JP2008190770A - クーリングモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】冷媒を冷却するコンデンサ部と冷媒より温度の高い流体を冷却する他の熱交換器部とを有する熱交換器と、受液器とを備えるクーリングモジュールにおいて、受液器の貯留性を確保する。
【解決手段】冷凍サイクル内を循環する冷媒と空気とを熱交換して冷媒を冷却するコンデンサ部200と、冷媒より温度が高いオイルと空気とを熱交換してオイルを冷却するオイルクーラ部300とを有する熱交換器1と、コンデンサ部200から流出した冷媒を気液分離して液相冷媒を内部に溜めるモジュレータ8とを備え、コンデンサ部200およびオイルクーラ部300を、冷却空気の流れ方向に対して並列に配置し、モジュレータ8をコンデンサ部200およびオイルクーラ部300と対向するように配置し、モジュレータ8の内部に冷凍サイクル中の水分を取り除くドライヤ85を設け、ドライヤ85をオイルクーラ部300に対応する部位に配置する。
【選択図】図1
【解決手段】冷凍サイクル内を循環する冷媒と空気とを熱交換して冷媒を冷却するコンデンサ部200と、冷媒より温度が高いオイルと空気とを熱交換してオイルを冷却するオイルクーラ部300とを有する熱交換器1と、コンデンサ部200から流出した冷媒を気液分離して液相冷媒を内部に溜めるモジュレータ8とを備え、コンデンサ部200およびオイルクーラ部300を、冷却空気の流れ方向に対して並列に配置し、モジュレータ8をコンデンサ部200およびオイルクーラ部300と対向するように配置し、モジュレータ8の内部に冷凍サイクル中の水分を取り除くドライヤ85を設け、ドライヤ85をオイルクーラ部300に対応する部位に配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の熱交換器部を有する熱交換器と受液器とを備えるクーリングモジュールに関する。
自動車等の車両には、エンジン冷却水冷却用のラジエータや、空調冷媒冷却用のコンデンサの他に、車両オートマチックトランスミッション用のトルクコンバータ内のオイル冷却用のオイルクーラや、エンジンオイル冷却用のオイルクーラ、近年のいわゆるハイブリッド車両においては電動モータの制御を行うインバータ等の電子部品冷却用のラジエータ等、多くの熱交換器が備えられている。
近年、車両の衝突安全性に伴う熱交換器の薄幅化、コンパクト化による設置スペースの節減、組み付け作業工数の削除等が望まれている。その対応として、1つの熱交換器の左右一対のヘッダ(タンク)内を、互いに対応する位置で仕切板で仕切ることにより、1つの熱交換器コアに互いに独立したコンデンサ部とオイルクーラ部の2つの熱交換器機能を持たせるようにした熱交換器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、このような熱交換器に、コンデンサ部から流出した冷媒を気液分離して液相冷媒を内部に溜める受液器を一体化させたクーリングモジュールが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
米国特許第6394176号明細書
特開2005−90821号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載のクーリングモジュールでは、一般的に高温になるオイルクーラと、受液器とが隣接しているため、オイルクーラからの熱伝達により受液器が加熱され、受液器内部に溜められた液相冷媒の沸騰現象が生じてしまう、すなわち、受液器の貯留性能を確保することができないという問題がある。
これにより、コンデンサ部の冷媒流れ下流側に配置される減圧手段(例えば、膨張弁)において冷媒流量不足が発生し、著しく冷房性能が低下するという問題がある。また、膨張弁に気相冷媒が流入し、膨張弁から異音が発生するという問題もある。
本発明は、上記点に鑑み、冷媒を冷却するコンデンサ部と冷媒より温度の高い流体を冷却する他の熱交換器部とを有する熱交換器と、受液器とを備えるクーリングモジュールにおいて、受液器の貯留性を確保することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、冷凍サイクル内を循環する冷媒と空気とを熱交換して冷媒を冷却するコンデンサ部(200)と、冷媒より温度が高い他の流体と空気とを熱交換して他の流体を冷却する他の熱交換器部(300)とを有する熱交換器(1)と、コンデンサ部(200)から流出した冷媒を気液分離して液相冷媒を内部に溜める受液器(8)とを備え、コンデンサ部(200)および他の熱交換器部(300)は、冷却空気の流れ方向に対して並列に配置されており、受液器(8)は、コンデンサ部(200)および他の熱交換器部(300)と対向するように配置されており、受液器(8)の内部には、冷凍サイクル中の水分を取り除くドライヤ(85)が設けられており、ドライヤ(85)は、他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置されていることを特徴としている。
冷媒より高温の流体を冷却する他の熱交換器部(300)は、コンデンサ部(200)より高温となる。そして、他の熱交換器部(300)から受液器(8)へ熱伝達(もしくは熱伝導)が行われることで、受液器(8)における他の熱交換器部(300)に対応する部位が特に加熱され、コンデンサ部(200)に対応する部位よりも高温となる。
ところで、受液器(8)内部において、ドライヤ(85)が占める容積は液相冷媒を溜める液溜め容積として使用できない、すなわちドライヤ(85)が配置される部位はデッドスペースとなる。
そこで、受液器(8)において、デッドスペースとなるドライヤ(85)を高温となりやすい他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置することで、実質的に液相冷媒を溜めることができる液溜め可能空間を、高温となりやすい部位から離すことができる。これにより、受液器(8)内の液相冷媒が沸騰してしまうことを防止できる。このため、受液部(8)の貯留性能に与える他の熱交換器部(300)からの熱の影響を低減することできるので、受液器(8)の貯留性能を確保することが可能となる。
その結果、コンデンサ部(200)の冷媒流れ下流側に配置される減圧手段(例えば、膨張弁)において冷媒流量不足が発生することを防止できるため、冷房性能の低下を防止できる。また、膨張弁に気相冷媒が流入し、膨張弁から異音が発生することを防止できる。
また、受液器(8)における他の熱交換器部(300)に対応する部位、すなわち高温となるために液溜め可能空間として用いることができない部位に、もともとデッドスペースになるドライヤ(85)を配置することで、受液器(8)の容積を無駄に大きく設計する必要がなくなる。したがって、受液器(8)の小型化を図ることができる。
なお、本発明において、「ドライヤ(85)が他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置されている」とは、ドライヤ(85)の全体が他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置されていることのみを意味するものではなく、ドライヤ(85)の一部が他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置されていることも含む意味である。具体的には、ドライヤ(85)の半分以上が他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置されていればよい。換言すると、受液器(8)における他の熱交換器部(300)に対応する部位に、ドライヤ(85)が優先的に配置されていればよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、受液器(8)は、コンデンサ部(200)および他の熱交換器部(300)のうち少なくともコンデンサ部(200)と一体化されており、受液器(8)は、コンデンサ部(200)および他の熱交換器部(300)にわたって設けられていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、コンデンサ部(200)および他の熱交換器部(300)は、鉛直方向に並列に配置されていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、コンデンサ部(200)は、冷媒を凝縮させる凝縮部(210)と、凝縮部(210)より流入した冷媒を過冷却する過冷却部(220)とを有していてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、過冷却部(220)は、凝縮部(210)より上方側に配置されており、受液器(8)内部に設けられ、受液器(8)内の冷媒を吸い上げる吸上管(88)と、受液器(8)内に開口し、吸上管(88)を介して吸い上げられた冷媒を過冷却部(220)へ流出させる冷媒流出口(82)とを備えていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、凝縮部(210)、過冷却部(220)および他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、過冷却部(220)、凝縮部(210)、他の熱交換器部(300)の順に配置されていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、凝縮部(210)、過冷却部(220)および他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、凝縮部(210)、過冷却部(220)、他の熱交換器部(300)の順に配置されていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、凝縮部(210)、過冷却部(220)および他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、他の熱交換器部(300)、凝縮部(210)、過冷却部(220)の順に配置されていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、凝縮部(210)、過冷却部(220)および他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、他の熱交換器部(300)、過冷却部(220)、凝縮部(210)の順に配置されていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、コンデンサ部(200)は、冷媒が流通する第1のチューブ(2a)を複数本積層して構成されており、他の熱交換器部(300)は、他の流体が流通する第2のチューブ(2b)を、第1のチューブ(2a)の積層方向に複数本積層して構成されており、熱交換器(1)は、第1および第2のチューブ(2a、2b)の長手方向両端にそれぞれ配置され、第1および第2のチューブ(2a、2b)の積層方向に延びて複数本の第1および第2のチューブ(2a、2b)と連通するヘッダタンク(5)を備えており、コンデンサ部(200)と他の熱交換器部(300)とを同一のヘッダタンク(5)により一体化した構成になっていてもよい。
また、上記特徴のクーリングモジュールにおいて、他の熱交換器部は、車載機器のオイルを冷却するオイルクーラ部(300)であってもよい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係るクーリングモジュールを、内燃機関(エンジン)を駆動源として走行する車両に適用した場合を例として説明する。
以下、本発明の第1実施形態について図1に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係るクーリングモジュールを、内燃機関(エンジン)を駆動源として走行する車両に適用した場合を例として説明する。
図1は、本第1実施形態に係るクーリングモジュールを示す断面図である。図1に示すように、本実施形態のクーリングモジュールは、コンデンサ部200およびオイルクーラ部300を有する熱交換器1を備えている。熱交換器1は、複数のチューブ2およびフィン3からなる1つのコア部4と、コア部4の左右両端部に組み付け配置される一対のヘッダタンク5とを有している。
チューブ2は熱媒体(本実施形態では、冷媒またはオイル)が流れる管であり、このチューブ2は、空気流れ方向(紙面垂直方向)が長径方向と一致するように扁平状に形成されているとともに、その長手方向が水平方向に一致するように鉛直方向に複数本平行に配置されている。フィン3は、波状に成形されるとともに、チューブ2の両側の扁平面に接合されており、このフィン3により空気との伝熱面積を増大させて熱媒体と空気との熱交換を促進している。また、コア部4の両端部には、チューブ2の長手方向と略平行に延びてコア部4を補強するインサート40が設けられている。
ヘッダタンク5は、チューブ2の長手方向端部(本実施形態では、左右端)にてチューブ2の長手方向と直交する方向(本実施形態では、鉛直方向)に延びて複数のチューブ2と連通するもので、このヘッダタンク5は、チューブ2が挿入接合されたコアプレート5aと、コアプレート5aとともにタンク内空間を構成するタンク本体5bとを有して構成されている。なお、一対のヘッダタンク5のうち、図2中左側に位置するヘッダタンクを第1のヘッダタンク51といい、図2中右側に位置するヘッダタンクを第2のヘッダタンク52という。
コア部4は、車両用冷凍サイクル(空調装置)内を循環する冷媒と空気とを熱交換して冷媒を冷却するコンデンサ部200と、車両オートマチックトランスミッション用のトルクコンバータ内のオイルを冷却するオイルクーラ部300とを構成するものである。本実施形態では、コンデンサ部200が下方側に配置され、オイルクーラ部300が上方側に配置されている。ここで、複数のチューブ2のうち、コンデンサ部200を構成し、冷媒が流通するチューブを第1のチューブ2aといい、オイルクーラ部300を構成し、オイルが流通するチューブを第2のチューブ2bという。なお、オイルクーラ部300が、本発明の他の熱交換器部に相当している。
ヘッダタンク5の内部において、コンデンサ部200とオイルクーラ部300との境界部(第1のチューブ2aと第2のチューブ2bとの間)には、2つの第1のセパレータ71が配置されている。これにより、ヘッダタンク5の内部は、第1のセパレータ71を境としてヘッダタンク長手方向(鉛直方向)に2つに分割されている。第1のチューブ2aと第2のチューブ2bとの間には、2つの第1セパレータ71の間の空間と連通するようにチューブ6が配設されている。このチューブ6は、熱媒体が流れないダミーチューブ6となっている。
次に、オイルクーラ部300の構成について説明する。オイルクーラ部300は、オイル流れがU字状であるU字ターンタイプになっている。以下、第1のヘッダタンク51における2つの第1のセパレータ71より上側の部位を第1のオイルヘッダ部51aといい、第2のヘッダタンク52における2つの第1のセパレータ71より上側の部位を第2のオイルヘッダ部52aという。
第1のオイルヘッダ部51aには、オイルをオイルクーラ部300内部に流入させるオイル入口部31と、オイルをオイルクーラ部300外部へ流出させるオイル出口部32とが設けられている。オイル入口部31とオイル出口部32とは、それぞれ第1のオイルヘッダ部51aの下端側と上端側とに設けられている。
また、オイルクーラ部300の内部におけるオイル流れをU字状とするための第2のセパレータ72が、第1のオイルヘッダ部51aの内部に設けられている。より詳細には、第2のセパレータ72は、第1のオイルヘッダ部51aの内部におけるオイル入口部31とオイル出口部32との間に配置されている。
次に、コンデンサ部200の構成について説明する。第1のヘッダタンク51における2つの第1のセパレータ71より下側の部位(以下、第1の冷媒ヘッダ部51bという)には、冷媒をコンデンサ部200内部に流入させる冷媒入口部21と、冷媒をコンデンサ部200外部へ流出させる冷媒出口部22とが設けられている。冷媒入口部21と冷媒出口部22とは、それぞれ第1の冷媒ヘッダ部51bの下端側と上端側とに設けられている。
第1の冷媒ヘッダ部51b内部の下側寄りの位置には、第3のセパレータ73が配置されている。また、第2のヘッダタンク52における2つの第1のセパレータ71より下側の部位(以下、第2の冷媒ヘッダ部52bという)内部には、第3のセパレータ73と同一高さに第4のセパレータ74が配置されている。この第3、第4のセパレータ73、74によってコンデンサ部200は2つの熱交換部に分けられている。
コンデンサ部200における第3、第4のセパレータ73、74の上方側部位は、冷媒入口部21から流入した気相冷媒と空気とを熱交換させて、冷媒を凝縮させる凝縮部210になっており、凝縮部210から流出した冷媒は、後述するモジュレータ8に流入するようになっている。また、コンデンサ部200における第3、第4のセパレータ73、74の下方側部位は、後述するモジュレータ8から流入した液相冷媒と空気とを熱交換させて液相冷媒を冷却する過冷却部220になっており、過冷却部220で冷却された冷媒は冷媒出口部22から流出するようになっている。
また、第2のヘッダタンク52の外側(コア部4の反対側)には、モジュレータ8が配置されている。モジュレータ8は、気相冷媒と液相冷媒を分離して液相冷媒を溜めるものである。また、モジュレータ8は、第2のヘッダタンク52にろう付けにて接合されている。なお、モジュレータ8が、本発明の受液器に相当している。
モジュレータ8は、鉛直方向に延びる略円筒形状になっている。モジュレータ8は、熱交換器1のコンデンサ部200およびオイルクーラ部300と対向するように配置されている。すなわち、モジュレータ8は、鉛直方向において、コンデンサ部200からオイルクーラ部300にわたって配置されている。本実施形態では、モジュレータ8は、その下端部が過冷却部220の下端側、つまり熱交換器1の下端と同一高さに位置しているとともに、上端側がオイルクーラ部300に対応する部位まで到達している。
モジュレータ8と第2の冷媒ヘッダ部52bとは、冷媒流入口81および冷媒流出口82を介して2カ所で連通している。詳細には、冷媒流入口81は、第2の冷媒ヘッダ部52bにおける第4のセパレータ74より上方側の部位とモジュレータ8内部とを連通させるようになっている。また、冷媒流出口82は、第2の冷媒ヘッダ部52bにおける第4のセパレータ74より下方側の部位とモジュレータ8内部とを連通させるようになっている。すなわち、冷媒流入口81は、冷媒流出口82より上方側に配置されている。
モジュレータ8は、コンデンサ部200から流出した冷媒を気液分離する内部空間83を有している。内部空間83は、冷媒流入口81および冷媒流出口82に接続されている。そして、冷媒流入口81から流入する冷媒のうち、比重の大きい液相冷媒は内部空間83の鉛直方向(重力方向)下方側に一旦溜まり、比重の小さい気相冷媒は内部空間83の鉛直方向(重力方向)上方側に一旦溜まるようになっている。
モジュレータ8の内部空間83の下端部には、冷媒中の異物を取り除くためのフィルタ84が設けられている。また、モジュレータ8の内部空間83の上端部には、冷媒中の水分を取り除く乾燥剤が内蔵されたドライヤ85が設けられている。すなわち、ドライヤ85は、熱交換器1のオイルクーラ部300と対応する部位に配置されている。
本実施形態では、ドライヤ85の鉛直方向長さが、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300と対応する部位の鉛直方向長さより長くなっているので、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300と対応する部位にドライヤ85の大部分が配置されるようになっている。すなわち、ドライヤ85は、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300と対応する部位に優先的に配置されている。
ドライヤ85は、フィルタ84の上方側とバネ部材87によって連結された支持板86上に配置されている。このバネ部材87により、部品の公差や組み付け公差を吸収することができるとともに、車両の振動等によりドライヤ85が振動することを抑制できる。
以上説明したように、モジュレータ8において、液相冷媒を溜める液溜め容積として使用できない、すなわちデッドスペースとなるドライヤ85を、高温となりやすいオイルクーラ部300に対応する部位に配置することで、液相冷媒を実質的に溜めることができる液溜め可能空間を、高温となりやすい部位から離すことができる。これにより、モジュレータ8内の液相冷媒が沸騰してしまうことを防止できる。このため、モジュレータ8の貯留性能に与えるオイルクーラ部300からの熱の影響を低減することできるので、モジュレータ8の貯留性能を確保することが可能となる。
その結果、コンデンサ部200の冷媒流れ下流側に配置される膨張弁において冷媒流量不足が発生することを防止できるため、冷房性能の低下を防止できる。また、膨張弁に気相冷媒が流入し、膨張弁から異音が発生することを防止できる。
また、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300に対応する部位、すなわち高温となるために液溜め可能空間として用いることができない部位に、もともとデッドスペースになるドライヤ85を配置することで、モジュレータ8の容積を無駄に大きく設計する必要がなくなる。したがって、モジュレータ8の小型化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図2に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について図2に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図2は、本第2実施形態に係るクーリングモジュールを示す断面図である。図2に示すように、本実施形態の熱交換器1は、コンデンサ部200とオイルクーラ部300とが別体として形成されている。オイルクーラ部300は、コンデンサ部200の下方側に配置されている。また、コンデンサ部200において、過冷却部220は凝縮部210の上方側に配置されている。
コンデンサ部200の凝縮部210の下端部およびオイルクーラ部300の上端部には、インサート40がそれぞれ設けられている。そして、凝縮部210とオイルクーラ部300は、結合ブラケット91により結合されている。また、結合ブラケット91により結合されたコンデンサ部200とオイルクーラ部300は、取付ブラケット92を利用して車両のボディ(図示せず)に取り付けられるようになっている。
また、モジュレータ8は、第2の冷媒ヘッダ部52bの外側(コア部4の反対側)に配置されている。モジュレータ8は、第2の冷媒ヘッダ部52bにろう付けにて接合されている。本実施形態では、モジュレータ8は、その下端部がオイルクーラ部300の下端側、つまり熱交換器1の下端と同一高さに位置しているとともに、上端側が過冷却部220の上端部、つまり熱交換器の上端と同一高さに位置している。
モジュレータ8と第2の冷媒ヘッダ部52bとは、冷媒流入口81および冷媒流出口82を介して2カ所で連通している。詳細には、冷媒流入口81は、第2の冷媒ヘッダ部52bの下端側の部位とモジュレータ8の中央部近傍とを連通させるようになっている。また、冷媒流出口82は、モジュレータ8の上方側の部位と第2の冷媒ヘッダ部52bにおける第4のセパレータ74より上方側の部位とを連通させるようになっている。
続いて、モジュレータ8の内部構成について説明する。モジュレータ8の内部は、下側空間810と上側空間820とに分割されている。下側空間810は冷媒流入口81に接続されており、上側空間820は冷媒流出口82に接続されている。そして、冷媒流入口81から流入する冷媒のうち、比重の大きい液相冷媒は下側空間810の鉛直方向下方側に一旦溜まり、比重の小さい気相冷媒は下側空間810の鉛直方向上方側に一旦溜まるようになっている。
モジュレータ8には、下側空間810内の底部近傍の液相冷媒を上側空間820に導入する吸上管88が設けられている。本実施形態では、フィルタ84は上側空間820内に配置されている。
また、冷媒流入口81は、下側空間810内における通常時の液相冷媒の液面(図2中破線参照)より下側に配設されている。これにより、冷媒流入口81から下側空間810に冷媒が流入する際に、液相冷媒の液面に動圧が作用して液面より上側に存在する気相冷媒を巻き込んで、気液二相冷媒が吸上管88内に混入してしまうことを防止できる。
また、ドライヤ85はモジュレータ8の下側空間810の下端部に配置されている。すなわち、ドライヤ85は、熱交換器1のオイルクーラ部300と対応する部位に配置されている。
本実施形態では、ドライヤ85の鉛直方向長さが、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300と対応する部位の鉛直方向長さの約2倍となっているので、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300と対応する部位にドライヤ85の半分が配置されるようになっている。すなわち、ドライヤ85は、モジュレータ8におけるオイルクーラ部300と対応する部位に優先的に配置されている。
これにより、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、他の熱交換器部として車両オートマチックトランスミッション用のトルクコンバータ内のオイルを冷却するオイルクーラ部300を適用したが、これに限らず、エンジンオイル冷却用のオイルクーラ部、およびパワーステアリングオイル冷却用のオイルクーラ部等を適用してもよい。
なお、上記実施形態では、他の熱交換器部として車両オートマチックトランスミッション用のトルクコンバータ内のオイルを冷却するオイルクーラ部300を適用したが、これに限らず、エンジンオイル冷却用のオイルクーラ部、およびパワーステアリングオイル冷却用のオイルクーラ部等を適用してもよい。
また、上記各実施形態では、コンデンサ部200を、凝縮部210および過冷却部220を有するように構成したが、これに限らず、過冷却部220を設けなくてもよい。
また、上記各実施形態では、熱交換器1において、上方から過冷却部220、凝縮部210、オイルクーラ部300の順に配置したが、これに限らず、上方からオイルクーラ部300、凝縮部210、過冷却部220の順に配置してもよいし、上方から凝縮部210、過冷却部220、オイルクーラ部300の順に配置してもよいし、上方からオイルクーラ部300、過冷却部220、凝縮部210の順に配置してもよい。
また、上記各実施形態では、熱交換器1とモジュレータ8とを一体化した例について説明したが、これに限らず、熱交換器1とモジュレータ8とを別体としてもよい。この場合には、モジュレータ8を、例えばブラケットを介して熱交換器1に固定すればよい。
1…熱交換器、2a…第1のチューブ、2b…第2のチューブ、5…ヘッダタンク、8…モジュレータ(受液器)、82…冷媒流出口、85…ドライヤ、88…吸上管、200…コンデンサ部、210…凝縮部、220…過冷却部、300…オイルクーラ部(他の熱交換器部)。
Claims (11)
- 冷凍サイクル内を循環する冷媒と空気とを熱交換して前記冷媒を冷却するコンデンサ部(200)と、前記冷媒より温度が高い他の流体と空気とを熱交換して前記他の流体を冷却する他の熱交換器部(300)とを有する熱交換器(1)と、
前記コンデンサ部(200)から流出した前記冷媒を気液分離して液相冷媒を内部に溜める受液器(8)とを備え、
前記コンデンサ部(200)および前記他の熱交換器部(300)は、冷却空気の流れ方向に対して並列に配置されており、
前記受液器(8)は、前記コンデンサ部(200)および前記他の熱交換器部(300)と対向するように配置されており、
前記受液器(8)の内部には、前記冷凍サイクル中の水分を取り除くドライヤ(85)が設けられており、
前記ドライヤ(85)は、前記他の熱交換器部(300)に対応する部位に配置されていることを特徴とするクーリングモジュール。 - 前記受液器(8)は、前記コンデンサ部(200)および前記他の熱交換器部(300)のうち少なくとも前記コンデンサ部(200)と一体化されており、
前記受液器(8)は、前記コンデンサ部(200)および前記他の熱交換器部(300)にわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載のクーリングモジュール。 - 前記コンデンサ部(200)および前記他の熱交換器部(300)は、鉛直方向に並列に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のクーリングモジュール。
- 前記コンデンサ部(200)は、前記冷媒を凝縮させる凝縮部(210)と、前記凝縮部(210)より流入した前記冷媒を過冷却する過冷却部(220)とを有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のクーリングモジュール。
- 前記過冷却部(220)は、前記凝縮部(210)より上方側に配置されており、
前記受液器(8)内部に設けられ、前記受液器(8)内の前記冷媒を吸い上げる吸上管(88)と、
前記受液器(8)内に開口し、前記吸上管(88)を介して吸い上げられた前記冷媒を前記過冷却部(220)へ流出させる冷媒流出口(82)とを備えることを特徴とする請求項4に記載のクーリングモジュール。 - 前記凝縮部(210)、前記過冷却部(220)および前記他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、前記過冷却部(220)、前記凝縮部(210)、前記他の熱交換器部(300)の順に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のクーリングモジュール。
- 前記凝縮部(210)、前記過冷却部(220)および前記他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、前記凝縮部(210)、前記過冷却部(220)、前記他の熱交換器部(300)の順に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のクーリングモジュール。
- 前記凝縮部(210)、前記過冷却部(220)および前記他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、前記他の熱交換器部(300)、前記凝縮部(210)、前記過冷却部(220)の順に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のクーリングモジュール。
- 前記凝縮部(210)、前記過冷却部(220)および前記他の熱交換器部(300)は、上方から下方に向かって、前記他の熱交換器部(300)、前記過冷却部(220)、前記凝縮部(210)の順に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のクーリングモジュール。
- 前記コンデンサ部(200)は、前記冷媒が流通する第1のチューブ(2a)を複数本積層して構成されており、
前記他の熱交換器部(300)は、前記他の流体が流通する第2のチューブ(2b)を、前記第1のチューブ(2a)の積層方向に複数本積層して構成されており、
前記熱交換器(1)は、
前記第1および第2のチューブ(2a、2b)の長手方向両端にそれぞれ配置され、前記第1および第2のチューブ(2a、2b)の積層方向に延びて前記複数本の第1および第2のチューブ(2a、2b)と連通するヘッダタンク(5)を備えており、
前記コンデンサ部(200)と前記他の熱交換器部(300)とを同一の前記ヘッダタンク(5)により一体化した構成になっていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のクーリングモジュール。 - 前記他の熱交換器部は、車載機器のオイルを冷却するオイルクーラ部(300)であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載のクーリングモジュール。
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|---|---|---|---|
| JP2007025355A JP2008190770A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | クーリングモジュール |
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Cited By (4)
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|---|---|---|---|---|
| WO2013084469A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
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| CN116658287A (zh) * | 2023-05-19 | 2023-08-29 | 福建恒力汽车空调配件有限公司 | 一体式的水箱油冷冷凝器 |
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2007
- 2007-02-05 JP JP2007025355A patent/JP2008190770A/ja not_active Withdrawn
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