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JP2009081705A - 固体撮像装置、受光強度測定装置、および受光強度測定方法 - Google Patents

固体撮像装置、受光強度測定装置、および受光強度測定方法 Download PDF

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JP2009081705A JP2007249909A JP2007249909A JP2009081705A JP 2009081705 A JP2009081705 A JP 2009081705A JP 2007249909 A JP2007249909 A JP 2007249909A JP 2007249909 A JP2007249909 A JP 2007249909A JP 2009081705 A JP2009081705 A JP 2009081705A
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剛久 加藤
Takahiko Murata
隆彦 村田
Shigetaka Kasuga
繁孝 春日
Takayoshi Yamada
隆善 山田
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Abstract

【課題】比較器の精度のばらつきを許容しつつも受光強度に応じたデジタル値を高い分解能で得ることができる受光強度測定装置を提供する。
【解決手段】受光強度に応じた量の電荷を蓄積するフォトダイオード(PD)と、保持している電荷の量に応じた信号電圧VCLを出力するフローティングディフュージョン(FD)と、前記PDと前記FDとに接続され、前記PDで蓄積した電荷の前記FDへの移動を制御する転送スイッチとを含む画素回路1と、ランプ波状に変化する制御電圧VTRANを生成し、前記転送スイッチのゲートに印加するDAC11と、所定の時点から制御電圧VTRANの印加に伴って信号電圧VCLの時間変化率に特定の変動が生じる時点までの時間長を量子化することにより前記デジタル値を得る列AD変換回路13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ−デジタル変換(AD変換)機能を内蔵し、受光により光電変換素子に蓄積された電荷量に応じたデジタル値を出力する固体撮像装置、受光量測定装置、および受光量測定方法に関する。
デジタル技術の進展により、固体撮像装置で取得した画像信号はデジタル変換されて信号処理され、あるいはデジタル信号として記録されるようになってきた。旧来の固体撮像装置から出力されるアナログ値の画像信号は、外付けされたAD変換器によってデジタル値に変換されていた。近年、固体撮像装置を搭載した機器の小型化、低消費電力化の要請が高まり、AD変換器を内蔵した固体撮像装置の開発が活発化している(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)。
従来のAD変換機能を内蔵した固体撮像装置の要部の構成を、図13に示す。
図13に示される固体撮像層装置において、マトリクス状に画素回路80が配置され、それぞれの画素回路には列信号線81と行選択線82が接続されている。行選択線82の一端には、垂直走査回路84から出力される垂直走査信号に応じて画素回路へ駆動パルスを出力する垂直駆動回路83が接続されている。また、列信号線81の一端は負荷抵抗85を介して接地線に接続されるとともに、サンプルホールド(S/H)回路86が接続される。
S/H回路からの出力はデジタル−アナログ変換器(DAC)90からの出力91とともに比較器87に入力され、比較器87の出力はカウンタ回路88に接続されている。カウンタ回路88は水平走査回路89に制御されて、出力信号線92に10ビットのデジタル信号D0を出力する。
このように構成されたイメージセンサにおける映像信号のAD変換動作について、図14(a)および図14(b)を参照して説明する。
画素回路に形成された光電変換素子であるフォトダイオード(図13には示していない)には、画素回路に入射する光の強度に応じた電荷が蓄積されている。時刻T0に垂直走査回路84から出力される垂直走査信号がイネーブルとなった行に接続された画素回路では、光電変換素子にて発生し蓄積された電荷は電圧に変換され、列信号線に信号電圧として出力される。
このとき、図14(a)のように列信号線の電圧93はリセット電圧Vrから信号電圧Vsへと変化する。列信号線の電圧93の遷移が終了して安定となる時刻T1に、アナログ値である信号電圧はS/H回路でサンプリングされ、比較器87で基準電圧と比較される。
一方、DAC90では接地電圧から時間とともに出力電圧が上昇するランプ電圧94を発生しており、ランプ電圧94は比較器の基準電圧端子に入力される。列信号線の電圧93は接地電圧から上昇するランプ電圧94と順次比較され、これらが一致した時刻T3にカウンタ回路88に一致信号を出力する。
カウンタ回路88では、DAC90から出力されるランプ電圧94が上昇を開始する時刻T2から一致信号を受ける時刻T3までのクロック数を計測しており、これをデジタル値として出力する。すなわち、図14(b)に示すように、時刻T2で000(16)(十六進記数法、以下同様)であったカウンタ値を、クロック毎に1(16)進める。カウンタ回路88は、比較器87から一致信号を受ける時刻T3にXYZ(16)までカウントアップした後、カウント動作を停止する。列信号線の電圧93の大きさVsに依存して比較器87から一致信号が出力される時刻は変化するので、これに応じてデジタル値であるカウンタ出力も変化する。
特開2006−033452号公報 特開2006−033453号公報
前述した従来の構成によれば、比較器87には目的とする分解能に見合う精度が要求される。例えば、比較器87の入力電圧の範囲を1Vp−pとすれば、ランプ電圧94の変動(上昇)範囲もまた1Vである。これらの電圧を10ビットの分解能で比較するとき、比較器87に要求される精度は約1mV(=1V/210)となる。
ところが、昨今では半導体の製造プロセスにおける微細化の進展にともなって、比較器の精度のばらつきは増加しており、この要求精度を満たすためには比較器を構成するトランジスタのゲート長およびゲート幅を大きく設計するか、または、精度のばらつきを補償する回路を比較器に追加するといった対策が必要となる。
しかしながら、これらの対策は、比較器の回路面積を増大させ、製造コストを引き上げるという問題がある。この問題は、目的とする分解能が高くなるほど、また画素密度が高くなるほど顕著である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、比較器の精度のばらつきを許容することで回路面積の増大を抑えつつも受光量に応じたデジタル値を高い分解能で得ることができる固体撮像装置、受光量測定装置、および受光量測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る固体撮像装置は、複数の画素のそれぞれについて受光量に応じたデジタル値を得る固体撮像装置であって、前記受光量に応じた量の電荷を蓄積する光電変換素子と、保持している電荷の量に応じた信号電圧を出力する電荷電圧変換手段と、前記光電変換素子と前記電荷電圧変換手段とに接続され、前記光電変換素子で蓄積した電荷の前記電荷電圧変換手段への移動を制御する転送スイッチと、ランプ波状に変化する制御電圧を生成し、前記転送スイッチの制御端子に印加する制御電圧印加手段と、所定の時点から前記制御電圧の印加に伴って前記信号電圧の時間変化率に特定の変動が生じる時点までの時間長を量子化することにより前記デジタル値を得る量子化手段とを備える。
また、前記量子化手段は、前記信号電圧が変化を開始する時点から変化を終了する時点までの時間長を量子化してもよい。
そのために、前記量子化手段は、前記信号電圧の微分値を表す微分信号を出力する微分器と、前記微分信号で表される微分値と所定の基準値とを比較する比較器と、前記比較器から所定の比較結果を示す比較信号が得られる期間、所定のクロックを計数することによって、前記デジタル値を得る計数手段とを有するとしてもよい。
また、前記量子化手段は、前記制御電圧が変化を開始する時点から、前記信号電圧が変化を開始する時点かまたは変化を終了する時点までの時間長を量子化してもよい。
そのために、前記量子化手段は、前記信号電圧の微分値を表す微分信号を出力する微分器と、前記微分信号で表される微分値と所定の基準値とを比較する比較器と、前記制御電圧の生成を前記制御電圧印加手段に指令する指令信号の開始エッジから、前記比較器の出力信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジまでの期間、所定のクロックを計数することによって、前記デジタル値を得る計数手段とを有するとしてもよい。
これらの構成によれば、前記転送スイッチの制御端子下の領域におけるポテンシャルバリアは前記制御電圧の上昇に伴って漸減するので、前記光電変換素子に蓄積されている電荷は、前記制御電圧が特定の電圧値に達した時点で前記転送スイッチを介して前記電荷電圧変換手段へと移動を開始する。そして、前記光電変換素子に蓄積されているすべての電荷が前記電荷電圧変換手段へ移動した時点で、電荷の移動は終了する。
前記制御電圧を一定の時間変化率で掃引するとき、前記電荷の量と前記時間長との間に線形性が得られる。また、前記転送スイッチを電荷が移動している時と移動していない時とでは、前記信号電圧の時間変化率に顕著な差が出るため、精度にばらつきがある比較器でも前記時間長の起点および終点を確実に検出できる。
したがって、前記時間長を量子化することによって、高い精度の比較器を用いる必要なしに、前記受光量に線形に対応した前記デジタル値が得られる。なお、前記デジタル値の分解能は前記時間長を検出する時間精度に依存するため、高い分解能を得ようとする場合、前記比較器を含む前記量子化手段は、比較精度のばらつきが許容されるかわりに、必要な時間精度で動作するよう設計されることが重要となる。
本発明は、このような固体撮像装置として実現できるだけでなく、受光量測定装置および受光量測定方法として実現することも可能である。
以上説明したように、本発明の固体撮像装置によれば、所定の時点から前記制御電圧の印加に伴って前記信号電圧の時間変化率に特定の変動が生じる時点までの時間長を量子化することによって、受光量に線形に対応した前記デジタル値を得る。
これにより、前記デジタル値の分解能は、前記時間長を検出する時間精度に依存することとなるので、比較器の精度のばらつきを許容することで回路面積の増大を抑えつつも受光量に応じたデジタル値を高い分解能で得ることができる固体撮像装置、受光量測定装置、および受光量測定方法を提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るAD変換機能を内蔵した固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態の固体撮像装置は、フォトダイオード(PD)からフローティングディフュージョン(FD)への電荷移動を制御する転送スイッチの制御端子(具体的には、電界効果トランジスタのゲート)にランプ電圧を印加し、PDに蓄積された電荷がFDへの電荷移動を開始する時刻から終了する時刻までの時間を量子化し、蓄積電荷量のデジタル値を得る。
図1は、本実施の形態における固体撮像装置の回路構成図であり、図2はその一部を詳細に示した回路構成図である。
図1において、マトリクス状に画素回路1が配置され、それぞれの画素回路には列信号線2、転送制御線3、行リセット線4、および行選択線5が接続されている。
転送制御線3、行リセット線4、行選択線5の一端には、垂直走査回路7から出力される垂直走査信号(VSn)に応じて、それぞれ転送制御信号線8、画素リセット信号(RP)線9、画素選択信号(TP)線10と接地線とを切り替えるスイッチ6が接続されている。転送制御信号線8にはデジタル−アナログ変換器(DAC)11の出力が接続されており、画素リセット信号線9および画素選択信号線10は、外部入力端子へと導かれる。
列信号線2の一端は負荷抵抗12を介して接地線に接続されるとともに、列AD変換回路13が接続される。列AD変換回路13は、増幅器14、微分器15、比較器16、カウンタ回路17で構成される。列信号線2の信号が入力された増幅器14からの出力は微分器15を通して基準電圧(VREF)線19とともに比較器16に入力され、比較器の出力はカウンタ回路17に接続されている。
カウンタ回路17とDAC11とはともにクロック(CK)線20に接続され、カウンタ回路17は水平走査回路18に制御されて、出力信号線22に10ビットのデジタル信号D0を出力する。また、カウンタ回路17は、カウンタリセット信号(RE)線21に接続される。
図2に示すように、画素回路1は、光電変換素子であるフォトダイオード30、転送スイッチ31、フローティングディフュージョン(FD)容量33、読み出しトランジスタ34、リセットスイッチ35、選択スイッチ36といった素子で構成されている。
フォトダイオード30のアノードは接地され、カソードは転送スイッチ31を介してFDノード32に接続される。FD容量33は、所定のFD領域においてFDノード32と基板との間に形成され、FDノード32には、読み出しトランジスタ34のゲート、リセットスイッチ35のソースが接続されている。
転送スイッチ31のゲートは転送制御線3に接続され、リセットスイッチ35のドレインはリセット電圧VRSTが給電され、そのゲートは行リセット線4に接続される。読み出しトランジスタ34のソースは選択スイッチ36を介して列信号線2に接続され、ドレインには電源電圧VDDが給電される。
選択スイッチ36のゲートは行選択線5に接続される。また、列信号線2の一端に接続された負荷抵抗12には、ゲート電圧VLによって適切なチャネル抵抗に設定された負荷トランジスタ37を用いている。
微分器15は、演算増幅器38の正入力端子(+)を接地し、負入力端子(−)に容量値がCiなる入力容量39、負入力端子と出力端子間に抵抗値がRfなるフィードバック抵抗40を接続し、出力増幅器41を備えた構成としている。
以上のように構成した固体撮像装置の読み出し動作について、図3を用いて説明する。
図3は、読み出し動作における主要な信号の時間変化を、1水平走査期間に対応する時刻T0から時刻T6について表すグラフである。
図3は、垂直走査回路7から出力される垂直走査信号VSn、外部入力端子から画素リセット信号線9に印加される画素リセット信号RP、外部入力端子から画素選択信号線10に印加される画素選択信号TP、DAC11から転送制御信号線8に出力される転送ゲート駆動電圧VTRAN、画素回路内のFDノード32のFD電圧VFD、列信号線2上の電圧VCL、微分器15からの出力電圧Vdiff、比較器16からの出力電圧Vcomp、カウンタ回路17およびDAC11に印加されるクロックCK、カウンタ回路17に印加されるカウンタリセット信号RE、およびカウンタ回路17におけるカウント値を十六進記数法で示している。
時刻T0に、垂直走査回路7は、1水平走査期間における垂直走査信号VSnを読み出し対象となる行に出力することにより、読み出し対象となる行のスイッチ6を接地線から転送制御信号線8、画素リセット信号線9、画素選択信号線10へと切り換える。一例として、最下行を読み出し対象として垂直走査信号VS0が出力された場合のスイッチ6の状態が図1に示されている。
この状態で、画素リセット信号RPを印加してリセットスイッチ35をオンすることにより、FDノード32のFD電圧VFDをリセット電圧VRSTにリセットする。
時刻T1に、画素選択信号TPを印加して選択スイッチ36をオンすることにより、読み出しトランジスタ34と列信号線2とを接続する。このとき、接地電圧にあった列信号線電圧VCLは読み出しトランジスタ34と負荷トランジスタ37のチャネル抵抗とで決まる電圧Vrへと上昇する。
時刻T2に、DAC11のイネーブル信号(EN)端子72にイネーブル信号ENを入力すると、DAC11は、接地電圧から電源電圧へと上昇するランプ電圧を転送ゲート駆動電圧VTRANとして生成する。ここで、転送ゲート駆動電圧VTRANが滑らかに上昇するように、DAC11は出力にローパスフィルターを備えることが好ましい。生成されたランプ電圧である転送ゲート駆動電圧VTRANを転送スイッチ31のゲートに印加することにより、転送スイッチ31はオフ状態からオン状態へと徐々に変化していく。
時刻T3に、転送スイッチ31のゲート下領域のポテンシャルがフォトダイオード30に蓄積されている電荷(電子)のエネルギーと一致し、蓄積されている電荷はFDノード32に流入し始める。流入した電荷はFD容量33(および読み出しトランジスタ34のゲート容量)で電圧に変換され、FD電圧VFDは低下し始める。
FD電圧VFDの低下に対応して読み出しトランジスタ34のチャネル抵抗は高くなるので、列信号線電圧VCLもまた低下し始める。列信号線電圧VCLの変化は増幅器14を通して微分器15に伝えられ、微分器出力電圧Vdiffは接地電圧から電圧Vyへと上昇する。
ゲート駆動電圧VTRANの上昇に伴ってフォトダイオード30からFDノード32への電荷の流入は続き、FD電圧VFDと列信号線電圧VCLはともにほぼ一定割合で低下を続ける。
時刻T4に、フォトダイオード30に蓄積されていた全ての電荷がFDノード32に転送され、FD電圧VFDの低下は止まり、同時に列信号線電圧VCLの低下もまた停止する。列信号線電圧VCLの低下が止まるので、微分器出力電圧Vdiffは再び接地電圧となる。
その後、時刻T5まで、DAC11からのゲート駆動電圧VTRANは上昇を続けるが、列信号線電圧VCLは一定の電圧Vsを維持し、微分器出力電圧Vdiffも接地電圧のままである。
比較器16へ入力される基準電圧VREFは、Loレベルの微分器出力電圧Vdiffである接地電圧と、Hiレベルの微分器出力電圧Vdiffである電圧Vyの間に設定されており、微分器出力電圧Vdiffが基準電圧VREFを越える時刻T3から時刻T4の間、比較器16は、電源電圧VDD(Hi)レベルの比較器出力電圧Vcompをカウンタ回路17へと出力する。
あらかじめカウンタリセット信号REを与えられることによって000(16)に初期化されているカウンタ回路17は、比較器16からHiレベルの比較器出力電圧Vcompが与えられる期間、クロックCKに同期してカウントアップ動作を行う。
時刻T4に微分器出力電圧Vdiffが基準電圧VREFより小さくなると、比較器出力電圧Vcompは接地電圧となり、カウンタ回路17はカウントアップ動作を停止する。このときのカウント値XYZ(16)が、画素回路で発生し蓄積されていた電荷量のデジタル値である。
時刻T5に、DAC11からのゲート駆動電圧VTRANは、電源電圧VDDに達して上昇を止める。各列のデジタル信号値は、ゲート駆動電圧VTRANの上昇が止まる時刻T5から時刻T6にかけて、水平走査回路18からの制御によって出力信号線22に10ビットのデジタル信号D0として出力される。
図4は、上記の読み出し動作における画素回路の要部のポテンシャルと電荷移動の状態を、いくつかの時刻について説明する図である。
読み出し開始から時刻T2までは、PD(図2のフォトダイオード30)に蓄積された電荷(電子)のエネルギーは、TR(図2の転送スイッチ31のゲート下領域)のポテンシャルの高さよりも低く、TRはポテンシャルバリアとなっている。
時刻T2以降、ゲート駆動電圧VTRANの上昇に伴ってTRのポテンシャルは低下し、時刻T3で電荷のエネルギーと同じレベルとなり、FD(図2のFD容量33)への電荷移動が開始される。
時刻T3以降、ゲート駆動電圧VTRANが上昇する間、PDからFDへの電荷の移動は続き、全ての電荷が移動しきる時刻T4で電荷の移動は止まる。
このようにしてFD容量33などへ移動した電荷の量は、前述のように、列信号線2の列信号電圧VCLの値として検出される。
図5は、ゲート駆動電圧VTRANの上昇に伴って変化する列信号線2の列信号電圧VCLを測定した結果を示すグラフである。ここでは、列信号電圧VCLを直接測定する代わりに、列信号線2に反転増幅器を接続することにより、列信号電圧VCLを反転増幅器で増幅して得られた出力電圧Sを測定した。グラフ51からグラフ54は、それぞれ、フォトダイオードに照射する光を、基準となる強度から2倍、4倍、8倍へと強くしたときに測定された出力電圧Sを示している。
出力電圧Sの飽和値は光強度に比例して増加しており、これは、フォトダイオードに発生し、蓄積された電荷量が光強度に比例していることを示している。
また、光強度の増加とともに、ゲート駆動電圧VTRANの上昇に比例して出力電圧Sが変化する範囲も大きくなっている。各光強度において、出力電圧Sが増加し始めるゲート駆動電圧と出力電圧Sが飽和する(増加が終了し、一定となる)ゲート駆動電圧との差をΔVTRANとして求めた。
図6は、ΔVTRANと光強度の関係を示すグラフである。ΔVTRANと光強度とはほぼ線形の関係であることが判る。
本実施の形態では、ゲート駆動電圧VTRANを時間に対して一定の速度で上昇させるので、列信号線電圧が変化する時間(図3のT4−T3に相当)は光強度に比例することになる。したがって、フォトダイオード30が受光した光の強度に対して、図6の右側Y軸に示すように高い線形性を有したデジタル信号が得られる。
次に、以上に述べた動作を実現するための具体的な設計例として、VGAフォーマットのプログレッシブ走査方式の固体撮像装置に好適な駆動タイミングおよび回路パラメータについて説明する。
ここで、1水平走査期間(図3のT0−T5に相当)は、33.3μs(=(1s/60フレーム)/500走査線)、有効画素数は水平640×垂直480、画素数は水平660×垂直500、電源電圧VDD=3Vとする。
画素リセット信号RP、画素選択信号TPの入力と各ノードの電圧安定に要する時間とを考慮して、時刻T2=2.7μsからAD変換動作を開始する。DAC11とカウンタ回路17とを駆動するクロック周波数は55MHzとし、10ビットのAD変換に要する時間は18.6μs(=210/55MHz)、AD変換完了時刻はT5=21.3μsである。
AD変換完了後のデジタル信号出力動作で水平走査回路18を駆動するクロック周波数も共通の55MHzとし、全ての列からデジタル信号が出力されるのに要する時間は12.0μs(=660/55MHz)である。また、AD変換期間中の転送ゲート駆動電圧VTRANの上昇速度dVTRAN/dtは1.6×105V/s(=VDD/(T5−T2)=3V/18.6μs)である。
画素回路1のフォトダイオード30に蓄積可能な最大電荷量(飽和電荷量)をn=5000電子、FDノード32に接続された全容量値(FD容量33および読み出しトランジスタ34のゲート容量)をCFD=2fFとする。蓄積された全ての飽和電荷がFD容量33および読み出しトランジスタ34のゲート容量に移動したとき、リセット電圧VRSTからのFD電圧の変化量ΔVFDは、−0.4V(=−n・e/CFD=−5000×1.6×10-19/(2×10-15)、eは素電荷量)である。
また、フォトダイオード30からFDノード32へ流入開始するゲート駆動電圧をVTRAN=0.5V、流入が終了するゲート駆動電圧VTRAN=2.5Vとなるように転送スイッチ31のゲート下領域、フォトダイオード30、FDノード32のポテンシャル分布を設計する。このとき、フォトダイオード30からFDノード32への電荷移動によるFD電圧の変化速度dVFD/dtは、−3.2×104 V/s(=(ΔVFD/ΔVTRAN)×(dVTRAN/dt)=(−0.4V/(2.5V−0.5V))×(1.6×105))である。
電荷の読み出し動作中、画素回路1内の読み出しトランジスタ34と負荷トランジスタ37は、選択スイッチ36を介して直列接続されたソースフォロワを構成し、そのゲインはG1=0.85である。また、列信号線2の一端に接続された増幅器14のゲインはG2=30である。したがって、微分器15の入力端子における電圧変化速度はdVi/dt=G1×G2×(dVFD/dt)=−8.2×105V/sである。
演算増幅器38に接続された入力容量値Ciとフィードバック抵抗値Rfは、その積が9×10-9となるように選ぶ。この回路パラメータにおける演算増幅器38の出力は7.4mV(=−Ci×Rf×(dVi/dt))であり、これをゲインG3=30の出力増幅器41で220mVに増幅して出力する。出力増幅器41からの出力電圧が微分器出力電圧Vcompである。この微分器出力電圧Vcompを比較器16にて基準電圧VREF=120mVと比較する。
したがって、列信号線電圧VCLが変化の有無に応じて、Loレベルの微分器出力電圧Vcompである接地電圧と基準電圧VREFとの間には120mVの電圧差が見込まれ、またHiレベルの微分器出力電圧Vcompである電圧Vy=220mVと基準電圧VREFとの間には100mVの電圧差が見込まれる。
これらの電圧差は従来要求される精度(例えば、前述のように、1Vの電圧範囲にある電圧を10ビットの分解能で比較する場合は1mV)に比べて十分に大きいため、微細なサイズのトランジスタを用いた設計を許容する。なお、比較器16の入出力特性にヒステリシスを持たせた設計とすれば、さらに電圧マージンを拡げることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るAD変換機能を内蔵した固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態の固体撮像装置は、転送スイッチのゲートに印加するランプ電圧が上昇を開始する時刻を基準時刻とし、PDに蓄積された電荷がFDへの電荷移動を終了する時刻までの時間を量子化し、蓄積電荷量のデジタル値を得る。
図7は本発明の実施例における固体撮像装置の回路構成図であり、図8はその一部を詳細に示した回路構成図である。図7において、画素回路1の配列、ならびに、転送制御線3、行リセット線4、および行選択線5からなる行回路は第1の実施形態と同様であり、列AD変換回路70に特徴がある。
列AD変換回路70は、増幅器14、微分器15、比較器16、カウンタ制御回路71、カウンタ回路17で構成される。
図8に示すように、第1の実施形態に対して新たに追加されたカウンタ制御回路71は、DAC11と共通のイネーブル信号(EN)端子72に接続される。EN端子72に印加されたイネーブル信号ENと、イネーブル信号ENを遅延回路73に通した信号とが排他的論理和(XOR)回路74に入力される。また、前段の比較器16からの出力信号と、その出力信号をインバータ75および遅延回路76を通した信号とが否定論理和(NOR)回路77に入力される。XOR回路74とNOR回路77の出力は、次段のSRラッチ78のセット(S)端子とリセット(R)端子にそれぞれ入力される。
このように構成されたカウンタ制御回路71は、イネーブル信号ENの立ち上がりエッジから比較器16の出力の立ち下りエッジまでの期間、Hiレベルのカウンタ制御信号CCを出力する。
以上のように構成した固体撮像装置の読み出し動作について、図9を用いて説明する。
図9は、読み出し動作における主要な信号の時間変化を、1水平走査期間に対応する時刻T0から時刻T6について表すグラフである。
図9は、垂直走査回路7から出力される垂直走査信号VSn、外部入力端子から画素リセット信号線9に印加される画素リセット信号RP、外部入力端子から画素選択信号線10に印加される画素選択信号TP、DAC11から転送制御信号線8に出力される転送ゲート駆動電圧VTRAN、画素回路内のFDノード32の電圧VFD、列信号線2上の電圧VCL、微分器15からの出力電圧Vdiff、比較器16からの出力電圧Vcomp、EN端子72に印加されるイネーブル信号EN、カウンタ制御回路71からのカウンタ制御信号CC、カウンタ回路17およびDAC11に印加されるクロックCK、カウンタ回路17に印加されるカウンタリセット信号RE、およびカウンタ回路17におけるカウント値を十六進記数法で示している。
時刻T0に、垂直走査回路7は、1水平走査期間における垂直走査信号VSnを読み出し対象となる行に出力することにより、読み出し対象となる行のスイッチ6を接地線から転送制御信号線8、画素リセット信号線9、画素選択信号線10へと切り換える。一例として、最下行を読み出し対象として垂直走査信号VS0が出力された場合のスイッチ6の状態が図1に示されている。
この状態で、画素リセット信号RPを印加してリセットスイッチ35をオンすることにより、FDノード32の電圧VFDをリセット電圧VRSTにリセットする。
時刻T1に、画素選択信号TPを印加して選択スイッチ36をオンすることにより、読み出しトランジスタ34と列信号線2とを接続する。このとき、接地電圧にあった列信号線電圧VCLは読み出しトランジスタ34と負荷トランジスタ37のチャネル抵抗とで決まる電圧Vrへと上昇する。
時刻T2に、DAC11のEN端子72にイネーブル信号ENを入力すると、DAC11は、接地電圧から電源電圧へと上昇するランプ電圧を転送ゲート駆動電圧VTRANとして生成する。ここで、転送ゲート駆動電圧VTRANが滑らかに上昇するように、DAC11は出力にローパスフィルターを備えることが好ましい。
カウンタ制御回路71は、時刻T2におけるイネーブル信号ENの立ち上がりエッジに同期して、Hiレベルのカウンタ制御信号CCを出力する。
あらかじめカウンタリセット信号REを与えられることによって000(16)に初期化されているカウンタ回路17は、カウンタ制御回路71からHiレベルのカウンタ制御信号CCが入力されることにより、クロックCKに同期してカウントアップ動作を開始する。
それとともに、転送スイッチ31は、ランプ電圧である転送ゲート駆動電圧VTRANをゲートに印加されることにより、オフ状態からオン状態へと徐々に変化していく。
時刻T3に、転送スイッチ31のゲート下領域のポテンシャルがフォトダイオード30に蓄積されている電荷(電子)のエネルギーと一致し、蓄積されている電荷はFDノード32に流入し始める。流入した電荷はFD容量33(および読み出しトランジスタ34のゲート容量)で電圧に変換され、FD電圧VFDは低下し始める。
FD電圧VFDの低下に対応して読み出しトランジスタ34のチャネル抵抗は高くなるので、列信号線電圧VCLもまた低下し始める。列信号線電圧VCLの変化は増幅器14を通して微分器15に伝えられ、微分器出力電圧Vdiffは接地電圧から電圧Vyへと上昇する。
ゲート駆動電圧VTRANの上昇に伴ってフォトダイオード30からFDノード32への電荷の流入は続き、FD電圧VFDと列信号線電圧VCLはともにほぼ一定割合で低下を続ける。
時刻T4に、フォトダイオード30に蓄積されていた全ての電荷がFDノード32に転送され、FD電圧VFDの低下は止まり、同時に列信号線電圧VCLの低下もまた停止する。列信号線電圧VCLの低下が止まるので、微分器出力電圧Vdiffは再び接地電圧となる。
その後、時刻T5まで、DAC11からのゲート駆動電圧VTRANは上昇を続けるが、列信号線電圧VCLは一定の電圧Vsを維持し、微分器出力電圧Vdiffも接地電圧のままである。
比較器16へ入力される基準電圧VREFは、Loレベルの微分器出力電圧Vdiffである接地電圧と、Hiレベルの微分器出力電圧Vdiffである電圧Vyの間に設定されており、微分器出力電圧Vdiffが基準電圧VREFを越える時刻T3から時刻T4の間、比較器16は、電源電圧VDD(Hi)レベルの比較器出力電圧Vcompをカウンタ制御回路71へと出力する。
時刻T4に、微分器出力電圧Vdiffが基準電圧VREFより小さくなると比較器出力電圧Vcompは接地電圧となり、比較器出力電圧Vcompの立ち下がりエッジに同期して、カウンタ制御回路71からのカウンタ制御信号CCはLoレベルとなり、カウンタ回路17はカウントアップ動作を停止する。このときのカウント値XYZ(16)が、画素で発生し蓄積されていた電荷量のデジタル値である。
時刻T5に、DAC11からのゲート駆動電圧VTRANは、電源電圧VDDに達して上昇を止める。各列のデジタル信号値は、ゲート駆動電圧VTRANの上昇が止まる時刻T5から時刻T6にかけて、水平走査回路18からの制御によって出力信号線22に10ビットのデジタル信号D0として出力される。
第1の実施形態と同様に、列信号線2に反転増幅器を接続することにより、列信号線電圧VCLを反転増幅器で増幅して得られた出力電圧Sを測定した。第2の実施形態では、種々の光強度において、フォトダイオード30に蓄積された電荷がFD容量33への移動を終了したとき、すなわち出力電圧Sが上昇を止めたときのゲート駆動電圧VTRANを求めた。
図10は、出力電圧Sが上昇を止めたときのゲート駆動電圧VTRANと光強度の関係を示すグラフである。VTRANと光強度はほぼ線形の関係であることが判る。
本実施の形態では、ゲート駆動電圧VTRANを時間に対して一定の速度で上昇させるので、ゲート駆動電圧VTRANが上昇を開始してから、列信号線電圧VCLの変化が終了するまで時間(図9のT4−T2に相当)もまた光強度と線形の関係を持つことになる。したがって、フォトダイオード30が受光した光の強度に対して、図10の右側Y軸に示すように高い線形性を有したデジタル信号出力が得られる。
なお、本実施の形態では、簡明のため、ゲート駆動電圧VTRANが上昇を開始してから、列信号線電圧VCLの変化が終了するまで時間を量子化することにより、蓄積電荷量のデジタル値を得る方法について述べた。
しかしながら、量子化される時間の起点は、フォトダイオード30からFD容量33への電荷が移動を開始する時刻よりも前、すなわちゲート駆動電圧VTRANが上昇を開始する前の任意の時刻でよい。なぜなら、そのような起点から列信号線電圧VCLの変化が終了するまで時間の長さもまた、光強度と線形の関係を持つからである。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るAD変換機能を内蔵した固体撮像装置について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態の固体撮像装置は、転送スイッチのゲートに印加するランプ電圧が上昇を開始する時刻から、フォトダイオード30からFD容量33へ電荷が移動を開始する時刻までの時間(図9のT3−T2に相当)を量子化し、蓄積電荷量のデジタル値を得る。
本実施の形態の固体撮像装置におけるカウンタ制御回路71aは、前述のカウンタ制御回路71に対して、イネーブル信号ENの立ち上がりエッジから比較器16の出力の立ち上がりエッジまでの期間、Hiレベルのカウンタ制御信号CCを出力するように変更される。
図11に示すように、カウンタ制御回路71aは、第2の実施形態のカウンタ制御回路71(図8を参照)と比べて、否定論理和(NOR)回路77を論理積(AND)回路77aに置き換えて構成される。
このように構成されたカウンタ制御回路71aは、イネーブル信号ENの立ち上がりエッジから比較器16の出力の立ち上がりエッジまでの期間、Hiレベルのカウンタ制御信号CCを出力する。
以上のように構成した固体撮像装置の読み出し動作について、図12を用いて説明する。
図12は、読み出し動作における主要な信号の時間変化を、1水平走査期間に対応する時刻T0から時刻T6について表すグラフである。図12のグラフには、前述の図9のグラフと同様の信号が表されている。
時刻T3まで、図9のグラフに関して説明した動作と同様の動作が進行する。
時刻T2におけるイネーブル信号ENの立ち上がりエッジに同期して、カウンタ制御回路71は、Hiレベルのカウンタ制御信号CCを出力する。
時刻T3に、転送スイッチ31のゲート下領域のポテンシャルがフォトダイオード30に蓄積されている電荷(電子)のエネルギーと一致し、蓄積されている電荷はFDノード32に流入し始める。流入した電荷はFD容量33(および読み出しトランジスタ34のゲート容量)で電圧に変換され、FD電圧VFDは低下し始める。
FD電圧VFDの低下に対応して列信号線電圧VCLもまた低下し始めることにより、微分器出力電圧Vdiffは接地電圧から電圧Vyへと上昇する。微分器出力電圧Vdiffの立ち上がりによって、カウンタ制御回路71からのカウンタ制御信号CCはLoレベルとなり、カウンタ回路17はカウントアップ動作を停止する。
このときのカウント値XYZ(16)が、フォトダイオード30に蓄積可能な最大電荷量と実際に発生し蓄積されていた電荷量(つまり光強度)との差に対応する。ここで、光強度が大きく、そのため実際に発生し蓄積されていた電荷のエネルギーが大きいほど、早期に蓄積電荷のFDノード32への流入が始まるため、得られるカウント値XYZ(16)は小さくなることに注意する。
このように構成された固体撮像素子によれば、フォトダイオード30に蓄積されている電荷がFDノード32へ移動を開始するゲート駆動電圧Vcompの光強度依存性は、蓄積電荷が移動を終了するゲート駆動電圧Vcompの光強度依存性よりは小さいものの、カウンタ回路17がカウントアップを行う時間を(T4−T2)から(T3−T2)へと短縮できるので、その結果、ダイナミックレンジを多少犠牲にすることで、高速なAD変換が可能となる。
高速なAD変換が可能となることは、高密度画素、多階調、高フレームレートといった特性を持つ固体撮像装置に適用する上で役立つ。
本発明の固体撮像装置は、映像信号をデジタル値で出力する固体撮像装置として利用でき、とりわけ、固体撮像装置において回路面積の増大を抑制しつつ高い分解能を得る技術として、ユビキタス社会における各種のデジタル機器へ利用性が高い。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の回路構成図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の部分回路構成図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の読み出し動作タイミング図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素ポテンシャル状態図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の列信号線電圧図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置において、PDから電荷が移動するゲート駆動電圧範囲と光強度の関係 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の回路構成図 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の部分回路構成図 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の読み出し動作タイミング図 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置において、PDからの電荷移動が終了するゲート駆動電圧と光強度の関係 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の部分回路構成図 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の読み出し動作タイミング図 従来の固体撮像装置の回路構成図 従来の固体撮像装置の読み出し動作タイミング図
符号の説明
1 画素回路
2 列信号線
3 転送制御線
4 行リセット線
5 行選択線
6 スイッチ
7 垂直走査回路
8 転送制御信号線
9 画素リセット信号線
10 画素選択信号線
11 DAC
12 負荷抵抗
13 列AD変換回路
14 増幅器
15 微分器
16 比較器
17 カウンタ回路
18 水平走査回路
19 基準電圧線
20 クロック線
21 カウンタリセット信号線
22 出力信号線
30 フォトダイオード
31 転送スイッチ
32 FDノード
33 FD容量
34 読み出しトランジスタ
35 リセットスイッチ
36 選択スイッチ
37 負荷トランジスタ
38 演算増幅器
39 入力容量
40 フィードバック抵抗
41 出力増幅器
70 列AD変換回路
71、71a カウンタ制御回路
72 EN端子
73、76 遅延回路
74 XOR回路
75 インバータ
77 NOR回路
77a AND回路
78 SRラッチ
80 画素回路
81 列信号線
82 行選択線
83 垂直駆動回路
84 垂直走査回路
85 負荷抵抗
86 S/H回路
87 比較器
88 カウンタ回路
89 水平走査回路
90 DAC
91 出力
92 出力信号線
93 列信号線の電圧
94 ランプ電圧

Claims (9)

  1. 複数の画素のそれぞれについて受光量に応じたデジタル値を得る固体撮像装置であって、
    前記受光量に応じた量の電荷を蓄積する光電変換素子と、
    保持している電荷の量に応じた信号電圧を出力する電荷電圧変換手段と、
    前記光電変換素子と前記電荷電圧変換手段とに接続され、前記光電変換素子で蓄積した電荷の前記電荷電圧変換手段への移動を制御する転送スイッチと、
    ランプ波状に変化する制御電圧を生成し、前記転送スイッチの制御端子に印加する制御電圧印加手段と、
    所定の時点から前記制御電圧の印加に伴って前記信号電圧の時間変化率に特定の変動が生じる時点までの時間長を量子化することにより前記デジタル値を得る量子化手段と
    を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記量子化手段は、前記信号電圧が変化を開始する時点から変化を終了する時点までの時間長を量子化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記量子化手段は、
    前記信号電圧の微分値を表す微分信号を出力する微分器と、
    前記微分信号で表される微分値と所定の基準値とを比較する比較器と、
    前記比較器から所定の比較結果を示す比較信号が得られる期間、所定のクロックを計数することによって、前記デジタル値を得る計数手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記量子化手段は、前記制御電圧が変化を開始する時点から、前記信号電圧が変化を開始する時点かまたは変化を終了する時点までの時間長を量子化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 前記量子化手段は、
    前記信号電圧の微分値を表す微分信号を出力する微分器と、
    前記微分信号で表される微分値と所定の基準値とを比較する比較器と、
    前記制御電圧の生成を前記制御電圧印加手段に指令する指令信号の開始エッジから、前記比較器の出力信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジまでの期間、所定のクロックを計数することによって、前記デジタル値を得る計数手段と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 受光量に応じたデジタル値を得る受光量測定装置であって、
    前記受光量に応じた量の電荷を蓄積する光電変換素子と、
    保持している電荷の量に応じた信号電圧を出力する電荷電圧変換手段と、
    前記光電変換素子と前記電荷電圧変換手段とに接続され、前記光電変換素子で蓄積した電荷の前記電荷電圧変換手段への移動を制御する転送スイッチと、
    ランプ波状に変化する制御電圧を生成し、前記転送スイッチの制御端子に印加する制御電圧印加手段と、
    所定の時点から前記制御電圧の印加に伴って前記信号電圧の時間変化率に特定の変動が生じる時点までの時間長を量子化することにより前記デジタル値を得る量子化手段と
    を備えることを特徴とする受光量測定装置。
  7. 受光量に応じたデジタル値を得る受光量測定方法であって、
    前記受光量に応じた量の電荷を蓄積する光電変換ステップと、
    前記蓄積された電荷の移動を制御する転送スイッチの制御端子に、ランプ波状に変化する制御電圧を印加する制御電圧印加ステップと、
    前記制御電圧の印加に伴って、前記転送スイッチを通って移動した電荷の量を電圧値に変換するステップと、
    所定の時点から前記電圧値の時間変化率に特定の変動が生じる時点までの時間長を計測することにより前記デジタル値を得る量子化ステップと
    を含むことを特徴とする受光量測定方法。
  8. 前記量子化ステップは、
    前記電圧値の微分値を得る微分サブステップと、
    前記微分値を所定の基準値と比較する比較サブステップと、
    前記比較サブステップで所定の比較結果が得られる期間、所定のクロックを計数することによって、前記デジタル値を得る計数サブステップと
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の受光量測定方法。
  9. 前記量子化ステップは、
    前記電圧値の微分値を得る微分サブステップと、
    前記微分値を所定の基準値と比較する比較サブステップと、
    前記制御電圧の生成を前記制御電圧印加手段に指令する指令信号の開始エッジから、前記比較器の出力信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジまでの期間、所定のクロックを計数することによって、前記デジタル値を得る計数サブステップと
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の受光量測定方法。
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