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JP2007064091A - 車両履歴取得装置、電子カルテ作成配布装置、電子カルテ作成配布システム、プログラム - Google Patents

車両履歴取得装置、電子カルテ作成配布装置、電子カルテ作成配布システム、プログラム Download PDF

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JP2007064091A
JP2007064091A JP2005251053A JP2005251053A JP2007064091A JP 2007064091 A JP2007064091 A JP 2007064091A JP 2005251053 A JP2005251053 A JP 2005251053A JP 2005251053 A JP2005251053 A JP 2005251053A JP 2007064091 A JP2007064091 A JP 2007064091A
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Naofumi Takemoto
直文 竹本
Masami Totani
雅美 戸谷
Takeo Tanaka
武雄 田中
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Starway Co Ltd
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Abstract

【課題】車両の排気ガスに含まれる特定成分の排出に関する正確な履歴情報を簡易に取得し、環境問題に貢献する。
【解決手段】車両2aの車両履歴取得装置2は、各種センサ類27から取得した信号を数値管理部25が数値化し、暫定量算出部21が暫定CO排出量を算出する。数値化や暫定CO排出量の算出は、リーダ28が無線ICタグ29から読み取った車両ID番号を認証部22が認証した結果が正しい場合に開始される。通信管理部24は、数値管理部25が数値化したデータや暫定CO排出量のデータを無線通信部23による無線通信で電子カルテ作成配布装置に送信する。電子カルテ作成配布装置には、車両2aに関するデータや車両2aが購入した燃料等の情報、パーツの修理に関する情報等が蓄積されており、これらのデータと暫定CO排出量のデータとに基づいてCO排出量を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種輸送機関の履歴管理技術に関する。
自動車等の車両は、耐用年数が数年から数十年と比較的長いため、耐用年数の途中においての売買や車両保険の締結・更新等が頻繁に行われる。しかし、車両の状態はそれまでの使用状態により個体差が大きいため、中古車のディーラや保険会社等の業者は、中古車が各車両の履歴を簡易かつ正確に把握する必要がある。このため、従来、自動車等の車両の走行距離や修理等の履歴を記録・管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、近年、大気汚染や地球温暖化現象等が深刻な問題となっており、自動車等の車両の排気ガスに含まれる二酸化炭素(以下「CO」と称する)等の特定成分がその大きな元凶としてクローズアップされている。従来、車両にCOセンサ、SOセンサ等のセンサを設けて排気ガス中のCOやSO等の排出に関する情報を取得する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−179196号公報 特開2004−124856号公報
しかし、上記特許文献1においては、車両が排出する排気ガスに関する履歴を取得できないので、車両の環境問題に関する情報を取得することはできない。また、特許文献2によれば、排気ガス中のCOやSO等の特定成分の排出に関する情報を一応取得できるものの、COセンサ、SOセンサ等、高価で精度の低いセンサを車両に取り付ける必要があるため、車両価格の高騰を招いたり、特定成分の排出量を正確に取得し記録することができないという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、車両の排気ガスに含まれる特定成分の排出に関する正確な履歴情報を簡易に取得し、環境問題に貢献できる車両履歴取得装置、電子カルテ作成配布装置、電子カルテ作成配布システムを提供することを課題としている。
上記課題に鑑みて、請求項1に記載の発明は、車両履歴取得装置であって、少なくとも車両の走行距離を検知する手段及び前記車両の燃料使用量を検知する手段を含む各種センサ類から供給される検知信号を数値化する数値管理手段と、該数値化したデータに基づいて前記車両から排出される排気ガスに含まれる特性成分の排出量を算出する排出量算出手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記各種センサ類は、さらに前記車両のエンジンの回転速度を検知する手段、前記エンジンの空気吸入量を検知する手段、前記エンジンの温度を検知する手段、前記車両の速度を検知する手段の少なくとも何れか一つを備え、前記数値管理手段は前記各種センサ類のさらに備えた前記手段から供給される検知信号も数値化し、前記排出量算出手段は前記各種センサ類のさらに備えた前記手段から供給される前記検知信号を数値化したデータにも基づいて前記車両から排出される排気ガスに含まれる前記特性成分の排出量を算出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記車両に割り当てられたID番号データに基づいて、リーダから供給されたID番号情報の認証を行う認証手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記リーダは、無線ICタグ用リーダであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、電子カルテ作成配布装置であって、車両から排出される排気ガスに含まれる特性成分の排出量のデータを取得する車両データ取得手段と、前記車両の排出する前記特定成分の排出基準値が蓄積された記憶手段と、前記特定成分の排出量のデータと前記特定成分の排出基準値とに基づいて、前記特定成分の排出削減量を算出する数値処理手段とを備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の構成に加え、ガソリンスタンドに設けられたスタンド端末から、前記車両に対して販売した燃料の銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したエンジンオイルの銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したオイル添加剤の銘柄及び販売量に関するデータのうち少なくとも何れか一つのデータを取得するスタンドデータ取得手段を備え、前記記憶手段には、前記燃料の銘柄及び前記の燃料銘柄毎の特定成分の排出量に関するデータ、前記エンジンオイルの銘柄及び前記エンジンオイルの銘柄毎の前記特定成分の排出削減量に関するデータ、前記オイル添加剤の銘柄及び前記オイル添加剤の銘柄毎の前記特定成分の排出量削減率に関するデータのうち少なくとも何れか一つのデータが蓄積され、前記数値処理手段は、前記スタンドデータ取得手段が取得したデータと前記記憶手段に記憶されたデータとの照合結果に基づいて前記特定成分の排出量のデータを補正した値を算出することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の構成に加え、前記車両の販売及び修理を行うディーラに設けられたディーラ端末から、前記車両に対して行われたパーツの修理又は交換に関するデータを取得するディーラデータ取得手段を備え、前記記憶手段には、前記パーツの名称及び前記パーツ毎の修理又は交換による前記特定成分の排出量削減率に関するデータが蓄積され、前記数値処理手段は、前記ディーラデータ取得手段が取得したデータと前記記憶手段に記憶されたデータとの照合結果に基づいて前記特定成分の排出量のデータを補正した値を算出することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7の何れか一つに記載の構成に加え、前記数値処理手段の算出結果及び前記記憶手段に蓄積されたデータのうち少なくとも何れかを他の端末に供給するデータ送信管理手段を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、電子カルテ作成配布システムであって、請求項1乃至4の何れか一つに記載の車両履歴取得装置と、請求項5乃至8の何れか一つに記載の電子カルテ作成配布装置と、車両に対して販売した燃料の銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したエンジンオイルの銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したオイル添加剤の銘柄及び販売量に関するデータのうち少なくとも何れか一つのデータを取得するスタンド端末と、前記車両に対して行われたパーツの修理又は交換に関するデータを取得するディーラ端末と、前記電子カルテ作成配布装置に蓄積されたデータの供給を受ける端末とを備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを請求項1乃至4の何れか一つに記載の車両履歴取得装置、又は請求項6乃至8の何れか一つに記載の電子カルテ作成配布装置として機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、数値管理手段による、走行距離の検知信号と燃料使用量の検知信号を数値化した値に基づいて、排出量算出手段が車両から排出される排気ガスに含まれる特定成分の排出量を算出することにより、車両に通常搭載されている走行距離センサや燃料センサの検知結果によって特定成分の排出量を算出することが可能となり、車両の排気ガスに含まれる特定成分の排出に関する正確な履歴情報を簡易に取得し、環境問題に貢献することができる。
請求項2に記載の発明によれば、数値管理手段は、エンジンの回転速度を検知する手段、エンジンの空気吸入量を検知する手段、エンジンの温度を検知する手段、車両の速度を検知する手段の少なくとも何れか一つの検知結果を数値化し、排出量算出手段はこの数値化したデータにも基づいて排気ガスに含まれる特性成分の排出量を算出することにより、車両に通常搭載されているエンジン回転速度センサ、エアフローメータ、水温センサ、車速センサの検知結果も特定成分の排出量の算出に用いることが可能となり、コストを抑えた簡易な構成で特定成分の排出量の算出精度を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、認証手段がリーダから供給されたID番号情報の認証を行うことにより、車両履歴取得装置における情報の取得と管理の利便性やセキュリティを高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ID番号情報は、無線ICタグによりリーダに供給され、認証を非接触で行うことが可能になって、認証の利便性が高まる。
請求項5に記載の発明によれば、車両データ取得手段が取得した特定成分の排出量のデータと記憶手段に蓄積された特定成分の排出基準値とに基づいて、数値処理手段が特定成分の排出削減量を算出することにより、排出削減量を簡単な処理で確実に算出することが可能となり、車両の排気ガスに含まれる特定成分の排出に関する正確な履歴情報を簡易に取得し、環境問題に貢献することができる。
請求項6及び請求項7に記載の発明によれば、スタンド端末から取得した燃料、エンジンオイル、オイル添加剤の銘柄及び販売量に関するデータや、ディーラ端末から取得したパーツの修理又は交換に関するデータを、記憶手段に蓄積された銘柄やパーツの修理又は交換毎の特性成分排出量及び削減量に関するデータと照合した結果に基づいて特定成分の排出量のデータを補正した値を算出することにより、ネットワークを介して簡易に取得できるデータに基づいて特定成分の排出量を補正した値を簡単な処理で確実に算出することが可能になり、特定成分の排出量を削減させて環境保全を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、データ送信管理手段により数値処理手段の算出結果及び記憶手段に蓄積されたデータのうち少なくとも何れかを他の端末に供給することにより、電子カルテ作成配布装置以外の端末に算出結果やデータを送ることが可能になり、データの活用範囲を広げ、データの活用の利便性を高めることができる。
請求項9に記載の発明によれば、ネットワーク環境において車両履歴取得装置や電子カルテ作成配布装置の情報の取得と活用を図ることができる。
請求項10に記載の発明によれば、本発明をプログラム化し、ダウンサイジング化を図るとともに、多様なコンピュータハードウェア上で本発明を実現させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施の形態の電子カルテ作成配布システムの全体構成図である。同図に示す通り、電子カルテ作成配布システム1Aは、電子カルテ作成配布装置1、n台(n>1)の車両2a〜2aに設けられた車両履歴取得装置2〜2、m件(m>1)のガソリンスタンド3a〜3aに設けられたスタンド端末3〜3及びリーダ4〜4、k件(k>1)のディーラに設けられたディーラ端末5〜5及びリーダライタ6〜6、中古車ディーラ7aに設けられた中古車ディーラ端末7(端末)及びリーダ7b、保険会社8aに設けられた保険会社端末8(端末)及びリーダ8bを備えており、電子カルテ作成配布装置1、車両履歴取得装置2、スタンド端末3〜3、ディーラ端末5〜5、中古車ディーラ端末7、保険会社端末8はそれぞれネットワーク100に接続されて相互に通信可能である。
電子カルテ作成配布装置1は、ワークステーション、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末であって、Webサーバ機能及びデータベースサーバ機能を有し、大容量のファイルデータの交信、処理、記録を行う。電子カルテ作成配布装置1を形成するコンピュータ端末は、プロセッサの処理能力が高く、データの記録容量の大きいものが望ましいが、システム規模や処理するデータ量が小さい場合は、PDA(携帯情報端末)や携帯電話等、プロセッサの処理能力が低くデータ記録容量が小さい情報通信端末を用いてもよい。
車両2a〜2aは、軽自動車、小型自動車、トラック、バス、2輪自動車(バイク)等、内燃機関を有する各種陸上輸送機関である。車両2a〜2aは、一般車両の他に、クレーン車、戦車、ブルドーザ、フォークリフト等の特殊車両であってもよく、自家用車両であっても業務用車両であってもよい。また、車両2a〜2aは、内燃機関が化石燃料を使用するものならどのようなものでもよい。従って、ガソリンエンジン車でもディーゼルエンジン車でも所謂ハイブリッド車(ガソリンエンジンと電気モータとを組み合わせて動力源とする車)でもよい。
車両履歴取得装置2〜2は、車両に搭載されたコンピュータシステムであって、車両の履歴の取得、記録、送信等に必要な各種の処理を行う。
ガソリンスタンド3a〜3aは、車両2a〜2aに対するガソリン、軽油、エンジンオイル等の販売を行う。ディーラ5a〜5aは車両の販売や修理等のメンテナンスを行う業者の営業所であり、ディーラ車検に関する業務も行う。中古車ディーラ7aは中古の車両の買取や販売を行う業者の営業所である。保険会社8aは車両保険会社の営業所である。
ガソリンスタンド3a〜3aに設けられたスタンド端末3〜3、ディーラ5a〜5aに設けられたディーラ端末5〜5、中古車ディーラ7aに設けられた中古車ディーラ端末7、保険会社8aに設けられた保険会社端末8は、各種パーソナルコンピュータ、PDA(携帯情報端末)、携帯電話等の各種情報通信端末によって形成されている。スタンド端末3〜3のそれぞれにはリーダ4〜4が、ディーラ端末5〜5のそれぞれにはリーダライタ6〜6が、中古車ディーラ端末7にはリーダ7bが、保険会社端末8にはリーダ8bが接続されている。これらのリーダ4〜4、7b、8b及びリーダライタ6〜6は無線ICタグ(後述)に記録されたデータの読み込み機能、又はデータの読み込み・書き込み機能を有し、スタンド端末3〜3、ディーラ端末5〜5、中古車ディーラ端末7、保険会社端末8は、リーダ4〜4、7b、8bが読み込んだ情報やリーダライタ6〜6が読み込み・書き込んだ情報を記録し、ネットワーク通信を行うために必要な処理を行う。
なお、車両2a〜2a、車両履歴取得装置2〜2、ガソリンスタンド3a〜3a、スタンド端末3〜3、リーダ4〜4、ディーラ5a〜5a、ディーラ端末5〜5、リーダライタ6〜6、はそれぞれ同じ構成を持つので、以下区別する必要がある場合を除き、車両2a、車両履歴取得装置2、ガソリンスタンド3a、スタンド端末3、リーダ4、ディーラ5a〜5a、ディーラ端末5、リーダライタ6と記載する。
図2は、この実施の形態の車両履歴取得装置2の機能ブロック図である。同図に示すとおり、車両履歴取得装置2は車両2aに搭載されたECU(Electoronic Control Unit)であり、制御部20、暫定量算出部21(排出量算出手段)21、認証部(認証手段)22、無線通信(RF)部23、通信管理部24、数値管理部(数値管理手段)25、記憶部26を有する。また、車両履歴取得装置2の制御部20には、各種センサ類27と、無線ICタグ29との交信を行うリーダ28とが接続されている。なお、車両履歴取得装置2は、これらの他にGPSと交信し走行位置情報を取得する機能も備えていることが望ましい。
制御部20はCPU(中央演算装置)を備え、記憶部26に記録されたOS(Operating System)プログラムや各種アプリケーションプログラム等を演算処理し、かかる処理の結果と協働して履歴取得処理全体を制御する。
認証部22は、無線ICタグ29から読み込んだ車両ID番号情報を予め記録されたID番号データ(記憶部26や電子カルテ作成配布装置1(図1)に記録する)と照合し、認証を行う。
無線通信部23は、変調・復調機能を有し、データを無線で送受信する。無線通信方式は、例えばIEEE802.11bのプロトコルによる方式等、データフレームを無線送受信できる方式ならどのようなものでよい。
通信管理部24は時間管理機能と通信制御機能を有し、無線通信部23におけるデータ通信の開始・終了のタイミング管理や、通信制御信号の発信など、通信制御に必要な各種の処理を行う。また、通信管理部24は、各種センサ類27からデータが取得された時間を管理し記録する(タイムスタンプ)制御を行う。数値管理部25は、各種センサ類27から受信した信号を数値化し、所定の演算を行うための処理を行う。
暫定量算出部21は、数値管理部25において数値化されたデータに基づいて車両2aから排出された排気ガスに含まれる特定成分の排出量を概算にて算出する。なお、この実施の形態においては排気ガス中に含まれるCOが上記「特定成分」である。
記憶部26は、制御部20が各種処理を実行するときに使用するプログラムやデータが予め格納されたROM、これらプログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM、書き換えの必要なデータを格納するEEPROM、各種ファイルデータ等を記憶するハードディスク等から構成されている。ROMには、OSプログラムの他、認証部22、無線通信部23、通信管理部24、数値管理部25の機能及び制御を行なうアプリケーションプログラムが記録される。ハードディスクには走行履歴データベース261が形成される。
走行履歴データベース261には、数値管理部25が数値化したデータや、これらのデータに基づいて算出された、所定時間ごとのCO排出量として概算された暫定CO排出量等が、走行履歴データとして格納される。
各種センサ類27は、タイヤに取り付けられた走行距離センサ(車両の走行距離を検知する手段)や速度センサ(車両の速度を検知する手段)、燃料配管に取り付けられた燃料センサ(燃料使用量を検知する手段)、エンジン内部に取り付けられた冷却水の水温センサ(エンジンの温度を検知する手段)、速度センサ(車両の速度を検知する手段)、エンジン回転速度センサ(エンジンの回転速度を検知する手段)、エンジンの吸入空気量を計測するエアフローメータ(エンジンの空気吸入量を検知する手段)等であり、車両2aの走行状態等を検知する。
各種センサ類27としては、他に、ギア動作を検知するセンサ、アクセルの開度を検知するスロットルセンサ、ブレーキセンサ、加速度センサ、室内のフロントパネルのスイッチ類(例、カーナビゲーションシステム、オーディオ、ビデオ、ライト、ワイパ等のスイッチ)、ドアの開閉、トランクルームの開閉、ウインドウの開閉、ロック施錠及び開錠、クラクション操作、ウインカの操作及び出した方向等を検知する電流センサ、シートに設けられて乗車人数を検知する圧力センサ、室温や外気温を検知する温度センサ、タイヤの空気圧を検知するセンサ、ステアリングの回転角を検知する回転角センサ等が設けられていることが望ましい。これらのセンサの検知結果も数値管理部25にて数値化され、CO排出量の算出や、CO排出量の算出以外の各種の処理に用いられる。
リーダ28は、空間に対し電磁波を送受信するアンテナ281、変調波をアンテナ281に供給しアンテナ281が受信した電磁波を復調する電波インターフェース部282、車両履歴取得装置2の指示を受けて電波インターフェース部282の変復調等を制御するコントロール部283を備え、無線ICタグ29に記録された情報を読み取る。無線ICタグ29は車両2aの利用者が携帯し易い備品に設けることが望ましい。
なお、リーダ4、7b、8b及びリーダライタ6〜6(図1)はいずれもリーダ28と同様の読み取りのための構成を有するので、それらについて構成の説明を省略する。
無線ICタグ29は、96ビット程度の記憶容量を有するICチップとアンテナとを有し、リーダ28(及びリーダ4、7b、8b及びリーダライタ6)との間でデータ交信を行う。無線ICタグ29には、ICチップの記憶領域に、車両2aごとに割り当てられて各車両2aを一意に特定する車両ID番号情報を記録する。なお、無線ICタグ29には、車両ID番号情報の他に、車両番号(車体のモデルナンバ)や車両形式番号(エンジンのシリアルナンバ、フレームのシリアルナンバ、電装システムのシリアルナンバ等)、車両の種別を示す車種情報(軽自動車、普通自動車、軽トラック、等)、車両2aの製造年月日、購入年月日、販売ディーラ名やディーラの仕入れ年月日、車体番号(車体のモデルナンバ)等の情報が記録されていてもよい。リーダ28は、車両2aの車内の運転席近傍に設けることが望ましい。
図3(a)は、この実施の形態の無線ICタグ29の設置例を示すイメージ図である。同図に示す通り、無線ICタグ29の備品29aへの設置態様として、例えば、備品29aであるイグニッションキー29aの柄の部分に無線ICタグ29を埋め込んだ態様、備品29aであるETCカード29aに接触型チップモジュール291とは別に無線ICタグ29を埋め込んだ態様、備品29aである運転免許証ケース29aに無線ICタグ29を埋め込んだ態様等が考えられる。また、備品29aであるカード29aに大容量の記憶領域を持つ無線ICタグ29を埋め込み、この無線ICタグ29に所有者の生体情報(例えば指紋、顔、虹彩、掌形、音声、静脈、筆跡や筆圧等)の情報を記録してセキュリティの向上を図ることも考えられる。
図3(b)は、この実施の形態の車両2aにおけるリーダ28の設置例を示すイメージ図である。同図に示す通り、リーダ28の設置態様として、車両2aのキー挿入孔28aの近傍に取り付けたリーダ28(イグニッションキー29aの無線ICタグ29の読み取り用)。車両2の車内のフロントパネルに取り付けたリーダ28(ETCカード29aの無線ICタグ29、運転免許証ケース29aの無線ICタグ29、カード29aの無線ICタグ29等の読み取り用)、車両2の車内(例えばステアリング)に取り付けた生体情報リーダ28等が考えられる。
無線ICタグ29は、一の備品に設けるだけでもよいが、複数の備品に設けることで、読み取り作業の容易化(例えば複数の無線ICタグ29、29、・・・のうち一の無線ICタグ29のID番号が予め記録されたID番号データと適合したら認証完了とする。)や、セキュリティの向上(例えば複数の無線ICタグ29、29、・・・に別個のデータを記録しこれら別個のデータを合わせたデータが予め記録されたID番号データと適合したら認証完了とする。)等を図ることができる。なお、無線ICタグ29、・・・29(j>1)や備品29a(イグニッションキー29a、・・・カード29a)の個数は何個であってもよい。なお、無線ICタグ29、・・・29及び無線ICタグ29、・・・29は同じ構成を持つので、以下区別する必要がある場合を除き、無線ICタグ29、備品29aと記載する。
図4は、この実施の形態の電子カルテ作成配布装置1の機能ブロック図である。同図に示す通り、電子カルテ作成配布装置1は、制御部10、通信インターフェース部11、通信処理部12(車両データ取得手段、スタンドデータ取得手段、ディーラデータ取得手段、データ送信管理手段)、数値処理部(数値処理手段)13、記憶部(記憶手段)14を備えている。
制御部10、記憶部14の構成・機能は前述の制御部20、記憶部26と同じなので説明を省略する。通信インターフェース部11は、車両履歴取得装置2、スタンド端末3、ディーラ端末5、中古車ディーラ端末7、保険会社端末8との間でネットワーク100を介するデータ通信を行うために必要な処理を行う。
通信処理部12は、車両履歴取得装置2、スタンド端末3、ディーラ端末5との通信を制御してCO排出量の算出に必要なデータ等を取得し、中古車ディーラ端末7や保険会社端末8との通信を制御して各種データを送信する。数値処理部13は、記憶部14に蓄積されたデータに基づいて二酸化炭素(以下「CO」と称する。)の排出量や排出削減量を算出する。
記憶部14のハードディスクには、車両履歴データベース(DB)141、燃料データベース(DB)142、オイルデータベース(DB)143、CO排出基準データベース(DB)144、メンテナンスデータベース(DB)145が格納される。
車両履歴データベース141には、システムを構成する車両履歴取得装置2やスタンド端末3、ディーラ端末5から取得した車両2aに関連するデータ等が蓄積される(後述)。燃料データベース142には、燃料の銘柄と、これらの銘柄毎の平均炭素含有量(特定成分の排出量)が蓄積される。オイルデータベース143には、エンジンオイルや添加剤の銘柄、銘柄ごとの平均CO排出量削減率(燃費改善率等により算出)、銘柄ごとの平均系時劣化率等が蓄積される。CO排出基準データベース144には、車両2a毎のCO排出基準値が蓄積される(後述)。メンテナンスデータベース145には、車両2aのパーツ名(例えばドア、バンパー、タイヤ等)、パーツ毎の修理・交換によるCO排出量削減率(統計データ等により算出)等が蓄積される。
図5は、この実施の形態の車両履歴データベース141の内容を示す模式図である。同図に示す通り、車両履歴データベース141には、基本車両情報1411、可変車両情報1412、走行履歴情報1413、燃料等情報1414、メンテナンス情報1415、処理結果情報1416が蓄積されている。
基本車両情報1411は、個々の車両2aの属性情報であって不変のものにより形成する。具体的には、車両2aを一意に特定するための車両ID番号、車両形式情報(エンジンのシリアルナンバ、フレームのシリアルナンバ、電装システムのシリアルナンバ等)、車両の種別を示す車種情報(軽自動車、普通自動車、軽トラック、等)、車両2aの製造年月日、購入年月日、販売ディーラ名やディーラの仕入れ年月日、車体番号(車体のモデルナンバ)等の情報である。可変車両情報1412は、車両2aの属性情報であって変動可能性のあるものにより形成する。具体的には、車両保険の保険証券番号、ナンバープレート情報等である。
走行履歴情報1413は、各車両2aから所定時間毎に送信された車両2a毎の走行履歴データの集合体である。具体的には、走行距離情報、燃料使用量情報、水温情報、速度情報、エンジン回転数情報、暫定CO排出量情報等である。燃料等情報1414は、各スタンド端末3から送信された、各ガソリンスタンド3aが販売した燃料等に関するデータである。具体的には、ガソリンや軽油の銘柄や量に関する販売燃料情報、エンジンオイルの銘柄や量に関する販売エンジンオイル情報、オイル添加剤の銘柄や量に関する販売添加剤情報、販売年月日情報等である。
メンテナンス情報1415は、各ディーラ5aによる車両2aのパーツ(例えばドア、バンパー、タイヤ等)の販売・修理・交換に関する情報である。具体的には、修理したパーツ名の情報、修理年月日情報、パーツ修理等の原因となった事故を記録した事故歴情報、車検歴情報等である。処理結果情報1416は、数値処理部13(図4)の処理結果を記録する。具体的には、車両2aごとのCO排出量情報及びCO排出削減量情報等である。
なお、走行履歴情報1413、燃料等情報1414、メンテナンス情報1415に記録される情報には、各車両2a、スタンド3a、ディーラ5a等において当該情報が取得された年月日や時刻等のタイムスタンプが併せて記録される。
車両履歴データベース141には、上記の情報やデータの他に、車両履歴取得装置2、スタンド端末3、ディーラ端末5等にて取得された各種の情報が記録される。具体的には、例えば、基本車両情報1411として、ディーラ端末5にて取得された、車庫の登録住所等の情報が記録される。走行履歴情報1413として、車両履歴取得装置2にて取得された、ドライバの乗車履歴情報、走行経路情報、駐車情報、ギアやアクセルやブレーキ等の操作履歴情報、加速度情報、カーナビゲーションシステムやオーディオやビデオやライトやワイパ等のパネル操作情報、乗車人数情報、燃費情報、室温情報や外気温情報、タイヤの空気圧情報、ステアリングの操作履歴情報、ドアやトランクルームやウインドウ等の開閉情報、クラクションやウインカの使用情報等が記録される。また、燃料等情報1414として、スタンド端末3にて取得された、車両2aが使用したガソリンスタンド3aの住所、グループ名、購入明細等の情報が記録される。また、メンテナンス情報1415として、電装システムを構築するハードウェア部品やソフトウェア部品の修理交換情報等が記録される。また、国土交通省等の管理システム(図示せず)にて取得された、有料道路の料金所やETCゲートの通過履歴(料金、通過時刻等)等の情報が記録される。これらの情報にも、各車両2a、ガソリンスタンド3a、ディーラ5a等において当該情報が取得された年月日や時刻等のタイムスタンプが併せて記録される。
図6は、この実施の形態のCO排出基準データベース144の内容を示す模式図である。同図に示す通り、CO排出基準データベース144には、車両形式ごとのCO排出基準値がテーブルとして記録されている。基準値は車両2aの10・15モード燃費等を元に算出する。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
図7は、車両履歴取得装置2における処理の概要を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
車両2aの利用者は、車両2aに搭乗し、車両2aの電気系がオンとなったのち、備品29aをリーダ28に読み込ませる。なお、生体情報を記録した無線ICタグ29を備えたカード29aが備品29aに含まれる場合には、利用者の生体情報(指紋、静脈等)をリーダ28に読み込ませる。リーダ28のコントロール部283が車両履歴取得装置2の制御部20よりコマンドを受信すると電波インターフェース部282の制御を開始し、電波インターフェース部282は高周波の搬送波を送信データ信号で変調してアンテナ281に供給し、アンテナ281から電磁波を放出させる。無線ICタグ29はこの電磁波を受信してICチップに記録された車両ID番号等をアンテナ281に返信する。
アンテナ281が受信した車両ID番号は電波インターフェース282が復調し、コントロール部283によって車両履歴取得装置2に送られる。車両履歴取得装置2の認証部22は受信した車両ID番号が車両2aに割り当てられた車両ID番号に一致するか否かを認証する。両者が一致して認証された場合(ステップS1の“Yes”)、認証部22は走行履歴の取得と記録の開始の指示を出す。この指示に基づき、数値管理部25は走行履歴の取得と記録を開始し、各種センサ類27から検知信号を受信し、受信した信号を数値化して記憶部14に記録する(ステップS2)。このとき通信管理部24は当該情報各種センサ類27にて取得された年月日や時刻等の情報をタイムスタンプとして追加する。なお、受信した車両ID番号が車両2aに割り当てられたID番号でない場合(ステップS1の“No”)、走行履歴の取得と記録は行われない。
通信管理部24は、走行履歴の取得と記録が開始されると時間の管理を行い、開始から一定の時間に達して送信時間が到来すると(ステップS3の“Yes”)、通信管理部24は記憶部26の走行履歴データベース261に蓄積されたデータを電子カルテ作成配布装置1に送信する(ステップS4)。ここでの「一定の時間」は走行履歴データベース261が容量一杯にならない時間であればどのような長さでもよい。
なお、走行履歴の取得と記録が開始されてから一定の時間に到達していなければ(ステップS3の“No”)通信管理部24は数値管理部25による数値取得を継続させる(ステップS2)。
ステップS2〜S4の処理は車両履歴取得装置2が処理終了指示を受けるまで繰り返され(ステップS5の“No”)、通信管理部24及び無線通信部23は一定の時間毎に走行履歴データベース261のデータを電子カルテ作成配布装置1に送信する。そして制御部20が処理終了の指示を受けると(ステップS5の“Yes”)、車両履歴取得装置2は処理を終了する。
図8は、上記ステップS2に示す、車両履歴取得装置2における走行履歴の取得と記録の具体的内容を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
車両履歴取得装置2の数値管理部25は、各種センサ類27のうち、走行距離センサや燃料センサから受信した信号により、所定時間における走行距離データと燃料消費量データを取得し、後述する暫定CO排出量を算出するための基準値を形成する(ステップS201)。なお、ここでの「所定時間」は数ミリ秒〜数秒程度の微小な時間が望ましいが、制御部20を構成するCPUの処理能力が低い場合等には数十秒〜数分程度の長時間に設定してもよい。なお、基準値の算出は、例えば
(走行距離)×(燃料消費量)×(所定の定数)=(基準値)
という式による方法が考えられる。但し、他の式によって求めてもよい。
数値管理部25は、各種センサ類27のうち、水温センサ、エアフローメータ、速度センサ、エンジン回転数センサから受信した信号により、所定時間における燃焼温度データ、酸素吸入量データ、速度データ、エンジン回転数データを取得し、これらのデータに基づいて後述する暫定CO排出量を算出するための補完値を形成する(ステップS202)。ここでの「所定時間」はステップS201の「所定時間」と同一である。補完値の算出は、例えば
(取得された各種データ)×(所定の定数)=(補完値)
という式による方法が考えられるが、他の式によって求めてもよい。
暫定量算出部21は、取得した基準値と補完値により所定時間の暫定CO排出量を算出する(ステップS203)。算出は、例えば、
(基準値)±(補完値)=(暫定CO排出量)
という式による方法が考えられる。但し、他の式によって求めてもよい。
数値管理部25、及び暫定量算出部21は、取得された走行距離データや燃焼温度データ等のデータ、また、これらを元に算出された基本値や補正値、及び暫定CO排出量を走行履歴データベース261に記録する(ステップS204)。記録されたデータは走行履歴データを形成する。
図9は、電子カルテ作成配布装置1における処理の概要を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
特定のディーラ5a(例えばディーラ5a、以下同じ)が車両2aを販売すると、ディーラ端末5からこの車両2aの基本車両情報、及び可変車両情報が送信される。電子カルテ作成配布装置1の通信処理部12は基本車両情報を取得して車両履歴データベース141の基本車両情報1411として記録し(ステップS11)、可変車両情報を取得して車両履歴データベース141の可変車両情報1412として記録する(ステップS12)。また、ディーラ端末5のリーダライタ6は車両2aに割り当てられた車両ID番号を備品29aに埋め込まれた無線ICタグ29のICチップ内に記録する。
車両2aが走行を開始し、車両履歴取得装置2から一定の時間毎に走行履歴データが送信されると、電子カルテ作成配布装置1の通信処理部12はこれらのデータを取得して車両履歴データベース141の走行履歴情報1413として記録する(ステップS13)。
車両2aがガソリンスタンド3aにおいて燃料の補充やエンジンオイルの交換やオイル添加剤の添加等を行った場合、リーダ4は備品29aの無線ICタグ29に記録された車両ID番号を読み取り、スタンド端末3からは、リーダ4が読み取った車両ID番号と共に、車両2aに対して販売した燃料やエンジンオイルやオイル添加剤の銘柄や販売量や販売年月日等の情報が送信される。電子カルテ作成配布装置1の通信処理部12はこれらのデータを取得して車両履歴データベース141の燃料等情報1414として記録する(ステップS14)。
車両2aがディーラ5aにおいてパーツの販売や修理や交換、ディーラ車検等を行った場合、リーダライタ6は備品29aに記録された無線ICタグ29を読み取り、ディーラ端末5からは、リーダライタ6が読み取った車両ID番号と共に、車両2aに対して行ったパーツの販売・修理・交換に関する情報や修理年月日情報、車検情報等が送信される。パーツの修理等が事故による場合、ディーラ端末5からは事故情報も併せて送信される。電子カルテ作成配布装置1の通信処理部12はこれらのデータを取得して車両履歴データベース141のメンテナンス情報1415として記録する(ステップS15)。
電子カルテ作成配布装置1の数値処理部13は、予め定めた時間毎に、ステップS11〜S15において記憶部14に記録された情報を元にCO排出量とCO排出削減量とを算出する(ステップS16)。この「予め定めた時間」は、CO排出量が正しく算出できる時間量であればどのようなものでもよい。ステップS12〜S16の処理は廃車となる(ステップS17の“Yes”)まで繰り返される(ステップS17の“No”)。
図10は、上記ステップS16に示す、電子カルテ作成配布装置1におけるCO排出量とCO排出削減量との算出の具体的手順を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
電子カルテ作成配布装置1の数値処理部13は、記憶部14の車両履歴データベース141の走行履歴情報1413より、予め定めた時間における車両2aの暫定CO排出量を取得し、この暫定CO排出量を基本値とする(ステップS1601)。
数値処理部13は、車両履歴データベース141の基本車両情報1411、燃料等情報1414及びメンテナンス情報1415を取得する(ステップS1602)。さらに、数値処理部13は 燃料データベース142、オイルデータベース143、メンテナンスデータベース145から、基本車両情報1411、燃料等情報1414、メンテナンス情報1415に合致する数値を取得して、これらの数値を元に補正値を算出する(ステップS1603)。算出は、例えば、
(燃料データベース142から取得した数値)+(オイルデータベース143から取得した数値)+(メンテナンスデータベース145取得した数値)=(補正値)
という式による方法が考えられる。但し、他の式によって求めてもよい。
数値処理部13は、取得した基本値と補正値とにより予め定めた時間のCO排出量を算出する(ステップS1604)。算出は、例えば、
(基本値)×(補正値)=(CO排出量)
という式による方法が考えられる。但し、他の式によって求めてもよい。
数値処理部13は、ステップS1602で取得した基本車両情報1411に基づいて、CO排出基準データベース144から当該車両2aに適合するCO排出基準値を取得する(ステップS1605)。
数値処理部13は、取得したCO排出量とCO排出基準値に基づいてCO排出削減量を取得する(ステップS1606)。CO排出削減量の算出は、例えば、
(CO排出量)−(CO排出基準値)=(CO排出削減量)
という式による方法が考えられる。但し、他の式によって求めてもよい。数値処理部13は、算出されたCO排出量とCO排出削減量とを車両履歴データベース141の処理結果情報1416として記録する(ステップS1607)。
以上により電子カルテ作成配布装置1の記憶部14に記録されたデータは、中古車ディーラ7aにおける車両2aの買取査定や保険会社8aにおける車両保険の査定に活用できる。図11は、この活用の一例としての、中古車ディーラ端末7の画面に表示された電子カルテのイメージ図である。同図に示す電子カルテ71は、リーダ7bが備品29aの無線ICタグ29から読み取った車両ID番号を、中古車ディーラ端末7から電子カルテ作成配布装置1に送信し、電子カルテ作成配布装置1の通信処理部12から送信されたデータに基づいて形成されている。なお、個人情報の漏洩に対するセキュリティを高めるためには、無線ICタグ29が埋め込まれた備品29aが複数ある場合、ディーラ端末7や保険会社端末8等が電子カルテ作成配布装置1から情報を取得する際には、無線ICタグ29〜29に記録された全ての情報が予め記録されたID番号データと適合した場合のみ認証完了とすることが望ましい。
電子カルテ71には、電子カルテ作成配布装置1から送信された車両2aに関する各種データが表示され、これらには車両2aのCO排出量711、CO排出削減量712が含まれている。中古車ディーラ端末7は、これらのCO排出量711やCO排出削減量712に基づいて形成した評価額を算出し買取査定額に加算する。図9の電子カルテ71には、CO排出削減量712(400kg)を元に評価額として算出した環境貢献額714(40,000円)を基本買取額713(500,000円)に加算した買取総額715(540,000円)が表示されている。
以上、この実施の形態においては、車両履歴取得装置2は、各種センサ類27の走行距離センサ及び燃料センサの検知信号を数値管理部25が数値化した値に基づき、暫定量算出部21が暫定CO排出量を算出することにより、車両2aに通常搭載されている走行距離センサや燃料センサの検知結果によってCOの排出量を算出できる。
この実施の形態においては、車両履歴取得装置2の数値管理部25は、各種センサ類27のエンジン回転速度センサ、エアフローメータ、水温センサ、車速センサの検知結果を数値化し、暫定量算出部21は、この数値化したデータにも基づいて排気ガスに含まれる暫定CO排出量を算出することにより、車両2aに通常搭載されているエンジン回転速度センサ、エアフローメータ、水温センサ、車速センサの検知結果や、他のセンサ等の検知結果も特定成分の排出量の算出に用いることが可能となる。
この実施の形態においては、車両履歴取得装置2の通信管理部24によって、算出された暫定CO排出量のデータを送信するための通信制御を行うことにより、車両履歴取得装置2以外の端末に暫定CO排出量のデータを送ることが可能になる。
この実施の形態においては、車両履歴取得装置2の認証部22がリーダ28から供給された車両ID番号の認証を行うことにより、車両履歴取得装置2における情報の取得と管理の利便性やセキュリティを高めることができる。
この実施の形態においては、車両ID番号情報は無線ICタグ29からリーダ28に供給されることにより、認証を非接触で行うことができる。
この実施の形態においては、電子カルテ作成配布装置1は、通信処理部12が取得した暫定CO排出量のデータとCO排出基準データベース144の値とに基づいて、数値処理部13がCOの排出削減量を算出することにより、排出削減量を簡単な処理で確実に算出できる。
この実施の形態においては、電子カルテ作成配布装置1は、スタンド端末3から取得した燃料、エンジンオイル、オイル添加剤の銘柄及び販売量に関するデータや、ディーラ端末5から取得したパーツの修理又は交換に関するデータを、燃料データベース142、オイルデータベース143、メンテナンスデータベース145に蓄積されたデータと照合した結果に基づいてCO排出量を算出することにより、ネットワーク100を介して簡易に取得できるデータに基づいてCO排出量を簡単な処理で確実に算出できる。
この実施の形態においては、電子カルテ作成配布装置1の通信処理部12により数値処理部13の算出結果や記憶部14に蓄積されたデータを他の端末に供給することにより、電子カルテ作成配布装置1以外の端末に算出結果やデータを送ることが可能になる。
この実施の形態においては、車両履歴取得装置2の数値管理部25は、各種センサ類27の検知結果に基づいて車両2aの走行に関する多様な情報を取得できるので、COの排出量に関する情報以外にも、様々な走行履歴情報を取得し活用することができる。
上記実施の形態においては、電子カルテ作成配布装置1を車両2aとは別に設けて車両履歴取得装置2を車両2aに設ける構成としたが、これに限定されず、例えば電子カルテ作成配布装置1と車両履歴取得装置2の双方を車両2aに設けてもよい。あるいは、車両履歴取得装置2と電子カルテ作成配布装置1の双方を車両2aとは別に(例えば一のコンピュータ端末を電子カルテ作成配布装置1と車両履歴取得装置2との機能を併有する構成として)設けてもよい。この場合、各種センサ類27の取得情報を車両2aに設けた無線通信手段で車両履歴取得装置2に送信する。
上記実施の形態においては、排気ガスに含まれる「特定成分」をCOとしたが、これに限定されず、CO、NO、SO等を「特定成分」としてもよい。
上記実施の形態においては、排気ガスに含まれるCOの排出量を各種センサ類27としての走行距離センサや速度センサの検知信号に基づいて算出したが、各種センサ類27にCOセンサが含まれている場合、COセンサの検知結果に基づいてCO排出量を算出する構成としてもよい。この場合、COセンサの検知結果によって基準値を形成したのちに、上記ステップS202、S203の手順や上記ステップS1601〜S1606の手順に基づいてCO排出量、CO削減量を算出することにより、精度の高い数値を得ることができる。
なお、上記実施の形態においては、車両履歴管理システム1Aを、車両2aが排出するCOの排出量や削減量を算出し、得られた情報を他の端末に供給し活用するために用いたが、上記実施の形態の車両履歴管理システム1Aは、上記以外の目的に活用することも可能である。例えば、個々の車両2aの状態を数値化して中古市場での品質保証を図ることや、取得した情報に基づいて中古車の売買時の査定根拠となるデータベースを形成することや、車両2aのメンテナンスを行う認定工場に修理等の履歴データを提供することや、車両2aの国外持ち出し管理を図ること等が考えられる。
上記実施の形態は例示であり、本発明が上記実施の形態のみに限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
この実施の形態の電子カルテ作成配布システムの全体構成図である。 この実施の形態の車両履歴取得装置の機能ブロック図である。 (a)無線ICタグの設置例を示すイメージ図、(b)リーダの設置例を示すイメージ図である。 この実施の形態の電子カルテ作成配布装置の機能ブロック図である。 この実施の形態の車両履歴データベースの内容を示す模式図である。 この実施の形態のCO排出基準データベースの内容を示す模式図である。 車両履歴取得装置における処理の概要を示すフローチャートである。 走行履歴の取得と記録の具体的内容を示すフローチャートである。 電子カルテ作成配布装置における処理の概要を示すフローチャートである。 CO排出量とCO排出削減量との算出の具体的手順を示すフローチャートである。 中古車ディーラ端末の画面に表示された電子カルテのイメージ図である。
符号の説明
1A・・・電子カルテ作成配布システム
1・・・電子カルテ作成配布装置
2a(2a、2a)・・・車両
2(2、2)・・・車両履歴取得装置
3a(3a、3a)・・・ディーラ
3(3、3)・・・ディーラ端末
4(4、4)、6(6、6)、7b、8b、28・・・リーダ(リーダライタ)
5a(5a、5a)・・・ディーラ
5(5、5)・・・ディーラ端末
7・・・中古車ディーラ端末
8・・・保険会社端末
12・・・通信処理部
13・・・数値処理部
14・・・記憶部
21・・・暫定量算出部
22・・・認証部
24・・・通信管理部
25・・・数値管理部
27・・・各種センサ類
29・・・無線ICタグ

Claims (10)

  1. 少なくとも車両の走行距離を検知する手段及び前記車両の燃料使用量を検知する手段を含む各種センサ類から供給される検知信号を数値化する数値管理手段と、
    該数値化したデータに基づいて前記車両から排出される排気ガスに含まれる特性成分の排出量を算出する排出量算出手段とを備えたことを特徴とする車両履歴取得装置。
  2. 前記各種センサ類は、さらに前記車両のエンジンの回転速度を検知する手段、前記エンジンの空気吸入量を検知する手段、前記エンジンの温度を検知する手段、前記車両の速度を検知する手段の少なくとも何れか一つを備え、
    前記数値管理手段は前記各種センサ類のさらに備えた前記手段から供給される検知信号も数値化し、
    前記排出量算出手段は前記各種センサ類のさらに備えた前記手段から供給される前記検知信号を数値化したデータにも基づいて前記車両から排出される排気ガスに含まれる前記特性成分の排出量を算出することを特徴とする請求項1に記載の車両履歴取得装置。
  3. 前記車両に割り当てられたID番号データに基づいて、リーダから供給されたID番号情報の認証を行う認証手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両履歴取得装置。
  4. 前記リーダは、無線ICタグ用リーダであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の車両履歴取得装置。
  5. 車両から排出される排気ガスに含まれる特性成分の排出量のデータを取得する車両データ取得手段と、
    前記車両の排出する前記特定成分の排出基準値が蓄積された記憶手段と、
    前記特定成分の排出量のデータと前記特定成分の排出基準値とに基づいて、前記特定成分の排出削減量を算出する数値処理手段とを備えたことを特徴とする電子カルテ作成配布装置。
  6. ガソリンスタンドに設けられたスタンド端末から、前記車両に対して販売した燃料の銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したエンジンオイルの銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したオイル添加剤の銘柄及び販売量に関するデータのうち少なくとも何れか一つのデータを取得するスタンドデータ取得手段を備え、
    前記記憶手段には、前記燃料の銘柄及び前記の燃料銘柄毎の特定成分の排出量に関するデータ、前記エンジンオイルの銘柄及び前記エンジンオイルの銘柄毎の前記特定成分の排出削減量に関するデータ、前記オイル添加剤の銘柄及び前記オイル添加剤の銘柄毎の前記特定成分の排出量削減率に関するデータのうち少なくとも何れか一つのデータが蓄積され、
    前記数値処理手段は、前記スタンドデータ取得手段が取得したデータと前記記憶手段に記憶されたデータとの照合結果に基づいて前記特定成分の排出量のデータを補正した値を算出することを特徴とする請求項5に記載の電子カルテ作成配布装置。
  7. 前記車両の販売及び修理を行うディーラに設けられたディーラ端末から、前記車両に対して行われたパーツの修理又は交換に関するデータを取得するディーラデータ取得手段を備え、
    前記記憶手段には、前記パーツの名称及び前記パーツ毎の修理又は交換による前記特定成分の排出量削減率に関するデータが蓄積され、
    前記数値処理手段は、前記ディーラデータ取得手段が取得したデータと前記記憶手段に記憶されたデータとの照合結果に基づいて前記特定成分の排出量のデータを補正した値を算出することを特徴とする請求項5又は6に記載の電子カルテ作成配布装置。
  8. 前記数値処理手段の算出結果及び前記記憶手段に蓄積されたデータのうち少なくとも何れかを他の端末に供給するデータ送信管理手段を備えたことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一つに記載の電子カルテ作成配布装置。
  9. 請求項1乃至4の何れか一つに記載の車両履歴取得装置と、
    請求項5乃至8の何れか一つに記載の電子カルテ作成配布装置と、
    車両に対して販売した燃料の銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したエンジンオイルの銘柄及び販売量に関するデータ、前記車両に対して販売したオイル添加剤の銘柄及び販売量に関するデータのうち少なくとも何れか一つのデータを取得するスタンド端末と、
    前記車両に対して行われたパーツの修理又は交換に関するデータを取得するディーラ端末と、
    前記電子カルテ作成配布装置に蓄積されたデータの供給を受ける端末とを備えたことを特徴とする電子カルテ作成配布システム。
  10. コンピュータを請求項1乃至4の何れか一つに記載の車両履歴取得装置、又は請求項5乃至8の何れか一つに記載の電子カルテ作成配布装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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