JP2008058028A - 音声案内方法及びナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】案内対象地点の自車位置に対する相対方向及び相対距離を音声にて案内することができる音声案内方法及びナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】案内対象地点の音声案内を行うナビゲーションシステム1の制御装置2において、自車位置を算出し、案内対象地点の位置を取得し、車両の速度を取得するナビゲーションユニット10と、案内対象地点に対する車両の相対速度に基づき、音声信号の周波数を変換し、音声信号を各スピーカ25から出力するDSP20とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】案内対象地点の音声案内を行うナビゲーションシステム1の制御装置2において、自車位置を算出し、案内対象地点の位置を取得し、車両の速度を取得するナビゲーションユニット10と、案内対象地点に対する車両の相対速度に基づき、音声信号の周波数を変換し、音声信号を各スピーカ25から出力するDSP20とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、音声案内方法及びナビゲーション装置に関する。
従来より、自動車に実装されるナビゲーションシステムには、目的地までの経路等を案内する音声案内機能が搭載されている。このシステムでは、現在位置から目的地までの経路を画面に表示された地図にて誘導するとともに、「次の交差点を左折です」等の案内音声をスピーカから出力する。
このシステムの中には、交差点での進行方向が右である場合には、右側のスピーカから音声を出力したり、進行方向に応じて音声の種類を変更するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−72752号公報
上記したシステムでは、進行方向が分岐していることが明確な交差点での案内には適しているが、道路の方向ではなく、目的地や施設等が自車位置に対してどの方向にあるか、どのくらい離れているかを案内することができない。また、例えば、目的地の位置が判らずに通り過ぎてしまう場合、車両の走行に伴い、目的地の位置は車両前方から後方に移動する。この場合、上記したシステムでは左右のみしか案内することができないので、目的地を通り過ぎてしまったことをドライバーに報知することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、自車位置に対する案内対象地点の相対方向及び相対距離を音声にて案内することができる音声案内方法及びナビゲーション装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、案内対象地点の音声案内を行う音声案内方法において、前記案内対象地点に対する前記車両の相対速度に基づき、車両内に設けられたスピーカに出力する音声信号の周波数を変換し、変換した前記音声信号を前記スピーカに出力することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、案内対象地点の音声案内を行うナビゲーション装置において、車両の位置を算出する自車位置算出手段と、前記案内対象地点の位置を取得する対象地点設定手段と、前記車両の速度を取得する速度取得手段と、前記案内対象地点に対する前記車両の相対速度に基づき、音声信号の周波数を変換する周波数変換手段と、前記音声信号をスピーカから出力する出力制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記自車位置から前記案内対象地点までの相対方向及び相対距離を算出する演算手段と、算出された前記相対方向及び前記相対距離に合わせて、前記車両内に設けられた複数の前記各スピーカに出力する音声信号の出力タイミング及び音量を調整する音響調整手段とをさらに備えたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のナビゲーション装置において、前記周波数変換手段は、前記案内対象地点を音源の位置とし、その音源位置から前記音声信号
が出力された場合に、走行している前記車両が受ける案内音声の仮想周波数を推定し、前記音声信号の周波数を前記仮想周波数に変換することを要旨とする。
が出力された場合に、走行している前記車両が受ける案内音声の仮想周波数を推定し、前記音声信号の周波数を前記仮想周波数に変換することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のナビゲーション装置において、前記音響調整手段は、前記案内対象地点と前記自車位置との相対距離が長い場合に、前記音声信号の出力音量を小さくし、前記相対距離が短い場合に出力音量を大きく調整することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、前記音響調整手段は、前記案内対象地点と前記自車位置との相対方向及びドライバーの着座位置に応じて、前記各スピーカのうち所定の前記スピーカに前記音声信号を出力するタイミングを遅延させて、前記案内対象地点の方向に音像を定位させることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、案内対象地点に対する車両の相対速度に応じて、音声の周波数が変化する。このため、案内音声の音程の高低により、案内対象地点に接近しているか、又は離間しているかを判断することができる。
請求項2に記載の発明によれば、案内対象地点に対する車両の相対速度に応じて、音声の周波数が変化する。このため、案内音声の音程の高低により、案内対象地点に接近しているか、又は離間しているかを判断することができる。
請求項3に記載の発明によれば、案内対象地点の方向や距離に合わせて、出力タイミングや音量を調整するので、案内対象地点に対する方向及び距離を音声にて判断できる立体的な音場をつくることができる。このため、ドライバーが直感的に理解しやすい案内を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、音声信号の周波数は、案内対象地点を音源の位置として仮想的に設定し、その音源位置から音声信号が出力された場合に受ける仮想周波数に変換される。このため、例えば車両が案内対象地点に接近する際に、車両が近づくにつれて周波数が徐々に高くなる、いわゆるドップラー効果を模した案内音声を出力することができるので、ドライバーはその音声によって、案内対象地点と車両とが接近しつつあるのか、又は離間しつつあるのかを判断することができる。
請求項5に記載の発明によれば、案内対象地点までの距離が長い場合には、小さい音量の音声が出力され、案内対象地点までの距離が短い場合には、大きい音量の音声が出力されるので、案内対象地点までの距離を把握することができる。
請求項6に記載の発明によれば、各スピーカへの出力に対して遅延時間を設けるので、案内対象地点の方向に音像を定位させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、車両C(図2参照)に搭載されたナビゲーションシステム1の構成を説明するブロック図である。
図1に示すように、ナビゲーションシステム1は、ナビゲーション装置としての制御装置2を備えている。制御装置2は、自車位置算出手段、対象地点設定手段、速度取得手段及び演算手段としてのナビゲーションユニット10及びGPS受信部11を備えている。
ナビゲーションユニット10は、GPS受信部11から入力した位置検出信号に基づいて、現在の自車位置を示す絶対座標を算出する。
ナビゲーションユニット10は、GPS受信部11から入力した位置検出信号に基づいて、現在の自車位置を示す絶対座標を算出する。
さらに、制御装置2は、車両Cに設けられた車速センサ30及びジャイロセンサ31から、車速パルス及び方位検出信号を入力する車両側I/F部12を備えている。ナビゲーションユニット10は、車両側I/F部12を介して車速パルス及び方位検出信号を入力し、自律航法により基準位置からの相対位置を算出する。そして、GPS受信部11に基づく絶対座標と合わせて、自車位置を逐次特定する。
また、制御装置2は、地理データ記憶部14を備えている。地理データ記憶部14は、内蔵されたハードディスク、又は光ディスク等の外部記憶媒体である。この地理データ記憶部14には、目的地までの経路を探索するための各経路データ15と、ナビゲーションシステム1が備えるディスプレイ26に地図画面26aを出力するための地図描画データ16とが格納されている。経路データ15は、全国を各区域に区画したリージョン毎のデータであって、道路の端点や交差点を示すノードと、各ノード間を接続するリンクとの番号と、ノードやリンクの座標データを有している。
地図描画データ16は、全国の地図を分割したメッシュ毎に格納され、メッシュID、背景データ、道路データ等を有している。背景データは、メッシュ内の道路や施設等を示すデータである。道路データは、地図上に表示される、形状補間データ、道路幅等、道路の形状を示すデータである。
ナビゲーションユニット10は、各地図描画データ16のうち、自車位置周辺の地図描画データ16を地理データ記憶部14から読み出す。また、自車位置を示す指標26b等を地図描画データ16に重畳して、地図画面26aをディスプレイ26に表示する。
また、制御装置2は、各検索データ18を記憶した検索データ記憶部17を備えている。検索データ18は、住所、電話番号、ジャンル、50音等から、施設や地点等の場所を検索するためのデータであって、検索対象を絞り込むための検索カテゴリと、地点名称(施設名称)、営業時間及び特記事項等の地点データ等を有している。例えば、ドライバーが、ディスプレイ26をタッチパネル操作するか、又は操作スイッチ(図示略)を押釦して、施設の検索カテゴリ及び検索対象の地域を指定すると、ナビゲーションユニット10は、その検索カテゴリ及び地域を有する検索データ18に絞り込み、検索結果をディスプレイ26に表示する。
ナビゲーションユニット10は、目的地が入力されたり、検索データ18の絞り込みにより、特定の施設や地点が指定されると、その場所を音声案内の対象となる案内対象地点として認識する。そして、案内対象地点の座標を、地図描画データ16又は検索データ18から取得し、図3に示すように、案内対象地点と自車位置との相対方向を示す相対方向Vcを逐次算出する。また、所定のタイミングで音声案内を行うために、その相対方向Vcを図示しない記憶部に一時記憶する。また、案内対象地点と自車位置との相対距離を記憶部に一時記憶する。相対方向Vc及び相対距離は、車両Cの移動に伴い逐次更新される。
また、ナビゲーションシステム1は、スピーカ25を備えている。図2に示すように、スピーカ25は、車室の前方左側に取り付けられた第1スピーカFL、運転席(本実施形態では右側)付近に取り付けられた第2スピーカFR、後方左側に取り付けられた第3スピーカRL、後方右側に取り付けられた第4スピーカRRからなる。尚、第1〜第4スピーカFL,FR,RL,RRをそれぞれ区別しないで説明する際は、単にスピーカ25として説明する。
さらに、図1に示すように、制御装置2は、周波数変換手段、出力制御手段及び音響調整手段としてのDSP(Digital Signal Processor)20、音声データ記憶部21、出力制御手段を構成するD/A変換部23及び出力アンプ24を有している。音声データ記憶部21は、それぞれ案内内容が異なる音声データ22を記憶している。DSP20は、音量調整部20a、遅延調整部20b、周波数変換部20cを備えている。音量調整部20aは、案内対象地点と自車位置との相対方向Vc及び相対距離に合わせて、各スピーカ25毎に、案内音声の音量を調整する。音量調整部20aは、例えば、案内対象地点と自車位置との相対距離が100m未満であれば、音量を大きくし、相対距離が1km超であれば音量を小さくし、その中間(100m以上1km以下)である場合は、初期状態の音量とする。
遅延調整部20bは、案内対象地点と自車位置との相対方向Vc及び相対距離に合わせて、音声信号を出力するタイミングを調整するために、各スピーカ25毎に遅延時間を調整する。即ち、人間は、音が先に到着する方向や、大きな音がする方向に音源があると知覚するので、遅延調整部20bは、ドライバーDの着座位置を加味して、音像を定位させる方向の音が先にドライバーDに到着するように、遅延時間を調整する。例えば、図3に示すように、第1スピーカFL及び第2スピーカFRから同じタイミングで案内音声を出力すると、ドライバーDの着座位置に近い第2スピーカFRからの音が先にドライバーDに到着するため、ドライバーDは、音源が右側にあるように知覚する。従って、例えば、案内対象地点がドライバーDからみて前方(図中Y軸方向)にある場合には、第2スピーカFRに対して出力される音声信号を、第1スピーカFLに出力される音声信号よりも遅延させて、音像をY軸上に定位させる。
また、例えば図3に示すように、ドライバーDの位置を基準として、前方右側の相対方向Vcの方向に案内対象地点がある場合、遅延調整部20bは、音像をY軸上に定位させる場合よりも、第2スピーカFRの出力タイミングを早める。
周波数変換部20cは、自車位置と案内対象地点との相対方向Vcに基づき、案内対象地点を音源位置として設定し、ドップラー効果を模した仮想周波数を設定する。具体的には、案内対象地点に、車両Cが時速ukmで接近している際、図3に示すように、ナビゲーションユニット10は、相対方向VcとドライバーDの位置を基準とした車両Cの進行方向(Y軸)との相対角度θを演算する。また、周波数変換部20cは、その相対角度θに基づいて、案内対象地点に対する車両Cの相対速度を算出する。即ち、車両Cが時速ukmで走行しているとき、相対速度は、ucosθ(km/h)となる。また、周波数変換部20cは、音源位置(案内対象地点)に向かって車両Cが走行した際に受ける音声の周波数faを次の式(1)に基づき算出する。
fa=(V+ucosθ/V)・fo ・・・(1)
ここで、Vは音速、foは音声データ22の周波数の初期値である。一方、車両Cの走行に伴い、音源(案内対象地点)がドライバーDの着座位置よりも後方右側に移動した場合、即ち車両Cが音源(案内対象地点)から遠ざかる場合には、周波数変換部20cは、次の式(2)に基づいて周波数を算出する。
ここで、Vは音速、foは音声データ22の周波数の初期値である。一方、車両Cの走行に伴い、音源(案内対象地点)がドライバーDの着座位置よりも後方右側に移動した場合、即ち車両Cが音源(案内対象地点)から遠ざかる場合には、周波数変換部20cは、次の式(2)に基づいて周波数を算出する。
fa=(V−ucosθ/V)・fo ・・・(2)
このようにDSP20によりデジタル信号処理された音声信号を、D/A変換部23によりD/A変換した後、出力アンプ24により増幅して、各スピーカ25に出力する。その結果、「目的地はこちらです」等の案内音声やその他の案内音が、案内対象地点のある方向に音像定位されるので、ドライバーDは、案内対象地点の方向を把握することができる。また、車両Cの移動に伴い、逐次周波数faが変更されるので、出力された案内音声
は、車両Cが案内対象地点に接近するにつれて高くなり、案内対象地点から遠ざかるにつれて低くなる。このため、ドライバーDは、案内対象地点を通過したことを直感的に理解することができる。
このようにDSP20によりデジタル信号処理された音声信号を、D/A変換部23によりD/A変換した後、出力アンプ24により増幅して、各スピーカ25に出力する。その結果、「目的地はこちらです」等の案内音声やその他の案内音が、案内対象地点のある方向に音像定位されるので、ドライバーDは、案内対象地点の方向を把握することができる。また、車両Cの移動に伴い、逐次周波数faが変更されるので、出力された案内音声
は、車両Cが案内対象地点に接近するにつれて高くなり、案内対象地点から遠ざかるにつれて低くなる。このため、ドライバーDは、案内対象地点を通過したことを直感的に理解することができる。
次に、本実施形態の処理手順について、図4に従って説明する。まずナビゲーションユニット10は、案内対象地点を設定する(ステップS1)。例えば、タッチパネルを介して目的地が入力されたり、又は検索データ18を利用した検索により「ガソリンスタンド」等の施設の一つが指定されると、ナビゲーションユニット10は案内対象地点が入力されたと判断する。そして、その案内対象地点の座標を地図描画データ16又は検索データ18から取得し、図示しない記憶部に一時記憶する。
案内対象地点が設定されると、ナビゲーションユニット10は、自車位置を取得する(ステップS2)。ナビゲーションユニット10は、GPS受信部11及び車速センサ30及びジャイロセンサ31に基づき逐次自車位置を算出しているので、その時点で算出された自車位置を取得する。
次に、ナビゲーションユニット10は、車速センサ30に基づき車速を取得する(ステップS3)。例えば、車両側I/F部12を介して入力した車速パルスの単位時間あたりのパルス数を算出し、そのパルス数と、1パルスに対する移動量とに基づき、車速u(km/h)を算出する。また、ナビゲーションユニット10は、上記したように、案内対象地点に対する相対方向Vc及び相対距離を算出する(ステップS4)。
そして、DSP20は、現在の自車位置と案内対象地点との相対方向Vcに基づき、出力対象のスピーカ25を決定する(S5)。例えば、DSP20は、相対方向Vcと使用するスピーカ25とを紐付けたマップを記憶し、このマップを用いて出力対象となるスピーカ25を決定する。案内対象地点がドライバーDに対して前方にある場合には、前方の第1及び第2スピーカFL,FRを選択し、第1及び第2スピーカFL,FRの切換スイッチ(図示略)をオフからオンに切り換える。案内対象地点がドライバーDに対して後方右側にある場合には、後方の第4スピーカRRを選択する。また、案内対象地点がドライバーDに対して右側方にある場合には、右側の第2スピーカFR及び第4スピーカRRを選択する。案内対象地点がドライバーDに対して左側方にある場合には、左側の第1スピーカFL及び第3スピーカRLを選択する。
また、DSP20は、各スピーカ25から出力する案内音声の音量を調整する(ステップS6)。まずDSP20は、案内対象地点に応じた内容の音声データ22を音声データ記憶部21から読み出す。また音量調整部20aは、読み出した音声データ22に対して、案内対象地点が遠い(例えば1km超)場合には、選択した各スピーカ25から出力される音量をそれぞれ小さくする。また、案内対象地点が近い(例えば100m未満)である場合には各スピーカ25から出力される音量をそれぞれ大きくし、その間の場合には初期状態の音量とする。これにより、案内対象地点が遠い場合には、音量が小さいため、ドライバーDは案内対象地点が遠いことを把握できる。また、案内対象地点が近い場合には、音量が大きいため、ドライバーDは案内対象地点が近いことを把握できる。
また、現在の自車位置と案内対象地点との相対方向Vcに基づき、遅延時間の調整を行う(ステップS7)。例えば、案内対象地点がドライバーDの前方(Y軸方向)にある場合には、前方の第1及び第2スピーカFL,FRが出力対象となっている。この場合、遅延調整部20bは、第2スピーカFRに与える音声信号を遅延させ、第1スピーカFLから先行して音声信号を出力するようにする。案内対象地点がドライバーDの右側方にある場合には、ドライバーDに近い第2スピーカFRに与える音声信号を遅延させる。案内対象地点が後方右側にある場合には、後方右側第4スピーカRRを選択するのみを選択し、
遅延時間は設定しない。
遅延時間は設定しない。
次に、DSP20の周波数変換部20cは、上記したように周波数の変換を行う(ステップS8)。車両Cが案内対象地点に接近している場合には、上記の式(1)を用いて周波数を算出する。車両Cが案内対象地点から遠ざかる場合には、上記の式(2)を用いて周波数を算出する。
音声信号の周波数を変換すると、DSP20は、音声信号をD/A変換部23によりD/A変換して、出力アンプ24を介して、出力対象のスピーカ25に対し音声信号を出力する(ステップS9)。これにより、案内対象地点が前方にある場合には、音像が前方に定位されるので、前方から「目的地はこちらです」等の案内音声や、案内音が出力されるように聞こえる。このように立体的な音場が形成されるため、ドライバーDは、ディスプレイ26を注視しなくても、目的地や検索した施設の方向及び位置を音声により把握することができる。また、案内対象地点を通り過ぎる場合には、案内音声又は案内音の音程が徐々に高くなり音量が大きくなった後、音程が急に低くなるとともに音量が小さくなる。このため、案内音声の音程の変化により、案内対象地点を通過した瞬間に、案内対象地点の通過をドライバーDに報知することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ナビゲーションユニット10は、自車位置を算出するとともに、地図描画データ16及び検索データ18に基づき案内対象地点の座標を取得するようにした。また、DSP20は、案内対象地点に対する車両Cの相対速度に基づき、音声信号の周波数を変換し、その音声信号を各スピーカ25から出力するようにした。このため、ドライバーDは、スピーカ25から出力される案内音声の音程の高低により、案内対象地点に接近しているか又は離間しているかを把握することができる。また、音程が徐々に高くなった後、急に低くなった場合に、その時点で案内対象地点を通過したことを直感的に把握することができる。このため、音声及び案内音によって案内対象地点の位置及び方向を案内できるので、ドライバーDの脇見運転を防止できる。
(1)上記実施形態では、ナビゲーションユニット10は、自車位置を算出するとともに、地図描画データ16及び検索データ18に基づき案内対象地点の座標を取得するようにした。また、DSP20は、案内対象地点に対する車両Cの相対速度に基づき、音声信号の周波数を変換し、その音声信号を各スピーカ25から出力するようにした。このため、ドライバーDは、スピーカ25から出力される案内音声の音程の高低により、案内対象地点に接近しているか又は離間しているかを把握することができる。また、音程が徐々に高くなった後、急に低くなった場合に、その時点で案内対象地点を通過したことを直感的に把握することができる。このため、音声及び案内音によって案内対象地点の位置及び方向を案内できるので、ドライバーDの脇見運転を防止できる。
(2)上記実施形態では、DSP20は、自車位置から案内対象地点までの相対方向Vc及び相対距離に合わせて、各スピーカ25に出力する音声信号の出力タイミングを調整するようにした。このため、案内対象地点の方向に、案内音声の音像を定位させて、ドライバーDに案内対象地点の方向を報知することができる。また、車両Cが案内対象地点に接近し、通過する際等にも、周波数の変化だけでなく、案内音声に方向性を持たせることにより、より立体的な音場を生成することができるので、ドライバーDが直感的に理解しやすい案内を行うことができる。
(3)上記実施形態では、DSP20は、案内対象地点を音源の位置とし、その音源位置から音声信号が出力された場合に、走行している車両Cが受ける案内音声の仮想周波数を推定し、音声信号の周波数を仮想周波数に変換して出力するようにした。このため、例えば車両Cが案内対象地点に接近する際に、車両Cが近づくにつれて周波数が徐々に高くなる、いわゆるドップラー効果を模した案内音声を出力することができるので、ドライバーは音程の変化によって、案内対象地点に接近しているか又は離間しているか、又は通過したか否かを判断することができる。
(4)上記実施形態では、DSP20は、案内対象地点と自車位置との相対距離が長い場合に、案内音声の出力音量を小さくし、相対距離が短い場合に出力音量を大きく調整するようにした。このため、地図画面26aを視認しなくても、案内対象地点までの距離を音量により把握することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、各スピーカ25に出力する音声信号のタイミングを調整して、案内対象地点の方向に音像を定位させるようにしたが、音量のバランスを調整して、案内対象地点の方向に音像を定位させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、各スピーカ25に出力する音声信号のタイミングを調整して、案内対象地点の方向に音像を定位させるようにしたが、音量のバランスを調整して、案内対象地点の方向に音像を定位させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、案内対象地点の相対方向Vcの進行方向に対する相対角度θを算出し、その角度に応じて周波数を算出するようにしたが、相対方向Vc又は相対角度θの所定範囲と、周波数とを関連付けたマップを予め生成するようにしてもよい。そして、そのマップを参照することによって、周波数を決定するようにしても良い。
・上記実施形態では、車室内に4つのスピーカ25を設けるようにしたが、4つ以外の複数個でもよい。
・上記実施形態では、複数のスピーカ25を用いるようにしたが、ドップラー効果を模した案内音声の出力のみを目的とした場合には、スピーカ25は一つでもよい。
・上記実施形態では、複数のスピーカ25を用いるようにしたが、ドップラー効果を模した案内音声の出力のみを目的とした場合には、スピーカ25は一つでもよい。
1…ナビゲーションシステム、2…ナビゲーション装置としての制御装置、10…自車位置算出手段、対象地点設定手段、速度取得手段及び演算手段としてのナビゲーションユニット、20…周波数変換手段、出力制御手段及び音響調整手段としてのDSP、23…出力制御手段を構成するD/A変換部、24…出力制御手段を構成する出力アンプ、25…スピーカ、C…車両、D…ドライバー。
Claims (6)
- 案内対象地点の音声案内を行う音声案内方法において、
前記案内対象地点に対する前記車両の相対速度に基づき、車両内に設けられたスピーカに出力する音声信号の周波数を変換し、変換した前記音声信号を前記スピーカに出力することを特徴とする音声案内方法。 - 案内対象地点の音声案内を行うナビゲーション装置において、
車両の位置を算出する自車位置算出手段と、
前記案内対象地点の位置を取得する対象地点設定手段と、
前記車両の速度を取得する速度取得手段と、
前記案内対象地点に対する前記車両の相対速度に基づき、音声信号の周波数を変換する周波数変換手段と、
前記音声信号をスピーカから出力する出力制御手段と
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2に記載のナビゲーション装置において、
前記自車位置から前記案内対象地点までの相対方向及び相対距離を算出する演算手段と、
算出された前記相対方向及び前記相対距離に合わせて、前記車両内に設けられた複数の前記各スピーカに出力する音声信号の出力タイミング及び音量を調整する音響調整手段とをさらに備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2又は3に記載のナビゲーション装置において、
前記周波数変換手段は、前記案内対象地点を音源の位置とし、その音源位置から前記音声信号が出力された場合に、走行している前記車両が受ける案内音声の仮想周波数を推定し、前記音声信号の周波数を前記仮想周波数に変換することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項3又は4に記載のナビゲーション装置において、
前記音響調整手段は、前記案内対象地点と前記自車位置との相対距離が長い場合に、前記音声信号の出力音量を小さくし、前記相対距離が短い場合に出力音量を大きく調整することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記音響調整手段は、前記案内対象地点と前記自車位置との相対方向及びドライバーの着座位置に応じて、前記各スピーカのうち所定の前記スピーカに前記音声信号を出力するタイミングを遅延させて、前記案内対象地点の方向に音像を定位させることを特徴とするナビゲーション装置。
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|---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-08-29 JP JP2006232491A patent/JP2008058028A/ja active Pending
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