JP2009194991A - リニアモータとアクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 磁石とコイルの間に透磁率の良好な材料からなるコアを挿入したものであり、それによって、磁石から発生した磁束はN極からS極へ還流するが、その際、従来のように、コイルを通過して最外周のヨークまで行ってから戻ってくるのではなく、近くの磁束をよく通すコアへ入り還流できるので、磁気抵抗を大幅に下げることができ、より小径の磁石でも高い磁束密度が得られ、又、コイルから発生した磁束も近くにあるコアへ入り還流できるので、磁気抵抗を大幅に下げることができ、より高い磁束密度を得られる。
【選択図】 図1
Description
又、シャフトタイプのリニアモータの場合には推力の変動が大きいという問題もあった。
因みに、上記不均一な磁界分布に関しては、例えば、特許文献1における図4の急峻な磁界分布例として示されている。
まず、特許文献2に開示されているアクチュエータの場合には、ある程度の小型化を図ることは可能であるが、それでも十分な小型化が図られているとはいえず、さらなる小型化が要求されていた。又、それと同時に推力の確保も要求されていた。
又、特許文献3、特許文献4、特許文献5に開示されているリニアモータの場合には、構造が複雑であって小型化には適さないという問題があった、又、コア形成のためコイルを巻くことのできる領域が減少してしまうと共に、コア付構造に起因するいわゆる「コギング」が発生してしまうという問題があった。又、この場合にも有効な推力を十分確保できないといった問題があった。
又、請求項2によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コアは上記磁石と上記コイルの相対運動方向に沿って配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、円筒状の永久磁石の回りに環状のコイルが配置され、上記コアはそれら円筒状の永久磁石と環状のコイルの間に配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コアは上記磁石が相対移動しても該磁石の近傍にあることを特徴とするものである。
又、請求項5によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コイルが固定側に配置され上記コア及び磁石が可動側に配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項6によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コイルが可動側に配置され上記コア及び磁石が固定側に配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項7によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、2磁極ピッチに3個のコイルを配置したことを特徴とするものである。
又、請求項8によるアクチュエータは、請求項1〜請求項7の何れかに記載のリニアモータを用いたことを特徴とするものである。
又、コイルから発生した磁束も近くにあるコアへ入り還流できるので、磁気抵抗を大幅に下げることができ、より高い磁束密度を得られる。
又、請求項2によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コアは上記磁石と上記コイルの相対運動方向に沿って配置されていることを特徴とする構成になっているので、推力発生によりコイルと磁石は軸方向に相対運動するが、コアも同じ相対運動方向に配置されているので、磁石やコイルから発生した磁束の向きも軸方向となり、それによって、磁束対の作用力を効率よく推力として用いることができる。
又、請求項3によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、円筒状の永久磁石の回りに環状のコイルが配置され、上記コアはそれら円筒状の永久磁石と環状のコイルの間に配置されていることを特徴とする構成になっているので、本発明によるリニアモータの推力発生原理を理想的に満足するものであり、又、小型化(小径化)や低コスト化にも有利な形状である。
又、請求項4によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コアは上記磁石が相対移動しても該磁石の近傍にあることを特徴とする構成になっているので、コイルと磁石が相対運動をしても磁石の近傍には常にコアを配することができ、それも略同一距離、同一質量のコアを配することができるので、コイルと磁石が相対運動しても磁石がコアを吸引している力の変動、すなわち、「コギング」は殆ど発生しないものである。
又、請求項5によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コイルが固定側に配置され上記コア及び磁石が可動側に配置されていることを特徴とする構成になっているので、コイルと磁石が相対運動をしても磁石の近傍には常にコアを配することができ、コイルと磁石が相対運動しても磁石がコアを吸引している力の変動、すなわち、「コギング」は殆ど発生しないものである。
又、請求項6によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、上記コイルが可動側に配置され上記コア及び磁石が固定側に配置されていることを特徴とする構成になっているので、この場合にも、コイルと磁石が相対運動をしても磁石の近傍には常にコアを配することができ、コイルと磁石が相対運動しても磁石がコアを吸引している力の変動、すなわち、「コギング」は殆ど発生しないものである。
又、請求項7によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、2磁極ピッチに3個のコイルを配置したことを特徴とする構成になっているので、三相駆動によってより滑らかな駆動を可能にすることができるものである。
又、請求項8によるリニアモータは、請求項1〜請求項7の何れかに記載のリニアモータを用いたことを特徴とする構成になっているので、小型であって高い推力を備えたアクチュエータを提供することができる。
本実施の形態の場合には、従来のヨークに相当するコア17を三相駆動コイル9と永久磁石23との間に配置する構造、すなわち、三相駆動コイル9と永久磁石23との間に透磁率の良好な材料からなるコア17を挿入することにより推力の向上を図るようにしているものである。
尚、図2の各電気角におけるU相コイル11、V相コイル13、W相コイル15に流す電流は図3に示すようなものである。
同様に、「電気角180°」〜「電気角240°」までの移動の様子を、図2(c)〜図2(e)に示す。
まず、本実施の形態の場合には、小径の永久磁石23でも高い磁束密度が得られる。すなわち、本実施の形態の場合には、永久磁石23から発生した磁束はN極からS極へ還流するが、その際、従来のように、コイルを通過して最外周のヨークまで行ってから戻ってくるのではなく、近くの磁束をよく通す材料からなるコア17へ入り還流できるので、磁気抵抗を大幅に下げることができる。それによって、より小径の永久磁石23でも高い磁束密度が得られるものである。又、三相駆動コイル9から発生した磁束も近くにあるコア17へ入り還流できるので、磁気抵抗を大幅に下げることができ、より高い磁束密度を得られる。そして、それによって、より高い推力を得ることができるものである。
又、本実施の形態の場合には、推力発生により三相駆動コイル9と永久磁石23は軸方向(図1中左右方向)に相対運動するが、コア17についても同じ相対運動方向(軸方向)に配置されているので、永久磁石23や三相駆動コイル9から発生した磁束の向きも軸方向(紙面左右方向)となり、それによって、磁束対の作用力を効率よく推力として用いることができる。
又、本実施の形態によるリニアモータを用いたアクチュエータの場合には、円柱状の永久磁石23は軸方向に磁化されており、隣接する永久磁石23、23はお互いに同極同士が接している。又、三相駆動コイル9は永久磁石23と同軸であり環状に配されている。又、コア17も永久磁石23と同軸であって三相駆動コイル9と永久磁石23の間に配されている。このような構成は本実施の形態によるリニアモータの推力発生原理を理想的に満足するものであり、又、小型化(小径化)や低コスト化にも有利な形状である。
又、コアを用いる一般のリニアモータの場合は、永久磁石による吸引力の変動、すなわち、「コギング」による推力変動が大きな問題となっていた。本実施の形態の場合にはそのような「コギング」をなくすことができる。すなわち、三相駆動コイル9とコア17は固定子1側にあり、永久磁石23は可動子21側にあり、コア17を永久磁石23の移動範囲より軸方向(図上左右方向に)に沿って長く設置しているので、三相駆動コイル9と永久磁石23が相対運動をしても永久磁石23の近傍には常にコア17を配置することができ、且つ、略同一距離であって同一質量のコア17を配置することができる。したがって、三相駆動コイル9と永久磁石23が相対運動しても永久磁石23がコア17を吸引している力の変動、すなわち、「コギング」は殆ど発生しないものである。
又、三相駆動コイル109側にコア117がないために、三相駆動コイル109側の固定子101を永久磁石123の相対移動範囲以上に長くする必要はなく、軸方向に沿って短い固定子101を構成することができるものである。
さらに、永久磁石123の相対移動距離(ストローク)を長くするためには、永久磁石123をその分だけ長くすれば良く、容易にストロークを長くすることができる。
その他、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。
又、この第2の実施の形態の場合には、永久磁石123とコア117を可動子121側とし、三相駆動コイル109を固定子101側として説明したが、永久磁石123とコア117を固定側とし、三相駆動コイル109を可動側としても同様の効果を奏することができる。
まず、前記第1、第2の実施の形態の場合には、円筒形状のアクチュエータを例に挙げて説明したが、必ずしも円筒形状である必要はなく、例えば、角柱状でも同様の効果を奏することができる。
又、コアの材料である透磁率の良好な材料については、一般に軟鉄やニッケル系材料が挙げられるが、その透磁率が大きければ特に限定はされない。
さらに、透磁率の良好な材料からなるコアは永久磁石と三相駆動コイルの間にあればよく、前記第1、第2の実施の形態では、三相駆動コイル側に組込んだ例、永久磁石側
に組込んだ例を挙げたが、それらに限定されるものではない。
3 ハウジング
5 ガイド
7 ガイド
9 三相駆動コイル
11 U相コイル
13 V相コイル
15 W相コイル
17 コア
21 可動子
23 永久磁石
25 シャフト
27 シャフト
Claims (8)
- 磁石とコイルの間に透磁率の良好な材料からなるコアを挿入・配置したことを特徴とするリニアモータ。
- 請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記コアは上記磁石と上記コイルの相対運動方向に沿って配置されていることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータにおいて、
円筒状の永久磁石の回りに環状のコイルが配置され、上記コアはそれら円筒状の永久磁石と環状のコイルの間に配置されていることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記コアは上記磁石が相対移動しても該磁石の近傍にあることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記コイルが固定側に配置され上記コア及び磁石が可動側に配置されていることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記コイルが可動側に配置され上記コア及び磁石が固定側に配置されていることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータにおいて、
2磁極ピッチに3個のコイルを配置したことを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載のリニアモータを用いたことを特徴とするアクチュエータ。
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| JP2008031905A JP2009194991A (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | リニアモータとアクチュエータ |
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Publications (1)
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