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JP2010068494A - 携帯機器 - Google Patents

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JP2010068494A JP2008235759A JP2008235759A JP2010068494A JP 2010068494 A JP2010068494 A JP 2010068494A JP 2008235759 A JP2008235759 A JP 2008235759A JP 2008235759 A JP2008235759 A JP 2008235759A JP 2010068494 A JP2010068494 A JP 2010068494A
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Akira Yukitake
雪竹  晶
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Olympus Imaging Corp
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Abstract

【課題】他の外部機器との間でデータの送受信を簡単に行うことができる携帯機器を提供すること。
【解決手段】近接通信部19は、起動時においてその存在を報知する通信信号を定期的に送出するようになっており、近接された他のデジタルカメラ1の近接通信部19との間で近接無線通信を行う。姿勢検出部13は、カメラ本体3の姿勢を検出する。送受信制御部211は、カメラ本体3の姿勢および/または変位をもとに通信開始指示を判定する。そして、送受信制御部211は、通信開始指示があった場合に近接通信部19を起動する。
【選択図】図7

Description

本発明は、携帯機器に関するものである。
例えば携帯機器間で無線通信を行い、一方の携帯機器に記録されたデータを他方の携帯機器に送信するといったことが一般的に行われている。
一方で、物体の動きを検出したり、タッチデバイスに対する指の動き等を検出することで直感的な操作入力を実現する装置が知られている(例えば特許文献1,2を参照)。すなわち、特許文献1には、ユーザが把持または着用する物体の動作を検出し、その動作パターンに応じて制御対象機器の動作制御を行う技術が開示されている。また、特許文献2には、直感的な手のコンフィギュレーションと動きによって、タイプ入力等の手操作入力を実現する装置が開示されている。
特開2005−59812号公報 特表2002−501271号公報
特許文献1,2のように、従来から直感的な操作入力を実現する技術が知られているが、いずれの技術においても、ユーザが操作する装置(特許文献1であればユーザが把持または着用する物体であり、特許文献2であればユーザが操作入力を行う手操作入力装置)の電源が投入されていることが前提となっている。しかしながら、上記のように携帯機器間でデータを送受する場合、相手機器との間で通信を行うための通信部を常に起動しておくこととすると消費電力が増大してしまうという問題があった。一方で、通信時にのみ通信部を起動するためには、ユーザは、データを送信する側と受信する側のそれぞれの携帯機器に対して通信開始の指示を操作入力して通信部を起動させる必要があり、手間であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、他の外部機器との間でデータの送受信を簡単に行うことができる携帯機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる携帯機器は、外部機器との間で近接無線通信を行う近接通信部と、前記近接通信部を介し、前記外部機器に対するデータの送信および/または前記外部機器から送信されたデータの受信を制御する送受信制御部と、装置本体の姿勢および/または変位を検出する姿勢/変位姿勢検出部と、を備え、前記送受信制御部は、前記姿勢/変位姿勢検出部によって検出された前記装置本体の姿勢および/または変位に応じて、前記近接通信部を起動することを特徴とする。
また、本発明にかかる携帯機器は、上記の発明において、前記送受信制御部は、前記姿勢/変位姿勢検出部によって検出された前記装置本体の姿勢および/または変位に応じて、前記データの送信と前記データの受信とを切り換えて制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる携帯機器は、上記の発明において、被写体像を撮像して撮影データを生成する撮像部と、前記撮影データを記録する記録部と、前記撮像部によって撮影データを生成する撮影モードまたは前記記録部に記録された撮影データを表示部に表示する表示モードを動作モードとして設定する設定部と、を備え、前記送受信制御部は、前記設定部によって設定されている動作モードを加味して前記近接通信部を起動することを特徴とする。
また、本発明にかかる携帯機器は、上記の発明において、前記送受信制御部は、前記設定部によって表示モードが設定されている場合であって、前記姿勢/変位姿勢検出部によって予め設定された前記装置本体の所定の姿勢および/または変位が検出された場合に、前記近接通信部を起動することを特徴とする。
また、本発明にかかる携帯機器は、上記の発明において、前記装置本体の背面に配設された表示部を備え、前記表示部が配設された前記装置本体の背面側に前記近接通信部のアンテナが配置されており、前記アンテナの配置によって、前記近接通信部を介して前記外部機器との間で近接無線通信を行うときの前記装置本体の前記外部機器に対する向きが規定されたことを特徴とする。
また、本発明にかかる携帯機器は、外部機器との間で近接無線通信を行う近接通信部と、前記近接通信部を介し、前記外部機器に対するデータの送信および前記外部機器から送信されたデータの受信を制御する送受信制御部と、装置本体の姿勢を検出する姿勢検出部と、を備え、前記送受信制御部は、前記姿勢検出部によって検出された前記装置本体の姿勢に応じて、前記データの送信と前記データの受信とを切り換えて制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる携帯機器は、被写体像を撮像して撮影データを生成する撮像部と、前記撮影データを記録する記録部とを備えた携帯機器であって、前記撮像部によって撮影データを生成する撮影モードまたは前記記録部に記録された撮影データを表示部に表示する表示モードを動作モードとして設定する設定部と、外部機器との間で近接無線通信を行う近接通信部と、前記近接通信部を介し、前記外部機器に対するデータの送信および前記外部機器から送信されたデータの受信を制御する送受信制御部と、を備え、前記送受信制御部は、前記設定部によって設定されている動作モードに応じて前記データの送信と前記データの受信とを切り換えて制御することを特徴とする。
本発明によれば、装置本体の姿勢および/または変位に応じて近接通信部を起動することができる。したがって、装置本体を所定の姿勢および/または変位に従って動かすだけでよいため、通信開始の指示を操作入力することなく簡単に、外部機器との間でデータの送受信を行うことができるという効果を奏する。
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
(実施の形態1)
図1は、本発明の携帯機器を適用したデジタルカメラ1の前面側を示す概略斜視図であり、図2は、デジタルカメラ1の背面側を示す概略斜視図である。図1に示すように、デジタルカメラ1は、カメラ本体3の前面に撮像レンズ4が配設され、この撮像レンズ4を通して入射する被写体像を撮像する撮像部11(図7を参照)をカメラ本体3の内部に備えている。一方、カメラ本体3の上面には、撮影タイミングを指示するためのレリーズスイッチ5が配設されている。そして、カメラ本体3の背面には、各種画面を表示する表示部16、電源投入やモードの選択といった各種操作を入力するための固有の機能が割り当てられた複数のボタンスイッチ7等が配設されている。また、カメラ本体3の前面側からみて左側の端部部分がユーザの右手により保持されるグリップ部8を形成しており、上面のレリーズスイッチ5や背面のボタンスイッチ7は、グリップ部8を保持した状態で操作可能な位置に配置されている。
そして、デジタルカメラ1の電源を投入(ON)し、撮影モードを選択すると、デジタルカメラ1は撮影可能な状態となり、撮像レンズ4を通して入射する被写体像がライブビュー画像としてリアルタイムに表示部16に表示されるようになっている。ユーザは、グリップ部8を保持してカメラ本体3を構え、表示部16のライブビュー画像を見ながらレリーズスイッチ5を押下して静止画や動画を撮影し、あるいは撮影した静止画や動画を表示部16に表示(再生)して楽しむ。
このデジタルカメラ1は、図2に示すように、カメラ本体3の背面側の所定位置において、外部機器である他のデジタルカメラ1と近接無線通信を行うための近接通信部19を内蔵している。
図3は、デジタルカメラ1間で通信を行う様子を側面側から示した説明図であり、図3では、一方をデジタルカメラ1−1とし、他方をデジタルカメラ1−2としている。デジタルカメラ1−1および1−2の近接通信部19は、そのアンテナがカメラ本体3の背面側に配置されるように具備されており、図3に示すように、カメラ本体3の背面同士が近づけられ、各々の近接通信部19が互いに通信可能圏内に近接されると、これらの間で通信が確立されるようになっている。このように、実施の形態1では、近接通信部19の配置によって通信時におけるカメラ本体3の前後方向の姿勢を規定している。すなわち、カメラ本体3の背面を対向させた状態でこれらを近づけると通信が確立される一方、カメラ本体3の前面を対向させて近づけたり、カメラ本体3の前面と背面とを対向させて近づけても通信が確立されない。
このデジタルカメラ1は、カメラ本体3に内蔵された姿勢検出部13および変位検出部14(図7を参照)によってカメラ本体の姿勢および変位を検出し、検出した姿勢および変位をもとに通信開始指示を判定しており、通信開始指示があった場合に近接通信部19を起動する。ここで、近接通信部19は、起動時においてその存在を報知する通信信号を定期的に送出するようになっており、通信を行う少なくとも一方のデジタルカメラ1(例えば図3のデジタルカメラ1−1)において近接通信部19が起動されていれば、その近接通信部19から送出される通信信号によって他方のデジタルカメラ1(例えば図3のデジタルカメラ1−2)の近接通信部19を自動的に起動することができる。
図4は、通信開始指示を説明する説明図である。実施の形態1では、例えば、カメラ本体3の背面が鉛直下方に向いた状態で鉛直下方にスライド移動する変位を通信開始指示として検出する。すなわち、ユーザは、近接通信部19を起動して通信を開始したい場合には、デジタルカメラ1−1のカメラ本体3の背面を下にした状態で、図4中に矢印A2で示すように鉛直下方にスライドさせて動かす。このようにしてカメラ本体3を動かすと、近接通信部19が起動されるようになっており、他のデジタルカメラ1との通信が可能となる。
そして、実際に他のデジタルカメラ1との間でデータを送受するために、デジタルカメラ1は、姿勢検出部13が検出した姿勢検出の結果をもとに図3の状態を検出する。具体的には、デジタルカメラ1は、図3のデジタルカメラ1−1のようにカメラ本体3の背面側が鉛直下方を向いた状態を送信姿勢として検出するとともに、図3のデジタルカメラ1−2のようにカメラ本体3の前面側が鉛直下方を向いた状態を受信姿勢として検出する。カメラ本体3の送信姿勢を検出したデジタルカメラ1は、通信相手の他のデジタルカメラ1に対するデータの送信処理を行う。一方、カメラ本体3の受信姿勢を検出したデジタルカメラ1は、通信相手の他のデジタルカメラ1からのデータの受信処理を行う。
ここで、デジタルカメラ1間で送受信されるデータは、例えばデジタルカメラ1に記録されている撮影データであり、例えば、デジタルカメラ1で撮影された静止画や動画のデータである。このとき、撮影された全ての静止画および動画のデータを送信することとしてもよいし、これらの中からユーザが指定したデータを送信することとしてもよい。また、動画の撮影中に録音された音データ等、デジタルカメラ1で録音された音データを送信するようにしてもよい。
図5は、撮影時や再生時等、通常使用時のカメラ本体3の把持状態を示す図である。また、図6は、通信時のカメラ本体3の把持状態を示す図である。ユーザは、他のデジタルカメラ1との間でデータを送受信したい場合には、図5に示す通常使用時の把持状態、すなわち表示部16を手前にした把持状態からカメラ本体3を水平方向に回転させて裏返し、図6に示す通信時の把持状態、すなわち撮像レンズ4を手前にした把持状態へと持ち替える。その後、カメラ本体3を鉛直下方にスライドさせて動かすことで近接通信部19を起動し、背面同士が対向するように通信相手の他のデジタルカメラ1にカメラ本体3を近づけて通信を確立させるが、このとき、データを送信する側のデジタルカメラ1を送信姿勢にし、データを受信する側のデジタルカメラ1を受信姿勢にする。以下、近接無線通信によってデータの送受信を行う通信相手の他のデジタルカメラ1を、適宜「相手カメラ」と称す。
図7は、デジタルカメラ1の主要内部構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、デジタルカメラ1は、撮像部11、画像処理部12、姿勢検出部13、変位検出部14、操作部15、表示部16、記録部17、時計部18、近接通信部19、制御部21等を備える。
撮像部11は、撮像レンズ4を通して入射する被写体像を光電変換し、アナログ電気信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を含み、撮像素子からのアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換して画像データを出力する。
画像処理部12は、撮像部11から出力された画像データに対して各種の画像処理を施すとともに、記録用や表示用に適した画像データに変換する処理を行う。例えば、撮影画像の画像データを記録する際、あるいは記録されている画像データを表示する際等に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸張処理を行う。
姿勢検出部13は、カメラ本体3の姿勢を検出するためのものであり、公知の傾斜センサ等で実現される。一方、変位検出部14は、カメラ本体3の変位を検出するためのものであり、カメラ本体3に生じる加速度を検出する公知の加速度センサや、カメラ本体3が回転したときの角速度を検出する公知の角速度センサ等で実現される。なお、従来から、手ぶれによる画像ぶれを補正するために角速度センサや加速度センサを備えたデジタルカメラが知られており、このようなデジタルカメラに適用する場合には、新たな構成を追加することなくカメラ本体3の変位を検出することができる。
図8は、姿勢検出部13によるカメラ本体3の姿勢検出および変位検出部14によるカメラ本体3の変位検出を説明するための図である。図8に示すように、例えば、デジタルカメラ1の光学系(撮像レンズ4)の光軸方向をZ軸方向とし、Z軸方向に垂直な平面(撮像素子の撮像面)をXY平面として各軸方向を定義する。ここで、X,Y,Z軸は、デジタルカメラ1に固定されたローカルな座標軸であり、カメラ本体3の姿勢とは無関係である。
姿勢検出部13は、カメラ本体3内部の適所に配設されており、XZ平面における重力方向を姿勢情報として出力する。一方、変位検出部14は、X,Y,Z軸の各軸方向の加速度を個別の加速度センサや3軸の加速度センサによって検出し、X,Y,Z軸の各軸回りの角速度を個別のジャイロ等によって検出する。そして、変位検出部14は、加速度センサの検出結果をもとにカメラ本体3の移動量を検出するとともに、角速度センサの検出結果をもとにカメラ本体3の回転量を検出し、カメラ本体3の変位として検出する。
図9および図10は、傾斜センサを用いたカメラ本体3の姿勢の検出原理の一例を説明する図である。図9または図10に示すように、傾斜センサは、内部に閉空間312が形成され、この閉空間312にボール部材313が移動自在に収納されたケース部材311と、閉空間312内の適所に配置されたLED等の発光部314およびフォトダイオード等の1対の受光部315,316とを備え、発光部314が発した光を各受光部315,316で検知することによってカメラ本体3に対する重力の方向をX軸方向およびZ軸方向の4方向で検出する。この姿勢検出部13は、対向する受光部315,316が前述のローカルなX軸方向に沿って配置されるようにカメラ本体3に設けられる。
例えば、図9に示すように、閉空間312内においてボール部材313が受光部315の直前に移動した場合には、受光部315の手前においてボール部材313が発光部314からの光を遮る。このため、受光部316は光を検知するが、受光部315は光を検知しない。このような場合には、姿勢検出部13は、カメラ本体3の重力方向をローカルなX軸の負の方向として検出する。一方、図10に示すように、閉空間312内においてボール部材313が発光部314の反対側に移動した場合には、ボール部材313は発光部314からの光を遮らない。このため、受光部315および316がともに光を検知する。このような場合には、姿勢検出部13は、カメラ本体3の重力方向をローカルなZ軸の負の方向として検出し、カメラ本体3の姿勢を、図3のデジタルカメラ1−1のように背面側が鉛直下方を向いた状態(送信姿勢)として検出する。なお、図示しないが、図9または図10の閉空間312内においてボール部材313が発光部314の直前に移動した場合には、発光部314の光をボール部材313が遮断するため、受光部315および316がともに光を検知しない。このような場合には、姿勢検出部13は、カメラ本体3の重力方向をローカルなZ軸の正の方向として検出し、カメラ本体3の姿勢を、図3のデジタルカメラ1−2のように前面側が鉛直下方を向いた状態(受信姿勢)として検出する。
また、図11,図12−1〜3は、加速度センサを用いたカメラ本体3の移動量の検出原理の一例を説明する図である。図11に示すように、加速度センサは、チップ表面に固定された固定電極321,323と、この固定電極321,323上に架橋され、加速度に起因して矢印A4の方向に移動する可動電極325とを有する。そして、固定電極321と可動電極325との間の静電容量の変化および固定電極323と可動電極325との間の静電容量の変化を検出して加速度を検出する。この加速度センサの出力(図12−1)を積分することで速度が得られ(図12−2)、さらに積分することで移動量が得られる(図12−3)。
そして、図13,図14は、角速度センサを用いたカメラ本体3の回転量の検出原理の一例を説明する図である。図13に示すように、角速度センサは、圧電セラミック素子が形成された一対の振動体331,333を有し、この振動体331,333を図13中に示す振動方向に振動させた状態で、コリオリ力を利用して角速度を検出するものである。そして、この角速度センサの出力を積分することで回転量が得られる(図14)。
図7に示す操作部15は、設定部として、撮影の開始指示、静止画撮影や動画撮影等の撮影モード、再生モード、通信モードといったモードの選択操作、撮影条件の設定操作等、ユーザによる各種操作を受け付けて操作信号を制御部21に通知するためのものである。この操作部15は、図1のレリーズスイッチ5やボタンスイッチ7を含む。
表示部16は、撮影された静止画や動画、ライブビュー画像の他、デジタルカメラ1の各種設定情報等を表示するためのものであり、LCD(Liquid Crystal Display)やELディスプレイ(Electroluminescence Display)等の表示装置で実現される。この表示部16には、撮影モード中は例えば1フレーム毎にライブビュー画像が再描画されて動画的に連続表示され、再生モード中は撮影された静止画や動画が表示される。
記録部17は、デジタルカメラ1を動作させ、このデジタルカメラ1が備える種々の機能を実現するための各種のカメラプログラムや、このカメラプログラムの実行中に使用されるデータ等を記録しておくためのものであり、撮影された静止画データ、動画データ、音データ等の撮影データや、相手カメラ1から受信した撮影データ等を記録しておくためのものである。この記録部17は、更新記録可能なフラッシュメモリ等のROMやRAMといった各種ICメモリ、内蔵あるいはデータ通信端子で接続されたハードディスク、メモリカード等の情報記録媒体およびその読み書き装置等によって実現されるものであり、用途に応じた記録装置を適宜採用して用いることができる。
時計部18は、日付および時刻を計時するためのものである。この時計部18が計時する現在時刻によって、静止画や動画の撮影日および撮影時刻が特定され、撮影された静止画や動画は、撮影日および撮影時刻とともに記録部17に記録されるようになっている。
近接通信部19は、相手カメラ1との間で近接無線通信を行うためのものであり、アンテナによって相手カメラ1の近接通信部19との間で電波信号を送受信し、受信信号を復調処理するとともに、送信信号を変調処理する送受信回路等で構成される。この近接通信部19は、前述のように、起動時においてその存在を報知する通信信号を定期的に送出するとともに、他のデジタルカメラ1の近接通信部19から送出された通信信号を検知して停止状態または待機状態から復帰し、他のデジタルカメラ1との間で通信を確立するようになっている。
制御部21は、CPU等で実現され、操作部15からの操作信号等に応じて記録部17からカメラプログラムを読み出して実行し、デジタルカメラ1を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行ってデジタルカメラ1の動作を統括的に制御する。この制御部21は、近接通信部19を介して相手カメラ1にデータを送信し、相手カメラ1から送信されたデータを受信する制御を行う送受信制御部211を含み、上記したカメラプログラムは、制御部21を送受信制御部211として機能させるためのプログラムを含む。送受信制御部211は、カメラ本体3の姿勢および変位をもとに通信開始指示を判定し、通信開始指示があった場合に近接通信部19を起動するとともに、カメラ本体3の姿勢が送信姿勢なのか受信姿勢なのかに応じて、近接通信部19によって相手カメラ1との間で通信が確立した際に行う相手カメラ1に対するデータの送信と相手カメラ1から送信されたデータの受信とを切り換えて制御する。
次に、デジタルカメラ1が行う処理手順について説明する。図15は、実施の形態1のデジタルカメラ1が行う基本処理の手順を示すフローチャートである。電源投入時、デジタルカメラ1は、ユーザ操作によって選択されるモードに応じた処理を行う。すなわち、図15に示すように、現在選択されているモードが撮影モードの場合には(ステップa1:Yes)、制御部21は、撮像部11を起動して画像を取り込み(ステップa3)、取り込んだ画像をライブビュー画像として表示部16に表示する処理を行う(ステップa5)。そして、撮影指示がない間は(ステップa7:No)、ステップa3に戻って処理を繰り返し、ライブビュー画像を1フレーム毎に更新表示させる。
そして、レリーズスイッチ5が押下されて撮影が指示された場合には(ステップa7:Yes)、静止画または動画の撮影処理を行う(ステップa9)。すなわち、静止画撮影を行う場合には1回の撮影処理を行い、1枚の静止画データを生成して記録部17に記録する。一方、動画撮影を行う場合であれば、静止画データを連続的に生成して動画データとして記録部17に記録する。そして、制御部21は、撮影された静止画データまたは動画データの記録を終えると(ステップa11:Yes)、ステップa13に移行する。なお、動画撮影時において、図示しないマイクによって集音される音声等の音の録音処理を行い、音データを生成して動画データと併せて記録することとしてもよい。
ステップa13では、制御部21は、撮影モードの終了判定を行い、終了する場合には(ステップa13:Yes)、ステップa39に移行する。撮影モードを終了しない場合には(ステップa13:No)、制御部21は、ステップa3に戻る。
現在のモードが撮影モードではなく(ステップa1:No)、再生モードの場合には(ステップa15:Yes)、制御部21は、記録部17に記録されている撮影データを順次読み出して再生処理を行う(ステップa17)。このとき、過去に静止画撮影された静止画データや動画撮影された動画データを先ずサムネイル形式で一覧表示させることとしてもよい。そして、一覧の中から選択されたものを再生表示することとしてもよい。また、動画を再生する際に、動画データと併せて記録されている音データを、図示しないスピーカから音出力するようにしてもよい。なお、ここで再生する撮影データは、自機で撮影した撮影データの他、後述のステップa33で相手カメラ1から受信した撮影データを含む。
再生処理を終えると、再生する撮影画像の選択操作を受け付ける。そして、再生する撮影画像の選択操作がない場合には(ステップa19:No)、ステップa23に移行する。一方、選択操作があれば(ステップa19:Yes)、制御部21は、再生画像を選択された撮影画像に切り換えて表示部16に表示し(ステップa21)、その後ステップa23に移行する。
ステップa23では、制御部21は、再生モードの終了判定を行い、終了する場合には(ステップa23:Yes)、ステップa39に移行する。再生モードを終了しない場合には(ステップa23:No)、制御部21は、ステップa19に戻る。
また、デジタルカメラ1の電源投入時、制御部21は、姿勢検出部13による姿勢検出の結果および変位検出部14による変位検出の結果をもとにして通信開始指示を検出しており、通信開始指示を検出した場合に近接通信部19を起動するようになっている。すなわち、先ず、姿勢検出部13によってカメラ本体3の姿勢を検出するとともに、変位検出部14によってカメラ本体3の変位を検出する(ステップa25)。そして、制御部21は、通信開始指示があった場合、すなわち図4に示したカメラ本体3の背面を下にした鉛直下方へのスライド移動を検出した場合に(ステップa26:Yes)、送受信制御部211が近接通信部19を起動して通信信号の送出を開始し(ステップa27)、その後ステップa29に移行する。なお、このとき、通信開始指示として、単にカメラ本体3の背面を下にした鉛直下方へのスライド移動を検出するだけでなく、スライド移動の速度を加味して通信開始指示を検出するようにしてもよい。
そして、続くステップa29では、相手カメラ1との間で通信が確立した場合を監視している。なお、ここで監視する相手カメラ1との通信は、前述のステップa26で通信開始指示が検出された場合であれば、ステップa27で近接通信部19が送出を開始した通信信号を相手カメラ1が受信し、受信した通信信号によって相手カメラ1が自動的に近接通信部19を起動することで実現される。一方、自機による通信開始指示が検出されない場合(ステップa26:No)であっても、相手カメラ1側で通信開始指示がなされており、相手カメラ1から通信信号が送出されていれば、これらのカメラ本体3同士が近づけられて相手カメラ1からの通信信号を受信することで実現される。
そして、デジタルカメラ1の電源投入時に相手カメラ1との間で通信が確立すると(ステップa29:Yes)、送受信制御部211は、姿勢検出部13による姿勢検出の結果をもとにしてカメラ本体3の送信姿勢または受信姿勢を検出する。すなわち、送受信制御部211は、カメラ本体3が送信姿勢の場合には(ステップa31:Yes)、送信モードとなって送信制御処理を行い(ステップa33)、その後ステップa37に移行する。一方、カメラ本体3の姿勢が送信姿勢でなく(ステップa31:No)、受信姿勢の場合には(ステップa34:Yes)、送受信制御部211は、受信モードとなって受信制御処理を行い(ステップa35)、その後ステップa37に移行する。なお、受信姿勢でもない場合には(ステップa34:No)、ステップa37に移行する。
すなわち、ステップa37では、送受信制御部211は、近接通信部19を停止状態にし、ステップa39に移行する。
そして、ステップa39では、制御部21は、基本処理を終了するか否かを判定する。例えば、ボタンスイッチ7の操作によって電源OFFが指示された場合に、本処理を終える(ステップa39:Yes)。一方、終了しない場合には(ステップa39:No)、ステップa1に戻る。
ここで、送受信制御部211が行う送信制御処理および受信制御処理について説明する。図16は、送信制御処理および受信制御処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。ここで、自機の姿勢が送信姿勢であれば、図16中の左側に示す送信制御処理を行い、受信姿勢であれば、図16中の右側に示す受信制御処理を行う。
図16に示すように、送信制御処理では、送受信制御部211は、通信が確立した相手カメラ1に受信依頼を通知し(ステップb1)、その後、送信依頼の通知の有無を判定する。
ここで、送信制御処理は、カメラ本体3が送信姿勢の状態で相手カメラ1との通信が確立した場合に実行される処理であり、受信制御処理は、カメラ本体3が受信姿勢の状態で相手カメラ1との通信が確立した場合に実行される処理である。換言すると、通信が確立したときのデジタルカメラ1の姿勢と関係なく、相手カメラ1は受信姿勢でなければ受信制御処理を実行せず、後述の送信依頼の通知(ステップc5)を行わない。同様に、通信が確立したときのデジタルカメラ1の姿勢と関係なく、相手カメラ1は送信姿勢でなければ送信制御処理を実行せず、前述の受信依頼の通知(ステップb1)を行わない。
このため、受信制御処理では、送受信制御部211は先ず、受信依頼の通知の有無を判定する。そして、送信依頼の通知がない場合には(ステップc1:No)、相手カメラ1がデータを送信する状態(送信姿勢)ではないので、送受信制御部211は、その旨を警告表示する処理を行い(ステップc3)、受信制御処理を終えて図15のステップa35にリターンする。送信依頼の通知があったならば(ステップc1:Yes)、相手カメラ1がデータを送信する状態(送信姿勢)であるので、送受信制御部211は、相手カメラ1に受信依頼を通知する(ステップc5)。
一方、送信制御処理では、受信依頼の通知がない場合には(ステップb3:No)、相手カメラ1がデータを受信する状態(受信姿勢)ではないので、送受信制御部211は、その旨を警告表示する処理を行い(ステップb5)、送信制御処理を終えて図15のステップa33にリターンする。受信依頼の通知があったならば(ステップb3:Yes)、相手カメラ1がデータを受信する状態(受信姿勢)であるので、続いて送受信制御部211は、近接通信部19を介し、記録部17に記録されている撮影データ(静止画や動画のデータ、音データ)の全部または一部を通信が確立した相手カメラ1に送信する処理を行う(ステップb7)。
これに応答して、受信制御処理では、送受信制御部211は、受信結果を相手カメラ1に通知する(ステップc7)。そして、送受信制御部211は、データの受信に成功した場合には(ステップc9:Yes)、受信したデータを記録部17に記録する処理を行い(ステップc11)、受信制御処理を終えて図15のステップa35にリターンする。なお、このとき、受信したコンテンツデータを表示部16に表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、受信したデータの内容を確認することができる。データの受信に失敗したならば(ステップc9:No)、送受信制御部211は、警告表示を行って(ステップc13)、受信制御処理を終えて図15のステップa35にリターンする。具体的には、送受信制御部211は、通信に失敗した場合の他、相手カメラ1から撮影データが送信されない等の事態が生じた場合に、その旨のメッセージを表示部16に表示する処理を行なう。
そして、送信制御処理では、相手カメラ1から通知された受信結果をもとに送信が成功したか否かを判定し、データの送信に成功した場合には(ステップb9:Yes)、送信制御処理を終えて図15のステップa33にリターンする。データの送信に失敗したならば(ステップb9:No)、送受信制御部211は、警告表示を行って(ステップb11)、送信制御処理を終えて図15のステップa33にリターンする。具体的には、送受信制御部211は、通信に失敗した場合等が生じた場合に、その旨のメッセージを表示部16に表示する処理を行う。なお、記録部17に静止画や動画のデータが記録されていない等の事態が生じ、ステップb7でデータの送信が行えなかった場合も、その旨のメッセージを表示部16に表示する処理を行なう。
以上説明したように、実施の形態1によれば、カメラ本体3の姿勢および変位をもとに通信開始指示を検出し、通信開始指示を検出した場合に近接通信部19を起動して無線信号の送出を開始することができる。そして、カメラ本体3の姿勢が送信姿勢なのか受信姿勢なのかに応じて、相手カメラ1に対するデータの送信と相手カメラ1からのデータの受信とを切り換えて行うことができる。したがって、ユーザは、カメラ本体3を動かすだけの簡単な操作によって、各デジタルカメラ1の近接通信部19を起動するとともに、一方のデジタルカメラ1にデータの送信を行わせ、他方の近接通信部19にデータの受信を行わせることができる。これによれば、データを送受するデジタルカメラ1それぞれに対して近接通信部19を起動するための通信開始指示を操作入力する必要がなく、さらに送信側のデジタルカメラ1に対するデータの送信指示や受信側のデジタルカメラ1に対するデータの受信指示の操作入力も必要がなく、他のデジタルカメラ1との間でデータの送受信を簡単に行うことができるという効果を奏する。
また、単にデジタルカメラ1間で通信が確立しただけではデータの送受信は行われず、一方が送信姿勢であって、他方が受信姿勢である場合にデータの送受信を行うことができるので、デジタルカメラ1が意図せず他のデジタルカメラ1と近づけられた場合等の誤送信を低減できる。さらに、カメラ本体3の姿勢を送信姿勢または受信姿勢として検出した場合にのみ近接通信部19を起動することとし、カメラ本体3の送信姿勢または受信姿勢を検出しない間は近接通信部19を駆動しないようにした。これにより、デジタルカメラ1の電力の消費を抑えることが可能となる。
ここで、近接通信部19間の近接無線通信は、非接触状態で行われ、高速且つ大容量のデータ転送が可能な近接無線通信であって、例えば375Mbps以上の転送速度を実現可能な非接触の近接無線通信を想定している。これにより、デジタルカメラ1に記録されている静止画データ、動画データ、音データ等の撮影データの全部または一部を瞬時に相手カメラ1に送信することができる。
(実施の形態2)
図17は、実施の形態2のデジタルカメラが行う基本処理の手順を示すフローチャートである。なお、実施の形態2のデジタルカメラは、実施の形態1において図7に示して説明したデジタルカメラ1と同様に構成されるものであり、実施の形態2のデジタルカメラは、その制御部が実施の形態1と異なる処理を行う。
電源投入時、制御部は先ず、近接通信部起動処理を開始する(ステップd1)。図18は、ここで開始される近接通信部起動処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
近接通信部起動処理では、制御部は先ず、近接通信部を起動する(ステップe1)。続いて、制御部は、タイマを起動して計時処理を開始する(ステップe3)。このタイマは、今回近接通信部を起動してからの経過時間を計時するためのものである。
続いて、制御部は、ステップe3で起動したタイマの計時を判定する。そして、ステップe1で近接通信部を起動してから所定時間taが経過しない間は(ステップe5:No)、ステップe7に移行して終了判定を行う。例えばデジタルカメラの電源が遮断された場合等、処理を終了する場合には(ステップe7:Yes)、近接通信部をOFFした後(ステップe9)、処理を終える。処理を終了しない場合には(ステップe7:No)、ステップe5に戻る。
一方、近接通信部を起動してから所定時間taが経過した場合には(ステップe5:Yes)、制御部は、相手カメラとの間で通信が確立しているか否かを判定する。通信が確立していない場合には(ステップe11:No)、ステップe15に移行する。また、通信が確立している場合には(ステップe11:Yes)、送受信制御部が相手カメラとの間でデータの送受信を行っているかまたはこれからデータの送受信を行うことが想定されるので、制御部は、送受信制御部がデータの送受信を終了するまで待機状態となる。そして、制御部は、送受信制御部によるデータの送受信を終えたならば(ステップe13:Yes)、ステップe15に移行する。
ステップe15では、制御部は、タイマをリセットする。その後、制御部は、近接通信部をOFFする(ステップe17)。
続いて制御部は、再度タイマを起動して計時処理を開始する(ステップe19)。このタイマは、前回近接通信部をOFFしてからの経過時間を計時するためのものである。
そして、制御部は、ステップe19で起動したタイマの計時を判定する。ステップe17で近接通信部をOFFしてから所定時間tbが経過しない間は(ステップe21:No)、ステップe23に移行して終了判定を行う。例えばデジタルカメラの電源が遮断された場合等、処理を終了する場合には(ステップe23:Yes)、処理を終える。処理を終了しない場合には(ステップe23:No)、ステップe21に戻る。
一方、近接通信部をOFFしてから所定時間tbが経過した場合には(ステップe21:Yes)、制御部は、ステップe1に戻って近接通信部を起動し、その後ステップe3に移行して上記した処理を繰り返す。
デジタルカメラは、以上のような近接通信部起動処理を開始したならば、ユーザ操作によって選択されるモードに応じた処理を行う。すなわち、図17に示すように、現在選択されているモードが撮影モードの場合には(ステップd3:Yes)、制御部は、撮像部を起動して画像を取り込み(ステップd5)、取り込んだ画像をライブビュー画像として表示部に表示する処理を行う(ステップd7)。
そして、レリーズスイッチが押下されて撮影が指示された場合には(ステップd9:Yes)、実施の形態1と同様にして静止画または動画の撮影処理を行う(ステップd11)。そして、制御部は、撮影された静止画データまたは動画データの記録を終えると(ステップd13:Yes)、ステップd19に移行する。
一方、撮影指示がない場合には(ステップd9:No)、ステップd15に移行する。そして、撮影モード中に相手カメラとの間で通信が確立すると(ステップd15:Yes)、受信モードとなって、送受信制御部が受信制御処理を行う(ステップd17)。ここで、受信制御処理は、実施の形態1で図16に示した受信制御処理と同様にして行う。この受信制御処理を終えた後、またはステップd15で通信が確立しない場合は(ステップd15:No)、ステップd19に移行する。
ステップd19では、制御部は、撮影モードの終了判定を行い、終了する場合には(ステップd19:Yes)、ステップd35に移行する。撮影モードを終了しない場合には(ステップd19:No)、制御部は、ステップd5に戻る。
現在のモードが撮影モードではなく(ステップd3:No)、再生モードの場合には(ステップd21:Yes)、制御部は、記録部に記録されている撮影データを順次読み出して再生処理を行う(ステップd23)。
この再生モード中に相手カメラとの間で通信が確立すると(ステップd25:Yes)、送信モードとなって送受信制御部が送信制御処理を行う(ステップd27)。ここで、送信制御処理は、実施の形態1で図16に示した送信制御処理と同様にして行う。なお、ここでの送信制御処理では、例えば、再生中の撮影データを相手カメラに送信する。この送信制御処理を終えた後、またはステップd25で通信が確立しない場合は(ステップd25:No)、ステップd29に移行する。
ステップd29では、再生する撮影画像の選択操作を受け付ける。再生する撮影画像の選択操作がない場合には(ステップd29:No)、ステップd33に移行する。そして、選択操作があれば(ステップd29:Yes)、制御部は、再生画像を選択された撮影画像に切り換えて表示部に表示し(ステップd31)、その後ステップd33に移行する。
ステップd33では、制御部は、再生モードの終了判定を行い、終了する場合には(ステップd33:Yes)、ステップd35に移行する。再生モードを終了しない場合には(ステップd33:No)、制御部は、ステップd25に戻る。
また、現在のモードが撮影モードではなく(ステップd3:No)、再生モードでもない場合には(ステップd21:No)、ステップd35に移行する。
そして、ステップd35では、制御部は、基本処理を終了するか否かを判定する。例えば、ボタンスイッチ7の操作によって電源OFFが指示された場合に、本処理を終える(ステップd35:Yes)。一方、終了しない場合には(ステップd35:No)、ステップd3に戻る。
ここで、実施の形態2の受信制御処理は、撮影モード中に相手カメラとの間で通信が確立した場合に実行される処理であり、送信制御処理は、再生モード中に相手カメラとの間で通信が確立した場合に実行される処理である。換言すると、通信が確立したときのデジタルカメラのモードに関わらず、相手カメラは再生モードでなければ送信制御処理を実行せず、受信依頼の通知(図16のステップb1を参照)を行わない。同様に、通信が確立したときのデジタルカメラのモードに関わらず、相手カメラは撮影モードでなければ受信制御処理を実行せず、送信依頼の通知(図16のステップc5を参照)を行わない。
以上説明したように、実施の形態2によれば、デジタルカメラのモードが撮影モードなのか再生モードなのかに応じて、相手カメラに対するデータの送信と相手カメラからのデータの受信とを切り換えて行うことができる。したがって、ユーザは、データを送信する側のデジタルカメラ1を再生モードにし、データを受信する側のデジタルカメラ1を撮影モードにして、これらを近づけて通信を確立させるだけでよい。これによれば、ボタンスイッチを操作してメニュー操作を繰り返し、データの送信指示あるいはデータの受信指示を操作入力する必要がなく、他のデジタルカメラ1との間でデータの送受信を簡単に行うことができるという効果を奏する。
なお、図17中のステップd15で通信が確立した際、カメラ本体の姿勢を検出するようにしてもよい。具体的には、実施の形態1と同様にして、姿勢検出部による姿勢検出の結果をもとにカメラ本体の受信姿勢を検出し、受信姿勢の場合にステップd17に移行して受信制御処理を行うようにしてもよい。また、ステップd25で通信が確立した際においても、実施の形態1と同様にして姿勢検出部による姿勢検出の結果をもとにカメラ本体の送信姿勢を検出し、送信姿勢の場合にステップd27に移行して送信制御処理を行うようにしてもよい。
また、単にデジタルカメラ間で通信が確立しただけではデータの送受信は行われず、一方が撮影モードであって、他方が再生モードである場合にデータの送受信を行うことができるので、デジタルカメラが意図せず他のデジタルカメラと近づけられた場合等の誤送信を低減できる。さらに、デジタルカメラの電源投入時において近接通信部起動処理を行うようにし、所定時間tbの間隔をあけて所定時間taの間近接通信部を起動することとした。これにより、デジタルカメラの電力の消費を抑えることが可能となる。
(実施の形態3)
図19は、実施の形態3のデジタルカメラが行う基本処理の手順を示すフローチャートである。なお、図19において、図17と同様の処理工程には同一の符号を付している。なお、実施の形態3のデジタルカメラは、実施の形態1において図7に示して説明したデジタルカメラ1と同様に構成されるものであり、実施の形態3のデジタルカメラは、その制御部が実施の形態1と異なる処理を行う。
実施の形態3では、撮影モード中において撮影指示がない場合に(ステップd9:No)、ステップf19に移行し、制御部が、相手カメラとの間で通信が確立した場合を監視する。なお、ここで監視する相手カメラとの通信は、再生モード中の相手カメラ側で通信開始指示がなされ、相手カメラから通信信号が送出されている場合であって、相手カメラと近づけられて相手カメラから送出されている通信信号を受信した場合に、近接通信部を起動することで実現される。
そして、相手カメラとの間で通信が確立すると(ステップf19:Yes)、送受信制御部は、姿勢検出部による姿勢検出の結果をもとにしてカメラ本体の受信姿勢を検出する。カメラ本体の受信姿勢を検出した場合には(ステップf20:Yes)、送受信制御部は、受信モードとなって受信制御処理を行う(ステップf21)。ここで、受信制御処理は、実施の形態1で図16に示した受信制御処理と同様にして行う。なお、このとき、受信モードとなった旨のメッセージを表示部に表示する処理を行なってユーザに報知するようにしてもよい。また、この報知は、表示部へのメッセージ表示に限定されるものではなく、例えば表示部へのデータの受信を報知するマーク表示や、マークの点滅表示等であってもよいし、例えばカメラ本体に発光部(LED)を設け、この発光部の点灯または点滅等によって報知する構成としてもよい。この受信制御処理を終えた後、またはステップf19で通信が確立しない場合は(No)、ステップf23に移行する。なお、ここでは、ステップf20において受信姿勢を検出し、相手カメラからのデータの受信を制御する場合について説明したが、受信姿勢だけでなく送信姿勢についても検出するようにしてもよい。そして、検出したカメラ本体の姿勢が送信姿勢なのか受信姿勢なのかに応じて処理を分岐し、送信姿勢の場合に、送信モードとなって送信制御処理を行うこととしてもよい。
そして、ステップf23では、送受信制御部は、近接通信部を停止状態にし、ステップd19に移行する。
また、再生モード中において、再生処理を終えると(ステップd23)、ステップf25に移行する。そして、制御部が、姿勢検出部による姿勢検出の結果および変位検出部による変位検出の結果をもとにして通信開始指示を検出する。すなわち、先ず、姿勢検出部によってカメラ本体の姿勢を検出するとともに、変位検出部によってカメラ本体の変位を検出する(ステップf25)。そして、制御部は、通信開始指示があった場合、例えば図4に示したカメラ本体の背面を下にした鉛直下方へのスライド移動を検出した場合に(ステップf26:Yes)、送受信制御部が近接通信部を起動して通信信号の送出を開始し(ステップf27)、その後ステップf29に移行する。
そして、続くステップf29では、相手カメラとの間で通信が確立した場合を監視している。なお、ここで監視する相手カメラとの通信は、実施の形態1と同様に、前述のステップf26で通信開始指示が検出された場合であれば、ステップf27で近接通信部が送出を開始した通信信号を相手カメラが受信し、受信した通信信号によって相手カメラが自動的に近接通信部を起動することで実現される。一方、自機による通信開始指示が検出されない場合(ステップf26:No)であっても、相手カメラ側で通信開始指示がなされており、相手カメラから通信信号が送出されていれば、これらのカメラ本体同士が近づけらて相手カメラからの通信信号を受信することで実現される。
そして、デジタルカメラの電源投入時に相手カメラとの間で通信が確立すると(ステップf29:Yes)、送受信制御部は、姿勢検出部による姿勢検出の結果をもとにしてカメラ本体の送信姿勢または受信姿勢を検出する。すなわち、送受信制御部は、カメラ本体が送信姿勢の場合には(ステップf31:Yes)、送信モードとなって送信制御処理を行い(ステップf33)、その後ステップf37に移行する。ここで、送信制御処理は、実施の形態1で図16に示した送信制御処理と同様にして行う。なお、ここでの送信制御処理では、再生中の撮影データを相手カメラに送信するようにしてもよい。なお、このとき、送信モードとなった旨のメッセージを表示部に表示する処理を行なってユーザに報知するようにしてもよい。あるいは、表示部へのデータの送信を報知するマーク表示やマークの点滅表示、カメラ本体に設けた発光部の点灯または点滅等によって報知する構成としてもよい。ここで、発光部は、データの受信を報知する発光部とは別に専用の発光部を設けることとしてもよいし、1つの発光部を用い、発光色や点滅パターン等によってデータの送信と受信とを識別可能に発光させる構成としてもよい。
一方、カメラ本体の姿勢が送信姿勢でなく(ステップf31:No)、受信姿勢の場合には(ステップf34:Yes)、送受信制御部は、受信モードとなって受信制御処理を行い(ステップf35)、その後ステップf37に移行する。ここで、受信制御処理は、実施の形態1で図16に示した受信制御処理と同様にして行う。なお、このとき、受信モードとなった旨のメッセージを表示部に表示する処理を行なってユーザに報知するようにしてもよい。あるいは、表示部へのデータの受信を報知するマーク表示やマークの点滅表示、カメラ本体に設けた発光部の点灯または点滅等によって報知する構成としてもよい。受信姿勢でもない場合には(ステップ34:No)、ステップf37に移行する。
そして、ステップf37では、送受信制御部は、近接通信部を停止状態にし、ステップd29に移行する。
ここで、実施の形態3の受信制御処理は、撮影モード中または再生モード中であって、カメラ本体が受信姿勢の状態の場合に実行される処理であり、送信制御処理は、再生モード中であって、カメラ本体が送信姿勢の状態の場合に実行される処理である。換言すると、通信が確立したときのデジタルカメラの姿勢およびモードに関わらず、相手カメラは送信姿勢であって再生モードでなければ送信制御処理を実行せず、受信依頼の通知(図16のステップb1を参照)を行わない。同様に、通信が確立したときのデジタルカメラの姿勢およびモードと関係なく、相手カメラは受信姿勢であって撮影モードまたは再生モードでなければ受信制御処理を実行せず、送信依頼の通知(図16のステップc5を参照)を行わない。
以上説明したように、実施の形態3によれば、再生モード中においてカメラ本体の姿勢および変位をもとに通信開始指示を検出し、通信開始指示を検出した場合に近接通信部を起動して無線信号の送出を開始することができる。そして、再生モード中に他のデジタルカメラとの間で通信が確立した場合であって、カメラ本体の送信姿勢を検出した場合には相手カメラに対するデータの送信を行い、撮影モード中または再生モード中に他のデジタルカメラとの間で通信が確立した場合であって、カメラ本体の受信姿勢を検出した場合には相手カメラからのデータの受信を行うことができる。これによれば、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、デジタルカメラの動作モードを加味して通信開始指示を判定し、近接通信部の起動を行うことができる。したがって、ユーザは、再生モード中に他のデジタルカメラに送信したい撮影データがあった場合には、通信開始指示に従ってカメラ本体を動かすとともに、再生モード中のデジタルカメラのカメラ本体を送信姿勢にし、他のデジタルカメラのカメラ本体を受信姿勢にしてこれらを近づけて通信を確立させるだけでデータの送受を行うことができる。
また、単にデジタルカメラ間で通信が確立しただけではデータの送受信は行われず、一方が再生モード中であって且つ送信姿勢であり、他方が撮影モードまたは再生モードであって且つ受信姿勢である場合にデータの送受信を行うことができるので、デジタルカメラが意図せず他のデジタルカメラと近づけられた場合等の誤送信をより低減できる。さらに、カメラ本体の姿勢を送信姿勢または受信姿勢として検出した場合にのみ近接通信部を起動することとし、カメラ本体の送信姿勢または受信姿勢を検出しない間は近接通信部を駆動しないようにした。これにより、デジタルカメラ1の電力の消費を抑えることが可能となる。
以上、この発明の好適な実施の形態について説明したが、この発明は、上記したものに限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
図20は、変形例におけるデジタルカメラ1aの主要内部構成の一例を示すブロック図である。なお、図20において、図7と同様の構成には同一の符号を付している。本変形例のデジタルカメラ1aは、近接通信部19aが起動部20aを備えた構成となっている。起動部20aは、アンテナに生じた電磁誘導によって、停止状態または待機状態にある制御部21aを起動し、その後制御部21aの制御のもと、近接通信部19aを起動する。すなわち、近接通信部19aは、この起動部20aによって他のデジタルカメラ1aの近接通信部19aから送出された通信信号を検知し、制御部21aを起動する。このようにして起動された制御部21aは、近接通信部19aを起動するようになっており、他のデジタルカメラ1aとの間で通信が確立する。
上記した実施の形態では、デジタルカメラ1aの電源が投入されていることを前提として説明した。これに対し、本構成のデジタルカメラ1aによれば、2つのデジタルカメラ1aのうちの一方の電源が遮断されている場合であっても、他方のデジタルカメラ1aの電源が投入されていれば、この電源が投入されているデジタルカメラ1aの近接通信部19aが備える起動部20aによって電源が遮断された一方のデジタルカメラ1aの電源を自動的に起動することが可能である。すなわち、電源が遮断された一方のデジタルカメラ1aは、上記した実施の形態で説明した通信開始指示に従ってカメラ本体が動かされ、近接通信部19aが起動された他方のデジタルカメラ1aから送出された通信信号によって、自動的に電源を投入することができる。
また、デジタルカメラ1aは、前述のように他のデジタルカメラ(相手カメラ)1aが送出した通信信号によって電源を投入した場合に、データの送受信処理を開始するようにしてもよい。図21は、送受信処理の手順を示すフローチャートである。
図21に示すように、デジタルカメラ1aの近接通信部19aが相手カメラ1aの近接通信部19aの通信可能圏内に近接され、この相手カメラ1aの近接通信部19aが送出した通信信号を受信すると、デジタルカメラ1aの近接通信部19aのアンテナに電磁誘導が生じ、相手カメラ1aとの間で通信が確立する(ステップg1)。詳細にはこのとき、デジタルカメラ1aの近接通信部19aの起動部20aが、アンテナに生じた電磁誘導によって制御部21aを起動し、デジタルカメラ1aの電源がONされる(ステップg3)。この後、制御部21aが近接通信部19aを起動する。
このようにしてデジタルカメラ1aの電源がONされると、制御部21aは、近接通信部19aを起動した後、姿勢検出部13による姿勢検出の結果をもとにしてカメラ本体の送信姿勢または受信姿勢を検出する。そして、カメラ本体の送信姿勢を検出すると(ステップg5:Yes)、続いて送受信制御部211が、送信モードとなって送信制御処理を行い(ステップg7)、その後ステップg13に移行する。一方、カメラ本体の受信姿勢を検出すると(ステップg9:Yes)、送受信制御部211は、受信モードとなって受信制御処理を行い(ステップg11)、その後ステップg13に移行する。ここで、送信制御処理および受信制御処理は、実施の形態1で図16に示した送信制御処理および受信制御処理と同様にして行う。なお、ここでの送信制御処理では、例えば撮影日時が最新の撮影データを相手カメラ1aに送信することとしてもよいし、再生モードにおいて最先に再生した撮影データを相手カメラに送信することとしてもよい。
そして、ステップg13では、送受信制御部211は、近接通信部19aを停止状態にし、本処理を終える。
本変形例によれば、一方のデジタルカメラ1aが電源遮断時であっても、他方のデジタルカメラ1aの電源が投入されていれば、送信側のデジタルカメラ1aを送信姿勢とし、受信側のデジタルカメラ1aを受信姿勢としてこれらを近づけるだけでデータの送受信を切り換えて行うことができる。
また、上記した実施の形態では、図4に示したように、カメラ本体3の背面を下にした鉛直下方へのスライド移動を通信開始指示として検出する場合について説明したが、カメラ本体3の姿勢のみによって通信開始指示を定義してもよい。この場合には、カメラ本体3の所定の姿勢を検出した場合に近接通信部19を起動することができる。また、カメラ本体3の変位のみによって通信開始指示を定義しておくこともできる。この場合には、カメラ本体3の所定の変位を検出した場合に近接通信部19を起動することができる。
さらに、通信開始指示は、図4に示したカメラ本体3の背面を下にした鉛直下方へのスライド移動に限定されるものではなく、カメラ本体の回転や傾き等を組み合わせて適宜設定することができる。例えば、図5および図6に示して説明した通常使用時の把持状態から通信時の把持状態へと持ち替えるユーザの動作を利用し、カメラ本体3を水平方向に回転させて裏返す変位を検出して近接通信部19を起動するようにしてもよい。
また、上記した実施の形態では、背面を下にして鉛直下方に向けて動かされたデジタルカメラを送信側とした(図4を参照)。このように、送信側のデジタルカメラを動かすことで、意図しないデータの送信が防止できるようになっている。これに対し、鉛直上方から下方に向けて動かされたデジタルカメラを受信側としてもよい。例えば、あるデジタルカメラに記録された撮影データを複数のデジタルカメラに送信したいような場合には、送信側のデジタルカメラを例えば卓上に載置した状態で、受信側のデジタルカメラを順番に鉛直上方から近づけることで、近づけられたデジタルカメラに撮影データを順次送信するといったことが可能となる。
また、カメラ本体を近づけることによって行われるデジタルカメラ間の近接無線通信を確実に行うために、バイブレータ等の振動発生部をカメラ本体に内蔵し、通信が確立した際に振動発生部を振動させることで、通信状態を報知するようにしてもよい。あるいは、デジタルカメラが具備する図示しないスピーカから、通信が確立した旨を報知する音出力を行うようにしてもよい。このようにすれば、ユーザは、通信状態を容易に認識できる。また、このとき、相手カメラから受信した電波の強弱を判定し、振動発生部によって発生する振動の強弱あるいは振動数を変更したり、スピーカから出力する音の強弱を変更するようにしてもよい。これによれば、ユーザは、通信状態を触感や聴覚の補助によって容易に確認することができる。さらに、カメラ本体が送信姿勢なのか受信姿勢なのかに応じた振動の発生や、音の出力を行うことで、ユーザは、送受信させるデジタルカメラが送信側なのか受信側なのかを触感や聴覚によって確認することができ、間違いのないデータの送受信が実現できる。
また、上記した実施の形態では、カメラ本体の姿勢が送信姿勢なのか受信姿勢なのかに応じて相手カメラに対するデータの送信と相手カメラからのデータの受信とを切り換えて行うこととしたが、さらに、変位検出部が検出したカメラ本体の変位を加味してデータの送受信を切り換えるようにしてもよい。例えば、加味するカメラ本体の変位については、カメラ本体のスライド移動や回転、傾きまたはこれらを組み合わせて予め設定しておくことができる。これによれば、カメラ本体の姿勢に加えてさらにカメラ本体の変位を加味してデータの送受信を切り換えることができるので、デジタルカメラが意図せず他のデジタルカメラと近づけられた場合等の誤送信をより一層低減できる。
また、上記した実施の形態では、加速度センサや角速度センサ等の変位検出部14によってカメラ本体3の変位を検出することとしたが、画像処理によってカメラ本体3の変位を検出するようにしてもよい。例えば、1フレーム毎に撮像部11によって取り込まれる各ライブビュー画像に映る同一の被写体位置の変化量を表す動きベクトルを算出し、フレーム間の動きを検出することによってカメラ本体の変位を検出することとしてもよい。この場合には、角速度センサや加速度センサを備えないデジタルカメラであっても、新たな構成を追加することなくカメラ本体の変位を検出することができる。
また、上記した実施の形態1では、近接通信部19のアンテナがカメラ本体3の背面側に配置される場合を例示し、カメラ本体3の背面同士が近づけられた場合に通信が確立されるようにしたが、近接通信部の配置位置はこれに限定されるものではない。図22は、変形例のデジタルカメラ1b間で通信を行う様子を側面側から示した説明図であり、一方をデジタルカメラ1b−1とし、他方をデジタルカメラ1b−2としている。
図22に示すように、デジタルカメラ1b−1および1b−2の近接通信部19bは、そのアンテナがカメラ本体3の前面側に配置されるように具備されており、カメラ本体3の前面同士が近づけられ、各々の近接通信部19bが互いに通信可能圏内に近接されると、これらの間で通信が確立されるようになっている。そして、この場合には、例えば、カメラ本体3の前面が鉛直下方に向いた状態で鉛直下方にスライド移動する変位を通信開始指示として検出するようにしてもよい。すなわち、ユーザは、近接通信部19bを起動して通信を開始したい場合には、デジタルカメラ1b−1のカメラ本体3の背面を下にした状態で、図22中に矢印A6で示すように鉛直下方にスライドさせて動かす。このようにしてカメラ本体3を動かすと、近接通信部19bが起動されるようになっており、他のデジタルカメラ1b(1b−2)との通信が可能となる。
また、上記した実施の形態1では、近接通信部19(詳細には近接通信部19のアンテナ)の配置位置によってデジタルカメラ1の前後方向の姿勢を規定することとした。しかしながらこの場合、実際には、各々の近接通信部19同士が近接されればカメラ本体3の上下左右方向の姿勢に関わらず通信は確立する。この問題を解決するために、相手カメラ1との間で姿勢情報を送受信し、互いに上下左右の向きが揃っているかどうかを判定するようにしてもよい。そして、向きが揃っている場合にデータの送受信を行うようにしてもよい。これによれば、他のデジタルカメラ1との間でデータを送受信する際のカメラ本体3の姿勢をより細かく規定でき、カメラ本体3同士が意図せず近づけられた場合等における誤送信をより低減できる。
また、特定のデジタルカメラとのみデータの送受信を行うようにしてもよい。この場合には、予めデジタルカメラにおいて送受信する相手カメラを登録しておく。そして、通信が確立した相手カメラが登録されている場合にはデータの送受信を行い、登録されていない場合には、送受信を行わない。このとき、送信相手の相手カメラと受信相手の相手カメラとを個別に登録するように構成し、特定の送信相手の相手カメラにのみデータの送信を行い、特定の受信相手の相手カメラからのみデータの受信を行うようにしてもよい。
また、上記した実施の形態では、撮影データを送信するカメラの例としてデジタルカメラについて説明したが、例えばカメラ機能付きの携帯電話機やゲーム機、音楽プレーヤ等、他の機器との間でデータの送受信が可能な携帯端末に適用できる。例えば、携帯端末の一例である携帯型の音楽プレーヤにおいて、他の携帯機器との間で音楽データを送受信する場合にも適用可能である。また、携帯型の音楽プレーヤにおいて、他の携帯機器との間で、音楽データと併せて例えばCDジャケットの画像データといったその音楽データに関連付けられたデータを送受信する場合にも、同様に適用可能である。
デジタルカメラの前面側を示す概略斜視図である。 デジタルカメラの背面側を示す概略斜視図である。 デジタルカメラ間で通信を行う様子を側面側から示した説明図である。 通信開始指示を説明する説明図である。 通常使用時のカメラ本体の把持状態を示す図である。 通信時のカメラ本体の把持状態を示す図である。 デジタルカメラの主要内部構成の一例を示すブロック図である。 カメラ本体の姿勢検出および変位検出を説明するための図である。 カメラ本体の姿勢の検出原理の一例を説明する図である。 カメラ本体の姿勢の検出原理の一例を説明する他の図である。 カメラ本体の移動量の検出原理の一例を説明する図である。 カメラ本体の移動量の検出原理を説明する他の図である。 カメラ本体の移動量の検出原理を説明する他の図である。 カメラ本体の移動量の検出原理を説明する他の図である。 カメラ本体の回転量の検出原理を説明する図である。 カメラ本体の回転量の検出原理を説明する他の図である。 実施の形態1のデジタルカメラが行う基本処理の手順を示すフローチャートである。 送信制御処理および受信制御処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2のデジタルカメラが行う基本処理の手順を示すフローチャートである。 近接通信部起動処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3のデジタルカメラが行う基本処理の手順を示すフローチャートである。 変形例におけるデジタルカメラの主要内部構成の一例を示すブロック図である。 送受信処理の手順を示すフローチャートである。 他の変形例のデジタルカメラ間で通信を行う様子を側面側から示した説明図である。
符号の説明
1,1a デジタルカメラ
3 カメラ本体
4 撮像レンズ
5 レリーズスイッチ
7 ボタンスイッチ
8 グリップ部
11 撮像部
12 画像処理部
13 姿勢検出部
14 変位検出部
15 操作部
16 表示部
17 記録部
18 時計部
19,19a 近接通信部
20a 起動部
21,21a 制御部
211 送受信制御部

Claims (7)

  1. 外部機器との間で近接無線通信を行う近接通信部と、
    前記近接通信部を介し、前記外部機器に対するデータの送信および/または前記外部機器から送信されたデータの受信を制御する送受信制御部と、
    装置本体の姿勢および/または変位を検出する姿勢/変位姿勢検出部と、
    を備え、
    前記送受信制御部は、前記姿勢/変位姿勢検出部によって検出された前記装置本体の姿勢および/または変位に応じて、前記近接通信部を起動することを特徴とする携帯機器。
  2. 前記送受信制御部は、前記姿勢/変位姿勢検出部によって検出された前記装置本体の姿勢および/または変位に応じて、前記データの送信と前記データの受信とを切り換えて制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. 被写体像を撮像して撮影データを生成する撮像部と、
    前記撮影データを記録する記録部と、
    前記撮像部によって撮影データを生成する撮影モードまたは前記記録部に記録された撮影データを表示部に表示する表示モードを動作モードとして設定する設定部と、
    を備え、
    前記送受信制御部は、前記設定部によって設定されている動作モードを加味して前記近接通信部を起動することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯機器。
  4. 前記送受信制御部は、前記設定部によって表示モードが設定されている場合であって、前記姿勢/変位姿勢検出部によって予め設定された前記装置本体の所定の姿勢および/または変位が検出された場合に、前記近接通信部を起動することを特徴とする請求項2に記載の携帯機器。
  5. 前記装置本体の背面に配設された表示部を備え、
    前記表示部が配設された前記装置本体の背面側に前記近接通信部のアンテナが配置されており、
    前記アンテナの配置によって、前記近接通信部を介して前記外部機器との間で近接無線通信を行うときの前記装置本体の前記外部機器に対する向きが規定されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の携帯機器。
  6. 外部機器との間で近接無線通信を行う近接通信部と、
    前記近接通信部を介し、前記外部機器に対するデータの送信および前記外部機器から送信されたデータの受信を制御する送受信制御部と、
    装置本体の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    を備え、
    前記送受信制御部は、前記姿勢検出部によって検出された前記装置本体の姿勢に応じて、前記データの送信と前記データの受信とを切り換えて制御することを特徴とする携帯機器。
  7. 被写体像を撮像して撮影データを生成する撮像部と、前記撮影データを記録する記録部とを備えた携帯機器であって、
    前記撮像部によって撮影データを生成する撮影モードまたは前記記録部に記録された撮影データを表示部に表示する表示モードを動作モードとして設定する設定部と、
    外部機器との間で近接無線通信を行う近接通信部と、
    前記近接通信部を介し、前記外部機器に対するデータの送信および前記外部機器から送信されたデータの受信を制御する送受信制御部と、
    を備え、
    前記送受信制御部は、前記設定部によって設定されている動作モードに応じて前記データの送信と前記データの受信とを切り換えて制御することを特徴とする携帯機器。
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