JP2006069134A - ボールペン - Google Patents
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Abstract
【課題】 紙面や布帛のみならず、ガラスやプラスチック等の非浸透材料といった様々な被筆記面に対して良好な筆跡を永続して形成することができるボールペンを提供する。
【解決手段】 先端にボールを回転可能に抱持したボールペンチップを直接又は接続部材を介して軸筒或いはレフィルに連結してなるボールペン内に、着色剤と、主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤と、増粘剤とを少なくとも含有する油性インキを直接充填してなり、且つ、非筆記時に前記ボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム製のシール部材を備えたボールペン。
【選択図】 図1
【解決手段】 先端にボールを回転可能に抱持したボールペンチップを直接又は接続部材を介して軸筒或いはレフィルに連結してなるボールペン内に、着色剤と、主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤と、増粘剤とを少なくとも含有する油性インキを直接充填してなり、且つ、非筆記時に前記ボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム製のシール部材を備えたボールペン。
【選択図】 図1
Description
本発明はボールペンに関する。更に詳細には紙面のみならず、非浸透材料、繊維材料等から形成される、あらゆる被筆記面に筆記できるボールペンに関する。
従来より油性インキを用いたボールペンは、チップが下向き状態、所謂、倒立状態においてボールとチップの間隙からインキが垂れることを防止するため、ボールとチップの間隙を小さくすると共に、インキ粘度を常温で数千乃至数万mPa・s程度の高粘度としている。このため、筆記感が重く、且つ、筆跡が薄い傾向にある。また、筆記先端部から有機溶剤が蒸発して筆跡がかすれることを防止するために、有機溶剤は揮発し難い高沸点の有機溶剤が用いられている。
更に、前記ボールペンは、紙面(浸透性材料)への筆記を目的としたものであり、筆跡の乾燥性についてはインキ中の有機溶剤が紙内部に浸透するため、実用上の問題を生じることはなく、これは布帛等の繊維材料への筆記についても同様である。
しかし、前記ボールペンは、非浸透性材料に筆記すると有機溶剤が浸透しないため、筆跡を手触すると未乾燥のインキが手に付着したり、筆記面上の筆跡を形成していない空白部分を汚染する等の不具合を生じ易くなると共に、筆記面上でボールが回転し難いことから、インキが十分に転移せず、筆跡がかすれ易くなる。
前記非浸透性材料に良好な筆跡を形成するために揮発性の高い有機溶剤を用いたボールペンが開示されているが(例えば、特許文献1参照)、前記ボールペンは筆記先端部から溶剤が蒸発し易く、非筆記時にゴム製のシール部材でボールペンチップ先端部を覆って溶剤の蒸発を防止する試みがなされているとしても、該シール部材の材質によってその効果は十分ではなく、シール部材を外して筆記しても既に筆跡先端部でシール部材を透して溶剤が蒸発し、インキ粘度が上昇してカスレを生じたり、或いは、高温下で長期間放置すると筆記先端部でインキが固化して筆記不能になる不具合を生じることがあった。
特開2002−309148号公報
更に、前記ボールペンは、紙面(浸透性材料)への筆記を目的としたものであり、筆跡の乾燥性についてはインキ中の有機溶剤が紙内部に浸透するため、実用上の問題を生じることはなく、これは布帛等の繊維材料への筆記についても同様である。
しかし、前記ボールペンは、非浸透性材料に筆記すると有機溶剤が浸透しないため、筆跡を手触すると未乾燥のインキが手に付着したり、筆記面上の筆跡を形成していない空白部分を汚染する等の不具合を生じ易くなると共に、筆記面上でボールが回転し難いことから、インキが十分に転移せず、筆跡がかすれ易くなる。
前記非浸透性材料に良好な筆跡を形成するために揮発性の高い有機溶剤を用いたボールペンが開示されているが(例えば、特許文献1参照)、前記ボールペンは筆記先端部から溶剤が蒸発し易く、非筆記時にゴム製のシール部材でボールペンチップ先端部を覆って溶剤の蒸発を防止する試みがなされているとしても、該シール部材の材質によってその効果は十分ではなく、シール部材を外して筆記しても既に筆跡先端部でシール部材を透して溶剤が蒸発し、インキ粘度が上昇してカスレを生じたり、或いは、高温下で長期間放置すると筆記先端部でインキが固化して筆記不能になる不具合を生じることがあった。
本発明は、前記したあらゆる被筆記面に筆記でき、且つ、良好な筆跡を形成できるボールペンについて鋭意検討した結果、ボールペン内に、着色剤と、主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤と、増粘剤とを少なくとも含有する油性インキを充填してなり、且つ、非筆記時にボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム製のシール部材を備えたボールペンを用いることにより、紙面のみならず、ガラスやプラスチック等の非浸透材料、更には、布帛等の繊維材料にも適用でき、筆記性能を損なうことなく、良好な筆跡を描くことのできるボールペンを提供しようとするものである。
本発明は、先端にボールを回転可能に抱持したボールペンチップを直接又は接続部材を介して軸筒或いはレフィルに連結してなるボールペン内に、着色剤と、主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤と、増粘剤とを少なくとも含有する油性インキを直接充填してなり、且つ、非筆記時に前記ボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム製のシール部材を備えてなるボールペンを要件とする。
更には、前記シール部材が塩素化又は臭素化されたブチルゴムであること、キャップを備えてなり、前記キャップ内にシール部材を配置してなること、前記有機溶剤がアルコール類、グリコールエーテル類から選ばれる一種又は二種以上の溶剤であること、前記有機溶剤がエチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエーテルから選ばれる溶剤であること、前記増粘剤が樹脂であること、前記増粘剤が剪断減粘性を有する材料であること等を要件とする。
更には、前記シール部材が塩素化又は臭素化されたブチルゴムであること、キャップを備えてなり、前記キャップ内にシール部材を配置してなること、前記有機溶剤がアルコール類、グリコールエーテル類から選ばれる一種又は二種以上の溶剤であること、前記有機溶剤がエチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエーテルから選ばれる溶剤であること、前記増粘剤が樹脂であること、前記増粘剤が剪断減粘性を有する材料であること等を要件とする。
本発明は、主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤を含む油性インキを充填し、且つ、非筆記時にボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム製のシール部材を備えることにより、紙面や布帛のみならず、ガラスやプラスチック等の非浸透材料といった様々な被筆記面に対して良好な筆跡を永続して形成することができるボールペンを提供できる。
本発明に用いられるインキ組成物は、20℃における蒸気圧が5.0〜50mmHgの有機溶剤を主溶剤として用いることによって揮発し易く、ガラスやプラスチック等の非浸透性材料に筆記しても、筆跡の乾燥性に優れる。
蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤としては、エチルアルコール(45)、n−プロピルアルコール(14.5)、イソプロピルアルコール(32.4)、n−ブチルアルコール(5.5)、イソブチルアルコール(8.9)、sec−ブチルアルコール(12.7)、tert−ブチルアルコール(30.6)、tert−アミルアルコール(13.0)等のアルコール系有機溶剤、
エチレングリコールモノメチルエーテル(8.5)、エチレングリコールジエチルエーテル(9.7)、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル(6.0)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(7.6)等のグリコールエーテル系有機溶剤、
n−ヘプタン(35.0)、n−オクタン(11.0)、イソオクタン(41.0)、メチルシクロヘキサン(37.0)、エチルシクロヘキサン(10.0)、トルエン(24.0)、キシレン(5.0〜6.0)、エチルベンゼン(7.1)等の炭化水素系有機溶剤、
メチルイソブチルケトン(16.0)、メチルn−プロピルケトン(12.0)、メチルn−ブチルケトン(12.0)、ジ−n−プロピルケトン(5.2)等のケトン系有機溶剤、
蟻酸n−ブチル(22.0)、蟻酸イソブチル(33.0)、酢酸n−プロピル(25.0)、酢酸イソプロピル(48.0)、酢酸n−ブチル(8.4)、酢酸イソブチル(13.0)、プロピオン酸エチル(28.0)、プロピオン酸n−ブチル(45.0)、酪酸メチル(25.0)、酪酸エチル(11.0)等のエステル系有機溶剤を例示できる。
なお、括弧内の数字は20℃におけるそれぞれの有機溶剤の蒸気圧を示す。
前記有機溶剤のうち、好適にはアルコール類、グリコールエーテル類、炭化水素類から選ばれる溶剤が用いられ、特にアルコール類のうちエチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、グリコールエーテル類のうちプロピレングリコールモノメチルエーテルが併用する種々の樹脂や各種添加剤の溶解性に優れるため好適に用いられる。
前記有機溶剤は溶剤中50重量%以上用いられる。
また、前記有機溶剤を2種以上併用して用いることもできる。
蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤としては、エチルアルコール(45)、n−プロピルアルコール(14.5)、イソプロピルアルコール(32.4)、n−ブチルアルコール(5.5)、イソブチルアルコール(8.9)、sec−ブチルアルコール(12.7)、tert−ブチルアルコール(30.6)、tert−アミルアルコール(13.0)等のアルコール系有機溶剤、
エチレングリコールモノメチルエーテル(8.5)、エチレングリコールジエチルエーテル(9.7)、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル(6.0)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(7.6)等のグリコールエーテル系有機溶剤、
n−ヘプタン(35.0)、n−オクタン(11.0)、イソオクタン(41.0)、メチルシクロヘキサン(37.0)、エチルシクロヘキサン(10.0)、トルエン(24.0)、キシレン(5.0〜6.0)、エチルベンゼン(7.1)等の炭化水素系有機溶剤、
メチルイソブチルケトン(16.0)、メチルn−プロピルケトン(12.0)、メチルn−ブチルケトン(12.0)、ジ−n−プロピルケトン(5.2)等のケトン系有機溶剤、
蟻酸n−ブチル(22.0)、蟻酸イソブチル(33.0)、酢酸n−プロピル(25.0)、酢酸イソプロピル(48.0)、酢酸n−ブチル(8.4)、酢酸イソブチル(13.0)、プロピオン酸エチル(28.0)、プロピオン酸n−ブチル(45.0)、酪酸メチル(25.0)、酪酸エチル(11.0)等のエステル系有機溶剤を例示できる。
なお、括弧内の数字は20℃におけるそれぞれの有機溶剤の蒸気圧を示す。
前記有機溶剤のうち、好適にはアルコール類、グリコールエーテル類、炭化水素類から選ばれる溶剤が用いられ、特にアルコール類のうちエチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、グリコールエーテル類のうちプロピレングリコールモノメチルエーテルが併用する種々の樹脂や各種添加剤の溶解性に優れるため好適に用いられる。
前記有機溶剤は溶剤中50重量%以上用いられる。
また、前記有機溶剤を2種以上併用して用いることもできる。
その他、蒸気圧が5.0mmHg未満、或いは、50mmHgを越える溶剤であっても、所望により添加することができ、例えば、ベンジルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルグリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノフェニルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノフェニルエーテル、乳酸メチル、乳酸エチル、γ−ブチロラクトン等を挙げることができる。
着色剤として用いられる染料は、例えば、カラーインデックスにおいてソルベント染料として分類される有機溶剤可溶性染料が挙げられる。
前記ソルベント染料の具体例としては、
バリファーストブラック3806(C.I.ソルベントブラック29)、
バリファーストブラック3807(C.I.ソルベントブラック29のトリメチルベンジルアンモニウム塩)、
スピリットブラックSB(C.I.ソルベントブラック5)、
スピロンブラックGMH(C.I.ソルベントブラック43)、
ニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラック7)、
スピロンピンクBH(C.I.ソルベントレッド82)、
ネオザポンブルー808(C.I.ソルベントブルー70)、
バリファーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー23の造塩体)、
スピロンバイオレットCRH(C.I.ソルベントバイオレット8−1)、
バリファーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー23の造塩体)、
スピリットレッド102(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー42の造塩体)、
バリファーストバイオレット1701(C.I.ベーシックバイオレット1とC.I.アシッドイエロー42の造塩体)、
バリファーストバイオレット1702(C.I.ベーシックバイオレット3とC.I.アシッドイエロー36の造塩体)、
スピロンレッドCGH(C.I.ベーシックレッド1とドデシル(スルホフェノキシ)−ベンゼンスルホン酸の造塩体)、
オイルブルー613(C.I.ソルベントブルー5と樹脂の混合物)等が挙げられる。
なお、染料として塩基性染料と酸性成分の混合染料又は造塩染料を用いる場合、前記染料は耐光性に乏しいため、耐光性付与剤として2−(3−t−ブチル−5−オクチルオキシカルボニルエチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール誘導体を併用することによって染料の退色を好適に防止でき、耐光性に優れた種々の所望する色調の筆跡を形成できる。
前記ソルベント染料の具体例としては、
バリファーストブラック3806(C.I.ソルベントブラック29)、
バリファーストブラック3807(C.I.ソルベントブラック29のトリメチルベンジルアンモニウム塩)、
スピリットブラックSB(C.I.ソルベントブラック5)、
スピロンブラックGMH(C.I.ソルベントブラック43)、
ニグロシンベースEX(C.I.ソルベントブラック7)、
スピロンピンクBH(C.I.ソルベントレッド82)、
ネオザポンブルー808(C.I.ソルベントブルー70)、
バリファーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー23の造塩体)、
スピロンバイオレットCRH(C.I.ソルベントバイオレット8−1)、
バリファーストレッド1308(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー23の造塩体)、
スピリットレッド102(C.I.ベーシックレッド1とC.I.アシッドイエロー42の造塩体)、
バリファーストバイオレット1701(C.I.ベーシックバイオレット1とC.I.アシッドイエロー42の造塩体)、
バリファーストバイオレット1702(C.I.ベーシックバイオレット3とC.I.アシッドイエロー36の造塩体)、
スピロンレッドCGH(C.I.ベーシックレッド1とドデシル(スルホフェノキシ)−ベンゼンスルホン酸の造塩体)、
オイルブルー613(C.I.ソルベントブルー5と樹脂の混合物)等が挙げられる。
なお、染料として塩基性染料と酸性成分の混合染料又は造塩染料を用いる場合、前記染料は耐光性に乏しいため、耐光性付与剤として2−(3−t−ブチル−5−オクチルオキシカルボニルエチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール誘導体を併用することによって染料の退色を好適に防止でき、耐光性に優れた種々の所望する色調の筆跡を形成できる。
顔料としては、カーボンブラック、群青、二酸化チタン顔料等の無機顔料、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、スレン顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、スロン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ジオキサジン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリノン系顔料等の有機顔料、アルミニウム粉やアルミニウム粉表面を着色樹脂で処理した金属顔料、透明又は着色透明フィルムに金属蒸着膜を形成した金属光沢顔料、蛍光顔料、蓄光性顔料、芯物質として天然雲母、合成雲母、ガラス片、アルミナ、透明性フィルム片の表面を酸化チタン等の金属酸化物で被覆したパール顔料等が挙げられる。
前記着色剤は1種又は2種以上を混合して用いてもよく、インキ組成中3乃至40重量%の範囲で用いられる。
前記着色剤は1種又は2種以上を混合して用いてもよく、インキ組成中3乃至40重量%の範囲で用いられる。
インキ中に含まれる増粘剤としては、従来より汎用の樹脂を用いることができ、具体的には、ケトン樹脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、アミド樹脂、アルキッド樹脂、ロジン変性樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルピロリドン、α−及びβ−ピネン・フェノール重縮合樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、デキストリン等を例示できる。
更に、増粘剤として剪断減粘性を付与する材料(剪断減粘性付与剤)を用いることもできる。
前記増粘剤を添加することによって筆跡の滲みを抑制したり、不使用時のボールとチップの間隙からのインキ漏れだしを防止したり、筆記先端部を上向き(正立状態)で放置した場合のインキの逆流を防止することができる。
尚、剪断減粘性付与剤を添加する場合は、20℃でのE型粘度計による3.84S-1の剪断速度におけるインキ粘度が10mPa・s(20℃)以上、好ましくは10〜1000Pa・sであり、且つ、剪断減粘指数を0.3〜0.99、好ましくは0.5〜0.99である。
また、着色剤として顔料を用いた場合には、前記顔料の凝集・沈降を抑制することができる。
インキ粘度が10mPa・s未満では剪断減粘性による効果が適正でなく、インキ吐出性及び筆跡性能に支障を来すこともある。
なお、剪断減粘指数(n)は、剪断応力値(T)及び剪断速度値(j)の如き粘度計による流動学測定から得られる実験式T=Kjn (Kは非ニュートン粘性係数)にあてはめることによって計算される値である。
更に、増粘剤として剪断減粘性を付与する材料(剪断減粘性付与剤)を用いることもできる。
前記増粘剤を添加することによって筆跡の滲みを抑制したり、不使用時のボールとチップの間隙からのインキ漏れだしを防止したり、筆記先端部を上向き(正立状態)で放置した場合のインキの逆流を防止することができる。
尚、剪断減粘性付与剤を添加する場合は、20℃でのE型粘度計による3.84S-1の剪断速度におけるインキ粘度が10mPa・s(20℃)以上、好ましくは10〜1000Pa・sであり、且つ、剪断減粘指数を0.3〜0.99、好ましくは0.5〜0.99である。
また、着色剤として顔料を用いた場合には、前記顔料の凝集・沈降を抑制することができる。
インキ粘度が10mPa・s未満では剪断減粘性による効果が適正でなく、インキ吐出性及び筆跡性能に支障を来すこともある。
なお、剪断減粘指数(n)は、剪断応力値(T)及び剪断速度値(j)の如き粘度計による流動学測定から得られる実験式T=Kjn (Kは非ニュートン粘性係数)にあてはめることによって計算される値である。
前記剪断減粘性付与剤としては、架橋型アクリル樹脂、架橋型アクリル樹脂のエマルションタイプ、非架橋型アクリル樹脂、架橋型N−ビニルカルボン酸アミド重合体又は共重合体、非架橋型N−ビニルカルボン酸アミド重合体又は共重合体、水添ヒマシ油、脂肪酸アマイドワックス、酸化ポリエチレンワックス等のワックス類、ステアリン酸、パルミチン酸、オクチル酸、ラウリン酸のアルムニウム塩等の脂肪酸金属塩、ジベンジリデンソルビトール、N−アシルアミノ酸系化合物、スメクタイト系無機化合物、モンモリロナイト系無機化合物、ベントナイト系無機化合物、ヘクトライト系無機化合物、シリカ、下記一般式(1)と下記一般式(2)とのアクリル共重合体、
〔式中、R1 は炭素数1乃至12のアルキル基を示し、R2 は炭素数1乃至24のアルキル基を示し、m、nは数千乃至数十万の重合度を示す。〕
アクリル酸又はメタクリル酸と、下記一般式(3)又は(4)で示されるアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの共重合体、
(式中、R1 は炭素数1乃至12のアルキル基を示す。)
(式中、R2 は炭素数1乃至12のアルキル基を示す。)
等を例示できる。
なお、前記剪断減粘性付与剤は併用することもできる。
アクリル酸又はメタクリル酸と、下記一般式(3)又は(4)で示されるアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの共重合体、
等を例示できる。
なお、前記剪断減粘性付与剤は併用することもできる。
更に、インキ組成物中には、オレイン酸等の高級脂肪酸、長鎖アルキル基を有するノニオン性界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーンオイル、チオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニルメチルエステル)やチオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニルエチルエステル)等のチオ亜燐酸トリエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸モノエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸ジエステル、或いは、それらの金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、アルカノールアミン塩等の潤滑剤を添加してボール受け座の摩耗防止効果を付与することが好ましい。
前記インキ組成物は、ボールペンチップを筆記先端部に装着したボールペンに充填される。
ボールペンに充填する場合、ボールペン自体の構造、形状は特に限定されるものではなく、例えば、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内にインキ組成物を充填したインキ収容管を有し、該インキ収容管はボールを先端部に装着したチップに連通しており、さらにインキの端面には逆流防止用の液栓が密接している構造のボールペンが挙げられる。
ボールペンに充填する場合、ボールペン自体の構造、形状は特に限定されるものではなく、例えば、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内にインキ組成物を充填したインキ収容管を有し、該インキ収容管はボールを先端部に装着したチップに連通しており、さらにインキの端面には逆流防止用の液栓が密接している構造のボールペンが挙げられる。
前記ボールペンチップについて更に詳しく説明すると、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、金属又はプラスチック製チップ内部に樹脂製のボール受け座を設けたチップ、或いは、前記チップに抱持するボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適用できる。
又、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック、樹脂、ゴム等の0.3〜3mm径程度のものが適用できる。
なお、本発明のインキを充填する筆記具は、ボールと同様の転動作用により筆跡を形成させる、ローラー等の転動機構を筆記先端部に備えたものを含む。
又、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック、樹脂、ゴム等の0.3〜3mm径程度のものが適用できる。
なお、本発明のインキを充填する筆記具は、ボールと同様の転動作用により筆跡を形成させる、ローラー等の転動機構を筆記先端部に備えたものを含む。
インキ組成物を収容するインキ収容管は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる成形体が用いられる。
更に、前記インキ収容管として透明、着色透明、或いは半透明の成形体を用いることにより、インキ色やインキ残量等を確認できる。
前記インキ収容管にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記インキ収容管とチップを連結してもよい。
尚、インキ収容管はレフィルの形態として、前記レフィルを軸筒内に収容するものでもよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよい。
更に、前記インキ収容管として透明、着色透明、或いは半透明の成形体を用いることにより、インキ色やインキ残量等を確認できる。
前記インキ収容管にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記インキ収容管とチップを連結してもよい。
尚、インキ収容管はレフィルの形態として、前記レフィルを軸筒内に収容するものでもよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよい。
前記インキ収容管に収容したインキ組成物の後端にはインキ逆流防止体を充填することもできる。
前記インキ逆流防止体組成物は不揮発性液体又は難揮発性液体からなる。
具体的には、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまたはコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイル等があげられ、一種又は二種以上を併用することもできる。
前記不揮発性液体及び/又は難揮発性液体には、ゲル化剤を添加して好適な粘度まで増粘させることが好ましく、表面を疎水処理したシリカ、表面をメチル化処理した微粒子シリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、疎水処理を施したベントナイトやモンモリロナイトなどの粘土系増粘剤、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、トリベンジリデンソルビトール、脂肪酸アマイド、アマイド変性ポリエチレンワックス、水添ひまし油、脂肪酸デキストリン等のデキストリン系化合物、セルロース系化合物を例示できる。
更に、前記液状のインキ逆流防止体組成物と、固体のインキ逆流防止体を併用することもできる。
前記インキ逆流防止体組成物は不揮発性液体又は難揮発性液体からなる。
具体的には、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまたはコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイル等があげられ、一種又は二種以上を併用することもできる。
前記不揮発性液体及び/又は難揮発性液体には、ゲル化剤を添加して好適な粘度まで増粘させることが好ましく、表面を疎水処理したシリカ、表面をメチル化処理した微粒子シリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、疎水処理を施したベントナイトやモンモリロナイトなどの粘土系増粘剤、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、トリベンジリデンソルビトール、脂肪酸アマイド、アマイド変性ポリエチレンワックス、水添ひまし油、脂肪酸デキストリン等のデキストリン系化合物、セルロース系化合物を例示できる。
更に、前記液状のインキ逆流防止体組成物と、固体のインキ逆流防止体を併用することもできる。
前記インキ組成物をインキ収容管内に直接充填し、且つ、インキ組成物後端面にインキ逆流防止体を配設するタイプのボールペンに用いる場合、インキ中に気体が混入していると、経時により気体が集まって気泡が発生し、筆記時のインキ出に悪影響を与えると共に、筆記先端部に気泡が存在すると筆記不能になる虞れがあるため、N−メチルヒドロキシルアミン、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン、N−(tert−ブチル)ヒドロキシルアミン等のヒドロキシルアミン又はその誘導体、n−ブチルアルデヒドとアニリンの反応物又はその誘導体等を添加して化学的に気泡を除去することが好ましい。
前記のようにして構成されるボールペンは、非筆記時にボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム(イソブチレンとイソプレンの共重合体)製のシール部材を備えてなる。
前記シール部材は、例えばキャップ式のボールペンの場合、前記キャップ内に配置して、ボールペンにキャップを嵌めた際、ボールペンチップがシール部材に当接し、チップ先端部を覆う構成が挙げられる。
その他、ノック式のボールペンの場合は、軸筒内にシール部材を配置してなり、且つ、前記軸筒内にボールペンチップを収容した際、ボールペンチップがシール部材に当接し、チップ先端部を覆う構成が挙げられる。
前記シール部材の材質としては耐溶剤性に優れ、且つ、気体の透過性が小さいブチルゴムが用いられ、なかでも塩素化又は臭素化されたブチルゴムが成形性や耐熱性の面から好適である。
前記シール部材は、例えばキャップ式のボールペンの場合、前記キャップ内に配置して、ボールペンにキャップを嵌めた際、ボールペンチップがシール部材に当接し、チップ先端部を覆う構成が挙げられる。
その他、ノック式のボールペンの場合は、軸筒内にシール部材を配置してなり、且つ、前記軸筒内にボールペンチップを収容した際、ボールペンチップがシール部材に当接し、チップ先端部を覆う構成が挙げられる。
前記シール部材の材質としては耐溶剤性に優れ、且つ、気体の透過性が小さいブチルゴムが用いられ、なかでも塩素化又は臭素化されたブチルゴムが成形性や耐熱性の面から好適である。
本発明のボールペンについて説明する。また、実施例によって本発明を更に具体的に説明するが、この実施例によってインキ組成やボールペンの構造を何ら限定するものでもない。
以下の表にインキ組成を示す。尚、組成の数値は重量部を示す。
なお、インキ組成1、2は本発明のインキ組成物〔主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤を用いる〕であり、インキ組成3は従来のインキ組成〔主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の範囲外〕である。
以下の表にインキ組成を示す。尚、組成の数値は重量部を示す。
なお、インキ組成1、2は本発明のインキ組成物〔主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤を用いる〕であり、インキ組成3は従来のインキ組成〔主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の範囲外〕である。
表中の原料の内容を注番号に沿って説明する。
(1)C.I.ソルベントブラック7〔オリエント化学工業(株)製、商品名:ニグロシンベースEX〕
(2)ドイツ国ヒュルス社製、商品名:シンセチックレジンSK
(3)ローム&ハース社製、商品名:プライマルASE60〔アクリル共重合体の水分散体(固形分28%)〕
(4)ドイツ国BASF社製、商品名:ルビテックK−30
(5)東邦化学工業(株)製、商品名:フォスファノールRA−600、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸モノエステルとポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸ジエステルの混合物
(6)信越化学工業(株)製、商品名:シリコーンKF−615A
(1)C.I.ソルベントブラック7〔オリエント化学工業(株)製、商品名:ニグロシンベースEX〕
(2)ドイツ国ヒュルス社製、商品名:シンセチックレジンSK
(3)ローム&ハース社製、商品名:プライマルASE60〔アクリル共重合体の水分散体(固形分28%)〕
(4)ドイツ国BASF社製、商品名:ルビテックK−30
(5)東邦化学工業(株)製、商品名:フォスファノールRA−600、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸モノエステルとポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸ジエステルの混合物
(6)信越化学工業(株)製、商品名:シリコーンKF−615A
各インキ組成物は、溶液中に着色剤、増粘剤、各種添加剤を投入し、攪拌、溶解することにより調製される。
ボールペンの作製(図1参照)
直径0.7mmの金属製ボールを用いて、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたチップの先端部に前記ボールを抱持させてボールペンチップ2を作製した。前記ボールペンチップ2を樹脂製接続部材3を介してインキ収容管4(ポリプロピレン製パイプ)に嵌合した。
前記ボールペンレフィルに各インキ組成物5を充填し、遠心処理により脱泡処理を施し、ついで、インキ収容管の後部からインキ追従体6を充填したボールペンレフィルを、軸筒71、72に収容した。
更に、筆記先端部にシール部材8を内部に配置したキャップ9を装着してボールペン1を得た。
前記ボールペンに充填した各インキ組成物とキャップに収容した種々材質のシール部材との組み合わせは以下の表のとおりである。
なお、表中の●の説明として、実施例1に関していえば、インキ組成1を充填してなり、ボールペンとブチルゴム製のシール部材を配したキャップからなるボールペンを意味する。
直径0.7mmの金属製ボールを用いて、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたチップの先端部に前記ボールを抱持させてボールペンチップ2を作製した。前記ボールペンチップ2を樹脂製接続部材3を介してインキ収容管4(ポリプロピレン製パイプ)に嵌合した。
前記ボールペンレフィルに各インキ組成物5を充填し、遠心処理により脱泡処理を施し、ついで、インキ収容管の後部からインキ追従体6を充填したボールペンレフィルを、軸筒71、72に収容した。
更に、筆記先端部にシール部材8を内部に配置したキャップ9を装着してボールペン1を得た。
前記ボールペンに充填した各インキ組成物とキャップに収容した種々材質のシール部材との組み合わせは以下の表のとおりである。
なお、表中の●の説明として、実施例1に関していえば、インキ組成1を充填してなり、ボールペンとブチルゴム製のシール部材を配したキャップからなるボールペンを意味する。
前記のようにして得られた正常に筆記できるボールペンを用いて以下の試験を行った。
筆記試験A
20℃、湿度65%の条件下で初期の各ボールペンを用いてガラス及びポリプロピレンフィルムに筆記を行ない、1分後にティッシュを用いて筆跡を擦過し、その状態を目視により観察した。
筆記試験B
各ボールペンにキャップを装着し、40℃で30日間放置した後、ガラス及びポリプロピレンフィルムに筆記して筆跡の状態を目視により観察した。
以下の表に各試験結果を示す。
筆記試験A
20℃、湿度65%の条件下で初期の各ボールペンを用いてガラス及びポリプロピレンフィルムに筆記を行ない、1分後にティッシュを用いて筆跡を擦過し、その状態を目視により観察した。
筆記試験B
各ボールペンにキャップを装着し、40℃で30日間放置した後、ガラス及びポリプロピレンフィルムに筆記して筆跡の状態を目視により観察した。
以下の表に各試験結果を示す。
なお、表中の試験結果の評価基準は以下のとおりである。
A
○:筆跡が空白部分を汚染することなく、初期の状態を保持している。
×:筆跡が空白部分に移行して汚染を生じる。
B
○:書き始めから良好な筆跡を形成できる。
△:書き始めにややかすれるが、その後、良好な筆跡を形成できる。
×:書き始めからかすれており、その後もかすれた状態が続く。
A
○:筆跡が空白部分を汚染することなく、初期の状態を保持している。
×:筆跡が空白部分に移行して汚染を生じる。
B
○:書き始めから良好な筆跡を形成できる。
△:書き始めにややかすれるが、その後、良好な筆跡を形成できる。
×:書き始めからかすれており、その後もかすれた状態が続く。
1 ボールペン
2 ボールペンチップ
3 接続部材
4 インキ収容管
5 インキ組成物
6 インキ追従体
71 軸筒
72 軸筒
8 キャップ
9 シール部材
2 ボールペンチップ
3 接続部材
4 インキ収容管
5 インキ組成物
6 インキ追従体
71 軸筒
72 軸筒
8 キャップ
9 シール部材
Claims (7)
- 先端にボールを回転可能に抱持したボールペンチップを直接又は接続部材を介して軸筒或いはレフィルに連結してなるボールペン内に、着色剤と、主溶剤として蒸気圧が5.0〜50mmHg(20℃)の有機溶剤と、増粘剤とを少なくとも含有する油性インキを直接充填してなり、且つ、非筆記時に前記ボールペンチップ先端部を覆うブチルゴム製のシール部材を備えてなるボールペン。
- 前記シール部材が塩素化又は臭素化されたブチルゴムである請求項1記載のボールペン。
- キャップを備えてなり、前記キャップ内にシール部材を配置してなる請求項1又は2記載のボールペン。
- 前記有機溶剤がアルコール類、グリコールエーテル類から選ばれる一種又は二種以上の溶剤である請求項1乃至3のいずれかに記載のボールペン。
- 前記有機溶剤がエチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエーテルから選ばれる溶剤である請求項4記載のボールペン。
- 前記増粘剤が樹脂である請求項1乃至5のいずれかに記載のボールペン。
- 前記増粘剤が剪断減粘性を有する材料である請求項1乃至5のいずれかに記載のボールペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004257941A JP2006069134A (ja) | 2004-09-06 | 2004-09-06 | ボールペン |
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| JP2004257941A JP2006069134A (ja) | 2004-09-06 | 2004-09-06 | ボールペン |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006069134A true JP2006069134A (ja) | 2006-03-16 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006069134A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005104139A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-04-21 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 油性ボールペン |
| CN104875524A (zh) * | 2015-06-16 | 2015-09-02 | 安徽机电职业技术学院 | 一种防摔笔 |
| JP2016060851A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 株式会社トンボ鉛筆 | 油性ボールペン用インキ組成物 |
-
2004
- 2004-09-06 JP JP2004257941A patent/JP2006069134A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| JP2016060851A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 株式会社トンボ鉛筆 | 油性ボールペン用インキ組成物 |
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