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JP2009088177A - Siから成る実装基板およびそれを用いた半導体モジュール - Google Patents

Siから成る実装基板およびそれを用いた半導体モジュール Download PDF

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JP2009088177A JP2007254941A JP2007254941A JP2009088177A JP 2009088177 A JP2009088177 A JP 2009088177A JP 2007254941 A JP2007254941 A JP 2007254941A JP 2007254941 A JP2007254941 A JP 2007254941A JP 2009088177 A JP2009088177 A JP 2009088177A
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Hideki Mizuhara
秀樹 水原
Hideki Yoshikawa
秀樹 吉川
Yasunori Inoue
恭典 井上
Toshiya Shimizu
敏哉 清水
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 Si基板は、その純度が高くシックスナイン、イレブンナインと言われるほどの純度が採用されている。一方、その工程では、沢山のSiの屑が発生し、有効にリサイクルされていなかった。
【解決手段】 半導体デバイスと異なり、Siのインターポーザで採用する基板は、それほどの純度を必要としない。またSiチップのαと一致させる必要があるため、Si基板が好ましい。ここでは、Si屑を有効にリサイクルしたインターポーザ10を採用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、Si純度の低い実装基板に関するものである。
近年、携帯電話やデジタルカメラなどの情報端末の普及により、それに搭載される半導体装置には、集積化と共に、薄膜化、小型化、軽量化が要求されている。これは、一般にはCSP(Chip Size Package)またはSIP(System In Package)と呼ばれ、これらのパッケージは、半導体チップを100μm以下の厚みにして、2次元または3次元的に配置している。
つまり厚みのあるウェハを通常の半導体プロセスを用いてIC、LSIとして作り込み、その後、前記半導体ウェハを所望の厚みまで薄くし、そしてダイシングして半導体チップとしている。
また逆戻りになるが、半導体ウェハも、図2に示すように、Siの単結晶として引き上げられたSiインゴット1を円柱のインゴット2に加工するため、トップとテールをノコギリで切り落とし、旋盤等の装置3で加工を施している。そして1枚のウェハとして加工するため、例えばノコギリ等のソーウィング4で加工している。当然これらの過程では、前述したように、研磨、研削またはソーウィングを経るため、沢山のSi屑が発生する。
例えばトップとテールは、大きな塊として存在するために、再度溶融してSiのインゴットとして再利用している。また、微細なSi屑は、特許第3316484号公報に示されるように、Si屑として回収が可能となり、例えば鉄鋼、レンガ等に混ぜて、その特性向上を実現している。
一方、CSP、SIPに用いられる半導体チップは、前に触れたように薄い半導体チップを用いるため、インターポーザとして薄い樹脂基板を採用していた。この樹脂基板は、プリント基板等の実装基板との熱膨張係数αを近似させるため、樹脂材料、そして混入されるフィラーの選択がされ、半導体チップにできる限り応力が加わらない対策が施されていた。
特許第3316484号
前述したSi屑は、大量の電力を使って製造されたものであるが、Si屑を再溶融して半導体基板として再利用するためには、イレブンナイン(99.99・・%)の純度にしなければ成らない。また太陽電池の基板として採用するにもシックスイレブン(99.99・・%)の純度としなければ成らない。
これらの純度にするには、B、PまたはAs等の不純物を安価な方法で実現する必要があり、未だその手法が確立されていない問題があった。
また前述した純度のSiの基板をSiの半導体チップの実装基板として採用する場合、実装時の応力により、基板が割れる問題があった。
本発明は、前述した課題に鑑みて成され、
第1に、実装基板のSi純度を、99%以下にすることで解決するものである。
第2に、Siから成る実装基板には、研磨、研削またはソーウィングによって発生するSi屑が含まれ、PまたはN型の不純物、電極材料から成る不純物または研磨、研削またはソーウィングの加工部材の構成材料から成る不純物を含ませる事で解決するものである。
第3に、前記Siから成る実装基板には、B、P、As、Al、CuまたはFeの少なくともひとつを含ませて解決するものである。
第4に、Siの純度を99%を超えるSiの基板よりも硬度を持たせることで解決するものである。
第5に、Siから成る実装基板を多結晶から構成することで解決するものである。
第6に、Si基板の表よりもSi基板の裏側の方を、粗度を大きくすることで解決するものである。
第7に、Siの表には、絶縁層を介して表面電極が多層に設けられ、Siの裏面には、単層配線の裏面電極が設けられる事で解決するものである。
第8に、Siから成る実装基板は、研磨、研削またはソーウィングによって発生するSi屑が含まれた焼結体より成ることで解決するものである。
第9に、焼結体のSiの平均粒径を1μm以下にすることで解決するものである。
第10に、焼結体のグレインバンダリには、焼結促進剤としての金属酸化物を含ませることで解決するものである。
第11に、金属酸化物として、酸化マンガンおよび酸化チタンの複合酸化物を採用することで解決するものである。
第12に、Siから成る実装基板の表から裏側に渡り設けられる貫通ビアは、焼成前のグリーンシートの際に、パンチ加工または金型加工によって形成されることで解決するものである。
第13に、Siから成る実装基板の上にSiから成る半導体チップが実装されることで解決するものである。
第14に、Siから成る半導体チップが設けられたSiから成る実装基板が、樹脂から成る実装基板上に実装されることで解決するものである。
Siから成るLSI等の半導体チップと異なり、Siから成る実装基板は、Siの純度を要求されない。また不純物が混入されることである程度その硬度が高くなるため、樹脂からなる実装基板よりもそのフラット性が維持できる。しかも応力の原因となる熱膨張係数αは、実質的に一致するため、薄型の半導体チップでも信頼性高く実装することができる。
またインゴットの研磨・研削、またはウェハのバックグラインド、ダイシング等の研磨・研削から発生するSi屑は、93%〜97%とその純度も高く、
たんに溶融してインゴットとし、スライスするだけで良い為、工程の簡略化、電力の削減が実現でき、コストを削減でき、信頼性の高い実装基板が実現できる。
更に、実装基板を単結晶または多結晶で構成する。特に多結晶とすれば、劈開性が無く、実装基板の割れを抑止することができる。
最後に、Si屑から成る焼結体とすれば、前述した劈開性の抑止となるばかりか、製法も簡略化できる。つまりグリーンシートとして容易ができるため、パンチ加工または金型加工ができるため、工程の簡略化、電力の削減が実現でき、コストを削減できる。
具体的には低温(〜1000度)で焼成させるためにシリコン粉末を微細化できる。例えば、出来てきた物は焼結後のSiの平均粒径が1μm以下にでき、加工時のチッピング等の抑止、強度の向上を実現できる。
更には、焼結促進剤として酸化マンガン、酸化チタンの複合酸化物を配合するため、出来て来た物はSiに不純物としてMn、Tiの酸化物を含み、粒界に酸化物が存在することにより、Siの実装基板の絶縁性向上を実現できる。
まず、文章の簡略化、そして区別をさせるため定義をしておく。つまり本発明のポイントであるSiから成る実装基板を本発明では、インターポーザと呼ぶ。またこのインターポーザに実装されるSiから成る半導体チップは、ディスクリート型、IC、LSIおよびシステムLSI等を含み、単にチップと呼ぶ。
更に、前記チップが実装されたインターポーザは、電子機器にセットされる実装基板、例えばプリント基板、セラミック基板または金属基板等に実装されるが、これらを総称して実装基板と呼ぶ。
では以下に、本発明の実施の形態を、図1乃至図4を参照して説明する。
図1Aは、インターポーザ10の断面図を示すもので、製造方法としては、図1Bに示す様に、ウェハ11に作り込み、最終的にはダイシングラインに沿って個々に分離するものである。
一般に、このウェハは、イレブンナインと言われる程に純度の高い単結晶であり、劈開性を有するものである。当然ながら、厚いウェハ11で、通常の半導体プロセスによりIC、LSIを作り込み、これをバックグラインドして、例えば厚みが100μm〜50μmと薄くしてからダイシングする。当然、チップの薄さ、それに実装時の応力により色々な力が加わり、チッピングが発生する。
例えば図5、図6では、チップ13、積層チップ14がそれに該当する。つまりチップ13は、表面に半田、AuまたはCu等のバンプ15が形成され、それがインターポーザ16に実装される。このインターポーザ16が仮に樹脂から成れば、この樹脂の熱膨張係数α1とチップの熱膨張係数α2との違いによりチップ13は、クラックが発生する場合がある。また積層チップ14は、チップの表面から裏面に渡り貫通電極17が形成されたものである。この積層チップ14は、前記貫通電極17と電気的に接続されたバンプ18が、チップ14の裏面に形成されている。この積層チップ14は、例えばメモリに採用され、メモリ容量により積層チップの数は増大していく。これも、インターポーザ16が仮に樹脂から成れば、この樹脂の熱膨張係数α1とチップの熱膨張係数α2との違いによりチップ13は、クラックが発生する場合がある。
例えば樹脂基板 x−y方向のα1は、11−12×10−6/℃、z方向では、25−30×10−6/℃、またSiのα2は、4.0×10−6/℃であり、大きく異なる。
よって、樹脂性のインターポーザよりSiのインターポーザ16にすることにより、チップ13、14とインターポーザ16のαのマッチングがとれて、チッピング、クラック等を防止することができる。
しかしインターポーザ16も当然チップ13、14と同様にSiから成る。しかもこのインターポーザ16は、セットに実装されるプリント基板等の実装基板19に実装される。インターポーザ16と実装基板19は、実質Siと樹脂とのαの違いであり、今度は、インターポーザ16側のコーナーの欠け(チッピングと実質同様な現象)、クラック等が発生する。
本発明は、この欠けやクラックを防止するものである。
つまり能動素子である半導体素子を作り込む事は、殆ど要求されないので、Si基板自身にイレブンナイン、シックスナインの純度は、要求されない。
要は、拡散領域から構成される能動素子、受動素子の特性をコントロールし、特性の安定性が求められるために、この純度が必要になるわけである。
一方、本発明は、純度の低いSiを採用し、不純物が入ることで、Si基板の硬度が増すと同時に、劈開性が減少してくる事に着目した。例えばそのSi純度は、99%以下でも満足される。
従来例でも説明したが、例えば純度の低いSi粉体を確保することは可能である。例えば、バックグラインドとダイシングで発生したSi屑の含まれた排水を一つのタンクに溜めた場合、その成分は以下のようである。
Si:94.8%、P:63ppm、B:7ppm、Al:13ppm、Cu:25ppm・・・とSi以外の不純物が13種類も含まれる場合も有る。このSiをそのまま再溶融しても良いし、このSi屑を純度の高いSiに混ぜて再溶融しても良い。つまりインゴットにし、ウェハを作り、インターポーザとして活用する訳である。
またイレブンナイン、シックスナインのインゴット生成工程の途中で、Si純度が90%〜99%の段階で取り出しても良い。つまりインターポーザとして活用する場合、イレブンナイン、シックスナインの純度である必要が無い。
また多結晶構造であれば、単結晶と異なり、劈開性が抑制できる。これは、Si粉体、微粒子を焼結させても良い。つまり細かな単結晶が、組成こそ違うが、グレインバンダリで一体となったものである。これにより加工時のチッピング等の抑止ができ、強度の向上が実現できる。
例えば、焼結の段階で、Si微粒子が全てシリコン酸化膜に変換するのを抑制させないとならない。つまり焼結体の中にシリコン酸化膜が存在しても、Si方が50%以上と、その重量比が多い必要がある。つまりチップとのαを一致させるわけなので、できる限りSiが存在していないとチップのαに近づかないからである。
そのため。図9でも説明するが、還元性雰囲気である必要がある。つまり図10に示すグラフは、Siウェハのダイシング時に発生する切削屑の粒径分布を示すものである。図からも判るようにおよそ0.1μm〜200μmの範囲で分布されている。(尚、粒径分布測定装置は、0.1μmよりも小さい粒が検出不能であったため、0.1μmよりも小さい切削屑の分布は示されていない。実際は、これよりも小さいものが含まれていると推察する。)この様な極めて微細な微粒子を焼結する際、酸化雰囲気であれば、Siを残さず殆どがシリコン酸化膜に変換されてしまうからである。
では、図1Aでインターポーザ10の説明をする。まずはSiから成る基板20がある。この基板20は、純度が90〜99%程度、または80〜99%程度の純度の低い基板である。これは、図2の工程で発生するSi屑をそのまま、またはバージンSiに混ぜてインゴットにしたもの、更には図11の工程で、金属Siを前記純度でインゴットにして取り出せば良い。
では、図2を使って説明する。図2Aは、Siインゴット1のトップとテールをのこぎりの如き治具で切断し、残った部分を研削治具で円柱のインゴット2に加工する工程を説明したものである。この際Si屑が発生する。
また図2Bは、この円柱状のインゴット2をソーイング、例えばのこぎりで切断し、ウェハに加工していく。この際もSi屑が発生する。このSi屑は、半導体や太陽電池用のウェハや基板になるため、決められた不純物が、一定の量入れられているもの、また純度の高い、イレブンナインまたはシックスナイン用のSi屑である。また図面では説明していないが、半導体ウェハのバックグラインド、ダイシング等で発生したSi屑も対象である。
これらの屑は、図2Cで示すように、還元性雰囲気の中で溶融されインゴットにされる。
続いて、図11を使い、簡単に高純度のSiインゴットと本発明のインゴットについて説明する。図11は、高純度のSiインゴットを製造するフローである。まず酸化物であるシリカを用意し、木片、石炭等を使って還元分解し、金属級シリコン(純度98%)を生成する。この金属級シリコンに塩酸を使って高純度のガス、つまりトリクロロシランとし、ガス化させたものを析出させ、これを溶融して単結晶シリコンを作る。このフローで高純度にするが、本発明は、ガス化させて析出させる前の、金属級シリコンを取り出して単結晶、または多結晶のシリコンを活用しても良い。更には、この金属級シリコンの段階でSi屑を混ぜて溶かし込んでも良い。
図2の研磨・研削屑を活用すれば、材料をリサイクルできるため、安価にでき、金属級シリコンを活用すれば、ガス化させる必要性が無いために安価にできる特徴を有する。
続いて、このインゴットになったものを再度図2A、Bでウェハ11に加工し、そしてこのウェハ11は、通常の半導体プロセスにより夫々の導電材、導電パターンが絶縁処理されて設けられ、最終的にはダイシングラインに沿ってカットされ、インターポーザとなる。
図1Aは、このインターポーザ10を説明するもので、ここでは貫通電極21により、表面電極22と裏面電極23を電気的に接続している。この貫通電極は、導電性を有したポリシリコンが充填されたり、Cuメッキ等の方法で充填される。この貫通電極21は、基板20との絶縁処理が必要で、貫通孔24には、絶縁膜が設けられている。具体的には、熱酸化で形成しても、CVD等で別途絶縁膜25を付着させても良い。ここで熱酸化であると、基板20の中に存在する不純物26を取り込む恐れがある。よって熱酸化膜25の上に別途CVDでシリコン酸化膜等の絶縁膜を付着させる必要がある。また基板20の表と裏にもシリコン酸化膜等の絶縁膜27、28が設けられる。
表面電極22は、実装されるチップの端子数により、一層メタル、または複数層のメタル配線が選択される。また図面では電極が2層積層された構造で示してあるが、電極と一体で配線も形成されている。この配線の一端は、前記電極と一体で他端は、外部接続用のパッドと一体でも良い。つまりチップ上のパッドと接続される基板20側のパッドは、貫通電極21の真上でも、配線を介して位置する外部接続用のパッドでも良い。当然多層メタルの場合、絶縁処理を施すため、層間絶縁膜29が形成される。
更に、半田接続を考慮すれば、表、裏の導電パターンには、ソルダーレジストが設けられ、半田等の電気的接続手段が設けられる部分が開口される。
以上、インターポーザが形成されるが、基板20自体が80−99%の純度で、中に不純物が入っているため、劈開性の抑止、硬度上昇、更にはコスト的に安価にできるメリットを有する。しかもこのインターポーザのαは、実質Siのαと同一であるため、実装されるチップの信頼性も向上する。
図3は、図1と実質同じで、異なる部分は、貫通電極21Aと裏面電極23Aが裏面からメッキで形成される点である。あとは図1と同一である。
つまり基板20上に絶縁層27、基板が露出した絶縁層27の開口部、開口部に設けられた1層目の導電パターン22、層間絶縁膜29を介して設けられた2層目の導電パターンが形成された後に、裏面から貫通孔24が形成される。
この貫通孔24が形成された後に、孔表面と裏面に絶縁膜25が形成され、第1層目の電極22の裏面を露出するため、表面の絶縁膜を除いた後に、導電膜が施される。この導電膜は、メッキ、またはCVD等の成膜技術でなり、表面だけに形成され、孔の中には空間部が設けられている。この導電膜が貫通電極、裏面電極となる。更にソルダーが形成される部分が開口されたソルダーレジストSRが設けられる。
この実施例は、貫通孔を開ける前に、バックグラインドにより基板の厚みを調整でき、当然孔の深さも浅くできるため、成膜時間の短縮を図ることが可能である。
図4は、基板20の裏面について述べたものである。例えば図2Bで示すように、ウェハにスライスした後、一般には半導体プロセス上、表と裏を鏡面研磨する。しかし半導体ほどの微細パターンを形成する必要が無いこと、またインターポーザの裏面は、プリント基板に実装されることを考慮すれば、基板の表面よりも裏面は、荒く形成されても良い。表面は研磨され、裏面は全く形成しないか、若干荒く研磨して終わりとする。すれば、裏面の膜との密着性が向上し、実装基板との応力による膜剥がれを防止することができる。
図5、図6は、図1、図3のインターポーザ16が実装基板19に実装される際の例を示している。
図5は、インターポーザ16の上にフェイスダウンで実装したチップ13、そして貫通電極17で電気的に接続された積層チップ14が設けられた図を示している。これは、図6と異なり封止樹脂30が設けられていない。
一方、図6は、図5に示すインターポーザ16は、チップ13,14も含めて樹脂30で封止されている。
両者は、Siに不純物が混入され、純度がイレブンナイン、シックスナインと純度が高くないものである。これはたんに配線基板として用いるため、またチップとのαが、大きく違わないことから、採用され、コスト、環境の意味で有効である。
図7、図8は、インターポーザ10にキャビティ40が形成され、そこにチップ41がフェイスアップで実装され、電極は、インターポーザの表面から裏面に延在されるものである。
インターポーザ10は、今まで説明したとおり、不純物が混入された基板を用い、その中央には、キャビティ40が設けられている。基板の裏面、表面およびキャビティの内壁は、全て絶縁膜で絶縁処理され、チップ41がキャビティ40内に接着材で固定されている。そしてチップの厚みは、キャビティの深さよりも若干薄く形成され、インターポーザ表面とチップ表面の凹部を同一面とするために、絶縁樹脂等で全体を被覆してある。この絶縁樹脂42の流動性によりその表面は、実質フラットになる。また流動性が少なく平坦さが乏しい場合は、平坦化加工を施して平坦化される。
更にこの絶縁樹脂42は、チップ41上の電極の部分が開口され、チップ41側より貫通電極24に対応する表面電極43まで延在されている。そしてこの表面電極43から貫通電極24を介して裏面電極23と電気的に接続されている。
図8は、図3の説明と同じ構造の貫通電極構造であり、それ以外実質同じである。
続いて、研磨・研削により発生したSi粉体を成型・焼結する方法について、図9を参照して説明する。
先ずSiから成る粉体を用意する。図面では7μm以下となっているが、図10で示すような粒度分布でも良い。
どちらにしても次の工程でこの粉体を粉砕・混合する工程に入るからである。この粉砕・混合工程は、粉体を収納できる円柱状のポット50が用意され、中に入っているボールミル51により粉砕される。これは、ポット50全体が回転され、ボールミルの転がりにより粉砕される。図10で示されるように粉体のサイズ大きい場合、この粉砕時間を多くすることで、だいたい所望の粒度分布を実現できる。ポットの図の横には、1μm以下と説明されているが、この限りでない。
続いて、バインダをポット50に入れ、混練する。図に示すようにSiの粉体の周りにバインダ53が付着され、スラリー化される。このバインダは、主に接着性の糊がメインで、アクリル樹脂、または/およびブチラール等の有機物から成る。そしてこの中に焼結促進剤として、酸化マンガン、酸化チタン等の複合酸化物(金属酸化物)が配合されている。
よって図で示すように、Siの粉体の周りを、このバインダーが覆うようになる。そして成型加工に入る。
ここでは、円柱状、四角柱状に成型でき、それを焼結すれば、有機物からなる糊状物質は、炭酸ガスとなって気化し、Si粉体の回り、つまり粒界には、前記金属酸化物が存在して焼結されるため、絶縁性の向上が図れる。
またSiは、微小粉体であるため、Siがシリコン酸化物に変換される恐れがある。よって非酸化雰囲気、例えば窒素雰囲気、水素雰囲気、または両者の混合雰囲気で焼結すれば、Siの酸化を抑えることができる。
基本的には、出来上がった焼結体は、Siの存在比率が全体の重量の5割以上が好ましい。
またセラミックと同様に成型時は、グリーンシートの如きものであるため、ビア、つまり図1の貫通孔、図7のキャビティは、パンチまたは金型を使って押圧することで、簡単に加工することができる。当然ながら、焼結時に収縮するため、寸法精度に若干の難点があるが、その収縮率の考慮により、寸法精度を出すこともできる。
この焼結体をインターポーザとして活用すれば、αがほぼ一致する以外に、以下のメリットも有する。例えば表面および/または裏面をエッチングすることで、Si粉体の界面、つまり粒界に沿ってエッチングすることができ、面に凹凸を形成することができる。よって有機系、無機系の絶縁膜を形成しても、密着性を向上させることができる。例えば絶縁樹脂等は、顕著である。
貫通孔は、焼結した後に、ドリル等で孔を開けても良い。また貫通電極、表面電極、裏面電極そして絶縁層等は、図1、図7に示す構造であり、具体的説明は省略する。
以上、焼結体では、Siの純度が50%以上、単結晶、多結晶では、Siの純度が90〜99%のインターポーザは、αが殆ど一致し、安価に実現できる。そのため、チップを載せても応力を抑止でき、劣化を防止できる。
また半導体の研磨・研削工程で発生するSi屑では、B、PまたはAs等の拡散領域の導電形を決定する不純物が混入されている。よって単結晶、多結晶の基板にまれにPまたはN型の領域が発生する。
またこの導電領域の上に配線等が形成されることで、寄生容量、寄生素子が形成されることも考慮し、基板は、VCC、GND等の所定の電位に固定しても良い。
またこのインターポーザは、メインはチップの実装として活用されるが、他には、薄膜系の太陽電池を被膜しても良いし、センサ、例えばSAW フィルタ、水晶振動子等を設けても良い。
本発明の実装基板を説明する図である。 Si屑の発生工程を説明する図である。 本発明の実装基板を説明する図である。 本発明の基板裏面を説明する図である。 本発明の実装基板の応用例を説明する図である。 本発明の実装基板の応用例を説明する図である 本発明の実装基板を説明する図である。 本発明の実装基板を説明する図である。 Si粉体の焼結方法を説明する図である。 Si粉体の粒度分布を説明する図である。 Siインゴットの製造方法を説明する図である。
符号の説明
13:チップ
14:積層チップ
15:バンプ
16:インターポーザ
17:貫通電極
19:実装基板
20:基板
21:貫通電極
22:表面電極
23:裏面電極
24:貫通孔
25:絶縁膜
26:不純物

Claims (17)

  1. Siから成る半導体チップを実装するSiから成る実装基板であって、
    前記基板の表面には、前記半導体チップに設けられたパッド電極に対応して少なくとも一層の表面電極が設けられ、前記基板の裏面には、前記表面電極と電気的に接続された少なくとも一層の裏面電極が設けられ、
    前記基板のSi純度は、99%以下である事を特徴としたSiから成る実装基板。
  2. 前記Siから成る基板は、研磨、研削またはソーウィングによって発生するSi屑の溶融物が含まれ、PまたはN型の不純物、電極材料から成る不純物または研磨、研削またはソーウィングの加工部材の構成材料から成る不純物が含まれる請求項1に記載のSiから成る実装基板。
  3. 前記Siから成る基板には、B、P、As、Al、CuまたはFeの少なくともひとつが含まれる請求項1に記載のSiから成る実装基板。
  4. 99%を超える純度のSiよりも硬度がある請求項1、請求項2または請求項3に記載のSiから成る実装基板。
  5. 多結晶から成る請求項1、請求項2または請求項3に記載のSiから成る実装基板。
  6. 前記基板の表よりも基板の裏側の方が、その粗度が大きい請求項1、請求項2または請求項3に記載のSiから成る実装基板。
  7. 前記基板の表には、絶縁層を介して表面電極または表面配線が多層に設けられ、基板の裏には、少なくとも単層の裏面電極または少なくとも単層の裏面配線が設けられる請求項6に記載のSiから成る実装基板。
  8. 前記Siから成る実装基板は、研磨、研削またはソーウィングによって発生するSi屑を焼結して成る焼結体である請求項1〜請求項4のいずれかに記載のSiから成る実装基板。
  9. 前記焼結体のSiの平均粒径が1μm以下である請求項8に記載のSiから成る実装基板。
  10. 前記焼結体のグレインバンダリには、焼結促進剤としての金属酸化物が含まれる請求項8または請求項9に記載のSiから成る実装基板。
  11. 前記金属酸化物は、酸化マンガンおよび酸化チタンの複合酸化物である請求項10に記載のSiから成る実装基板。
  12. 前記基板の表から裏側に渡り設けられる貫通ビアは、焼成前のグリーンシートの際に、パンチ加工または金型加工によって形成されている請求項8〜請求項11のいずれかに記載のSiから成る実装基板。
  13. 前記Siから成る実装基板の上にSiから成る半導体チップが実装される請求項1〜請求項12のいずれかに記載の半導体モジュール。
  14. 前記Siから成る半導体チップが設けられた前記Siから成る実装基板が、樹脂から成る実装基板上に実装される請求項1〜請求項12のいずれかに記載の半導体モジュール。
  15. 前記Siから成る実装基板は、P型またはN型の拡散領域が形成される請求項1〜請求項7のいずれかに記載のSiから成る実装基板。
  16. 前記Siから成る実装基板は、P型またはN型の不純物が拡散され、前記表面電極または表面配線、または前記裏面電極または裏面配線との寄生容量を抑止するために、所望の電圧に固定される請求項7に記載のSiから成る実装基板。
  17. 前記Siから成る実装基板には、薄膜の太陽電池が形成される請求項7に記載の半導体モジュール。
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