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JP2008032036A - 回転伝達装置 - Google Patents

回転伝達装置 Download PDF

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JP2008032036A
JP2008032036A JP2006203011A JP2006203011A JP2008032036A JP 2008032036 A JP2008032036 A JP 2008032036A JP 2006203011 A JP2006203011 A JP 2006203011A JP 2006203011 A JP2006203011 A JP 2006203011A JP 2008032036 A JP2008032036 A JP 2008032036A
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Japan
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rotor
roller
rollers
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JP2006203011A
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English (en)
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Takahide Saito
隆英 齋藤
Masako Ashimori
雅子 芦森
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】回転伝達装置の回転方向のガタを低減化し、2方向クラッチのミス係合を防止する。
【解決手段】外輪1とカムリング4間に2方向クラッチ10を組込み、その2方向クラッチの係合および係合解除を制御する電磁クラッチ30を併設する。2方向クラッチ10は、外輪1の内周に形成された円筒面11とカムリング4の外周に形成された複数のカム面12間にローラ13を組込み、そのローラ13を保持器14で保持する。保持器14に形成されたポケット内に隣接するカム面12の角12aを挟む一対のローラ13を組込み、弾性部材でポケットの周方向端に向けて付勢し、その周方向端にローラ13が当接する状態でローラ13が円筒面11およびカム面12に直ちに係合可能なスタンバイ位置に配置されるようにして回転伝達装置の回転方向のガタの低減化を図る。また、ローラ13がカムリング4のフリー回転時にミス係合するのを防止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、動力の伝達経路上において、動力の伝達と遮断の切換えに用いられる回転伝達装置に関するものである。
FRベースの4輪駆動車において、補助駆動輪としての前輪に駆動力の伝達と遮断とを行う回転伝達装置として、外輪とその内側に組込まれたカムリング間に2方向クラッチを組込み、その2方向クラッチに併設した電磁クラッチによって2方向クラッチの係合および係合解除を制御し、上記2方向クラッチの係合により外輪とカムリングを結合して、外輪とカムリングの相互間でトルクの伝達を行うようにしたものが従来から知られている。
ここで、2方向クラッチは、外輪の内周に円筒面を形成し、カムリングの外周には上記円筒面との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成するカム面を設け、そのカム面と円筒面との間にローラを組込み、そのローラを保持する保持器と内輪の相対回転によりローラを円筒面およびカム面に係合させるようにしている。また、カムリングと保持器との間にスイッチばねを組込み、そのスイッチばねにより、ローラが円筒面およびカム面に対して係合解除される中立位置に保持器を弾性保持している。
一方、電磁クラッチは、保持器に回り止めされ、かつ軸方向に移動自在に支持されたアーマチュアに外輪に接続されたロータを対向すると共に、そのロータに電磁石を対向し、この電磁石に対する通電により、ロータにアーマチュアを吸着し、外輪に結合されたアーマチュアとカムリングの相対回転によりローラを円筒面およびカム面に係合させるようにしている。
上記回転伝達装置においては、電磁石の電磁コイルに対する通電によって2方向クラッチを係合させる構成であり、その2方向クラッチの係合状態を維持するために、電磁コイルに比較的大きな電流を流し続ける必要があるため、経済性に問題がある。また電磁コイルが断線すると、2方向クラッチを係合させることができなくなり、安全上問題となるおそれがある。
そのような不都合を解消するため、本件出願人は、特許文献1において、ロータにスリットを形成し、そのスリット内に永久磁石を組込み、2方向クラッチの締結後、その永久磁石によりアーマチュアを吸着状態に保持して、電磁コイルに対する通電を最小限に抑えるようにした回転伝達装置を提案している。
特開2004−190730号公報
ところで、上記特許文献1に記載された回転伝達装置においては、複数のローラが等角度位置に配置されているため、カムリングと保持器の相対回転によって全てのローラが同時に円筒面およびカム面に係合することになる。
このため、カムリングと保持器が時計方向に相対回転した際のローラの係合位置からカムリングと保持器が反時計方向に相対回転した際のローラの係合位置までのローラの移動角度が大きく、その移動角度が2方向クラッチの回転方向のガタとなり、その回転方向ガタによってローラの係合時に異音が発生し、あるいはローラがくさび形空間の狭小部に衝撃的に噛み込みんで変形や破損を生じさせる可能性がある。
ここで、外輪の円筒形内面の内径を小さくし、あるいはローラの外径を大きくすることによって回転方向のガタを小さくすることができるが、この場合、中立位置に保持されたローラと円筒形内面間に形成される半径方向隙間が小さくなり、その半径方向隙間に介在する潤滑油の粘性抵抗によりローラに引き摺りトルクが負荷され、その引き摺りトルクによりカムリングと保持器が相対回転して2方向クラッチがミス係合するおそれが生じる。
この発明の課題は、ロータのスリット内に永久磁石を組込んだ上記の回転伝達装置において、回転方向のガタの低減化を図ること、および2方向クラッチのミス係合を防止することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、外輪の内周に円筒面を形成し、外輪の内側に組込まれたカムリングの外周に前記円筒面との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成する複数のカム面を等間隔に設け、各カム面と円筒面間にローラを組込み、そのローラを前記外輪とカムリング間に組込まれた保持器のポケット内に収容し、その保持器にスイッチばねの弾性力を負荷してローラが円筒面とカム面に対して係合解除される係合解除位置に保持器を弾性保持し、前記保持器に回り止めされ、かつ軸方向に移動自在に支持されたアーマチュアに対してロータを対向し、通電または通電の遮断によってアーマチュアを軸方向に移動させる電磁石をロータに対向し、そのロータから離反する方向にアーマチュアを付勢する弾性部材を設け、前記ロータに形成されたスリット内に永久磁石を組込んでアーマチュアをロータに向けて吸引するようにした回転伝達装置において、前記保持器に形成されたポケットを、隣接するカム面間の角を挟む両側の一対のローラが収容される大きさとすると共に、そのポケットの周方向の端部にローラが当接するスタンバイ位置でローラがカム面の周方向幅の中央から隣接するカム面間の角側に片寄った位置に配置される周方向長さとし、そのポケット内に一対のローラをスタンバイ位置に向けて付勢する弾性部材を組込んだ構成を採用したのである。
上記のように、保持器に隣接するカム面間の角を挟む両側の一対のローラが収容される大きさのポケットを形成し、そのポケットの周方向長さを、その周方向端にローラが当接する状態でローラがカム面の周方向幅の中央から隣接するカム面間の角側に片寄った位置に配置されるような長さとしたことにより、カムリングと保持器が時計方向に相対回転すると、ポケット内に組込まれた一対のローラの一方が円筒面とカム面に直ちに係合すると共に、カムリングと保持器が反時計方向に相対回転すると、他方のローラが円筒面とカム面に直ちに係合することになり、回転方向ガタの小さい耐久性に優れた回転伝達装置を得ることができる。
また、ポケット内に弾性部材を組込んで一対のローラをポケットの周方向端に向けて付勢したことにより、一対のローラをスタンバイ位置に確実に保持することができ、ローラのミス係合を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1に示すように、外輪1の内側には入力軸2が挿入され、その入力軸2と外輪1は軸受3によって相対的に回転自在に支持されている。
入力軸2の外輪1内に位置する部分にはカムリング4が嵌合され、そのカムリング4はセレーション5によって入力軸2に回り止めされ、止め輪6によって軸方向に位置決めされている。
外輪1とカムリング4との間には2方向クラッチ10が組込まれている。図1および図5に示すように、2方向クラッチ10は、外輪1の内周に円筒面11を形成し、カムリング4の外周には上記円筒面11との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成する平坦なカム面12を周方向に連続して設け、その各カム面12と円筒面11間にローラ13を組込み、そのローラ13を保持器14によって保持している。
ここで、保持器14には、隣接するカム面12の角12aを挟む両側の一対のローラ13が収容される大きさのポケット15が形成され、そのポケット15の周方向長さは、周方向の一端に一方のローラ13が当接し、周方向の他端に他方のローラ13が当接するスタンバイ位置で一対のローラ13のそれぞれがカム面12の周方向幅の中央から角12a側に配置されるような長さとされ、そのポケット15内に一対のローラ13を離反する方向に押圧して各ローラ13をポケット15の周方向端に向けて付勢する弾性部材16が組込まれている。
図2および図4に示すように、カムリング4の一端にはばね収容凹部17が形成され、そのばね収容凹部17内にスイッチばね18が組込まれている。スイッチばね18はC形をなし、その両端から外向きに設けられた一対の押圧片18aはばね収容凹部17の周壁に形成された切欠部19および保持器14の端部に設けられた切欠き20内に挿入されて切欠部19および切欠き20の周方向で対向する側面を相反する方向に押圧し、その押圧によって、各ローラ13がスタンバイ位置に保持される状態に保持器14を弾性保持している。
スイッチばね18は、カムリング4の端部の小径筒部4aに嵌合されたコネクティングプレート21によってばね収容凹部17から抜け出るのが防止されている。コネクティングプレート21は止め輪22によって軸方向に位置決めされ、外周にはL形の係合片23が設けられている。係合片23は保持器14の端部に設けられた前記切欠き20と係合し、その係合によってコネクティングプレート21は保持器14に回り止めされている。
図1に示すように、外輪1と保持器14の相互間には、2方向クラッチ10の係合および係合解除を制御する電磁クラッチ30が上記2方向クラッチ10に併設して設けられている。
電磁クラッチ30は、保持器14の端面に対向配置されたアーマチュア31と、そのアーマチュア31と軸方向で対向するロータ32と、そのロータ32と軸方向で対向する電磁石33とからなる。
図2に示すように、アーマチュア31はカムリング4の端部に設けられた小径筒部4aにスライド自在に嵌合されている。このアーマチュア31には係合孔34が形成され、その係合孔34にコネクティングプレート21の外周の係合片23が係合し、その係合によってアーマチュア31は保持器14に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動自在とされている。
ロータ32は、外輪1の開口端部に接続された非磁性体からなるロータガイド36の端部内に圧入されてロータガイド36に回り止めされている。このロータ32には複数の円弧状のスリット37が周方向に間隔をおいて形成され、各スリット37内に永久磁石38が組込まれている。
また、アーマチュア31と前記コネクティングプレート21の対向端面間には、アーマチュア31をロータ32から離反する方向に付勢する弾性部材39が組込まれている。
電磁石33は、電磁コイル33aと、その電磁コイル33aを支持するコア33bとからなり、上記電磁コイル33aに通電すると、コア33b、ロータ32およびアーマチュア31に磁束が流れ、アーマチュア31に吸引力が付与されるようになっている。
実施の形態で示す回転伝達装置は上記の構造からなり、スリット37内に組込まれた永久磁石38は、アーマチュア31がロータ32から離反する状態での吸引力が弾性部材39の弾性力より弱く、かつアーマチュア31がロータ32に吸着された状態での吸引力が弾性部材39の弾性力より強いもの(説明の都合上、その永久磁石を第1永久磁石という)であってもよく、あるいは、アーマチュア31がロータ32から離反する状態での吸引力が弾性部材39の弾性力より強いもの(説明の都合上、その永久磁石を第2永久磁石という)であってもよい。
実施の形態では、永久磁石として、第1永久磁石38を採用している。この場合、図2に示すように、第1永久磁石38から発生する磁束40は、ロータ32とアーマチュア31間に流れてアーマチュア31に吸引力が負荷されるが、アーマチュア31はロータ32に吸着されず、ロータ32との間にエアギャップが形成されている。
図2に示す状態では、2方向クラッチ10は係合解除状態とされ、入力軸2と共にカムリング4が回転しても、その回転は外輪1に伝達されず、カムリング4はフリー回転する。
カムリング4の回転状態において、電磁石33の電磁コイル33aに通電すると、コア33b、ロータ32およびアーマチュア31間に磁束が流れる。このとき、図3に示すように、電磁コイル33aによって発生される磁束の流れは永久磁石38によって発生する磁束40と同じ向きとされ、その電磁コイル33aによって発生する磁束によってアーマチュア31がロータ32に吸着される。
アーマチュア31の吸着により、その吸着面に作用する摩擦抵抗は保持器14の回転抵抗となるため、カムリング4と保持器14が相対回転し、その相対回転により、ローラ13が円筒面11およびカム面12に係合する。
このとき、保持器14のポケット15内に組込まれた一対のローラ13のそれぞれは、カム面12の周方向幅の中央から角12a側に片寄ったスタンバイ位置に保持されているため、例えば、カムリング4が保持器14に対して、図6の矢印で示す反時計方向に回転すると、同図で示す左側のローラ13が円筒面11およびカム面12に直ちに係合して、2方向クラッチ10は係合状態となり、カムリング4の回転が外輪1に伝達される。
また、カムリング4が保持器14に対して、図7の矢印で示す時計方向に回転すると、同図で示す右側のローラ13が円筒面11およびカム面12に直ちに係合して、2方向クラッチ10は係合状態となり、カムリング4の回転が外輪1に伝達される。
このように、ポケット15内に組込まれた一対のローラ13は円筒面11およびカム面12と直ちに係合可能なスタンバイ位置に保持されているため、保持器14に対するカムリング4の相対回転により、その回転方向に応じて一対のローラ13の一方が円筒面11およびカム面12に直ちに係合することになる。
このため、回転方向のガタがきわめて少なく、係合時に係合ショックが生じたり、異音が発生するようなことはない。
ここで、アーマチュア31の吸着状態では、そのアーマチュア31と永久磁石38間のギャップが小さくなり、永久磁石38の吸引力は弾性部材39の押圧力より強くなるため、電磁コイル33aに対する通電を遮断してもアーマチュア31は吸着状態に保持される。このため、電気エネルギの消費が少なく、きわめて経済的である。
2方向クラッチ10の係合解除に際しては、電磁コイル33aに対する通電により、アーマチュア31に永久磁石38によって発生される磁束と逆向きの磁束を発生させてアーマチュア31に負荷される吸引力を弱め、弾性部材39の押圧力によって、ロータ32からアーマチュア31を離反させるようにする。
その結果、スイッチばね18の復元弾性により、保持器14が回転し、ポケット15内に組込まれた一対のローラ13はスタンバイ位置に戻され、カムリング4から外輪1への回転伝達が遮断されてカムリング4がフリー回転する。
また、アーマチュア31は、弾性部材39の押圧により、ロータ32から離反する方向に移動して、図2に示す状態とされる。
カムリング4がフリー回転する状態において、一対のローラ13が単にポケット15内に組込まれた構成であると、ローラ13は係合位置に変位されてミス係合する可能性があるが、一対のローラ13は弾性部材16によりポケット15の周方向端に押付けられてスタンバイ位置に保持されるため、係合位置に変位されるようなことはなく、ミス係合することはない。
ここで、永久磁石として、第2永久磁石38を採用した場合、その永久磁石38の吸引力によって、アーマチュア31は吸着状態に保持されるため、カムリング4が回転すると、2方向クラッチ10は直ちに係合状態になり、カムリング4から外輪1に回転が伝達される。
その2方向クラッチ10の係合解除に際しては、電磁コイル33aに対する通電により、アーマチュア31に永久磁石38によって発生される磁束と逆向きの磁束を発生させてアーマチュア31に負荷される吸引力を弱め、弾性部材39の押圧力によって、ロータ32からアーマチュア31を離反させるようにする。
この発明に係る回転伝達装置の実施の形態を示す縦断正面図 図1の電磁クラッチ部を拡大して示す断面図 図1の電磁クラッチの係合状態を示す断面図 図1のIV−IV線に沿った断面図 図1のV−V線に沿った断面図 2方向クラッチの係合状態を示す断面図 2方向クラッチの係合状態を示す断面図
符号の説明
1 外輪
4 カムリング
11 円筒面
12 カム面
12a 角
13 ローラ
14 保持器
15 ポケット
16 弾性部材
18 スイッチばね
31 アーマチュア
32 ロータ
33 電磁石
37 スリット
38 永久磁石
39 弾性部材

Claims (1)

  1. 外輪の内周に円筒面を形成し、外輪の内側に組込まれたカムリングの外周に前記円筒面との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成する複数のカム面を等間隔に設け、各カム面と円筒面間にローラを組込み、そのローラを前記外輪とカムリング間に組込まれた保持器のポケット内に収容し、その保持器にスイッチばねの弾性力を負荷してローラが円筒面とカム面に対して係合解除される係合解除位置に保持器を弾性保持し、前記保持器に回り止めされ、かつ軸方向に移動自在に支持されたアーマチュアに対してロータを対向し、通電または通電の遮断によってアーマチュアを軸方向に移動させる電磁石をロータに対向し、そのロータから離反する方向にアーマチュアを付勢する弾性部材を設け、前記ロータに形成されたスリット内に永久磁石を組込んでアーマチュアをロータに向けて吸引するようにした回転伝達装置において、
    前記保持器に形成されたポケットを、隣接するカム面間の角を挟む両側の一対のローラが収容される大きさとすると共に、そのポケットの周方向の端部にローラが当接するスタンバイ位置でローラがカム面の周方向幅の中央から隣接するカム面間の角側に片寄った位置に配置される周方向長さとし、そのポケット内に一対のローラをスタンバイ位置に向けて付勢する弾性部材を組込んだことを特徴とする回転伝達装置。
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