JP2008018543A - ハードコートフィルム、それを用いた反射防止性フィルム及び反射防止性近赤外線遮蔽フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハードコートフィルム10は、透明基材フィルム11上に接着層12を介してハードコート層13が積層されて構成されている。透明基材フィルム11とハードコート層13との屈折率の差は0.02以内であり、かつ接着層12の膜厚は5〜30nmである。反射防止性フィルム14は、ハードコートフィルム10のハードコート層13上に反射防止層15が積層されて構成される。反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16は、反射防止性フィルム14の反射防止層15が設けられている側とは反対側の透明基材フィルム11上に近赤外線遮蔽層17が積層されて構成されている。
【選択図】図1
Description
第3の発明のハードコートフィルムは、第1又は第2の発明において、前記ハードコート層中には金属酸化物微粒子が含まれていることを特徴とするものである。
第1の発明のハードコートフィルムにおいては、透明基材フィルムとハードコート層との屈折率の差が0.02以内に設定されることから、屈折率差に基づいて生ずる干渉縞を抑えることができる。さらに、接着層の膜厚が5〜30nmという薄い厚さに設定されることから、接着層による干渉縞の発生を避けて透明基材フィルムとハードコート層との間の接着性を高めることができる。従って、干渉縞の発生を抑制しつつ、透明基材フィルムに対するハードコート層の密着性を向上させることができる。
図1(a)に示すように、本実施形態のハードコートフィルム10は、透明基材フィルム11上に接着層12を介してハードコート層13が積層されて構成され、前記透明基材フィルム11とハードコート層13との屈折率の差が0.02以内であり、かつ接着層12の膜厚が5〜30nmに設定されている。透明基材フィルム11とハードコート層13との屈折率の差を0.02以内に抑えることにより、屈折率差に基づいて発生する干渉縞を抑制することができる。また、接着層12の膜厚を5〜30nmという極薄く設定することで、干渉縞の発生を抑えつつ、透明基材フィルム11とハードコート層13との接着性を高めることができる。
係るハードコート層13は、その屈折率と透明基材フィルム11の屈折率との屈折率の差が0.02以内であり、表面硬度や耐擦傷性を向上できる限り、ハードコート層13に用いられる公知の全ての樹脂が使用可能であり、特に電離放射線硬化型樹脂と金属酸化物微粒子とを含有する材料から形成されることが好ましい。ここで、金属酸化物微粒子とは、平均粒子径が好ましくは150nm以下、より好ましくは10〜150nmである金属酸化物を意味する。この平均粒子径が150nmを越えると、微粒子が大きくなり過ぎてハードコート層13の透明性が損なわれる結果を招く。
接着層12は、光学的な悪影響を及ぼすことなく、透明基材フィルム11とハードコート層13との密着性を高める機能を有している。接着層12の膜厚は5〜30nm、好ましくは10〜20nmであり、透明基材フィルム11とハードコート層13との密着性を高めることができる限り、接着剤として任意の屈折率を有する公知の樹脂層が適用可能である。接着層12の膜厚が5nm未満の場合には、透明基材フィルム11とハードコート層13間の密着性が保てず、その一方接着層12の膜厚が30nmを越える場合、例えば市販の接着層12を設けた透明基材フィルム11は接着層12が光学的な悪影響を及ぼすために干渉縞が多くなる。
反射防止層15は単層構成又は多層構成とすることができる。単層構成の場合には、ハードコート層13上に該ハードコート層13よりも低い屈折率の層(低屈折率層)を1層形成する。また多層構成の場合には、ハードコート層13の上に屈折率の異なる層を多層形態で積層する。多層構成とすることにより、反射率をより効果的に下げることができる。具体的には、反射防止層15は、ハードコート層13側から見て順に高屈折率層及び低屈折率層からなる2層形態や、中屈折率層、高屈折率層及び低屈折率層からなる3層形態や、高屈折率層、低屈折率層、高屈折率層及び低屈折率層からなる4層形態等で構成される。反射防止の効果の観点からは3層以上の構成が好ましく、生産性及び生産コストの観点からは単層構成又は2層構成が好ましい。
近赤外線遮蔽層17に含まれる近赤外線吸収色素は、下記の一般式(1)で表されるスルホンイミドをアニオン成分とするジイモニウム塩が好ましい。
また、前記一般式(1)中のRは、アルキル基、ハロゲン化アルキル基、シアノアルキル基、アリール基、ヒドロキシル基、フェニル基及びフェニルアルキレン基からなる群より選ばれる置換基であって、これらは同一、又は異なっていてもよい。これらのうち、炭素数1〜8の直鎖又は側鎖を有するアルキル基、ハロゲン化アルキル基、シアノアルキル基等が好ましく、炭素数2〜6の直鎖アルキル基及びハロゲン化アルキル基が特に好ましい。炭素数2〜6の直鎖アルキル基及びハロゲン化アルキル基として具体的には、エチル基、2,2,2‐トリフルオロエチル基、プロピル基、3,3,3‐トリフルオロプロピル基、ブチル基、4,4,4‐トリフルオロブチル基、4,4,4‐トリクロロブチル基、パーフルオロブチル基、パーククロロブチル基、アミル基、イソプロピル基、イソブチル基、イソアミル基等が挙げられる。
・ 本実施形態のハードコートフィルム10においては、透明基材フィルム11とハードコート層13との屈折率の差が0.02以内に設定されると共に、接着層12の膜厚が5〜30nmに設定されている。従って、干渉縞の発生を抑制しつつ、透明基材フィルム11に対するハードコート層13の密着性を向上させることができる。
(a)光学特性
(a−1)干渉縞の評価
裏面反射の影響をなくすため、ハードコート層13を設けた面と反対側の面を黒色塗料で塗りつぶしたサンプルを作製した。暗室内で3波長蛍光灯を光源としてサンプルを目視したときに、干渉縞の強度を評価した。
(a−2)最小反射率の測定
裏面反射の影響をなくすため、ハードコート層13を設けた面と反対側の面を黒色塗料で塗りつぶしたサンプルを作製した。得られたサンプルを紫外可視分光光度計(日本分光(株)製、V−560)を用いて、光の波長400〜800nmの5°、−5°の分光反射スペクトルを測定し、反射率スペクトルより最小反射率(%)を読み取った。
(a−3)近赤外線透過率の測定
サンプルを紫外可視分光光度計(日本分光(株)製、V−560)を用いて測定し、800nm、900nm及び1000nmの各波長における近赤外線透過率(%)を読み取った。
(b)物理的特性
(b−1)密着性
ハードコート層13を設けた面側をJIS D0202−1998に準拠して碁盤目剥離テープ試験を行った。セロハンテープ(ニチバン(株)製、CT24)を用い、フィルムに密着させた後剥離した。判定は100マスの内、剥離しないマス目の数で表し、剥離しない場合を100/100、完全に剥離する場合を0/100として表した。
〔接着層を形成する接着剤としての塗布液(以下、接着剤塗布液という)の調製〕
(1)共重合ポリエステル樹脂の合成(A)
ジメチルテレフタレート100質量部、ジメチルイソフタレート100質量部、エチレングリコール30.3質量部、ネオペンチルグリコール150質量部、酢酸亜鉛0.1質量部及び三酸化アンチモン0.1質量部をエステル交換反応容器に仕込み、180℃にコントロールして加熱し4時間反応させ、エステル交換反応を行った。その後、5−ナトリウムスルホイソフタル酸5質量部を添加し、240℃で1時間エステル化反応を行った。次に、250℃まで温度を上げ、系内を1mmHg(133Pa)の減圧にして2時間重縮合反応を行ない、共重合ポリエステル樹脂(A)を得た。
(2)架橋剤(B)の合成
フラスコにイオン交換水300質量部を仕込み、窒素気流下で60℃に加温し、過硫酸アンモニウム0.3質量部及び亜硝酸水素ナトリウム0.3質量部を添加した。その後、メタクリル酸メチル20.2質量部、2−イソプロペニルー2−オキサゾリン21.2質量部、ポリエチレンオキシドメタクリル酸45.5質量部及びアクリルアミド10.2質量部の混合物を4時間かけて、滴下した。滴下終了後1時間撹拌を継続し、架橋剤(B)の25質量%の水分散体を得た。
(3)接着剤塗布液の調製
前記共重合ポリエステル樹脂(A)の30質量%水分散体を65質量部、前記架橋剤(B)の25質量%水分散体を40質量部及びイオン交換水450質量部を混合して接着剤塗布液とした。
(透明基材フィルムAの作製)
二軸延伸ポリエステルフィルム(片面に接着膜が設けられているポリエチレンテレフタレートフィルム、東洋紡績(株)製、コスモシャインA4100、厚さ100μm、屈折率1.65)の接着膜のない面に、前記接着剤塗布液をグラビアコート法で塗布した。フィルム断面をSEM観察したところ、接着層12の厚さは乾燥膜厚で15nmであった。
(透明基材フィルムBの作製)
透明基材フィルムAの作製で用いた二軸延伸ポリエステルフィルムの接着膜のない面に、接着剤塗布液をグラビアコート法で塗布した。フィルム断面をSEM観察したところ、接着層膜厚は5nmであった。
(透明基材フィルムCの作製)
透明基材フィルムAの作製で用いた二軸延伸ポリエステルフィルムの接着膜のない面に、接着剤塗布液をグラビアコート法で塗布した。フィルム断面をSEM観察したところ、接着層膜厚は30nmであった。
(透明基材フィルムDの作製)
透明基材フィルムAの作製で用いた二軸延伸ポリエステルフィルムの接着膜のない面に、接着剤塗布液をグラビアコート法で塗布した。フィルム断面をSEM観察したところ、接着層膜厚は40nmであった。
(ハードコート層塗布液Aの調製)
アンチモンドープ酸化錫の30質量%メチルエチルケトン分散液(アンチモンドープ酸化錫の平均粒子径98nm、石原産業(株)製、SNS−10M)83質量部、多官能アクリレート化合物(6官能のジペンタエリスリトールヘキサアクリレートと5官能のジペンタエリスリトールペンタアクリレートとの混合物、平均官能基数5.5、日本化薬(株)製、DPHA)75質量部及びUVラジカル開始剤(チバスペシャルティケミカルズ(株)製、イルガキュア184)5質量部を撹拌混合し、ハードコート層塗布液Aとした。
(ハードコート層塗布液Bの調製)
アンチモンドープ酸化錫の30質量%メチルエチルケトン分散液(アンチモンドープ酸化錫の平均粒子径98nm、石原産業(株)製、SNS−10M)73質量部、多官能アクリレート化合物(6官能のジペンタエリスリトールヘキサアクリレートと5官能のジペンタエリスリトールペンタアクリレートとの混合物、平均官能基数5.5、日本化薬(株)製、DPHA)78質量部及びUVラジカル開始剤(チバスペシャルティケミカルズ(株)製、イルガキュア184)5質量部を撹拌混合し、ハードコート層塗布液Bとした。
(ハードコート層塗布液Cの調製)
アンチモンドープ酸化錫の30質量%メチルエチルケトン分散液(アンチモンドープ酸化錫の平均粒子径98nm、石原産業(株)製、SNS−10M)57質量部、多官能アクリレート化合物(6官能のジペンタエリスリトールヘキサアクリレートと5官能のジペンタエリスリトールペンタアクリレートとの混合物、平均官能基数5.5、日本化薬(株)製、DPHA)83質量部及びUVラジカル開始剤(チバスペシャルティケミカルズ(株)製、イルガキュア184)5質量部を撹拌混合し、ハードコート層塗布液Cとした。
(低屈折率層塗布液Aの調製)
パーフルオロ−(1,1,9,9−テトラハイドロ−2,5−ビスフルオロメチル−3,6−ジオキサノネノール)104質量部及びビス(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロヘプタノイル)パーオキサイドの8質量%パーフルオロヘキサン溶液11質量部の重合反応により得られるヒドロキシル基含有含フッ素アリルエーテル重合体(数平均分子量72,000、質量平均分子量118,000)5質量部、メチルエチルケトン(MEK)43質量部、ピリジン1質量部、及びα−フルオロアクリル酸フルオライド1質量部より重合性二重結合を有する含フッ素反応性重合体溶液(固形分13質量%、α‐フルオロアクリロイル基の導入率40モル%)を調製した。また、中空シリカゾル(触媒化成工業(株)製、商品名:ELCOM NY−1001SIV、イソプロピルアルコールによる中空シリカゾルの25%分散液、平均粒径:60nm)2000質量部、γ−アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業(株)製、KBM5103)70質量部、及び蒸留水80質量部を混合して変性中空シリカ微粒子(ゾル)(平均粒子径:60nm)を調製した。そして、前記含フッ素反応性重合体溶液50質量部と、変性中空シリカ微粒子50質量部と、光重合開始剤(チバスペシャルティケミカルズ(株)製、イルガキュア907)2質量部と、イソプロピルアルコール2000質量部とを混合して、低屈折率層塗布液Aを得た。
(低屈折率層塗布液Bの調製)
1,10−ジアクリロイルオキシ−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロデカン70質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート10質量部、シリカゲル微粒子分散液(日産化学工業(株)製、XBA−ST)60質量部、及び光重合開始剤(日本化薬(株)製、KAYACURE BMS)5質量部を混合して低屈折率層塗布液Bとした。
(近赤外線遮蔽層塗布液Aの調製)
近赤外線吸収色素として、ジイモニウム塩(日本カーリット(株)製、CIR−1085F5.0質量部、バインダー樹脂としてアクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、ダイヤナールBR‐80)100質量部、溶剤としてメチルエチルケトン450質量部及びトルエン450質量部を混合、攪拌して溶解し、近赤外線遮蔽層塗布液Aとした。
(近赤外線遮蔽層塗布液Bの調製)
近赤外線吸収色素としてジイモニウム塩(日本カーリット(株)製、CIR−1085F)5.0質量部、特定波長吸収色素としてスクアリン酸誘導体(協和発酵ケミカル(株)製、SD−1566)0.2質量部、バインダー樹脂としてアクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、ダイヤナールBR−80)100質量部、溶剤としてメチルエチルケトン450質量部及びトルエン450質量部を混合、攪拌して溶解し、近赤外線遮蔽層塗布液Bとした。
(実施例1)
前記透明基材フィルムAの接着層12上に前記ハードコート層塗布液Aを、乾燥膜厚5μm程度になるようにグラビアコート法で塗布後、400mJ/cm2のエネルギーで紫外線を照射して硬化させることにより、ハードコートフィルム10を作製した。ハードコート層13の屈折率は1.64であった。このハードコートフィルム10についての評価結果を表1に示す。
(実施例2)
実施例1において、透明基材フィルムAに代えて透明基材フィルムBを用いた以外は実施例1と同様にして、ハードコートフィルム10を作製した。ハードコート層13の屈折率は1.64であった。その評価結果を表1に示す。
(実施例3)
実施例1において、透明基材フィルムAに代えて透明基材フィルムCを用いた以外は実施例1と同様にして、ハードコートフィルム10を作製した。ハードコート層13の屈折率は1.64であった。その評価結果を表1に示す。
(実施例4)
実施例1において、ハードコート層塗布液Aに代えてハードコート層塗布液Bを用いた以外は実施例1と同様にして、ハードコートフィルム10を作製した。ハードコート層13の屈折率は1.63であった。その評価結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1において、透明基材フィルムAに代えて二軸延伸ポリエステルフィルム(片面に接着膜が設けられているポリエチレンテレフタレートフィルム、東洋紡績(株)製、コスモシャインA4100、厚さ100μm)の接着膜のない面を用いた以外は実施例1と同様にして、ハードコートフィルムを作製した。ハードコート層の屈折率は1.64であった。その評価結果を表1に示す。
(比較例2)
実施例1において、透明基材フィルムAに代えて透明基材フィルムDを用いた以外は実施例1と同様にして、ハードコートフィルムを作製した。ハードコート層の屈折率は1.64であった。その評価結果を表1に示す。
(比較例3)
実施例1において、ハードコート層塗布液Aに代えてハードコート層塗布液Cを用いた以外は実施例1と同様にして、ハードコートフィルムを作製した。ハードコート層の屈折率は1.60であった。その評価結果を表1に示す。
(実施例5)
実施例1で作製したハードコートフィルム10のハードコート層13上に低屈折率層塗布液Aを、光学膜厚が110〜125nmになるようにグラビアコート法で塗布し、乾燥後、窒素雰囲気下で400mJ/cm2の出力で紫外線を照射して硬化させることにより、反射防止性フィルムを11作製した。反射防止性フィルム14についての評価結果を表2に示す。
(実施例6)
実施例5において、ハードコートフィルム10として実施例1で作製したものに代えて実施例2で作製したものを用いた以外は実施例5と同様にして、反射防止性フィルム14を作製した。その評価結果を表2に示す。
(実施例7)
実施例5において、ハードコートフィルム10として実施例1で作製したものに代えて実施例3で作製したものを用いた以外は実施例5と同様にして、反射防止性フィルム14を作製した。その評価結果を表2に示す。
(実施例8)
実施例5において、低屈折率層塗布液Aに代えて低屈折率層塗布液Bを用いた以外は実施例5と同様にして、反射防止性フィルム14を作製した。その評価結果を表2に示す。
(比較例4)
実施例5において、ハードコートフィルムとして実施例1で作製したものに代えて比較例1で作製したものを用いた以外は実施例5と同様にして、反射防止性フィルムを作製した。その評価結果を表2に示す。
(比較例5)
実施例5において、ハードコートフィルムとして実施例1で作製したものに代えて比較例2で作製したものを用いた以外は実施例5と同様にして、反射防止性フィルムを作製した。その評価結果を表2に示す。
(比較例6)
実施例5において、ハードコートフィルムとして実施例1で作製したものに代えて比較例3で作製したものを用いた以外は実施例5と同様にして、反射防止性フィルムを作製した。その評価結果を表2に示す。
(実施例9)
実施例5で作製した反射防止性フィルム14の反射防止層15とは反対側の透明基材フィルム11上に、近赤外線遮蔽層塗布液Aを、乾燥膜厚10μmになるようにグラビアコート法により成膜して近赤外線遮蔽層17を形成した。その後、100℃で10分間乾燥することにより、反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16を作製した。得られた反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16についての評価結果を表3に示す。
(実施例10)
実施例9において、反射防止性フィルム14を実施例5で作製したものに代えて実施例6で作製したものを用いた以外は実施例9と同様にして、反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16を作製した。その評価結果を表3に示す。
(実施例11)
実施例9において、反射防止性フィルム14を実施例5で作製したものに代えて実施例7で作製したものを用いた以外は実施例9と同様にして、反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16を作製した。その評価結果を表3に示す。
(実施例12)
実施例9において、反射防止性フィルム14を実施例5で作製したものに代えて実施例8で作製したものを用いた以外は実施例9と同様にして、反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16を作製した。その評価結果を表3に示す。
(実施例13)
実施例5で作製した反射防止性フィルム14の反射防止層15とは反対側の透明基材フィルム11上に、近赤外線遮蔽層塗布液Bを、乾燥膜厚10μmになるようにグラビアコート法により成膜した後、120℃で5分間乾燥することにより、反射防止性近赤外線遮蔽フィルム16を作製した。その評価結果を表3に示す。
(比較例7)
実施例9において、反射防止性フィルムとして実施例5で作製したものに代えて比較例4で作製したものを用いた以外は実施例9と同様にして、反射防止性近赤外線遮蔽フィルムを作製した。その評価結果を表3に示す。
(比較例8)
実施例9において、反射防止性フィルムとして実施例5で作製したものに代えて比較例5で作製したものを用いた以外は実施例9と同様にして、反射防止性近赤外線遮蔽フィルムを作製した。その評価結果を表3に示す。
(比較例9)
実施例9において、反射防止性フィルムとして実施例5で作製したものに代えて比較例6で作製したものを用いた以外は実施例9と同様にして、反射防止性近赤外線遮蔽フィルムを作製した。その評価結果を表3に示す。
・ 透明基材フィルム11を形成するポリエステルフィルムとして、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム等を用いることもできる。
・ 透明基材フィルム11上に接着層12を設ける場合、透明基材フィルム11上に予めシランカップリング剤等の前処理剤(プライマー)を塗布し、密着性を向上させるように構成することもできる。
・ 前記ポリエステルフィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィルムであることを特徴とする請求項2に記載のハードコートフィルム。このように構成した場合、請求項2に係る発明の効果に加え、成形が容易であると共に、入手が容易で製造コストの低減を図ることができる。
Claims (5)
- 透明基材フィルム上に接着層を介してハードコート層を積層して構成され、前記透明基材フィルムとハードコート層との屈折率の差が0.02以内であり、かつ接着層の膜厚が5〜30nmであることを特徴とするハードコートフィルム。
- 前記透明基材フィルムがポリエステルフィルムであることを特徴とする請求項1に記載のハードコートフィルム。
- 前記ハードコート層中には金属酸化物微粒子が含まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハードコートフィルム。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハードコートフィルムにおけるハードコート層上にさらに反射防止層を積層して構成されていることを特徴とする反射防止性フィルム。
- 請求項4に記載の反射防止性フィルムにおける反射防止層が設けられている側とは反対側の透明基材フィルム上に近赤外線遮蔽層を積層して構成されていることを特徴とする反射防止性近赤外線遮蔽フィルム。
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