JP2009052149A - 身体支持用弾性経編地 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ニードルループを形成することなく編み込まれる弾性糸に成る挿入糸11と、ニードルループ12とシンカーループ13を形成して挿入糸11を係止する地経糸14とによって編成されて弾性ベース経編地のシンカーループ面に、単繊維繊度10dtex以下の多繊糸条に成る表糸15を、糸抜き筬によって、弾性ベース経編地の地経糸14のニードルループ12と一体になったニードルループ16を形成して編み込み、その表糸15のシンカーループ17の有無による凹凸を身体支持用弾性経編地の表面に形成する。
【選択図】図1
Description
経編機により主編糸によって編成されるベース編地のコース方向(編成長さ方向)やウエール方向(編幅方向)に一直線状に挿入糸が編み込まれている緯糸挿入経編地や経糸挿入経編地は公知である(例えば、特許文献4、5参照)。
経編地に弾性糸を編み込むことは公知である(例えば、特許文献4、6、7参照)。
経編地に編み込む弾性糸としてポリエーテル系エステル弾性糸を使用することは公知である(例えば、特許文献6参照)。
その点、弾性糸を挿入糸としてベース編地に編み込んだ緯糸挿入経編地や経糸挿入経編地では、弛緩した窪みや弛み皺が発生せず、耐久性の点で優れている。
そのためには、その弾性糸の長さ方向における10%伸長時の伸長応力が100(N/5cm)以上になるように、単糸繊度が150dtex以上の太いモノフィラメント弾性糸を緻密に編み込む必要がある。
しかし、そのように単糸繊度が太いモノフィラメント弾性糸は釣糸のように平滑で表面光沢が強いので、経編地特有の落ち着きのある外観や柔らかい触感・風合いが失われ、その外観はプラスチック製品に似た単調なものとなり、滑り易く、商品価値のある身体支持装置品は得られない。
この二重弾性経編地は、表布と裏布の間が連結糸の林立した空隙層となっているのでクッション性に富み、弾性糸に成る裏布が非弾性糸に成る表布に被覆されているので、光沢が少なく、滑り難く、柔らかく落ち着いた繊細な外観を呈し、身体支持装置品のクッション面に好適である。
この平編弾性経編地は、無数の繊維毛羽やパイル繊維に包まれた太い挿入糸によって、弾性糸の光沢や平滑性が抑えられるので、光沢が少なく、滑り難く、柔らかく落ち着いた繊細な印象を与え、糸抜きメッシュ孔があることからして通気性が高く、清涼感を与え、蒸れ感を与えず、身体支持装置品のクッション面に好適である。
この連結糸は、裏布において裏糸と一体になったニードルループを形成すると共に、表布において表糸と一体になったニードルループを形成する。
その表糸と一体になった弾性糸(連結糸)のニードルループは、二重弾性経編地(表布)の表面に露出する。
このため、弾性糸に成る裏布の光沢や滑りが、表布に被覆されて緩和されるとしても、プラスチック調の光沢や滑り易さは解消されず、課題として残されている。
その場合、糸抜きメッシュ孔のあるメッシュ経編地を構成する編糸に弾性糸を使用するときは、平編弾性経編地全体が強い光沢を帯び、滑り易く、プラスチック製品に似た単調なものとなり、それによっては商品価値のある身体支持装置品は得られない。
しかし、弾性糸のシンカーループとニードルループが、それを押圧しても多繊糸条のシンカーループやニードルループのようには押し潰されず扁平に変形し難いので、その弾性糸のシンカーループやニードルループに触れるときは、顆粒体に触れたように硬く感じられ、感触の柔らかい平編弾性経編地は得られない。
本発明の第2の目的は、編幅方向と編成長さ方向の伸度と伸長応力のバランスがとれ、編幅方向と編成長さ方向との二方向に緊張して張設することが出来、編幅方向にだけ強く緊張する必要がなく、身体支持装置品に張設してクッション面に加わる体重が編幅方向と編成長さ方向との二方向に均等に分散し、柔らかい感触を与える弾性経編地を得ることにある。
本発明の第3の目的は、身体支持装置品のクッション面に張設して使用するとき、蒸れ感を与えない通気性に富む弾性経編地を得ることにある。
本発明の他の目的は、目付けが少なく薄く、表面に細かい凹凸があって梨子地調の感触を与え、見るからに清涼感を与える外観の清楚な弾性経編地を得ることにある。
そして多繊糸条に成る表糸15が非弾性糸であっても、部分的に糸抜きされた筬によって編み込まれ、シンカーループ17の介在しない糸抜き凹部18とシンカーループ17が介在する凸部19による凹凸を形成しているので、挿入糸11と地経糸14に成る弾性ベース経編地の伸縮弾性を阻害することはない。
従って、本発明の身体支持用弾性経編地は、前記特許文献8に開示されたダブルラッシェル二重弾性経編地に比してクッション性を欠くとしても、ダブルラッシェル二重弾性経編地のように重厚ではなく、暑苦しい印象を与えず、薄く、柔らかく、梨子地調の清楚な印象を与える。
一方、地経糸はニードルループを形成しており、挿入糸のように地経糸が直線状を成す部分は介在せず、地経糸は、編幅方向にも編成長さ方向にも強い伸長応力を発揮しない。
特に、鎖編みされて編成長さ方向に続く鎖編目列を形成している地経糸は、編幅方向には格別伸長応力を発揮しない。
従って、挿入糸と地経糸に弾性糸を用いた在来の弾性経編地は、挿入糸が直線状となっている編幅方向には伸び難く、編成長さ方向に伸び易い。
そのように縦横の伸縮弾性が異なる在来の弾性経編地は、その伸び難い編幅方向に強く緊張して身体支持装置品の支桿と支桿の間に張設することになるので、その張設面(クッション面)は平板のように硬くなる。
そのため、本発明の身体支持用弾性経編地は、編幅方向23に伸縮して伸長応力を発揮する挿入糸11と、編成長さ方向24に伸縮して伸長応力を発揮する絡み糸22とによって縦横の伸縮弾性のバランスのとれたものとなる。
従って、本発明の身体支持用弾性経編地では、身体支持装置品に張設する際に編幅方向23にだけ強く緊張する必要はなく、編幅方向23での挿入糸11による伸長応力と編成長さ方向24での絡み糸22による伸長応力によって張設面(クッション面)の緊張状態が保たれる。
そのように、編成長さ方向24での絡み糸22による伸長応力によっても張設面(クッション面)の緊張状態が保たれるので、編幅方向23での挿入糸11による伸長応力を弱めることが出来るので、身体支持装置品に張設してクッション面に加わる体重が編幅方向23と編成長さ方向24との二方向に均等に分散し、柔らかい感触を与える身体支持用弾性経編地を得ることが出来る。
従って、弾性糸に成る絡み糸22を鎖編目列21に絡み付ける場合には、地経糸14には、弾性糸ではなく、表糸15に比して総繊度の小さい(細い)多数の非弾性繊維に成る多繊糸条を使用することが出来る。
従って、挿入糸11や絡み糸22に使用の弾性糸よりも総繊度の細い多繊糸条を地経糸14に用いるときは、感触が一層柔らかい身体支持用弾性経編地を得ることが出来る。
(1) 挿入糸11と地経糸14と絡み糸22の各弾性糸の単繊維繊度が150dtex以上であり、弾性糸の10%伸長時の伸長応力が0.1cN/dtex以上であり、釣糸のように太くて滑り易く、伸び難く硬い弾性モノフィラメント糸によって構成されていても、身体支持装置品に張設されて身体に触れる表面が、単繊維繊度が10dtex以下であり、総繊度が弾性ベース経編地の挿入糸11と地経糸14の1.1倍〜4.0倍の太い多繊糸条に成る表糸15のシンカーループ17の細かい凹凸に覆われており、そのシンカーループ17による細かい凹凸が全面に分布しているので、プラスチック製品に似た表面光沢がなく、柔らかく滑り難く、
(2) 編幅方向と編成長さ方向との伸度のバランスがとれ、編幅方向と編成長さ方向との二方向に緊張して張設することが出来、編幅方向にだけ強く緊張する必要がなく、身体支持装置品に張設してクッション面に加わる体重が編幅方向と編成長さ方向との二方向に均等に分散して柔らかい感触を与え、
(3) 表糸15のみならず挿入糸11と地経糸14も部分的に糸抜きされた筬によって編み込まれているので、弾性ベース経編地がポーラスで伸縮し易く通気性に富み、身体支持装置品のクッション面に張設して蒸れ感を与えず、而も、
(4) 弾性ベース経編地のニードルループ12とメッシュ経編地のニードルループ16が一体になっているので、ダブルラッシェル二重弾性経編地のように分厚く暑苦しい印象を与えず、薄く柔らかく梨子地調の清楚な印象を与える身体支持用弾性経編地が得られる。
挿入糸11が編幅方向23に移動する距離、即ち、その移動する過程で交叉するウェールの数Lが多ければ、その移動するコースにおいて挿入糸11の編幅方向23に真っ直ぐ連続した直線糸条部分の長さLbが、挿入糸11が編幅方向23に移動して交叉するウェールの数Lの少ないコースにおいて編幅方向23に真っ直ぐ連続した挿入糸11の直線糸条部分の長さLaに比して長くなる。
従って、挿入糸11が編幅方向23に移動して交叉するウェールの数Lの多いコースにおける挿入糸11の編込量が、挿入糸11が編幅方向23に移動して交叉するウェールの数Lの少ないコースにおける挿入糸11の編込量に比して多くなる。
そして、編幅方向23における10%伸長時の伸長応力は、挿入糸11の編込量に比例して増減するので、挿入糸11の移動するウェールの数Lの多いコースでの編幅方向23における10%伸長時の伸長応力は、挿入糸11の移動するウェールの数Lの少ないコースでの編幅方向23における10%伸長時の伸長応力に比して強くなる。
そして、経編機では、編成過程において筬をサーボモーターによって編幅方向23に往復駆動(筬振り運動)することが出来、その筬の移動量に応じて挿入糸11が編幅方向23に移動して交叉するウェールの数Lを制御することが出来る。
又、経編機では、編成過程において編成される経編地を引き出す巻取ロールをサーボモーターによって回転駆動することが出来、その巻取ロールの回転速度に応じて経編地のコース間隔Hが変化するので、挿入糸編込密度Pを巻取ロールの回転速度によって制御することが出来る。
従って、本発明によると、挿入糸編込密度Pと挿入糸の移動ウェール数Lとの積(P×L)として示される挿入糸編込量Rを変えて、編幅方向23での10%伸長時の伸長応力が編成長さ方向24において部分的に異なる身体支持用部分異硬度弾性経編地を得ることが出来る。
弾性フィラメントとしては、鞘成分ポリマーが芯成分ポリマーよりも融点が低く、熱融着性のある芯鞘構造複合フィラメントが好適である。
本発明において、表糸の総繊度を弾性糸の総繊度の1.1倍〜4.0倍にするとは、表糸に総繊度が弾性糸よりも太い多繊糸条を使用することを意味し、その1.1倍とは、表糸と弾性糸の総繊度が略同じであってもよいことを意味する。
表糸の総繊度を弾性糸の総繊度の4.0倍以下とするのは、表糸によって弾性糸の伸縮性が妨げられないようにすると共に、身体支持用弾性経編地が在来のダブルラッシェル二重弾性経編地のように分厚くならないようにするためである。
本発明に使用の弾性糸の仕様を、10%伸長時の伸長応力が0.1cN/dtex以上と規定するのは、ゴム糸やポリウレタン弾性糸のように伸び易い弾性糸は、本発明に使用の弾性糸から除外されることを意味する。
本発明に使用の弾性糸の仕様を、単繊維繊度が70dtex以上と規定するのは、単繊維繊度が70dtex以下の弾性糸では、その使用本数を多くしなければ、強度的に安定した身体支持用弾性経編地は得られず、その使用本数を多くすれば、経編地が緻密になって通気性が損なわれるからである。
弾性糸の最大総繊度は2000dtex以下にすればよい。
その場合、編幅方向23における10%伸長時の伸長応力(W)を編成長さ方向24における10%伸長時の伸長応力(V)の0.7倍〜1.4倍、好ましくは0.2倍〜1.2倍に設定する。
そのように、編幅方向23における10%伸長時の伸長応力(W)と編成長さ方向24における10%伸長時の伸長応力(V)を同じ程度に設定する場合、その何れか一方の10%伸長時の伸長応力(V・W)を15〜50N/5cmに設定することが望ましい。
筬針のゲージが5.5本/cm(14ゲージ/吋)の経編機を使用する場合、ウェール密度が概して18ウェール/25.4mmの身体支持用弾性経編地が得られる。
挿入糸11と地経糸14に成る弾性ベース経編地のシンカーループ面に表糸15のシンカーループ17による凹凸を形成するためには、フロント筬からバック筬に向かって順次、第1筬(フロント筬)と第2筬には表糸15a・15bを、第3筬には地経糸14を、第4筬には絡み糸22を、第5筬と第6筬(バック筬)には挿入糸11a・11bを導入する。
表糸15a・15bを導入する第1筬(フロント筬)と第2筬では、数本おきの筬針に表糸15が挿通され、その数本の筬針が糸抜きとなる。隣り合う表糸15と表糸15の間の糸抜き筬針の本数が複数本であれば、他の隣り合う表糸15と表糸15の間の糸抜き筬針の本数が1本であってもよい。
地経糸14と絡み糸22は1本おきの筬針に挿通し、その1本おきの筬針を糸抜きにするとよい。
挿入糸11を、同じコースにおいて複数列のウェール間で振り動かされる方向(23)が互いに逆向きとなる第1群の挿入糸11aと第2群の挿入糸11bとの二群に分けて2枚の筬に導入する場合、それら二群の挿入糸11a・11bは、それぞれ1本おきの筬針に挿通し、その1本おきの筬針を糸抜きにするとよい。
8枚以上の筬を備えた経編機では、弾性糸(挿入糸11)11を第1群の挿入糸11aと第2群の挿入糸11bと第3群の挿入糸11cと第4群の挿入糸11dの四群に分け、それぞれ異なる筬に導入することが出来る。
このことは、地経糸14や表糸15についても同様である。
そのように、編み込まれる挿入糸11の移動するウェール数L(直線部分の長さL)や挿入糸編込密度Pを所要のコースにおいて変えることによって、身体支持用弾性経編地の編幅方向における各10%伸長時の伸長応力を部分的に変えることが出来る。
そのようにすると、一枚の連続した弾性経編地を座椅子や椅子の背凭れ部から腰掛け部まで連続して張設する場合、その張設する左右幅方向において向かい合う支桿と支桿との距離(座椅子や椅子の幅)が同じであっても、背凭れ部の脊椎対応部分や腰掛け部の端縁側の太股対応部分では編幅方向に強く緊張し、腰掛け部の仙骨戴承部では編幅方向に緩めて張設し、そのように緊張強度を部分的に変えて張設することによって体圧が分散し易い体圧分散型の身体支持装置を得ることが出来、必ずしも脊椎対応部分にランパーサポートを張設したり、太股対応部分にバックアップシートを張設する必要はなくなり、身体支持装置品の構造を単純にすることが出来る。
しかし、挿入糸編込密度Pや挿入糸の移動ウェール数Lの制御手段については、サーボモーターだけに限定されるものではなく、チェーン・カム機構や歯車変速機構、変速プーリー機構等を適用することも出来る。
図2(a)は、本発明の第1実施例に係る表糸15と地経糸14と挿入糸11によって編成される身体支持用弾性経編地の編組織を図示する。
図2(b)は、本発明の第1実施例に表糸15と地経糸14と挿入糸11の各糸条の編組織を図示する。
表糸15には、総繊度450(dtex)のポリエステル・マルチフイラメント糸が使用されている。
地経糸14と挿入糸11には、総繊度300(dtex)のポリエーテル系エステル・モノフイラメント弾性糸が使用されている。
第1筬(フロント筬)と第2筬では、それぞれ1本の筬針に表糸15を挿通し、それに続く3本の筬針を糸抜きとし、筬針4本につき1本の割合で表糸15を挿通し、筬針4本につき3本の割合で糸抜きとしている。
地経糸14は、第3筬に導入され、1本の筬針に挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、筬針1本おきに挿通される。
挿入糸は、第1群の挿入糸11aと第2群の挿入糸11bとの2群に分けられ、第4筬と第5筬(バック筬)に分かれて導入されている。
第4筬と第5筬(バック筬)では、それぞれ1本の筬針に挿入糸11を挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、筬針1本おきに挿通される。
第2筬L2は、2−3/1−0/2−3/1−0/………と続く編組織を編成している。
第3筬L3は、1−0/0−1/1−0/0−1/………と続く編組織を編成している。
第4筬L4は、0−0/5−5/0−0/5−5/………と続く編組織を編成している。
第5筬L5(バック筬)は、5−5/0−0/5−5/0−0/………と続く編組織を編成している。
図3(a)は、本発明の第2実施例に係る表糸15と地経糸14と絡み糸22と挿入糸11によって編成される身体支持用弾性経編地の編組織を図示する。
図3(b)は、本発明の第1実施例に表糸15と地経糸14と絡み糸22と挿入糸11の各糸条の編組織を図示する。
表糸15には、総繊度450(dtex)のポリエステル・マルチフイラメント糸が使用されている。
地経糸14と絡み糸22と挿入糸11には、総繊度300(dtex)のポリエーテル系エステル・モノフイラメント弾性糸が使用されている。
第1筬(フロント筬)と第2筬では、それぞれ1本の筬針に表糸15を挿通し、それに続く3本の筬針を糸抜きとし、それに続く1本の筬針に表糸15を挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、合計筬針6本につき合計2本の割合で表糸15を挿通し、合計筬針6本につき合計4本の割合で糸抜きとしている。
地経糸14は、第3筬に導入され、1本の筬針に挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、筬針1本おきに挿通される。
絡み糸22は、第4筬に導入され、1本の筬針に挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、筬針1本おきに挿通される。
挿入糸は、第1群の挿入糸11aと第2群の挿入糸11bとの2群に分けられ、第5筬と第6筬(バック筬)に分かれて導入されている。
第5筬と第6筬(バック筬)では、それぞれ1本の筬針に挿入糸11を挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、筬針1本おきに挿通される。
第2筬L2は、4−5/3−2/4−5/3−2/1−0/2−3/1−0/2−3/………と続く編組織を編成している。
第3筬L3は、1−0/0−1/1−0/0−1/………と続く編組織を編成している。
第4筬L4は、1−1/0−0/1−1/0−0/………と続く編組織を編成している。
第5筬L5は、5−5/0−0/5−5/0−0/………と続く編組織を編成している。
第6筬L6(バック筬)は、0−0/5−5/0−0/5−5/………と続く編組織を編成している。
図4(a)は、本発明の第3実施例に係る表糸15と地経糸14と絡み糸22と挿入糸11によって編成される身体支持用弾性経編地の編組織を図示する。
図4(b)は、本発明の第1実施例に表糸15と地経糸14と絡み糸22と挿入糸11の各糸条の編組織を図示する。
表糸15には、総繊度450(dtex)のポリエステル・マルチフイラメント糸が使用されている。
地経糸14には、総繊度150(dtex)のポリエステル・マルチフイラメント糸が使用されている。
絡み糸22と挿入糸11には、総繊度300(dtex)のポリエーテル系エステル・モノフイラメント弾性糸が使用されている。
第1筬(フロント筬)と第2筬では、それぞれ隣り合う2本の筬針に表糸15を挿通し、それに続く4本の筬針を糸抜きとし、合計筬針6本につき合計2本の割合で表糸15を挿通し、合計筬針6本につき合計4本の割合で糸抜きとしている。
地経糸14は、第3筬に導入され、隣り合う2本筬針に挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、合計筬針3本につき合計2本の割合で地経糸14を挿通し、合計筬針3本につき1本の割合で糸抜きとしている。
絡み糸22は、第4筬に導入され、隣り合う2本筬針に挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、合計筬針3本につき合計2本の割合で絡み糸22を挿通し、合計筬針3本につき1本の割合で糸抜きとしている。
挿入糸は、第1群の挿入糸11aと第2群の挿入糸11bとの2群に分けられ、第5筬と第6筬(バック筬)に分かれて導入されている。
第5筬と第6筬(バック筬)では、それぞれ隣り合う2本筬針に挿通し、それに続く1本の筬針を糸抜きとし、合計筬針3本につき合計2本の割合で挿入糸11を挿通し、合計筬針3本につき1本の割合で糸抜きとしている。
第2筬L2は、6−7/4−3/6−7/4−3/1−0/3−4/1−0/3−4/………と続く編組織を編成している。
第3筬L3は、1−0/0−1/1−0/0−1/………と続く編組織を編成している。
第4筬L4は、1−1/0−0/1−1/0−0/………と続く編組織を編成している。
第5筬L5は、4−4/0−0/4−4/0−0/………と続く編組織を編成している。
第6筬L6(バック筬)は、0−0/4−4/0−0/4−4/………と続く編組織を編成している。
12:ニードルループ
13:シンカーループ
14:地経糸
15:表糸
16:ニードルループ
17:シンカーループ
18:凹部
19:凸部
20:糸抜き穴
21:鎖編目列
22:絡み糸
23:編幅方向
24:編成長さ方向
Claims (11)
- (1) 10%伸長時の伸長応力が0.1cN/dtex以上のエラストマーに成る単繊維繊度が70dtex以上の弾性糸に成り、ニードルループを形成することなく複数列のウェール間で編幅方向(23)に振り動かされて移動して編み込まれる挿入糸(11)と、
(2) ニードルループ(12)とシンカーループ(13)を形成しつつ編み込まれて挿入糸(11)を係止する地経糸(14)によって弾性ベース経編地が編成されており、
(3) 地経糸(14)のシンカーループ(13)によって全面が構成される弾性ベース経編地の表面に、多数の繊維によって構成された表糸(15)が編み込まれており、
(4) その表糸(15)が弾性ベース経編地の地経糸(14)が形成するニードルループ(12)と一体になったニードルループ(16)を形成しており、その表糸(15)のシンカーループ(17)が身体支持用弾性経編地の表面を構成しており、
(5) 表糸(15)が単繊維繊度10dtex以下の多数の繊維によって構成されていることを特徴とする身体支持用弾性経編地。 - (1) 表糸(15)が部分的に糸抜きされた筬によって編み込まれており、
(2) 身体支持用弾性経編地の表面に、隣り合うウェールのニードルループ(16)とニードルループ(16)の間に表糸(15)のシンカーループ(17)の介在しない糸抜き凹部(18)と表糸(15)のシンカーループ(17)が介在する凸部(19)による凹凸が形成されている前掲請求項1に記載の身体支持用弾性経編地。 - (1) 表糸(15)が弾性ベース経編地の表面にメッシュ経編地を形成しており、
(2) 糸抜き凹部(18)が凸部(19)によって囲まれた糸抜き穴(20)を形成している前掲請求項2に記載の身体支持用弾性経編地。 - (1) 地経糸(14)が鎖編みされて編成長さ方向(24)に続く鎖編目列(21)を形成しており、
(2) 単繊維繊度が70dtex以上であり、10%伸長時の伸長応力が0.1cN/dtex以上のエラストマーに成る弾性糸に成る絡み糸(22)が、編幅方向(23)に振り動かされて、地経糸の鎖編目列(21)に絡み付いている前掲請求項1と2と3の何れかに記載の身体支持用弾性経編地。 - 地経糸(14)が、単繊維繊度が70dtex以上であり、10%伸長時の伸長応力が0.1cN/dtex以上のエラストマーに成る弾性糸によって構成されている前掲請求項4に記載の身体支持用弾性経編地。
- (1) 挿入糸(11)と地経糸(14)と絡み糸(22)の各弾性糸の単繊維繊度が70dtex以上であり、
(2) それらの弾性糸(11・14・22)の10%伸長時の伸長応力が0.1cN/dtex以上であり、
(3) 表糸(15)の総繊度が、それらの各弾性糸(11・14・22)の総繊度よりも太い前掲請求項5に記載の身体支持用弾性経編地。 - 地経糸(14)が、表糸(15)よりも総繊度の細い多繊糸条である前掲請求項4に記載の身体支持用弾性経編地。
- 表糸(15)の総繊度が、弾性ベース経編地の挿入糸(11)の総繊度と地経糸(14)の総繊度の1.1倍〜4.0倍である前掲請求項1と2と3と4と5と6と7の何れかに記載の身体支持用弾性経編地。
- 挿入糸(11)が、同じコースにおいて複数列のウェール間で振り動かされて移動する方向(23)が互いに逆向きとなる第1群の挿入糸(11a)と第2群の挿入糸(11b)に成る前掲請求項1と2と3と4と5と6と7と8の何れかに記載の身体支持用弾性経編地。
- 弾性ベース経編地を構成する挿入糸(11)と地経糸(14)が、それぞれ部分的に糸抜きされた筬によって編み込まれている前掲請求項1と2と3と4と5と6と7と8と9の何れかに記載の身体支持用弾性経編地。
- (1) 編成長さ方向(24)の単位長さ当りに挿入糸(11)が編幅方向(23)に振り動かされて移動して編み込まれるコースの数として示される挿入糸編込密度Pと、挿入糸(11)が編み込まれるコースにおいて編幅方向(23)に振り動かされて移動するウェール列の数Lとの積で示される挿入糸編込量Rが編成長さ方向(24)において変化しており、
(2) 編幅方向(23)における10%伸長時の伸長応力が、その挿入糸編込量Rに応じて編成長さ方向(24)において変化している前掲請求項1と2と3と4と5と6と7と8と9と10の何れかに記載の身体支持用弾性経編地。
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