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JP2008147460A - 半導体ウエーハの評価方法 - Google Patents

半導体ウエーハの評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接合リーク電流測定を、簡単に、より正確に行い、より高精度に半導体ウエーハを評価することができる半導体ウエーハの評価方法を提供する。
【解決手段】半導体ウエーハの評価方法であって、少なくとも、半導体ウエーハ表面に酸化膜を形成し、該酸化膜の一部を除去して窓明けを行い、該窓から、評価する半導体の導電型とは異なる導電型のドーパントを拡散し、前記評価する半導体内に拡散部を形成してPN接合を形成した後、0Vバイアス時のリーク電流値Iおよび逆バイアス印加時のリーク電流値Iを測定し、該逆バイアス印加時のリーク電流値Iと前記0Vバイアス時のリーク電流値Iとの差ΔI=I−Iを算出し、該算出したΔIに基づいて半導体ウエーハを評価する半導体ウエーハの評価方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、シリコンウェーハ等の半導体ウエーハを評価する方法に関し、特には電気的特性から品質評価を行なう方法に関する。
最近では、電子デバイスのさらなる微細化、高性能化のため、より高品質なシリコンウエーハ等の半導体ウエーハが求められている。そして、このような傾向に伴い、半導体ウエーハの評価方法においても、より正確に評価することができる方法が望まれている。
半導体ウエーハの評価方法としては、物理・化学分析として多種多様の手法が知られており、極めて範囲が広く、種々の評価方法が用いられている。
これらの中で、電気特性評価は実際のデバイスに近い方法であり、また感度の点からも有望視されている。
デバイス材料としての例えばシリコンウエーハの電気特性評価法としては、GOIやライフタイム、DLTSなどが知られている。特にGOIは、CZシリコン結晶中に存在するCOPや、酸素析出などに感度があり重要な評価手法である。しかし、このGOIはシリコンウエーハの最表面を20nm程度酸化し、これに電極を形成して絶縁破壊特性を評価するものである。
このGOIはシリコンウエーハ表層の評価が可能であるが、デバイス活性領域(表面近傍)の評価手法の一つとして、接合リーク電流特性がある。
ここで、接合リーク電流特性を用いた一般的な手法について述べる。図5は、従来における評価方法の一例を説明するための説明図である。ここでは、P型で、研磨後のシリコンウエーハ21を例に挙げて説明する。
図5に示すように、シリコンウエーハ21の表面に酸化膜22を形成する。その後、シリコンウエーハ21の酸化膜22の一部を除去して窓明けを行い、この窓25から、評価する半導体の導電型(例えばP型)とは異なる導電型(この場合、N型)のドーパントを拡散して拡散部23を形成し、PN接合を形成する。そして、拡散部23上に電極24を形成し、シリコンウエーハ21の裏面側をGNDとし、電極24に逆バイアス(この場合、+の電界)を印加する。これによってP型領域に向かって空乏層(空間電荷領域)が形成される。このとき、この空乏層内に重金属などの欠陥が存在することで、キャリアが発生し、印加電圧により漏れ電流(リーク電流)が検出される(非特許文献1参照)。このリーク電流をもとに半導体ウエーハの評価を行う。
しかしながら、通常、リーク電流は、測定にはシールドを施したシステムが必須であるほど非常に小さいものであり、測定系からのノイズ等の影響を受けやすく、上述したような近年求められている高精度の測定レベルを満足することは、従来の評価方法では難しい。
超LSIプロセス制御工学 第2章など 津屋英樹(丸善、1995)
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、接合リーク電流測定を、簡単に、より正確に行い、より高精度に半導体ウエーハを評価することができる半導体ウエーハの評価方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、半導体ウエーハの評価方法であって、少なくとも、半導体ウエーハ表面に酸化膜を形成し、該酸化膜の一部を除去して窓明けを行い、該窓から、評価する半導体の導電型とは異なる導電型のドーパントを拡散し、前記評価する半導体内に拡散部を形成してPN接合を形成した後、0Vバイアス時のリーク電流値Iおよび逆バイアス印加時のリーク電流値Iを測定し、該逆バイアス印加時のリーク電流値Iと前記0Vバイアス時のリーク電流値Iとの差ΔI=I−Iを算出し、該算出したΔIに基づいて半導体ウエーハを評価することを特徴とする半導体ウエーハの評価方法を提供する(請求項1)。
このように、本発明は接合リーク電流特性を用いた評価方法であり、少なくとも、まず、半導体ウエーハ表面に酸化膜を形成した後に窓明けを行い、該窓から、評価する半導体の導電型とは異なる導電型のドーパントを拡散し、前記評価する半導体内に拡散部を形成してPN接合を形成する。そして、0Vバイアス時のリーク電流値Iおよび逆バイアス印加時のリーク電流値Iを測定し、これらの差(I−I)であるΔIを算出する。
従来方法で得られるリーク電流値には、測定系からのノイズ等も含まれてしまっていたが、上記のように、逆バイアス印加時のリーク電流値Iから0Vバイアス時のリーク電流値Iを差し引くことにより、測定系からのノイズ等を排除した値を得ることができる。すなわち、評価する半導体内の金属汚染や欠陥種の存在の影響とは関係がない測定系からの影響を除き、上記金属汚染や欠陥により発生するリーク電流をより正確に測定することができる。しかも、逆バイアス印加時のリーク電流値Iから0Vバイアス時のリーク電流値Iを差し引くだけで良いので極めて簡単である。
そして、上記のより正確なリーク電流値ΔIに基づいて半導体ウエーハを評価するので、従来における評価方法よりも高精度に半導体ウエーハの品質を評価することが可能である。
そして、前記評価する半導体の基板抵抗から空乏層幅を算出し、該空乏層幅と前記拡散部の線幅および線長とから空乏層の体積ΔVを算出し、該空乏層の体積ΔVと、前記算出した逆バイアス印加時のリーク電流値Iと0Vバイアス時のリーク電流値Iとの差ΔIとからΔI/ΔVを算出し、該算出したΔI/ΔVから半導体ウエーハを評価することができる(請求項2)。
そもそも、リーク電流値は、空乏層の大きさに影響を受けやすいものであり、また、この空乏層の大きさは基板抵抗に依存する。すなわち、例えば評価する半導体の基板抵抗が大きければ、その分だけ空乏層の領域(体積ΔV)も大きくなり、これに伴い、測定されるリーク電流の値も大きくなる。このように、評価する半導体における基板抵抗の大きさ、空乏層の体積(測定領域)によって、得られるリーク電流の値も変化してしまう。
このように、上記方法で測定し、算出されたΔIを空乏層の体積で規格化し(ΔI/ΔV)、このΔI/ΔVから半導体ウエーハを評価すれば、測定領域の違いによるリーク電流の違いを排除することができ、空乏層の大きさの差による影響を排除して評価することが可能になる。
なお、このとき、前記空乏層幅を下記式(1a)および(1b)を用いて算出し、前記空乏層の体積ΔVを下記式(1c)を用いて算出することができる(請求項3)。
Figure 2008147460
(式中、Wは空乏層幅を示す。εは評価する半導体の誘電率を示す。Vbiは内部電位を示し、Vはリーク電流測定時の印加電圧を示す。qは素電荷を示す。Nは評価する半導体のドーパント濃度を示す。
kはボルツマン定数を示す。Tは温度を示す。Nは拡散部のドーパント濃度を示す。niは真性キャリア濃度を示す。
ΔVは空乏層の体積を示す。Lは拡散部の線幅および線長を示す。)
このように、空乏層の体積ΔVを上記式(1a)〜(1c)を用いて算出することができ、ΔI/ΔVを算出し、半導体ウエーハを評価することができる。なお、式(1a)は空乏層幅Wを算出するための式であり、式(1b)は上記式(1a)中の内部電位Vbiを算出するための式である。
また、式(1c)は、上記式(1a)で算出した空乏層幅Wと、拡散部の線幅および線長(いずれもL)とから空乏層の体積ΔVを算出するための式である。
本発明によって、金属汚染や欠陥種の存在によるリーク電流をより正確に、かつ簡単に見積もることができる。さらには、例えば、検量線の作製により欠陥・汚染量を見積もることも可能になり、半導体ウエーハの品質改善に有効である。
以下では、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
近年では、より高品質な半導体ウエーハが求められており、それに伴い、より高精度な半導体ウエーハの評価方法が望まれている。
この半導体ウエーハの評価方法の一つとして接合リーク電流測定が挙げられるが、通常リーク電流の値は小さいため、寄生抵抗の影響を受けやすい。測定系からのノイズ等によって、従来の評価方法では微量のリーク電流を正確に測ることが難しく、近年要求されている高い測定精度レベル・評価レベルを十分に満足することは困難であった。
そこで、本発明者らが、この接合リーク電流測定を用いた半導体ウエーハの評価方法について鋭意研究を重ねた結果、逆バイアス印加時のリーク電流値Iから0Vバイアス時のリーク電流値Iを差し引いた値ΔIに基づいて半導体ウエーハを評価すれば、半導体内の品質とは関係がない測定系起因のノイズ等を除いたリーク電流値を得ることができることを見出した。すなわち、簡単な手法で、従来法よりもより正確なリーク電流値を得られ、より高精度に半導体ウエーハを評価することができることを見出し、本発明を完成させた。
以下、本発明の半導体ウエーハの評価方法について、図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は本発明の半導体ウエーハの評価方法を説明するための説明図である。ここでは、評価対象としてシリコンウエーハを例に挙げる。
本発明の評価方法では、評価する半導体ウエーハは特に限定されない。例えばポリッシュドウエーハ(PW)を評価対象としても良いし、エピタキシャルウエーハ(EPW)とすることもできる。また、例えば測定構造を工夫することでSOIウエーハを評価対象とすることも可能である。
まず、図1に示すように、本発明の評価方法における評価する半導体ウエーハ(ここでは、シリコンウエーハ1)について述べる。
上述したように、評価する半導体ウエーハの種類は限定されず、PWやEPW、さらにはSOIウエーハ等、種々のものとすることができる。
そして、リーク電流測定を行うときには、図1のように、評価する半導体内、すなわち、この場合シリコンウエーハ中に拡散部3が形成されている。この拡散部3は、シリコンウエーハ1の表面に形成された酸化膜2をマスクとして、酸化膜2に窓明けされてできた窓5から、シリコンウエーハ1の導電型とは異なる導電型のドーパントがシリコンウエーハ1の内部に拡散されて形成されたものであり、これによってPN接合が形成されている。
また、図1では、これらの拡散部3に電極4を介してプローブを接触させているが、拡散部3上に直接プローブを接触させることもできる。例えば、拡散部3の表面におけるドーパントの濃度に合わせて電極の有無を決定することが可能である。
そして、本発明の評価方法を実施するときのリーク電流測定のために用いる測定機器6は特に限定されることなく、従来から使用されてきたものと同様のものを用いることができる。例えば、ケースレー社製4200等が挙げられる。微小電流測定が可能な測定機器であり、ノイズ対策を施したウエーハプローバを備えたものであるのが好ましい。
次に、本発明の評価方法の手順について述べる。
まず、評価対象となる半導体ウエーハを準備する。前述したように、特にその種類は限定されず、その特性を評価したい半導体ウエーハを用意することができる。
そして、上記のように評価する半導体ウエーハ、すなわち、ここではシリコンウエーハ1を準備した後、まず、そのシリコンウエーハ1の表面に酸化膜2を形成する。
この酸化膜2は、この後のドーパント拡散工程でのマスクとなるものである。例えば熱酸化膜を形成しても良いし、CVD酸化膜を積層しても良い。
酸化膜2の厚さは特に限定されないが、この後注入等により拡散するドーパントをマスク出来る厚さであれば良く、500nm以上とするのがより好ましい。このような厚さとすれば、ドーパントの拡散にガラスデポジション等を用いた場合でも、酸化膜中でのドーパントの拡散をより効果的に抑制することができるからである。
種々の条件に応じて、その都度、酸化膜2の適切な形成方法を適宜決定することができる。
次に、この酸化膜2の一部を除去し、ドーパント拡散のための窓5を形成する。
例えばフォトリソグラフィーにより、レジストに酸化膜2の窓明け用のパターンを形成し、これをマスクとしてエッチングによって窓5の部分の酸化膜を除去する。
酸化膜2のエッチングはドライエッチングでも、HFをベースにしたウエットエッチングでも良い。ドライエッチングであれば、より微細なパターンまで加工が可能である。一方、ウエットエッチングであればプラズマダメージの発生を防ぐことができる。
このような酸化膜2の窓明け工程も、各条件に応じて適切な方法により行うことができる。
そして、酸化膜2への窓明けが完了すればドーパントの拡散を行なう。
評価する半導体の導電型とは異なるドーパントを、窓5を通してシリコンウエーハ1内に拡散し、アニール処理を施してPN接合を形成する。この拡散は、イオン注入、ガラスデポジション、塗布拡散等、各種の手法を用いて行うことができ、拡散方法は特に限定されない。
PN接合深さはアニール条件に依存するため、例えば予備実験を行っておき、所望の深さになるように時間を調整することにより、その接合深さを調節することができる。
また、拡散後の最表面濃度であるが、例えば1E20/cm程度の高濃度になるようにすると、この後に行うリーク電流測定時のための電極4を形成しなくとも、拡散最表層をそのまま電極として使える利点がある。但し、当然、拡散部3の上に電極4を形成しても良い。
上記のような手順で、シリコンウエーハ1内に拡散部3、PN接合を形成後、実際にリーク電流測定を行なう。
シリコンウエーハ1の裏面側をGNDに接続し、もう一方を測定機器6に接続する。このとき、例えば、プローブを使って拡散部3の表面に接触させることでコンタクトをとる。上述したように、拡散部3上に形成した電極4を介することもできる。
そして、例えば、まず、0V状態でのリーク電流(測定系の電流レベル)を測定する(Iの測定)。
その後、実際のリーク電流測定に入る。すなわち、逆バイアスになるように電圧を印加して、このときのリーク電流を計測する(Iの測定)。このリーク電流の測定の手順自体は従来と同様の方法で行うことができる。また、測定の順序は特に限定されない。
上記のようにして得たIとIから、それらの差(I−I)をとってΔIを算出し、このΔIの値に基づいてシリコンウエーハ1の評価を行う。
上述したように、0V状態でのリーク電流値Iを、逆バイアス印加時のリーク電流値Iから差し引いているので、それによって算出されたΔIは測定系からのノイズ等の影響を排除したリーク電流値であり、つまりは、より精度良く得られたリーク電流値である。そして、このような高精度のリーク電流値ΔIに基づいてシリコンウエーハ1の評価を行うので、当然、その評価も優れたものとなる。
このように、空乏層内の金属汚染や欠陥種によるリーク電流を一層正確に捉えることができ、しかも0V状態でのリーク電流値Iを逆バイアス印加時の測定値Iから差し引くだけで良いので極めて簡単に精度の高い評価を行うことができる。
また、例えば基板抵抗の差から生じる測定差・さらには評価の差を排除するため、リーク電流値を空乏層の体積で規格化し、これによって評価を行うのが好ましい。
前述のように、例えば評価する半導体の基板抵抗が大きいと空乏層の領域も大きくなり、これに伴って、リーク電流の値も大きくなってしまう。したがって、評価する半導体の基板抵抗が異なっている場合、例えばその半導体内での金属汚染の状態が各サンプルで同様であっても、基板抵抗の差が影響し、各サンプルごとに異なるリーク電流値が測定され、汚染状態等を正確に把握し難い。
本発明者らは、上記本発明で得られたリーク電流値ΔIを、さらに空乏層の体積ΔVで規格化することにより、上記基板抵抗の差を起因とするリーク電流値の差異をも解消して評価することができることを見出した。すなわち、測定系のノイズ等が除かれ、それに加えて空乏層の領域の差(測定領域の差)による影響が排除されたリーク電流値を得ることができる。
なお、上記ΔI/ΔVの算出方法の一例について、以下に述べておく。
前述した数式(1a)〜(1c)を用いてΔVを算出することができる(邦版 半導体デバイス (産業図書、2004)(Semiconductor Devices, S. M. Sze(John Wiley & Sons, Inc.,2002))参照)。
接合部の線幅および線長と深さから拡散部の体積を求め、基板抵抗から空乏層幅Wを算出し(上記邦版 半導体デバイスの87−88頁参照)、上記邦版 半導体デバイスの110頁などに示すようなモデルから、空乏領域の体積ΔVを算出することができる(拡散部の線幅Lおよび線長L(この場合、線幅L=線長L=窓5の各辺の長さL)、空乏層幅Wを用いて求められる。図6に空乏領域の一例を示す。)。
以上のように、本発明の評価方法を用いれば、従来よりもリーク電流を正確に得ることができ、精度高く半導体ウエーハを評価することができる。これにより、近年望まれている高い評価レベルを満足することができる。さらに、例えば本発明を用いた評価結果からの検量線の作製により、欠陥・汚染量を見積もることも可能になり、半導体ウエーハの品質改善に役立てることができる。
以下に本発明の実施例を挙げて、本発明を詳細に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
(実施例1)
本発明の評価方法を用いて、半導体ウエーハの評価を行った。
測定対象ウエーハとしては、導電型P型、直径200mm、結晶方位<100>であるシリコンウエーハを用いた。なお、このシリコンウエーハをP型にするためのドーパントとしてボロンを用い、基板抵抗が1Ω・cmの低抵抗のものと、400Ω・cmの高抵抗のものの2種を用意した。
また、予めFeでウエーハを故意汚染している。汚染濃度が、1E11/cm、5E11/cm、1E13/cmのものをそれぞれ用意した。
これらのシリコンウエーハに対し、1000℃でパイロ酸化を行い、ウエーハ表面に1μmの酸化膜を形成した。
このあと、0.5mm角のパターンを、多数配置したマスクを用いてフォトリソグラフィを行い、バッファードHFで酸化膜へ窓明けエッチングを行い、0.5mm角の開口部を酸化膜に10mm間隔で形成した。
このシリコンウエーハにPOCL3を原料にしてリンガラスを積層し、引き続き、1000℃、窒素アニールを2時間行なった後、リンガラスをHFで除去した。これによってPN接合が形成された。なお、このときのリンの拡散深さは、およそ2μmであった。
そして、プローバに上記の各サンプルウエーハをセットし、リーク電流を測定する。今回は、リーク電流の測定にあたり+3Vを印加した。
さらに、0Vバイアス時におけるリーク電流値(すなわち、ΔI)を測定し、上記の+3Vを印加した時に測定されたリーク電流値(すなわち、ΔI)から、0Vバイアス時のリーク電流値Iを差し引き、ΔIを求めた(ΔI=ΔI−ΔI)。
なお、リーク電流測定のための機器として、ケースレー社製4200とベクター社製VX−3000を用いた。
実施例1の結果を図2に示す。各基板抵抗、Fe汚染濃度のサンプルごとにリーク電流値をプロットしている。Fe汚染濃度が高くなると、リーク電流値ΔIが増すことが確認できる。
そして、本発明の評価方法のように、0Vバイアス時のリーク電流値Iで規格化することにより、測定系による寄生抵抗の影響を排除し、より正確なリーク電流値ΔIを測定することができた。後述する規格化前のリーク電流値I(比較例1、図4参照)に比べて、Fe汚染量との関係をより明確にすることができる。
(実施例2)
実施例1に対し、さらに、前述した数式(1a)〜(1c)を用い、最大空乏幅を計算し、空乏層の体積ΔVを見積もり、実施例1のリーク電流値ΔIを空乏層の体積ΔVで規格化した(ΔI/ΔV)。
なお、このときの数式(1a)〜(1c)にて算出したΔVは、
低抵抗品でΔV=506313μm(空乏層幅W=2μm)、高抵抗品でΔV=2661187μm(空乏層幅W=10μm)であった。
実施例2の結果を図3に示す。
実施例1の図2と実施例2の図3とを比べてわかるように、空乏層の体積ΔVでΔIを規格化することにより、空乏層の体積ΔVの差、つまりは基板抵抗の違いがリークレベルに与える影響を排除した結果を得ることができる。図3から、高抵抗と低抵抗の場合がほぼ同じリークレベルになっていることが判る。
そして、このように、ほぼ同一のレベルに揃ったことから、抵抗率の異なる本サンプルウエーハにおいて、Feがリーク電流に及ぼす影響は同程度であると結論できる。
(比較例1)
0Vバイアス時のリーク電流値Iで規格化する以外は実施例1と同様にしてリーク電流を測定した。すなわち、測定結果として、単に+3V印加時に測定されたリーク電流値Iをプロットした。その結果を図4に示す。
図4に示すように、Fe汚染濃度が高くなると、リーク電流値が増すことは確認できるが、このような従来法で得られたリーク電流値には、前述したように、測定系からのノイズ等の影響が含まれているはずであり、このように単純に測定された結果からだけでは、半導体ウエーハの評価において、近年要求されている精度の高いレベルを満足することは難しい。
特に電流値が極めて小さい場合、実施例1の図2および比較例1の図4の低抵抗の場合から判るように、測定系からの影響の割合は大きくなり、リーク電流値に大きな差が生じてしまう。当然、このようなリーク電流の測定精度差は、リーク電流値に基づいて行うサンプルウエーハの評価に影響を及ぼしてしまう。本発明の評価方法のように、上記測定系によるノイズを排除してより正確なリーク電流値を得ることによって、より高精度にサンプルウエーハを評価することが可能であるし、また、0Vバイアス時における電流値Iで規格化すればいいだけであるので実に簡単である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明の半導体ウエーハの評価方法を説明するための説明図である。 実施例1における測定結果を示すグラフである。 実施例2における測定結果を示すグラフである。 比較例1における測定結果を示すグラフである。 従来の半導体ウエーハの評価方法を説明するための説明図である。 空乏領域の体積ΔVを求めるときの空乏領域のモデルを示す説明図である。
符号の説明
1…シリコンウエーハ、 2…酸化膜、 3…拡散部、 4…電極、
5…窓、 6…測定機器。

Claims (3)

  1. 半導体ウエーハの評価方法であって、少なくとも、半導体ウエーハ表面に酸化膜を形成し、該酸化膜の一部を除去して窓明けを行い、該窓から、評価する半導体の導電型とは異なる導電型のドーパントを拡散し、前記評価する半導体内に拡散部を形成してPN接合を形成した後、0Vバイアス時のリーク電流値Iおよび逆バイアス印加時のリーク電流値Iを測定し、該逆バイアス印加時のリーク電流値Iと前記0Vバイアス時のリーク電流値Iとの差ΔI=I−Iを算出し、該算出したΔIに基づいて半導体ウエーハを評価することを特徴とする半導体ウエーハの評価方法。
  2. 前記評価する半導体の基板抵抗から空乏層幅を算出し、該空乏層幅と前記拡散部の線幅および線長とから空乏層の体積ΔVを算出し、該空乏層の体積ΔVと、前記算出した逆バイアス印加時のリーク電流値Iと0Vバイアス時のリーク電流値Iとの差ΔIとからΔI/ΔVを算出し、該算出したΔI/ΔVから半導体ウエーハを評価することを特徴とする請求項1に記載の半導体ウエーハの評価方法。
  3. 前記空乏層幅を下記式(1a)および(1b)を用いて算出し、前記空乏層の体積ΔVを下記式(1c)を用いて算出することを特徴とする請求項2に記載の半導体ウエーハの評価方法。
    Figure 2008147460
    (式中、Wは空乏層幅を示す。εは評価する半導体の誘電率を示す。Vbiは内部電位を示し、Vはリーク電流測定時の印加電圧を示す。qは素電荷を示す。Nは評価する半導体のドーパント濃度を示す。
    kはボルツマン定数を示す。Tは温度を示す。Nは拡散部のドーパント濃度を示す。niは真性キャリア濃度を示す。
    ΔVは空乏層の体積を示す。Lは拡散部の線幅および線長を示す。)
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