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JP2008121737A - 一方向クラッチ - Google Patents

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sprag
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JP2006303949A
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Takahide Saito
隆英 齋藤
Yasumasa Hibi
康雅 日比
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

【課題】低回転域でのスタンバイ力を高め、中高回転域でのドラグトルクによる損失を小さくする。
【解決手段】外輪11と内輪12との間に複数のスプラグ20を配置し、前記各スプラグ20を係合方向に付勢するガータスプリング13とを備えたディスエンゲージタイプの一方向クラッチにおいて、前記ガータスプリング13と前記各スプラグ20a,20bとの接触点A,Bと、前記各スプラグ20a,20bと前記外輪11との接触点Ca,Cbとの相対的な位置関係を異ならせて、前記ガータスプリング13によって生じるモーメント力の異なるスプラグ20を混在させた。混在させる各スプラグ20の種別を組み合わせれば、所望のディスエンゲージ特性を得ることができる。中高回転域でのドラグトルクが小さく、低回転域においてのみスタンバイ力の高いスプラグ20bを多く混在させればよい。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えば、自動車用トルクコンバータのステータ等に用いられる一方向クラッチに関するものである。
自動車の変速機構として使用されるトルクコンバータにおいて、エンジンの出力軸に連結されるインペラとトランスミッションの入力軸に連結されるタービンとが対向配置されており、そのインペラとタービンとの間に配置されるステータは、ケーシングに固定されるステータシャフトに一方向クラッチを介して取付けられている。
例えば、図5に示すように、エンジン側から駆動される出力軸によりインペラ2を回転させ、ATF(オートマチック・トランスミッション用循環油)を介してタ−ビン3を回転させる。なお、エンジン側からの出力軸は、図中のインペラハブ2aに固定されるようになっており、トランスミッションの入力軸は、同じく図中のタービンハブ3aに固定されるようになっている。
ステータ4は、それぞれ椀状に形成されたインペラブレード2bとタービンブレード3bとの間で還流するATFを、これらの内径側の位置でタービン3側からインペラ2側へ戻す際に、流体の流れ方向を変えてインペラ2に順方向の回転力を付与して伝達トルクを増幅する。その増幅されたタ−ビン3の回転が、トランスミッションの入力軸に伝達される。
一方向クラッチ10の構成は、前記ステータ4の内径側に設けたステータハブ4aに結合される外輪11、前記入力軸の外径側に配置された前記ステータシャフト(図示せず)に結合される内輪12、その内外両輪12,11間の環状の空間に沿って周方向に配置された複数のスプラグ20が備えられている。
各スプラグ20には、前記内輪12の外周円筒面12aに対応する内側カム面22と、前記外輪11の内周円筒面11aに対応する外側カム面21が形成されている。各スプラグ20は、保持器14によって周方向に保持されるとともに、弾性部材13の弾性力により、前記内外カム面22,21が、それぞれ内輪12の外周円筒面12a及び外輪11の内周円筒面11aに係合する方向へと付勢されており、その各スプラグ20を介して、外輪11と一体のステータ4を、内輪12と一体のステータシャフトに対して、周方向一方向にのみ相対回転を許容する(一方向クラッチの例として、特許文献1参照)。
特開2006−207797号公報
この種のスプラグ型の一方向クラッチには、外輪が所定の回転速度に達すると、スプラグの重心に作用する一方向クラッチの軸心周りの遠心力と、弾性部材による弾性力とがスプラグに併せて作用し、そのスプラグの内径側のカム面が内輪から離れるように作用するディスエンゲージタイプと、同じく遠心力の作用により、スプラグが係合方向に姿勢を変えるように機能させ、カム面を内輪に対して積極的に接触させるように作用するエンゲージタイプのものとがある。
前者のディスエンゲージタイプの一方向クラッチでは、本発明の実施形態の説明図である図4に示すように、スプラグ20の重心位置Gが、そのスプラグ20と外輪11が接触する接触点Cにおける法線pa,pbよりも右側に位置しており、一方向クラッチに遠心力が作用した際に、その接触点Cを中心として、スプラグ20が反時計方向(空転方向)に回転し、スプラグ20の内側カム面22が内輪12の外周円筒面12aから離れる特性を有する。
このため、内輪と外輪との空転状態において、スプラグの内側カム面が内輪に対して、比較的非接触に近い状態に保持されるため、フリクションを低減し得るという特性がある。
上記ステータに使用されるディスエンゲージタイプの一方向クラッチでは、ステータおよび外輪の回転数は、主にエンジン出力軸の回転数及びトランスミッションの入力軸回転数に依存する。例えば、発進時などトルク増幅機能が求められるエンジン回転数が小さい領域では、スプラグが外輪と内輪との間に噛み込んで、一方向クラッチがステータ反力を受けるため、ステータや外輪は内輪に対し相対回転せず、ステータ自身の回転数も小さい。エンジン回転数が大きい領域で、エンジン出力軸とトランスミッション入力軸の回転差が小さくなると、ステータ及び外輪は内輪に対し空転方向に回転し、その回転数も大きくなる。
このとき、スプラグは、弾性部材により係合方向に付勢されているため、回転数が小さいほど内側カム面と内輪とのフリクションは大きくなり、回転数が大きくなると、そのフリクションは小さくなる傾向がある。また、外輪の回転数が、ディスエンゲージ回転数(遠心力の作用により、スプラグ20の内側カム面22が内輪12の外周円筒面12aから離れる際の回転数)を超えれば、スプラグは内輪から完全に離脱してフリクションはさらに低減される。
このディスエンゲージタイプの一方向クラッチにおいて、低回転域での噛合い不良を防止するために、スプラグの係合方向への付勢力(スタンバイ力)を高めると、中高回転域においてフリクションが大きくなり、ドラグトルクによる損失が増大するという問題がある。これは、図6のグラフに示す特性aの状態に相当する。
また、損失を低減するために、中高回転域でのドラグトルクを小さく設定すると、低回転域における前記スタンバイ力が足りなくなるという問題がある。これは、同図に示す特性a’の状態に相当する。
そこで、この発明は、低回転域でのスプラグのスタンバイ力を高めるとともに、中高回転域でのドラグトルクによる損失を小さくすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、同軸心に配置される外輪及び内輪と、前記内外輪間の空間に配置され前記外輪の内周面及び前記内輪の外周面にそれぞれ対応する外側カム面及び内側カム面を有する複数のスプラグと、前記内外カム面がそれぞれ前記外輪の内周面及び前記内輪の外周面に係合する方向に前記各スプラグを付勢するガータスプリングとを備え、前記各スプラグは、前記軸心周りの遠心力により、前記内側カム面が内輪の外周面から離れる方向へ力が作用する重心位置を有するディスエンゲージタイプの一方向クラッチにおいて、前記スプラグは、前記ガータスプリングの弾性力によって、前記外側カム面と前記外輪の内周面との接触点周りにモーメント力を生じるものであり、そのモーメント力の異なる前記スプラグを混在させた構成を採用した。
一つの一方向クラッチに、モーメント力の異なるスプラグを混在させれば、その混在させるスプラグの各モーメント力の大きさ、各モーメント力に対応するスプラグの配置数量、配置比率を任意に組み合わせることにより、各回転領域における所望のスタンバイ力、ディスエンゲージ特性を有する一方向クラッチを得ることができる。
このため、例えば、全体として、中高回転域でのドラグトルクを小さく設定するとともに、その中に、低回転域においてのみスタンバイ力の高いスプラグを所定数混在させることにより、中高回転域でのドラグトルクを阻害することなく低回転域におけるスタンバイ力を高めることが可能となる。
前記の構成において、前記モーメント力の異なるスプラグは、前記ガータスプリングと前記各スプラグとの接触点と、前記各スプラグの外側カム面と前記外輪の内周面との接触点との相対的な位置関係が異なることにより前記モーメント力の差異を生じさせている構成とすることができる。
各スプラグ間に生じるモーメント力に差異を設ける手段としては、例えば、各スプラグ間でその重心位置や重量を異ならせる手法や、あるいは、ガータースプリングとスプラグとの当接方向(当接箇所におけるガータスプリングの接線方向)を各スプラグ間で異ならせる手法などが考えられるが、前記のように、ガータスプリングとスプラグとの接触点と、そのスプラグの外側カム面と前記外輪の内周面との接触点との相対的な位置関係を異ならせれば、ガータスプリングに加工を施すことなく前記モーメント力に差異を生じさせることができる。
なお、前記両接触点間の相対的な位置関係が異なるとは、ガータスプリングとスプラグとの接触点と、そのスプラグの外側カム面と前記外輪の内周面との接触点とを結ぶ距離、又は、その両接触点間を結ぶラインと各スプラグの前記法線との成す角度のいずれか、または両者がそれぞれ異なっていることを指す。
その両接触点間の相対的な位置関係を異ならせた構成において、前記各スプラグは、前記外側カム面及び内側カム面がそれぞれ共通の形状及び寸法を有するとともに、その重量及び重心位置をほぼ同一とするものであり、前記ガータスプリングは、前記スプラグに形成された周方向の溝内に収納されてその溝は直線状に形成されており、前記各溝を異なる傾きとなるよう設定することにより前記相対的な位置関係を異ならせた構成を採用し得る。
このようにすれば、ほぼ同一の形状、寸法、重心位置からなるスプラグにおいて、溝の向きを種々設定することにより、スタンバイ力、ディスエンゲージ特性の異なるスプラグとすることができる。
さらに、前記モーメント力が異なる前記スプラグ同士を、周方向に等分配置すれば、スプラグ相互間のスタンバイ力、ディスエンゲージ特性のばらつきによる周方向の係合力の不均衡を排除し、周方向に沿って均一な係合力、フリクションを確保することができる。
この発明は、ガータスプリングによって生じるモーメント力の異なるスプラグを混在させたので、各回転領域における所望のスタンバイ力、ディスエンゲージ特性を有する一方向クラッチを得ることができる。このため、低回転域でのスプラグのスタンバイ力を高めるとともに、中高回転域でのドラグトルクによる損失を小さくすることができる。
図1乃至図4に一実施形態を示す。この実施形態の一方向クラッチは、自動車の変速機構として使用されるトルクコンバータにおいて、ステータとステータシャフトとの間に設けられるディスエンゲージタイプの一方向クラッチ10である。
その一方向クラッチ10の構成は、図1及び図2に示すように、外輪11及び内輪12とが同軸心に配置され、その内外輪12,11間の環状空間に沿って、一定の間隔で複数のスプラグ20が配置されている。
各スプラグ20には、前記外輪11の内周円筒面(内周面)11aに対応する外径側の外側カム面21、及び前記内輪12の外周円筒面(外周面)12aに対応する内径側の内側カム面22が形成されている。
前記外側カム面21及び内側カム面22は、スプラグ20の軸直交方向の断面において、上下に突出する凸の曲面状であり、非対称な樽(たる)型に形成されている。また、その外側カム面21と内側カム面22とを結ぶ径方向の側面24,25は、それぞれフラットに形成されている。
各スプラグ20の軸方向一方の端面に、周方向に沿ってガータスプリング13収納用の直線状の溝23が形成されている。この溝23内に、コイルスプリングを環状に連結した態様を有するガータスプリング13が収納されて、そのガータスプリング13は、外径方向へ拡がろうとする拡径方向の弾性力によって各スプラグ20を外径側へ押圧する。
この押圧により、各スプラグ20は、前記外輪11の内周円筒面11aに対し、図4に示す接触点Cで接触する。
また、スプラグ20は、そのガータスプリング13により、前記外側カム面21及び内側カム面22が、それぞれ前記外輪11の内周円筒面11a及び内輪12の外周円筒面12aに係合する方向へ付勢される。
なお、前記側面24,25のうち外径寄りの部分において、スプラグ20が空転方向(図中の反時計回り)に傾いた際に、外輪11に近づく側を外径側の空転側側面24aといい、その逆側の側面を外径側の係合側側面25aという。
配置されている全てのスプラグ20は、前記外側カム面21及び内側カム面22、前記両側面24,25がそれぞれ共通の形状及び寸法を有するとともに、その重量及び、スプラグ20の軸直交方向断面における重心位置Gを同一とするものであるが、前記溝23の傾きが異なる2つのタイプのスプラグ20a,20b、そのタイプの異なるスプラグ20が周方向に沿って交互に配置されている。
一のタイプのスプラグ20aは、図4に示すように、溝23aの向きと、前記スプラグ20aの前記係合側側面25aに対する角度がαに設定されている。このため、ガータスプリング13とスプラグ20aとの接触点Aが、前記溝23aの外径側周壁と、前記スプラグ20の前記空転側側面24aとの稜線部となっている。図中のtaは、接触点Aにおける接線方向であり、前記溝23aの外径側周壁と一致している。
他のタイプのスプラグ20bは、同図に示すように、ガータスプリング13とスプラグ20bとの接触点Bが、前記溝23bの外径側周壁の中央部(溝23bの長さ方向中央部)となっている。図中のtbは、接触点Bにおける接線方向である。
いずれのタイプのスプラグ20も、その重心位置Gは、スプラグ20と外輪11との接触点Cにおける法線pa,pbよりも図中右側、すなわち外径側の空転側側面24aに近い側に位置しており、ディスエンゲージ特性を有するものである。
この一方向クラッチの作用を説明すると、外輪11に矢印f方向への回転力が付与されると、スプラグ20は、その矢印f方向と同方向に直立させる方向となり、このため、一方向クラッチが係合されて、外輪11は固定の内輪12と結合し一体となる。したがって、外輪11は内輪12に対し、相対回転しない。
一方、外輪11に矢印−f方向への回転力が付与されると、ガータスプリング13による弾性力に逆らって各スプラグ20を前記矢印−f方向と同方向に傾かせ、各スプラグ20は前記直立状態から傾き、クラッチオフ(遮断)の状態となって外輪11が内輪12に対して相対回転する。
このとき、スプラグ20は、その重心位置Gが、そのスプラグ20と外輪11が接触する接触点Cを通り、且つ一方向クラッチの軸心に向かう法線pa,pbよりも右側に位置するディスエンゲージタイプであるので、一方向クラッチに遠心力が作用すると、その接触点Cを中心として、スプラグ20が空転方向に回転し、スプラグ20の内側カム面22が内輪12の外周円筒面12aから離れる特性を有する。
また、前記ガータスプリング13の弾性力によって、前記各スプラグ20の外側カム面21と前記外輪11の内周円筒面11aとの接触点Cを中心とするモーメント力が前記各スプラグ20に生じており、そのモーメント力は、前記2つのタイプのスプラグ20a,20bによって異なるものとなっている。各スプラグ20a,20bにおける前記各接触点Ca,Cbと、前記各接触点A,Bとの相対的な位置関係、すなわち、両接触点Ca,A間及び両接触点Cb,B間を結ぶ距離、及び、両接触点Ca,A間及び両接触点Cb,B間を結ぶラインが前記法線pa,pbに対して成す方位がそれぞれ異なるからである。
一つの一方向クラッチ10に、モーメント力の異なるスプラグ20が混在するので、その混在させるスプラグ20の各モーメント力の大きさ、各モーメント力に対応するスプラグ20の配置数量、配置比率を任意に組み合わせることにより、各回転領域における所望のスタンバイ力、ディスエンゲージ特性を有する一方向クラッチを得ることができる。
この実施形態では、図3(b)に特性bで示すように、中高回転域で小さいスタンバイ力を有するスプラグ20a(接触点Aを有するスプラグ20が相当)と、図3(c)に特性cで示すように、低回転域においてのみスタンバイ力の高いスプラグ20b(接触点Bを有するスプラグ20が相当)とを周方向に沿って交互に同数ずつ混在させることにより、図3(a)に実線で示す特性dを有する一方向クラッチを得ている。
特性dによれば、低回転域Xでは、接触点A,Bを有するスプラグ20はともにディスエンゲージせず、中回転域Yでは、接触点Aを有するスプラグ20aのみがディスエンゲージする。高回転域Zでは、接触点A,Bを有するスプラグ20a,20bはともにディスエンゲージし、その結果、中高回転域Y、Zでのドラグトルクを増加させることなく低回転域Xにおける高いスタンバイ力を得ることができる。
この実施形態では、前記のように、直線状に形成された溝23の傾きを異ならせることにより、ガータスプリング13とスプラグ20との接触点Cと、そのスプラグ20の外側カム面21と前記外輪11の内周円筒面11aとの接触点A,Bとの相対的な位置関係を異ならせたが、溝23の態様は直線状のものに限定されず、前記両接触点Ca,A;Cb,B間の相対的な位置関係を異ならせる態様のものであれば、前記溝23は、例えば、一方向クラッチの周方向に沿う曲線状の形状であってもよい。また、その溝23は、スプラグ20の軸方向端面に形成してもよいし、内側カム面22の一部に設けてもよい。
また、各スプラグ20a,20bに作用するモーメント力に差異を生じさせる手段としては、ほかに、前記各スプラグ20の外形、すなわち前記外側カム面21及び内側カム面22の形状及び寸法を異ならせることにより、前記各接触点Ca,Cbの位置を各スプラグ20a,20b間で異ならせ、モーメント力に差異を生じさせる手法も採用できる。また、各スプラグ20a,20b間で、その重量又は重心位置Gを異ならせた構成も考えられる。
さらに、この実施形態では、前記モーメント力の異なる2つのタイプのスプラグ20a,20bを交互に配置したが、他の実施形態として、3種以上の特性の異なるスプラグ20を混在させてもよい。
いずれの場合においても、前記モーメント力を同一とする前記スプラグ20同士は、それぞれ周方向に等分配置とすることが望ましいが、周方向全周に亘る係合力の不均衡が生じることなく、所定の係合力、フリクションを確保することができる限りにおいて、等分配置としない構成を採用することも可能である。
また、この実施形態では、自動車のトルクコンバータ内に配置されるステータに取り付けられるスプラグ式の一方向クラッチにおいて、本発明を適用したが、他の用途からなる一方向クラッチにおいて、本発明を適用することも可能である。
例えば、外輪11と内輪12の一方を駆動側、他方を従動側として、一方から他方へ回転を伝達するスプラグ式の一方向クラッチであってもよい。
一実施形態の正面図 同実施形態の斜視図 スプラグのスタンバイ力の特性を示すグラフ スプラグの作用を示す要部拡大図 ステータに一方向クラッチを組み込んだトルクコンバータの正面図 従来例のスタンバイ力の特性を示すグラフ
符号の説明
10 一方向クラッチ
11 外輪
11a 内周円筒面(内周面)
12 内輪
12a 外周円筒面(外周面)
13 ガータスプリング
20 スプラグ
21 スプラグの外側カム面
22 スプラグの内側カム面
23 溝
24,25 側面
24a 外径側の空転側側面
25a 外径側の係合側側面
A,B,C 接触点
G 重心位置

Claims (4)

  1. 同軸心に配置される外輪11及び内輪12と、前記内外輪12,11間の空間に配置され前記外輪11の内周面11a及び前記内輪12の外周面12aにそれぞれ対応する外側カム面21及び内側カム面22を有する複数のスプラグ20と、前記内外カム面22,21がそれぞれ前記外輪11の内周面11a及び前記内輪12の外周面12aに係合する方向に前記各スプラグ20を付勢するガータスプリング13とを備え、前記各スプラグ20は、前記軸心周りの遠心力により、前記内側カム面22が内輪12の外周面12aから離れる方向へ力が作用する重心位置Gを有するディスエンゲージタイプの一方向クラッチにおいて、
    前記スプラグ20は、前記ガータスプリング13の弾性力によって、前記外側カム面21と前記外輪11の内周面11aとの接触点C周りにモーメント力を生じるものであり、そのモーメント力の異なる前記スプラグ20を混在させたことを特徴とする一方向クラッチ。
  2. 前記モーメント力の異なるスプラグ20a,20bは、前記ガータスプリング13と前記各スプラグ20a,20bとの接触点A,Bと、前記各スプラグ20a,20bの外側カム面21,21と前記外輪11の内周面11aとの接触点Ca,Cbとの相対的な位置関係が異なることにより前記モーメント力の差異を生じさせていることを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ。
  3. 前記各スプラグ20は、前記外側カム面21及び内側カム面22がそれぞれ共通の形状及び寸法を有するものであり、前記ガータスプリング13は、前記スプラグ20に形成された周方向の溝23内に収納されてその溝23は直線状に形成されており、前記相対的な位置関係が異なるスプラグ20a,20b同士は、前記各溝23a,23bが異なる向きに設定されていることを特徴とする請求項2に記載の一方向クラッチ。
  4. 前記モーメント力が異なる前記スプラグ20a,20b同士を、それぞれ周方向に等分配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の一方向クラッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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