JP2009034840A - 孔版印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品コストを抑制し、かつ、押圧機構近傍のコンパクト性を維持しつつ、押圧機構から用紙への再転写を効果的に防止できる印刷装置を提供する。
【解決手段】孔版印刷装置は、孔版原紙Nが装着された版胴10と、該版胴10に当接自在に対向する押圧機構11とを備えており、版胴10と押圧機構11との間の画像形成部Aで印刷用紙Pを挟持し、孔版原紙Nの画像を印刷用紙Pに転写する。押圧機構11は、複数のローラ21,22,23と、該複数のローラ21,22,23間に掛け渡されてローラ間を移動するメッシュベルト24と、を備え、前記複数のローラ21,22,23のうちの一つの押圧ローラ21により、前記メッシュベルト24を前記版胴10に押しつ付けるように構成している。
【選択図】図2
【解決手段】孔版印刷装置は、孔版原紙Nが装着された版胴10と、該版胴10に当接自在に対向する押圧機構11とを備えており、版胴10と押圧機構11との間の画像形成部Aで印刷用紙Pを挟持し、孔版原紙Nの画像を印刷用紙Pに転写する。押圧機構11は、複数のローラ21,22,23と、該複数のローラ21,22,23間に掛け渡されてローラ間を移動するメッシュベルト24と、を備え、前記複数のローラ21,22,23のうちの一つの押圧ローラ21により、前記メッシュベルト24を前記版胴10に押しつ付けるように構成している。
【選択図】図2
Description
本発明は、孔版原紙が装着された版胴と、該版胴に当接自在に対向する押圧機構とを備えた孔版印刷装置に関する。
この種の孔版印刷装置は、孔版原紙が装着された版胴と押圧機構との間の画像形成部で印刷用紙を挟持し、孔版原紙の画像を印刷用紙に転写することにより印刷するようになっており、正常な印刷及び用紙搬送工程では、押圧機構に版胴側のインクが付着する可能性は殆どなく、押圧機構から印刷用紙の裏面にインクが再転写される可能性は殆どない。
しかし、画像形成部への用紙の不送り、供給タイミングの狂い、印刷用紙の折れ等の原因で、印刷時、版胴側のインクが押圧機構の表面に直接付着することがあり、また、既に片面が印刷済みの印刷用紙の他面を印刷する場合に、前記片面のインクが十分に乾いていない時にも押圧機構の表面にインクが付着することがある。押圧機構にインクが付着した状態で印刷が続行されると、押圧機構の付着インクが印刷用紙の裏面に再転写され、印刷用紙の裏面が汚れることになる。
また、版胴と押圧機構とから構成される印刷ユニットを2組備えた孔版両面印刷装置では、一方の印刷ユニットで印刷された印刷用紙の片面が、他方の印刷ユニットでは、押圧機構の表面に接触することになるので、前述の場合と同様、インクの乾燥が十分でない場合には、上記他方の印刷ユニットによる印刷時、押圧機構のインクが用紙の裏面に付着し、用紙に再転写され、用紙が汚れることになる。
このような押圧機構から印刷用紙へのインクの再転写を解消するために、従来、押圧機構にインク除去用のクリーニング装置を設け、押圧機構の表面に付着したインクを除去する印刷装置(特許文献1等参照)や、押圧ローラ(押圧機構)の表面にメッシュ布を張り付け、メッシュ布の表面の凹凸形状により、版胴又は印刷用紙に対する押圧機構の接触面積を減らし、押圧ローラへのインクの付着量を減少させた印刷装置(特許文献2等)が開発されている。
特開平11−105401号公報
特開2002−219849号公報
押圧機構に付着したインクを除去するクリーニング装置を備えている印刷装置では、押圧機構とは別に、クリーニング装置を備える必要があるため、コストが高くなると共に、クリーニング装置の配置スペースも確保しなければならない。
押圧ローラの表面にメッシュ布を張り付けている印刷装置では、コストを抑えることができると共に押圧ローラ近傍のコンパクト性を維持できるが、連続印刷中、メッシュ布に付着するインクの量が増加してくると、付着インクがメッシュ布から径方向の外方に盛り上がり、印刷用紙への再転写の可能性が増大し、再転写防止効果が低減する。
(発明の目的)
本発明の目的は、部品コストを抑制し、かつ、押圧機構近傍のコンパクト性を維持しつつ、押圧機構から用紙への再転写を効果的に防止できる印刷装置を提供することである。
本発明の目的は、部品コストを抑制し、かつ、押圧機構近傍のコンパクト性を維持しつつ、押圧機構から用紙への再転写を効果的に防止できる印刷装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、孔版原紙が装着された版胴と、該版胴に当接自在に対向する押圧機構とを備え、前記版胴と前記押圧機構との間の画像形成部で印刷用紙を挟持し、孔版原紙の画像を印刷用紙に転写する孔版印刷装置において、前記押圧機構は、複数のローラと、該複数のローラ間に掛け渡されてローラ間を移動するメッシュベルトと、を備え、前記複数のローラのうちの一つのローラにより、前記メッシュベルトを介して印刷用紙を前記版胴に押しつ付けるように構成している。
上記構成によると、凹凸のあるメッシュベルトを版胴側に押し付けるので、メッシュベルトは版胴に点接触し、接触面積が極端に少なくなるため、印刷用紙の不送り時、印刷タイミングがずれた時、または、用紙折れ時において、押圧機構へのインクの付着量(面積)を大幅に減らすことができ、これにより、印刷用紙の裏面への再転写を大幅に減らすことができる。しかも、メッシュベルトは、複数のローラ間を移動することにより、ローラの表面から一時的に離れるので、メッシュベルトの特定箇所又はローラの表面にインクが溜まるのを防止でき、インクの再転写を一層効果的に抑制できる。
本発明は、上記構成の孔版印刷装置において、前記メッシュベルトのメッシュピッチは、100μm乃至170μmの範囲に設定することができる。
上記範囲にメッシュピッチを設定していると、版胴との接触面積を大幅に減少できる一方、印刷時における押圧力を均一に維持でき、印刷品質を落とすことなく印刷することができる。
本発明は、上記構成の孔版印刷装置において、前記押圧機構を駆動装置に連結し、前記ローラの回転により、前記メッシュベルトを、前記版胴の外周面の周速度と略同一の移動速度で移動するように構成することができる。
上記構成によると、版胴の周速度とメッシュベルトの移動速度との差による擦れ現象を防止し、印刷面の汚れを防止でき、印刷品質を向上させることができる。
本発明は、両面印刷機構を有している孔版両面印刷装置に適用することができる。
孔版両面印刷装置は、たとえば、版胴と押圧機構とからなる印刷ユニットを2組備え、一方の印刷ユニットで印刷用紙の版胴側の片面を印刷し、他方の印刷ユニットでは、前記印刷済みの片面が押圧機構に当接するため、乾きの遅いインクを使用している場合には、印刷用紙の印刷済みの片面から押圧機構にインクが付着する可能性が大きいが、このような孔版両面印刷装置において、本発明のようにメッシュベルトを複数のローラ間に掛け渡してなる押圧機構を備えていると、印刷用紙へのインクの再転写を防止する機能を、より効果的に発揮することができる。
本発明は、前記メッシュベルトの周長は、前記版胴の周長の自然数倍に設定することができる。
上記構成によると、メッシュベルトの総面積を大きく確保できるので、押圧機構にインクが付着される密度を少なくできると共に、両面印刷機構を備えている孔版両面印刷装置の場合、仮に、押圧機構から印刷用紙への再転写が発生しても、押圧機構から印刷用紙に再転写される画像が、既に印刷済みの画像に一致し、ゴーストが生じることがない。
図1乃至図5は、本発明による孔版印刷装置の一実施の形態であり、説明の都合上、図1中に記載してあるように、給紙方向(矢印F)の上流側を「後側」、給紙方向Fの下流側を「前側」と称し、また、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向を「左右方向」として、以下説明する。
[孔版印刷装置の全体構造]
図1は透視して示す孔版印刷装置の概略側面図であり、印刷装置本体1には、後端部に給紙装置2が設けられ、前端部に紙受台3が設けられている。
図1は透視して示す孔版印刷装置の概略側面図であり、印刷装置本体1には、後端部に給紙装置2が設けられ、前端部に紙受台3が設けられている。
印刷装置本体1内には、前後方向の概ね中間部に印刷ユニット5が配置され、印刷ユニット5の上部後側に製版装置6が配置され、印刷ユニット5の上部前側に排版装置7が配置され、印刷ユニット5の画像形成部Aの前側にエア吸引式のベルト排紙装置8が配置されている。
製版装置6はサーマルヘッド9で孔版原紙Nを製版し、製版済みの孔版原紙Nを印刷ユニット5の版胴10に装着するようになっている。
印刷ユニット5は、R方向に回転する上記版胴10と、該版胴10の下端部に下方から当接自在に対向する押圧機構11等とから構成されており、版胴10の内周面にインクローラ12が配置され、版胴10の下端部と押圧機構11の上端部との間で形成される画像形成部Aで印刷用紙Pを挟持し、印刷用紙Pを前方に送りつつ、その上面に印刷するようになっている。
排版装置7は前記版胴10に装着された使用済みの孔版原紙Nを取り外し、引き取りローラ13により引き取り、排版ロール14として巻き取るようになっている。
印刷ユニット5の後部近傍には、上下一対のタイミングローラ15が配置されており、前記版胴10の駆動と同期して適宜タイミングで回転し、印刷用紙Pを印刷ユニット5の画像形成部Aへ送り込むようになっている。
給紙装置2は、給紙台16と、該給紙台16の前側に略垂直に立設された前端当て板17と、該前端当て板17の上端部に前上がりに形成された捌き板18と、該捌き板18に上方から対設されたゴム製の給紙ローラ19と、を備え、該給紙ローラ19と捌き板18との間に最上位の印刷用紙Pの前端部を挟持し、給紙ローラ19の回転により、印刷用紙Pを一枚ずつタイミングローラ15に供給するようになっている。
[押圧機構]
図2は図1の印刷ユニット5の縦断面図、図3は図1の印刷ユニット5の斜視図である。図2において、押圧機構11は、左右方向に延びる上端部の押圧ローラ21と、該押圧ローラ21と平行に配置された下端部の回転ローラ22と、前記押圧ローラ21と平行に配置された中間テンションローラ23と、これら3つのローラ21,22,23間に巻き掛けられたメッシュベルト24と、を備え、該メッシュベルト24が矢印M方向に移動するようになっている。上下のローラ21,22は略同じ直径を有しているが、中間テンションローラ23は上下のローラ21,22よりも小径となっており、中間テンションローラ23の前方位置には、押圧ローラ21から回転ローラ22へ移動する途中のメッシュベルト24の後面をガイドするガイド板29が配置されている。
図2は図1の印刷ユニット5の縦断面図、図3は図1の印刷ユニット5の斜視図である。図2において、押圧機構11は、左右方向に延びる上端部の押圧ローラ21と、該押圧ローラ21と平行に配置された下端部の回転ローラ22と、前記押圧ローラ21と平行に配置された中間テンションローラ23と、これら3つのローラ21,22,23間に巻き掛けられたメッシュベルト24と、を備え、該メッシュベルト24が矢印M方向に移動するようになっている。上下のローラ21,22は略同じ直径を有しているが、中間テンションローラ23は上下のローラ21,22よりも小径となっており、中間テンションローラ23の前方位置には、押圧ローラ21から回転ローラ22へ移動する途中のメッシュベルト24の後面をガイドするガイド板29が配置されている。
図3において、上記3つのローラ21,22,23は、ぞれぞれ軸部21a,22a、23aを一体的に有しており、各軸部21a、22a、23aは、左右一対のブラケット25に回転自在に支持されている。また、前記ガイド板29も左右のブラケット25に固着されている。両ブラケット25の後上端部には揺動軸26が固着され、該揺動軸26は、図示しないが装置本体1の適宜の固定部材に軸芯回り回動自在に支持されると共に駆動装置に連結されており、押圧機構11の全体を、揺動軸26の軸芯回りに矢印B1、B2のように上下に揺動し、押圧機構11の上昇時に、上端の押圧ローラ21により、メッシュベルト24を版胴10の下端部に押圧するようになっている。
押圧ローラ21はゴムでできており、そのゴム硬度範囲は、25度以上50度以下に設定されている。
メッシュベルト24の左右幅は、版胴10の左右幅に略対応する寸法となっている。メッシュベルト24の移動方向の全長、すなわち周長は、版胴10の周長の自然数倍(1倍、2倍、3倍、…)に設定するのが好ましく、該実施の形態では、メッシュベルト24の周長は版胴10の周長さと同一に設定されている。
図示していないが、押圧ローラ21又は下側ローラ22は、モータ等の駆動装置に連結されており、押圧ローラ21等の回転により、メッシュベルト24を版胴10の周速度と同一の速度で矢印M方向に駆動するように構成されている。
図4はメッシュベルト24の平面拡大図、図5は図4のメッシュベルト24のV-V断面図である。図4において、該実施の形態のメッシュベルト24は、平織りの布を採用しており、メッシュピッチD1は100μm〜170μmの間に設定されている。メッシュベルト24に用いられている縦横の繊維24a、24bとしては、金属繊維及び合成繊維のいずれも使用可能であるが、耐久性を考慮する場合は金属繊維を使用し、押圧力の均一性を高める場合には合成繊維を使用することが好ましい。また、メッシュベルト24をできるだけ点接触させるために、繊維24a、24bとして、好ましくは、縒り線(撚り線)よりも単線を利用する。
さらに、メッシュベルト24の繊維24a、24bの表面には、好ましくは、ジメチルシリコーン、ポリテトラフルオロエチレン又はフルオロアルキルシラン等のシリコーン系化合物やフッ素系化合物による、撥水又は撥油コーティングを施すことができ、これにより、メッシュベルト24へのインクの付着を抑制することができる。
図5において、メッシュベルト24の断面における最小高低差h、すなわち繊維交差部分における上側の繊維24aの上端と下側の繊維24bの上端との差hは、好ましくは、20μm以上100μm以下に設定する。これにより、仮にメッシュベルト24にインクが付着しても、メッシュベルト24から印刷用紙に再転写されない程度まで、縦繊維24aと横繊維24bとの交差部の近傍位置にインクを溜めることができる。
[作用]
(1)図1において、給紙装置2の給紙台16上に積載されている複数の印刷用紙Pは、給紙ローラ19と捌き板18との間で挟持され、所定の給紙タイミングで給紙ローラ19が回転することにより、最上位から一枚ずつタイミングローラ15に供給される。
(1)図1において、給紙装置2の給紙台16上に積載されている複数の印刷用紙Pは、給紙ローラ19と捌き板18との間で挟持され、所定の給紙タイミングで給紙ローラ19が回転することにより、最上位から一枚ずつタイミングローラ15に供給される。
(2)タイミングローラ15は、版胴10の回転角度(印刷開始位置)に合わせ、印刷用紙Pを第1の印刷ユニット5の画像形成部Aに送り込む。
(3)印刷ユニット5の画像形成部Aにおいて、版胴10と押圧機構11の押圧ローラ21との間で、印刷用紙P及びメッシュベルト24を上下から挟持し、印刷用紙Pを前方に搬送しつつその上面に印刷を施す。印刷後の用紙Pはベルト排紙装置8から紙受台3に排出される。
[実施の形態の効果]
(1)図2において、印刷作業中、仮に、印刷用紙Pの不送り、紙折れ、給紙タイミングのずれが生じ、版胴10(孔版原紙N)にメッシュベルト24が直接接触した場合でも、メッシュベルト24は版胴10の下端部に点接触するので、接触面積は極端に少なく、メッシュベルト24へのインクの付着を大幅に減らすことができ、これにより、メッシュベルト24から印刷用紙Pへの再転写を大幅に減らすことができる。しかも、メッシュベルト24は、複数のローラ21,22,23間を移動することにより、押圧ローラ21の表面から一時的に離れるので、メッシュベルト24の特定箇所又は押圧ローラ21の表面にインクが溜まるのを防止でき、インクの印刷用紙Pへの再転写を一層効果的に抑制できる。
(1)図2において、印刷作業中、仮に、印刷用紙Pの不送り、紙折れ、給紙タイミングのずれが生じ、版胴10(孔版原紙N)にメッシュベルト24が直接接触した場合でも、メッシュベルト24は版胴10の下端部に点接触するので、接触面積は極端に少なく、メッシュベルト24へのインクの付着を大幅に減らすことができ、これにより、メッシュベルト24から印刷用紙Pへの再転写を大幅に減らすことができる。しかも、メッシュベルト24は、複数のローラ21,22,23間を移動することにより、押圧ローラ21の表面から一時的に離れるので、メッシュベルト24の特定箇所又は押圧ローラ21の表面にインクが溜まるのを防止でき、インクの印刷用紙Pへの再転写を一層効果的に抑制できる。
(2)既に片面が印刷された印刷用紙Pの他面を印刷する場合でも、メッシュベルト24へのインクの付着を大幅に減らすことができ、しかも、該実施の形態では、メッシュベルト24の移動速度を、版胴10の周速度と一致させ、かつ、メッシュベルト24の周長を版胴10の周長(全周)と一致させているので、たとえ、メッシュベルト24に印刷用紙Pの片面の画像が転写されても、次の印刷用紙を印刷する場合には、次の印刷用紙の片面の画像とメッシュベルト24に転写された画像が一致し、印刷用紙の裏面にゴーストが生じるのを防ぐことができる。
(3)メッシュベルト24のメッシュピッチD1を、100μm乃至170μmの範囲に設定しているので、版胴10との接触面積を大幅に減少できる一方、印刷時における押圧力を均一に維持でき、印刷品質を落とすことなく印刷することができる。
(4)また、押圧ローラ21のゴム硬度範囲を、25度以上50度以下に設定していることにより、版胴10に対する押圧力の均一性を良好に保ちつつ、押圧ローラ21の表面がメッシュベルト24の隙間から迫出してインクが付着するのを防止できる。すなわち、ゴム硬度が50度を超えると、硬くなり過ぎ、版胴10に対する押圧力が不均一になり、印刷品質が低下するおそれがあり、一方、25度より低いと、押圧時の圧力により、押圧ローラ21の表面がメッシュベルト24の隙間(四角形状の空間)から迫出し、その迫出した部分がインクに接触し、押圧ローラ21の表面にインクが付着するおそれがある。
[その他の実施の形態]
(1)図6は、両面印刷機能を備えた孔版両面印刷装置に本発明を適用した例であり、該孔版両面印刷装置は、第1の印刷ユニット35と第2の印刷ユニット36を前後方向に間隔をおいて配置し、両印刷ユニット35,36間の搬送経路に、複数のエア吸引式ベルト搬送機構よりなるスイッチバック式反転経路37を配置した構造となっている。一対の印刷ユニット35,36及び反転経路37を設けている構造以外は、第1の実施の形態と同じであり、同じ部品には同じ符号を付している。
(1)図6は、両面印刷機能を備えた孔版両面印刷装置に本発明を適用した例であり、該孔版両面印刷装置は、第1の印刷ユニット35と第2の印刷ユニット36を前後方向に間隔をおいて配置し、両印刷ユニット35,36間の搬送経路に、複数のエア吸引式ベルト搬送機構よりなるスイッチバック式反転経路37を配置した構造となっている。一対の印刷ユニット35,36及び反転経路37を設けている構造以外は、第1の実施の形態と同じであり、同じ部品には同じ符号を付している。
作用を説明する。
1)給紙装置2の印刷用紙Pは、給紙ローラ19と捌き板18との間で挟持され、最上位から一枚ずつタイミングローラ15に供給され、タイミングローラ15は、第1の印刷ユニット35の版胴10の回転角度(印刷開始位置)に合わせ、印刷用紙Pを第1の印刷ユニット35の画像形成部A1に送り込む。
1)給紙装置2の印刷用紙Pは、給紙ローラ19と捌き板18との間で挟持され、最上位から一枚ずつタイミングローラ15に供給され、タイミングローラ15は、第1の印刷ユニット35の版胴10の回転角度(印刷開始位置)に合わせ、印刷用紙Pを第1の印刷ユニット35の画像形成部A1に送り込む。
2)第1の印刷ユニット35の画像形成部A1において、版胴10と押圧機構11の押圧ローラ21との間で、印刷用紙P及びメッシュベルト24を上下から挟持し、印刷用紙Pの片面に印刷を施し、反転経路37に排出する。
3)反転経路37では印刷用紙Pを上下(表裏)反転させ、第2の印刷ユニット36の画像形成部A2に送り込む。
4)第2の印刷ユニット36の画像形成部A2において、版胴10と押圧機構11の押圧ローラ21との間で、印刷用紙P及びメッシュベルト24を上下から挟持し、印刷用紙Pの上側に向いている他面に印刷を施し、ベルト排紙装置8に送り出す。
5)第2の印刷ユニット36では、第1の印刷ユニット35で印刷した印刷用紙Pの片面が、メッシュベルト24に当接するが、メッシュベルト24は印刷用紙Pの印刷済みの片面に点接触するので、メッシュベルト24へのインクの付着を大幅に減らすころができる。また、メッシュベルト24の移動速度を、版胴10の周速度と一致させ、かつ、メッシュベルト24の周長を版胴10の全周と一致させることにより、たとえ、メッシュベルト24に印刷用紙Pの片面の画像が転写されても、次の印刷用紙を印刷する場合には、次の印刷用紙の印刷済みの片面の画像とメッシュベルト24に転写された画像が一致するので、印刷用紙の裏面にゴーストが生じることがない。
(2)前記実施の形態では、メッシュベルトと版胴との接触面積を可能な限り小さくするために、平織りのメッシュベルトを用いているが、図7のようにクリンプ式平織りのメッシュベルト24や、図8のようにフラットボトム織りのメッシュベルト24を用いることもできる。図8のようなフラットボトム織りのメッシュベルト24を押圧ローラ21に巻き掛ける場合には、円弧状に突出するトップ面が版胴10又は印刷用紙に当接するように、フラットなボトム面を押圧ローラ21の表面に当接させる。
(3)前記実施の形態では、押圧機構11の押圧ローラ21及びメッシュベルト24を駆動するための駆動装置(図示せず)を備えているが、駆動装置を備えていない印刷装置にも本発明を適用することができる。すなわち、メッシュベルト24は、矢印Rに回転する版胴10に従動する構造とすることができる。
本発明は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された内容を逸脱することのない範囲で、各種変形例を含んでいる。
1 印刷装置体
5 印刷ユニット
10 版胴
11 押圧機構
21 押圧ローラ
22 回転ローラ
23 中間テンションローラ
24 メッシュベルト
26 揺動軸
35,36 第1,第2の印刷ユニット
A、A1,A2 画像形成部
P 印刷用紙
5 印刷ユニット
10 版胴
11 押圧機構
21 押圧ローラ
22 回転ローラ
23 中間テンションローラ
24 メッシュベルト
26 揺動軸
35,36 第1,第2の印刷ユニット
A、A1,A2 画像形成部
P 印刷用紙
Claims (5)
- 孔版原紙が装着された版胴と、該版胴に当接自在に対向する押圧機構とを備え、前記版胴と前記押圧機構との間の画像形成部で印刷用紙を挟持し、孔版原紙の画像を印刷用紙に転写する孔版印刷装置において、
前記押圧機構は、複数のローラと、該複数のローラ間に掛け渡されてローラ間を移動するメッシュベルトと、を備え、前記複数のローラのうちの一つのローラにより、前記メッシュベルトを介して印刷用紙を前記版胴に押しつ付けるように構成していることを特徴とする孔版印刷装置。 - 請求項1記載の孔版印刷装置において、
前記メッシュベルトのメッシュピッチは、100μm乃至170μmの範囲に設定している孔版印刷装置。 - 請求項1又は2記載の孔版印刷装置において、
前記押圧機構を駆動装置に連結し、前記ローラの回転により、前記メッシュベルトを、前記版胴の外周面の周速度と略同一の移動速度で移動するように構成している孔版印刷装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の孔版印刷装置において、
両面印刷機構を有している孔版印刷装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の孔版印刷装置において、
前記メッシュベルトの周長は、前記版胴の周長の自然数倍に設定していることを特徴とする孔版印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007199080A JP2009034840A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007199080A JP2009034840A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009034840A true JP2009034840A (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=40437225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2009034840A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825782A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-01-30 | Riso Kagaku Corp | 輪転孔版印刷装置 |
| JPH11105400A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-20 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置 |
| JP2002120450A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Riso Kagaku Corp | 印刷装置 |
| JP2002219849A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-08-06 | Riso Kagaku Corp | 孔版印刷装置 |
-
2007
- 2007-07-31 JP JP2007199080A patent/JP2009034840A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825782A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-01-30 | Riso Kagaku Corp | 輪転孔版印刷装置 |
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| JP2002120450A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Riso Kagaku Corp | 印刷装置 |
| JP2002219849A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-08-06 | Riso Kagaku Corp | 孔版印刷装置 |
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