E2は、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちアノード層S3)のみに接しており、n型半導体層には接していない。また、絶縁層I3も、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(アノード層S3)に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型半導体層には接していない。このように、本実施形態に係る半導体装置141及び142は、MOSFET301に形成されるダイオードとは構造が異なる。
なお、上記の半導体装置115、121、125、131、132、141及び142において、第1絶縁層I1は、カソード層S2の部分S21を除いた部分に埋め込まれ、または、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出しており、第1絶縁層I1がベース層S1とカソード電極E1との間に設けられることで、ベース層S1とカソード電極E1とが直接接していない。すなわち、カソード層S2の断面がベース層S1よりも小さい部分が、ベース層S1とカソード電極E1との間の狭窄された電流経路となる。
同様に、上記の半導体装置116、122、126及び133において、第1絶縁層I1は、カソード層S2の部分S21を除いた部分に埋め込まれ、または、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出し、第1絶縁層I1がベース層S1及びn+層S9と、カソード電極E1と、の間に設けられることで、ベース層S1及びn+層S9と、カソード電極E1と、が直接接していない。すなわち、カソード層S2の断面がベース層S1よりも小さい部分が、ベース層S1とカソード電極E1との間の狭窄された電流経路となる。
また、上記の半導体装置141及び142において、絶縁層I3によりベース層S1とアノード電極E2との間に流れる電流が狭窄される。すなわち、絶縁層I3の開口部分に対応したアノード層S3の部分が、ベース層S1とアノード電極E2との間の狭窄された電流経路となっている。
(第2の実施の形態)
図15は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は本実施形態に係る半導体装置151の構成を例示しており、同図(b)は、本実施形態に係る別の半導体装置152の構成を例示している。
図15は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は本実施形態に係る半導体装置151の構成を例示しており、同図(b)は、本実施形態に係る別の半導体装置152の構成を例示している。
図15(a)に表したように、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置151は、ベース層S1a(第1半導体層)と、アノード層S2a(第2半導体層)と、第1絶縁層I1aと、アノード電極E1a(第1電極)と、を備える。
アノード電極E1aは、ベース層S1aの第1面M1aの側に設けられる。
そして、第1絶縁層I1aは、ベース層S1aとアノード電極E1aとの間に設けられ、ベース層S1aとアノード電極E1aとの間に流れる電流を狭窄する。
そして、アノード層S2aは、第1絶縁層I1aで狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1aに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、第1導電型を有する。
そして、第1絶縁層I1aは、ベース層S1aとアノード電極E1aとの間に設けられ、ベース層S1aとアノード電極E1aとの間に流れる電流を狭窄する。
そして、アノード層S2aは、第1絶縁層I1aで狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1aに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、第1導電型を有する。
すなわち、アノード層S2aは、ベース層S1aの第1面M1aの側に設けられ、第1面M1aに対して平行な平面で切断した時の断面の大きさがベース層S1aの断面よりも小さい部分S21aを有し、アノード層S2aは、ベース層S1aに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する。そして、アノード層S2aに含有される不純物濃度は、ベース層S1aの側よりもアノード電極E1aの側が高い。アノード層S2aにおいて、断面の大きさがベース層S1の断面よりも小さい上記の部分S21aは、第1絶縁層I1で狭窄された電流の経路である。
アノード層S2aは、p型の導電型を有する。ここで、p型の導電型を第1導電型とし、n型の導電型を第2導電型とする。ただし、本発明の実施形態において、第1導電型と第2導電型とを相互に入れ替えても良い。以下では、第1導電型がp型であり、第2導電型がn型であるとして説明する。すなわち、アノード層S2aはp層である。
なお、ベース層S1aは、アノード層S2aの導電型に係わらず、n型でも良く、p型でもい。以下では、ベース層S1aが、n型の導電性を有する場合、すなわち、ベース層S1aがn−層である場合として説明する。
第1絶縁層I1aは、アノード層S2aのベース層S1aの断面よりも小さい部分S21aを除いた部分に埋め込まれている。ただし、後述するように、第1絶縁層I1aは、アノード層S2aのベース層S1aの断面よりも小さい部分S21aを除いた部分に埋め込まれた部分を有する、及び、アノード層S2aのベース層S1aとは反対の側に設けられ、アノード層S2aの少なくとも一部を露出する、の少なくともいずれかの状態で設けられる。
そして、アノード電極E1aは、アノード層S2aのベース層S1aとは反対の側に設けられ、アノード層S2aの少なくとも一部と電気的に接続されている。
そして、アノード電極E1aは、アノード層S2aのベース層S1aとは反対の側に設けられ、アノード層S2aの少なくとも一部と電気的に接続されている。
また、本具体例では、半導体装置151は、カソード層S3a(第3半導体層)と、カソード電極E2a(第2電極)と、をさらに有する。
カソード層S3aは、ベース層S1aの第1面M1aとは反対の第2面M2aの側に設けられ、ベース層S1aに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する。そして、カソード層S3aに含有される不純物濃度は、ベース層S1aの側よりもカソード電極E2aの側が高い。カソード層S3aは第2導電型を有する。すなわち、本具体例では、カソード層S3aはn型の導電型を有し、カソード層S3aはn+層である。
カソード電極E2aは、カソード層S3aのベース層S1aとは反対の側に設けられ、カソード層S3aと電気的に接続されている。
なお、アノード層S2aにおける不純物濃度は、ベース層S1aにおける不純物濃度よりも高い。そして、また、カソード層S3aにおける不純物濃度は、ベース層S1における不純物濃度よりも高い。
このように、本実施形態に係る半導体装置151は、PN型(PIN型)のダイオードであり、第1の実施形態に係る半導体装置110と同様に各種の用途に利用できる。また、半導体装置151の各構成要素に関しては、半導体装置110に関して説明した構成及び材料を適用することができ、また、半導体装置110の製造方法に説明した方法を適宜変形して応用して製造することができる。
このように、本実施形態に係る半導体装置151は、PN型(PIN型)のダイオードであり、第1の実施形態に係る半導体装置110と同様に各種の用途に利用できる。また、半導体装置151の各構成要素に関しては、半導体装置110に関して説明した構成及び材料を適用することができ、また、半導体装置110の製造方法に説明した方法を適宜変形して応用して製造することができる。
本実施形態に係る半導体装置151は、半導体装置110と同様の機構によって同様の効果を発揮する。すなわち、半導体装置151は、アノード層S2aの一部を取り除いた構造を有しており、これにより、アノード層S2aの断面をベース層S1aよりも小さくしている。これにより、良好なコンタクトを得るためにアノード層S2aにおける不純物濃度を充分に高くしても、大電流駆動時に注入されて蓄積されるキャリアが少ないので、スイッチング損失が少なくできる。そして、小電流駆動時において、波形振動が抑えられる。そして、アノード層S2aが取り除かれた部分に第1絶縁層I1aを設け、アノード層S2aが取り除かれた部分において、アノード電極E1aとベース層S1aとの距離を一定以上にしてアノード層S2a以外の部分を除いてこれらを電気的に絶縁できるので、漏れ電流が大きくなることがない。
このように、本実施形態に係る半導体装置151によれば、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
また、図15(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置152においては、半導体装置151に対してカソード層S3aの構造が変形されている。すなわち、ベース層S1aの第2面M2aの側に、n層S9aが設けられ、その一部にカソード層S3aが設けられている。この場合も、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減できる。
すなわち、アノード層S2aの断面をベース層S1aよりも小さくし、残余の部分に第1絶縁層I1aを設ける構造であれば、漏れ電流を増大させることなく波形振動を抑制し、スイッチング損失が少なくでき、カソード層S3aの側の構造は任意である。
なお、上記の半導体装置151及び152において、第1絶縁層I1aは、アノード層S2aの部分S21aを除いた部分に埋め込まれつつ、ベース層S1aとアノード電極E1aとの間に設けられることで、ベース層S1aとアノード電極E1aとが直接接していない。すなわち、アノード層S2aの断面がベース層S1aよりも小さい部分S21aが、ベース層S1aとアノード電極E1aとの間の狭窄された電流経路となる。
なお、図15(a)及び(b)に例示した半導体装置151及び152の構造も、MOSFETの一部に寄生的に形成されるダイオードの構造とは異なる。
すなわち、半導体装置151及び152では、アノード電極E1aは、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちアノード層S2a)のみに接しており、n型半導体層には接していない。また、第1絶縁層I1も、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(アノード層S2a)に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型半導体層には接していない。このように、本実施形態に係る半導体装置151及び152は、図14に例示したMOSFET301に形成されるダイオードとは構造が異なる。
すなわち、半導体装置151及び152では、アノード電極E1aは、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(すなわちアノード層S2a)のみに接しており、n型半導体層には接していない。また、第1絶縁層I1も、高濃度で不純物を含有するp型半導体層(アノード層S2a)に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型半導体層には接していない。このように、本実施形態に係る半導体装置151及び152は、図14に例示したMOSFET301に形成されるダイオードとは構造が異なる。
(第3の実施の形態)
図16は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は本実施形態に係る半導体装置161の構成を例示しており、同図(b)は、本実施形態に係る別の半導体装置162の構成を例示している。
図16は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は本実施形態に係る半導体装置161の構成を例示しており、同図(b)は、本実施形態に係る別の半導体装置162の構成を例示している。
図16(a)に表したように、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置161は、第1の実施形態に係る半導体装置110において、アノード層S3の断面をベース層S1よりも小さくしたものである。すなわち、第1の実施形態と第2の実施形態とを同時に実施したものである。
すなわち、半導体装置161は、ベース層S1(第1半導体層)と、ベース層S1の第1面M1の側に設けられたカソード電極E1(第1電極)と、ベース層S1とカソード電極E1との間に設けられ、ベース層S1とカソード電極E1との間に流れる電流を狭窄する第1絶縁層I1と、第1絶縁層I1で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第1導電型のカソード層S2(第2半導体層)と、を備える。
そして、半導体層161は、ベース層S1の第1面M1とは反対の第2面M2の側に設けられ、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第2導電型のアノード層S3(第3半導体層)と、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3と電気的に接続されたアノード電極E2(第2電極)と、をさらに備える。
そして、半導体装置161は、ベース層S1とアノード電極E2との間に設けられ、ベース層S1とアノード電極E2との間に流れる電流を狭窄する第2絶縁層I2をさらに備え、アノード層S3は、第2絶縁層I2で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられる。
そして、半導体層161は、ベース層S1の第1面M1とは反対の第2面M2の側に設けられ、ベース層S1に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第2導電型のアノード層S3(第3半導体層)と、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3と電気的に接続されたアノード電極E2(第2電極)と、をさらに備える。
そして、半導体装置161は、ベース層S1とアノード電極E2との間に設けられ、ベース層S1とアノード電極E2との間に流れる電流を狭窄する第2絶縁層I2をさらに備え、アノード層S3は、第2絶縁層I2で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられる。
すなわち、アノード層S3(第3半導体層)は、第2面M2に対して平行な平面で切断した時の断面の大きさがベース層S1(第1半導体層)の断面よりも小さい部分S31を少なくとも一部を有している。そして、半導体装置161は、アノード層S3のベース層S1の断面よりも小さい部分S31を除いた部分に埋め込まれた部分を有する第2絶縁層I2をさらに備えている。アノード層S3において、断面の大きさがベース層S1の断面よりも小さい上記の部分S31は、第2絶縁層I2で狭窄された電流の経路である。
なお、後述するように、第2絶縁層I2は、アノード層S3のベース層S1の断面よりも小さい部分S31を除いた部分に埋め込まれた部分を有する、及び、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3の少なくとも一部を露出する、の少なくともいずれかで設けられる。
本具体例では、カソード層S2及びアノード層S3の両方が、その一部が削られ、その削られた部分に、第1絶縁層I1及び第2絶縁層I2がそれぞれ埋め込まれて設けられている。
このような構成の半導体装置161も、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
このような構成の半導体装置161も、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
また、図16(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置162では、アノード層S3の一部が削られ、その削られた部分に第2絶縁層I2が埋め込まれて設けられている。一方、カソード層S2の側では、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出するように設けられている。
このような構成の半導体装置162も、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
このような構成の半導体装置162も、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
なお、半導体装置161及び162のアノード側の部分の構造も、MOSFETの一部に寄生的に形成されるダイオードの構造とは異なる。
すなわち、半導体装置161及び162において、アノード電極E2は、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。また、第2絶縁層I2も、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。
すなわち、半導体装置161及び162において、アノード電極E2は、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。また、第2絶縁層I2も、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。
図17は、本発明の第3の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
図17(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置163では、カソード層S2の一部が削られ、その削られた部分に第1絶縁層I1が埋め込まれて設けられている。一方、アノード層S3の側では、第2絶縁層I2は、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3の少なくとも一部を露出するように設けられている。
図17(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置163では、カソード層S2の一部が削られ、その削られた部分に第1絶縁層I1が埋め込まれて設けられている。一方、アノード層S3の側では、第2絶縁層I2は、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3の少なくとも一部を露出するように設けられている。
図17(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置164では、カソード層S2の側では、第1絶縁層I1は、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出するように設けられている。一方、アノード層S3の側でも、第2絶縁層I2は、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3の少なくとも一部を露出するように設けられている。
このような構成の半導体装置163及び164も、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置を提供することができる。
なお、半導体装置163及び164のアノード側の部分の構造も、MOSFETの一部に寄生的に形成されるダイオードの構造とは異なる。
すなわち、半導体装置163及び164において、アノード電極E2は、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。また、第2絶縁層I2は、低濃度で不純物を含有するベース層S1(n−層)を別にして、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。
すなわち、半導体装置163及び164において、アノード電極E2は、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。また、第2絶縁層I2は、低濃度で不純物を含有するベース層S1(n−層)を別にして、高濃度で不純物を含有するp型の半導体層に接して設けられ、高濃度で不純物を含有するn型の半導体層には接しない。
なお、上記の半導体装置161、162、163及び164において、第1絶縁層I1は、カソード層S2の部分S21を除いた部分に埋め込まれ、または、カソード層S2のベース層S1とは反対の側に設けられ、カソード層S2の少なくとも一部を露出しており、第1絶縁層I1がベース層S1とカソード電極E1との間に設けられることで、ベース層S1とカソード電極E1とが直接接していない。すなわち、カソード層S2の断面がベース層S1よりも小さい部分が、ベース層S1とカソード電極E1との間の狭窄された電流経路となる。
そして、第2絶縁層I2は、アノード層S3の部分S31を除いた部分に埋め込まれ、または、アノード層S3のベース層S1とは反対の側に設けられ、アノード層S3の少なくとも一部を露出しており、第2絶縁層I2がベース層S1とアノード電極E2との間に設けられることで、ベース層S1とアノード電極E2とが直接接していない。すなわち、アノード層S3の断面がベース層S1よりも小さい部分が、ベース層S1とアノード電極E2との間の狭窄された電流経路となる。
(第4の実施の形態)
第4の実施形態は、本発明の実施形態をIGBTに応用した例である。
図18は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は、本実施形態に係る半導体装置181の構成を例示しており、同図(b)は、本実施形態に係る別の半導体装置182の構成をそれぞれ例示している。 ただし、これらの図は、本実施形態に係るIBGTの1つのセルの1/2の構造を例示しており、1つのセルは、これらの図中に例示された構造を図の上下で折り返した構造を有することができ、さらに、IGBTは、このような構造のセルを複数有することができる。
第4の実施形態は、本発明の実施形態をIGBTに応用した例である。
図18は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
すなわち、同図(a)は、本実施形態に係る半導体装置181の構成を例示しており、同図(b)は、本実施形態に係る別の半導体装置182の構成をそれぞれ例示している。 ただし、これらの図は、本実施形態に係るIBGTの1つのセルの1/2の構造を例示しており、1つのセルは、これらの図中に例示された構造を図の上下で折り返した構造を有することができ、さらに、IGBTは、このような構造のセルを複数有することができる。
図18(a)に表したように、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置181は、ベース層S1b(第1半導体層)と、コレクタ層S2b(第2半導体層)と、第1絶縁層I1bと、コレクタ電極E1b(第1電極)と、を備える。
コレクタ電極E1bは、ベース層S1bの第1面M1bの側に設けられる。
そして、第1絶縁層I1は、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間に設けられ、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間に流れる電流を狭窄する。
そして、コレクタ層S2bは、第1絶縁層I1bで狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1bに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、第1導電型を有する。
そして、第1絶縁層I1は、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間に設けられ、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間に流れる電流を狭窄する。
そして、コレクタ層S2bは、第1絶縁層I1bで狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、ベース層S1bに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有し、第1導電型を有する。
すなわち、コレクタ層S2bは、ベース層S1bの第1面M1bの側に設けられ、第1面M1bに対して平行な平面で切断した時の断面の大きさがベース層S1bの断面よりも小さい部分S21bを少なくとも一部に有し、ベース層S1bに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する。コレクタ層S2bにおいて、断面の大きさがベース層S1bの断面よりも小さい上記の部分S21bは、第1絶縁層I1bで狭窄された電流の経路である。
コレクタ層S2bは、p型の導電型を有する。ここで、p型の導電型を第1導電型とし、n型の導電型を第2導電型とする。ただし、本発明の実施形態において、第1導電型と第2導電型とを相互に入れ替えても良い。以下では、第1導電型がp型であり、第2導電型がn型であるとして説明する。すなわち、コレクタ層S2bはp+層である。
本具体例では、ベース層S1bは、n型の導電性を有する。すなわち、ベース層S1bはn−層である。
第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bの断面よりも小さい部分S21bを除いた部分に埋め込まれている。ただし、後述するように、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bの断面よりも小さい部分S21bを除いた部分に埋め込まれた部分を有する、及び、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に設けられ、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出する、の少なくともいずれかの状態で設けられる。本具体例では、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bの部分S21bを除いた部分に埋め込まれている。
そして、コレクタ電極E1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に設けられ、コレクタ層S2bの少なくとも一部と電気的に接続されている。
さらに、半導体装置181は、ベース層S1bの第1面M1bとは反対の第2面M2bの側に設けられ、ベース層S1bに含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第1導電型(p型)を有するエミッタ層S4b(第4半導体層)と、エミッタ層S4b内に設けられ、第2導電型を有するn+層S5b(第5半導体層)と、ベース層S1bとn+層S5bとの間のエミッタ層S4bにゲート絶縁膜GIを介して設けられたゲート電極GEと、エミッタ層S4bに電気的に接続されたエミッタ電極E2b(第2電極)と、を備える。
すなわち、本実施形態に係る半導体装置181は、IGBTのコレクタ層S2bの一部が削られ、その削られた部分に第1絶縁層I1bが埋め込まれて設けられている。
これにより、コレクタ層S2bの断面をベース層S1bよりも小さくし、コレクタ層S2bにおける不純物濃度を充分に高くしても、大電流駆動時に注入されて蓄積されるキャリアが少ないので、スイッチング損失が少なくできる。そして、小電流駆動時において、波形振動が抑えられる。そして、コレクタ層S2bが取り除かれた部分に第1絶縁層I1bを設け、コレクタ層S2bが取り除かれた部分において、コレクタ電極E1bとベース層S1bとの距離を一定以上にしてコレクタ層S2bの部分を除いてこれらを電気的に絶縁できるので、漏れ電流が大きくなることがない。
これにより、コレクタ層S2bの断面をベース層S1bよりも小さくし、コレクタ層S2bにおける不純物濃度を充分に高くしても、大電流駆動時に注入されて蓄積されるキャリアが少ないので、スイッチング損失が少なくできる。そして、小電流駆動時において、波形振動が抑えられる。そして、コレクタ層S2bが取り除かれた部分に第1絶縁層I1bを設け、コレクタ層S2bが取り除かれた部分において、コレクタ電極E1bとベース層S1bとの距離を一定以上にしてコレクタ層S2bの部分を除いてこれらを電気的に絶縁できるので、漏れ電流が大きくなることがない。
このように、本実施形態に係る半導体装置181によれば、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置であるIGBTを提供することができる。
なお、本具体例においては、エミッタ層S4bのベース層S1bとは反対の側に絶縁層I4bが設けられており、エミッタ電極E2bは、エミッタ層S4bと絶縁層I4bとを覆うように設けられている。このように、エミッタ電極E2bの一部がエミッタ層S4bの一部と接するようにすることで、電流の経路を狭窄することができ、これによって、さらに、蓄積されるキャリアを少なくし、スイッチング損失をさらに低減することもできる。
図18(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置182においては、コレクタ層S2bの断面は全てにおいて、ベース層S1bよりも小さい。そして、コレクタ層S2bの一部が削られて、コレクタ層S2bは、さらに断面が小さい部分S21bを有する。そして、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bの断面が小さい部分S21bを除いた部分に埋め込まれ、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出して、ベース層S1b及びコレクタ層S2bに接して設けられている。
このような構成を有する半導体装置182によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置であるIGBTを提供することができる。
なお、半導体装置181及び182において、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bの部分S21bを除いた部分に埋め込まれつつ、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間に設けられることで、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとが直接接していない。
図19は、本発明の第4の実施形態に係る別の半導体装置の構成を例示する模式的断面図である。
ただし、これらの図も、本実施形態に係るIBGTの1つのセルの1/2の構造を例示しており、1つのセルは、これらの図中に例示された構造を図の上下で折り返した構造を有することができ、さらに、IGBTは、このような構造のセルを複数有することができる。
図19(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置183においては、断面がベース層S1bよりも小さいコレクタ層S2bが設けられている。そして、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出するように設けられている。
ただし、これらの図も、本実施形態に係るIBGTの1つのセルの1/2の構造を例示しており、1つのセルは、これらの図中に例示された構造を図の上下で折り返した構造を有することができ、さらに、IGBTは、このような構造のセルを複数有することができる。
図19(a)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置183においては、断面がベース層S1bよりも小さいコレクタ層S2bが設けられている。そして、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出するように設けられている。
図19(b)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置184においては、断面がベース層S1bよりも小さいコレクタ層S2bが設けられ、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出するように設けられている。そして、ベース層S1bの第1面M1の側にn層S9bが設けられ、n層S9bの一部が除かれ、その部分にコレクタ層S2bが設けられている。
図19(c)に表したように、本実施形態に係る別の半導体装置185においては、断面がベース層S1bよりも小さいコレクタ層S2bが設けられ、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出するように設けられている。そして、ベース層S1bの第1面M1の側の一部が除かれ、その除かれた部分にn層S9bが設けられ、さらに、n層S9bの一部にコレクタ層S2bが設けられている。
このような構成を有する半導体装置183、184及び185によっても、漏れ電流など他の特性に悪影響を与えず、波形振動を抑制しスイッチング損失を低減した半導体装置であるIGBTを提供することができる。
なお、半導体装置181、182及び183において、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出しつつ、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間に設けられ、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとが直接接していない。すなわち、コレクタ層S2bの断面がベース層S1bよりも小さい部分が、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間の狭窄された電流経路となる。
また、半導体装置184及び185において、第1絶縁層I1bは、コレクタ層S2bのベース層S1bとは反対の側に、コレクタ層S2bの少なくとも一部を露出しつつ、ベース層S1b及びn層S9bと、コレクタ電極E1bとの間に設けられ、ベース層S1b及びn層S9bと、コレクタ電極E1bと、が直接接していない。すなわち、コレクタ層S2bの断面がベース層S1bよりも小さい部分が、ベース層S1bとコレクタ電極E1bとの間の狭窄された電流経路となる。
なお、上記で説明した第1〜第4の実施形態に係る半導体装置のいずれかにおいて、第1導電型及び第2導電型、すなわち、p型とn型とは相互に入れ替え可能である。
なお、上記で説明した各実施形態及びその変形例において、カソード層S2、アノード層S3、アノード層S2a、カソード層S3a、コレクタ層S2b、エミッタ層S4b、n+層S5b、n層S9、n層S9a及びn層S9bの不純物濃度は、既に図7において説明したような構成によって、複数の段階で変化しても良い。
なお、上記で説明した各実施形態及びその変形例において、カソード層S2、アノード層S3、アノード層S2a、カソード層S3a、コレクタ層S2b、エミッタ層S4b、n+層S5b、n層S9、n層S9a及びn層S9bの不純物濃度は、既に図7において説明したような構成によって、複数の段階で変化しても良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体装置を構成する半導体層、絶縁層及び電極などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した半導体装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
110〜116、121、122、125、126、131〜133、141、142、151、152、161〜164、181〜185、191〜193 半導体装置
301 MOSFET
304 ドレイン電極
305 n+層
306 n−層
307 p層
308 n+層
309 ゲート絶縁膜
310 ゲート電極
311 層間絶縁膜
312 ソース電極
E1 カソード電極(第1電極)
E1a アノード電極(第1電極)
E1b コレクタ電極(第1電極)
E2 アノード電極(第2電極)
E2a カソード電極(第2電極)
E2b エミッタ電極(第2電極)
GE ゲート電極
GI ゲート絶縁膜
I1、I1a、I1b 第1絶縁層
I2 第2絶縁層
I3 絶縁層
I4b 絶縁層
M1、M1a、M1b 第1面
M2、M2a、M2b 第2面
NA 不活性ドーパント層
S1、S1a、S1b ベース層(第1半導体層)
S2 カソード層(第2半導体層)
S21 部分
S21a 部分
S21b 部分
S2a アノード層(第2半導体層)
S2b コレクタ層(第2半導体層)
S3 アノード層(第3半導体層)
S31 部分
S3a カソード層(第3半導体層)
S4b エミッタ層(第4半導体層)
S5b n+層(第5半導体層)
S9、S9a、S9b n層
301 MOSFET
304 ドレイン電極
305 n+層
306 n−層
307 p層
308 n+層
309 ゲート絶縁膜
310 ゲート電極
311 層間絶縁膜
312 ソース電極
E1 カソード電極(第1電極)
E1a アノード電極(第1電極)
E1b コレクタ電極(第1電極)
E2 アノード電極(第2電極)
E2a カソード電極(第2電極)
E2b エミッタ電極(第2電極)
GE ゲート電極
GI ゲート絶縁膜
I1、I1a、I1b 第1絶縁層
I2 第2絶縁層
I3 絶縁層
I4b 絶縁層
M1、M1a、M1b 第1面
M2、M2a、M2b 第2面
NA 不活性ドーパント層
S1、S1a、S1b ベース層(第1半導体層)
S2 カソード層(第2半導体層)
S21 部分
S21a 部分
S21b 部分
S2a アノード層(第2半導体層)
S2b コレクタ層(第2半導体層)
S3 アノード層(第3半導体層)
S31 部分
S3a カソード層(第3半導体層)
S4b エミッタ層(第4半導体層)
S5b n+層(第5半導体層)
S9、S9a、S9b n層
Claims (5)
- 第1半導体層と、
前記第1半導体層の第1面の側に設けられた第1電極と、
前記第1半導体層と前記第1電極との間に設けられ、前記第1半導体層と前記第1電極との間に流れる電流を狭窄する第1絶縁層と、
前記第1絶縁層で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第1導電型の第2半導体層と、
を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 前記第1半導体層の第1面とは反対の第2面の側に設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する第2導電型の第3半導体層と、
前記第3半導体層の前記第1半導体層とは反対の側に設けられ、前記第3半導体層と電気的に接続された第2電極と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記第1半導体層と前記第2電極との間に設けられ、前記第1半導体層と前記第2電極との間に流れる電流を狭窄する第2絶縁層をさらに備え、
前記第3半導体層は、前記第2絶縁層で狭窄された電流の経路上に少なくとも設けられることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。 - 前記第1半導体層は第2導電型を有し、
前記第1半導体層の第1面とは反対の第2面の側に設けられ、前記第1半導体層に含有される不純物濃度よりも高い濃度で不純物を含有する前記第1導電型の第4半導体層と、
前記第4半導体層内に設けられ、前記第2導電型を有する第5半導体層と、
前記第1半導体層と前記第5半導体層との間の前記第4半導体層にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
前記第4半導体層に電気的に接続された第2電極と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記第2半導体層に含有される前記不純物の濃度は、前記第1半導体層の側よりも前記第1電極の側が高いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
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