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JP2010060591A - 電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の製造方法 - Google Patents

電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Setsunai Kiyose
摂内 清瀬
Daisuke Nakanishi
大介 中西
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Abstract

【課題】狭額縁化による支持面の幅の狭小化によっても接着強度及び遮光性を確保できる電気光学装置の構造を提供する。
【解決手段】電気光学装置は、電気光学パネル10と該電気光学パネルを保持する枠体20とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの収容部の外周に沿った支持面21を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置において、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面が遮光性を有する接着剤24を介して接着され、該接着剤に対し前記電気光学パネルの外周部の底面10dと外端面10eとが共に接着されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の製造方法に係り、特に、電気光学パネルを枠体に保持する場合に好適な保持構造に関する。
一般に、液晶表示パネル等の電気光学パネルがプラスチック等よりなる枠体(フレーム)に保持されてなる電気光学装置が知られている。例えば、携帯電話機等といった小型の電子機器に搭載される電気光学装置においては、図14(a)に示すように、電気光学パネル10が樹脂製の枠体20内に保持される。電気光学パネル10は、一対のガラス等よりなる透明な基板11、12間に図示しない液晶が封入されてなり、基板11、12の外面上に偏光板13,14が貼着されるとともに、一方の基板11における他方の基板12の外縁より外周側に張り出してなる基板張出部11T上にICチップ等よりなる半導体15が実装される。また、この基板張出部11Tにはフレキシブル配線基板(FPC)よりなる配線基板16が実装され、枠体20の外側面上を通過して背面側に折り曲げられている。
枠体20は、その上部に設けられたパネル収容部20Aの外周に沿って形成され露出した平坦な支持面21と、この支持面21の外周側に形成された段差面22とを有する枠状の外周部分を有し、当該段差面22の内側に電気光学パネル10が配置されるように位置決めされ、電気光学パネル10の外周部は上記支持面21上に遮光性を有する両面粘着テープ23を介して固定される。
上記枠体20の内部には、電気光学パネル10が保持固定されるパネル収容部20Aの下方に設けられた照明収容部20Bにおいて照明装置30が収容される。この照明装置30には、LED等の光源31と、この光源31から放射される光が入射面32aより入射し、この光を内部に伝播させながら光出射面32bから出射する導光板32と、この導光板32の光出射面32bとは反対側の背面上に配置される反射シート33と、導光板32の光出射面32b上に配置される光学シート34(光拡散シート、集光シートなど)とを備えている。光源31は上記配線基板16に導電接続される。
図14(b)に示すように、電気光学パネル10の外周部は、上記枠体20の支持面21上に貼着された遮光性を有する両面粘着テープ23により接着固定される。この両面粘着テープ23は、例えば、白色フィルムと黒色フィルムとを積層した基体シートの両面に粘着層を形成したものである。この両面粘着テープ23は、電気光学パネル10の外周部に設けられた遮光膜17とパネル端面10eとの間にある外縁透光領域10Eから照明装置30の照明光が漏れることを防止する機能を有する。また、通常、電気光学パネル10のパネル端面10eと段差面22との間には組立マージンを確保するための隙間10gが存在する。
なお、上記のようなパネルの固定保持構造を備えた電気光学装置は、例えば、以下の特許文献1に記載されている。
特開2007−298622号公報
しかしながら、上記の電気光学装置では、近年、当該電気光学装置が搭載される電子機器の小型化の進展やデザイン性の重視に起因して、パネルの表示領域の外側にある額縁領域の幅を低減する狭額縁化の要請が強くなってきている。そして、この要請から、電気光学パネルを枠体に保持する構造にも種々の問題点が発生している。例えば、図14(b)に示す枠体20の支持面21の幅Wdは狭額縁化を図るために電気光学パネルの外周部(表示領域の外側にある部分)の幅とともに年々小さくなってきており、このために両面粘着テープ23の幅Wtも小さくせざるを得ないため、電気光学パネル10の接着面積の確保が充分にできなくなり、接着強度が低下することにより、落下試験等において電気光学パネル10が枠体20より外れてしまうという問題がある。
また、上記電気光学パネル10をマザー基板の切断により製造する場合には、切断工程のばらつきにより外縁透光領域10Eの幅を低減することはきわめて困難である。このため、電気光学パネル10の外周部の幅を小さくするとともに上記支持面21の幅Wdを小さくすると、外縁透光領域10Eからの光漏れを防止できなくなる虞もある。
さらに、上記支持面21の幅Wdの狭小化により、両面粘着テープ23の幅Wtはそれ以下とする必要があるので、両面粘着テープ製造時の抜き加工ができなくなる虞があるとともに、仮に抜き加工が可能となっても両面粘着テープ23の価格が上昇するとともに両面粘着テープ23の支持面21への接着作業もきわめて困難になるため、資材コストの増大や生産性の低下を招くといった問題もある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、狭額縁化による支持面の幅の狭小化によっても接着強度を確保できる電気光学装置の構造を提供することにある。
斯かる実情に鑑み、第1発明の電気光学装置は、電気光学パネルと該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの収容部の外周に沿った支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置において、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面が遮光性を有する接着剤を介して接着され、該接着剤に対し前記電気光学パネルの外周部の底面と外端面とが共に接着されていることを特徴とする。
この発明によれば、電気光学パネルの外周部と枠体の支持面が遮光性の接着剤を介して接着され、この接着剤に電気光学パネルの外周部の底面と外端面とが共に接着されることで、接着範囲を広げることができるので、接着強度を高めることができる。また、支持面の幅が小さくなっても接着面積の低下を抑制できるので、接着強度を確保することができる。
また、遮光性の接着剤が電気光学パネルの外周部の外端面に接着していることで遮光範囲を従来より広げることができるので、光漏れを低減でき、また、支持面の幅が小さくなっても光漏れを抑制することができる。
さらには、両面粘着テープの抜き加工の困難性や貼着作業の困難性を回避することができるため、電気光学装置の狭額縁化を容易に行うことが可能になるとともに、製造コストの低減、製造効率の向上を図ることができる。
また、第2発明の電気光学装置は、電気光学パネルと該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの収容部の外周に沿った支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置において、前記電気光学パネルの外周部の底面と前記支持面とが遮光性の両面粘着テープで接着され、該両面粘着テープの外周側において前記電気光学パネルの外周部と前記支持面若しくは前記両面粘着テープとが遮光性を有する接着剤を介して接着されていることを特徴とする。
この発明によれば、両面粘着テープを用いて電気光学パネルの外周部と枠体の支持面が接着されるとともに、当該両面粘着テープの外周側において電気光学パネルの外周部と支持面若しくは両面粘着テープとが接着剤によって接着されることで、接着範囲を広げることができるので、接着強度を高めることができ、また、支持面の幅が小さくなっても接着面積の低下を抑制できるので、接着強度を確保することができる。さらに、遮光範囲も広がるために遮光性の向上を図ることができ、或いは、支持面の幅が小さくなっても遮光性の低下を抑制できる。
また、接着剤の内周側に両面粘着テープが存在するため、接着剤が内周側に浸出して表示領域や照明範囲内にはみ出すといったことも防止できる。さらには、両面粘着テープを用いて電気光学パネルを枠体に接着固定した後に、接着剤を外周側から塗布することで簡単に構成できるので、製造時の手間もそれほどかからないという利点がある。
この場合に、上記接着剤が電気光学パネルの外周部の外端面の少なくとも一部に接着されていることが好ましい。この理由は上記第1発明と同様である。特に、上記接着剤が電気光学パネルの外周部の底面と外端面に共に接着されていることがより望ましい。
上記各発明においては、前記枠体は、前記支持面の外周側において、前記支持面の外縁より前記電気光学パネルの前記支持面に対向する面とは反対側の面側に伸びる段差面を有し、前記接着剤は前記段差面にも接着されていることが好ましい。これによれば、電気光学パネルの外周部の底面及び外端面を接着剤により枠体の支持面に接着するだけでなく、或いは、電気光学パネルの外周部を接着剤により支持面若しくは両面粘着テープに接着するだけでなく、電気光学パネルの外端面が接着剤を介して段差面に接着されることで、接着範囲及び遮光範囲をさらに広げることができる。
ここで、本発明のように遮光性の接着剤を用いて電気光学パネルの外周部を枠体の支持面上に接着する場合、通常は、未硬化の接着剤を電気光学パネルの外周部若しくは枠体の支持面上に塗布し、その後、枠体の支持面上に電気光学パネルの外周部が配置されるように電気光学パネルを枠体に装着する。このとき、未硬化の接着剤は流動性を有するので、当該接着剤が電気光学パネルの外周部の段差面上に位置する領域から内側へ浸出し、表示領域内や照明範囲内にはみ出す虞がある。そこで、本願発明者はこのような問題を解決するために、以下の構成を採用した。すなわち、
上記各発明において、前記接着剤中において前記電気光学パネルの外周部の底面と前記支持面の間にスペーサが配置されることが好ましい。これによれば、スペーサを配置することで電気光学パネルの外周部の底面と支持面との間隔が規制され、確保されるので、接着剤の量や塗布範囲を或る程度規定すれば、枠体に電気光学パネルを装着したときの接着剤の厚みが制御されるため、接着剤の広がり度合を設定することができ、接着範囲や接着強度の再現性を高めることができる。したがって、例えば、接着剤が表示領域や照明範囲にはみ出すことも防止できる。また、接着剤の厚みが制御されることで、接着強度の再現性も向上する。
また、前記支持面には前記接着剤の一部を収容する凹部が形成されていることが好ましい。これによれば、支持面に凹部が設けられ、この凹部に接着剤の一部が収容されることで、接着剤の広がり範囲を制御することができるので、例えば、接着剤の内周側への広がりを必要範囲に確保しつつ、接着剤が支持面の範囲外にはみ出すことを抑制できる。
この場合に、前記凹部は前記電気光学パネルの外周に沿って延長された形状を有する凹溝であることが望ましい。これによれば、凹部が電気光学パネルの外周に沿って延長された形状を有する凹溝であることで、当該外周に沿って形成される支持面の延長方向に亘って全体的に接着剤の広がり範囲を制御できる。
また、前記支持面には外周側から前記凹部に合流し、前記支持面の表面側から前記凹部の底部側へ傾斜した傾斜案内溝が設けられていることが望ましい。これによれば、接着剤が傾斜案内溝を経て凹部へ優先的に流れるので、凹部による接着剤の広がり範囲の制御効果を高めることができる。この場合に、傾斜案内溝又はその外周側にに離散的に接着剤を塗布し、その後、電気光学パネルを枠体に装着する方法を採用することで、接着剤が傾斜案内溝に沿ってより確実に凹部に流れ込むので、凹部の上記効果をさらに高めることができる。
本発明において、前記接着剤は前記支持面上において前記電気光学パネルの外周に沿って蛇行した内縁形状を有することが好ましい。これによれば、接着剤の内縁形状が蛇行することで、支持面上における蛇行形状の谷部分に接着剤の流動余裕が存在し、一方、蛇行形状の山部分において支持面上から接着剤が内側へはみ出そうとしても接着剤の表面張力によって抑制されるため、上記谷部分が優先的に埋められることで接着剤のはみ出しが防止される。また、このような蛇行形状は、電気光学パネルの外周部の底面上若しくは枠体の支持面上に離散的に接着剤を塗布し、その後、電気光学パネルを枠体に装着する方法を採用することで、容易かつ確実に形成される。
次に、本発明の電子機器は、上記のいずれかに記載の電気光学装置と、該電気光学装置の制御手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの外周部を支持する支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置の製造方法において、前記電気光学パネルの外周部若しくは前記支持面に遮光性を有する未硬化の接着剤を塗布する第1ステップと、前記電気光学パネルの外周部が前記支持面上に配置されるように前記電気光学パネルが前記枠体に装着され、前記接着剤の硬化により、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面とが前記接着剤を介して接着され、前記電気光学パネルの外周部の底面と外端面の少なくとも一部とが共に前記接着剤に接着される第2ステップと、を具備することを特徴とする。
この場合に、前記枠体は、前記支持面の外周側において、前記支持面の外縁より前記電気光学パネルの前記支持面に対向する面とは反対側の面側に伸びる段差面を有し、前記第1ステップでは前記接着剤の少なくとも一部が前記段差面上に塗布されることが好ましい。枠体において支持面の幅が小さくなると支持面上に接着剤を塗布することが難しくなり、しかも、電気光学パネルを装着したときに接着剤が支持面の内側にはみ出す虞も高まる。これに対して接着剤を段差面に塗布する(このときに支持面にも接着剤の一部が塗布されてもよい。)ことで、接着剤の塗布が容易になるとともに、電気光学パネルを装着したときに、接着剤が自重により支持面上に流れだしても接着剤の一部がパネル外端面と段差面の間に残留するために、支持面の内側への接着剤のはみ出しが抑制される。
また、本発明の別の電気光学装置の製造方法は、電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの外周部を支持する支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置の製造方法において、前記電気光学パネルの外周部の底面若しくは前記支持面に遮光性を有する両面粘着テープを接着する第1ステップと、前記電気光学パネルの外周部が前記支持面上に配置されるように前記電気光学パネルが前記枠体に装着され、前記電気光学パネルの外周部の底面と前記支持面とが前記両面粘着テープを介して接着される第2ステップと、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面との間であって前記両面粘着テープの外周側に遮光性を有する未硬化の接着剤が塗布され、該接着剤の硬化により、前記電気光学パネルの外周部が前記接着剤を介して前記支持面若しくは前記両面粘着テープに接着される第3ステップと、具備することを特徴とする。
この場合において、前記枠体は、前記支持面の外周側において、前記支持面の外縁より前記電気光学パネルの前記支持面に対向する面とは反対側の面側に伸びる段差面を有し、前記第3ステップでは、前記段差面と前記電気光学パネルの外周部の外端面との間に前記接着剤が塗布されることが好ましい。これによれば、接着剤を周囲にはみ出させることなく容易に塗布できる。
さらに、本発明の異なる電気光学装置の製造方法は、電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの外周部を支持する支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置の製造方法において、前記電気光学パネルの外周部若しくは前記支持面に遮光性を有する未硬化の接着剤を外周に沿って離散的に塗布する第1ステップと、前記電気光学パネルの外周部が前記支持面上に配置されるように前記電気光学パネルが前記枠体に装着され、前記接着剤の硬化により、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面とが前記接着剤を介して接着される第2ステップと、を具備することを特徴とする。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明に係る第1実施形態の電気光学装置の平面図、図2(a)は第1実施形態の縦断面図、図2(b)は図2(a)に示す断面の一部(電気光学パネルの外周部と枠体の支持面との接着部分)を拡大して示す拡大部分断面図である。
本実施形態の電気光学装置は、基本的に図14に示す電気光学装置と同様の、電気光学パネル10及び枠体20を有し、枠体20の内部には照明装置30が収容される。ここで、同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、平面視矩形に形成された電気光学パネル10に合わせて枠体20も矩形枠状に構成され、枠体20の電気光学パネル10を収容するためのパネル収容部(図示上部)20Aには、電気光学パネル10の外周に沿って設けられた平面視矩形状の支持面21(図1において点線のハッチングで示す。)が形成される。この支持面21は図示例では水平に構成される。支持面21は電気光学パネル10の外周部の底面10dに対向する。支持面21においては、電気光学パネル10の表示領域10Aの周囲に設けられた遮光膜17(図1において実線のハッチングで示す。)の外周部分と一部重なるように内縁部21a(図2(b)参照)が規定されているとともに、電気光学パネル10の外端面10eより外側に広がるように外縁部21b(図2(b)参照)が規定されている。ただし、基板張出部11Tを支持する部分は基板張出部11Tの張出し範囲に対応して幅広に構成される。
図2(b)に示すように、支持面21の外縁部21bからは、電気光学パネル10の基板11から見て基板12の側(図示上側)に伸びる段差面22が設けられる。この段差面22は図示例では垂直に構成される。段差面22は電気光学パネル10の外端面10eと対向する。外端面10eと段差面22の間の隙間は電気光学パネル10の外形寸法のばらつきを考慮して常に存在するように設定される。
本実施形態では、支持面21と電気光学パネル10の外周部(表示領域若しくは駆動領域の外側にある部分、図示例では遮光膜17の形成範囲及びその外側の外縁透光領域10Eを含む。)の底面10dとの間に接着剤24が配置され、この接着剤24により電気光学パネル10の外周部が支持面21上において接着固定される。接着剤24は遮光性を有し、例えば、カーボンブラックなどの遮光性素材(微粒)が混合された黒色接着剤が用いられる。接着剤24としては、熱硬化性、湿気硬化性、揮発硬化性、2液硬化性等の種々の接着剤を用いることができ、例えば変性シリコン系接着剤を用いることができる。なお、接着剤24は上記遮光性素材により光が入射しにくいので、光硬化性樹脂(例えば、紫外線硬化性樹脂)以外の硬化特性を有する接着剤であることが好ましい。このような接着剤としては、一般に両面粘着テープの接着力より強い接着力を有するものが容易に入手できる。
本実施形態では、接着剤24は電気光学パネル10の底面10dだけでなく、外端面10eの少なくとも一部にも接着されている。すなわち、接着剤24は、底面10dと支持面21の間では一定の厚みで介在しているが、外端面10eの外周側において厚み方向に盛り上がり、この盛り上がった部分が外端面10eの底面10d側の部分に接着されている。このようにすると、支持面21の幅Wdが小さくても電気光学パネル10の接着面積を大きくすることができるため、接着強度を高めることができる。また、電気光学パネル10の外端面10eの一部が遮光性の接着剤24で覆われることで、この接着部分近傍における遮光性を高めることができる。
ここで、通常は接着剤24は図示例のように外端面10eのうち底面10dと隣接する側の一部に接着されるが、図示二点鎖線で示すように、段差面22と外端面10eの間の接着剤24の量を増やすことで、外端面10eのより広い範囲に接着剤24が接着されるようにすることが好ましく、もちろん、外端面10e全体に接着されるようにしてもよい。さらに、段差面22と外端面10eの間から接着剤24の一部が電気光学パネル10の外周部の基板12の外面上にも乗り上げるように接着されるように構成すれば、接着強度及び遮光性をさらに高めることができる。なお、これらの点は以下に説明する他の実施形態についても同様である。
本実施形態ではさらに、接着剤24は電気光学パネル10の外端面10eと段差面22の間にも介在し、これによって電気光学パネル10の外周部は支持面21だけでなく段差面22に対しても接着されていることとなるので、さらに接着強度を高めることができるとともに遮光性もさらに向上する。
ただし、上記の段差面22は電気光学パネル10の位置決め性と保護性を高める上で有効ではあるが、段差面22を設けることで段差面22より外周側の外周枠部の厚みによって電気光学装置の外形が大きくなることから、この段差面22を敢えて設けずに、支持面21の外縁がそのまま枠体20の外縁となるように構成して小型化を図ることも可能である。この場合でも、上記のように電気光学パネル10の外端面10eにも接着剤24が接着されるのであれば、上記の基本的な効果自体は失われることがない。
さらに、本実施形態では両面粘着テープを用いないので、支持面21の幅Wdが小さくなっても両面接着テープの接着作業が困難になることによる生産効率の低下を招くことがなくなり、また、両面粘着テープを細幅に加工する際の抜き加工の困難性も問題とならないので、製造コストも低減できる。
本実施形態の電気光学装置の製造は以下のように行う。すなわち、最初に、電気光学パネル10の外周部の底面10dと外端面10eの少なくとも一方、又は、枠体20の支持面21と段差面22の少なくとも一方に未硬化の接着剤24を塗布する(第1ステップ)。ここで、塗布方法としては、ディスペンサによる塗布、スクリーン印刷、フレキソ印刷等の印刷法による塗布が挙げられる。
次に、電気光学パネル10の外周部を枠体20の支持面21上に配置し、電気光学パネルの外周部と枠体20の支持面21及び段差面22の間に接着剤24が配置されるようにし、接着剤24の硬化により、電気光学パネル10の外周部の底面10d及び外端面10eを枠体20の支持面21及び段差面22に接着する(第2ステップ)。この場合、第2ステップにおける接着剤24の硬化前の段階においては、未硬化の接着剤24の粘性が低い場合には毛細管現象により電気光学パネル10の外周部と支持面21の間に接着剤24が侵入し、未硬化の接着剤24の粘性が高い場合には、電気光学パネル10の外周部による加圧により接着剤24が電気光学パネル10の外周部と支持面21の間に広がる。
[第2実施形態]
次に、図3を参照して本発明に係る第2実施形態について説明する。図3は拡大部分断面図である。なお、この実施形態でも図1及び図14と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、図3に示すように、電気光学パネル10の外周部の底面10dと枠体20の支持面21の間に両面粘着テープ23が配置されるとともに、この両面粘着テープ23の外周側に第1実施形態と同様の遮光性の接着剤24が配置される。この接着剤24は電気光学パネル10の外周部と支持面21の間に介在して両者を接着している点では第1実施形態と同様である。また、図示例の場合、この接着剤24は外端面10eと段差面22の間に介在して両者を接着している点でも第1実施形態と同様である。
この場合、両面粘着テープ23は、好ましくは図示例のように支持面21のうち内周側の部分に限定して接着され、この両面粘着テープ23の外周側に電気光学パネル10の底面10dと支持面21とが対向する領域が残されるように配置される。このように構成すると、接着剤24による電気光学パネル10の外周部と支持面21との接着強度を高めることができる。また、両面粘着テープ23自体の製作は困難になるものの、支持面21の幅Wdよりもテープ幅Wtを或る程度小さくできるので、両面粘着テープ23の支持面21に対する貼着作業を容易化できる。
なお、図示例では、接着剤24が電気光学パネル10の外周部と支持面21とを接着しているが、両面粘着テープ23を外端面10eよりも外周側に張り出すように広幅に設置し、接着剤24が電気光学パネル10の外周部と両面粘着テープ23とを接着するように構成してもよい。この場合には、接着剤24は電気光学パネル10の外周部のうち外端面10eにのみ接着されることになる。
本実施形態では、電気光学パネルの外周部と支持面21とを内周側において両面粘着テープ23で接着し、外周側において接着剤24で接着しているので、接着面積を確保することができ、接着強度を高めることができる。また、内周側に両面粘着テープ23が配置されているので、接着剤24が支持面21より内周側にはみ出し、上記表示領域10Aや照明範囲の一部を遮光してしまうことを防止できる。さらに、両面粘着テープ23で固定した後に接着剤24を電気光学パネル10の外端面10e側に塗布すればよいので、接着剤24の塗布作業がそれほど困難ではなくなるという利点もある。
本実施形態の電気光学装置の製造は以下のように行う。すなわち、最初に、電気光学パネル10の外周部の底面10d若しくは支持面21に両面粘着テープ23を貼着する(第1ステップ)。このとき、両面粘着テープ23は先に支持面21上に貼着されるのが通常であるが、先に電気光学パネル10の外周部の底面10dに貼着されてもよい。次に、電気光学パネル10の外周部を支持面21上に配置し、電気光学パネル10の外周部の底面10dが両面粘着テープ23を介して支持面21に接着されるようにする(第2ステップ)。次に、段差面22と外端面10eの間に未硬化の接着剤24を塗布し、この接着剤の硬化により、両面粘着テープ23の外周側において電気光学パネル10の外周部が支持面21若しくは両面粘着テープ23に接着されるようにする(第3ステップ)。この塗布方法としてはディスペンサによる塗布が好ましい。
[第3実施形態]
次に、図4を参照して本発明に係る第3実施形態について説明する。図4は拡大部分断面図である。なお、この実施形態でも図1及び図14と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、図4に示すように、接着剤24中に微細なスペーサ25が分散配置され、このスペーサ25が電気光学パネル10の外周部の底面10dと支持面21との間に介在している。スペーサ25は図示例のように微細な樹脂等よりなる球状のものが底面10dと支持面21との間隔を高精度に規制する上で好ましいが、円柱状、多角形状など粒状のものであればこれに限定されない。
本実施形態では複数のスペーサ25が分散配置されてなる接着剤24を用いて電気光学パネル10の外周部を支持面21上に接着する。これにより、スペーサ25が底面10dと支持面21間に配置され、両者間の接着層の厚みがスペーサ25の外径により規制される。これによって、電気光学パネル10の外周部の底面10dと支持面21の間の接着剤24の厚みが制御されるので、接着強度が安定するとともに、予め或る程度接着剤24の量を規定しておけば、接着剤24が支持面21の内周側へはみ出し、表示領域10Aや照明範囲を遮ることが防止される。
なお、スペーサ25を第2実施形態の両面粘着テープ23のようなシート状で、表裏の少なくとも一方に粘着層を有しないものとすることもできる。このようなシート状のスペーサには第2実施形態の両面粘着テープ23のような電気光学パネル10と枠体20の直接的な接着作用はないが、上記のスペーサ25と同様に接着剤24の厚みを制御する機能を有し、また、このシート状のスペーサを内周側に配置し、その外周側にのみ接着剤24を配置すれば、第2実施形態と同様に接着剤24が支持面21よりも内周側にはみ出すことを防止することができる。
[第4実施形態]
次に、図5を参照して本発明に係る第4実施形態について説明する。図5は拡大部分断面図である。なお、この実施形態でも図1及び図14と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、図5に示すように、支持面21が外周側に向けて電気光学パネル10から離れる方向(図示下方)に傾斜している。これによって、支持面21上に電気光学パネル10の外周部を配置したとき、接着剤24は自重により外周側へ偏ろうとするので、接着剤24の量が多少過剰であっても内周側へはみ出すことが防止される。
[第5実施形態]
次に、図6及び図7を参照して本発明に係る第5実施形態について説明する。図6は拡大部分断面図、図7は支持面近傍の部分平面図(a)乃至(d)である。なお、この実施形態でも図1及び図14と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、図6に示すように、支持面21の一部に凹部である凹溝26が形成され、この凹溝26内に接着剤24の一部が入り込んだ状態で、電気光学パネル10の外周部が支持面21上で接着固定される。この凹溝26を設けることで、接着剤24の量が多少過剰であっても凹溝26内に接着剤24の一部が入り込むので、接着剤24の広がり範囲を制御でき、例えば、接着剤24の広がりを凹溝26の形成位置までは確保しつつ、支持面21よりもさらに内周側へはみ出すことを防止することができる。
凹溝26は図7(a)に示すように平面視において、電気光学パネル10の外周に沿って形成される支持面21の延長方向に沿って伸びるように構成される。これによって接着剤24の広がり範囲をより確実に制御できる。すなわち、凹溝26により接着剤24の内周側への広がり範囲を支持面21の延長方向に揃えることができ、かつ、接着剤24の支持面21よりさらに内周側へのはみ出しも確実に防止できる。ただし、本発明はこのような態様に限らず、例えば、平面視で円形、多角形といった任意の穴形状を有する凹部であれば、上記のような凹溝でなくても構わない。
支持面21に設けられる凹溝26その他の凹部は、図示例のように支持面21の外縁部21bよりも内縁部21a側に寄った位置に設けられることが好ましい。これは、接着剤24の支持面21上の内周側への広がり範囲をある程度確保しつつ、余分な接着剤24が内周側へはみ出すことを防止する上で内縁部21a側に凹部が形成される方が有効だからである。ただし、凹部を外縁部21b側に設けても基本的な効果が得られないわけではなく、接着剤24の支持面21よりも内周側へのはみ出しを防止する上で有効である。例えば、図6で点線で示すように、凹部若しくは凹溝を支持面21と段差面22の境界位置に設けてもよく、さらには、支持面21ではなく、段差面22(の下部)に設けてもよい。
また、凹溝26その他の凹部においては、外縁部21b側の内側面26bよりも内縁部21a側の内側面26aがより急峻に構成されることが好ましい。これは、内側面26aがなだらかであると接着剤24がそのさらに内周側へとはみ出しやすくなるからである。内側面26aが急峻であれば接着剤24の表面張力や粘性で当該内側面26aよりも内側に接着剤24がはみ出しにくくなる。
なお、上記凹溝26その他の凹部には、図7(b)に示すように、支持面21の外周側から凹溝26その他の凹部まで伸びる傾斜案内溝27を設けることが好ましい。この傾斜案内溝27は、支持面21の外周側から内周側へ支持面21の表面から凹溝26その他の凹部の底部に向けて徐々に傾斜し、接着剤24を凹溝26その他の凹部へ優先的に導く。このようにすると、接着剤24を支持面21の外周側や段差面22上に塗布した場合でも、接着剤24がスムーズに凹溝26その他の凹部へ流れ込むので、底面10dと支持面21の間に接着剤24を十分に配置することができる。
この場合、例えば、図7(c)に示すように接着剤24を傾斜案内溝27の上流端又はその外周側に離散的に塗布し、その後、電気光学パネル10の外周部を支持面21上に配置することで、図7(d)にハッチングで示すように凹溝26内に優先的に接着剤24が流れ込んだ態様で電気光学パネル10の外周部を接着固定できる。
なお、本実施形態の製造工程は基本的に第1実施形態と同様であるが、傾斜案内溝27を設ける場合には未硬化の接着剤24は支持面21上の傾斜案内溝27の上流端若しくはその外周側に塗布する。
[第6実施形態]
次に、図8及び図9を参照して本発明に係る第6実施形態について説明する。図8は拡大部分断面図(a)及び拡大部分平面図(b)、図9は支持面近傍の拡大部分平面図(a)乃至(d)である。なお、この実施形態でも図1及び図14と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、図8(a)に示すように、電気光学パネル10の外周部の底面10dと支持面21の間に接着剤24が先の実施形態と基本的には同様に配置されているが、図8(b)に示すように、平面視で見たときに接着剤24の内縁が蛇行状に形成されている。すなわち、電気光学パネル10の外周に沿って延在する支持面21上の接着層の内縁形状が当該延在方向に蛇行している。このような蛇行形状は、例えば、支持面21上に図9(a)に示すように接着剤24を上記延在方向に離散的に塗布し、その後、電気光学パネル10の外周部を支持面21上に配置したとき、図9(b)に示すように当該塗布した範囲を中心に接着剤24が広がることによって形成される。
なお、上記のように支持面21上に接着剤24を離散的に塗布することは、例えば精密ディスペンサ等を用いて容易に行うことができ、また、このような塗布方法は、支持面21の幅Wdが小さくなった場合には接着剤24の量を制御する上できわめて有効である。接着剤24の離散的な塗布態様は上記のように延在方向に周期的に塗布する方法に限らず、例えば、図9(b)に示すように千鳥状に塗布してもよい。この場合でも、図9(d)に示すように電気光学パネル10の外周部を支持面21上に配置すれば、接着剤24が広がることでその内縁は蛇行状に形成される。
いずれにしても、上記のように接着剤24を離散的に塗布することで、接着剤24の塗布作業が容易化され、接着剤24の塗布量も容易に低減できるので、接着剤24が内周側にはみ出すことを防止できる。特に、上記のように接着剤24の内縁が蛇行状に構成されるということは、図8(b)に示すように、接着剤24の内縁の蛇行形状の山部分24xと谷部分24yとが存在することを意味する。このとき、接着剤24の量が多少多い場合でも、山部分24xが支持面21の内縁部21aに先に到達したときに表面張力や粘性によって内縁部21aからさらに内周側へのはみ出しが抑制されるとともに、その間に谷部分24yが内周側へ進行するので、内周側へのはみ出しに対する接着剤24の量のマージンを大きく採ることができる。
また、本実施形態の製造方法においては、基本的に第1実施形態や第2実施形態と同様のステップで行うことができる。この場合、接着剤24の塗布は、支持面21、或いは、電気光学パネル10の外周部に対して、パネル収容部20Aの外周に沿って、或いは、電気光学パネル10の外周に沿って離散的に行う。この場合、接着剤24の塗布はディスペンサによる塗布や印刷法による塗布を用いることができる。この製造方法の利点は、接着剤24を離散的に塗布することで、接着剤24の塗布量を低減することができ、また、支持面21の幅が小さくなっても容易に塗布することができ、さらに、離散的な塗布パターンの単位塗布量や塗布周期に応じて接着剤24の量を精密に制御できるという点にある。なお、このような塗布方法は、以下の第7実施形態においても用いることができる。
[第7実施形態]
次に、図10及び図11を参照して本発明に係る第7実施形態について説明する。図10は接着剤24の塗布時の拡大部分断面図、図11は電気光学パネル10の外周部を接着した状態の拡大部分断面図である。なお、この実施形態でも図1及び図14と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、図10に示すように、最初に段差面22上に未硬化の接着剤24を塗布する(第1ステップ)。なお、本発明では第1実施形態で説明した製造工程のように接着剤24は電気光学パネル10の外周部(底面10d又は外端面10e)に塗布してもよく、また、支持面21上にのみ塗布してもよいが、本実施形態では、段差面22上に塗布することで、支持面21よりも内周側への接着剤24のはみ出しを抑制するようにしている。ここで、接着剤24は電気光学パネル10の外周部を支持面21上に配置したときに、その一部が当該外周部に接触するか、巻き込まれる範囲に配置する。
次に、図11に示すように、電気光学パネル10の外周部を支持面21上に配置すると、外周側に配置されていた接着剤24が電気光学パネル10の外周部に接触するか巻き込まれ、その結果、接着剤24の一部は底面10dと支持面21の間に配置され、接着剤24が硬化することで、電気光学パネル10が枠体20に接着される(第2ステップ)。ここで、接着剤24の粘性が低い場合には電気光学パネル10の外周部に接触するだけで毛細管現象によって底面10dと支持面21の間に侵入し、粘性が高い場合には電気光学パネル10の外周部に巻き込まれることによって底面10dと支持面21の間に広がる。この場合、接着剤24の主要部は電気光学パネル10の外端面10eと段差面22の間に残るので、接着剤24が支持面21よりさらに内周側にはみ出すことを抑制できる。
本実施形態の方法は、第6実施形態で説明したように外周に沿って離散的に接着剤24を段差面22に塗布する態様で行うこともできる。この場合には、上述の利点に加えて第6実施形態で説明した製法上の利点をも享受することが可能である。
[電子機器]
最後に、以上の各実施形態で説明したように構成された電気光学装置100を搭載した電子機器1000について図12及び図13を参照して説明する。図12は電子機器1000の外観を示す斜視図である。
電子機器1000は、本体部1001と表示部1002とを有し、本体部1001には操作ボタン等の操作部が設けられるとともに内部に制御装置等が組み込まれる。また、表示部1002には表示画面1003が形成され、表示部1002内に配置される上記電気光学装置100によって表示画面1003において所定の表示画像が形成されるようになっている。なお、図示例の電子機器1000は携帯電話機を構成する例を示すものであるが、本発明の電子機器1000はこれに限らず、携帯型情報端末、電子時計、その他の各種の機器に適用できる。
図13は電子機器1000の表示制御系の構成を示す概略ブロック図である。電子機器1000には、表示情報出力源291と、表示情報処理回路292と、電源回路293と、タイミングジェネレータ294と、照明体110への電力供給を行う光源制御回路295とを含む表示制御回路290を有する。また、電気光学装置100には、上述の構成を有する電気光学パネル10と、この電気光学パネル10を駆動する駆動回路15と、バックライトである上記の照明装置30とが設けられている。この駆動回路15は、電気光学パネル10に直接実装されている上記の半導体15で構成される。ただし、駆動回路15は、上記のような態様の他に、電気光学パネル10の基板表面上に形成された電子部品や回路パターン、或いは、電気光学パネル10に導電接続された回路基板に実装されたICチップ若しくは回路パターンなどによっても構成することができる。
表示情報出力源291は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ294によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路292に供給するように構成されている。
表示情報処理回路292は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路15へ供給する。駆動回路15は、走査線駆動回路、信号線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路293は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
光源制御回路295は、電源回路293から供給される電圧に基づいて照明装置30の光源に電力を供給し、所定の制御信号に基づいて光源の点灯の有無及びその輝度等を制御するようになっている。
尚、本発明の電気光学装置及び電子機器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
第1実施形態の電気光学装置の平面図。 第1実施形態の電気光学装置の縦断面図(a)及び拡大部分縦断面図(b)。 第2実施形態の拡大部分縦断面図。 第3実施形態の拡大部分縦断面図。 第4実施形態の拡大部分縦断面図。 第5実施形態の拡大部分縦断面図。 第5実施形態の部分平面図(a)乃至(d)。 第6実施形態の拡大部分縦断面図。 第6実施形態の部分平面図(a)乃至(d)。 第7実施形態の第1工程の拡大部分断面図。 第8実施形態の第2工程の拡大部分断面図。 電子機器の概略斜視図。 電子機器の表示制御系の概略ブロック図。 従来の拡大部分縦断面図。
符号の説明
10…電気光学パネル、10d…外周部の底面、11、12…基板、13、14…偏光板、15…半導体(駆動回路)、17…遮光層、20…枠体、21…支持面、21a…内縁部、21b…外縁部、22…段差面、23…両面粘着テープ、24…接着剤、25…スペーサ、26…凹溝(凹部)、30…照明装置、31…光源、32…導光板、33…反射シート、34…光学シート

Claims (14)

  1. 電気光学パネルと該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの収容部の外周に沿った支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置において、
    前記電気光学パネルの外周部と前記支持面が遮光性を有する接着剤を介して接着され、該接着剤に対し前記電気光学パネルの外周部の底面と外端面とが共に接着されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 電気光学パネルと該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの収容部の外周に沿った支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置において、
    前記電気光学パネルの外周部の底面と前記支持面が遮光性の両面粘着テープで接着され、該両面粘着テープの外周側において前記電気光学パネルの外周部と前記支持面若しくは前記両面粘着テープとが遮光性を有する接着剤を介して接着されていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 前記枠体は、前記支持面の外周側において、前記支持面の外縁より前記電気光学パネルの前記支持面に対向する面とは反対側の面側に伸びる段差面を有し、
    前記接着剤は前記段差面にも接着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記接着剤中において前記電気光学パネルの外周部の底面と前記支持面の間にスペーサが配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記支持面には前記接着剤の一部を収容する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記凹部は前記電気光学パネルの外周に沿って延長された形状を有する凹溝であることを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記支持面には外周側から前記凹部に合流し、前記支持面の表面側から前記凹部の底部側へ傾斜した傾斜案内溝が設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の電気光学装置。
  8. 前記接着剤は前記支持面上において前記電気光学パネルの外周に沿って蛇行した内縁形状を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電気光学装置と、該電気光学装置の制御手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  10. 電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの外周部を支持する支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置の製造方法において、
    前記電気光学パネルの外周部若しくは前記支持面に遮光性を有する未硬化の接着剤を塗布する第1ステップと、
    前記電気光学パネルの外周部が前記支持面上に配置されるように前記電気光学パネルが前記枠体に装着され、前記接着剤の硬化により、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面とが前記接着剤を介して接着され、前記電気光学パネルの外周部の底面と外端面とが共に前記接着剤に接着される第2ステップと、を具備することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  11. 前記枠体は、前記支持面の外周側において、前記支持面の外縁より前記電気光学パネルの前記支持面に対向する面とは反対側の面側に伸びる段差面を有し、
    前記第1ステップでは前記接着剤の少なくとも一部が前記段差面上に塗布されることを特徴とする請求項10に記載の電気光学装置の製造方法。
  12. 電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの外周部を支持する支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置の製造方法において、
    前記電気光学パネルの外周部の底面若しくは前記支持面に遮光性を有する両面粘着テープを接着する第1ステップと、
    前記電気光学パネルの外周部が前記支持面上に配置されるように前記電気光学パネルが前記枠体に装着され、前記電気光学パネルの外周部の底面と前記支持面とが前記両面粘着テープを介して接着される第2ステップと、
    前記電気光学パネルの外周部と前記支持面との間であって前記両面粘着テープの外周側に遮光性を有する未硬化の接着剤が塗布され、該接着剤の硬化により、前記電気光学パネルの外周部が前記接着剤を介して前記支持面若しくは前記両面粘着テープに接着される第3ステップと、具備することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  13. 前記枠体は、前記支持面の外周側において、前記支持面の外縁より前記電気光学パネルの前記支持面に対向する面とは反対側の面側に伸びる段差面を有し、
    前記第3ステップでは、前記段差面と前記電気光学パネルの外周部の外端面との間に前記接着剤が塗布されることを特徴とする請求項12に記載の電気光学装置の製造方法。
  14. 電気光学パネルと、該電気光学パネルを保持する枠体とを具備し、該枠体は前記電気光学パネルの外周部を支持する支持面を有し、該支持面上に前記電気光学パネルの外周部が保持されてなる電気光学装置の製造方法において、
    前記電気光学パネルの外周部若しくは前記支持面に遮光性を有する未硬化の接着剤を外周に沿って離散的に塗布する第1ステップと、
    前記電気光学パネルの外周部が前記支持面上に配置されるように前記電気光学パネルが前記枠体に装着され、前記接着剤の硬化により、前記電気光学パネルの外周部と前記支持面とが前記接着剤を介して接着される第2ステップと、を具備することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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