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JP2008169321A - 筆記具用油性インキ組成物及びそれを収容したマーキングペン - Google Patents

筆記具用油性インキ組成物及びそれを収容したマーキングペン Download PDF

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Hiroyuki Nakamura
浩之 中村
Kuniyuki Chiga
邦行 千賀
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Abstract

【課題】 種々の材質の筆記面に形成された筆跡にはじきがみられず、良好な筆記が短時間で形成できると共に、速乾性を有する筆記具用油性インキ組成物及びそれを収容したマーキングペンを提供する。
【解決手段】 着色剤と、有機溶剤と、樹脂と、アクリル−シリコーングラフト共重合体を少なくとも含有してなり、前記有機溶剤は主溶剤がエタノールである筆記具用油性インキ組成物、前記筆記具用油性インキ組成物を収容したマーキングペン。
【選択図】 なし

Description

本発明は筆記具用油性インキ組成物及びそれを収容したマーキングペンに関する。更に詳細には、濡れ性に乏しい筆記面に対して、はじきの無い良好な筆跡を形成できる筆記具用油性インキ組成物及びそれを収容したマーキングペンに関する。
従来、マーキングペンに使用される油性インキは、着色剤と、有機溶剤と、樹脂と、必要により界面活性剤を含んでなり、種々の材質の筆記面に明瞭な筆跡の形成性が要求されるが、濡れ性の悪い材質、例えば、合成樹脂フィルム、表面を樹脂コーティングした紙、金属等に筆記するとはじきが見られ、良好な筆跡を得ることができなかった。
前記問題を解消するために、着色剤と、有機溶剤と、樹脂と、ポリエーテル変性シリコーンを含み、金属、プラスチック等の非吸収面に筆記した際の筆跡の形成性に優れた油性マーキングペン用インキが開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この油性インキでは、クラフトテープのような紙基材の上にポリエチレンフィルムをコートし、更にシリコーン被膜で覆われた材料に筆記すると、はじきがみられ、良好な筆記が形成できない。また、実施例に記載されているようなイソプロピルアルコールやプロピレングリコールモノメチルエーテルを主溶剤として用いると非吸収面に形成した筆記の乾燥性に乏しく、筆跡を手触した際、未乾燥のインキが手に付着したり、筆記面上の筆跡が形成されていない空白部分を汚染する等の不具合を生じる。
特開平11−21492号公報
本発明は、従来のインキ組成物における不具合を解消しようとするものであって、即ち、合成樹脂フィルム、表面を樹脂コーティングした紙、金属の他、荷造り用クラフトテープのように、濡れ性の悪い材料の表面に筆記しても、はじきが無く、速乾性の筆跡を得ることが可能な筆記具用油性インキ組成物を提供することにある。
本発明は、着色剤と、有機溶剤と、樹脂と、アクリル−シリコーングラフト共重合体を少なくとも含有してなり、前記有機溶剤は主溶剤がエタノールである筆記具用油性インキ組成物を要件とする。
更には、前記エタノールを有機溶剤全量中50〜90重量%含有してなること、有機溶剤として沸点が110〜180℃のグリコールエーテル類を含んでなること、前記エタノールとグリコールエーテル類の重量比率が10:1〜2:1であること、前記グリコールエーテル類がプロピレングリコールモノメチルエーテルであること、前記アクリル−シリコーングラフト共重合体をインキ組成物全量中0.01〜10重量%含有してなること等を要件とする。
更には、前記筆記具用油性インキ組成物を収容したマーキングペンを要件とする。
本発明は、種々の材質の筆記面に形成された筆跡にはじきがみられず、良好な筆記が形成できると共に、速乾性を有する筆記具用油性インキ組成物及びそれを収容したマーキングペンを提供することができる。
前記アクリル−シリコーングラフト共重合体は、分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物とアクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーとの共重合体である。
分子鎖の片末端にラジカル重合性を有するオルガノポリシロキサン化合物としては、下記式(1)
Figure 2008169321
(式中、Rはメチル基又は水素原子、Rは場合によりエーテル結合1個又は2個で遮断されている直鎖状又は分岐状の炭素鎖を有する炭素原子1〜10個の2価の飽和炭化水素基、Rはメチル基又はブチル基、mは3〜300の整数を示す。)
で表されるものが挙げられる。
一方、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーは、ラジカル重合性不飽和結合を分子中に1個有する化合物を意味し、使用されるアクリレート及び/又はメタクリレートとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、フルオロ炭素鎖1〜10のパーフルオロアルキル(メタ)アクリレートを例示することができる。
なお、前記アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーは、一種又は二種以上を併用して用いることができる。
また、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーにおいて、アクリレート及び/又はメタクリレート以外に必要に応じて種々の重合性モノマー化合物を使用することができる。これらの化合物としては、スチレン、置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、ブタジエン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン、N−ビニルピロリドン等を例示することができる。
分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物(A)とアクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマー(B)との共重合体は、重合比率(A):(B)=1:19〜2:1の範囲内で、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の通常のラジカル重合開始剤の存在下で行われ、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法、バルク重合法のいずれの方法の適用も可能である。
市販品としては、溶剤に溶解したものとして、KP541(60%イソプロピルアルコール溶液)、KP543(酢酸ブチル溶液)、KP545(30%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)〔信越化学工業(株)製〕等が挙げられる。
前記アクリル−シリコーングラフト共重合体は、インキ組成物全量中0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%、より好ましくは0.1〜3重量%添加される。
0.01重量%未満では所望の種々の材質の筆記面に良好な筆跡を形成する効果を発現し難く、また、10重量%を超えると筆記先端部を外気に晒した状態で長時間放置した際に筆跡がかすれたり、筆記できなくなるといった不具合を生じ易くなる。
前記着色剤として用いられる染料は、例えば、カラーインデックスにおいてソルベント染料として分類される有機溶剤可溶性染料が挙げられる。
前記ソルベント染料の具体例としては、
バリファーストブラック3806(C.I.ソルベントブラック29)、
バリファーストブラック3807(C.I.ソルベントブラック29のトリメチルベンジルアンモニウム塩)、
スピリットブラックSB(C.I.ソルベントブラック5)、
スピロンブラックGMH(C.I.ソルベントブラック43)、
ニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラック7)、
スピロンピンクBH(C.I.ソルベントレッド82)、
ネオザポンブルー808(C.I.ソルベントブルー70)、
スピロンバイオレットCRH(C.I.ソルベントバイオレット8−1)、
バリファーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー23の造塩体)、
スピリットレッド102(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー42の造塩体)、
バリファーストバイオレット1701(C.I.ベーシックバイオレット1とC.I.アシッドイエロー42の造塩体)、
バリファーストバイオレット1702(C.I.ベーシックバイオレット3とC.I.アシッドイエロー36の造塩体)、
スピロンレッドCGH(C.I.ベーシックレッド1とドデシル(スルホフェノキシ)−ベンゼンスルホン酸の造塩体)、
オイルブルー613(C.I.ソルベントブルー5と樹脂の混合物)等が挙げられる。
なお、染料として塩基性染料と酸性成分の混合染料又は造塩染料を用いる場合、前記染料は耐光性に乏しいため、耐光性付与剤として2−(3−t−ブチル−5−オクチルオキシカルボニルエチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール誘導体を併用することによって染料の退色を好適に防止でき、耐光性に優れた種々の所望する色調の筆跡を形成できる。
顔料としては、カーボンブラック、群青、二酸化チタン顔料等の無機顔料、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、スレン顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、スロン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ジオキサジン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリノン系顔料等の有機顔料、アルミニウム粉やアルミニウム粉表面を着色樹脂で処理した金属顔料、透明又は着色透明フィルムに金属蒸着膜を形成した金属光沢顔料、蛍光顔料、蓄光性顔料、芯物質として天然雲母、合成雲母、ガラス片、アルミナ、透明性フィルム片の表面を酸化チタン等の金属酸化物で被覆したパール顔料等が挙げられる。
前記着色剤は1種又は2種以上を混合して用いてもよく、インキ組成中3乃至40重量%の範囲で用いられる。
インキ中に含まれる有機溶剤は一種又は二種以上であってもよいが、主溶剤としてエタノールを用いてなる。
前記エタノールを用いることにより、速乾性に優れ、種々材質の被筆記面に形成した筆跡を手触した際、未乾燥のインキが手に付着したり、筆記面上の筆跡が形成されていない空白部分を汚染することなく、しかも、安全性に優れたインキ組成物が得られる。
なお、前記エタノールは、有機溶剤全量中50〜90重量%含有することが好ましく、50重量%未満では所望の速乾性を発現でき難く、90重量%を超えると均質な筆跡を形成する前に乾燥するため明瞭な筆跡が得られ難くなり、しかも、多湿下では筆跡の白化現象を生じ易くなる。
前記エタノールと併用可能な有機溶剤は沸点が110〜180℃のグリコールエーテル類が好ましく、より好ましくはプロピレングリコールモノメチルエーテルである。
前記沸点が110〜180℃のグリコールエーテル類は筆跡の速乾性を損なうことなく、しかも、種々の樹脂や各種添加剤の溶解性に優れるため好適に用いられる。
前記沸点が110〜180℃のグリコールエーテル類としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等が挙げられる。
なお、前記エタノールとグリコールエーテル類を併用する場合、エタノールとグリコールエーテル類の重量比率は10:1〜2:1であることが好ましい。
前記比率を満たすことにより、速乾性と明瞭な筆跡の形成性を共に満たすことができる。
これとは別に、汎用の各種有機溶剤を使用することもでき、例えば、ベンジルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルグリコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、tert−アミルアルコール、乳酸メチル、乳酸エチル、γ−ブチロラクトンが挙げられ、速乾性と樹脂や各種添加剤の溶解性を損なわない範疇で添加することができる。
前記樹脂としては、ケトン樹脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、アミド樹脂、アルキッド樹脂、ロジン変性樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルピロリドン、α−及びβ−ピネン・フェノール重縮合樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、マレイン酸樹脂、スチレンマレイン酸共重合物、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、デキストリン等を例示することができ、被筆記体への固着性や粘性付与のために用いられる。
更に、必要により剪断減粘性付与剤を添加することもできる。
前記剪断減粘性付与剤を添加することによって筆跡の滲みを抑制することができるため、紙面は勿論、浸透性の高い布帛等の繊維材料に筆記しても筆跡は滲むことなく、良好な筆跡を形成できる。
更に、前記インキを充填する筆記具がボールペン形態の場合、不使用時のボールとチップの間隙からのインキ漏れだしを防止したり、筆記先端部を上向き(正立状態)で放置した場合のインキの逆流を防止することができる。
前記剪断減粘性付与剤としては、架橋型アクリル樹脂、架橋型アクリル樹脂のエマルションタイプ、非架橋型アクリル樹脂、架橋型N−ビニルカルボン酸アミド重合体又は共重合体、非架橋型N−ビニルカルボン酸アミド重合体又は共重合体、水添ヒマシ油、脂肪酸アマイドワックス、酸化ポリエチレンワックス等のワックス類、ステアリン酸、パルミチン酸、オクチル酸、ラウリン酸のアルムニウム塩等の脂肪酸金属塩、ジベンジリデンソルビトール、N−アシルアミノ酸系化合物、スメクタイト系無機化合物、モンモリロナイト系無機化合物、ベントナイト系無機化合物、ヘクトライト系無機化合物等を例示できる。
なお、前記剪断減粘性付与剤は併用することもできる。
本発明のインキ組成物をボールペンに充填して用いる場合は、オレイン酸等の高級脂肪酸、長鎖アルキル基を有するノニオン性界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーンオイル、チオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニルメチルエステル)やチオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニルエチルエステル)等のチオ亜燐酸トリエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸モノエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸ジエステル、或いは、それらの金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、アルカノールアミン塩等の潤滑剤を添加してボール受け座の摩耗防止効果を付与することが好ましい。
前記インキ組成物は、チップを筆記先端部に装着したマーキングペンやボールペンに充填して実用に供される。
マーキングペンに充填する場合、マーキングペン自体の構造、形状は特に限定されるものではなく、例えば、繊維チップ、フェルトチップ、プラスチックチップを筆記先端部に装着し、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造のマーキングペンが挙げられる。
ボールペンに充填する場合、ボールペン自体の構造、形状は特に限定されるものではなく、例えば、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内にインキ組成物を充填したインキ収容管を有し、該インキ収容管はボールを先端部に装着したチップに連通しており、さらにインキの端面には逆流防止用の液栓が密接している構造のボールペンが挙げられる。
前記ボールペンチップについて更に詳しく説明すると、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、金属又はプラスチック製チップ内部に樹脂製のボール受け座を設けたチップ、或いは、前記チップに抱持するボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適用できる。
又、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック、樹脂、ゴム等の0.3〜3mm、好ましくは0.4〜2.0mm、より好ましくは0.5〜1.0mm径のものが適用できる。
インキ組成物を収容するインキ収容管は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる成形体が用いられる。
前記インキ収容管にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記インキ収容管とチップを連結してもよい。
尚、インキ収容管はレフィルの形態として、前記レフィルを軸筒内に収容するものでもよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよい。
前記インキ収容管に収容したインキ組成物の後端にはインキ逆流防止体を充填することもできる。
前記インキ逆流防止体組成物は不揮発性液体又は難揮発性液体からなる。
具体的には、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまたはコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイル等があげられ、一種又は二種以上を併用することもできる。
前記不揮発性液体及び/又は難揮発性液体には、ゲル化剤を添加して好適な粘度まで増粘させることが好ましく、表面を疎水処理したシリカ、表面をメチル化処理した微粒子シリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、疎水処理を施したベントナイトやモンモリロナイトなどの粘土系増粘剤、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、トリベンジリデンソルビトール、脂肪酸アマイド、アマイド変性ポリエチレンワックス、水添ひまし油、脂肪酸デキストリン等のデキストリン系化合物、セルロース系化合物を例示できる。
更に、前記液状のインキ逆流防止体組成物と、固体のインキ逆流防止体を併用することもできる。
実施例及び比較例のインキ組成を以下の表に示す。なお、表中の組成の数値は重量部を示す。
Figure 2008169321
表中の原料の内容を注番号に沿って説明する。
(1)オリエント化学工業(株)製、商品名:ニグロシンベースEX
(2)青色顔料とポリビニルブチラール樹脂の1:1混合物
(3)オリエント化学工業(株)製、商品名:バリファーストレッド1308
(4)荒川化学工業(株)製、商品名:ケトンレジンK−90
(5)荒川化学工業(株)製、商品名:ロジンWW
(6)ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル、東邦化学工業(株)製、商品名:フォスファノールRA−600
(7)信越化学工業(株)製、商品名:KP541、有効成分60%
(8)信越化学工業(株)製、商品名:KP543、有効成分50%
(9)信越化学工業(株)製、商品名:KP545、有効成分30%
(10)東芝シリコーン(株)製、商品名:TSF4460
マーキングペンの作製
実施例及び比較例のインキ組成物を、軸筒内にインキ吸蔵体し、先端部にインキ吸蔵体と連通するアクリル繊維束を樹脂で結着したチップを設けたマーキングペンの前記インキ吸蔵体に含浸させてマーキングペンを得た。
各マーキングペンを用いて以下のテストを行った。
筆記試験
クラフトテープ[ニチバン(株)製、品番:KF−37]及びポリエチレンフィルムの表面に筆記し、筆跡のはじき具合を目視により観察した。
擦過試験
筆跡を形成して20秒後に筆記面を指でこすって筆跡の状態を観察した。
以下の表に筆記試験、擦過試験の結果を示す。
Figure 2008169321
なお、表中の評価の記号は以下の通りである。
筆記試験
○:筆跡のはじきは見られない。
×:筆跡にはじきが見られる。
擦過試験
○:インキの乾燥性に優れ、指にインキが転移せず、明瞭な筆跡を維持できる。
△:インキの乾燥性に乏しく、指にインキが転移すると共に、筆跡が薄くなる。
×:インキの乾燥性に乏しく、指にインキが転移すると共に筆跡が形成されていない空白部分にもインキが付着して筆跡を判別できなくなる。

Claims (7)

  1. 着色剤と、有機溶剤と、樹脂と、アクリル−シリコーングラフト共重合体を少なくとも含有してなり、前記有機溶剤は主溶剤がエタノールであることを特徴とする筆記具用油性インキ組成物。
  2. 前記エタノールを有機溶剤全量中50〜90重量%含有してなる請求項1記載の筆記具用油性インキ組成物。
  3. 有機溶剤として沸点が110〜180℃のグリコールエーテル類を含んでなる請求項1又は2記載の筆記具用油性インキ組成物。
  4. 前記エタノールとグリコールエーテル類の重量比率が10:1〜2:1である請求項3記載の筆記具用油性インキ組成物。
  5. 前記グリコールエーテル類がプロピレングリコールモノメチルエーテルである請求項3又は4記載の筆記具用油性インキ組成物。
  6. 前記アクリル−シリコーングラフト共重合体をインキ組成物全量中0.01〜10重量%含有してなる請求項1乃至5のいずれか一項に記載の筆記具用油性インキ組成物。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の筆記具用油性インキ組成物を収容したマーキングペン。
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