JP2010084019A - 樹脂組成物及び硬化物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤、トリアジン骨格含有フェノール樹脂及びリモネン骨格含有フェノール樹脂からなる群から選択される一種以上の硬化剤と、ビスフェノール型エポキシ樹脂と、硬化促進剤と、シリカとが配合された樹脂組成物であって、前記ビスフェノール型エポキシ樹脂が、ビスフェノール又はその誘導体一分子にエポキシ基が二つ導入された化合物を、分子数の割合で79〜84%含有することを特徴とする樹脂組成物;かかる樹脂組成物を加熱硬化してなることを特徴とする硬化物。
【選択図】なし
Description
請求項1にかかる発明は、ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤、トリアジン骨格含有フェノール樹脂及びリモネン骨格含有フェノール樹脂からなる群から選択される一種以上の硬化剤と、ビスフェノール型エポキシ樹脂と、硬化促進剤と、シリカとが配合された樹脂組成物であって、前記ビスフェノール型エポキシ樹脂が、ビスフェノール又はその誘導体一分子にエポキシ基が二つ導入された化合物を、分子数の割合で79〜84%含有することを特徴とする樹脂組成物である。
請求項2にかかる発明は、前記ビスフェノール型エポキシ樹脂が、下記一般式(1)で表されるビスフェノールA型エポキシ樹脂であり、式中、n=0であるものを、分子数の割合で79〜84%含有することを特徴とする請求項1に記載の樹脂組成物である。
請求項4にかかる発明は、さらにフェノキシ樹脂が配合され、該フェノキシ樹脂の配合量が、溶剤成分を除く配合成分総量中5〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂組成物である。
請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂組成物を加熱硬化してなることを特徴とする硬化物である。
<樹脂組成物>
本発明の樹脂組成物は、ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤、トリアジン骨格含有フェノール樹脂及びリモネン骨格含有フェノール樹脂からなる群から選択される一種以上の硬化剤と、ビスフェノール型エポキシ樹脂と、硬化促進剤と、シリカとを含有する樹脂組成物であって、前記ビスフェノール型エポキシ樹脂が、ビスフェノール又はその誘導体一分子にエポキシ基が二つ導入された化合物を、分子数の割合で79〜84%含有することを特徴とする。
ここで、「分子数の割合」は、公知の分子量分布測定法の測定値から決定できる。そして分子量分布測定は、例えば、UV吸収の検出で行えば良い。
前記ビスフェノール型エポキシ樹脂は、ビスフェノール又はその誘導体とエポキシド誘導体とを反応させて得られるものであり、ビスフェノール又はその誘導体とエピクロルヒドリンとを反応させて得られるものが例示できる。なかでも好ましいものとして、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂等が例示でき、ビスフェノールA型エポキシ樹脂が特に好ましい。
一方、n=0であるものの割合が84%を超える場合には、硬化物は非常に均一で緻密となるが、緻密であるゆえに粗化処理時にエッチングされ難く、シリカの脱離性が悪化してしまう。さらに、膨潤処理及び粗化処理の条件を変化させても、粗化性が変化し難く、シリカの脱離性を改善できない。
表面粗さ(Ra)が250nmを超えると、粗化面が粗くなり過ぎて、様々な不具合が発生し易い。例えば、粗化処理後に無電解及び電解メッキを行い、銅のパターンを形成し、その後不要な部分に関しては、銅の除去を行うが、粗化面が粗い場合には、銅及びパラジウム等の金属の除去が不完全になり易い。さらに、今後の発展が予想されるファインパターン形成性に関しても、粗化面が粗い場合にはパターン形成が困難となり易い。
一方、表面粗さが30nm未満である場合には、本発明の硬化物を粗化処理したものに、例えば、銅等の金属メッキを行って金属層を形成した場合に、金属層と硬化体との間の密着性(ピール強度)が弱くなる恐れがある。また、前記金属層にパターン形成を行った後に、フィルム状の絶縁樹脂等を使用して、硬化体とパターンとを封止するように積層する場合に、フィルム状の絶縁樹脂等と硬化体との密着性が不十分になり、ドライフィルムが剥がれ易くなる恐れがある。
前記ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤、トリアジン骨格含有フェノール樹脂及びリモネン骨格含有フェノール樹脂からなる群から選択される一種以上の硬化剤(以下、硬化剤と略記する)としては、公知のものを適宜選択できる。なかでも、ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤又はジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤が好ましく、ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤がより好ましい。
前記硬化促進剤としては、公知のものを適宜選択できる。なかでも、イミダゾール骨格含有硬化促進剤、イミダゾリン骨格含有硬化促進剤又はトリアジン骨格含有硬化促進剤が好ましい。
イミダゾール骨格含有硬化促進剤、イミダゾリン骨格含有硬化促進剤又はトリアジン骨格含有硬化促進剤としては、イミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾリウムトリメリテイト、2,4−ジアミノ−6−〔2’−メチルイミダゾリル−(1’)〕−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−〔2’−ウンデシルイミダゾリル−(1’)〕−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−〔2’−エチル−4’−メチルイミダゾリル−(1’)〕−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−〔2’−メチルイミダゾリル−(1’)〕−エチル−s−トリアジンイソシアヌル酸付加物、2−フェニルイミダゾールイソシアヌル酸付加物、2−メチルイミダゾールイソシアヌル酸付加物、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾリン、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ベンズイミダゾール、2−メチルイミダゾリン、2−フェニルイミダゾリン、2,4−ジアミノ−6−ビニル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−ビニル−s−トリアジンイソシアヌル酸付加物、2,4−ジアミノ−6−メタクリロイルオキシエチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−メタクリロイルオキシエチル−s−トリアジンイソシアヌル酸付加物等が例示できる。
また、通常、シリカの表面処理に使用されるイミダゾールシラン等を硬化促進剤として使用しても良い。
また、溶剤成分を除く配合成分中の硬化促進剤の配合量は、通常1質量%以下で良く、0.5〜0.9質量%であることが好ましい。
シリカとしては、天然シリカ原料を粉砕して得られる結晶性シリカ、火炎溶融・粉砕して得られる破砕溶融シリカ、火炎溶融・粉砕・火炎溶融して得られる球状溶融シリカ、フュームドシリカ(アエロジル)、あるいはゾルゲル法シリカなどの合成シリカ等が挙げられる。合成シリカは、イオン性不純物を含んでいる場合が多いため、純度の面で溶融シリカが好ましく用いられる。
シリカの平均粒子径は50%となるメディアン径(d50)の値を採用することができ、レーザー回折散乱方式の粒度分布測定装置にて測定することが出来る。
また、溶剤成分を除く配合成分中のシリカの配合量は、15〜40質量%であることが好ましく、20〜35質量%であることがより好ましい。
前記シリカ成分は、100質量部の前記シリカが、0.5〜20質量部のシランカップリング剤で表面処理されたものが好ましく、1〜4.0質量部のシランカップリング剤で表面処理されたものがより好ましい。シラカップリング剤を0.5質量部以上とすることで、シリカ成分の分散性をより一層高めることができる。さらに、シリカ成分の分散性を高めることにより、粗化処理された硬化体表面の表面粗さのばらつきを小さくすることができる。さらに、硬化体のTgを高くすることができる。
シランカップリング剤で表面処理されたシリカは、未処理のシリカと同様に、溶剤に分散された状態でシリカスラリーとして使用できる。このようなシリカスラリーを使用することで、樹脂組成物の製造の際に、作業性及び生産性を高めることができる。
乾式法としては、シリカにシランカップリング剤を直接付着させ、シランカップリング剤とシリカとを脱水縮合させることにより、前記シリカ成分を得る方法が例示できる。
湿式法としては、シリカを含むシリカスラリーを攪拌しながらシランカップリング剤を添加し、攪拌した後、濾過、乾燥し、加熱によりシラン化合物とシリカとを脱水縮合させることで、前記シリカ成分を得る方法が例示できる。
本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を妨げない範囲内において、上記必須成分以外に、必要に応じてその他の任意成分を配合しても良い。任意成分としては、前記ビスフェノール型エポキシ樹脂と共重合可能な樹脂、前記硬化剤以外のその他の硬化剤、有機化層状珪酸塩等が好ましいものとして例示できる。
本発明においては、前記ビスフェノール型エポキシ樹脂以外に、該エポキシ樹脂と共重合可能な樹脂(以下、その他の樹脂と略記する)を併用しても良い。このような樹脂は、目的に応じて任意に選択できるが、好ましいものとして、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂が例示できる。
また、溶剤成分を除く配合成分中の、その他の樹脂の配合量は、5〜30質量%であることが好ましく、10〜20質量%であることがより好ましい。
本発明においては、前記ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤、トリアジン骨格含有フェノール樹脂及びリモネン骨格含有フェノール樹脂以外の、その他の硬化剤を併用しても良い。その他の硬化剤としては、好ましいものとして、アミン化合物が例示できる。
前記鎖状脂肪族アミンとしては、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシプロピレントリアミン等が例示できる。
前記環状脂肪族アミンとしては、メンセンジアミン、イソフォロンジアミン、ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、ジアミノジシクロヘキシルメタン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、N−アミノエチルピペラジン、3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン等が例示できる。
前記芳香族アミンとしては、m−キシレンジアミン、α−(m/p−アミノフェニル)エチルアミン、m−フェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルフォン、α,α−ビス(4−アミノフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン等が例示できる。
また、溶剤成分を除く配合成分中のアミン化合物の配合量は、通常1質量%以下で良く、0.2〜0.8質量%であることが好ましい。
本発明の樹脂組成物は、有機化層状珪酸塩が配合されたものでも良い。
有機化層状珪酸塩とは、樹脂中での分散性や劈開性を向上させるなどの目的で、公知の有機化処理がなされた層状珪酸塩のことを指す。ここで、層状珪酸塩とは、層間に交換性金属カチオンを有する層状の珪酸塩鉱物を意味し、天然物であっても良く、合成物であっても良い。そして、アスペクト比が大きい層状珪酸塩を用いることにより、樹脂組成物の機械的特性を向上させることができる。
また、溶剤成分を除く配合成分中の有機化層状珪酸塩の配合量は、樹脂組成物の用途に応じて適宜設定すれば良いが、通常1質量%以下で良く、0.2〜0.8質量%であることが好ましい。
シリカと有機化層状珪酸塩の配合割合(質量比)は1:0.05〜1:0.5であることが好ましい。有機化層状珪酸塩の割合が低いとシリカの脱離の向上効果が得られ難く、有機化層状珪酸塩の割合が多いと微細粗面を形成し難くなる。
前記添加剤の配合量は、目的に応じて適宜調整すれば良く、特に限定されない。
また、前記添加剤は、一種を単独で使用しても良いし、二種以上を併用しても良い。二種以上を併用する場合には、その組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すれば良い。
溶剤は、除去しても良いし、除去せずに樹脂組成物の硬化に供しても良い。
より具体的には、以下の手順で製造するのが好適である。すなわち、ビスフェノール型エポキシ樹脂と、必要に応じて任意成分であるその他の樹脂とを溶剤中で混合して均一にする。次いで、硬化剤を混合して均一にした後、シリカと必要に応じて任意成分とを混合してさらに均一にする。次いで、硬化促進剤を混合して均一にすることで、配合液を得る。得られた配合液は、そのまま樹脂組成物として使用しても良いし、溶剤を除去して樹脂組成物しても良い。
本発明の樹脂組成物は、加熱により硬化物とすることができる。具体的には、液状の樹脂組成物を、好ましくは脱気処理した後、例えば、所定の厚みとなるようにフィルム状に塗布するなど、所望の形態としてから加熱すれば良い。溶剤を含む樹脂組成物を使用する場合には、加熱硬化時に溶剤除去を同時に行っても良い。
粗化処理時の温度は、30〜85℃であることが好ましい。粗化処理の時間は、処理温度にもよるが、処理温度が上記範囲内である場合には、1〜10分間であることが好ましい。
粗化処理の回数は、適宜調整すれば良いが、通常は1〜2回で十分である。処理回数が多過ぎると、硬化物表面もそれだけ多く削られ、処理回数を増やしたことによる粗化効果の向上が実質的に見られないことがあり、凹凸面を明確に区別できなくなることもある。
膨潤処理時の温度は、30〜85℃℃であることが好ましい。湿潤処理の時間は、処理温度にもよるが、処理温度が上記範囲内である場合には、1〜20分間であることが好ましい。
表1及び2に示す組成で各成分を配合し、エポキシ樹脂を合成した後、これをフィルム状にキャストし、乾燥及び硬化を行い、厚さが40μmのフィルム状硬化物を得た(実施例1〜7、比較例1〜3)。また、得られた硬化物に対し、膨潤:60℃/20分、粗化:80℃/20分の条件で粗化処理した時の表面粗さ(Ra)を測定した。詳細は、下記の通りである。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(828−US、ジャパンエポキシレジン株式会社製)18.32gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)14.26gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)10.13gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)17.30gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)36.67gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.37g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(828、ジャパンエポキシレジン株式会社製)18.32gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)14.26gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)10.13gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)17.30gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)36.67gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.37g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(850A、DIC株式会社製)18.32gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)14.26gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)10.13gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)17.30gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)36.67gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.37g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(828−US、ジャパンエポキシレジン株式会社製)18.32gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)12.65gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)8.85gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)15.57gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.23gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)32.53gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.04g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.33g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(850A、DIC株式会社製)18.32gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)13.59gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)8.50gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−H、明和化成株式会社製)15.50gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)34.95gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.35g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(828−US、ジャパンエポキシレジン株式会社製)18.32gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)14.26gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)10.13gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)17.30gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)36.67gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2P4MZ(四国化成工業株式会社製)0.13g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.37g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(828−US、ジャパンエポキシレジン株式会社製)18.32gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)15.80gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)15.13gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)21.62gを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)40.62gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2P4MZ(四国化成工業株式会社製)0.13g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.41g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
本発明におけるビスフェノール型エポキシ樹脂に該当しない(n=0であるものの分子数の割合が79〜84%ではない)ビスフェノールA型エポキシ樹脂(RE410S、日本化薬株式会社製)17.25gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)13.87gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)9.71gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)17.30gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)35.66gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.36g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
本発明におけるビスフェノール型エポキシ樹脂に該当しない(n=0であるものの分子数の割合が79〜84%ではない)ビスフェノールA型エポキシ樹脂(RE410S、ジャパンエポキシレジン株式会社製)17.25gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX8100H30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分濃度30wt%)16.19gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)9.71gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−H、明和化成社株式会社製)15.57gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJB、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)35.66gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.36g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
本発明におけるビスフェノール型エポキシ樹脂に該当しない(n=0であるものの分子数の割合が79〜84%ではない)ビスフェノールA型エポキシ樹脂(828XA、ジャパンエポキシレジン株式会社)製)21.70gと、多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製)2.58gと、フェノキシ樹脂(YX6954BH30、ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)15.92gと、溶剤としてジメチルホルムアミド(和光純薬工業株式会社製)9.71gとを混合し、均一な溶液にした後、ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤(MEH7851−4H、明和化成株式会社製)17.30gと、アミン系硬化剤(DICY、アデカレジン株式会社製)0.25gとを混合して完全に均一になるまで攪拌した。そこに、溶剤中に分散済みのシリカスラリー(SC1050−FJC、アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)41.35gを混合して、完全に均一になるまで攪拌した。次いで、イミダゾール骨格含有促進剤(2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)0.05g、及びIM−1000(日鉱金属株式会社製)0.36g)を添加して、完全に均一になるまで攪拌した。得られた配合塗液は、自転・公転方式ミキサー(泡とり連太郎、株式会社シンキー製)を使用して脱泡させ、その後、所定のフィルム厚みとなるようにキャストし、100℃で3分乾燥し、次いで150℃で1時間硬化させた。
得られた硬化物は、黄色味のある乳白色であった。
(1)ビスフェノールA型エポキシ樹脂
A1;828−US(ジャパンエポキシレジン株式会社製)
A2;828(ジャパンエポキシレジン株式会社製)
A3;850A(DIC株式会社製)
A4;RE410S(日本化薬株式会社製)
A5;828XA(ジャパンエポキシレジン株式会社製)
(2)多官能ビフェニル骨格含有エポキシ樹脂
B1;NC3000H(日本化薬株式会社製)
(C)フェノキシ樹脂
C1;YX6954BH30(ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分35wt%)
C2;YX8100H30(ジャパンエポキシレジン株式会社製、固形分30wt%)
(D)ビフェニル骨格含有フェノール型硬化剤
D1;MEH7851−4H(明和化成株式会社製)
D2;MEH7851−H(明和化成株式会社製)
(E)アミン系硬化剤
E1;DICY(アデカレジン株式会社製)
(F)シリカ
F1;SC1050−FJB(アドマテックス株式会社製、シリカ分50wt%)、溶剤中に分散済みのシリカスラリー
(G)硬化促進剤
G1;2MAOK−PW(四国化成工業株式会社製)、イミダゾール
G2;2P4MZ(四国化成工業株式会社製)、イミダゾール骨格含有促進剤
G3;IM−1000(日鉱金属株式会社製)、イミダゾールシラン
Claims (5)
- ビフェニル骨格含有フェノール系硬化剤、ジシクロペンタジエン骨格含有フェノール系硬化剤、トリアジン骨格含有フェノール樹脂及びリモネン骨格含有フェノール樹脂からなる群から選択される一種以上の硬化剤と、ビスフェノール型エポキシ樹脂と、硬化促進剤と、シリカとが配合された樹脂組成物であって、
前記ビスフェノール型エポキシ樹脂が、ビスフェノール又はその誘導体一分子にエポキシ基が二つ導入された化合物を、分子数の割合で79〜84%含有することを特徴とする樹脂組成物。 - 前記シリカの配合量が、溶剤成分を除く配合成分総量中15〜40質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- さらにフェノキシ樹脂が配合され、該フェノキシ樹脂の配合量が、溶剤成分を除く配合成分総量中5〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂組成物を加熱硬化してなることを特徴とする硬化物。
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