JP2008062545A - 貼付け装置 - Google Patents
貼付け装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008062545A JP2008062545A JP2006243992A JP2006243992A JP2008062545A JP 2008062545 A JP2008062545 A JP 2008062545A JP 2006243992 A JP2006243992 A JP 2006243992A JP 2006243992 A JP2006243992 A JP 2006243992A JP 2008062545 A JP2008062545 A JP 2008062545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- heating
- pressure
- carry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】粉体接着剤を塗布した圧着はがき用のシート状部材又は薬袋等の本質的に矩形の袋用のシート状部材を安定して圧着できる貼付け装置を提供する。
【解決手段】可変情報を印字され、粉体接着剤69を塗布され、V折り又はZ折りされた用紙P−4又はP−3は矢印g方向に搬送される。貼付け装置55の搬送コロ対57は用紙Pの搬送を引き継ぐ。押込み部材74は水平位置に回動して用紙Pの搬送を案内した後、鉛直方向に回動しながら、搬送コロの半径分の長さの後端部を残して搬送が止まった用紙Pをプレス室72に押し込む。排紙コロ75が退避位置に退出し、上プレス部54aが降下して上プレス部54a及び下プレス部54bの離型性樹脂72が覆設された金属材料平面部で用紙Pを押圧し且つ熱源56が加熱する。圧力が0.1MPaなら140℃で1秒又は110℃で4秒、圧力が0.25MPa以上なら130℃で1秒又は80℃で5秒で接着させる。
【選択図】 図8
【解決手段】可変情報を印字され、粉体接着剤69を塗布され、V折り又はZ折りされた用紙P−4又はP−3は矢印g方向に搬送される。貼付け装置55の搬送コロ対57は用紙Pの搬送を引き継ぐ。押込み部材74は水平位置に回動して用紙Pの搬送を案内した後、鉛直方向に回動しながら、搬送コロの半径分の長さの後端部を残して搬送が止まった用紙Pをプレス室72に押し込む。排紙コロ75が退避位置に退出し、上プレス部54aが降下して上プレス部54a及び下プレス部54bの離型性樹脂72が覆設された金属材料平面部で用紙Pを押圧し且つ熱源56が加熱する。圧力が0.1MPaなら140℃で1秒又は110℃で4秒、圧力が0.25MPa以上なら130℃で1秒又は80℃で5秒で接着させる。
【選択図】 図8
Description
本発明は、貼付け装置に係わり、更に詳しくは秘匿情報を印刷したシート状部材の接着剤を塗布された秘匿情報印刷面を圧着したり、表となる面と裏になる面に印刷されて二つ折りされたシート状部材を袋状に圧着する貼付け装置に関する。
従来、特定の個人のみへ文字情報を伝達するために、一般に、文字記載物を封書の形態にし、開封後に始めて当該個人が文字情報を確認できるようにしていた。
近年、個人情報保護が厳しく問われるようにもなり、各種事業所等では、例えば、個人の各種データ、成績表、給与明細書等の個人情報は、これを文字記載物の内部の印字箇所に記録して、印字箇所の周縁部もしくは文字記載物の全面を接着や圧着により封筒状やカード状にして配布したりしている。
近年、個人情報保護が厳しく問われるようにもなり、各種事業所等では、例えば、個人の各種データ、成績表、給与明細書等の個人情報は、これを文字記載物の内部の印字箇所に記録して、印字箇所の周縁部もしくは文字記載物の全面を接着や圧着により封筒状やカード状にして配布したりしている。
このうち、はがきサイズのカード状のものは圧着はがきと呼ばれており、通常の郵便はがきと同じ料金で利用できることから、情報提供者側の利便性が高い印字(印刷)情報秘匿システムとして、広告宣伝のダイレクトメール等にも汎用されている。
このような圧着はがき等による印字情報秘匿システムを利用するには、従来、専門の製造業者に委託するか、高価な圧着はがき等製造・印刷装置を導入するかして秘匿情報を作成していた。
これらの圧着はがき等製造・印刷装置を用いて秘匿情報を作成するには、接着剤を情報印字の後に塗布する方法や、情報印字の前に塗布する方法等があるが、いずれにしても秘匿情報を大量に作成するという前提が必須であり高価であった。
また、そのような製造業者への委託は、個人情報の流出の問題も潜在的に存在しており好ましい秘匿情報の作成方法とはいえない。
ところで、近年、パソコンやプリンタの発達と相侯って、小規模事業所や個人でも利用できるように、少量単位でも簡易に圧着はがきを作成できるようにしたものも提案されている。
ところで、近年、パソコンやプリンタの発達と相侯って、小規模事業所や個人でも利用できるように、少量単位でも簡易に圧着はがきを作成できるようにしたものも提案されている。
例えば、感圧接着剤を予め塗布した剥離紙付きはがき用紙が販売されている。これは、2つ折り内部の印字面に所定の文字情報等を印字後に、感圧接着剤部分を圧着して投函用の圧着はがきを完成させるものである。
また、例えば、粘着フイルムとはがき用紙を一組にしたものが販売されている。これは、2つ折り内部の印字面に所定の文字情報等を印字後に、2つ折り内部に粘着フイルムを挟むようにして圧着して、投函用の圧着はがきを作成できるようにしたものである。
しかしながら、これでもコスト高は避けられず、取り扱いが煩雑であり、個人的に数枚の圧着はがきを作成するのなら良いが、ある程度の枚数単位で、安価で、迅速に、且つ対需要即応体制で作成できるものではない。
そこで、粘着剤を内包したマイクロカプセルから成るトナー状粘着剤を静電印刷法により基材の表面に転写してフラッシュ定着させ、接着時には圧力によりマイクロカプセルを破壊しカプセル内の粘着剤を浸出させるようにして、圧着はがきを容易に作成できるとする提案がなされている。また、この提案では、粘着剤を溶融、混練、粉砕した粉砕トナーも示唆されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、事務用プリンタや複写機の交換用の印字用カートリッジに圧着用物質を入れて、それら事務用プリンタ又は複写機による印字作業と同様の操作で圧着用物質を官製はがきや封筒に塗布し、その後、圧着専用機にかけるようにし、圧着専用機にかけるところまでを1台のプリンタ又は複写機で出来るとする提案がなされている。また、この提案では、二つ折りの片面、三つ折の中央両面に圧着用物質を塗布することが示唆されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、感熱接着剤を含むトナーを用い、電子写真方式により画像を対需要即応式で作成する方法が提案されている。この提案では、感熱接着剤の軟化温度は電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高くなるように構成し、また、感熱接着剤の電子写真方式用トナーに占める割合を5〜60質量%とし、また、感熱接着剤の組成は熱接着性樹脂、ホットメルト及びワックス類からなる群より選ばれる1種類以上を含むようにすることが提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
また、従来、各種紙袋及び各種フイルム袋の製造に当たっては、特殊大型装置を用い、ロール形状の原反から多数の袋を一括して製造している。(例えば、特許文献4参照。)
ユーザはこのような装置で製造された各種袋を、各種の目的に応じて購入して使用しているのが一般的である。
また、事務用プリンタや複写機の交換用の印字用カートリッジに圧着用物質を入れて、それら事務用プリンタ又は複写機による印字作業と同様の操作で圧着用物質を官製はがきや封筒に塗布し、その後、圧着専用機にかけるようにし、圧着専用機にかけるところまでを1台のプリンタ又は複写機で出来るとする提案がなされている。また、この提案では、二つ折りの片面、三つ折の中央両面に圧着用物質を塗布することが示唆されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、感熱接着剤を含むトナーを用い、電子写真方式により画像を対需要即応式で作成する方法が提案されている。この提案では、感熱接着剤の軟化温度は電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高くなるように構成し、また、感熱接着剤の電子写真方式用トナーに占める割合を5〜60質量%とし、また、感熱接着剤の組成は熱接着性樹脂、ホットメルト及びワックス類からなる群より選ばれる1種類以上を含むようにすることが提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
また、従来、各種紙袋及び各種フイルム袋の製造に当たっては、特殊大型装置を用い、ロール形状の原反から多数の袋を一括して製造している。(例えば、特許文献4参照。)
ユーザはこのような装置で製造された各種袋を、各種の目的に応じて購入して使用しているのが一般的である。
例えば、薬袋においては、ユーザである各薬局は、紙製の各種形状の袋を購入し、その袋に患者毎に氏名などの個別情報を手書きするか又はプリンタにより印刷し、更に、その袋に包装する薬剤の名称や使用法などを手書きするか又はプリンタにより印刷して、当該患者に手渡している。
特開平09−104849号公報(段落0005、0014、図1、図3、図6)
特開2000−006553号公報(要約、図なし)
特開2004−126231号公報(段落0085〜0087、図なし)
特開2000−203593号公報(要約)
ところで、特許文献1の技術は、マイクロカプセル式のトナーについては構成及び組成について記載されてはいるが、粉砕トナーについては単なる思い付き程度に示唆されているのみであり、具体的な組成、製法、及び用法についての記載がなく、これでは、この分野の当業者といえども有用な粉砕トナーを作成することは勿論、試作することさえ出来ない。
また、特許文献2の技術は、圧着専用機にかける前までの官製はがきや封筒による印字情報秘匿書類を作成するものであり、投函用に完成するには圧着専用機にかけなければならない点で利便性と経済性に欠けるものであり、また対需要即応性には程遠いものと言わざるを得ない。
また、特許文献3の技術では、単に感熱接着剤の軟化温度が電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高く設定されているというのみで、思い付き程度に示唆されてはいるものの感熱接着剤を含むトナーの具体的な材料処方も具体的な用法も開示されていない。また、電子写真方式は静電現像を利用するものであるが、その現実的かつ具体的な構成については開示されもしない。
また、トナー状の圧着はがき用粉体接着剤は今日まで市場に流通もしていない。流通している圧着はがき用粉体接着剤は液状または粘着シート状のものだけである。
また、特許文献4の技術は、単に袋の作成方法を示しているのみで、袋をどのような装置を用いて作成するのかは開示されていない。
また、特許文献4の技術は、単に袋の作成方法を示しているのみで、袋をどのような装置を用いて作成するのかは開示されていない。
また、そのことは別にしても、一般に袋というものは購入物であるため、使用するに際しては、袋の種類(使用目的)や袋の大きさ(形状)ごとに、それぞれ発注しなければならない。
そして、それぞれの種類や大きさごとに、保管し、在庫管理などを行う必要がある。また、実際の使用に際しては、上述したように、個別情報を手で書き込んだり、印刷を施したりする煩雑な手数を必要とするという問題があった。また、購入物であるからコスト的に高いという問題も必然的に発生する。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、実用性のある粉体接着剤の製造方法を確立したうえで、その粉体接着剤を塗布した圧着はがき用のシート状部材又は薬袋等の本質的に矩形の袋用のシート状部材を安定して圧着でき且つプリンタにも組み込み可能な程度に小型で性能のよい貼付け装置を提供することである。
本発明の貼り付け装置は、熱溶融性の粉体よりなる接着剤を塗布された少なくとも二枚以上のシート状部材を、静止させた状態で加熱加圧部により熱と圧力を加える熱圧力プレス方式により圧着するように構成される。
この貼り付け装置において、例えば、上記加熱加圧部の、上記熱の温度は88℃以上であり、上記圧力は0.1MPa以上であるように構成される。
また、この貼り付け装置において、例えば、上記加熱加圧部に対する上記シート部材の搬入方向及び搬出方向は水平方向であるように構成される。
また、この貼り付け装置において、例えば、上記加熱加圧部に対する上記シート部材の搬入方向及び搬出方向は水平方向であるように構成される。
この場合、例えば、上記加熱加圧部の搬入口直前に上記シート状部材を上記加熱加圧部に押し込む押込み部材を備えるように構成される。上記押込み部材は、例えば、上記シート部材が上記加熱加圧部に搬入されるときは水平方向に回動して搬入案内路を形成し、搬入装置による搬入が解除されたとき垂直方向に回動して上記シート部材の後端部を上記加熱加圧部に押し込むように動作する回動部材であっても良い。
また、上記加熱加圧部の搬出口に、例えば、上記加熱加圧部の内と外とを移動して、圧着後の上記シート部材を上記加熱加圧部外に搬出する搬出装置を備えるのが好ましい。
この場合、上記搬出装置は回転コロであってもよい。
この場合、上記搬出装置は回転コロであってもよい。
また、この貼り付け装置において、例えば、上記加熱加圧部に対する上記シート部材の搬入方向及び搬出方向は鉛直方向であるように構成される。
この場合、上記加熱加圧部の搬出口に、例えば、上記加熱加圧部が熱圧力プレスの動作中は水平方向に回動して上記シート部材の落下を防止し、上記加熱加圧部が熱圧力プレスの動作を終了したとき鉛直方向に回動して上記シート部材の落下防止を解除する回動部材を備えるように構成してもよい。
この場合、上記加熱加圧部の搬出口に、例えば、上記加熱加圧部が熱圧力プレスの動作中は水平方向に回動して上記シート部材の落下を防止し、上記加熱加圧部が熱圧力プレスの動作を終了したとき鉛直方向に回動して上記シート部材の落下防止を解除する回動部材を備えるように構成してもよい。
また、この貼り付け装置において、例えば、上記加熱加圧部は、加熱加圧表面に離型性樹脂層が覆設されているのが好ましい。この場合、上記離型性樹脂層は、テフロン(登録商標)樹脂層又はシリコン樹脂層であってもよい。
また、この貼り付け装置において、上記加熱加圧部の加圧部は、例えば、オイル方式、エアー方式、又は偏芯カム方式で圧力を発生させるように構成される。
本発明の貼付け装置によれば、二枚以上重なって圧着される圧着はがき用のシート部材であっても過不足のない十分な圧着が可能となり、また、所望の印刷を施したシート状の袋材を、その合わせ目に十分な強度を持つように圧着することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
最初にトナー状の粉体接着剤の材料処方及び具体的な作製方法について説明する。
(実施形態1)
最初にトナー状の粉体接着剤の材料処方及び具体的な作製方法について説明する。
尚、この粉体接着剤は、秘匿情報印刷面を圧着後の剥離開封時に、反対面への文字移りが発生しない粉体接着剤として開発されたものである。
先ず、結着樹脂として軟化温度110±4℃の炭化水素系樹脂(シクロオレフィンとエチレンの共重合体)90質量%以上、帯電制御剤0.3〜3質量%、ワックス1〜9質量%を用意する。
先ず、結着樹脂として軟化温度110±4℃の炭化水素系樹脂(シクロオレフィンとエチレンの共重合体)90質量%以上、帯電制御剤0.3〜3質量%、ワックス1〜9質量%を用意する。
これらを、ミキサーにて混合し、その混合物を二軸スクリュー混練機にて温度をかけながら混練し、この混練物を冷却し、機械式粉砕機にて2mm程度にまで粉砕し、気流式粉砕機にてさらに微粒子にまで粉砕し、適切な粒子径に分級を行う。
その後、この混練粉砕物を、シリコンオイル又はアルキルジシラザンにて表面処理済みのシリカ微粒子0.1〜5質量%(対混練粉砕品)及びアルミナを外添し、軟化温度106℃で、平均粒径(体積D50)9.0μmの第2の粉体接着剤としてのトナー状の透明な粉体接着剤を得る。
(実施形態2)
次に、上記のように作製された粉体接着剤を塗布されて、その塗布面を貼付け装置により圧着されるシート状部材について圧着はがき用のシート状部材を例にとって説明する。
次に、上記のように作製された粉体接着剤を塗布されて、その塗布面を貼付け装置により圧着されるシート状部材について圧着はがき用のシート状部材を例にとって説明する。
それについては、先ず、圧着はがき用のシート面に宛名、差出人、秘匿情報等の可変情報をカラー印字(印刷、以下同様)し、その後に粉体接着剤を塗布し、折りたたんで、圧着する圧着はがき作製装置について説明する。
<圧着はがき作製装置の構成>
図1は、実施形態2としてのカラー可変情報の印字と接着剤塗布と折りたたみと貼付けの4処理を行う圧着はがき作製装置の内部構成を示す断面図である。尚、同図は、タンデム型のカラー画像形成装置に、折りたたみ装置と本発明の貼付け装置を組み込んだ状態を示している。尚、以下の説明では、枚葉紙状のシートを用紙と称することにする。
図1は、実施形態2としてのカラー可変情報の印字と接着剤塗布と折りたたみと貼付けの4処理を行う圧着はがき作製装置の内部構成を示す断面図である。尚、同図は、タンデム型のカラー画像形成装置に、折りたたみ装置と本発明の貼付け装置を組み込んだ状態を示している。尚、以下の説明では、枚葉紙状のシートを用紙と称することにする。
同図に示す圧着はがき作製装置1は、装置本体前面(図の右方)に開閉給紙トレー2を備え、下部に用紙カセット3を着脱自在に備えている。用紙カセット3には多枚数の用紙Pが載置・収容されている。
また、装置本体のほぼ中央上面には排紙トレー4が形成され、そこには上部排紙口5から排出される画像形成済みの用紙Pが積載される。すなわち、この圧着はがき作製装置1は通常のカラー画像記録装置としても使用可能である。
また、この圧着はがき作製装置本体の上面側部には、特には図示しないが蓋部の開閉スイッチや液晶表示装置、電源スイッチ、複数のデータ入力キー等からなる操作パネルが配設されている。
また、装置本体内部の前部中央には、用紙搬送ベルト(以下、単に搬送ベルトという)6が前後に偏平なループ状に配置され、その両端部を駆動ローラ7と従動ローラ8に保持されて、図の矢印aで示す反時計回り方向に循環移動する。
搬送ベルト6の上方に、4つの画像形成部9(9m、9c、9y、9k)と粉体接着剤塗布部9Bが、用紙搬送方向(図の右から左方向)に多段式に並設されている。
上記の画像形成部9及び粉体接着剤塗布部9Bは、現像器内に収容されているトナーの色が異なるか、トナーの代わりに粉体接着剤が収容されているだけで、いずれも同一の構造であるので、以下、代表的に画像形成部9yについてのみ各部に符号を付して説明する。
上記の画像形成部9及び粉体接着剤塗布部9Bは、現像器内に収容されているトナーの色が異なるか、トナーの代わりに粉体接着剤が収容されているだけで、いずれも同一の構造であるので、以下、代表的に画像形成部9yについてのみ各部に符号を付して説明する。
先ず、搬送ベルト6の上循環部に当接して感光体ドラム11が配置され、この感光体ドラム11を取り囲むようにしてクリーナ12、初期化帯電器13、光書込ヘッド14、現像器15の現像ローラ16及び搬送ベルト6を挟んで転写シート17が配置されている。
画像形成部9mに対応する現像器15から画像形成部9kに対応する現像器15まで、各現像器15には、減法混色の三原色であるM(マゼンタ)、C(シアン)及びY(イエロー)の各色トナー並びに文字や画像の黒色部分等の印字に専用されるK(ブラック:黒)トナーがそれぞれ収容されている。
上記の搬送ベルト6は、下循環部の下流側裏面に押接するテンションローラ18によって常に下方に付勢されて適度の張力を保っており、その下循環部の上流側にはベルトクリーナ19が配設されている。
この搬送ベルト6の上循環部の搬送方向上流側には、待機ローラ対21が配置され、その右方には開閉給紙トレー2の給紙コロ22が配設されている。
また、待機ローラ対21と給紙コロ22との間から下方には、用紙カセット3から給紙される用紙Pを案内する給紙案内路23が形成されている。給紙案内路23には、下方に向かって上部給紙ローラ対24、両面転送合流路25、及び下部給紙ローラ対26が順次配置されている。
また、待機ローラ対21と給紙コロ22との間から下方には、用紙カセット3から給紙される用紙Pを案内する給紙案内路23が形成されている。給紙案内路23には、下方に向かって上部給紙ローラ対24、両面転送合流路25、及び下部給紙ローラ対26が順次配置されている。
その下部給送ローラ対26の下方に、用紙カセット3の給紙端が位置しており、この給紙端には、用紙先端案内ローラ27が配置されている。また、給紙端の上方には本体装置側の給紙コロ28が配置されている。
一方、搬送ベルト6の用紙搬送方向下流(図の左方)には、断熱性の匡体内に組み付けられた定着装置29が配置されている。定着装置29は、発熱ローラ31と押圧ローラ32を備えている。
この定着装置29の下流には、定着排紙ローラ対33及び切換フラップ34が配設されている。この切換フラップ34は、同図に実線で示す上位置と破線で示す下位置の上下に回動する。
この切換フラップ34より上には、搬送ローラ対35及び上方向から前方へ反転する排紙路36が形成され、排紙路36の終端は前述した上部排紙口5を形成しており、ここには上部排紙ローラ対37が配置されている。
両面印刷用搬送ユニット40と用紙カセット3の間には電装部43が配置されている。電装部43には、特には図示しないが、多数の電子部品からなる制御装置が搭載された回路基盤が装着されている。
また、切換フラップ34より下流横方向には折込部38の折込搬入口39が開口している。
更に、切換フラップ34の下方には、両面印刷用搬送ユニット40が配置され、この両面印刷用搬送ユニット40には、用紙を専ら上流側へ送り戻す送り戻し搬送路41が、5個の逆搬送ローラ対42(42a、42b、・・・、42e)を備えて配置されている。この送り戻し搬送路41の終端は、両面転送合流路25に合流する。
更に、切換フラップ34の下方には、両面印刷用搬送ユニット40が配置され、この両面印刷用搬送ユニット40には、用紙を専ら上流側へ送り戻す送り戻し搬送路41が、5個の逆搬送ローラ対42(42a、42b、・・・、42e)を備えて配置されている。この送り戻し搬送路41の終端は、両面転送合流路25に合流する。
上記の折込搬入口39よりも用紙搬送方向下流側にある折込部38は、一次搬送ローラ43、一次二次搬送ローラ44、折込板45を備えた一次折込装置46を備え、更に、一次引き込み路47、二次三次搬送ローラ48、三次搬送ローラ49、折込み兼案内板51を備えた二次折込装置52、二次引き込み路53を備えている。
この折込部38の更に下流側には、上記の二次三次搬送ローラ48及び三次搬送ローラ49により形成される折り上がり搬出口に近接して、貼付け装置55が配設されている。
貼付け装置55は、詳しくは後述するが、プレス装置54、熱源56、搬送コロ対57、排出ローラ対58等を備えている。貼付け装置55の下流側には、排紙コロ58の直後に配置されている刃付きローラ59及び圧接ローラ61から成るスプリッター(スプリット型カッター装置)が配設されている。
貼付け装置55は、詳しくは後述するが、プレス装置54、熱源56、搬送コロ対57、排出ローラ対58等を備えている。貼付け装置55の下流側には、排紙コロ58の直後に配置されている刃付きローラ59及び圧接ローラ61から成るスプリッター(スプリット型カッター装置)が配設されている。
このスプリッターの下流側には、排出ローラ対62が設けられ、その排出ローラ対62の下流に側面排出口63が形成されている。
上記の折込部38、貼付け装置55及びスプリッターと、本体装置底部との間には電装部64が配置されている。電装部64には、特には図示しないが、多数の電子部品からなる制御装置が搭載された回路基盤が装着されている。
上記の折込部38、貼付け装置55及びスプリッターと、本体装置底部との間には電装部64が配置されている。電装部64には、特には図示しないが、多数の電子部品からなる制御装置が搭載された回路基盤が装着されている。
制御装置は、コントローラ部とエンジン部からなる。コントローラ部は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(読出し専用メモリ)、EEPROM(再書込み可能な読出し用メモリ)、フレームメモリ、イメージデータ転送回路等からなり、ホストコンピュータ等から入力される印刷データや塗布データを解析し、印字用データと塗布データを作成してエンジン部に転送する。
エンジン部は、CPUやROM等を備え、入力側にはコントローラ部からのデータや指令信号、不図示の温度センサの出力、用紙検知センサの出力等が入力し、出力側には不図示のモータを駆動するモータドライバ、そのモータの駆動を各部に伝達する駆動系を切り替えるクラッチドライバ、光書込みヘッド14を上記印字用データに基づいて駆動する印字ドライバ、初期化帯電器13、転写シート17、現像ローラ16等に所定のバイアス電流を供給するバイアス電源ドライバ、定着装置29のローラ対を駆動する駆動系のドライバ等が接続されている。
エンジン部はコントローラ部からのデータや指令信号、各種のセンサの出力等に基づいて各部を駆動制御する。
<圧着はがき用紙のサイズ>
図2(a),(b) は、それぞれ上記圧着はがき作製装置1において圧着はがき用として印字に用いられる用紙のサイズを示す図である。
<圧着はがき用紙のサイズ>
図2(a),(b) は、それぞれ上記圧着はがき作製装置1において圧着はがき用として印字に用いられる用紙のサイズを示す図である。
同図(a) はA4判の用紙P−4を示しており、折り線65に沿って2つに折り、裁断線66に沿って裁断すると、それぞれ一面が縦14.85cm、横10.5cmの2通の二つ折り圧着はがきを作製することが出来る。
また、同図(b) はA3判の用紙の長手方向の一方の端部P´を予め10.5cm切り捨てておいた用紙P−3を示しており、二本の折り線67に沿って3つに折り、裁断線68に沿って裁断すると、それぞれ縦14.85cm、横10.5cmの2通の三つ折り圧着はがきを作製することが出来る。
ところで圧着はがきは通常葉書に順ずるものとして取扱われているが、郵便法によれば、私製の通常はがきの一面の寸法は、長辺14〜15.4cm、短辺9〜10.7cmとなっている。
したがって、上記図2(a),(b) に示す圧着はがきの一面の縦横の寸法は、いずれも郵政法で承認されているはがきの寸法の許容範囲の寸法である。
これら図2(a),(b) に示す用紙P−4及びP−3は、可変情報を両面印刷されるとき、粉体接着剤を塗布されるとき、及び粉体接着剤を仮定着されて折り込まれ、圧着されるとき、いずれも矢印bで示す裁断線66又は68方向に搬送される。
これら図2(a),(b) に示す用紙P−4及びP−3は、可変情報を両面印刷されるとき、粉体接着剤を塗布されるとき、及び粉体接着剤を仮定着されて折り込まれ、圧着されるとき、いずれも矢印bで示す裁断線66又は68方向に搬送される。
<圧着はがき作製装置の動作>
続いて上記構成のタンデム型カラー画像形成部9(9m、9c、9y、9k)を備えた圧着はがき作成装置1の動作を、上述した図1を再び参照しながら説明する。先ず、図1に示す本体装置に電源が投入され、使用する用紙の紙質、枚数、印字モード、その他の指定がキー入力あるいは接続するホスト機器からの信号として入力されると可変情報の印字(印刷)とそれに続く粉体接着剤の塗布が開始される。
続いて上記構成のタンデム型カラー画像形成部9(9m、9c、9y、9k)を備えた圧着はがき作成装置1の動作を、上述した図1を再び参照しながら説明する。先ず、図1に示す本体装置に電源が投入され、使用する用紙の紙質、枚数、印字モード、その他の指定がキー入力あるいは接続するホスト機器からの信号として入力されると可変情報の印字(印刷)とそれに続く粉体接着剤の塗布が開始される。
この本例の用紙への印字(印刷)と粉体接着剤の塗布では、用紙一枚ごとに、最初はフルカラー印字モードが設定されるが、現像器15に粉体接着剤(B)を収容した画像形部9Bは、非印字状態に設定され、用紙搬送方向上流側の4つの画像形成部9によりマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色によるフルカラーの印字が行われる。
先ず、給紙コロ28が用紙カセット3に載置収容されている用紙Pの最上部の一枚を取り出し、下部給紙ローラ対26、両面転送合流路25、上部給紙ローラ対24、給紙案内路23を介して待機ローラ対21へ給送する。
待機ローラ対21は回転を一時停止して、その挟持部に用紙Pの先端を当接させて用紙の進行を制止し、搬送タイミングを待機する。
駆動ローラ7が反時計回り方向に回転し、従動ローラ8が従動して同じく反時計回り方向に回転する。これにより搬送ベルト6は、上循環部が画像形成部9の4個の感光体ドラム11に当接して全体が反時計回り方向へ循環移動する。
駆動ローラ7が反時計回り方向に回転し、従動ローラ8が従動して同じく反時計回り方向に回転する。これにより搬送ベルト6は、上循環部が画像形成部9の4個の感光体ドラム11に当接して全体が反時計回り方向へ循環移動する。
これと共に感光体ドラム11を中心に配置された諸装置が印字タイミングに合わせて順次駆動される。感光体ドラム11は時計回り方向に回転し、初期化帯電器13は、感光体ドラム11周面に一様な高マイナス電荷を付与し、光書込ヘッド14は、その感光体ドラム11周面に画像信号に応じて露光を行って低電位部を形成する。これにより、上記初期化による高マイナス電位部と、露光による低マイナス電位部からなる静電潜像が形成される。
現像ローラ16は、その静電潜像の低電位部に現像器15のトナーを転移させて感光体ドラム11周面上にトナー像を形成(反転現像)する。最上流の画像形成部9mの感光体ドラム11周面上のトナー像の先端が搬送ベルト6との対向部に回転搬送されてくるタイミングで、その対向部に用紙Pの印字開始位置が一致するように、待機ローラ対21が回転を開始して用紙Pを用紙搬入部へ給送する。
搬送ベルト6は給送された用紙Pを搬送し、これにより、用紙Pは画像形成部9mの感光体ドラム11と転写シート17により形成されている最初の転写部へ搬送される。転写シート17は、不図示の転写バイアス電源から出力される転写電流(又は転写電圧)を搬送ベルト6を介して用紙Pに印加する。これにより、感光体ドラム11上のM(マゼンタ)トナー像が用紙Pに転写される。
続いて、画像形成部9cの感光体ドラム11と転写シート17により形成されている上流から2番目の転写部においてC(シアン)トナー像が転写され、更に画像形成部9yの感光体ドラム11と転写シート17により形成されている上流から3番目の転写部でY(イエロー)トナー像が転写される。そして、画像形成部9kの感光体ドラム11と転写シート17により形成されている最下流の転写部でK(ブラック)トナー像が順次転写されて4色のトナー像が用紙P上に塗り重ねられる。
4色のトナー像を重ねて転写された用紙Pは、搬送ベルト6から分離されて定着装置29内に搬入される。定着装置29は、発熱ローラ31と押圧ローラ32により用紙Pを押圧挟持し、下流方向に搬送しながら、用紙Pに熱と圧力とを加えてトナー像を紙面に定着させ、後方へ排出する。
定着装置29から排出された用紙Pは、例えば通常印刷時の片面印刷の場合には、切換フラップ34が図の破線で示す下位置に回動しており、搬送ローラ対35に搬送を引き継がれ、排紙路36に沿って上方に案内され、終端で更に装置前方に反転し、排紙ローラ対37に挟持されて更に搬送を引き継がれ、上部排紙口5から画像形成面を下向きにして上部排紙トレー4上に排出される。
用紙Pが通常の印刷時の両面印刷の場合、又は圧着はがき用紙への印刷の場合(必ず両面印刷になる)も、切換フラップ34は図の破線位置にあり、用紙Pは一旦搬送ローラ対35に搬送を引き継がれて排紙路36に沿って上方に案内され、用紙Pの後端(図では右方端部)が、搬送ローラ対35に達したタイミングで停止する。
この停止タイミングは、用紙Pの給紙時に不図示の給紙センサによる用紙サイズの検出に基づいて電装部64の制御装置により搬送ローラ対35を駆動する例えばステッピングモータ等の駆動パルス数が所定の値に設定されることにより決定される。勿論、搬送ローラ対35近傍にセンサを設けて、用紙の後端を検出するようにしてもよい。
次いで、搬送ローラ対35が逆向きに回転を開始して用紙Pを送り戻し、用紙Pの後端が送り戻し搬送路41の最初の逆搬送ローラ対42aに挟持される。そして、送り戻し搬送路41を、逆搬送ローラ対42b、42c、42d,42eと順次送り戻され、両面転送合流路25に合流する。
そして、再び搬送ローラ対24により搬送されて給紙案内路23を通過し、反転して画像形成面が下向きになり、画像が未形成の面が上向きになった用紙Pの後端が先頭になって待機ローラ対21に当接して一時停止する。
以下、最初の面(表面)の印字の場合と同様にして用紙の裏面に4色のトナー画像が順次転写され、このトナー画像が定着装置29により定着される。
この後、通常印刷の両面印刷の場合は、用紙Pは、上部排紙口5から機外に排出される。しかし、圧着はがき用紙P−4又はP−3の場合は、再び送り戻し搬送路41に送り戻される。
この後、通常印刷の両面印刷の場合は、用紙Pは、上部排紙口5から機外に排出される。しかし、圧着はがき用紙P−4又はP−3の場合は、再び送り戻し搬送路41に送り戻される。
これと共にフルカラー印字モードの設定が解除され、粉体接着剤塗布モードが設定される。これにより、用紙搬送方向上流側の4つの画像形成部9(9m、9c、9y、9k)は非印字状態に設定され、現像器15に粉体接着剤(B)を収容した画像形部9Bが印字状態に設定される。
そして、上述した片面印字又は両面印字の場合と同一の手法で、画像形部9Bのみによる粉体接着剤の塗布処理が、圧着はがき用紙P−4又はP−3の可変情報印字済みの紙面に行われる。
ここで、上記圧着はがき用紙P−4又はP−3の可変情報印刷と粉体接着剤塗布の態様について説明する。
図3(a) は、圧着はがき用紙P−4の可変情報印刷終了時の態様を示す図であり、同図(b) は粉体接着剤塗布終了時の態様を示す図、同図(c) はその紙折り時の態様を示す図である。同図(a),(b),(c) に示す矢印bは、図2に示した矢印bであり、圧着はがき用紙P−4の搬送方向を示している。
図3(a) は、圧着はがき用紙P−4の可変情報印刷終了時の態様を示す図であり、同図(b) は粉体接着剤塗布終了時の態様を示す図、同図(c) はその紙折り時の態様を示す図である。同図(a),(b),(c) に示す矢印bは、図2に示した矢印bであり、圧着はがき用紙P−4の搬送方向を示している。
同図(a) に示す圧着はがき用紙P−4の図に見える手前側面には「請求書、12月分、2万円、1月31日まで」の秘匿可変情報が画像形成部9によって印刷されている。尚、図には見えない向う側面には差出人名や宛先名等の公開可変情報が印刷されている。
上記の秘匿可変情報の印刷面には、同図(b) に示すように、粉体接着剤69が画像形成部9Bによって塗布されている。そして、折込部38によって、同図(d) に示すように、その粉体接着剤69の塗布面が互いに向き合うようにV型に折り込まれる。
図4(a) は、圧着はがき用紙P−3の可変情報印刷終了時の態様を平面図で示す図であり、同図(b),(c) は、粉体接着剤塗布終了時の態様を平面図と側面図で示す図、同図(d) は、その紙折り時の態様を斜視図で示す図である。
尚、同図(a),(b),(c),(d) に示す矢印bも、図2に示した矢印bであり、圧着はがき用紙P−3の搬送方向を示している。
同図(a) は、圧着はがき用紙P−3の表裏全面に印刷されている可変情報の図示を省略している。その可変情報の両面印刷が終了すると、その可変情報の先ず第1面側の秘匿可変情報印刷面PA及びPBに、同図(b) に示すように、粉体接着剤69が塗布される。
同図(a) は、圧着はがき用紙P−3の表裏全面に印刷されている可変情報の図示を省略している。その可変情報の両面印刷が終了すると、その可変情報の先ず第1面側の秘匿可変情報印刷面PA及びPBに、同図(b) に示すように、粉体接着剤69が塗布される。
続いて第2面側の秘匿可変情報印刷面PE及びPFに、同図(c) に示すように、粉体接着剤69が塗布される。そして、折込部38によって、同図(d) に示すように、その粉体接着剤69の塗布面が互いに向き合うようにZ型に折り込まれる。
このような折り込みは、図1において、可変情報の印刷と粉体接着剤の塗布が終了した用紙Pが、定着装置29により粉体接着剤を仮定着されて定着排紙ローラ対33により下流側に排出されたとき、切換フラップ34が図の実線で示す上位置に回動していることにより、折込搬入口39を通って折込部38に搬入されて実行される。
<折込部38の構成と動作>
図5(a) 〜(e) は、図3(a) に示したA4判の用紙P−4が、可変情報の印刷と粉体接着剤の塗布が終了し、二通分が繋がったままの状態で(スプリッターで裁断される前の段階で)二つ折りにされるV折り圧着はがきの折り曲げ方法を示す図である。
図5(a) 〜(e) は、図3(a) に示したA4判の用紙P−4が、可変情報の印刷と粉体接着剤の塗布が終了し、二通分が繋がったままの状態で(スプリッターで裁断される前の段階で)二つ折りにされるV折り圧着はがきの折り曲げ方法を示す図である。
まず、図5(a) の矢印eに示すように、用紙P−4は、折込部38の折込搬入口39に搬入される。そこで、一次搬送ローラ43と一次二次搬送ローラ44が一対となって、用紙P−4を把持して回転し、図5(b) に示すように、用紙P−4を一次引き込み路47に送り出すように動作する。
一次折込装置46は、図5(b) に示すように折込搬入口39と一次引き込み路47間に張り渡された用紙P−4の折り線65(図2(a) 参照)を、図5(c) に示すように折込板45を突き出して、一次二次搬送ローラ44と二次三次搬送ローラ48との対向部に折り込む。
続いて図5(d) に示すように、一次二次搬送ローラ44と二次三次搬送ローラ48が一対となって、用紙P−4の上記折り込まれた先端を把持して回転し、用紙P−4を二次引き込み路53方向に送り出すように動作する。
その用紙P−4の上記折り込まれた先端が、二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49との対向部をやや過ぎたタイミングで、二次折込装置52が折込み兼案内板51を突き出して、用紙P−4の折り込まれて突き出された先端を、二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49との対向部方向に案内する。
その用紙P−4の折り込まれて突き出された先端を、二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49が一対となって挟持して回転する。これにより、図5(e) に示すように、用紙P−4は、折り込み先端部分から後続部分が二つ折りに重ねられながら貼付け装置55に送り出される。
図6(a) 〜(e) は、図2(b) に示したA3判相当の用紙P−3が、可変情報の印刷と粉体接着剤の塗布が終了し、二通分が繋がったままの状態で(スプリッターで裁断される前の段階で)三つ折りにされるZ折り圧着はがきの折り曲げ方法を示す図である。
まず、図6(a) は、図5(a) 〜(d) の場合と同様に2つ折りのところまで進行した状態を示している。
この後、一次搬送ローラ43と一次二次搬送ローラ44が一対となって用紙P−3の後部を送り出し、さらに一次二次搬送ローラ44と二次三次搬送ローラ48が一対となって、紙P−3の上記二つ折り部分を把持して回転し、図6(b) に示すように、用紙P−3を二次引き込み路53方向に送り出す。
この後、一次搬送ローラ43と一次二次搬送ローラ44が一対となって用紙P−3の後部を送り出し、さらに一次二次搬送ローラ44と二次三次搬送ローラ48が一対となって、紙P−3の上記二つ折り部分を把持して回転し、図6(b) に示すように、用紙P−3を二次引き込み路53方向に送り出す。
その用紙P−3の上記二つに折り込まれた一枚目P−3−1と二枚目P−3−2の合わせ部分P−3−12が二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49との対向部にきたタイミングで、図6(c) に示すように、二次折込装置52が折込み兼案内板51を突き出して、用紙P−3の最後部の3枚目P−3−3を折り込む。
二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49が一対となって、図6(d) に示すように用紙P−3の最後部の3枚目P−3−3が折り込まれて三重となって突き出された3つ折り部分を挟持して回転する。
これにより、図6(e) に示すように、用紙P−3は、二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49とにより三つ折りにされながら、貼付け装置55に送り出される。
図1に戻り、上記のように貼付け装置55に送り出された二つ折りの用紙P−4又は三つ折りの用紙P−3は、ただちに貼付け装置55に搬入され、熱と圧力を加えられて粉体接着剤69の塗布面が圧着される。
図1に戻り、上記のように貼付け装置55に送り出された二つ折りの用紙P−4又は三つ折りの用紙P−3は、ただちに貼付け装置55に搬入され、熱と圧力を加えられて粉体接着剤69の塗布面が圧着される。
ここで、貼付け装置55としては、通常、図1の定着装置29のように電子写真方式のトナー画像の定着で用いられる単なる熱ローラ対だけから成る装置が考えられる。
<貼付け装置55が単なる熱ローラ対だけの場合>
図7(a) は、貼付け装置55が単なる熱ローラ対だけから成るとした場合の二つ折りの用紙P−4の場合の圧着の態様を示し、同図(b) は、同様の場合における三つ折りの用紙P−3場合の圧着の態様を示す図である。
<貼付け装置55が単なる熱ローラ対だけの場合>
図7(a) は、貼付け装置55が単なる熱ローラ対だけから成るとした場合の二つ折りの用紙P−4の場合の圧着の態様を示し、同図(b) は、同様の場合における三つ折りの用紙P−3場合の圧着の態様を示す図である。
同図(a),(b) に示すいずれの場合も、接着剤69が圧着はがき用紙P−4又はP−3に挟まれた構成になっている。この接着剤69を加熱溶融するために、外から熱ローラ対71(71a、71b)により挟持・押圧して、圧着はがき用紙P−4又はP−3を通して矢印c及びdのように、熱を浸透伝達する必要がある。しかし、そうした場合、以下のような問題が考えられる。
先ず、(イ)として、接着剤方式のZ折りハガキの接着では接着剤が厚紙に挟まれた3層構成になっている。圧着ハガキを貼り付けるためにはこの接着剤を加熱溶融する必要があるが、上図から明らかなように、用紙Pを通して熱を浸透伝達する必要があるため、非常に熱効率が悪い。
熱ローラの場合、圧着ハガキを加熱できる領域は、ローラ相互の接触領域であるニップ幅である。多くの熱量を圧着ハガキに伝えるためには、一つには、ニップ幅を増やす、二つには、ローラの温度を高くする、三つには、用紙Pの搬送線速度を遅くする等の方法がある。
しかしながら、構造的にニップ幅を増やすことは困難であり、また、温度においても200度以上にするのは困難で、かつ火災等の危険性がある。従って、残る方法は、搬送線速度を極度に遅くする方法だけである。
次に、(ロ)として、カールが発生しやすい。特に図7(b) に示すZ折りの場合、3層になった用紙Pが熱ローラ対71に挟まれるため、紙にかかる応力は複雑なパターンとなり、カールが発生しやすくなる。
更に、(ハ)として、紙(ハガキ)のズレ、接着浮き(一部付着していない状態)、が発生しやすくなる。すなわち、図7(b) に示すZ折りの場合、Z折りの用紙P−3が熱ローラ対71を通過する際、用紙P−3が熱ローラ対71から受ける搬送力は、熱ローラ71aからの搬送力eがZ折りの上層にかかり、熱ローラ71bからの搬送力fがZ折りの下層にかかる。つまり、Z折りの中間層は搬送力を直接には受けていない。
ところで、熱ローラ対71を通過前においては、接着剤69は溶融していないから、用紙P−3の上層、中間層、下層は相互に自由な状態になっている。従って、上層と中間層、下層と中間層との間にズレが生じやすい。
このずれた状態で貼り付くと用紙ズレや、一部分紙がズレて浮いた状態に接着する接着浮きとなる。
また、その他の圧着方式としては、熱ローラ対に挟持させる前に加熱装置を通過させる予備過熱方式や、上下から熱ベルトで搬送しながら圧力を加えて圧着するベルト方式も考えられる。しかし、これらの場合も次のような問題が考えられる。
また、その他の圧着方式としては、熱ローラ対に挟持させる前に加熱装置を通過させる予備過熱方式や、上下から熱ベルトで搬送しながら圧力を加えて圧着するベルト方式も考えられる。しかし、これらの場合も次のような問題が考えられる。
先ず、(ニ)として、用紙Pを移動しながら貼り付けているためには、搬送線達度×貼り付け時間=加熱領域の全長寸法(貼付け装置の大きさ)が必要となる。したがって、装置が大きくなる欠点がある。
次に、(ホ)として、カール、紙ずれ、接着浮き等の不具合が発生しやずい。これは上述した熱ローラ対のみの場合と同様に、基本的に2本のローラで3層の紙を挟みこむという構造を採用しているためである。
このように、単なる熱ローラ対、予熱方式、熱ベルト方式は、それぞれ種々の問題が発生することが予測されるが、図1に示した、本例の貼付け装置55は、上記の問題を解決したものである。
<実施形態2における貼付け装置55>
図8(a),(b) は、実施形態2における貼付け装置55の構成及びその動作状態を説明する図である。
図8(a),(b) は、実施形態2における貼付け装置55の構成及びその動作状態を説明する図である。
図9(a),(b) は、図8(b) に続く貼付け装置55の動作状態を説明する図である。尚、図8(a),(b) 及び図9(a),(b) には、折込部38の二次三次搬送ローラ48及び三次搬送ローラ49も示している。
<貼付け装置55の構成>
貼付け装置55は、図8(a) に示すように、前述したプレス装置54、熱源56、搬送コロ対57、排出ローラ対58を備えている。プレス装置54は、可動の上プレス部54aと固定の下プレス部54bからなり、プレス室72において金属材料の平面部を対向させて上下に配置され、上プレス部54aが降下して下プレス部54bを加圧するように構成されている。
貼付け装置55は、図8(a) に示すように、前述したプレス装置54、熱源56、搬送コロ対57、排出ローラ対58を備えている。プレス装置54は、可動の上プレス部54aと固定の下プレス部54bからなり、プレス室72において金属材料の平面部を対向させて上下に配置され、上プレス部54aが降下して下プレス部54bを加圧するように構成されている。
上記の熱源56は、上プレス部54aと下プレス部54bの金属材料平面部の近傍にそれぞれ組み込まれている。これらの熱源56には、不図示の電源から発熱用の電圧が供給されている。これにより、上プレス部54aと下プレス部54bの金属材料平面部はプレス室72において加熱加圧部を構成している。
また、熱源56が組み込まれている平面部近傍には温度センサ(不図示)が配設されている。温度センサは平面部の温度を検知して、その検知した温度を不図示の電気回路を介し、電装部64の制御装置に通知する。
制御部は、温度センサから通知される温度を監視しながら、平面部の温度を所定の温度に維持すべく、発熱用の供給電圧をオン・オフ制御する。
また、プレス装置54の上プレス部54aと下プレス部54bの上記金属材料平面部には、それぞれ離型性樹脂73が覆設されている。離型性樹脂73は、シート状部材に印刷された宛名等の文字が平面部にオフセットするのを防ぐために設けられている。この、離型性樹脂73は、テフロン(登録商標)樹脂層又はシリコン樹脂層で形成されている。
また、プレス装置54の上プレス部54aと下プレス部54bの上記金属材料平面部には、それぞれ離型性樹脂73が覆設されている。離型性樹脂73は、シート状部材に印刷された宛名等の文字が平面部にオフセットするのを防ぐために設けられている。この、離型性樹脂73は、テフロン(登録商標)樹脂層又はシリコン樹脂層で形成されている。
また、上記の搬送コロ対57は、プレス室72の搬入口と、折込部38の二次三次搬送ローラ48及び三次搬送ローラ49との間に配置されている。そして、上記の搬送コロ対57を両側から挟むように、押込み部材74が水平に配設されている。この押込み部材74は、同図(a) に示す水平な実線位置と鉛直な破線位置とに回動可能である。
また、プレス室72内部の搬出口近傍には、排紙コロ75が図に示す実線位置と破線位置とに出入り可能に配設されている。このプレス室72の搬出口から下流側(図の左方)には、案内板76が配置され、その下流側に、図1に示した排出ローラ対58が配置されている。
この貼付け装置55は、図8(a) に示すように、加熱加圧部(プレス室72)に対する用紙の搬入方向及び搬出方向は水平方向である。
<貼付け装置55の動作>
図2(a),(b) に示した用紙P(P−4又はP−3)は、図1に示した画像形成部9により可変情報を印字された後、図3又は図4に示したように粉体接着剤69を塗布され、図5又は図6に示したようにV折り又はZ折りされて、二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49に挟持され、図8(a) に示す矢印g方向に搬送されて、貼付け装置55に送り込まれる。
<貼付け装置55の動作>
図2(a),(b) に示した用紙P(P−4又はP−3)は、図1に示した画像形成部9により可変情報を印字された後、図3又は図4に示したように粉体接着剤69を塗布され、図5又は図6に示したようにV折り又はZ折りされて、二次三次搬送ローラ48と三次搬送ローラ49に挟持され、図8(a) に示す矢印g方向に搬送されて、貼付け装置55に送り込まれる。
貼付け装置55において用紙Pの搬送を引き継いだ搬送コロ対57は、用紙Pの前部を加熱加圧部(プレス室72)に送り込む。押込み部材74は、水平位置に回動しており、用紙Pの搬送を案内する。
この搬送コロ対57による用紙Pの搬送は、用紙Pの後端部が搬送コロ対57の挟持部を離れた直後に機能停止する。この時点では搬送コロ対57の下流側で、用紙Pの後端部の少なくとも搬送コロの半径分の長さ部分は加熱加圧部(プレス室72)には未搬入の状態となっている。
ここで、図8(b) に示すように、押込み部材74が鉛直位置に回動する。これにより、搬送コロ対57の下流側にあって押込み部材74上に載っていた用紙Pの後端部の未搬入部分が、鉛直位置に回動する押込み部材74により押し込まれて、加熱加圧部(プレス室72)に完全に入り込む。
これとほぼ同時に、排紙コロ75が、プレス室72の内部から、図8(b) に実線で示す退避位置に退出する。
続いて、図9(a) に示すように、プレス装置54の上プレス部54aが降下して、用紙Pを下プレス部54bに対し押圧する。これにより、プレス装置54は、用紙Pを加圧すると共に、熱源56により用紙Pを加熱する。このときの適正な押圧量と温度については詳しくは後述する。
続いて、図9(a) に示すように、プレス装置54の上プレス部54aが降下して、用紙Pを下プレス部54bに対し押圧する。これにより、プレス装置54は、用紙Pを加圧すると共に、熱源56により用紙Pを加熱する。このときの適正な押圧量と温度については詳しくは後述する。
尚、上記上プレス部54aの降下及び下プレス部54bに対する押圧による圧力の発生は、特には図示しないが、オイル方式、エアー方式、又は偏芯カム方式のいずれによっても行うことができる。
上記のようにして用紙Pへの加圧と加熱が完了すると、図9(b) に示すように、上プレス部54aが上昇し、押込み部材74が水平位置に回動して案内位置に配置され、排紙コロ75が破線で示す退避位置から実線で示す排紙位置に配置され回転駆動されて貼付けの完了した用紙Pを排紙する。
排紙は排出ローラ対58により引き継がれ、用紙Pは、貼り付け装置55より下流側へ搬送される。
これにほぼ連動するように、次の用紙Pが折込部38の二次三次搬送ローラ48及び三次搬送ローラ49によって貼付け装置55に給送される。この用紙Pは、搬送コロ対57によってプレス室72内に搬入される。
これにほぼ連動するように、次の用紙Pが折込部38の二次三次搬送ローラ48及び三次搬送ローラ49によって貼付け装置55に給送される。この用紙Pは、搬送コロ対57によってプレス室72内に搬入される。
<実施形態2における貼付け装置55による実験>
上記の構成で上記のように動作する貼付け装置55により、種々の条件の基に貼付け処理を実施して、その結果を評価することとした。貼付け処理の条件は次の通りである。
(a)可変情報文字の印字:プリンタにはカシオ計算機製ぺ−ジプリンタN6000を用い、トナーは純正のものを使用した。
(b)接着剤:トナーと同様な製造法により試作された結着剤樹脂およびその他よりなる平均粒径約9μmの粉体で、トナーに対し5℃高い1/2法溶融温度を持つ試作接着剤を用いた。(尚、接着剤およびトナーの熱特性測定機器には島津精機製のCFT−500Dが用いられた)
(c)接着剤の塗布:電子写真現像方式により貼り付け面に全面塗布後、通常の定着器を通して定着した。
(d)用紙:坪量104.7gの普通紙を用いた。
(e)温度:温度設定を70℃から140℃まで10℃間隔の8段階とした。
(f)圧力:圧力設定を0.05MPa、0.1MPa、0.25MPa、1.0MPa、1.5MPaの5段階とした。
(g)押圧持続時間:1秒、2秒、3秒、4秒、5秒の5段階とした。
(h)評価項目:接着力、カール性、紙ズレ、接着浮きと評価対象とした。
上記の構成で上記のように動作する貼付け装置55により、種々の条件の基に貼付け処理を実施して、その結果を評価することとした。貼付け処理の条件は次の通りである。
(a)可変情報文字の印字:プリンタにはカシオ計算機製ぺ−ジプリンタN6000を用い、トナーは純正のものを使用した。
(b)接着剤:トナーと同様な製造法により試作された結着剤樹脂およびその他よりなる平均粒径約9μmの粉体で、トナーに対し5℃高い1/2法溶融温度を持つ試作接着剤を用いた。(尚、接着剤およびトナーの熱特性測定機器には島津精機製のCFT−500Dが用いられた)
(c)接着剤の塗布:電子写真現像方式により貼り付け面に全面塗布後、通常の定着器を通して定着した。
(d)用紙:坪量104.7gの普通紙を用いた。
(e)温度:温度設定を70℃から140℃まで10℃間隔の8段階とした。
(f)圧力:圧力設定を0.05MPa、0.1MPa、0.25MPa、1.0MPa、1.5MPaの5段階とした。
(g)押圧持続時間:1秒、2秒、3秒、4秒、5秒の5段階とした。
(h)評価項目:接着力、カール性、紙ズレ、接着浮きと評価対象とした。
図10(a),(b),(c) は、上記設定条件に対応する評価結果を示す図表である。いずれも横に温度条件を70℃から140℃まで10℃間隔の8段階で示し、縦に押圧持続時間条件を1秒から5秒まで1秒間隔の5段階で示している。
また、同図(a) には、圧力条件を0.25MPa、1.0MPa、又は1.5MPaとした場合の結果を示し、同図(b) には圧力条件を0.1MPaとした場合の結果を示し、同図(c) には圧力条件を0.05MPaとした場合の結果を示している。
結果及びその評価では、同図(a),(b),(c) のいずれにおいても、8段階の温度条件と5段階の押圧持続時間条件に対応する齣割部分に示されている評価において、「−」は付着力が無かったものを示している。また「△」は一部付着力が弱いところがあったものを示している。そして、「○/○」は折りたたまれた用紙の付着力が良く、且つ、カールや紙ズレ等の不良が無かったものを示している。
図10(a) の圧力条件を0.25MPa、1.0MPa、又は1.5MPaとした場合では、設定温度によって評価が「−」と「○/○」に明確に分かれ、安定した条件設定で貼付けを行うことが出来ることが示されている。
特に、押圧持続時間が5秒の場合は付着開始時の設定温度80℃、押圧持続時間が4秒の場合は付着開始時の設定温度90℃であり、いづれも100℃を切る低温で付着が始まっている。
これは、予備加熱方式、ベルト方式などのその他の方式と比べて、約10℃ほど低い値となっている。尚、その他の方式の付着力の試験の結果と評価の図示は省略する。
また、図10(b) に示す圧力条件を0.1MPaとした場合では、「−」と「○/○」の間に評価「△」となる設定温度があり、やや不安定な環境が表れるが、70℃〜140℃の範囲内で、設定温度さえ十分に高く採れば、例えば押圧持続時間が1秒の場合であっても良好な「○/○」の評価が得られることが判明する。
また、図10(b) に示す圧力条件を0.1MPaとした場合では、「−」と「○/○」の間に評価「△」となる設定温度があり、やや不安定な環境が表れるが、70℃〜140℃の範囲内で、設定温度さえ十分に高く採れば、例えば押圧持続時間が1秒の場合であっても良好な「○/○」の評価が得られることが判明する。
また、図10(c) に示す圧力条件を0.05MPaとした場合では、評価「○/○」となる設定温度を挟む高い温度と低い温度の両方で評価「△」となる温度領域があり、極めて付着力が発生する適正環境が不安定であることを示している。
以上の実験結果を纏めると、温度と押圧持続時間の組み合わせさえ適合すれば必ず良い評価が得られる低い設定圧力は少なくと0.1MPaであることが判明する。また、設定圧力と押圧持続時間の組み合わせさえ適合すれば必ず良い評価が得られる低い温度は少なくとも80℃であることが判明する。
尚、上記の評価で判るように、付着力に対する「−」や「△」はあるが、カールや紙ズレ等の不良発生の評価は、無しを示す「○」だけであり、有りを示す「×」は存在しなかった。
これは、熱プレス方式の場合、紙が動いていない静的な状態で加熱と加圧で貼り付けを行っているため、非常に均一に紙が接合されて効率よく貼り付いていると考えられる。ここのことが、上記の優れた点の原因となっていると考えられる。
このように、本実施の形態によれば、カール、紙ズレ、接着浮きのないシート状部材の貼付けが可能となる。これにより、粉体接着剤を塗布した圧着はがき用のシート状部材又は薬袋等の本質的に矩形の袋用のシート状部材の必要箇所のみを容易に圧着でき且つプリンタにも組み込み可能な程度に小型で性能のよい貼付け装置を提供することが可能となる。
また、他の装置に比べてより低温でシート状部材の貼付けが可能となる。また、たとえ貼付け時間を長く採る場合であってもシート状部材を静止状態で貼付けするため貼付け装置を可及的に小型に構成することができる。
(実施形態3)
図11は、実施形態3としての貼付け装置の構成を示す図である。尚、同図には、図8(a) に示した構成と同一構成部分には図8(a) と同一の番号を付与して示している。
図11は、実施形態3としての貼付け装置の構成を示す図である。尚、同図には、図8(a) に示した構成と同一構成部分には図8(a) と同一の番号を付与して示している。
図11に示すように、本例の貼付け装置77は、図8(a),(b) に示した貼付け装置55を縦型にした形状であり、用紙P(図11では図示省略)を上から下へ、つまり鉛直方向に搬送する方式である。
本例においては、貼付け装置77に搬入される用紙Pは、搬送コロ対57の挟持から離れた後は、重力によって落下する。したがって、プレス室72の搬入口と、折込部38の二次三次搬送ローラ48及び三次搬送ローラ49との間に配置されている回動部材78には用紙押し込みの機能はなく、用紙ガイドの機能と、熱プレス実行時のプレス室72搬入口を封鎖する機能のみを有している。
また、本例のプレス室72の排紙口には、ガイド板を兼ねる他の回動部材79が配置されている。この回動部材79は、貼付け装置77の加熱加圧部が熱圧力プレスの動作中は破線で示す水平方向に回動して用紙Pの落下を防止し、加熱加圧部が熱圧力プレスの動作を終了したとき実線で示す鉛直方向に回動して用紙Pの落下防止を解除する。
尚、上記で説明した以外の部分の構成及び動作は実施形態2の場合と同様である。このような構成と動作により、本例では、用紙Pは、図9(b) に示した排紙コロ75が無くとも、自重で落下し、先端を排出ローラ対58に挟持されて、装置外に排出される。したがって、本例では、図9(b) に示した排紙コロ75を廃止することが出来る。
(実施形態4)
図12は、実施形態4しての貼付け装置の構成を示す図である。尚、同図には、図8(a) に示した構成と同一構成部分には図8(a) と同一の番号を付与して示している。
図12は、実施形態4しての貼付け装置の構成を示す図である。尚、同図には、図8(a) に示した構成と同一構成部分には図8(a) と同一の番号を付与して示している。
同図に示すように、本例の貼付け装置80には、プレス室72の排紙口の近傍上方に離型性液槽81が配置されている。離型性液槽81には離型性液82が収容されている。この離型性液槽81の下部開口には第1の塗布ローラ83が回転可能に密着している。
第1の塗布ローラ83の回転とともにその表面に離型性液82が塗布される。この第1の塗布ローラ83とプレス室72の排紙口との間を移動可能な第2の塗布ローラ84が第1の塗布ローラ83方向に移動して第1の塗布ローラ83に圧接すると、離型性液槽81の離型性液82が第1の塗布ローラ83を介して第2の塗布ローラ84に塗布される。
プレス室72における加熱加圧の圧着処理が終了して、上プレス部54aが上昇し、プレス室72が開いたとき、第2の塗布ローラ84は、プレス室72の排紙口に移動する。
プレス室72の排紙口に移動した第2の塗布ローラ84は、図の一点鎖線85で示すようにプレス室72の内部を、金属材料平面部の離型性樹脂73の層表面に接触しながら排紙口端部から搬入口端部まで回転移動できるように構成されている。
プレス室72の排紙口に移動した第2の塗布ローラ84は、図の一点鎖線85で示すようにプレス室72の内部を、金属材料平面部の離型性樹脂73の層表面に接触しながら排紙口端部から搬入口端部まで回転移動できるように構成されている。
これにより、第2の塗布ローラ84に塗布されている離型性液82が離型性樹脂73の層表面に転写されて塗布される。これにより、本例では、離型性樹脂73の層が形成されている金属材料平面部からなる押圧面のオフセット防止機能を、更に向上させることが可能となる。
以上説明したように、本発明の貼付け装置は、プレス式であるので、貼り付けられるシート状部材に、カール、ズレ、接着浮きが発生しないので、仕上がり姿に癖のない美麗な接着物を作成することができる。
すなわち、本発明によれば、普通紙を用いて、V折り、Z折りの圧着葉書を作成できるのは勿論のこと、適宜のシート材を用いて、例えば薬袋等の本質的に矩形の袋用のシート状部材の必要箇所のみを、カール、ズレ、接着浮きなどの不具合も無く容易に貼り付けることができる。
1 圧着はがき作製装置
2 開閉給紙トレー
3 用紙カセット
P(P−3、P−4) 用紙
4 排紙トレー
5 上部排紙口
6 用紙搬送ベルト(搬送ベルト)
7 駆動ローラ
8 従動ローラ
9(9m、9c、9y、9k) 画像形成部
9B 粉体接着剤塗布部
11 感光体ドラム
12 クリーナ
13 初期化帯電器
14 光書込ヘッド
15 現像器
16 現像ローラ
17 転写シート
18 テンションローラ
19 ベルトクリーナ
21 待機ローラ対
22 給紙コロ
23 給紙案内路
24 上部給紙ローラ対
25 両面転送合流路
26 下部給紙ローラ対
27 用紙先端案内ローラ
28 給紙コロ
29 定着装置
31 発熱ローラ
32 押圧ローラ
33 定着排紙ローラ対
34 切換フラップ
35 搬送ローラ対
36 排紙路
37 上部排紙ローラ対
38 折込部
39 折込搬入口
40 両面印刷用搬送ユニット
41 送り戻し搬送路
42(42a、42b、・・・、42e) 逆搬送ローラ対
43 一次搬送ローラ
44 一次二次搬送ローラ
45 折込板
46 一次折込装置
47 一次引き込み路
48 二次三次搬送ローラ
49 三次搬送ローラ
51 折込み兼案内板
52 二次折込装置
53 二次引き込み路
54 プレス装置
54a 上プレス部
54b 下プレス部
55 貼付け装置
56 熱源
57 搬送コロ対
58 排出ローラ対
59 刃付きローラ
61 圧接ローラ
62 排出ローラ対
63 側面排出口
64 電装部
65、67 折り線
66、68 裁断線
69 粉体接着剤
71(71a、71b) 熱ローラ対
72 プレス室
73 離型性樹脂層
74 押込み部材
75 排紙コロ
76 ガイド
77 貼付け装置
78、79 回動部材
81 離型性液槽
82 離型性液
83 第1の塗布ローラ
84 第2の塗布ローラ
2 開閉給紙トレー
3 用紙カセット
P(P−3、P−4) 用紙
4 排紙トレー
5 上部排紙口
6 用紙搬送ベルト(搬送ベルト)
7 駆動ローラ
8 従動ローラ
9(9m、9c、9y、9k) 画像形成部
9B 粉体接着剤塗布部
11 感光体ドラム
12 クリーナ
13 初期化帯電器
14 光書込ヘッド
15 現像器
16 現像ローラ
17 転写シート
18 テンションローラ
19 ベルトクリーナ
21 待機ローラ対
22 給紙コロ
23 給紙案内路
24 上部給紙ローラ対
25 両面転送合流路
26 下部給紙ローラ対
27 用紙先端案内ローラ
28 給紙コロ
29 定着装置
31 発熱ローラ
32 押圧ローラ
33 定着排紙ローラ対
34 切換フラップ
35 搬送ローラ対
36 排紙路
37 上部排紙ローラ対
38 折込部
39 折込搬入口
40 両面印刷用搬送ユニット
41 送り戻し搬送路
42(42a、42b、・・・、42e) 逆搬送ローラ対
43 一次搬送ローラ
44 一次二次搬送ローラ
45 折込板
46 一次折込装置
47 一次引き込み路
48 二次三次搬送ローラ
49 三次搬送ローラ
51 折込み兼案内板
52 二次折込装置
53 二次引き込み路
54 プレス装置
54a 上プレス部
54b 下プレス部
55 貼付け装置
56 熱源
57 搬送コロ対
58 排出ローラ対
59 刃付きローラ
61 圧接ローラ
62 排出ローラ対
63 側面排出口
64 電装部
65、67 折り線
66、68 裁断線
69 粉体接着剤
71(71a、71b) 熱ローラ対
72 プレス室
73 離型性樹脂層
74 押込み部材
75 排紙コロ
76 ガイド
77 貼付け装置
78、79 回動部材
81 離型性液槽
82 離型性液
83 第1の塗布ローラ
84 第2の塗布ローラ
Claims (12)
- 熱溶融性の粉体よりなる接着剤を塗布された少なくとも二枚以上のシート状部材を、静止させた状態で加熱加圧部により熱と圧力を加える熱圧力プレス方式により圧着する、ことを特徴とする貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部の、前記熱の温度は80℃以上であり、前記圧力は0.1MPa以上である、ことを特徴とする請求項1記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部に対する前記シート部材の搬入方向及び搬出方向は水平方向である、ことを特徴とする請求項1又は2記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部の搬入口直前に前記シート状部材を前記加熱加圧部に押し込む押込み部材を備える、ことを特徴とする請求項3記載の貼り付け装置。
- 前記押込み部材は、前記シート部材が前記加熱加圧部に搬入されるときは水平方向に回動して搬入案内路を形成し、搬入装置による搬入が解除されたとき垂直方向に回動して前記シート部材の後端部を前記加熱加圧部に押し込むように動作する回動部材である、ことを特徴とする請求項4記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部の搬出口に、前記加熱加圧部の内と外とを移動して、圧着後の前記シート部材を前記加熱加圧部外に搬出する搬出装置を備える、ことを特徴とする請求項2記載の貼り付け装置。
- 前記搬出装置は回転コロである、ことを特徴とする請求項6記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部に対する前記シート部材の搬入方向及び搬出方向は鉛直方向である、ことを特徴とする請求項1又は2記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部の搬出口に、前記加熱加圧部が熱圧力プレスの動作中は水平方向に回動して前記シート部材の落下を防止し、前記加熱加圧部が熱圧力プレスの動作を終了したとき鉛直方向に回動して前記シート部材の落下防止を解除する回動部材を備える、ことを特徴とする請求項8記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部は、加熱加圧表面に離型性樹脂層が覆設されている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の貼り付け装置。
- 前記離型性樹脂層はテフロン(登録商標)樹脂層又はシリコン樹脂層である、ことを特徴とする請求項10記載の貼り付け装置。
- 前記加熱加圧部の加圧部は、オイル方式、エアー方式、又は偏芯カム方式で圧力を発生させる、ことを特徴とする請求項1又は2記載の貼り付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006243992A JP2008062545A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | 貼付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006243992A JP2008062545A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | 貼付け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008062545A true JP2008062545A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39285665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006243992A Withdrawn JP2008062545A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | 貼付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008062545A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013246699A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層体製造装置、積層体製造方法 |
-
2006
- 2006-09-08 JP JP2006243992A patent/JP2008062545A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013246699A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層体製造装置、積層体製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2008181027A (ja) | 熱可塑性透明樹脂粉体、その製造方法及び塗布方法並びにそれを用いた圧着印刷物作製方法 | |
| JP2007193004A (ja) | 圧着装置 | |
| JP2008173917A (ja) | 圧着シート作製装置 | |
| JP2008173831A (ja) | 圧着印刷物作製装置、圧着印刷物作製方法、圧着印刷物作製処理プログラムを記録した記録媒体 | |
| JP2008155412A (ja) | 圧着印刷物作製装置 | |
| JP2008162029A (ja) | 袋作製・圧着印刷物作製・カラー印刷物作成兼用の画像記録装置 | |
| JP2008168535A (ja) | 圧着印刷物作成装置 | |
| JP2008062545A (ja) | 貼付け装置 | |
| JP4622964B2 (ja) | シート折り目展開装置 | |
| JP4840024B2 (ja) | 再剥離性接着シートの貼付け方法 | |
| JP2007182294A (ja) | 圧着装置 | |
| JP2008169284A (ja) | 粉体接着剤塗布方法 | |
| JP2008179027A (ja) | 圧着印刷物作製装置 | |
| JP4894394B2 (ja) | 圧着シート作製装置 | |
| JP2008178985A (ja) | 圧着印刷物作製装置及びそれを用いた圧着印刷物作製システム | |
| JP2007062226A (ja) | 圧着はがき作製装置 | |
| JP2007210723A (ja) | 排・給紙カセット及びそれを用いた圧着はがき作製システム | |
| JP2008062365A (ja) | シート状部材裁断搬送装置 | |
| JP4840054B2 (ja) | 粉体接着剤中間転写体 | |
| JP2008149638A (ja) | 圧着印刷物作成方法及びその接着剤塗布方法 | |
| JP2007041093A (ja) | 熱可塑性透明樹脂粉体、その製造方法及び塗布方法並びにそれを用いた再剥離性接着シートの作成方法 | |
| JP2008046311A (ja) | 粉体接着剤及びその製造方法 | |
| JP4760354B2 (ja) | 圧着はがきの接着剤塗布方法、塗布装置及び圧着はがき作成装置 | |
| JP2008169007A (ja) | シートの折り目展開装置 | |
| JP2007210255A (ja) | 用紙印刷・後処理における用紙ジャム自動復旧システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091110 |