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JP2018125435A - 半導体ウエハの評価方法 - Google Patents

半導体ウエハの評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを短期間で評価可能な半導体ウエハの評価方法を提供すること。【解決手段】評価用の半導体ウエハに対し、一面側からイオン照射する。次いで、汚染されていないベア状態の半導体ウエハに形成したときの酸化膜の特性が膜中電荷量で1E11[ions/cm2]以下となる所定条件を用いて、熱酸化により、半導体ウエハの一面側にゲート酸化膜を形成する。次いで、熱酸化後の半導体ウエハについて、ゲート酸化膜の特性を非接触型C−V測定器により測定する。その上で、測定結果に基づき、半導体ウエハのダメージを評価する。【選択図】図1

Description

この明細書における開示は、半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを評価する半導体ウエハの評価方法に関する。
特許文献1に開示されているように、半導体ウエハの表面品質の評価方法として、酸化膜耐圧(GOI)評価が知られている。
酸化膜耐圧評価では、半導体ウエハの表面に熱酸化により酸化膜を形成し、酸化膜上に電極を形成する。そして、絶縁体である酸化膜に電気的ストレスを印加し、酸化膜の絶縁度合いから半導体ウエハの表面品質を評価する。
ドライエッチングやイオン注入など、半導体ウエハに対してイオン照射すると、結晶性をもった半導体ウエハに欠陥、すなわちダメージが生じる。半導体ウエハの表層に欠陥が存在すると、熱酸化時に酸化膜に取り込まれて膜中欠陥となり、酸化膜の絶縁性が低下することとなる。このため、上記した酸化膜耐圧評価により、半導体ウエハの表面品質を評価することができる。
特開2002−158269号公報
上記したように、従来は、酸化膜上に電極を形成するなどして、製品と同じ構造やTEG(Test Element Group)を有する評価用の半導体ウエハを準備し、酸化膜耐圧評価を行っていた。このため、評価用の半導体ウエハを形成する工程が複雑であり、評価に長期間を要するという問題があった。
また、熱酸化膜質の評価方法として、MIS構造(Metal-Insulator-Semiconductor)のパターン形成後、電極−半導体間に電圧を印加することにより、酸化膜の容量変化から膜中電荷量などを測定するC−V測定も知られている。しかしながら、この場合にも、酸化膜上に電極を形成する必要がある。また、この測定では、酸化膜中において半導体との界面付近の電荷のみ検出可能であり、電極付近の電荷、すなわち界面から離れた位置の電荷については検出することができない。このように、接触型のC−V測定では、膜中電荷量を検出できない。
本開示はこのような課題に鑑みてなされたものであり、半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを短期間で評価可能な半導体ウエハの評価方法を提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつの評価方法は、半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを評価する半導体ウエハの評価方法であって、
一面側から半導体ウエハ(10)にイオン照射し(S11)、
汚染されていないベア状態の半導体ウエハに形成したときの酸化膜の特性が膜中電荷量で1E11[ions/cm]以下となる所定条件を用いて、イオン照射後の半導体ウエハの一面側に、熱酸化により酸化膜(15)を形成し(S15)、
熱酸化後の半導体ウエハについて、酸化膜の特性を非接触型C−V測定器により測定し(S16)、
測定結果に基づき、半導体ウエハのダメージを評価(S17,S17A)する。
この評価方法によれば、非接触型C−V測定器を用いて測定するため、接触型のC−V測定とは異なり、酸化膜中において半導体との界面から離れた位置の電荷についても検出することができる。また、ベア状態で膜中電荷量が1E11[ions/cm]以下となるような所定条件を用いて、熱酸化を行う。このようにイニシャルの膜中電荷量が少なくなるように酸化膜を形成するため、イオン照射により生じる欠陥を熱酸化により酸化膜に取り込むと、膜中電荷量の変化(増加)として現れる。したがって、半導体ウエハのダメージを評価することができる。
さらに、酸化膜上に電極を形成しなくてもよいため、短期間での評価が可能である。以上により、半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを短期間で評価することができる。
本開示の他の評価方法は、評価の結果、半導体ウエハのダメージが許容できる範囲に入っていない場合、形成した酸化膜を除去(S18)した後、再び所定条件を用いて熱酸化により半導体ウエハの一面側に酸化膜を形成し、非接触型C−V測定器による測定及び半導体ウエハのダメージ評価を行う。
この評価方法によれば、ダメージを許容できるまで評価を続けるため、製造時における犠牲酸化の厚み、すなわちダメージ除去の厚みを決定することができる。また、非接触型C−V測定器を用いて測定するため、酸化膜上に電極を形成しなくてもよい。したがって、再度熱酸化をしても、電極による金属汚染の影響がないため、イオン照射によるダメージを高精度に評価することができる。
第1実施形態に係る半導体ウエハの評価手順を示すフローチャートである。 イオン照射前の酸化膜形成工程を示す断面図である。 イオン照射工程を示す断面図である。 エッチストッパ膜の除去工程を示す断面図である。 犠牲酸化膜の形成工程を示す断面図である。 犠牲酸化膜の除去工程を示す断面図である。 ゲート酸化膜の形成工程を示す断面図である。 非接触のC−V測定を示す断面図である。 非接触のC−V測定の概要を説明するための図である。 Si0−Si構造における酸化膜及び界面の電荷を示す図である。 膜中電荷量と酸化膜ばらつきとの関係を示す図である。 膜中電荷量とオーバーエッチ量との関係を示す図である。 歩留とオーバーエッチ量との関係を示す図である。 第2実施形態に係る半導体ウエハの評価手順を示すフローチャートである。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。
(第1実施形態)
本実施形態では、半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを評価する評価方法として、エッチストッパを介して半導体基板上にポリシリコンを成膜し、このポリシリコンをドライエッチングによりパターニングした後、犠牲酸化によりダメージ層を除去し、次いでゲート酸化膜を形成してなる製品(半導体ウエハ)の品質を保証するための評価方法を例に説明する。
図1〜図9を用いて、本実施形態に係る半導体ウエハの評価方法について説明する。
先ず、評価用の半導体ウエハにエッチストッパを形成する(ステップS10)。図2に示すように、半導体基板11として、汚染されていないベアシリコン(原石)を準備し、熱酸化により、エッチストッパとして機能する酸化膜12を半導体基板11の一面側に形成する。たとえば半導体基板11としてN型シリコンを採用し、(100)面を一面とする。また、熱酸化により、たとえば50nm程度の厚みを有する酸化膜12を形成する。このように、一面側に、エッチストッパとしての酸化膜12を有する評価用の半導体ウエハ10を準備する。
製品において、ゲート酸化膜の形成領域のポリシリコンは、エッチングによって完全に除去される。このため、イオン照射によるダメージを評価する上でポリシリコンは不要であり、本実施形態ではポリシリコンの成膜及びパターニングは行わない。これにより、評価工程を簡素化することができる。しかしながら、ポリシリコンをパターニングする際のオーバーエッチ量によって半導体ウエハ10のダメージが変わるため、本実施形態では製品の製造工程に即して酸化膜12を形成する。
次いで、一面側から半導体ウエハにイオン照射を行う(ステップS11)。図3に示すように、酸化膜12を有する半導体ウエハ10に対し、一面側からイオン照射を行う。本実施形態では、製造工程に即してドライエッチング、具体的には反応性イオンエッチング(RIE)を行うことにより、半導体ウエハ10にイオン照射する。結晶性をもった半導体基板11は、イオン照射により欠陥13を生じる。これが、半導体ウエハ10のイオン照射によるダメージである。このように、ポリシリコンのない状態でイオン照射を行うことによりオーバーエッチを模擬し、工程を簡素化しつつ、実際の製品に近いダメージの状態を再現することができる。
次いで、エッチングストッパとして機能する酸化膜を除去する(ステップS12)。イオン照射の終了後、フッ酸など周知の方法により、図4に示すように酸化膜12を除去する。
次いで、半導体ウエハ10(半導体基板11)のダメージを除去するために、犠牲酸化を行う(ステップS13)。熱酸化により、図5に示すように、酸化膜14を半導体基板11の一面側に形成する。たとえば60nm程度の厚みを有する酸化膜14を形成する。これにより、半導体基板11の表層に生じた欠陥13の少なくとも一部が、酸化膜14に取り込まれる。
次いで、ステップS13で形成した酸化膜を除去する(ステップS14)。すなわち、犠牲酸化後、フッ酸など周知の方法により、図6に示すように酸化膜14を除去する。これにより、半導体基板11のダメージが少なからず除去される。
次いで、ゲート酸化を行う(ステップS15)。熱酸化により、図7に示すように、ゲート酸化膜15を半導体基板11の一面側に形成する。たとえば60nm程度の厚みを有するゲート酸化膜15を形成する。このゲート酸化膜15は、汚染されていないベアシリコンに形成したときの酸化膜の特性が膜中電荷量で1E11[ions/cm]以下となる所定の条件を用いて形成される。ゲート酸化膜15を形成するステップが、イオン照射後の酸化膜の形成ステップに相当する。
次いで、非接触型C−V測定器により、半導体ウエハ10についてC−V測定を実施する(ステップS16)。具体的には、図8に示すように、ゲート酸化膜15の上方に、微小なエアギャップAGを隔てて、非接触型C−V測定器の測定用電極16を配置する。そして、測定器によりA−B間に電圧を印加し、半導体ウエハ10のC−V特性を測定する。本実施形態では、C−V特性として、ゲート酸化膜15の膜中電荷量を測定する。
図9に示すように、A−B間の静電容量は、半導体基板11の静電容量Cd、ゲート酸化膜15の静電容量Cox、及びエアギャップAGの静電容量Cairが直列接続された形で表すことができる。ここで、エアギャップAGの長さが分かれば、エアギャップAGの静電容量Cairを求めることができる。したがって、C−V測定結果から静電容量Cairを減算すれば、エアギャップAG分を含まない半導体ウエハ10の静電容量を算出することができる。また、エアギャップAGを含む構造であるため、ゲート酸化膜15中において半導体基板11との界面付近の電荷だけでなく、界面から離れた位置の電荷、すなわち測定用電極16側の表層の電荷についても検出することができる。
次いで、ステップS16の測定結果に基づき、半導体ウエハのダメージを評価する(ステップS17)。具体的には、ステップS16で測定した膜中電荷量と予め設定された所定値とを比較し、膜中電荷量が所定値以下の場合、ゲート酸化膜15の膜質が良好である、すなわち半導体ウエハ10のダメージが許容できる範囲内にある(ダメージが十分に低減されている)と判定する。一方、膜中電荷量が所定値を超える場合、ゲート酸化膜15の膜質が劣化している、すなわち半導体ウエハ10のダメージが許容できる範囲内にない(ダメージが残っている)と判定する。以上により、一連の評価を終了する。
次に、上記した半導体ウエハ10の評価方法の効果について説明する。
本実施形態では、非接触型C−V測定器を用いてゲート酸化膜15の膜中電荷量を測定する。したがって、接触型C−V測定とは異なり、半導体基板11との界面から離れた位置の電荷、すなわちエアギャップAG側の表層の電荷についても検出することができる。これにより、膜中電荷量を精度良く検出することができる。
また、ドライエッチング(イオン照射)の実施後、汚染されていないベアシリコンに形成すると膜中電荷量が1E11[ions/cm]以下となる所定条件を用いて、熱酸化により、ゲート酸化膜15を形成する。これにより、ゲート酸化膜15中において、図10に示す固定電荷Qfや界面準位Qit(界面のトラップ電荷)が、微小量に規制される。このように、汚染が無く、固定電荷Qfが少なくなるように、すなわちイニシャルの膜中電荷量が少なくなるように、ゲート酸化膜15を形成する。したがって、欠陥13をゲート酸化膜15中に取り込むことで酸化膜トラップ電荷Qotが増加すると、膜中電荷量の変化(増加)として現れる。このように、酸化膜トラップ電荷Qot、すなわち欠陥13由来の酸化膜欠陥の検出感度が高いため、半導体ウエハ10のダメージを評価することができる。なお、図10に示すQmは、可動電荷(可動イオン)である。
図11は、本発明者による測定結果を示している。その際、汚染されていないベアシリコンを1000℃で熱酸化し、膜厚60nmのゲート酸化膜15を形成した。そして、非接触型C−V測定器で、ゲート酸化膜15の膜中電荷量を測定した。また、ウエハ面内において5点測定し、最大値と最小値との差分を酸化膜ばらつきとした。なお、欠陥や金属不純物を酸化膜中に取り込むと、取り込んだ箇所の膜厚が厚くなり、膜厚ばらつきが大きくなる。
ゲート酸化膜15の形成条件を、イニシャルの膜中電荷量が1E11[ions/cm]以下となるような条件に制限すると、図11に示すように酸化膜ばらつきが微小となる。したがって、ゲート酸化膜15の形成条件を上記した所定条件に制限することで、イオン照射による欠陥13以外の外乱要因を排除した適切な評価が可能となる。
なお、イニシャルの膜中電荷量を1E11[ions/cm]以下にするには、たとえばゲート酸化膜15を形成する際に、950℃以上の温度で熱酸化するとよい。これによれば、粘性流動により界面ストレスが緩和されるため、固定電荷Qfを少なくする、すなわちイニシャルの膜中電荷量を少なくすることができる。
また、膜中電荷量を測定するゲート酸化膜15の厚みを、たとえば20nm以上にするとよい。これによれば、酸化膜の歪みが防止され、ひいてはそれに起因する電荷増加による擬似汚染が防止される。すなわちイニシャルの膜中電荷量を少なくすることができる。
また、本実施形態では、ダメージを評価するに当たり、評価用の半導体ウエハ10において、ゲート酸化膜15上に電極を形成しなくてもよい。したがって、ゲート酸化膜上に電極を形成するなどして、製品と同じ構造やTEG(Test Element Group)を有する評価用の半導体ウエハを準備し、酸化膜耐圧評価する場合に較べて、評価期間を短縮することができる。
以上により、本実施形態に示す評価方法によれば、半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを短期間で評価することができる。
さらに本発明者は、上記した評価と実際の製品との相関関係についても確認を行った。図12は、評価用の半導体ウエハ10において、ステップS16の測定で得られる膜中電荷量と、ステップS11で実施するドライエッチングのオーバーエッチ量との関係を示している。図12に示すオーバーエッチ量0%の四角は、イニシャルの酸化膜の膜中電荷量として、ステップS10実施後、すなわちイオン照射前の酸化膜12の膜中電荷量を示している。図13は、上記した製造工程を経て得られる製品の歩留と、製品形成時のオーバーエッチ量との関係を示している。なお、評価と製品の製造とでドライエッチングの条件を同じとした。なお、オーバーエッチ量は、オーバーエッチ時間と置き換えることもできる。
図12に示すように、評価用の半導体ウエハ10では、オーバーエッチ量が15%以下において膜中電荷量が1E11[ions/cm]以下となり、オーバーエッチ量が20%以上において膜中電荷量が1.4E11[ions/cm]以上となった。すなわち、オーバーエッチ量15%と20%との間で、膜中電荷量が大きく変化した。一方、図13に示すように、実際の製品では、オーバーエッチ量15%と20%との間で、歩留が大きく変化した。このように、いずれもオーバーエッチ量15%と20%との間で大きな変化が見られた。この結果は、本実施形態に示した評価方法が、実際の製品における半導体ウエハのダメージを評価する手法として有効であることを裏付けている。
(第2実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示した半導体ウエハの評価方法と共通する部分についての説明は省略する。
先行実施形態では、ステップS13,S14を実施してダメージの除去を行ってから、ゲート酸化膜15を形成し、次いで非接触のC−V測定を実施する例を示した。これに対し、本実施形態では、図14に示すように、ステップS13,S14の処理を実施せず、ステップS12の実施後にゲート酸化膜15を形成し(ステップS15)、次いで非接触のC−V測定を実施する(ステップS16)。
そして、非接触のC−V測定により得られる膜中電荷量と、予め設定された所定値とを比較し、ダメージの評価を行う(ステップS17A)。膜中電荷量が所定値以下の場合、ゲート酸化膜15の膜質が良好である、すなわち半導体ウエハ10のダメージが許容できる範囲内にある(ダメージが十分に低減されている)と判定し、一連の評価を終了する。
一方、膜中電荷量が所定値を超える場合、ゲート酸化膜15の膜質が劣化している、すなわち半導体ウエハ10のダメージが許容できる範囲内にない(ダメージが残っている)と判定し、ゲート酸化膜15をフッ酸等により除去する(ステップS18)。そして、再度ステップS15からの処理を繰り返す。
このように、本実施形態では、評価用の半導体ウエハ10について、イオン照射によるダメージが許容できるレベルになるまで、ゲート酸化膜15の形成、非接触のC−V測定、ダメージ判定、及びゲート酸化膜15の除去を繰り返す。したがって、製品である半導体ウエハを製造する際の犠牲酸化の厚み、すなわち半導体基板においてダメージを除去する厚みを決定することができる。
また、非接触型C−V測定器を用いて測定するため、ゲート酸化膜15上に電極を形成しない。これにより、再度熱酸化をしても電極による金属汚染の影響がないため、イオン照射によるダメージを高精度に評価することができる。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
半導体ウエハの評価方法は、実施形態に示す例に限定されない。評価方法として、イオンを照射した後に、イニシャルの膜中電荷量が1E11[ions/cm]以下となる所定条件を用いて、熱酸化によりゲート酸化膜15を形成し、非接触型C−V測定器によりゲート酸化膜15の特性を測定し、測定結果に基づいて半導体ウエハ10のダメージを評価すればよい。すなわち、ステップS11、ステップS15、ステップS16、及びステップS17,S17Aの処理を少なくとも備えればよい。
ステップS11のイオン照射として、ドライエッチングの例を示したがこれに限定されない。イオン照射として、たとえば半導体基板11にP(リン)やボロン(B)などの不純物を導入するイオン注入を採用することもできる。この場合、ステップS10で形成する酸化膜12は、スルー膜となる。ただし、製品と同じイオン照射の方法を採用するのが好ましい。
また、ドライエッチングとして反応性イオンエッチングの例を示したが、これに限定されない。
膜中電荷量を測定する酸化膜としてゲート酸化膜15の例を示したが、これに限定されない。熱酸化により形成される酸化膜であればよい。
第1実施形態では、犠牲酸化後にゲート酸化膜15を形成して非接触のC−V測定を実施し、測定結果からダメージを判定する例を示した。一方、第2実施形態では、犠牲酸化を実施せずにゲート酸化膜15を形成して非接触のC−V測定を実施し、ダメージが許容できない場合には、ゲート酸化膜15を除去してから、再度ゲート酸化膜15の形成以降のステップを繰り返す例を示した。しかしながら、第1実施形態に示した評価方法と第2実施形態に示した評価方法を組み合わせてもよい。
すなわち、第1実施形態(図1参照)に示した通り、ステップS16の非接触C−V測定までを実施後、第2実施形態(図14参照)に示したステップS17Aのダメージ評価を実施する。そして、ダメージが残っていると判定した場合に、ステップS18のゲート酸化膜15の除去を実行し、その後に、再度ステップS15,S16,S17Aの処理を実行するようにしてもよい。
10…半導体ウエハ
11…半導体基板
12…酸化膜
13…欠陥
14…酸化膜
15…ゲート酸化膜
16…測定用電極
AG…エアギャップ

Claims (3)

  1. 半導体ウエハにイオン照射したときのダメージを評価する半導体ウエハの評価方法であって、
    一面側から半導体ウエハ(10)にイオン照射し(S11)、
    汚染されていないベア状態の半導体ウエハに形成したときの酸化膜の特性が膜中電荷量で1E11[ions/cm]以下となる所定条件を用いて、イオン照射後の前記半導体ウエハの一面側に、熱酸化により酸化膜(15)を形成し(S15)、
    熱酸化後の前記半導体ウエハについて、前記酸化膜の特性を非接触型C−V測定器により測定し(S16)、
    測定結果に基づき、前記半導体ウエハのダメージを評価(S17,S17A)する半導体ウエハの評価方法。
  2. 評価の結果、前記半導体ウエハのダメージが許容できる範囲に入っていない場合、形成した前記酸化膜を除去(S18)した後、再び前記所定条件を用いて熱酸化により、前記半導体ウエハの一面側に酸化膜を形成し、前記非接触型C−V測定器による測定及び前記半導体ウエハのダメージ評価を行う請求項1に記載の半導体ウエハの評価方法。
  3. 前記熱酸化を、950℃以上の温度で行う請求項1又は請求項2に記載の半導体ウエハの評価方法。
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