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JP2008089163A - 回転伝達装置 - Google Patents

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JP2008089163A
JP2008089163A JP2006274098A JP2006274098A JP2008089163A JP 2008089163 A JP2008089163 A JP 2008089163A JP 2006274098 A JP2006274098 A JP 2006274098A JP 2006274098 A JP2006274098 A JP 2006274098A JP 2008089163 A JP2008089163 A JP 2008089163A
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Japan
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inner ring
roller
way clutch
outer ring
incorporated
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JP2006274098A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Demura
良広 出村
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】2方向クラッチの回転方向のガタの低減化を図り、用途に制限を受けることが少ない回転伝達装置を提供することである。
【解決手段】外輪3と内輪4間に2方向クラッチ10を組込み、その2方向クラッチ10に併設してその2方向クラッチの係合および係合解除を制御する電磁クラッチ30を設ける。2方向クラッチ10は、外輪3の内周に形成された円筒面11と内輪4の外周に形成された複数のカム面12間に、1つのカム面12に対して正転用ローラ13aと逆転用ローラ13bの2つのローラを軸方向に間隔をおいて組込み、その各ローラ13a、13bを上記電磁クラッチ30により回転が制御される保持器14で保持する。周方向に並ぶ正転用ローラ13a群をカム面12の周方向中央位置から周方向の一端側に片寄った位置に配置し、逆転用ローラ13b群をカム面12の周方向中央位置から周方向の他端側に片寄った位置に配置する。
【選択図】図1

Description

この発明は、外輪とその内側に組込まれた内輪の相互間で回転トルクの伝達と遮断とを行う回転伝達装置に関するものである。
この種の回転伝達装置として、特許文献1に記載されているように、外輪とその内側に組込まれた内輪との間に2方向クラッチを組込み、その2方向クラッチに併設した電磁クラッチによって2方向クラッチの係合および係合解除を制御し、上記2方向クラッチの係合により外輪と内輪を結合して、外輪と内輪の相互間でトルクの伝達を行うようにしたものが従来から知られている。
上記2方向クラッチは、図6(I)に示すように、外輪40の内周に円筒面41を形成し、内輪42の外周には上記円筒面41との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成するカム面43を設け、そのカム面43と円筒面41との間にローラ44を組込み、そのローラ44を保持する保持器45と内輪42の相対回転によりローラ44を円筒面41およびカム面43に係合させるようにしている。
ここで、保持器45は内輪42との間に組込まれた図示省略したスイッチばねにより、ローラ44が円筒面41およびカム面43に対して係合解除される中立位置に弾性保持されている。
一方、電磁クラッチは、図では省略したが、保持器45に回り止めされ、かつ軸方向に移動自在に支持されたアーマチュアに外輪40に接続されたロータを対向すると共に、そのロータに電磁石を対向し、この電磁石に対する通電により、ロータにアーマチュアを吸着し、外輪40に結合されたアーマチュアと内輪42の相対回転によりローラ44を円筒面41およびカム面43に係合させるようにしている。
特開2005−337486号公報
ところで、上記回転伝達装置における2方向クラッチにおいては、ローラ44が例えば図6(II)で示すように、くさび形空間の向かって左側の狭小部に押込まれて内輪42の矢印で示す方向の回転を外輪40に伝達する状態で、回転方向が切り換わると、ローラ44は同図の鎖線で示すように右側に移動して、くさび形空間の右側の狭小部に押込まれることになる。
このときのローラ44の移動角θは、2方向クラッチの回転方向のガタとなり、その回転方向のガタが大きいため、ローラ44の係合時にショックが発生し、衝撃荷重の負荷により、2方向クラッチの寿命低下が懸念される。
また、ステアリング装置やスタビライザ等のように、ねじりトルクを伝達する部材に適用すると、衝撃荷重の負荷により振動が発生して不快な感じを与えるという不都合があり、用途に制限を受けることが多い。
この発明の課題は、2方向クラッチの回転方向のガタの低減化を図り、用途に制限を受けることが少ない回転伝達装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、外輪とその内側に組込まれた内輪との間に、外輪と内輪を結合および結合解除する2方向クラッチを組込み、その2方向クラッチの係合および係合解除を制御する電磁クラッチを2方向クラッチに併設し、前記2方向クラッチが、外輪の内周と内輪の外周における一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成する複数のカム面を等間隔に設け、各カム面と円筒面間にローラを組込み、そのローラを前記外輪と内輪間に組込まれて電磁クラッチにより回転が制御される保持器で保持し、その保持器と外輪および内輪のうち前記カム面が形成された側の部材との間に、ローラが円筒面およびカム面に対して係合解除された中立位置に保持器を弾性保持するスイッチばねを組み込んだ構成とされた回転伝達装置において、前記周方向に並ぶローラ群を軸方向に複列に設け、一方のローラ群をカム面の周方向長さの中央位置から周方向の一端側に片寄った位置に配置し、他方のローラ群をカム面の周方向長さの中央位置から周方向の他端側に片寄った位置に配置した構成を採用したのである。
上記のように、複列に設けられたローラ群のうち、一方のローラ群をカム面の周方向長さの中央位置から周方向の一端側に片寄った位置に配置し、他方のローラ群をカム面の周方向長さの中央位置から周方向の他端側に片寄った位置に配置することによって、外輪と内輪のうち、カム面が形成された側の部材と電磁クラッチにより回転が制御される保持器とが一方向に相対回転すると、一方のローラ群が円筒面およびカム面に直ちに係合すると共に、内輪と保持器とが他方向に相対回転すると、他方のローラ群が円筒面およびカム面に直ちに係合することになり、回転方向ガタの小さい、用途に制限を受けることが少ない回転伝達装置を得ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1に示すように、円筒状のハウジング1内には軸受2が組込まれ、その軸受2によってハウジング1内に組込まれた外輪3が回転自在に支持されている。
外輪3の内側には内輪4が組込まれ、その内輪4と外輪3は対向部間に組込まれた軸受5によって相対的に回転自在に支持されている。内輪4の内周にはセレーション6が形成され、そのセレーション6を介して内輪4は図示省略した回転軸に結合される。
外輪3と内輪4との間には2方向クラッチ10が組込まれている。図1および図4に示すように、2方向クラッチ10は、外輪3の内周に円筒面11を形成し、内輪4の外周には上記円筒面11との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成する複数の平坦なカム面12を周方向に連続して設け、各カム面12と円筒面11との間に、1つのカム面12に対して正転用ローラ13aと逆転用ローラ13bの2つのローラを軸方向に間隔をおいて組込み、周方向に並ぶ正転用ローラ13a群と逆転用ローラ13b群のそれぞれを外輪3と内輪4間に組込まれた保持器14で保持している。
ここで、保持器14は、図4に示すように、正転用ローラ13a群の各ローラ13aを個別に収容するローラ数と同数の第1ポケット15aと、図5に示すように、逆転用ローラ13b群の各ローラ13bを個別に収容する第2ポケット15bを有し、第1ポケット15aは、カム面12の周方向長さの中央位置からくさび形空間の周方向一端側に片寄った位置に形成され、一方、第2ポケット15bはカム面12の周方向長さの中央位置からくさび形空間の周方向他端側に片寄った位置に形成されて、各ローラ13a、13bを円筒面11およびカム面12に対して係合解除された中立位置に保持している。
図1および図3に示すように、内輪4の一端にはばね収容凹部17が形成され、そのばね収容凹部17内にスイッチばね18が組込まれている。スイッチばね18は周方向の一部に切離し端を有するリング状をなし、その切離し端から外向きに設けられた一対の押圧片18aはばね収容凹部17の周壁に形成された切欠部19および保持器14の端部に設けられた切欠き20内に挿入されて切欠部19および切欠き20の周方向で対向する側面を相反する方向に押圧し、その押圧によって、正転用ローラ13a群および逆転用ローラ13b群の各ローラが円筒面11およびカム面12に対して係合解除される中立位置に保持器14を弾性保持している。
スイッチばね18は、内輪4の端部の小径筒部4aに嵌合されたコネクティングプレート21によってばね収容凹部17から抜け出るのが防止されている。コネクティングプレート21は止め輪22によって軸方向に位置決めされ、外周にはL形の係合片23が設けられている。係合片23は保持器14の端部に設けられた前記切欠き20と係合し、その係合によってコネクティングプレート21は保持器14に回り止めされている。
図1および図2に示すように、外輪3と保持器14の相互間には、2方向クラッチ10の係合および係合解除を制御する電磁クラッチ30が上記2方向クラッチ10に併設して設けられている。
電磁クラッチ30は、保持器14の端面に対向配置されたアーマチュア31と、そのアーマチュア31と軸方向で対向するロータ32と、そのロータ32と軸方向で対向する電磁石33とからなる。
図2に示すように、アーマチュア31は内輪4の端部に設けられた小径筒部4aにスライド自在に嵌合されている。このアーマチュア31には係合孔34が形成され、その係合孔34にコネクティングプレート21の外周の係合片23が係合し、その係合によってアーマチュア31は保持器14に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動自在とされている。
ロータ32は、外輪3の開口端部に接続された非磁性体からなるロータガイド36の端部内に圧入されてロータガイド36に回り止めされている。このロータ32には複数の円弧状のスリット37が周方向に間隔をおいて形成されている。
また、アーマチュア31とロータ32の対向端面間には、アーマチュア31をロータ32から離反する方向に付勢する弾性部材38が組込まれている。
電磁石33は、電磁コイル33aと、その電磁コイル33aを支持するコア33bとからなり、上記電磁コイル33aに通電すると、コア33b、ロータ32およびアーマチュア31に磁束が流れ、アーマチュア31に吸引力が付与されるようになっている。
実施の形態で示す回転伝達装置は上記の構造からなり、図2は、2方向クラッチ10の係合解除状態を示し、内輪4が回転しても、その回転は外輪3に伝達されず、内輪4はフリー回転する。
内輪4の回転状態において、電磁石33の電磁コイル33aに通電すると、コア33b、ロータ32およびアーマチュア31間に磁束が流れて、アーマチュア31に磁気吸引力が負荷され、アーマチュア31がロータ32に吸着される。
アーマチュア31の吸着により、その吸着面に作用する摩擦抵抗は保持器14の回転抵抗となるため、内輪4と保持器14が相対回転する。
ここで、内輪4が保持器14に対して、図4(I)の矢印で示す方向に回転すると、第1ポケット15a内に収容された正転用ローラ13aが図4(II)の鎖線に示すように、円筒面11およびカム面12に係合する。このとき、第1ポケット15aは、カム面12の周方向長さの中央位置からくさび形空間の周方向一端側に片寄った位置に形成されているため、内輪4と保持器14が同図に示す角度θ分だけ相対回転すると、第1ポケット15a内の正転用ローラ13aは円筒面11およびカム面12に直ちに係合して、2方向クラッチ10は係合状態となり、内輪4の回転が外輪3に伝達される。
また、内輪4が保持器14に対して、図5(I)の矢印で示す方向に回転すると、第2ポケット15b内に収容された逆転用ローラ13bが図5(II)の鎖線で示すように、円筒面11およびカム面12に係合する。このとき、第2ポケット15bは、カム面12の周方向長さの中央位置からくさび形空間の周方向他端側に片寄った位置に形成されているため、内輪4と保持器14が同図に示す角度θ分だけ相対回転すると、第2ポケット15b内の逆転用ローラ13bは円筒面11およびカム面12に直ちに係合して、2方向クラッチ10は係合状態となり、内輪4の回転が外輪3に伝達される。
このように、内輪4と保持器14が相対回転すると、第1ポケット15a内に収容された正転用ローラ13aまたは第2ポケット15b内に収容された逆転用ローラ13bが円筒面11およびカム面12と直ちに係合するため、回転方向のガタがきわめて少なく、係合時に係合ショックが生じたり、異音が発生するようなことはない。
2方向クラッチ10の係合状態において、図1に示す電磁石33の電磁コイル33aに対する通電を遮断すると、弾性部材38の復元力によって、アーマチュア31がロータ32から離反すると共に、スイッチばね18の復元弾性により、保持器14が回転し、第1ポケット15a内に組込まれた係合状態の正転用ローラ13aまたは第2ポケット15b内に組込まれた係合状態の逆転用ローラ13bは、中立位置に戻され、2方向クラッチ10は係合解除して、内輪4から外輪3への回転伝達が遮断され、内輪4がフリー回転する。
実施の形態では、外輪3の内周に円筒面11を形成し、内輪4の外周にカム面12を設けたが、上記と逆に、内輪4の外周に円筒面を形成し、外輪3の内周にカム面を設けるようにしてもよい。この場合、保持器と外輪の相互間にスイッチばねを組込んで、正転用ローラおよび逆転用ローラのそれぞれが中立位置に保持されるよう保持器を弾性保持すると共に、電磁クラッチのロータを内輪に接続される回転軸に回り止めし、かつ外輪に回転トルクを入力して、2方向クラッチの係合時に、外輪の回転を内輪に伝達する。
この発明に係る回転伝達装置の実施の形態を示す縦断正面図 図1の2方向クラッチ部を拡大して示す断面図 図1のIII−III線に沿った断面図 (I)は図1のIV−IV線に沿った断面図、(II)は(I)の一部を拡大して示す断面図 (I)は図1のV−V線に沿った断面図、(II)は(I)の一部を拡大して示す断面図 (I)は、従来の回転伝達装置の2方向クラッチの断面図、(II)は、2方向クラッチの係合状態を示す断面図
符号の説明
3 外輪
4 内輪
10 2方向クラッチ
11 円筒面
12 カム面
13a 正転用ローラ(ローラ)
13b 逆転用ローラ(ローラ)
14 保持器
18 スイッチばね
30 電磁クラッチ

Claims (1)

  1. 外輪とその内側に組込まれた内輪との間に、外輪と内輪を結合および結合解除する2方向クラッチを組込み、その2方向クラッチの係合および係合解除を制御する電磁クラッチを2方向クラッチに併設し、前記2方向クラッチが、外輪の内周と内輪の外周における一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成する複数のカム面を等間隔に設け、各カム面と円筒面間にローラを組込み、そのローラを前記外輪と内輪間に組込まれて電磁クラッチにより回転が制御される保持器で保持し、その保持器と外輪および内輪のうち前記カム面が形成された側の部材との間に、ローラが円筒面およびカム面に対して係合解除された中立位置に保持器を弾性保持するスイッチばねを組み込んだ構成とされた回転伝達装置において、
    前記周方向に並ぶローラ群を軸方向に複列に設け、一方のローラ群をカム面の周方向長さの中央位置から周方向の一端側に片寄った位置に配置し、他方のローラ群をカム面の周方向長さの中央位置から周方向の他端側に片寄った位置に配置したことを特徴とする回転伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103807314A (zh) * 2014-02-22 2014-05-21 王陈梓 一种正反转传动中基于轴向移动离合销的离合传动装置
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JP2019100367A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 トヨタ自動車株式会社 車両用2方向クラッチ装置

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