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JP2009288156A - 検査用ソケット - Google Patents

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JP2009288156A
JP2009288156A JP2008142711A JP2008142711A JP2009288156A JP 2009288156 A JP2009288156 A JP 2009288156A JP 2008142711 A JP2008142711 A JP 2008142711A JP 2008142711 A JP2008142711 A JP 2008142711A JP 2009288156 A JP2009288156 A JP 2009288156A
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Shinichi Nakamura
伸一 中村
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Unitechno Inc
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Abstract

【課題】検査装置の接続端子および被検査対象物の接続端子に対して最適な接触圧を確保することができるとともに、異なる被検査対象物に対応可能な汎用性の高い検査用ソケットを提供すること。
【解決手段】第3導電部材5の軸方向中央部に形成されたフランジ部5aを境にして、第1導電部材3とフランジ部5aとの間で第1端部5bを取り囲むようにして第1圧縮ばね6を設けるとともに、第2導電部材4とフランジ部5aとの間で第2端部5cを取り囲むようにして第2圧縮ばね7を設け、ソケット本体10の貫通孔11に形成された環状溝11cにフランジ部5aの半径方向外周部を挿通し、第1圧縮ばね6と第2圧縮ばね7の仕様を異ならせるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、検査用ソケットに関し、特にICパッケージや集積回路素子等を検査する検査用ソケットに関する。
ICパッケージ、あるいは、集積回路素子等を検査するものとして、テストされるICパッケージや集積回路素子等の接続端子と検査装置であるテスト回路基板の接続端子との間に複数のコンタクトプローブを備えた検査用ソケットが知られており、この検査用ソケットに備えられたコンタクトプローブには、両端のプランジャの間に圧縮ばねを設けて所要の接触圧付与と接触位置のばらつきの吸収を可能にする両端変位(摺動)型のものがある。
従来のこの種の両端変位型コンタクトプローブを備えた検査用ソケットとしては、貫通孔が複数形成された胴体部と、各貫通孔の一端の開口部側に配置され、被検査対象物の端子に接触する電気的接触部としての複数の第1プランジャと、各貫通孔の他端の開口部側に配置された電気的接触部としての複数の第2プランジャと、第1プランジャと第2プランジャとに対し、互いに離間させる方向に付勢可能な圧縮ばねとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−71343号公報
しかしながら、このような従来の検査用ソケットにあっては、第1プランジャおよび第2プランジャが単一の圧縮ばねにより離隔方向に付勢されていたため、ICパッケージやウェハー等の被検査対象物の接続端子と検査信号を取り出すテスト回路基板の接続端子とに第1プランジャおよび第2プランジャを接触させるときの接触圧を調整することが困難であった。
すなわち、被検査対象物の接続端子に接触する第1プランジャは、高い接触圧が必要であるのに対して、テスト回路基板の接続端子に接触する第2プランジャは、テスト回路基板の接続端子に良好な接触力で必要以上の荷重がかからないように接触させることによって、テスト回路基板の損傷を抑える必要がある。
従来の両端変位型コンタクトプローブを備えた検査用ソケットは、第1プランジャおよび第2プランジャが単一の圧縮ばねにより離隔方向に付勢されているため、被検査対象物の接続端子に接触する第1プランジャの接触圧に合わせて高い接触圧(荷重)を発生させる圧縮ばねを用いると、テスト回路基板の接続端子への接触圧が高くなってテスト回路基板の損傷を抑え難い。
一方、テスト回路基板の接続端子に接触する第2プランジャの接触圧に合わせて低い接触圧(荷重)を発生させる圧縮ばねを用いると、被検査対象物の接続端子への接触圧が低くなって導通不良が発生するおそれがある。
また、被検査対象物の種類が変わると、それに応じた仕様の両端変位型コンタクトプローブに変更する必要があるため、すなわち、両端変位型コンタクトプローブ全部を交換する必要があるため、検査用ソケットの汎用性が低いという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、検査装置の接続端子および被検査対象物の接続端子に対して最適な接触圧を確保することができるとともに、異なる被検査対象物に対応可能な汎用性の高い検査用ソケットを提供するものである。
本発明の検査用ソケットは、上記目的を達成するため、少なくとも1つ以上の貫通孔が形成されたソケット本体と、前記貫通孔の一端の開口部側に配置され、被検査対象物の接続端子に接触するための電気的接触部を構成する第1導電部材と、前記貫通孔の他端の開口部側に配置され、検査装置の接続端子に接触するための電気的接触部を構成する第2導電部材と、前記ソケット本体の貫通孔に収納され、一端に前記第1導電部材が摺動自在に保持結合されるとともに、他端に前記第2導電部材が摺動自在に保持結合される第3導電部材と、前記第3導電部材の軸方向の所定箇所に形成され、前記第3導電部材の半径方向外方に拡径される拡径部と、前記第1導電部材と前記拡径部との間で前記第3導電部材を取り囲むようにして設けられ、前記第1導電部材を前記拡径部から離隔する方向に付勢する中空の第1弾性部材と、前記第2導電部材と前記拡径部との間で前記第3導電部材を取り囲むようにして設けられ、前記第2導電部材を前記拡径部から離隔する方向に付勢する中空の第2弾性部材と、前記ソケット本体の貫通孔に形成され、前記拡径部の半径方向外周部が挿通される挿通部とを備えたものから構成されている。
この構成により、第3導電部材の軸方向に形成された拡径部を境にして、第1導電部材と拡径部との間で第3導電部材を取り囲むようにして第1弾性部材が設けられるとともに、第3導電部材と拡径部との間で第2導電部材を取り囲むようにして第2弾性部材が設けられ、ソケット本体の貫通孔に形成された挿通部に拡径部の半径方向外周部が挿通されるので、第1弾性部材と第2弾性部材の仕様を異ならせることができる。
このため、被検査対象物と検査装置に対してそれぞれ必要とされる荷重を発生させる弾性部材を選定することができ、第1弾性部材を被検査対象物の接続端子に高い接触圧で接触させて導通不良が発生するのを防止することができる一方、第2弾性部材を検査装置の接続端子に良好な接触力で必要以上の荷重がかからないように接触させて検査装置に損傷を与えてしまうのを防止することができる。
また、被検査対象物の種類が変更されるときには、第1導電部材の形状や寸法を変更したり、第1弾性部材のばね荷重を変更することにより、第1導電部材や第1弾性部材を被検査対象物に応じた仕様のものに変えることで対応することができ、ソケット装置の汎用性を高めることができる。
また、検査装置の接続端子に対する接触圧は常に一定であるため、第2導電部材および第2弾性部材を標準化することができる。これに加えて、検査時に第1導電部材に汚れや磨耗が発生して被検査対象物の接続端子に対する接触機能が低下した場合には、第1導電部材のみを交換することで接触機能を回復することができる。この結果、交換費用を大幅に低減することができる。
また、部品を交換する場合には、第1導電部材および第2導電部材を個々に交換すればよいので、廃棄部品を少なくすることができ、環境対策を図ることができる。
さらに、第1弾性部材と第2弾性部材が拡径部を介して分離されるので、第1導電部材および第2導電部材が被検査対象物の接続端子および検査装置の接続端子にそれぞれ接触するときに、大きいばね荷重を有する第1弾性部材の反発力が小さいばね荷重を有する第2弾性部材に影響することがない。このため、第2弾性部材の耐久性を考慮する必要がなく、第2弾性部材の交換期間を長くすることができ、検査用ソケットのメンテナンス費用を低減することができる。
また、本発明による検査用ソケットは、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の仕様が異なるものから構成されている。
この構成により、被検査対象物と検査装置に対してそれぞれ必要とされる荷重を発生させる弾性部材を選定することができ、第1弾性部材を被検査対象物の接続端子に高い接触圧で接触させて導通不良が発生するのをより防止することができる一方、第2弾性部材を検査装置の接続端子に低い接触圧で接触させて検査装置に損傷を与えてしまうのを防止することができる。
また、本発明による検査用ソケットは、前記ソケット本体が、前記挿通部を境にして分割され、前記挿通部の一方を構成する第1溝が形成された第1ソケット本体および前記挿通部の他方を構成する第2溝が形成された第2ソケット本体から構成され、前記貫通孔の一方側が前記第1ソケット本体に形成されるとともに、前記貫通孔の他方側が前記第2ソケット本体に形成されるものから構成されている。
この構成により、第1導電部材、第2導電部材、第3導電部材、第1弾性部材および第2弾性部材からなる両端変位型コンタクトプローブをソケット本体に組み付けるときに、第1溝または第2溝に第3導電部材の拡径部を位置決めして第1ソケット本体または第2ソケット本体に両端変位型コンタクトプローブを装着した後に、第2溝または第1溝を拡径部に位置決めして第2ソケット本体または第1ソケット本体を第1ソケット本体または第2ソケット本体に取付けることにより、挿通部に拡径部を容易に挿通して両端変位型コンタクトプローブをソケット本体に組み付けることができる。
また、本発明による検査用ソケットは、前記ソケット本体が、前記挿通部を境に分割され、前記挿通部の一方を構成する溝または平面部を有する第1ソケット本体および前記挿通部の他方を構成する平面部または溝を有する第2ソケット本体から構成され、前記貫通孔の一方側が前記第1ソケット本体に形成されるとともに、前記貫通孔の他方側が前記第2ソケット本体に形成されるものから構成されている。
この構成により、第1導電部材、第2導電部材、第3導電部材、第1弾性部材および第2弾性部材からなる両端変位型コンタクトプローブをソケット本体に組み付けるときに、溝に第3導電部材の拡径部を位置決めして第1ソケット本体または第2ソケット本体に両端変位型コンタクトプローブを装着した後に、第2ソケット本体または第1ソケット本体を第1ソケット本体または第2ソケット本体に取付けることにより、挿通部に拡径部を容易に挿通して両端変位型コンタクトプローブをソケット本体に組み付けることができる。
また、第1ソケット本体および第2ソケット本体の何れか一方に溝を形成し、第1ソケット本体および第2ソケット本体の何れか他方が溝と共に挿通部を構成する平面部を有するので、第1ソケット本体または第2ソケット本体の一方のみに溝を加工することで挿通部を構成することができ、ソケット本体の製造を容易に行うことができ、ソケット本体の製造コストが増大するのを防止することができる。
また、本発明による検査用ソケットは、前記第1ソケット本体が、前記貫通孔の一方側が形成された本体部と、前記本体部と別体に設けられ、前記一方側の貫通孔の内周面積よりも小さい開口面積の開口部を有するソケットカバーとを備え、前記開口部と前記一方側の貫通孔の間の前記ソケットカバー部分によって前記第1係合部が構成されている。
この構成により、第1導電部材および第2導電部材の第2係合部が第1係合部に係合されるので、第1導電部材、第2導電部材、第1弾性部材および第2弾性部材がソケット本体から抜け出てしまうのを防止することができる。
また、本発明による検査用ソケットは、前記第1ソケット本体が、前記貫通孔の一方が形成された本体部と、前記本体部と別体に設けられ、前記貫通孔の内周面積よりも小さい開口面積の開口部を有するソケットカバーとを備え、前記開口部と貫通孔の間の前記ソケットカバー部分によって前記第1係合部が構成されている。
この構成により、第1導電部材が配置される第1ソケット本体を、貫通孔が形成された本体部と、貫通孔の内周面積よりも小さい開口面積の開口部を有するソケットカバーとから構成したので、1つのソケット本体に貫通孔と開口部を2つの工程で形成するのを不要にできる。
また、第1弾性部材と第2弾性部材が拡径部を介して分離され、第1弾性部材および第2弾性部材の相互でばね荷重が影響し合うのを防止することができる。すなわち、従来のようにばね部材が単一の場合には、第2導電部材が検査装置の接続端子に接触して圧縮したときに、第1導電部材が単一の弾性部材の反発力によってソケットカバーに強い当接力で当接してしまうため、ソケットカバーの強度を強く(例えば、板厚を厚く)する必要がある。
本発明は、第1弾性部材および第2弾性部材の相互でばね荷重が影響し合うことがないので、第1弾性部材の初期ばね荷重を小さくすることができるため、第1弾性部材のばね荷重によって第1導電部材の第2係合部がソケットカバーの第1係合部に強い当接力で当接することがない。
このため、第1弾性部材および第1導電部材が第1ソケット本体から抜け出ない程度の強度を有するソケットカバーを用いることができ、ソケットカバーの板厚を薄くすることができる。このため、ソケットカバーの板厚を薄くすることができる分だけソケット本体の高さを低くすることができ、検査用ソケットの小型化を図ることができる。
また、第1弾性部材および第1導電部材を交換する際には、ソケットカバーを本体部から取り外した状態で交換作業を行うことができるため、第1弾性部材および第1導電部材の交換作業の作業性を向上させることができる。
また、本発明による検査用ソケットは、前記第1弾性部材の一端が前記第1導電部材の外周部に嵌合されるとともに、前記第1弾性部材の他端が前記拡径部側の前記第3導電部材の外周部に嵌合され、前記第2弾性部材の一端が前記第2導電部材の外周部に嵌合されるとともに、前記第2弾性部材の他端が前記拡径部側の前記第3導電部材の外周部に嵌合されるものから構成されている。
この構成により、第1導電部材、第2導電部材、第3導電部材、第1弾性部材および第2弾性部材からなる両端変位型コンタクトプローブを一体化してソケット本体に組み付けることができ、両端変位型コンタクトプローブの組み付け作業の作業性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明は、検査装置の接続端子および被検査対象物の接続端子に対して最適な接触圧を確保することができるとともに、異なる被検査対象物に対応可能な汎用性の高い検査用ソケットを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図10は、本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、検査用ソケット装置1は、両端変位型コンタクトプローブ(以下、単にプローブともいう)2とソケット本体10とを備えている。
プローブ2は、その軸方向両端側にそれぞれ電気的接触部を構成する第1導電部材3および第2導電部材4を有し、ソケット本体10の貫通孔11に収納されている。なお、図示していないが、ソケット本体10には互いに平行に所定ピッチ(図1中、左右方向で一定の間隔)で貫通孔が形成されており、この貫通孔内にもプローブ2が収納されている。
第1導電部材3は、貫通孔11の上方(一端)の開口部11a側に配置されており、被検査対象物21の接続端子21a(図4参照)に接触するようになっている。
また、第2導電部材4は、貫通孔11の下方(他端)の開口部11b側に配置されており、検査装置であるプリント配線板22の接続端子22a(図4参照)に接触するようになっている。
ソケット本体10の貫通孔11には第3導電部材5が収納されており、第3導電部材5は、上端(一端)に第1導電部材3が摺動自在に保持結合されるとともに、下端(他端)に第2導電部材4が摺動自在に保持結合されている。
また、第3導電部材5の軸方向中央部には拡径部としてのフランジ部5aが形成されており、このフランジ部5aは、第3導電部材5の半径方向外方に拡径されている。
また、第3導電部材5のフランジ部5aの上方側は第1端部5bを構成しており、第1導電部材3とフランジ部5aの間には第1端部5bを取り囲むように中空の第1弾性部材である第1圧縮ばね6が設けられている。
また、第3導電部材5のフランジ部5aの下方側は第2端部5cを構成しており、第2導電部材4とフランジ部5aの間には第2端部5cを取り囲むように中空の第2弾性部材である第2圧縮ばね7が設けられている。
第1圧縮ばね6は、第1導電部材3をフランジ部5aから離隔する方向に付勢しており、第1導電部材3の外端部であるコンタクト部3aは、ソケット本体10の開口部11aから外方に突出している。
第2圧縮ばね7は、第2導電部材4をフランジ部5aから離隔する方向に付勢しており、第2導電部材4の外端部であるコンタクト部4aは、ソケット本体10の開口部11bから外方に突出している。また、コンタクト部4aは、三角形状の凹凸部が連続する冠形状に形成されている。
また、ソケット本体10の貫通孔11には挿通部としての環状溝11cが形成されており、この環状溝11cにはフランジ部5aの半径方向外周部が挿通されている。
また、第1導電部材3および第2導電部材4の各々は、コンタクト部3a、4aより大径に形成されるとともにコンタクト部3a、4aの基端側で第1圧縮ばね6の上端面および第2圧縮ばね7の下端面に当接するフランジ部3f、4fと、これらフランジ部3f、4fからフランジ部5a側に突出するとともに第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端に嵌入された嵌入部3e、4eと、これら嵌入部3e、4eの径方向内方で軸方向に延在する有底の、または貫通した孔部3c、4cとを有している。
第1導電部材3および第2導電部材4のコンタクト部3a、4aは、それぞれ、フランジ部3f、4fから軸方向一方側に突出する導通部となっており、ソケット本体10の開口部11a、11bにより軸方向に変位(摺動)可能に保持されている。
また、開口部11a、11bの開口面積は、貫通孔11の内周面積よりも小さく形成されることにより、開口部11a、11bと貫通孔11の間に第1係合部としての環状係合部11d、11eが形成されており、第1導電部材3のフランジ部3fおよび第2導電部材4のフランジ部4fが環状係合部11d、11eに係合することにより、第1導電部材3および第2導電部材4がソケット本体10から抜け出ないようになっている。本実施の形態では、第1導電部材3のフランジ部3fおよび第2導電部材4のフランジ部4fが第2係合部を構成している。
図2に示すように、ソケット本体10は、環状溝11cを境に分割された第1ソケット本体13および第2ソケット本体14を備えており、第1ソケット本体13には環状溝11cの一方を構成する第1溝13aが形成されているとともに、第2ソケット本体14には環状溝11cの他方を構成する第2溝14aが形成されている。
また、第1ソケット本体13には、貫通孔11の一方側を構成する第1貫通孔11fが形成されており、第2ソケット本体14には、貫通孔11の他方側を構成する第2貫通孔11gが形成されている。なお、図1に第1ソケット本体13および第2ソケット本体14の分割面をP1、P2で示す。
また、図3に示すように、フランジ部5aは、円状に形成されており、環状溝11cとの間で所定の隙間を介して、あるいは環状溝11cに密着するようにして環状溝11cに挿通されている。
なお、図3は、図2(b)のA−A方向矢視図であり、第1溝13aと第2溝14aは、共に同一形状となるように第1ソケット本体13および第2ソケット本体14に形成されている。
被検査対象物21の接続端子21aと高頻度に接触・離脱する第1導電部材3は、導電率および耐摩耗性が高い硬質の金属材料、例えばチタン(Ti)系金属および炭素鋼(SK)からなり、プリント配線板22の接続端子22aに接触する第2導電部材4は、第1導電部材3ほどの硬度は要求されないので、例えば、燐青銅、黄銅、ベリリウム銅等の銅系金属からなる。これら第1導電部材3および第2導電部材4は、それぞれ快削性のある材料を用いることでその旋削加工等を容易化することができる。
第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7は、任意の断面形状と材料(例えば、ばね用のピアノ線、ステンレス線、あるいは、プラスチック)で形成することができ、第1導電部材3および第2導電部材4に比べ導電性が要求されない部材となっている。
また、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7は第1導電部材3および第2導電部材4をフランジ部5aから離隔する方向に付勢する中空の弾性部材となっている。ここにいう弾性部材とは、金属のみならず、ゴムのような粘弾性体やプラスチックからなるもの、あるいはこれらの複合品で形成することができる。
第1導電部材3および第2導電部材4を導通させるのは、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7内に収納された第3導電部材5である。この第3導電部材5は、第1導電部材3より導電率の高い材料、あるいは両導電部材3、4より導電率の高い材料からなり、例えば、無酸素銅やベリリウム銅等の銅系金属で形成されている。
この第3導電部材5の第1端部5bの上端は、第1導電部材3の孔部3cに摺動可能に挿入されているとともに、第3導電部材5の第2端部5cは、第2導電部材4の孔部4cに摺動可能に挿入されている。
なお、本実施の形態では、第3導電部材5のフランジ部5aは、第1端部5bおよび第2端部5cと同一の材料でこれらと一体に形成されているが、フランジ部5aを第1端部5bおよび第2端部5cと別の材料で形成することも可能である。
第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端は、それぞれ第1導電部材3および第2導電部材4の嵌入部3e、4eよりも内径が小さくなるように形成されており、第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端に第1導電部材3および第2導電部材4の嵌入部3e、4eがそれぞれ嵌入されたとき、これら嵌入部3e、4eが第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端から所定の径方向圧力で締め付けられるようになっている。
一方、本実施の形態では、第1圧縮ばね6と第2圧縮ばね7は、仕様が異なるものが用いられている。
これは、被検査対象物21の接続端子21aとプリント配線板22の接続端子22aに接触するときの第1導電部材3と第2導電部材4の接触圧が異なるためである。
すなわち、被検査対象物21の接続端子21aに接触する第1導電部材3は、接触不良が発生すること等を防止するために、高い接触圧が必要であるのに対して、プリント配線板22の接続端子22aに接触する第2導電部材4は、プリント配線板22の接続端子22aに良好な接触力で必要以上の荷重がかからないように接触させることによってプリント配線板22の損傷を抑える必要がある。
本実施形態では、第1圧縮ばね6と第2圧縮ばね7の仕様を、第1導電部材3および第2導電部材4が被検査対象物21の接続端子21aとプリント配線板22の接続端子22aにそれぞれ接触するときに最適な接触圧となるように設定している。
例えば、被検査対象物21の接続端子21aに第1導電部材3を接触させるときに必要な第1圧縮ばね6の荷重が30g、プリント配線板22の接続端子22aに第2導電部材4を接触させるときに必要な第2圧縮ばね7の荷重が12gであるものとする。
第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7のばね定数を同じにした場合には、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7のストロークを分けて設定することができる。
例えば、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7のばね定数をそれぞれ60g/mm、第1圧縮ばね6のストロークを0.5mm、第2圧縮ばね7のストロークを0.2mmにすると、第1圧縮ばね6には60×0.5=30gの荷重を発生させることができ、第2圧縮ばね7には60×0.2=12gの荷重を発生させることができる。
一方、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7のばね定数を別々にすることも考えられる。
例えば、第1圧縮ばね6のばね定数を60g/mm、第2圧縮ばね7のばね定数を30g/mm、第1圧縮ばね6のストロークを0.5mm、第2圧縮ばね7のストロークを0.4mmとすると、第1圧縮ばね6には60g×0.5=30gの荷重を発生させることができ、第2圧縮ばね7には30×0.4=12gの荷重を発生させることができる。
このように第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7を別仕様にすることで、第1導電部材3および第2導電部材4が被検査対象物21の接続端子21aとプリント配線板22の接続端子22aにそれぞれ接触するときに最適な接触圧に設定することができる。
次に、図2を用いて本実施の形態の検査用ソケット1の組立て方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、分割された状態の第2ソケット本体14の第2貫通孔11gに、第2圧縮ばね7の下端に第2導電部材4の嵌入部4eが嵌入された状態の第2圧縮ばね7および第2導電部材4を挿入する。
次いで、第2圧縮ばね7に第3導電部材5の第2端部5cを挿通した後、第2端部5cを第2貫通孔11gに挿通し、第2端部5cの下端を第2導電部材4の孔部4cに挿通しながら、第2溝14aにフランジ部5aを位置決めする。
次いで、図2(b)に示すように、第1導電部材3の嵌入部3eに上端が嵌入された状態の第1圧縮ばね6を第3導電部材5の第1端部5bに挿通する。次いで、第1端部5bを第1ソケット本体13の第1貫通孔11fに挿通し、第1溝13aをフランジ部5aに位置決めして第1ソケット本体13を第2ソケット本体14に取付けることにより、環状溝11cにフランジ部5aを挿通した状態でプローブ2をソケット本体10に組み付ける。これが図1の状態となる。
次に、動作について説明する。
上述のように構成された本実施の形態の検査用ソケット1では、図4に示すように、テストを行うICパッケージや集積回路を造りこんだウェハー等の被検査対象物21の接続端子21aに第1導電部材3のコンタクト部3aが接触するとともに、検査機器や診断機器を構成するプリント配線板22の接続端子22aに第2導電部材4のコンタクト部4aが接触する。なお、コンタクト部4aは、冠形状に形成されているため、プリント配線板22の接続端子22aに安定して接触することになる。
また、仕様の異なる第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7により、両コンタクト部3a、4aによる第1導電部材3および第2導電部材4の変位S1、S2が許容されるとともに、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7が圧縮してばね荷重を発生することにより、第1導電部材3および第2導電部材4への電気的接続をなすための所要の接触圧が付与される。
このように本実施の形態では、第3導電部材5の軸方向中央部に形成されたフランジ部5aを境にして、第1導電部材3とフランジ部5aとの間で第1端部5bを取り囲むようにして第1圧縮ばね6を設けるとともに、第2導電部材4とフランジ部5aとの間で第2端部5cを取り囲むようにして第2圧縮ばね7を設け、ソケット本体10の貫通孔11に形成された環状溝11cにフランジ部5aの半径方向外周部を挿通したので、第1圧縮ばね6と第2圧縮ばね7の仕様を異ならせることができる。
このため、被検査対象物21とプリント配線板22に対してそれぞれ必要とされる荷重を発生させる第1圧縮ばね6と第2圧縮ばね7を選定することができ、第1圧縮ばね6を被検査対象物21の接続端子21aに高い接触圧で接触させて導通不良が発生するのを防止することができる一方、第2圧縮ばね7をプリント配線板22の接続端子22aに良好な接触力で必要以上の荷重がかからないように接触させてプリント配線板22に損傷を与えてしまうのを防止することができる。
また、被検査対象物21の種類が変更されるときには、第1導電部材3の形状や寸法を変更したり、第1圧縮ばね6の発生する荷重を変更することにより、被検査対象物21に応じた仕様のものに変えることで対応することができ、検査用ソケット1の汎用性を高めることができる。
さらに、プリント配線板22の接続端子22aに対する接触圧は常に一定であるため、第2導電部材4および第2圧縮ばね7を標準化することができる。これに加えて、検査時に第1導電部材3に汚れや磨耗が発生して被検査対象物21の接続端子21aに対する接触機能が低下した場合には、第1導電部材3のみを交換することで接触機能を回復することができる。この結果、検査用ソケット1の交換費用を大幅に低減することができる。
また、部品を交換する場合には、第1導電部材3および第2導電部材4を個々に交換すればよいので、廃棄部品を少なくすることができ、環境対策を図ることができる。
また、本実施の形態では、開口部11a、11bの開口面積を貫通孔11の内周面積よりも小さく形成することにより、開口部11a、11bと貫通孔11の間に環状係合部11d、11eを形成し、第1導電部材3および第2導電部材4のフランジ部3f、4fを環状係合部11d、11eに係合させているので、第1導電部材3、第2導電部材4、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7がソケット本体10から抜け出るのを防止することができる。
また、本実施の形態では、ソケット本体10を、環状溝11cの一方を構成する第1溝13aが形成された第1ソケット本体13および環状溝11cの他方を構成する第2溝14aが形成された第2ソケット本体14から構成し、第1ソケット本体13に第1貫通孔11fを形成するとともに、第2ソケット本体14に第2貫通孔11gを形成したので、環状溝11cにフランジ部5aを容易に挿通してプローブ2をソケット本体10に組み付けることができる。
また、本実施の形態では、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7がフランジ部5aを介して分離されるので、第1導電部材3および第2導電部材4が被検査対象物21の接続端子21aおよびプリント配線板22の接続端子22aにそれぞれ接触するときに、大きいばね荷重を有する第1圧縮ばね6の反発力が小さいばね荷重を有する第2圧縮ばね7に影響することがない。
このため、第2圧縮ばね7の耐久性を考慮する必要がなく、第2圧縮ばね7の交換期間を長くすることができ、検査用ソケット1のメンテナンス費用を低減することができる。
また、図5に示すように、コンタクト部4iを円錐形状に形成してもよい。このようにしてもコンタクト部4iの加工を容易に行うことができるとともに、コンタクト部4iの先端をプリント配線板22の接続端子22aに確実に接触させることができる。
また、図6に示すように、コンタクト部4jを曲面形状に形成してもよい。このようにしてもコンタクト部4jの加工を容易に行うことができるとともに、コンタクト部4jの先端をプリント配線板22の接続端子22aに確実に接触させることができる。
また、本実施の形態では、拡径部を円状のフランジ部5aから構成するとともに、挿通部を環状溝11cから構成しているが、図7に示すように、拡径部を四角形状のフランジ部23から構成するとともに、挿通部を、第2ソケット本体14に形成された直線部A、Bからなる四角形状の第2溝23aと第1ソケット本体13に形成された第2溝23aと同形状の第1溝(図示略)とから構成してもよい。
このようにすれば、ソケット本体10に互いに平行に所定ピッチで形成された複数の貫通孔11を、それぞれ直線部Aを介して隣接させることにより、貫通孔11のピッチを小さくすることができ、ソケット本体10を小型化することができ、検査用ソケット1を小型化することができる。
また、隣接する貫通孔11のピッチを小さくすることができるので、微小な被検査対象物21の検査を行うことができる。具体的には、被検査対象物21の接続端子21aのピッチが、例えば、0.4mmや0.3mmのように小さいものであっても、貫通孔11のピッチを小さくすることができれば、第2導電部材4のピッチを小さくすることができるため、微小な被検査対象物21の検査にも対応することが可能となる。
また、図8に示すように、拡径部を第3導電部材5の半径方向外方に拡径される4本のアーム部24から構成し、挿通部を、第2ソケット本体14に形成され、アーム部24が2本毎に挿通されるように貫通孔11の円周方向に所定長に亘って延在する一対の第2溝24aと第1ソケット本体13に形成された第2溝24aと同形状の第1溝(図示略)とから構成してもよい。
なお、アーム部24は、4本に限らず、第3導電部材5の軸線で挟んで対称な位置に2本設けてもよく、第3導電部材5の軸線周りに等間隔で5本以上設けてもよい。
また、本実施の形態では、第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端を、第1導電部材3の嵌入部3eおよび第2導電部材4の嵌入部4eに嵌入して、第1圧縮ばね6および第1導電部材3と第2圧縮ばね7および第2導電部材4を一体化しているが、図9に示すように、嵌入部3e、4eを廃止して第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端をフランジ部3f、4fに当接させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、第1導電部材3および第1圧縮ばね6と、第2導電部材4および第2圧縮ばね7と、第3導電部材5とをソケット本体10に別々に組み付けるようにしているが、プローブ2を一体化して組み付けるようにしてもよい。
すなわち、図10に示すように、フランジ部5a側の第1端部5bおよび第2端部5cに第1圧縮ばね6の下端および第2圧縮ばね7の上端に嵌合するように第1圧縮ばね6の下端および第2圧縮ばね7の上端よりも大径の嵌合部5d、5eを設け、第1圧縮ばね6の下端および第2圧縮ばね7の上端を嵌合部5d、5eに嵌合させる。
このようにすれば、第1圧縮ばね6の上端および第2圧縮ばね7の下端は、第1導電部材3の嵌入部3eおよび第2導電部材4の嵌入部4eに嵌入されているため、第1導電部材3および第2導電部材4を第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7を介して第3導電部材5に支持させ、所謂、自己保持機能を発揮させてプローブ2を一体化することができる。
このようにすれば、プローブ2を簡単にソケット本体10に組み付けることができ、検査用ソケット1の組み付け作業の作業性をより一層向上させることができる。
また、嵌合部5d、5eの外周部に第1圧縮ばね6の下端および第2圧縮ばね7が係合する環状凹部を形成してもよい。このようにすれば、第1圧縮ばね6の下端および第2圧縮ばね7の上端を嵌合部5d、5eにより強固に嵌合させることができ、自己保持機能をより確実に発生させることができる。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明に係る検査用ソケットの第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図11において、第1ソケット本体13は、第1貫通孔11fが形成された本体部32と、本体部32と別体に設けられ、第1貫通孔11fの内周面積よりも小さい開口面積の開口部(貫通孔11の一端)31aを有するソケットカバー31とを備えており、ソケットカバー31は、図示しないボルトによって本体部32に締結されるようになっている。
また、ソケットカバー31の開口部31aと第1貫通孔11fの間のソケットカバー31部分によって第1係合部としての環状係合部31dが構成されており、この環状係合部31dに第1導電部材3のフランジ部3fが係合することにより、第1導電部材3が第1ソケット本体13から抜け出ないようになっている。
このように、本実施の形態では、第1導電部材3が配置される第1ソケット本体13を、第1貫通孔11fが形成された本体部32と、第1貫通孔11fの内周面積よりも小さい開口面積を有する開口部31aを有するソケットカバー31とから構成したので、1つの第1ソケット本体13に第1貫通孔11fと開口部31aを2つの工程で形成するのを不要にできる。
すなわち、1つの第1ソケット本体13に第1貫通孔11fと開口部31aを開口するには、まず、切削加工によって開口部31aを開口した後、開口部31aを下側に位置するようにして第1ソケット本体13の分割面P1側から第1貫通孔11fを開口する2つの工程が必要になる。
本実施の形態では、第1貫通孔11fが形成された本体部32と、開口部31aが形成されたソケットカバー31とをボルトによって一体化するようにしたので、開口部31aおよび第1貫通孔11fの形成を容易に行うことができ、第1ソケット本体13の製造を容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7がフランジ部5aを介して分離され、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7の相互でばね荷重が影響し合うことがない。
すなわち、従来のように圧縮ばねが単一の場合には、第2導電部材4がプリント配線板22の接続端子22aに接触して圧縮したときに、第1導電部材3が単一の圧縮ばねの反発力によってソケットカバー31に強い当接力で当接してしまうため、ソケットカバー31の強度を強く(例えば、板厚を厚く)する必要がある。
本実施の形態では、第1圧縮ばね6および第2圧縮ばね7の相互でばね荷重が影響し合うことがないので、第1圧縮ばね6の初期ばね荷重を小さくすることができ、第1圧縮ばね6のばね荷重によって第1導電部材3のフランジ部3fがソケットカバー31の環状係合部31dに強い当接力で当接することがない。
このため、第1圧縮ばね6および第1導電部材3が第1ソケット本体13から抜け出ない程度の強度を有するソケットカバー31を用いることができ、ソケットカバー31の板厚を薄くすることができる。このため、ソケットカバー31の板厚を薄くすることができる分だけソケット本体10の高さを低くすることができ、検査用ソケット1の小型化を図ることができる。
また、第1圧縮ばね6および第1導電部材3を交換する際には、ソケットカバー31および本体部32からボルトを取り外した後、ソケットカバー31を本体部32から取り外した状態で交換作業を行うことができるため、第1圧縮ばね6および第1導電部材3の交換作業の作業性を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
図12、図13は、本発明に係る検査用ソケットの第3の実施の形態を示す図であり、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、ソケット本体10は、環状溝11cを境に分割され、環状溝11cの一方を構成する溝41が形成された第2ソケット本体14および環状溝11cの他方を構成する平面部42を有する第1ソケット本体13から構成されており、第1貫通孔11fが第1ソケット本体13に形成されるとともに、第2貫通孔11gが第2ソケット本体14に形成されている。なお、図1に第1ソケット本体13および第2ソケット本体14の分割面をP1、P2で示す。
図13を用いて本実施の形態の検査用ソケット1の組立て方法について説明する。
まず、図13(a)に示すように、分割された状態の第2ソケット本体14の第2貫通孔11gに、第2圧縮ばね7の下端に第2導電部材4の嵌入部4eが嵌入された状態の第2圧縮ばね7および第2導電部材4を挿入する。
次いで、第2圧縮ばね7に第3導電部材5の第2端部5cを挿通した後、第2端部5cを第2貫通孔11gに挿通し、第2端部5cの下端を第2導電部材4の孔部4cに挿通しながら、溝41にフランジ部5aを位置決めする。
次いで、図13(b)に示すように、第1導電部材3の嵌入部3eに上端が嵌入された状態の第1圧縮ばね6を第3導電部材5の第1端部5bに挿通する。次いで、第1端部5bを第1ソケット本体13の第1貫通孔11fに挿通し、平面部42で溝41を覆うようにして第1ソケット本体13を第2ソケット本体14に取付けることにより、環状溝11cにフランジ部5aを挿通した状態でプローブ2をソケット本体10に組み付ける。これが図12の状態となる。
本実施の形態では、ソケット本体10を、環状溝11cの一方を構成する溝41が形成された第2ソケット本体14および環状溝11cの他方を構成する平面部42を有する第1ソケット本体13から構成し、第1ソケット本体13に第1貫通孔11fを形成するとともに、第2ソケット本体14に第2貫通孔11gを形成したので、環状溝11cにフランジ部5aを容易に挿通してプローブ2をソケット本体10に組み付けることができる。
また、本実施の形態では、第2ソケット本体14に溝41を形成し、第1ソケット本体13が、溝41と共に環状溝11cを構成する平面部42を有するので、第2ソケット本体14のみに溝41を加工することで環状溝11cを構成することができる。このため、ソケット本体10の製造を容易に行うことができ、ソケット本体10の製造コストが増大するのを防止することができる。
なお、溝41を第1ソケット本体13に形成し、第2ソケット本体14が平面部42を有する構造であってもよい。
また、本実施の形態において、第2導電部材4の構成は、第1の実施の形態の図5、図6と同一であってもよく、挿通部と拡径部の構成は、第1の実施の形態の図7、図8と同一であってもよい。
以上のように、本発明に係る検査用ソケットは、検査装置の接続端子および被検査対象物の接続端子に対して最適な接触圧を確保することができるとともに、異なる被検査対象物に対応可能にして汎用性を高くすることができるという効果を有し、ICパッケージや集積回路素子等を検査する検査用ソケット等として有用である。
本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、検査用ソケットの組立て方法の手順を説明する図である。 図2(b)のA−A方向矢視図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、テスト時動作状態を示す検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、他の構成の第2導電部材を備えた検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、他の構成の第2導電部材を備えた検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、他の構成の拡径部を備えた検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、他の構成の拡径部を備えた検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、他の構成の第1導電部材および第2導電部材を備えた検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第1の実施の形態を示す図であり、他の構成の両端変位型コンタクトプローブを示す図である。 本発明に係る検査用ソケットの第2の実施の形態を示す図であり、検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第3の実施の形態を示す図であり、検査用ソケットの正面断面図である。 本発明に係る検査用ソケットの第3の実施の形態を示す図であり、検査用ソケットの組立て方法の手順を説明する図である。
符号の説明
1 検査用ソケット
2 両端変位型コンタクトプローブ
3 第1導電部材
3f、4f フランジ部(第2係合部)
4 第2導電部材
5 第3導電部材
5a フランジ部(拡径部)
5b 第1端部
5c 第2端部
6 第1圧縮ばね(第1弾性部材)
7 第2圧縮ばね(第2弾性部材)
10 ソケット本体
11 貫通孔
11a、11b、31a 開口部
11c 環状溝(挿通部)
11d、11e、31d 環状係合部(第1係合部)
11f 第1貫通孔(貫通孔の一方側)
11g 第2貫通孔(貫通孔の他方側)
13 第1ソケット本体
13a 第1溝
14 第2ソケット本体
14a、23a、24a 第2溝
21 被検査対象物
21a 接続端子
22 プリント配線板(検査装置)
22a 接続端子
23 フランジ部(拡径部)
24 アーム部(拡径部)
31 ソケットカバー
32 本体部
41 溝
42 平面部

Claims (7)

  1. 少なくとも1つ以上の貫通孔が形成されたソケット本体と、
    前記貫通孔の一端の開口部側に配置され、被検査対象物の接続端子に接触するための電気的接触部を構成する第1導電部材と、
    前記貫通孔の他端の開口部側に配置され、検査装置の接続端子に接触するための電気的接触部を構成する第2導電部材と、
    前記ソケット本体の貫通孔に収納され、一端に前記第1導電部材が摺動自在に保持結合されるとともに、他端に前記第2導電部材が摺動自在に保持結合される第3導電部材と、
    前記第3導電部材の軸方向の所定箇所に形成され、前記第3導電部材の半径方向外方に拡径される拡径部と、
    前記第1導電部材と前記拡径部との間で前記第3導電部材を取り囲むようにして設けられ、前記第1導電部材を前記拡径部から離隔する方向に付勢する中空の第1弾性部材と、
    前記第2導電部材と前記拡径部との間で前記第3導電部材を取り囲むようにして設けられ、前記第2導電部材を前記拡径部から離隔する方向に付勢する中空の第2弾性部材と、
    前記ソケット本体の貫通孔に形成され、前記拡径部の半径方向外周部が挿通される挿通部とを備えたことを特徴とする検査用ソケット。
  2. 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の仕様が異なることを特徴とする請求項1に記載の検査用ソケット。
  3. 前記ソケット本体が、前記挿通部を境にして分割され、前記挿通部の一方を構成する第1溝が形成された第1ソケット本体および前記挿通部の他方を構成する第2溝が形成された第2ソケット本体から構成され、
    前記貫通孔の一方側が前記第1ソケット本体に形成されるとともに、前記貫通孔の他方側が前記第2ソケット本体に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検査用ソケット。
  4. 前記ソケット本体が、前記挿通部を境に分割され、前記挿通部の一方を構成する溝または平面部を有する第1ソケット本体および前記挿通部の他方を構成する平面部または溝を有する第2ソケット本体から構成され、
    前記貫通孔の一方側が前記第1ソケット本体に形成されるとともに、前記貫通孔の他方側が前記第2ソケット本体に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検査用ソケット。
  5. 前記第1ソケット本体および前記第2ソケット本体は、前記貫通孔の一端および他端の開口部のそれぞれの開口面積が前記貫通孔の内周面積よりも小さく形成されることにより、前記貫通孔の一端および他端の開口部と前記貫通孔との間にそれぞれ第1係合部が形成され、
    前記第1導電部材および第2導電部材に、前記第1係合部に係合する第2係合部がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の検査用ソケット。
  6. 前記第1ソケット本体が、前記貫通孔の一方側が形成された本体部と、前記本体部と別体に設けられ、前記一方側の貫通孔の内周面積よりも小さい開口面積の開口部を有するソケットカバーとを備え、前記開口部と前記一方側の貫通孔の間の前記ソケットカバー部分によって前記第1係合部が構成されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の検査用ソケット。
  7. 前記第1弾性部材の一端が前記第1導電部材の外周部に嵌合されるとともに、前記第1弾性部材の他端が前記拡径部側の前記第3導電部材の外周部に嵌合され、
    前記第2弾性部材の一端が前記第2導電部材の外周部に嵌合されるとともに、前記第2弾性部材の他端が前記拡径部側の前記第3導電部材の外周部に嵌合されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の検査用ソケット。
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