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JP2008163562A - 床材用遮音材及び住宅用床材 - Google Patents

床材用遮音材及び住宅用床材 Download PDF

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JP2008163562A
JP2008163562A JP2006351318A JP2006351318A JP2008163562A JP 2008163562 A JP2008163562 A JP 2008163562A JP 2006351318 A JP2006351318 A JP 2006351318A JP 2006351318 A JP2006351318 A JP 2006351318A JP 2008163562 A JP2008163562 A JP 2008163562A
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Hiroshi Takeda
博 竹田
Hiroyuki Yasue
博幸 安江
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NAGOYA LUMBER CO Ltd
YASUE KOMUTEN KK
Original Assignee
NAGOYA LUMBER CO Ltd
YASUE KOMUTEN KK
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Abstract

【課題】床材本体が無垢であっても遮音材を厚くすることなく、又は多層にすることなく遮音性能の高い新規な床材用遮音材及び住宅用床材を提供する。
【解決手段】上面は床材本体3の下面3bに貼付されるとともに、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第1の貫通穴4aが多数形成されてなる第1のシート部材4と、上面5bは第1のシート部材4の下面4cに貼付され、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第2の貫通穴5aが多数形成されてなるとともに、上面5bにより第1の貫通穴4aを閉塞してなる第2のシート部材5とを備えて構成したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅の床材本体に伝播された衝撃音を下層階へ伝播しないように遮音する床材用遮音材及び住宅用床材に関するものである。
住宅の床材は、床面に伝播された衝撃音を下層階へ伝播しないように一定レベルの遮音性能が求められ、例えば、日本防音床材工業会が定める物性試験工業会法に基づく試験方法(JISA1418、1440に準じる)により試験される遮音性能により評価されている。この遮音性能を向上させる技術としては、上面が床面となる床材本体を遮音性能の高い合板にしたものや、この合板の床材本体の下面に空気層を成形するための切欠き溝をさらに形成したしたものが実施されている。また、床材本体と敷設面との間に、発泡性合成樹脂でなる遮音部材やフェルト材等の不織布でなる遮音部材を貼付することが実施されている。
しかしながら、上記従来の技術による合板の床材本体においては、無垢の床材本体よりも遮音性能は優れているが、接着剤からホルムアルデヒド等の有害物質が放出される環境上の理由等から、無垢の床材本体の需要が高まっている。また、床材本体と敷設面との間に、発泡性合成樹脂でなる遮音部材やフェルト材等の不織布でなる遮音部材を貼付することにより遮音効果を得ることができるが、上記試験方法により所定の遮音性能を得るためには、遮音部材を厚くするか、床材本体と遮音部材との間に中間遮音部材を設置するなどの処置が必要であった。特に、無垢の床材本体においては、合板の床材本体に比べて遮音性能が劣るので多層の遮音部材が必要である問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来の技術による床材用遮音材及び住宅用床材が有する課題を解決するために提案されたものであって、床材本体が無垢であっても遮音材を厚くすることなく、又は多層にすることなく遮音性能の高い床材用遮音材及び住宅用床材を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するため、第1の発明(請求項1記載の発明)に係る床材用遮音材は、上面は床材本体の下面に貼付されるとともに、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第1の貫通穴が多数形成されてなる第1のシート部材と、上面は上記第1のシート部材の下面に貼付され、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第2の貫通穴が多数形成されてなるとともに、上面により上記第1の貫通穴を閉塞してなる第2のシート部材と、を備えてなることを特徴とするものである。
この第1の発明では、第1のシート部材にそれぞれ形成された第1の貫通穴は、第2のシート部材の上面により閉塞されているので、第1のシート部材に形成されたそれぞれの第1の貫通穴は、床材本体と第2のシート部材の上面とにより閉塞された空気層がそれぞれ形成されるとともに、第2のシート部材に形成されたそれぞれの第2の貫通穴は、第1のシート部材の下面と敷設面とにより閉塞された空気層がそれぞれ形成される。
そして、床材本体に伝播された音波は、床材本体から第1のシート部材へ伝播される際に、該第1のシート部材の第1の貫通穴により形成されるそれぞれの空気層により音波を構成する振動が減衰されるとともに、この減衰された音波は、さらに第1のシート部材から第2のシート部材へ伝播される際には、該第2のシート部材の第2の貫通穴により形成されるそれぞれの空気層により振動が減衰されるので、床材本体に伝播された音波は、小さな音波になるか、又は消音される。したがって、床材本体の素材は、合板に限定されることなく、無垢の床材本体を使用しても遮音材を厚くすることなく、又は多層にすることなく所定の遮音性能を得ることができる。
また、第1及び第2のシート部材は、不織布によりシート状に成形されてなるので、不規則に織り込まれたシート状断面内には繊維と繊維との間に多数の空気層がそれぞれ形成される。そして、床材本体に伝播された音波は、床材本体から第1のシート部材へ伝播される際に、上記第1の貫通穴で形成されるそれぞれの空気層により音波の振動が減衰されるとともに、該第1のシート部材の繊維と繊維との間に形成されるそれぞれの空気層によっても音波の振動がさらに減衰される。
さらに、上記第1のシート部材により減衰された音波は、第1のシート部材から第2のシート部材へ伝播される際には、上記第2の貫通穴で形成されるそれぞれの空気層により音波の振動が減衰されるとともに、該第2のシート部材の繊維と繊維との間に形成されるそれぞれの空気層によっても音波の振動がさらに減衰されるので、音波の遮音性能を向上させることができる。
なお、本発明においては、上記不織布を構成する繊維と繊維との間の空隙率は、30ないし70%が好ましい。この空隙率が、30%未満の場合においては音波の減衰性能が低くなる一方、80%を超える場合には各シート部材の弾性を増加させることとなり、床材用遮音材としては適さない。また、上記不織布は、天然繊維又は合成繊維の何れを原材料としても良いとともに、フェルト状、ラシャ状の何れの不織布でも良い。また、床材本体の下面と第1のシート部材の上面との貼付、及び、第1のシート部材の下面と第2のシート部材の上面との貼付は、両面接着テープ又は接着剤により貼付することができるが、接着剤により貼付する場合は、各シート部材のそれぞれの貫通穴に接着剤が侵入して、上記空気層の体積が減少しないようにすることが好ましい。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、前記第1のシート部材の上面及び/又は該第1のシート部材と第2のシート部材との間及び/又は該第2のシート部材の下面には、紙製シートが貼付されてなることを特徴とするものである。
この第2の発明では、各シート部材のそれぞれの貫通穴を紙製シートにより閉塞することから、それぞれの貫通穴がより密閉された空気層となり、遮音性能を向上することができる。したがって、紙製シートの貼付面積は、各シート部材の面積の全面に貼付することが好ましい。なお、この紙製シートは、シート状に成形されているものであれば、例えば、アート紙やコート紙又は上質紙等の印刷用の紙,クラフト紙のような包装用紙,化粧用紙や壁紙用紙等の工業用あるいは、ちり紙やタオル用紙等のような家庭用紙であっても良い。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第1又は2の発明において、上面は前記第2のシート部材の下面に貼付され、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第3の貫通穴が多数形成されてなるとともに、上面により前記第2の貫通穴を閉塞してなる第3のシート部材と、を備えてなることを特徴とするものである。
この第3の発明では、上記第1及び第2のシート部材に加え第2のシート部材の下面に、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第3の貫通穴が多数形成されてなるとともに、上面により上記第2の貫通穴を閉塞してなる第3のシート部材を貼付するように構成したので、遮音性能はさらに向上する。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)は、上記第3の発明において、前記第1ないし第3のシート部材に形成された全ての貫通穴の開口面積は、該第1ないし第3のシート部材の上面の面積に対して50%未満であることを特徴とするものである。
この第4の発明では、第1ないし第3のシート部材に形成された全ての貫通穴の開口面積は、該第1ないし第3のシート部材の上面の面積に対して50%未満であることから、第2のシート部材の上面により閉塞される第1のシート部材の第1の貫通穴の下面側、第1のシート部材の下面により閉塞される第2のシート部材の第2の貫通穴の上面側、第3のシート部材の上面により閉塞される第2のシート部材の第2の貫通穴の下面側、及び、第2のシート部材の下面により閉塞される第3のシート部材の第3の貫通穴の上面側が完全に閉塞され、これらの閉塞により形成される空気層により音波は効果的に減衰される。
また、第5の発明(請求項5記載の発明)は、上記第3又は4の発明において、前記第1のシート部材と第2のシート部材、若しくは第2のシート部材と第3のシート部材とは、両面接着テープを介して貼付されてなることを特徴とするものである。
この第5の発明では、各シート部材のそれぞれの貫通穴を両面接着テープにより閉塞することから、それぞれの貫通穴がより密閉された空気層となり、遮音性能を向上することができる。したがって、両面接着テープの貼付面積は、各シート部材の面積の全面に貼付することが好ましい。
また、第6の発明(請求項6記載の発明)係る住宅用床材は、上面が床面となる床材本体と、前記請求項1,2,3,4又は5記載の何れかの床材用遮音材とを備えてなることを特徴とするものである。
この第6の発明では、床材本体と敷設面との間に、前記請求項1,2,3,4又は5記載の何れかの床材用遮音材を構成する第1のシート部材の第1の貫通穴と、第2のシート部材の第2の貫通穴とが、又は、第1のシート部材の第1の貫通穴と、第2のシート部材の第2の貫通穴と、第3のシート部材の第3の貫通穴とが閉塞された状態で貼付されてなることから、これらの各貫通穴が閉塞された空気層がそれぞれ形成されて、これらの空気層により床材本体に伝播された音波は、下層のシート部材に伝播されるごとに減衰され、遮音性能が向上する。
そして、床材本体に伝播された音波は、住宅用床材の下方へ伝播されるに従い小さな音波になるか、又は消音される。したがって、床材本体の素材は、合板に限定されることなく、無垢の床材本体を使用しても所定の遮音性能を得ることができる。また、下面に切欠き溝を形成することで該床材本体自身の遮音性能が高まるが、切欠きが形成されたものに限定されるものではない。
また、第7の発明(請求項7記載の発明)は、上記第6の発明において、前記床材本体は、複数の床材本体が幅方向に固定されてなり、前記床材用遮音材は、該複数の床材本体の下面の面積と同一の面積を有してなることを特徴とするものである。
この第7の発明では、床材本体は、複数の床材本体が幅方向に固定されてなり、床材用遮音材は、該複数の床材本体の下面の面積と同一の面積を有してなることから、住宅用床材の敷設工事に際して作業時間を短縮できる。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)に係る床材用遮音材では、第1のシート部材に形成されたそれぞれの第1の貫通穴は、床材本体と第2のシート部材の上面とにより閉塞された空気層がそれぞれ形成されるとともに、第2のシート部材に形成されたそれぞれの第2の貫通穴は、第1のシート部材の下面と敷設面とにより閉塞された空気層がそれぞれ形成されることから、遮音性能が高いので、各シート部材の厚みを厚肉にする必要が無く、床材の敷設高さを低くすることができる。また、第1及び第2のシート部材は、不織布によりシート状に成形されてなるので、不規則に織り込まれたシート状断面内には繊維と繊維との間に多数の空気層がそれぞれ形成されることから、さらに遮音性能が高くなる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)では、各シート部材のそれぞれの貫通穴を紙製シートにより閉塞することから、それぞれの貫通穴がより密閉された空気層となり、遮音性能を向上することができる。したがって、紙製シートの貼付面積は、各シート部材の面積の全面に貼付することが好ましい。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)では、上記第1及び第2のシート部材に加え第2のシート部材の下面に、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第3の貫通穴が多数形成されてなるとともに、上面により上記第2の貫通穴を閉塞してなる第3のシート部材を貼付するように構成したことから、遮音性能がさらに向上し、各シート部材の厚みを厚肉にする必要が無く、薄板状の3枚を積層する構成にでき、床材の敷設高さを低くすることができるとともに、他の遮音部材を併用する必要もない。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)では、第1ないし第3のシート部材に形成された全ての貫通穴の開口面積は、該第1ないし第3のシート部材の上面の面積に対して50%未満であることから、各シート部材に形成された貫通穴が完全に閉塞されることにより、遮音性能をさらに向上させることができる。
また、第5の発明(請求項5記載の発明)では、各シート部材のそれぞれの貫通穴を両面接着テープにより閉塞することから、各シート部材のそれぞれの貫通穴は、密閉性が高い空気層となることから、さらに遮音性能を向上させることができる。
また、第6の発明(請求項6記載の発明)では、床材本体と敷設面との間に、第1のシート部材の第1の貫通穴と、第2のシート部材の第2の貫通穴とが、又は、第1のシート部材の第1の貫通穴と、第2のシート部材の第2の貫通穴と、第3のシート部材の第3の貫通穴とが閉塞された状態で貼付されてなることから、これらの各貫通穴が閉塞された空気層がそれぞれ形成されて、これらの空気層により床材本体に伝播された音波は、下層のシート部材に伝播されるごとに減衰され、遮音性能が向上し、住宅用床材の下方へ伝播されるに従い小さな音波になるか、又は消音される。
したがって、床材本体の素材は、合板に限定されることなく、無垢の床材本体を使用しても所定の遮音性能を得ることができ、無垢の床材本体の使用により合板の床材本体の接着剤から放出されるホルムアルデヒド等の有害物質がなくなり環境の改善ができるとともに、需要の高い無垢の床材本体にすることができる。
また、第7の発明(請求項7記載の発明)では、床材本体は、複数の床材本体が幅方向に固定されてなり、床材用遮音材は、該複数の床材本体の下面の面積と同一の面積を有してなることから、住宅用床材の敷設工事に際して作業時間を短縮できるので、作業時間の短縮と建築費用の低減を図ることができる。
以下、本発明を実施するための床材用遮音材及び住宅用床材に係る最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、第1の実施の形態に係る住宅用床材2に付いて説明する。この発明の実施の形態に係る住宅用床材2は、床用遮音材1と床材本体3とを備えている。
上記床材用遮音材1は図1に示すように、上面4bは床材本体3の下面3bに貼付されるとともに、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第1の貫通穴4aが多数形成されてなる第1のシート部材4と、上面5bは上記第1のシート部材4の下面4cに貼付され、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第2の貫通穴5aが多数形成されてなるとともに、上面5bにより上記第1の貫通穴4aを閉塞してなる第2のシート部材5とから構成されている。
上記第1のシート部材4は、図1に示すように、不織布によりシート状に成形されており、肉厚方向には、シート状の長手方向に長軸を有する楕円状の第1の貫通穴4aが多数形成されており、この第1の貫通穴4aの開口総面積は第1のシート部材4の上面4bの面積に対して約50%である。また、第2のシート部材5は、第1のシート部材4と同様に、不織布によりシート状に成形されており、肉厚方向には、シート状の長手方向に長軸を有する楕円状の第2の貫通穴5aが多数形成されており、この第2の貫通穴5aの開口総面積は第2のシート部材5の上面5bの面積に対して約50%である。
また、第1及び第2のシート部材4,5の素材は、合成繊維を原材料とするフェルト状の不織布により厚みが約2mmのシート状にそれぞれ成形されるとともに、前記不織布の繊維と繊維との間に形成される空隙率は、50%に構成されている。なお、原材料である合成繊維は、ポリエステル繊維を使用しているが、この他の合成繊維又は羊毛等の天然繊維でも良いとともに、不織布の製法は、フェルト状、ラシャ状等の何れでも良い。
このように形成された第1及び第2のシート部材4,5からなる床材用遮音材1は、図2に示すように、床材本体3の下面3bに、第1のシート部材4の上面4bが図示しない両面接着テープにより貼付されるとともに、第1のシート部材4の下面4cに、第2のシート部材5の上面5bが図示しない両面接着テープにより貼付されている。
この貼付により図3に示すように、第1のシート部材4(図示紙面の表面側)のそれぞれの第1の貫通穴4aは、第2のシート部材5の第2の貫通穴5aと重ならないように図示左右方向にずらして、第2のシート部材5(図示紙面の裏面側)の上面5b(図1、図2参照)の第2の貫通穴5aがない部分のシート状部により閉塞されているので、第1のシート部材4のそれぞれの第1の貫通穴4aは、床材本体3と第2のシート部材5の上面とにより閉塞された空気層がそれぞれ形成される。また、第2のシート部材5のそれぞれの第2の貫通穴5aは、第1のシート部材4の下面4c(図1、図2参照)と図示しない敷設面とにより閉塞された空気層がそれぞれ形成される。
なお、上記各空気層を形成する他の例として、例えば、図4に示すように、第1のシート部材4のそれぞれの第1の貫通穴4aは、第2のシート部材5の第2の貫通穴5aと重ならないように図示上下方向にずらしても、第2のシート部材5の上面5bの第2の貫通穴5aがない部分のシート状部により閉塞して、空気層を形成することができる。また、本実施の形態においては、床材本体3、第1のシート部材4及び第2のシート部材5を貼付する前記両面接着テープの貼付面積は、第1及び第2のシート部材4,5のそれぞれの面積の全面に貼付されているが、部分的な接着でも貼付することはできる。
また、床材本体3、第1のシート部材4及び第2のシート部材5を貼付する貼付材として両面接着テープを用いたが、接着剤により貼付することができる。ただし、この接着剤による貼付に際しては、後述する遮音性能の低下をまねく恐れがあるので、第1のシート部材4の第1の貫通穴4a及び第2のシート部材5の第2の貫通穴5a内に接着剤が浸入しないように配慮することが望まれる。
つぎに、住宅用床材2は、床材本体3、第1のシート部材4、第2のシート部材5及びこれらを貼付する貼付材により構成され、床材本体3は、無垢の木版が用いられている。この床材本体3の下面3b側には、図1、図2(a)に示すように、遮音性能を向上させるため及び床材本体3の歪み(反り)を防止するために、切欠き溝3cが幅方向に複数形成されている。また、図1、図2(b)に示す左側には、下面3b側が突出してなる第1の段部3dが形成されるとともに、右側には、上面3a側が突出してなる第2の段部3eが形成されている。そして、住宅用床材2は、このように形成された床材本体3に、上述した第1のシート部材4及び第2のシート部材5を図2に示すように貼付して構成されている。
上述のように構成された第1の実施の形態に係る床材用遮音材1又は住宅用床材2においては、以下のような作用効果が得られる。まず、第1のシート部材4にそれぞれ形成された第1の貫通穴4aと、第2のシート部材5の第2の貫通穴5aとは、床材本体3、第1のシート部材4、第2のシート部材5及び敷設面、並びに両面接着テープにより閉塞され、空気層がそれぞれ形成される。そして、床材本体3に伝播された音波は、床材本体3から第1及び第2のシート部材4,5を経て敷設面へ伝播される際に、上記第1のシート部材4のそれぞれの空気層により音波を構成する振動が減衰される。
この減衰された音波は、さらに第2のシート部材5のそれぞれの空気層により減衰されるので、床材本体3に伝播された音波は、小さな音波になって敷設面に伝播されるか、又は消音される。したがって、床材本体3の素材は、合板に限定されることなく、無垢の床材本体3を使用しても各シート部材4,5を厚くすることなく、又は多層にすることなく所定の遮音性能を得ることができる。
また、各シート部材4,5は、不織布によりシート状に成形されてなるので、不規則に織り込まれたシート状断面内には繊維と繊維との間に多数の空気層がそれぞれ形成される。そして、床材本体3に伝播された音波は、床材本体3から第1のシート部材4へ伝播される際に、上記第1の貫通穴4aのそれぞれの空気層により減衰されるとともに、該第1のシート部材4の繊維と繊維との間に形成されるそれぞれの空気層によっても音波の振動がさらに減衰される。この減衰された音波は、第2の貫通穴5aのそれぞれの空気層により減衰されるとともに、該第2のシート部材5の繊維と繊維との間に形成されるそれぞれの空気層によっても音波の振動がさらに減衰されるので、音波の遮音性能を向上させることができる。
また、各シート部材4,5のそれぞれの貫通穴4a,5aを両面接着テープにより閉塞することから、それぞれの貫通穴4a,5aがより密閉された空気層となり、遮音性能をさらに向上することができる。したがって、両面接着テープの貼付面積は、各シート部材4,5の面積の全面に貼付することが好ましい。また、各シート部材4,5に形成された全ての貫通穴4a,5aの開口面積は、各シート部材4,5の上面4b,5bの面積に対して50%未満であることから、第2のシート部材5の上面5bにより閉塞される第1のシート部材4の第1の貫通穴4aの下面4c側、第1のシート部材4の下面4cにより閉塞される第2のシート部材5の第2の貫通穴5aの上面5b側が完全に閉塞され、これらの閉塞により形成される空気層により音波はさらに減衰される。
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、図5に示すように、3枚の床材本体11,12,13が幅方向に固定されてなり、床材用遮音材を構成する第1及び第2のシート部材14,15は、3枚の床材本体11,12,13の下面11b,12b,13bの面積と同一の面積を有して貼付されているものである。もちろん、第1及び第2のシート部材14,15に形成された第1の貫通穴14aと第2の貫通穴15aとは、相互が重ならないようにそれぞれずらして貼付されている。そして、各シート部材14,15は、3枚の床材本体11,12,13の下面11b,12b,13bの面積と同一の面積を有してなる。したがって、この第2の実施の形態に係る住宅用床材によれば、住宅用床材の敷設工事に際して作業時間を短縮できる。
次に、第3の実施の形態に係る住宅用床材は、図6に示すように、上記第1実施例における第1及び第2のシート部材14,15の下層に、さらに第3のシート部材16が貼付され、肉厚方向には第3の貫通穴16aが多数形成されてなるとともに、上面16bにより第2の貫通穴15aを閉塞してなる構成である。そして、この第3の実施の形態に係る住宅用床材では、第1及び第2のシート部材14,15に加え3のシート部材16が貼付され、その上面16bにより第2の貫通穴15aを閉塞するように構成されている。したがって、この第3の実施の形態に係る住宅用床材によれば、遮音性能をさらに向上することが可能となる。
次に、第4の実施の形態に係る住宅用床材について説明する。この第4の実施の形態に係る住宅用床材は、図7に示すように、3枚の床材本体21,22,23が幅方向に固定されてなり、床材用遮音材を構成する第1及び第2のシート部材24,25は、3枚の床材本体21,22,23の下面21b,22b,33bの面積と同一の面積を有して貼付されているとともに、第2のシート部材25の下面25cには下貼りシート部材26が貼付されている。この第4の実施の形態に係る住宅用床材では、上記下貼りシート部材26が貼付されていることから、例えば、敷設面がコンクリート等のように両面接着テープでは接着が困難である場合に、該下貼りシート部材26の下面26cにコンクリートに対応した接着剤をすることで、接着性を向上させることができる。
次に、第5の実施の形態に係る住宅用床材について説明する。この第5の実施の形態に係る住宅用床材は、図8に示すように、床材本体33と、第1ないし第3のシート部材34,35,36と、これらの間にクラフト紙の第1ないし第3の紙製シート37,38,39,40が貼付されている構成である。第1の紙製シート37は、床材本体33の下面33bと第1のシート部材34の上面34bとの間、第2の紙製シート38は、第1のシート部材34の下面34cと第2のシート部材35の上面5bとの間、第3の紙製シート39は、第2のシート部材35の下面35cと第3のシート部材36の上面36bとの間、第4の紙製シート40は、第3のシート部材36の下面36cと図示しない敷設面との間にそれぞれ貼付されている。
そして、各シート部材34,35,36の図示しない貫通穴を各紙製シート37,38,39,40により閉塞することから、それぞれの貫通穴がより密閉された空気層となり、遮音性能を向上することができる。したがって、各紙製シート37,38,39,40の貼付面積は、各シート部材34,35,36の面積の全面に貼付することが好ましい。なお、これらの貼付には、図示しない両面接着テープ又は接着剤の何れでも良い。また、紙製シート37,38,39の素材は、クラフト紙に限定されるものではなく、普通紙やその他の紙であっても良い。
なお、床材用遮音材の敷設に際しては、その敷設面がコンクリートの下地に直接貼付してもよく、根太の上に載置された敷設板の上面に貼付しても良い。
本発明の実施の形態に係る床材用遮音材及び住宅用床材を示す裏面の斜視図である。 図1に示す床材用遮音材及び住宅用床材の敷設の形態を示し、(a)は正面図、(b)は(a)の右側面図である。 図1に示す床材用遮音材の貼付の形態を示す平面図である。 図1に示す床材用遮音材の貼付の他の形態を示す平面図である。 第2の実施の形態を示す斜視図である。 第3の実施の形態を示す斜視図である。 第4の実施の形態を示す斜視図である。 第5の実施の形態を示す正面図である。
符号の説明
1 床材用遮音材
2 住宅用床材
3 床材本体
3a 上面
3b 下面
3c 切欠き溝
4,5 第1及び第2のシート部材
4a,5a 第1及び第2の貫通穴
4b,5b 上面
4c 下面
11,12,13 床材本体
11b,12b,13b 下面
14,15,16 第1ないし第3のシート部材
14a,15a,16a 第1ないし第3の貫通穴
21,22,23 床材本体
24,25 第1及び第2のシート部材
33 床材本体
34,35,36 第1ないし第3のシート部材
37,38,39,40 第1ないし第3の紙製シート

Claims (7)

  1. 上面は床材本体の下面に貼付されるとともに、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第1の貫通穴が多数形成されてなる第1のシート部材と、
    上面は上記第1のシート部材の下面に貼付され、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第2の貫通穴が多数形成されてなるとともに、上面により上記第1の貫通穴を閉塞してなる第2のシート部材と、を備えてなることを特徴とする床材用遮音材。
  2. 前記第1のシート部材の上面及び/又は該第1のシート部材と第2のシート部材との間及び/又は該第2のシート部材の下面には、紙製シートが貼付されてなることを特徴とする請求項1記載の床材用遮音材。
  3. 上面は前記第2のシート部材の下面に貼付され、不織布によりシート状に成形されてなり、肉厚方向には第3の貫通穴が多数形成されてなるとともに、上面により前記第2の貫通穴を閉塞してなる第3のシート部材と、を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の何れかの床材用遮音材。
  4. 前記第1ないし第3のシート部材に形成された全ての貫通穴の開口面積は、該第1ないし第3のシート部材の上面の面積に対して50%未満であることを特徴とする請求項3記載の床材用遮音材。
  5. 前記第1のシート部材と第2のシート部材、若しくは第2のシート部材と第3のシート部材とは、両面接着テープを介して貼付されてなることを特徴とする請求項3又は4記載の何れかの床材用遮音材。
  6. 上面が床面となる床材本体と、前記請求項1,2,3,4又は5記載の何れかの床材用遮音材とを備えてなることを特徴とする住宅用床材。
  7. 前記床材本体は、複数の床材本体が幅方向に固定されてなり、前記床材用遮音材は、該複数の床材本体の下面の面積と同一の面積を有してなることを特徴とする請求項6記載の住宅用床材。
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