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JP2008193500A - データ送信装置及びデータ中継装置 - Google Patents

データ送信装置及びデータ中継装置 Download PDF

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JP2008193500A JP2007026994A JP2007026994A JP2008193500A JP 2008193500 A JP2008193500 A JP 2008193500A JP 2007026994 A JP2007026994 A JP 2007026994A JP 2007026994 A JP2007026994 A JP 2007026994A JP 2008193500 A JP2008193500 A JP 2008193500A
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Abstract

【課題】マルチキャストによる映像コンテンツの配信において、データ受信装置からマルチキャスト配信要求が行なわれた際に、Iフレームの先頭パケットからデータ転送を開始できるようにする。
【解決手段】動画像データを復号化時に他のフレームの情報が不要なIフレームと、復号化時に他のフレームの情報が必要なPフレームとを併用してフレーム単位の符号化する。そして、Iフレームの先頭パケットのマーカービット502を「1」に設定してマルチキャストパケットを送信する。また、マルチキャスト参加要求のあったデータ受信装置に対しては、パケットのマーカービット502の設定を参照して転送可能なパケットか否かを判定してパケットの複製及び転送を制御するようにして、データ受信装置側で、不要なフレームを復号して廃棄する必要をなくし、MPEG方式にて符号化された動画像マルチキャストストリーム再生を確実に実行できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明はデータ送信装置、データ中継装置、データ送信方法、データ中継方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、マルチキャストパケットを送信、転送するために用いて好適な技術に関する。
近年、インターネットの環境は、ADSL(Asynchronous Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home)等の普及によりブロードバンド化が進んでいる。さらに、パーソナルコンピュータ(PC)を始めとする様々なコンピューティングデバイスの処理能力も格段に向上している。
このような通信環境並びにデータ処理環境の性能向上を背景として、動画像や音声といったマルチメディアデータを、ネットワークを介してリアルタイムに配信するストリーミング技術が実用化されている。このようなストリーミング技術が実用化されたことにより、ユーザはライブメディアまたは記録済みメディアのブロードバンド放送を視聴したり、記録済みメディアをオンデマンド(on demand)で視聴したりすることができる。
このような映像コンテンツの配信には、ユニキャストやマルチキャストと呼ばれる通信方法が一般的に用いられる。ユニキャストとは、1対1で通信する技術であり、複数の通信相手にパケットを送信する場合は、データ送信装置側において、通信相手の数だけパケットを複製して送信する必要がある。
一方、マルチキャストとは、特定の多数の通信相手を対象に1つのパケットを送信するための技術である。マルチキャストによって送信されたパケットは、通信経路中の適切なデータ中継装置によって複製され、特定多数の通信相手である各データ受信装置に送信される。
マルチメディアデータ(特に、動画像データ)は、そのまま伝送するにはデータ量が多いため、通常は配信前に圧縮符号化される。そこで、画質の劣化を抑制しながら高圧縮率を実現するためにさまざまな検討が行われている。例えば、国際標準規格としてISO(International Organization for Standardization)によって規格化されたMPEG−2方式やMPEG−4方式などが代表的な符号化技術として知られている。
これらのMPEG−2方式やMPEG−4方式などのMPEG圧縮符号化方式においては、動画像データを構成する各フレームに予測符号化技術を適用するようにしている。ここで、適用される予測符号化の種類により、各フレームはIフレーム、Pフレーム、またはBフレームの3種類のいずれかに分類される。
前記3種類のフレームのうち、Iフレームはフレーム内符号化画像である。また、Pフレームは、符号化対象フレームより過去の画像フレームを用いたフレーム間順方向予測符号化画像である。さらに、Bフレームは、符号化対象フレームの過去と未来の画像フレームを用いたフレーム間双方向予測符号化画像である。なお、これらの3種類の符号化フレームのうち、他の画像フレームの情報を用いずに復号できるのはIフレームのみである。
このようなフレームを用いた様々な技術が開示されている。例えば、特許文献1には、プレゼンテーション画面起動を早くするために、メインビデオストリームと代替ビデオストリームとを伝送し、代替ビデオストリームに同調させ、メインの次のGOPが現れれば、メインビデオストリームに同調する手法が提案されている。また、特許文献2には、別のビデオチャネルに変更する際のビデオ提示の待ち時間を低減するために、各ビデオチャネルについて少なくとも1つの独立フレームを保持し、ユニキャスト通信を使用して要求元のクライアントに送信する手法が提案されている。
特開2005−6339号公報 特開2005−124193号公報
マルチキャストによる映像コンテンツの配信では、通信経路上のデータ中継装置においてパケットが自動的に複製されて転送される。ところが、MPEG圧縮符号化方式により符号化された動画像データの場合、データ中継装置がデータ受信装置からマルチキャスト配信要求を受信した時刻において、データ送信装置から受信した先頭パケットがIフレームの先頭パケットであるとは限らない。
前述のように、先頭パケットがIフレームの先頭パケットではなかった場合には、PフレームやBフレームのパケットから複製、及び転送が開始されてしまう。このため、データ受信装置側では、Iフレームの先頭パケットを受信するまでの間は、映像コンテンツを正常に復号したり、再生したりすることができない問題点があった。或いは、Iフレームの先頭パケットを受信するまでの間は、不要なPフレームやBフレームを復号して廃棄するという無駄な処理が行われてしまう問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、マルチキャストによる映像コンテンツの配信において、データ受信装置からマルチキャスト配信要求が行なわれた際に、Iフレームの先頭パケットからデータ転送を開始できるようにすることを目的としている。
本発明のデータ送信装置は、フレーム単位で構成された動画像データを符号化してマルチキャストパケットを生成して送信するデータ送信装置であって、前記動画像データをフレーム単位で符号化する時に、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式と、復号化する時に他のフレームの情報が必要な第2の符号化方式とを併用して前記動画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段によって符号化された動画像データから前記マルチキャストパケットを生成するパケット生成手段と、前記パケット生成手段によって生成されたマルチキャストパケットを予め定められた宛先へ送信する送信手段とを有し、前記パケット生成手段は、前記符号化手段によって符号化された動画像データのうち、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットに、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであることを示す転送開始情報を記録して前記マルチキャストパケットを生成することを特徴とする。
本発明のデータ中継装置は、ネットワークを介して送信される動画像データのマルチキャストパケットを受信し、前記受信したマルチキャストパケットをネットワークを介して接続された受信装置に対して転送するデータ中継装置であって、前記受信したマルチキャストパケットを、前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するように制御する通信制御手段と、前記受信したマルチキャストパケット、または前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するマルチキャストパケットを送受信データバッファに記憶する記憶手段と、前記受信装置からマルチキャスト参加要求を受信した時に、前記送受信データバッファに記憶されたマルチキャストパケットが転送開始可能であるか否かを判定する転送パケット判定手段とを有し、前記マルチキャスト参加要求を送信した受信装置に対して最初に転送するマルチキャストパケットが、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットになるように判定して、前記マルチキャストパケットを転送することを特徴とする。
本発明のデータ送信方法は、フレーム単位で構成された動画像データを符号化してマルチキャストパケットを生成して送信するデータ送信方法であって、前記動画像データをフレーム単位で符号化する時に、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式と、復号化する時に他のフレームの情報が必要な第2の符号化方式とを併用して前記動画像データを符号化する符号化工程と、前記符号化工程において符号化した動画像データから前記マルチキャストパケットを生成するパケット生成工程と、前記パケット生成工程において生成したマルチキャストパケットを予め定められた宛先へ送信する送信工程とを有し、前記パケット生成工程においては、前記符号化工程において符号化した動画像データのうち、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットに、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであることを示す転送開始情報を記録して前記マルチキャストパケットを生成することを特徴とする。
本発明のデータ中継方法は、ネットワークを介して送信される動画像データのマルチキャストパケットを受信し、前記受信したマルチキャストパケットをネットワークを介して接続された受信装置に対して転送するデータ中継方法であって、前記受信したマルチキャストパケットを前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するように制御する通信制御工程と、前記受信したマルチキャストパケット、または前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するマルチキャストパケットを送受信データバッファに記憶する記憶工程と、前記受信装置からマルチキャスト参加要求を受信した時に前記送受信データバッファに記憶されたマルチキャストパケットが転送開始可能であるか否かを判定する転送パケット判定工程とを有し、前記マルチキャスト参加要求を送信した受信装置に対して最初に転送するマルチキャストパケットが、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットになるように判定して、前記マルチキャストパケットを転送することを特徴とする。
本発明のプログラムは、フレーム単位で構成された動画像データを符号化してマルチキャストパケットを生成して送信するデータ送信方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記動画像データをフレーム単位で符号化する時に、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式と、復号化する時に他のフレームの情報が必要な第2の符号化方式とを併用して前記動画像データを符号化する符号化工程と、前記符号化工程において符号化した動画像データから前記マルチキャストパケットを生成するパケット生成工程と、前記パケット生成工程において生成したマルチキャストパケットを予め定められた宛先へ送信する送信工程とをコンピュータに実行させ、前記パケット生成工程においては、前記符号化工程において符号化した動画像データのうち、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットに、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであることを示す転送開始情報を記録して前記マルチキャストパケットを生成するようにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムの他の特徴とするところは、ネットワークを介して送信される動画像データのマルチキャストパケットを受信し、前記受信したマルチキャストパケットをネットワークを介して接続された受信装置に対して転送するデータ中継方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記受信したマルチキャストパケットを前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するように制御する通信制御工程と、前記受信したマルチキャストパケット、または前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するマルチキャストパケットを送受信データバッファに記憶する記憶工程と、前記受信装置からマルチキャスト参加要求を受信した時に前記送受信データバッファに記憶されたマルチキャストパケットが転送開始可能であるか否かを判定する転送パケット判定工程とをコンピュータに実行させ、前記マルチキャスト参加要求を送信した受信装置に対して最初に転送するマルチキャストパケットが、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットになるように判定して、前記マルチキャストパケットを転送するようにコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記の何れかに記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、復号化する時に復号化するパケットが、他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであるか否かを示す転送開始情報を前記先頭パケットに記録するようにした。これにより、マルチキャストによる映像コンテンツの配信において、Iフレームの先頭パケットからデータ転送を開始することができる。したがって、データ受信装置側において、最初にフレームを受信した直後から有効な復号化処理を確実に行うことが可能となる。これにより、不要なフレームを復号して廃棄する無駄が発生しないようにすることができ、例えば、MPEG方式にて符号化された動画像マルチキャストストリームの再生効率を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態において、データ送信装置、及びデータ中継装置を含むシステム全体の構成例を示す図である。
図1に示すように、データ送信装置101と複数のデータ受信装置との間で通信を行う場合(例えば、データ送信装置101と第1のデータ受信装置104、第2のデータ送信装置105と及び第3のデータ送信装置106との間でマルチキャストパケットの通信を行う場合)、ネットワークに接続された一方のデータ中継装置102、他方のデータ中継装置103を経由して、データ(パケット)の送受信が行われる。
データ送信装置101は、圧縮符号化した動画像データを一方のデータ中継装置102を介して予め定められた宛先へ送信する。第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106は、他方のデータ中継装置103を介してネットワークに接続されている。そして、第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106は、データ送信装置101により送信されたマルチキャストパケットを受信するために、マルチキャスト参加要求を他方のデータ中継装置103に対して送信する。他方のデータ中継装置103は、マルチキャスト参加要求のあったデータ受信装置に対して、マルチキャストパケットを複製して転送する。
図2は、本実施形態のデータ送信装置101の機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、データ送信装置101は、動画像符号化部202と、パケット生成部203と、パケット送信部204とにより構成されている。図2において、205は各種ネットワークに代表される伝送路であり、本実施形態においては、動画像データのパケットを送信するネットワークである。
動画像符号化部202は、ビデオカメラやWebカメラ等の映像入力装置201から入力された動画像データをMPEG−4方式により圧縮符号化する。動画像符号化部202において圧縮符号化された動画像データは、フレーム単位でパケット生成部203へ入力される。
図3は、本実施形態のデータ送信装置101におけるパケット生成部203によるマルチキャストパケットを生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、パケット生成部203は、入力された動画像データのフレームをペイロード化する(ステップS301)。ここで動画像データの各フレームは、通常、通信ネットワークにおいて送信可能なデータの最大値であるMTUサイズ、若しくはビデオパケットと呼ばれる単位で、複数に分割することによりペイロード化される。本実施形態では説明を簡単にするため、1つのフレームが1つのパケットのペイロードに格納されるものとして説明する。
次に、分割したフレームの各ペイロードがIフレームの先頭パケットか否かを判断する(ステップS302)。ここで、ステップS301で1つのフレームが1つのパケットのペイロードとして格納される場合は、Iフレームであるか否かを判断することになる。
この判断の結果、Iフレームの先頭パケットである場合は、その先頭パケットに転送開始情報を記録する(ステップS303)。そして、マルチキャストパケットを生成して(ステップS304)、動画像データのフレームのパケット生成処理を終了する。一方、ステップS302の判断の結果、Iフレームの先頭パケットでない場合は、通常のマルチキャストパケットを生成して(ステップS304)、動画像データのフレームのパケット生成処理を終了する。
以上の処理により、パケット生成部203へ入力された動画像データの各フレームはパケット化され、生成されたマルチキャストパケットは、パケット送信部204により所定の宛先、すなわちマルチキャストアドレス、マルチキャストポート宛に送信される。
図4は、本実施形態のデータ送信装置101におけるパケット生成部203により生成されるIPパケットの構造を示す図である。
図4に示すように、IPパケット401はヘッダ部分402と、IPパケット401によって運ばれるデータ部分405との2つにより構成される。本実施形態においては、パケット生成部203によってペイロード分割された動画像データがデータ部分405に格納される。
また、ヘッダ部分402は、さらに固定長の部分403(先頭の20バイト)と、オプション部分404との2つにより構成される。オプション部分404には、可変長の拡張情報が4バイト(32ビット)単位で、最大40バイトまで設定される。オプション部分404は、IPパケットの送信に伴う様々な付加的な機能を実現するために利用される情報を記録する領域であり、本実施形態ではこのオプション部分404に転送開始情報が記録される。
図5は、図4に示すオプション部分404の詳細な構成例を示す図である。
プロファイル501は、オプション部分404に含まれる情報を識別するために使用される16ビット幅のフィールドであり、本実施形態では転送開始情報が含まれることを示す「0x0001」を常に記録するものとする。
502はマーカービットであり、このマルチキャストパケットが転送開始可能なパケットならばこのマーカービット502を「1」に設定し、そうでない場合には「0」に設定する。また、RFU(Reserved For Future Use)503は、将来の拡張用に15ビット分空けられた領域である。
図6は、本実施形態における他方のデータ中継装置103の機能構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、他方のデータ中継装置103は、通信インターフェース602、606と、送受信データバッファ603と、通信制御部604と、転送パケット判定部605とにより構成されている。なお、送受信データバッファ603には、図示しない記憶手段によって、送受信するデータが記憶される。
図6において、601及び607は各種ネットワークに代表される伝送路であり、本実施形態においては、動画像データ(マルチキャストパケット)を送受信するネットワークである。他方のデータ中継装置103が外部と通信を行う場合は、伝送路601、607に接続された通信インターフェース602、606を経由し、データの送受信を行う。また、送受信するデータは送受信データバッファ603において一時記憶され、データを送信するための通信経路やプロトコルは通信制御部604において制御される。
図7は、本実施形態において、データ送信装置101により送信されたマルチキャストパケットを、他方のデータ中継装置103が第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106へ転送する処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、他方のデータ中継装置103は、第1のデータ受信装置104からマルチキャスト参加要求を受信したか否かを判断する(ステップS701)。IPv4ではマルチキャスト参加要求はIGMP(Internet Group Management Protocol)のJoinメッセージが使用される。IGMPは、マルチキャストグループを管理するためのプロトコルである。通信制御部604は、マルチキャストグループごとに第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106からの参加、離脱メッセージを処理し、参加者が存在するインターフェースに対してマルチキャストパケットを送信する。
この判断の結果、マルチキャスト参加要求を受信していない場合は、受信するまで待機する。一方、ステップS701の判断の結果、マルチキャスト参加要求を受信した場合は、転送パケット判定部605は、データ送信装置101から受信した動画像パケット(マルチキャストパケット)を解析する(ステップS702)。次に、解析したパケットが転送開始パケットであるか否かを判断する(ステップS703)。ここでは、データ送信装置101によりヘッダ部分402のオプション部分404へ記録された情報から判断することが可能である。すなわち、図5に示すマーカービット502が「0」の場合は転送開始パケットではなく、「1」の場合は転送開始パケットであると判断することができる。
この判断の結果、転送開始パケットでない場合は、次に受信したマルチキャストパケットのヘッダ拡張情報を解析するためにステップS702へと処理を戻す。一方、ステップS703の判断の結果、転送開始パケットである場合は、当該パケットを複製し、マルチキャスト参加要求のあった第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106に対してマルチキャストパケットを転送する(ステップS704)。
次に、第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106からマルチキャスト離脱要求を受信したか否かを判断する(ステップS705)。この判断の結果、マルチキャスト離脱要求を受信していない場合は、マルチキャストパケットの転送を継続し、そのまま待機する。一方、ステップS705の判断の結果、マルチキャスト離脱要求を受信した場合は、マルチキャスト離脱要求を送信した第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106に対してマルチキャストパケットの転送を終了する。
図8は、本実施形態において、データ送信装置101から他方のデータ中継装置103へ送信されるマルチキャストパケットと、他方のデータ中継装置103から第1のデータ受信装置104、第3のデータ送信装置106へ転送されるマルチキャストパケットとの関係を示す図である。
807はデータ送信装置101により送信されるマルチキャストストリームを示している。時間経過に従って第1のパケット801から第2のパケット802、第3のパケット803の順に送信される。なお、本実施形態では説明を簡単にするため、1つのフレームが1つのパケットに格納されるものとする。第1のパケット801及び第5のパケット805はIフレームから構成され、それ以外の第2のパケット802〜第4の804、第6のパケット806はPフレームから構成されている。
他方のデータ中継装置103は、第1のデータ受信装置104からマルチキャスト参加要求810を受信すると、一方のデータ中継装置102を介してデータ送信装置101から送信されたマルチキャストパケットを第1のパケット801から順に複製する。そして、第1のデータ受信装置104へ転送する。このようにして、Iフレームから構成される第1のパケット801を受信したタイミングでマルチキャスト参加要求810のあった第1のデータ受信装置104へデータ送信装置101から送信されたマルチキャストパケットを即座に複製して転送する。第1のデータ受信装置104はマルチキャストストリーム808を受信し、動画像データを正しく復号、再生することが可能になる。
一方、他方のデータ中継装置103は、データ送信装置101から第3のパケット803を受信した時に第3のデータ受信装置106からマルチキャスト参加要求811を受信している。この場合、第3のパケット803、第4のパケット804はPフレームから構成されるマルチキャストパケットであるため、第3のデータ受信装置106へパケットの複製、及び転送を行わない。そして、次にIフレームから構成される第5のパケット805を最初に受信すると、第3のデータ受信装置106へ転送するパケットの複製を開始し、第3のデータ受信装置106に対して、第5のパケット805以降のパケットを順に送信する。このようにして、第3のデータ受信装置106は、マルチキャストストリーム809を受信して動画像データを正常に復号、再生することが可能になる。
以上のように、本実施形態のデータ送信装置101は、動画像データを復号化時に他のフレームの情報が不要なIフレームと、復号化時に他のフレームの情報が必要なPフレームとを併用してフレーム単位の符号化する。そして、Iフレームの先頭パケットのマーカービット502を「1」に設定してマルチキャストパケットを送信する。また、本実施形態の他方のデータ中継装置103は、マルチキャスト参加要求のあったデータ受信装置に対しては、パケットのマーカービット502の設定を参照して転送可能なパケットか否かを判断してパケットの複製及び転送を制御する。これにより、データ受信装置側でMPEG方式にて符号化された動画像ストリームを確実に再生することができる。また不要なマルチキャストパケットの複製及び転送を行わないので、伝送路の帯域を有効に活用することもできる。
(第2の実施形態)
前述した第1の実施形態では、他方のデータ中継装置103は、マルチキャスト配信要求を受信した時刻より後に送信される次のIフレームの先頭にあたるパケットから複製、及び転送を開始した。これに対して本実施形態では、直前のIフレームの先頭パケットからデータ受信装置へ転送を開始する処理を行う。
図9は、本実施形態において、データ送信装置101より送信されるマルチキャストパケットと、データ中継装置901より第1のデータ受信装置104、第2のデータ送信装置105及び第3のデータ送信装置106へ転送されるマルチキャストパケットとの関係を示す図である。なお、図9に示すように、データ送信装置101から送信されるマルチキャストストリーム807、及びデータ中継装置901から第1のデータ受信装置104へ転送されるマルチキャストストリーム808は第1の実施形態と同じである。このため、同じ符号を付与している。また、本実施形態のデータ中継装置901の機能構成も第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
902は、データ中継装置901により第3のデータ受信装置106へ転送されるマルチキャストストリームである。マルチキャストストリーム902は、第3のデータ受信装置106から送信されたマルチキャスト参加要求811よりも時間的に前のIフレームの第1のパケット801から順に転送される。本実施形態で示したデータ中継装置901の送受信データバッファ603には、直前のIフレームのパケットから現時刻のパケットまでのフレーム群が最大でGOV(Group of Video Object Plane)単位で記録される。そして、過去のGOVデータは廃棄される。GOVはMPEG動画像のIフレームから次のIフレームの直前のフレームまでのフレーム群である。
そして、一時的に記憶した送受信データバッファ603中のマルチキャストパケットを解析し、直前のIフレームの先頭パケットから第3のデータ受信装置106へ転送を開始する。これにより、全てのデータ受信装置における迅速な再生を実現するとともに、第1の実施形態の目的と同様に、符号化された動画像データのマルチキャストパケットをデータ受信装置で確実に再生できるように転送することができる。
(第3の実施形態)
前述した第2の実施形態では、データ中継装置901は、送受信データバッファ603に記録されている全ての動画像データのパケットを複製して、転送した。これに対して本実施形態では、マルチキャスト参加要求のあったデータ受信装置へ先頭のIフレームのみを複製して、転送する処理を行う。
図10は、本実施形態において、データ送信装置101により送信されるマルチキャストパケットと、データ中継装置1001より第1のデータ受信装置104〜第3のデータ送信装置106へ転送されるマルチキャストパケットとの関係を示す図である。なお、図10に示すように、データ送信装置101から送信されるマルチキャストストリーム、及びデータ中継装置1001から第1のデータ受信装置104へ転送されるマルチキャストストリームは第2の実施形態と同じであるため、同じ符号を付与している。また、本実施形態のデータ中継装置1001の機能構成も第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
1002はデータ中継装置1001より第3のデータ受信装置106へ転送されるマルチキャストストリームである。第3のデータ受信装置106から送信されたマルチキャスト参加要求811よりも時間的に前のIフレームの第1のパケット801が転送される。そして、Pフレームから構成される第2のパケット802〜第4のパケット804は転送されず、後続のIフレームから構成される第5のパケット805から順に転送されることになる。
本実施形態で示したデータ中継装置1001によると、マルチキャスト参加要求811を送信した第3のデータ受信装置106へはパケット転送開始直後にはIフレームのみが送信される。これにより、通信帯域の削減、データ受信装置における動画像の復号、再生に要する処理負荷の軽減を実現するとともに、符号化された動画像データのマルチキャストパケットをデータ受信装置で確実に再生できるように転送することができる。
(第4の実施形態)
前述した第2の実施形態では、データ中継装置901は、Iフレームから次のIフレームまでの全てのパケットを記録した。これに対して本実施形態では、Iフレームのみを記録する。第2の実施形態におけるデータ中継装置901は、最大でGOV単位の動画像データを記録可能なメモリ量を必要とするため、利用可能なメモリ量が限られる場合、動画像のビットレートやフレームレートによっては、メモリ不足となる可能性がある。
本実施形態のデータ中継装置によると、送受信データバッファにはIフレームのみを記録し、その結果、マルチキャスト参加要求のあったデータ受信装置へのパケット転送開始直後にはIフレームのみが送信される。これにより、データ中継装置におけるメモリ使用量の削減、通信帯域の削減、データ受信装置における動画像の復号、再生に要する処理負荷の軽減を実現する。さらに、第2の実施形態の目的と同様に、符号化された動画像データのマルチキャストパケットをデータ受信装置で確実に再生できるように転送することができる。
(第5の実施形態)
前述した第1の実施形態では、他方のデータ中継装置103は、データ送信装置101によってパケットヘッダに記録された情報を解析して、データ受信装置へ転送する転送開始パケットを判定した。これに対して本実施形態では、パケットのペイロードデータを解析することにより、データ受信装置への転送開始パケットを判定する。
本実施形態のデータ中継装置によると、パケットのペイロードデータを解析してIフレームの先頭パケットであるか否かを判断する。これにより、パケットヘッダのオプションフィールドを利用しない通常のデータ送信装置から送信されたマルチキャストパケットについても、符号化された動画像データのマルチキャストパケットをデータ受信装置で確実に再生できるように転送することができる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述の実施形態では、データ送信装置101が動画像データの符号化処理を行う機能を有していたが、動画像符号化部202とデータ送信装置101とが別々の装置であってもよい。また、前述の実施形態では、説明を簡単にするため2つのデータ受信装置から送信されたマルチキャスト参加要求を受信するものとして説明したが、データ受信装置は2つ以上の複数の装置であってもよい。
なお、前述の実施形態では、動画像データの符号化方式としてMPEG−4方式を用い、符号化動画像データ通信のネットワークプロトコルとしてIPを用いた。しかし、動画像データの符号化方式としては、MPEG−4方式に限らず、例えばMPEG−2方式やH.264方式など、フレーム内予測符号化方式とフレーム間予測符号化方式とを併用する符号化方式を用いることができる。より広義には、復号化時に他のフレームの情報が不要な符号化方式と、復号化時に他のフレームの情報が必要な符号化方式とを併用してフレーム単位の符号化を行う動画像データの符号化方式を用いることができる。また、ネットワークプロトコルについても、IPに限らず他のネットワークプロトコルを用いることが可能である。
また、前述の実施形態は、システム或いは装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
この場合、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムは、記録媒体または有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムデータファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであってもよい。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムデータファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のコンピュータプログラムを暗号化して格納した記録媒体をユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを可能とすることも可能である。鍵情報は例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、コンピュータにより実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラムが、実施形態の機能を、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用して実現しても良い。さらに、本発明を構成するコンピュータプログラムの少なくとも一部が、コンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアとして提供され、拡張ボード等が備えるCPUを利用して前述の実施形態の機能を実現してもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ送信装置、データ中継装置を含むシステム全体の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるデータ送信装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のパケット生成部によるパケット生成処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるデータ送信装置により送信されるIPパケットの詳細構造を示す図である。 図4に示すIPパケット中の拡張情報の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるデータ中継装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のデータ中継装置によるマルチキャストパケットの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るデータ送信装置より送信されるマルチキャストパケットと、データ中継装置より受信装置へ転送されるマルチキャストパケットとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ送信装置より送信されるマルチキャストパケットと、データ中継装置より受信装置へ転送されるマルチキャストパケットの関係を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るデータ送信装置より送信されるマルチキャストパケットと、データ中継装置より受信装置へ転送されるマルチキャストパケットとの関係を示す図である。
符号の説明
101 データ送信装置
102 一方のデータ中継装置
103 他方のデータ中継装置
104 第1の受信装置
105 第2の受信装置
106 第3の受信装置
201 映像入力装置
202 動画像符号化部
203 パケット生成部
204 パケット送信部
205 伝送路
601 伝送路
602 通信I/F
603 送受信データバッファ
604 通信制御部
605 転送パケット判定部
606 通信I/F
607 伝送路

Claims (11)

  1. フレーム単位で構成された動画像データを符号化してマルチキャストパケットを生成して送信するデータ送信装置であって、
    前記動画像データをフレーム単位で符号化する時に、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式と、復号化する時に他のフレームの情報が必要な第2の符号化方式とを併用して前記動画像データを符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段によって符号化された動画像データから前記マルチキャストパケットを生成するパケット生成手段と、
    前記パケット生成手段によって生成されたマルチキャストパケットを予め定められた宛先へ送信する送信手段とを有し、
    前記パケット生成手段は、前記符号化手段によって符号化された動画像データのうち、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットに、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであることを示す転送開始情報を記録して前記マルチキャストパケットを生成することを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記パケット生成手段は、前記マルチキャストパケットのヘッダ領域に前記転送開始情報を記録することを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記パケット生成手段は、パケットヘッダのオプション部分に前記転送開始情報を記録することを特徴とする請求項2に記載のデータ送信装置。
  4. ネットワークを介して送信される動画像データのマルチキャストパケットを受信し、前記受信したマルチキャストパケットをネットワークを介して接続された受信装置に対して転送するデータ中継装置であって、
    前記受信したマルチキャストパケットを、前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するように制御する通信制御手段と、
    前記受信したマルチキャストパケット、または前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するマルチキャストパケットを送受信データバッファに記憶する記憶手段と、
    前記受信装置からマルチキャスト参加要求を受信した時に、前記送受信データバッファに記憶されたマルチキャストパケットが転送開始可能であるか否かを判定する転送パケット判定手段とを有し、
    前記マルチキャスト参加要求を送信した受信装置に対して最初に転送するマルチキャストパケットが、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットになるように判定して、前記マルチキャストパケットを転送することを特徴とするデータ中継装置。
  5. 前記転送パケット判定手段は、前記マルチキャストパケットに記録された転送開始情報に基づいて、前記最初に転送するマルチキャストパケットを判定することを特徴とする請求項4に記載のデータ中継装置。
  6. 前記転送パケット判定手段は、前記マルチキャストパケットのペイロードデータを解析し、前記第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットであるか否かに基づいて、前記最初に転送するマルチキャストパケットを判定することを特徴とする請求項4に記載のデータ中継装置。
  7. フレーム単位で構成された動画像データを符号化してマルチキャストパケットを生成して送信するデータ送信方法であって、
    前記動画像データをフレーム単位で符号化する時に、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式と、復号化する時に他のフレームの情報が必要な第2の符号化方式とを併用して前記動画像データを符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程において符号化した動画像データから前記マルチキャストパケットを生成するパケット生成工程と、
    前記パケット生成工程において生成したマルチキャストパケットを予め定められた宛先へ送信する送信工程とを有し、
    前記パケット生成工程においては、前記符号化工程において符号化した動画像データのうち、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットに、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであることを示す転送開始情報を記録して前記マルチキャストパケットを生成することを特徴とするデータ送信方法。
  8. ネットワークを介して送信される動画像データのマルチキャストパケットを受信し、前記受信したマルチキャストパケットをネットワークを介して接続された受信装置に対して転送するデータ中継方法であって、
    前記受信したマルチキャストパケットを前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するように制御する通信制御工程と、
    前記受信したマルチキャストパケット、または前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するマルチキャストパケットを送受信データバッファに記憶する記憶工程と、
    前記受信装置からマルチキャスト参加要求を受信した時に前記送受信データバッファに記憶されたマルチキャストパケットが転送開始可能であるか否かを判定する転送パケット判定工程とを有し、
    前記マルチキャスト参加要求を送信した受信装置に対して最初に転送するマルチキャストパケットが、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットになるように判定して、前記マルチキャストパケットを転送することを特徴とするデータ中継方法。
  9. フレーム単位で構成された動画像データを符号化してマルチキャストパケットを生成して送信するデータ送信方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記動画像データをフレーム単位で符号化する時に、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式と、復号化する時に他のフレームの情報が必要な第2の符号化方式とを併用して前記動画像データを符号化する符号化工程と、
    前記符号化工程において符号化した動画像データから前記マルチキャストパケットを生成するパケット生成工程と、
    前記パケット生成工程において生成したマルチキャストパケットを予め定められた宛先へ送信する送信工程とをコンピュータに実行させ、
    前記パケット生成工程においては、前記符号化工程において符号化した動画像データのうち、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットに、前記第1の符号化方式を用いて符号化されたフレームの先頭パケットであることを示す転送開始情報を記録して前記マルチキャストパケットを生成するようにコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. ネットワークを介して送信される動画像データのマルチキャストパケットを受信し、前記受信したマルチキャストパケットをネットワークを介して接続された受信装置に対して転送するデータ中継方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記受信したマルチキャストパケットを前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するように制御する通信制御工程と、
    前記受信したマルチキャストパケット、または前記マルチキャストを要求している受信装置へ転送するマルチキャストパケットを送受信データバッファに記憶する記憶工程と、
    前記受信装置からマルチキャスト参加要求を受信した時に前記送受信データバッファに記憶されたマルチキャストパケットが転送開始可能であるか否かを判定する転送パケット判定工程とをコンピュータに実行させ、
    前記マルチキャスト参加要求を送信した受信装置に対して最初に転送するマルチキャストパケットが、復号化する時に他のフレームの情報が不要な第1の符号化方式で符号化されたフレームの先頭パケットになるように判定して、前記マルチキャストパケットを転送するようにコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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