ここでは、本実施形態にかかる信号処理装置の実施例であるAV(Audio Visual)アンプ100について、図1から図33を参照して詳細に説明する。
〔1.AVアンプ100の構成〕
まず、AVアンプ100の構成について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、AVアンプ100の構成の一例を示すブロック図である。
AVアンプ100は、上述した実施形態における複数の入力端子に相当する入力端子群102を備えている。入力端子群102は、音声入力端子群102Aと映像入力端子群102VとHDMI(High Definition Multimedia Interface)入力端子群102Hとからなる。音声入力端子群102Aは、例えばCDやDVDやVIDEOなどのソース機器からの音声信号をAVアンプ100へ入力する端子群である。音声入力端子群102Aは、アナログ音声信号を入力する3つの入力端子(アナログ入力端子102Aa1、アナログ入力端子102Aa2、アナログ入力端子102Aa3)と、デジタル音声信号を入力する3つの入力端子(デジタル入力端子102Ad1、デジタル入力端子102Ad2、デジタル入力端子102Ad3)とからなる。映像入力端子群102Vは、ソース機器からの映像信号をAVアンプ100へ入力する端子群である。映像入力端子群102Vは、コンポーネント(component)信号を入力する2つの入力端子(コンポーネント入力端子102Vcn1およびコンポーネント入力端子102Vcn2)と、コンポジット(composite)信号を入力する2つの入力端子(コンポジット入力端子102Vcs1およびコンポジット入力端子102Vcs2)と、Sビデオ(S映像、S−Video)信号を入力する2つの入力端子(Sビデオ入力端子102Vsv1およびSビデオ入力端子102Vsv2)とからなる。HDMI入力端子群102Hは、ソース機器からのHDMI信号をAVアンプ100へ入力する端子群である。HDMI入力端子群102Hは、HDMI信号を入力する2つの入力端子(HDMI入力端子102H1およびHDMI入力端子102H2)からなる。
AVアンプ100は、上述した実施形態における出力端子を含む出力端子群104を備えている。出力端子群104は、音声出力端子104Aと映像出力端子104VとHDMI出力端子104Hとからなる。音声出力端子104Aは、AVアンプ100からの音声信号を、例えばスピーカなどの出力機器へ出力する端子である。映像出力端子104Vは、AVアンプ100からの映像信号を、例えばTVなどの出力機器へ出力する端子である。HDMI出力端子104Hは、AVアンプ100からのHDMI信号を例えばTVやDVDレコーダーなどの出力機器へ出力する端子である。
AVアンプ100は、上述した実施形態における切替手段に相当するSW(スイッチ)106AとSW106Vとを備えている。SW106Aは、音声入力端子群102Aを構成する各々の入力端子と接続されており、これら入力端子との接続を個別に切り替える。SW106Aは、後述するA/D変換器108、後述するDIR110、後述するマイコン118と接続されている。SW106Vは、映像入力端子群102Vを構成する各々の入力端子と接続されており、これら入力端子との接続を個別に切り替える。SW106Vは、後述するマイコン118、後述するビデオコンバータ124と接続されている。
AVアンプ100は、上述した実施形態における伝送手段に相当するA/D変換器108とDIR(Digital Interface Receiver)110とDSP(Digital Signal Processor)112とD/A変換器114とamp(アンプ)116とを備えている。A/D変換器108は、SW106Aから伝送されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。A/D変換器108は、DSP112と接続されている。DIR110は、SW106Aから伝送されたデジタル音声信号を受信したり、後述するHDMI音声信号切替スイッチ128を介して伝送されたHDMI音声信号を受信したりする。DIR110は、DSP112、後述するHDMI音声信号切替スイッチ128と接続されている。DSP112は、A/D変換器108で変換したデジタル音声信号を処理したり、DIR110で受信したデジタル音声信号やHDMI音声信号を処理したりする。DSP112は、後述するマイコン118、D/A変換器114と接続されている。D/A変換器114は、DSP112で処理したデジタル音声信号やHDMI音声信号をアナログ音声信号に変換する。D/A変換器114は、amp116と接続されている。amp116は、D/A変換器114で変換したアナログ信号を増幅する。amp116は、音声出力端子104Aと接続されている。
AVアンプ100は、上述した実施形態における決定手段、出力先設定手段および信号種別設定手段に相当するマイコン118とモニタ120と操作キー122とを備えている。マイコン118は、AVアンプ100の各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)や、各種情報を記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリなどを備えている。マイコン118は、音声入力端子群102Aを構成する各々の入力端子および映像入力端子群102Vを構成する各々の入力端子をそれぞれSW106AおよびSW106Vに切り替えさせながら、出力機器からの出力が所望のものであるか否かをユーザーに操作キー122で指示させることで、操作キー122でユーザーに予め設定させたソース機器またはファンクションと、音声入力端子群102Aを構成する各々の入力端子・映像入力端子群102Vを構成する各々の入力端子・HDMI入力端子群102Hを構成する各々の入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリに記憶する。マイコン118は、モニタ120、操作キー122と接続されている。モニタ120は、マイコン118から伝送された各種画面を表示する。操作キー122は、モニタ120に表示した画面内の事項についてユーザーに選択や決定の作業などを行わせるためのものである。操作キー122は、モニタ120に表示した画面内でカーソルを移動させるための矢印キーや、モニタ120に表示した画面内の事項を決定するためのENTERキー、モニタ120に表示した画面に対し文字や数字や記号などを入力するための入力キーなどからなる。
AVアンプ100は、上述した実施形態における伝送手段に相当するビデオコンバータ124を備えている。ビデオコンバータ124は、SW106Vから伝送された映像信号を所定の形式に変換する。ビデオコンバータ124は、映像出力端子104Vと接続されている。
AVアンプ100は、上述した実施形態における伝送手段に相当するHDMI受信デコーダ126とHDMI音声信号切替スイッチ128とHDMIエンコーダ130とを備えている。HDMI受信デコーダ126は、HDMI入力端子群102Hを構成する各々の入力端子から入力されたHDMI信号をデコードする。HDMI受信デコーダ126は、HDMI音声信号切替スイッチ128、HDMIエンコーダ130と接続されている。HDMI音声信号切替スイッチ128は、HDMI受信デコーダ126でデコードしたHDMI音声信号の伝送先を、DIR110またはHDMIエンコーダ130のいずれかに切り替える。HDMI音声信号切替スイッチ128は、DIR110、HDMIエンコーダ130と接続されている。HDMIエンコーダ130は、HDMI受信デコーダ126でデコードしたHDMI音声信号およびHDMI映像信号をエンコードする。HDMIエンコーダ130は、HDMI出力端子104Hと接続されている。
〔2.AVアンプ100の動作〕
つぎに、AVアンプ100の動作について、図2および図3や、図21および図22などを参照して詳細に説明する。
ユーザーがAVアンプ100の入力端子群102を構成する各々の入力端子にソース機器の出力端子を任意に接続してからAVアンプ100を起動させると、AVアンプ100は、マイコン118を中心として、図2および図3に示す動作(その1)、図21および図22に示す動作(その2)をそれぞれ実行する。
〔2−1.動作(その1)〕
ここでは、図2および図3に示す動作(その1)について説明する。
まず、マイコン118は、接続したソース機器をユーザーに選択させる選択画面MA(図4参照)をモニタ120に表示して、接続したソース機器をユーザーに選択させる(ステップSA−1)。
ここで、図4に示す選択画面MAについて説明する。選択画面MAは、ユーザーへの指示内容を表示する領域MA−1と、マイコン118のメモリに予め設定されたソース機器名の一覧を選択可能に表示する領域MA−2と、ソース機器名を入力する領域MA−3と、接続したソース機器の選択および/または入力が完了したことをマイコン118へ通知する領域MA−4と、で構成される。領域MA−1には、例えば図4に示す「接続したソース機器を選択してください」というような指示内容が表示される。領域MA−2には、例えば図4に示す「CD MD DVD LD VIDEO1 VIDEO2 DVR1 DVR2」というような選択内容が表示される。領域MA−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MAが表示されたことを確認すると、操作キー122を使用して以下の手順〔11〕および〔12〕を実行して、接続したソース機器の選択を行う。
〔11〕ユーザーは、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望のソース機器名の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。そして、接続したソース機器の数が複数である場合には、ユーザーはこの手順を繰り返し行う。なお、カーソルが領域MA−2内に在る場合に操作キー122のENTERキーを押すと、カーソルの位置する部分の背景色が、図4に示すように例えば白からグレーへと切り替わる。また、領域MA−2に表示されているソース機器名の一覧の中に所望のソース機器名が無い場合には、ユーザーは、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを領域MA−3へ移動し、操作キー122の入力キーを操作して所望のソース機器名を入力する。
〔12〕ユーザーは、接続したソース機器の選択や入力が完了したら、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを領域MA−4へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、接続したソース機器の選択や入力が完了したことをマイコン118へ通知する。
図2に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSA−2:Yes)、選択画面MAで選択されたソース機器の総数を、メモリで管理する変数Nに代入して記憶する(ステップSA−3)。なお、マイコン118は、ステップSA−3において、選択画面MAで選択された各々のソース機器に対し、整数値0からN−1までの管理番号を割り振る。
つぎに、マイコン118は、メモリで管理する変数nに0を代入する(ステップSA−4)。
つぎに、マイコン118は、変数nの値と同じ管理番号が割り振られているソース機器の再生をユーザーに指示したりSW106AやSW106Vへ割り当てる(アサインする)入力信号の種別をユーザーに選択させたりする選択画面MB(図5、図6、図7、図8参照)をモニタ120に表示して、ユーザーにソース機器を再生するよう促すと共に、アサインする入力信号の種別を選択させる(ステップSA−5)。
ここで、図5、図6、図7、図8に示す選択画面MBについて説明する。図5、図6、図7、図8に示す選択画面MBは、ユーザーへの指示内容を表示する領域MB−1と、SW106AやSW106Vへアサインする入力信号の種別を選択可能に表示する領域MB−2と、で構成される。領域MB−1には、選択画面MAで選択されたソース機器に応じて、例えば図5に示す「CDを再生してください。」や図6に示す「DVDを再生してください。」や図7に示す「VIDEO1を再生してください。」や図8に示す「VIDEO2を再生してください。」というような指示内容が表示される。領域MB−1には、再生対象のソース機器以外のものを停止するよう促す指示内容をさらに表示してもよい。これにより、後述する確認画面MCに対するユーザーの指示誤りを起こり難くすることができる。領域MB−2には、例えば、図5、図6、図7、図8に示す「アサインするのは、音声のみ 映像のみ 音声と映像」というような選択内容が表示される。領域MB−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MBが表示されたことを確認すると、指示されたソース機器を再生すると共に、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の種別の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、指示されたソース機器の再生とSW106AやSW106Vへアサインする入力信号の種別の選択とが完了したことをマイコン118へ通知する。
図2に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSA−6:Yes)、出力機器からの再生音・再生映像が所望のものであるかをユーザーに確認させる確認画面MC(図9、図10、図11、図12参照)をモニタ120に表示して、出力機器からの再生音・再生映像が選択画面MBで指示されたソース機器からのものであるかをユーザーに確認させる(ステップSA−7)。
ここで、図9、図10、図11、図12に示す確認画面MCについて説明する。図9、図10、図11、図12に示す確認画面MCは、ユーザーへの指示内容を表示する領域MC−1で構成される。領域MC−1には、選択画面MAで選択されたソース機器および入力信号の種別に応じて、例えば図9に示す「アサイン確認中...CDの再生音が聴こえたらENTERキーを押してください。」や図10に示す「アサイン確認中...DVDの再生音と映像を視聴できたらENTERキーを押してください。」や図11に示す「アサイン確認中...VIDEO1の再生音と映像を視聴できたらENTERキーを押してください。」や図12に示す「アサイン確認中...VIDEO2の再生音と映像を視聴できたらENTERキーを押してください。」というような指示内容が表示される。
ユーザーは、モニタ120に確認画面MCが表示されたことを確認すると、出力機器からの再生音・再生映像を確認しながら、それが選択画面MBで指示されたソース機器からのものである時に操作キー122のENTERキーを押す。
図2に戻り、マイコン118は、選択画面MBで選択された入力信号の種別を確認し、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器について、以下の3つのパターンの処理の中からその種別に対応するものを実行する。
〔パターン1:選択された入力信号の種別が「音声のみ」であった場合〕
図3へ進み、マイコン118は、選択画面MBで選択された入力信号の種別が「音声のみ」であった場合(ステップSA−8:「音声のみ」)、メモリで管理する変数iに0を代入する(ステップSA−9)。なお、マイコン118のメモリには、音声入力端子群102Aの各々の入力端子に対し整数値0からI−1(I:音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図13に示すような管理テーブルが予め記憶されている。
図3に戻り、マイコン118は、音声入力端子群102Aの複数の入力端子の中から図13において変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Aを制御することで、SW106Aを、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSA−10)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MCに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSA−11:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器と、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリで図14に示すように記憶し(ステップSA−12)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSA−11:No)にはステップSA−13へ進む。
ここで、図14に示す管理テーブルについて説明する。図14に示す管理テーブルは、管理番号とソース機器名と音声入力端子識別情報と映像入力端子識別情報とHDMI入力端子識別情報とを相互に関連付けて格納する。管理番号は、上述したステップSA−3において割り振ったものである。音声入力端子識別情報は、音声入力端子群102Aの各々の入力端子を一意に識別するためのものであり、例えばa1、a2、a3、d1、d2、d3などである。映像入力端子識別情報は、映像入力端子群102Vの各々の入力端子を一意に識別するためのものであり、例えばcn1、cn2、cs1、cs2、sv1、sv2などである。HDMI入力端子識別情報は、HDMI入力端子群102Hの各々の入力端子を一意に識別するためのものであり、例えばHDMI1、HDMI2などである。
なお、パターン1の処理では映像信号がアサインされないので、図14に示すテーブルには映像入力端子識別情報として「OFF」を格納してもよい。
図3に戻り、マイコン118は、変数iをインクリメントする(ステップSA−13)。具体的には、マイコン118は、変数iに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数iの値が、音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数I以上であるか否かを判定し、その判定結果が「I以上でない」というものであった場合(ステップSA−14:No)にはステップSA−10へ戻り、その判定結果が「I以上である」というものであった場合(ステップSA−14:Yes)にはステップSA−32へ進む。
〔パターン2:選択された入力信号の種別が「映像のみ」であった場合〕
マイコン118は、選択画面MBで選択された入力信号の種別が「映像のみ」であった場合(ステップSA−8:「映像のみ」)、メモリで管理する変数jに0を代入する(ステップSA−15)。なお、マイコン118のメモリには、映像入力端子群102Vの各々の入力端子に対し整数値0からJ−1(J:映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図15に示すような管理テーブルが予め記憶されている。
図3に戻り、マイコン118は、映像入力端子群102Vの複数の入力端子の中から図15において変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Vを制御することで、SW106Vを、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSA−16)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MCに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSA−17:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器と、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリで図14に示すように記憶し(ステップSA−18)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSA−17:No)にはステップSA−19へ進む。なお、パターン2の処理では音声信号がアサインされないので、図14に示す管理テーブルには音声入力端子識別情報として「OFF」を格納してもよい。
図3に戻り、マイコン118は、変数jをインクリメントする(ステップSA−19)。具体的には、マイコン118は、変数jに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数jの値が、映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数J以上であるか否かを判定し、その判定結果が「J以上でない」というものであった場合(ステップSA−20:No)にはステップSA−16へ戻り、その判定結果が「J以上である」というものであった場合(ステップSA−20:Yes)にはステップSA−32へ進む。
〔パターン3:選択された入力信号の種別が「音声と映像」であった場合〕
マイコン118は、選択画面MBで選択された入力信号の種別が「音声と映像」であった場合(ステップSA−8:「音声と映像」)、メモリで管理する変数iおよび変数jにそれぞれ0を代入する(ステップSA−21)。なお、マイコン118のメモリには、音声入力端子群102Aの各々の入力端子に対し整数値0からI−1(I:音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図13に示すような管理テーブルが予め記憶されている。また、マイコン118のメモリには、映像入力端子群102Vの各々の入力端子に対し整数値0からJ−1(J:映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図15に示すような管理テーブルが予め記憶されている。
図3に戻り、マイコン118は、音声入力端子群102Aの複数の入力端子の中から図13において変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Aを制御することで、SW106Aで、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSA−22)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MCに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSA−23:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器と、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリで図14に示すように記憶し(ステップSA−24)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSA−23:No)にはステップSA−30へ進む。
図3に戻り、マイコン118は、映像入力端子群102Vの複数の入力端子の中から図15において変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Vを制御することで、SW106Vを、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSA−25)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MCに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSA−26:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器と、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をステップSA−24で決定した対応関係と関連付けてメモリで図14に示すように記憶し(ステップSA−27)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSA−26:No)にはステップSA−28へ進む。
図3に戻り、マイコン118は、変数jをインクリメントする(ステップSA−28)。具体的には、マイコン118は、変数jに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数jの値が、映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数J以上であるか否かを判定し、その判定結果が「J以上でない」というものであった場合(ステップSA−29:No)にはステップSA−25へ戻り、その判定結果が「J以上である」というものであった場合(ステップSA−29:Yes)にはステップSA−30へ進む。
つぎに、マイコン118は、変数iをインクリメントする(ステップSA−30)。具体的には、マイコン118は、変数iに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数iの値が、音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数I以上であるか否かを判定し、その判定結果が「I以上でない」というものであった場合(ステップSA−31:No)にはステップSA−22へ戻り、その判定結果が「I以上である」というものであった場合(ステップSA−31:Yes)にはステップSA−32へ進む。
これにて、3つのパターンの処理の説明を終了する。
つぎに、マイコン118は、変数nをインクリメントする(ステップSA−32)。具体的には、マイコン118は、変数nに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数nの値が、接続したソース機器の総数N以上であるか否かを判定し、その判定結果が「N以上でない」というものであった場合(ステップSA−33:No)にはステップSA−5へ戻り、その判定結果が「N以上である」というものであった場合(ステップSA−33:Yes)には処理を終了する。
以上の処理の結果、図14に示すように、接続した各々のソース機器について、音声信号を入力する入力端子と、映像信号を入力する入力端子と、HDMI信号を入力する入力端子とが決定する。
なお、AVアンプ100は、図2および図3に示す動作に続けて、マイコン118を中心として、図16に示す動作を実行してもよい。図16は、AVアンプ100の動作の一例を示すフローチャートである。
マイコン118は、図3に示すステップSA−33に続けて、変数nに0を代入することで変数nをリセットする(ステップSA−34)。
つぎに、マイコン118は、図14において、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器に対し、HDMI入力端子識別情報が格納されているか否か(HDMI入力端子群102Hへの割り当てがあるか否か)、音声信号入力端子識別情報が複数格納されているか否か(音声入力端子群102Aへの割り当てが複数あるか否か)、映像信号入力端子識別情報が複数格納されているか否か(映像入力端子群102Vへの割り当てが複数あるか否か)を確認する(ステップSA−35)。
つぎに、マイコン118は、ステップSA−35での確認結果が「図14においてHDMI入力端子群102Hへの割り当てがある」というものであった場合(ステップSA−36:Yes)には、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器からのHDMI音声信号の出力先をユーザーに選択させる選択画面MD(図17参照)をモニタ120に表示して、HDMI音声信号の出力先をユーザーに選択させ(ステップSA−37)、HDMI入力端子群102Hへの割り当てがない場合(ステップSA−36:No)には、ステップSA−40へ進む。
ここで、図17に示す選択画面MDについて説明する。選択画面MDは、図14において変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器名を表示する領域MD−1と、HDMI音声信号の出力先を選択可能に表示する領域MD−2と、で構成される。領域MD−1には、例えば図17に示す「接続ソース機器:DVD」というような内容が表示される。領域MD−2には、例えば図17に示す「HDMI入力の音声信号は、《テレビスピーカ》《スピーカ》から、出力します。」というような選択内容が表示される。領域MD−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MDが表示されたことを確認すると、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の出力先の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、HDMI音声信号の出力先の選択が完了したことをマイコン118へ通知する。
図16に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSA−38:Yes)、選択画面MDにおける選択結果をメモリに記憶する(ステップSA−39)。
つぎに、マイコン118は、ステップSA−35での確認結果が「図14において音声入力端子群102Aへの割り当てが複数ある」というものであった場合(ステップSA−40:Yes)には、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器から入力する音声信号の種別(例えば、アナログ、デジタルなど)をユーザーに選択させる選択画面ME(図18参照)をモニタ120に表示して、入力する音声信号の種別をユーザーに選択させ(ステップSA−41)、音声入力端子群102Aへの割り当てが複数ない場合(ステップSA−40:No)には、ステップSA−44へ進む。
ここで、図18に示す選択画面MEについて説明する。選択画面MEは、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器名を表示する領域ME−1と、入力する音声信号の種別を選択可能に表示する領域ME−2と、で構成される。領域ME−1には、例えば図18に示す「接続ソース機器:CD」というような内容が表示される。領域ME−2には、例えば図18に示す「音声入力は、《AUTO(DIGITALが優先となります)》《ANALOG固定》《DIGITAL固定》」というような選択内容が表示される。領域ME−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MEが表示されたことを確認すると、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の種別の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、入力する音声信号の種別の選択が完了したことをマイコン118へ通知する。
図16に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSA−42:Yes)、選択画面MEにおける選択結果をメモリに記憶する(ステップSA−43)。
つぎに、マイコン118は、ステップSA−35での確認結果が「図14において映像入力端子群102Vへの割り当てが複数ある」というものであった場合(ステップSA−44:Yes)には、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器から入力する映像信号の種別(例えばコンポーネント、コンポジットなど)をユーザーに選択させる選択画面MF(図19参照)をモニタ120に表示して、入力する映像信号の種別をユーザーに選択させ(ステップSA−45)、映像入力端子群102Vへの割り当てが複数ない場合(ステップSA−44:No)には、ステップSA−48へ進む。
ここで、図19に示す選択画面MFについて説明する。選択画面MFは、変数nの値と同じ管理番号に対応するソース機器名を表示する領域MF−1と、入力する映像信号の種別を選択可能に表示する領域MF−2と、で構成される。領域MF−1には、例えば図19に示す「接続ソース機器:DVD」というような内容が表示される。領域MF−2には、例えば図19に示す「映像入力は、《AUTO(コンポーネント、Sビデオ、コンポジットの順で優先します)》《コンポーネント1》《コンポジット2》」というような選択内容が表示される。領域MF−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MFが表示されたことを確認すると、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の種別の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、入力する映像信号の種別の選択が完了したことをマイコン118へ通知する。
図16に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSA−46:Yes)、選択画面MFにおける選択結果をメモリに記憶する(ステップSA−47)。
つぎに、マイコン118は、変数nをインクリメントする(ステップSA−48)。具体的には、マイコン118は、変数nに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数nの値が、接続したソース機器の総数N以上であるか否かを判定し、その判定結果が「N以上でない」というものであった場合(ステップSA−49:No)にはステップSA−35へ戻り、その判定結果が「N以上である」というものであった場合(ステップSA−49:Yes)には処理を終了する。
以上の処理の結果、図20に示すように、接続した各々のソース機器について、音声信号を入力する入力端子と、映像信号を入力する入力端子と、HDMI信号を入力する入力端子とに加えて、さらに、入力する音声信号の種別と、入力する映像信号の種別と、HDMI信号の出力先と、が決定する。
そして、AVアンプ100の通常の再生時にユーザーが例えば「CD→DVD→VIDEO1→VIDEO2→TUNER(接続したソース機器とは関係ないファンクション)→・・・」のようにファンクションの切替操作を行うことで、視聴したいファンクションを選択すると、マイコン118は、メモリで管理している図14や図20に示す管理テーブルに基づいて、HDMI音声信号切替スイッチ128を制御したり、DSP112に対してアナログ音声信号またはデジタル音声信号のどちらを使用するかを指示したり、SW106AやSW106Vを制御したりする。ユーザーが例えば視聴したいファンクションとしてCDを選択すると、マイコン118は、例えば図20に示す管理テーブルに基づいて、DSP112に対してデジタル音声信号をデコードするよう指示したり、SW106Aを入力端子102Ad2に切り替え且つSW106VをOFFに切り替えるよう制御したりする。
〔2−2.動作(その2)〕
ここでは、図21および図22などで示す動作(その2)について説明する。なお、本説明では、上述した〔2−1.動作(その1)〕での説明と重複するものを省略する場合がある。
まず、マイコン118は、接続のアサインを設定するファンクションをユーザーに選択させる選択画面MG(図23参照)をモニタ120に表示して、接続のアサインを設定するファンクションをユーザーに選択させる(ステップSB−1)。
ここで、図23に示す選択画面MGについて説明する。選択画面MGは、ユーザーへの指示内容を表示する領域MG−1と、マイコン118のメモリに予め設定されたファンクション名の一覧を選択可能に表示する領域MG−2と、ファンクションの選択が完了したことをマイコン118へ通知する領域MG−3と、で構成される。領域MG−1には、例えば図23に示す「接続するファンクションを選択してください」というような指示内容が表示される。領域MG−2には、例えば図23に示す「FUNC1 FUNC2 FUNC3 FUNC4 FUNC5」というような選択内容が表示される。領域MG−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MGが表示されたことを確認すると、操作キー122を使用して以下の手順〔21〕および〔22〕を実行して、接続のアサインを設定するファンクションの選択を行う。
〔21〕ユーザーは、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望のファンクション名の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。そして、接続のアサインを設定するファンクションの数が複数である場合には、ユーザーはこの手順を繰り返し行う。なお、カーソルが領域MG−2内に在る場合に操作キー122のENTERキーを押すと、カーソルが位置する部分の背景色が、図23に示すように例えば白からグレーへと切り替わる。
〔22〕ユーザーは、接続のアサインを設定するファンクションの選択が完了したら、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを領域MG−3へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、ファンクションの選択が完了したことをマイコン118へ通知する。
図21に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSB−2:Yes)、選択画面MGで選択されたファンクションの総数を、メモリで管理する変数Nに代入して記憶する(ステップSB−3)。なお、マイコン118は、ステップSB−3において、選択画面MGで選択された各々のファンクションに対し、整数値0からN−1までの管理番号を割り振る。
つぎに、マイコン118は、メモリで管理する変数nに0を代入する(ステップSB−4)。
つぎに、マイコン118は、変数nの値と同じ管理番号が割り振られているファンクションにアサインするソース機器の再生をユーザーに指示したりSW106AやSW106Vへアサインする入力信号の種別をユーザーに選択させたりする選択画面MH(図24、図25参照)をモニタ120に表示して、ユーザーにソース機器を再生するよう促すと共に、アサインする入力信号の種別を選択させる(ステップSB−5)。
ここで、図24、図25に示す選択画面MHについて説明する。図24、図25に示す選択画面MHは、ユーザーへの指示内容を表示する領域MH−1と、SW106AやSW106Vへアサインする入力信号の種別を選択可能に表示する領域MH−2と、で構成される。領域MH−1には、選択画面MAで選択されたファンクションに応じて、例えば図24に示す「FUNC1のアサイン設定を行います。FUNC1にアサインするソース機器の再生をしてください。」や図25に示す「FUNC3のアサイン設定を行います。FUNC3にアサインするソース機器の再生をしてください。」というような指示内容が表示される。領域MH−1には、再生対象のソース機器以外のものを停止するよう促す内容をさらに表示してもよい。これにより、後述する確認画面MIに対するユーザーの指示誤りを起こり難くすることができる。領域MH−2には、例えば、図24、図25に示す「アサインするのは、音声のみ 映像のみ 音声と映像」というような選択内容が表示される。領域MH−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MHが表示されたことを確認すると、指示されたファンクションにアサインするソース機器を再生すると共に、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の種別の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、指示されたファンクションにアサインするソース機器の再生とSW106AやSW106Vへアサインする入力信号の種別の選択とが完了したことをマイコン118へ通知する。
図21に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSB−6:Yes)、出力機器からの再生音・再生映像が所望のものであるかをユーザーに確認させるための確認画面MI(図26、図27参照)をモニタ120に表示して、出力機器からの再生音・再生映像が選択領域MHで指示されたファンクションにアサインするソース機器からのものであるかをユーザーに確認させる(ステップSB−7)。
ここで、図26、図27に示す確認画面MIについて説明する。図26、図27に示す確認画面MIは、ユーザーへの指示内容を表示する領域MH−1で構成される。領域MH−1には、選択画面MHで選択されたファンクションにアサインするソース機器および入力信号の種別に応じて、例えば図26に示す「アサイン確認中...再生音が聴こえたらENTERキーを押してください。」や図27に示す「アサイン確認中...再生音と映像を視聴できたらENTERキーを押してください。」というような指示内容が表示される。
ユーザーは、モニタ120に確認画面MIが表示されたことを確認すると、出力機器からの再生音・再生映像を確認しながら、それが選択画面MHで指示されたファンクションにアサインするソース機器からのものである時に操作キー122のENTERキーを押す。
図21に戻り、マイコン118は、選択画面MHで選択された入力信号の種別を確認し、変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションについて、以下の3つのパターンの処理の中からその種別に対応するものを実行する。
〔パターン1:選択された入力信号の種別が「音声のみ」であった場合〕
図22へ進み、マイコン118は、選択画面MHで選択された入力信号の種別が「音声のみ」であった場合(ステップSB−8:「音声のみ」)、メモリで管理する変数iに0を代入する(ステップSB−9)。なお、マイコン118のメモリは、音声入力端子群102Aの各々の入力端子に対し整数値0からI−1(I:音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図13に示すような管理テーブルが予め記憶されている。
図22に戻り、マイコン118は、音声入力端子群102Aの複数の入力端子の中から図13において変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Aを制御することで、SW106Aを、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSB−10)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MIに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSB−11:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションと、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリで図28に示すように記憶し(ステップSB−12)、ENTERキーが押されてない場合(ステップSB−11:No)にはステップSB−13へ進む。
ここで、図28に示す管理テーブルについて説明する。図28に示す管理テーブルは、管理番号とファンクション名と音声入力端子識別情報と映像入力端子識別情報とを相互に関連付けて格納する。管理番号は、上述したステップSB−3において割り振ったものである。音声入力端子識別情報は、音声入力端子群102Aの各々の入力端子を一意に識別するためのものであり、例えばa1、a2、a3、d1、d2、d3などである。映像入力端子識別情報は、映像入力端子群102Vの各々の入力端子を一意に識別するためのものであり、例えばcn1、cn2、cs1、cs2、sv1、sv2などである。なお、パターン1の処理では映像信号がアサインされないので、図14に示すテーブルには映像入力端子識別情報として「OFF」を格納してもよい。
図22に戻り、マイコン118は、変数iをインクリメントする(ステップSB−13)。具体的には、マイコン118は、変数iに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数iの値が、音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数I以上であるか否かを判定し、その判定結果が「I以上でない」というものであった場合(ステップSB−14:No)にはステップSB−10へ戻り、その判定結果が「I以上である」というものであった場合(ステップSB−14:Yes)にはステップSB−32へ進む。
〔パターン2:選択された入力信号の種別が「映像のみ」であった場合〕
マイコン118は、選択画面MHで選択された入力信号の種別が「映像のみ」であった場合(ステップSB−8:「映像のみ」)、メモリで管理する変数jに0を代入する(ステップSB−15)。なお、マイコン118のメモリは、映像入力端子群102Vの個々の入力端子に対し整数値0からJ−1(J:映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図15に示すような管理テーブルが予め記憶されている。
図22に戻り、マイコン118は、映像入力端子群102Vの複数の入力端子の中から図15において変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Vを制御することで、SW106Vを、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSB−16)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MIに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSB−17:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションと、変数jの値と同じ管理番号の入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリで図28に示すように記憶し(ステップSB−18)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSB−17:No)にはステップSB−19へ進む。なお、パターン2の処理では音声信号がアサインされないので、図14に示す管理テーブルには音声入力端子識別情報として「OFF」を格納してもよい。
図22に戻り、マイコン118は、変数jをインクリメントする(ステップSB−19)。具体的には、マイコン118は、変数jに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数jの値が、映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数J以上であるか否かを判定し、その判定結果が「J以上でない」というものであった場合(ステップSB−20:No)にはステップSB−16へ戻り、その判定結果が「J以上である」というものであった場合(ステップSB−20:Yes)にはステップSB−32へ進む。
〔パターン3:選択された入力信号の種別が「音声と映像」であった場合〕
マイコン118は、選択画面MHで選択された入力信号の種別が「音声と映像」であった場合(ステップSB−8:「音声と映像」)、メモリで管理する変数iおよび変数jにそれぞれ0を代入する(ステップSB−21)。なお、マイコン118のメモリには、音声入力端子群102Aの各々の入力端子に対し整数値0からI−1(I:音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図13に示すような管理テーブルが予め記憶されている。また、マイコン118のメモリには、映像入力端子群102Vの各々の入力端子に対し整数値0からJ−1(J:映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数)までの管理番号が割り振られた図15に示すような管理テーブルが予め記憶されている。
図22に戻り、マイコン118は、音声入力端子群102Aの複数の入力端子の中から図13において変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Aを制御することで、SW106Aと、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子とを接続する(ステップSB−22)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MIに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSB−23:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションと、変数iの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリで図28に示すように記憶し(ステップSB−24)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSB−23:No)にはステップSB−30へ進む。
図22に戻り、マイコン118は、映像入力端子群102Vの複数の入力端子の中から図15において変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子に接続を切り替えるようSW106Vを制御することで、SW106Vを、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子と接続する(ステップSB−25)。
つぎに、マイコン118は、確認画面MIに対して操作キー122のENTERキーが押されたか否かを確認し、その確認結果が「ENTERキーが押された」というものであった場合(ステップSB−26:Yes)には変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションと、変数jの値と同じ管理番号に対応する入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をステップSB−24で決定した対応関係と関連付けてメモリで図28に示すように記憶し(ステップSB−27)、その確認結果が「ENTERキーが押されてない」というものであった場合(ステップSB−26:No)にはステップSB−28へ進む。
図22に戻り、マイコン118は、変数jをインクリメントする(ステップSB−28)。具体的には、マイコン118は、変数jに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数jの値が、映像入力端子群102Vを構成する入力端子の総数J以上であるか否かを判定し、その判定結果が「J以上でない」というものであった場合(ステップSB−29:No)にはステップSB−25へ戻り、その判定結果が「J以上である」というものであった場合(ステップSB−29:Yes)にはステップSB−30へ進む。
つぎに、マイコン118は、変数iをインクリメントする(ステップSB−30)。具体的には、マイコン118は、変数iに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数iの値が、音声入力端子群102Aを構成する入力端子の総数I以上であるか否かを判定し、その判定結果が「I以上でない」というものであった場合(ステップSB−31:No)にはステップSB−22へ戻り、その判定結果が「I以上である」というものであった場合(ステップSB−31:Yes)にはステップSB−32へ進む。
これにて、3つのパターンの処理の説明を終了する。
つぎに、マイコン118は、変数nをインクリメントする(ステップSB−32)。具体的には、マイコン118は、変数nに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数nの値が、接続のアサインを設定するファンクションの総数N以上であるか否かを判定し、その判定結果が「N以上でない」というものであった場合(ステップSB−33:No)にはステップSB−5へ戻り、その判定結果が「N以上である」というものであった場合(ステップSB−33:Yes)には処理を終了する。
以上の処理の結果、図28に示すように、接続のアサインを設定した各々のファンクションについて、音声信号を入力する入力端子と、映像信号を入力する入力端子とが決定する。
なお、AVアンプ100は、図21および図22に示す動作に続けて、マイコン118を中心として、図29に示す動作を実行してもよい。図29は、AVアンプ100の動作の一例を示すフローチャートである。
マイコン118は、図22に示すステップSB−33に続けて、変数nに0を代入することで変数nをリセットする(ステップSB−34)。
つぎに、マイコン118は、図28において、変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションに対し、音声信号入力端子識別情報が複数格納されているか否か(音声入力端子群102Aへの割り当てが複数あるか否か)、映像信号入力端子識別情報が複数格納されているか否か(映像入力端子群102Vへの割り当てが複数あるか否か)を確認する(ステップSB−35)。
つぎに、マイコン118は、ステップSB−35での確認結果が「図28において音声入力端子群102Aへの割り当てが複数ある」というものであった場合(ステップSB−36:Yes)には、変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションにアサインするソース機器から入力する音声信号の種別(例えば、アナログ、デジタルなど)をユーザーに選択させる選択画面MJ(図30参照)をモニタ120に表示して、入力する音声信号の種別をユーザーに選択させ(ステップSB−37)、音声入力端子群102Aへの割り当てが複数ない場合(ステップSB−36:No)には、ステップSB−40へ進む。
ここで、図30に示す選択画面MJについて説明する。選択画面MJは、変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクション名を表示する領域MJ−1と、入力する音声信号の種別を選択可能に表示する領域MJ−2と、で構成される。領域MJ−1には、例えば図30に示す「FUNC1」というような内容が表示される。領域MJ−2には、例えば図30に示す「音声入力は、《AUTO(DIGITALが優先となります)》《ANALOG固定》《DIGITAL固定》」というような選択内容が表示される。領域MJ−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MJが表示されたことを確認すると、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の種別の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、入力する音声信号の種別の選択が完了したことをマイコン118へ通知する。
図29に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSB−38:Yes)、選択画面MJにおける選択結果をメモリに記憶する(ステップSB−39)。
つぎに、マイコン118は、ステップSB−35での確認結果が「図28において映像入力端子群102Vへの割り当てが複数ある」というものであった場合(ステップSB−40:Yes)には、変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクションにアサインするソース機器から入力する映像信号の種別(例えばコンポーネント、コンポジットなど)をユーザーに選択させる選択画面MK(図31参照)をモニタ120に表示して、入力する映像信号の種別をユーザーに選択させ(ステップSB−41)、入力端子群102Vへの割り当てが複数ない場合(ステップSB−40:No)には、ステップSB−44へ進む。
ここで、図31に示す選択画面MKについて説明する。選択画面MKは、変数nの値と同じ管理番号に対応するファンクション名を表示する領域MK−1と、入力する映像信号の種別を選択可能に表示する領域MK−2と、で構成される。領域MK−1には、例えば図31に示す「FUNC3」というような内容が表示される。領域MK−2には、例えば図31に示す「映像入力は、《AUTO(コンポーネント、Sビデオ、コンポジットの順で優先します)》《コンポーネント1》《コンポジット2》」というような選択内容が表示される。領域MK−2には、操作キー122の矢印キーで移動可能なカーソルが表示される。
ユーザーは、モニタ120に選択画面MKが表示されたことを確認すると、操作キー122の矢印キーを操作してカーソルを所望の種別の表示位置へ移動し、操作キー122のENTERキーを押す。これにより、ユーザーは、入力する映像信号の種別の選択が完了したことをマイコン118へ通知する。
図29に戻り、マイコン118は、操作キー122のENTERキーが押されると(ステップSB−42:Yes)、選択画面MKにおける選択結果をメモリに記憶する(ステップSA−43)。
つぎに、マイコン118は、変数nをインクリメントする(ステップSB−44)。具体的には、マイコン118は、変数nに1を加える。
つぎに、マイコン118は、変数nの値が、接続のアサインを設定するファンクションの総数N以上であるか否かを判定し、その判定結果が「N以上でない」というものであった場合(ステップSB−45:No)にはステップSB−35へ戻り、その判定結果が「N以上である」というものであった場合(ステップSB−45:Yes)には処理を終了する。
以上の処理の結果、図32に示すように、接続のアサインを設定した各々のファンクションについて、音声信号を入力する入力端子と、映像信号を入力する入力端子とに加えて、さらに、入力する音声信号の種別と、入力する映像信号の種別とが決定する。
そして、AVアンプ100の通常の再生時にユーザーが例えば「FUNC1→FUNC3→FUNC4→FUNC5→TUNER(接続したソース機器とは関係ないファンクション)→・・・」のようにファンクションの切替操作を行うことで、視聴したいファンクションを選択すると、マイコン118は、メモリで管理している図28や図32に示す管理テーブルに基づいて、DSP112に対してアナログ音声信号またはデジタル音声信号のどちらを使用するかを指示したり、SW106AおよびSW106Vを制御したりする。ユーザーが例えば視聴したいファンクションとしてCDを選択すると、マイコン118は、例えば図32に示す管理テーブルに基づいて、DSP112に対してデジタル音声信号をデコードするよう指示したり、SW106Aを入力端子102Ad2に切り替え且つSW106VをOFFに切り替えるよう制御したりする。
〔3.AVアンプ100のまとめ〕
以上、詳細に説明したように、AVアンプ100によれば、音声入力端子群102Aを構成する各々の入力端子および映像入力端子群102Vを構成する各々の入力端子をそれぞれSW106AおよびSW106Vに切り替えさせながら、出力機器からの出力が所望のものであるか否かをユーザーに操作キー122で指示させることで、操作キー122でユーザーに予め設定させたソース機器またはファンクションと、音声入力端子群102Aを構成する各々の入力端子・映像入力端子群102Vを構成する各々の入力端子・HDMI入力端子群を構成する各々の入力端子との対応関係を決定し、決定した対応関係をメモリに記憶する。これにより、同一種別の信号を出力する同一種別のソース機器が複数接続されて再生されている場合でも、各ソース機器についてファンクションと入力端子との対応関係を正しく決定することができ、結果としてソース機器の接続作業に掛かるユーザーの負担を確実に軽減し、布いては従来のような接続ミスや設定ミスの発生を無くすこと等ができる。
なお、AVアンプ100によれば、音声入力端子群102Aを構成する各々の入力端子や映像入力端子群102Vを構成する各々の入力端子で入力する信号の種別をユーザーに選択させ、選択された種別に応じてSW106AおよびSW106Vに入力端子を切り替えさせながらユーザーに出力機器からの出力が所望のものであるか否かを指示させることで、対応関係を決定してもよい。これにより、SW106AおよびSW106Vを効率よく制御することができる。
また、AVアンプ100によれば、決定した対応関係においてHDMI信号の入力端子(HDMI1、HDMI2)が割り当てられている場合には、当該入力端子で入力した信号の出力先をユーザーに設定させてもよい。これにより、ユーザーは所望の出力先を設定することができる。
また、AVアンプ100によれば、決定した対応関係において音声信号の入力端子(a1、a2、a3、d1、d2、d3)や映像信号の入力端子(cn1、cn2、cs1、cs2、sv1、sv2)がそれぞれ複数割り当てられている場合には、当該入力端子で入力する信号の種別をユーザーに設定させてもよい。これにより、ユーザーは所望の種別の入力信号を設定することができる。
また、AVアンプ100によれば、現状のようなリアパネルへの文字の印刷が不要となるので、リアパネル内の印刷領域を別の目的(例えば、入力端子を増やしたり、デザイン的にすっきりとしたものに改良したりすることなどの目的)で使用することができる。
また、AVアンプ100によれば、上述した対応関係を決定する際、SW106AやSW106Vを、マイコン118で自動制御せずにユーザーで手動制御してもよい。具体的には、ユーザーは、以下の手順〔31〕から〔34〕に従ってSW106AやSW106Vを手動で制御することで、マイコン118のメモリに、図33に示すような対応関係を記憶させてもよい。
〔31〕ユーザーは、接続した全てのソース機器を再生する。
〔32〕ユーザーは、操作キー122でSW106Aを切り替えながら、出力機器から所望の音声が出力されたのを確認したところで次へ進む。
〔33〕ユーザーは、操作キー122でSW106Vを切り替えながら、出力機器から所望の映像が出力されたのを確認したところで次へ進む。
〔34〕ユーザーは、操作キー122でファンクション名を指定しENTERキーを押す。これにより、マイコン118のメモリには、図33に示す対応関係が記憶される。
そして、通常の再生時においてユーザーが視聴したいファンクションを選択すると、マイコン118は、メモリに記憶した対応関係に基づいてSW106AおよびSW106Vを制御する。
このような手動制御による対応関係の決定の場合、1つのソース機器を複数のファンクションに割り当てることができる。
また、上述した動作(その2)のように、ファンクション名は、接続機器に限らず、例えば「ファンクション1」や「ファンクション2」、「ファンクション3」などのように設定してもよい。これにより、例えばファンクション1には姉、ファンクション2には父、ファンクション3には母といったように、使う人ごとにファンクションを振り分けたり、例えばデモンストレーションなどで色々な映像や資料を視聴したいときにファンクションごとに設定しておいたりすることができる。また、ファンクション名をリネームする(書き換える)機能を付加してもよい。これにより、ユーザーにとってさらに使い勝手がよくなる。また、例えばCDをアナログ入力に接続しDVDをアナログ入力とコンポジット入力に接続している際において映像をDVDで音声をCDで視聴したい場合、リアパネルの配線を変えなくても、新たなファンクションに、音声・CD、映像・DVDと割り当てることができる。