JP2006030042A - 配向測定方法及び配向測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 配向測定装置は、被測定対象物に対して、該被測定対象物と鉛直方向を外した所定角度を持った位置に設けた発光素子から光線を照射する発光手段と、前記発光手段から照射された光線が前記被測定対象物で反射され、該反射された光線を受光する弧状に沿った位置に設けた受光手段と、を備え、前記受光手段は、前記被測定対象物で反射された光線を受光する複数の受光素子を備えたことである。
【選択図】 図1
Description
受光素子保持部115は、センサ筐体の保護ガラスの装着位置と係合するリング形状の鍔部116と、各受光素子114毎に設けられた受光素子装着穴117と、集光レンズ113を保持するレンズ装着穴118を有する。光源保持部119は、レンズ装着穴118と同心円状に受光素子保持部115に固定されるもので、光源111が所定の姿勢で保持される。
固定穴121は、鍔部116に設けられたもので、ネジ等によって受光素子保持部115をセンサ筐体に固定する。受光素子装着穴117は、ここでは12個設けられており、受光素子固定穴122が一対一に設けられている。受光素子固定穴122は、例えば、受光素子114を搭載するプリント基板を受光素子保持部115に螺着するのに用いる。上部外周部123は、レンズ装着穴118と同心円状に設けられた円筒部で、光源保持部119(図7参照)が固定される。
受光素子保持部115は、樹脂成型や金属鋳造等によって一体にモジュール化される。このように樹脂成型や金属鋳造等によって一体にモジュール化すると、受光素子装着穴117が正確に成型されるので、各受光素子114の光軸に対する配置角度が設計通り正確に装着できる。
反射光の分布は、各受光素子114から得られた信号をA/D変換して演算に用いる。
精度を確保するために受光素子は8個以上が良いとされ、実際には12個の受光素子を備えている
図9はその構成を示したもので、12個の受光素子114で電気信号に変換された信号は素子信号124としてそれぞれの受光素子毎のA/D変換器125に入力され、分布測定手段126により光の分布測定が行われた後、配向演算手段127により配向方向が演算されて測定値が出力される。
この場合、A/D変換器のコストが高く、又、部品体積も大きくなることから小型化の要求を満たし難かった。
(2)前記複数の受光素子は、弧状に沿った位置に設けたことを特徴とする(1)に記載の配向測定方法。
(3)前記複数の受光素子が配置してある反射する位置は、前記発光素子から照射されて前記被測定対象物で正反射される方向に位置することを特徴とする(1)又は(2)に記載の配向測定方法。
(4)前記複数の受光素子は、半円弧状の位置に5個の受光素子を配置したことを特徴とする(1)、(2)又は(3)に記載の配向測定方法。
(5)前記被測定対象物はシート状のフィルムであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の配向測定方法。
(7)前記複数の受光素子は、弧状に沿った位置に設けたことを特徴とする(6)に記載の配向測定装置。
(8)前記複数の受光素子が配置してある位置は、前記発光素子から照射されて前記被測定対象物で正反射される方向に位置することを特徴とする(6)又は(7)に記載の配向測定装置。
(9)前記複数の受光素子は、半円弧状の位置に5個の受光素子を配置したことを特徴とする(6)、(7)又は(8)に記載の配向測定装置。
(10)前記被測定対象物はシート状のフィルムであることを特徴とする(6)〜(9)のいずれかに記載の配向測定装置。
発光素子11は、円盤状の基板13に傾斜を持って取付けられ、その基板13の対向する位置に5個の受光素子12a、12b、12c、12d、12eを弧状に等間隔に取付けて形成されている。この取付け状態は、発光素子11が基板13の下部位置に配置する被測定対象物14の所定位置に光線を照射するように傾けた状態で取付けられ、この照射された光線が反射する位置に受光素子12a、12b、12c、12d、12eが取付けられ、それぞれの受光素子12a、12b、12c、12d、12eが反射する位置方向に向けた状態で取付けられている。
又、発光源の光強度分布を平均化したり、発光強度を高めるためには、発光素子を受光素子に概ね対向する方向に複数配置したり、適宜拡散板等を適用しても構わない。また、受光素子の並びは、実施例では弧に沿っているが、直線的に配置しても構わない。
また、受光素子はアレイ状のものであっても構わない。受光素子の並びの位置範囲は、配向の度合いや受発光素子の照射/反射角度に応じて適宜変更してもよい。
先ず、フィルムの分子配向が光導波路の効果を持つことにより、分子の配列方向に反射光の強度分布がシフトする。
これは、分子配列が、一定の間隔で、平行に分子が鎖状に連結されているために、この平行に形成された分子の鎖に沿った状態で光線を照射すれば、その照射された光線が分子の鎖で導波され、少なくとも所定範囲内に拡散された導波光になる。この所定範囲内に拡散された導波光のうち何れかの複数の反射光を測定すれば、被測定対象物の配向特性を測定することができるのである。
正規化した測定値をもとに、例えば、次に示す式(1)に示すような正規分布による近似を行い、図4に示す反射光の強度分布の位置xと分布の高さ又は半値幅を求める。
配向の強度は、半値幅が小さいときに大きく、半値幅が大きいときに小さくなる。従って、配向指数は半値幅の逆数として捉えるとわかりやすい。又、配向指数を強度分布の高さの関数として求める場合には強度に対して適切な係数を持った比例関数として捉えると分かり易い。
受光素子12a、12b、12c、12d、12eは、校正のときに個体差を記憶してあるため、この記憶されている校正値で正規化する(ステップST24)。
そして、反射光の強度分布から分布位置の変化と強度分布の分散の大きさとを計算することで配向測定する(ステップST26)。
ここで、発光素子11と受光素子12a、12b、12c、12d、12eを向ける方向は厳密に一致していなくとも良い。被測定対象物14である試料の光導波特性によっては導波経路を増やすために照射される光の照射位置と受光素子が向く反射位置との間に光が導波される程度の距離があっても構わない。
予め校正したときの無配向の基準板を用いて取り込んだデータを元にCPUモジュール18においてA/D変換した値を正規化し、各素子信号の正規化値を元に、CPUモジュール18で反射板の分布演算を行う。
得られた配向角と配向指数は必要な機器にデジタルデータやアナログデータ若しくは画面出力等の方法で出力する。
更に、傾斜した位置から発光された光線の反射光を受光するようにしたことで受光素子自体の数が減少させることが可能で、具体的には従来においては8個或は12個必要であった受光素子が、本願発明の受光素子は5個ですむことになり、その分A/D変換回路が少なくすることができ、又、I/O点数を抑えたことでコストパフォーマンスに優れた製品の製造が可能になる。
被測定対象物14として液晶フィルムの場合には、分子配向が直接その特性を左右するため、配向測定を行うことが必要で、その配向測定に使用することができる。
又、近年電池電極素材に多く用いられる炭素負極へのリチウムの挿入反応等では、不活性皮膜や高配向性熱分解グラファイト等の配向特性を明らかにすることが負極特性の改善に有効と考えられている。この配向特性の測定に役立つ。
また、分子ビームを利用して作成する多層膜等でも基板面に発生する分子の配向の特性を調べることが薄膜そのものの特性を調べることに通じ、この配向測定にも役立つ。
プラスチックの強度を高めるためにプラスチック中に繊維質をはじめとする各種のフィラーを混入させた場合には、このフィラーの絡み具合や方向及び混合具合は強度特性に大きく影響する。絡み具合や方向及び混合具合は配向として測定可能でこの種の特性値を測定する手助けとなる。
12a 受光素子
12b 受光素子
12c 受光素子
12d 受光素子
12e 受光素子
13 基板
14 被測定対象物
15 発光回路
16 受光回路
17 A/D変換器
18 CPUモジュール。
Claims (10)
- 被測定対象物に対して、該被測定対象物との鉛直方向を外した位置に設けた発光素子から光線を照射し、
前記被測定対象物に照射された光線が反射した反射光を、前記発光素子と対向して且つ反射する位置に配置してある複数の受光素子で捕捉し、
該複数の受光素子で捕捉した反射光の強度から被測定対象物の配向特性を算出するようにしたことを特徴とする配向測定方法。 - 前記複数の受光素子は、弧状に沿った位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の配向測定方法。
- 前記複数の受光素子が配置してある反射する位置は、前記発光素子から照射されて前記被測定対象物で正反射される方向に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の配向測定方法。
- 前記複数の受光素子は、半円弧状の位置に5個の受光素子を配置したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の配向測定方法。
- 前記被測定対象物はシート状のフィルムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の配向測定方法。
- 被測定対象物に対して、該被測定対象物と鉛直方向を外した所定角度を持った位置に設けた発光素子から光線を照射する発光手段と、
前記発光手段から照射された光線が前記被測定対象物で反射され、該反射された光線を受光する受光手段と、を備え、
前記受光手段は、前記発光素子と対向する位置に配置され、前記被測定対象物で反射された光線を受光する複数の受光素子を備えたことを特徴とする配向測定装置。 - 前記複数の受光素子は、弧状に沿った位置に設けたことを特徴とする請求項6に記載の配向測定装置。
- 前記複数の受光素子が配置してある位置は、前記発光素子から照射されて前記被測定対象物で正反射される方向に位置することを特徴とする請求項6又は7に記載の配向測定装置。
- 前記複数の受光素子は、半円弧状の位置に5個の受光素子を配置したことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の配向測定装置。
- 前記被測定対象物はシート状のフィルムであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の配向測定装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004211017A JP2006030042A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 配向測定方法及び配向測定装置 |
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| JP2004211017A JP2006030042A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 配向測定方法及び配向測定装置 |
Publications (1)
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Country Status (1)
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| JP (1) | JP2006030042A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010197323A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Kansai Paint Co Ltd | 塗膜中の鱗片状材料の配向状態の定量化方法及びそのシステム |
| JP2018509595A (ja) * | 2015-01-23 | 2018-04-05 | フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハーVorwerk & Compagnie Interholding Gesellshaft Mit Beschrankter Haftung | 表面を処理するための装置 |
-
2004
- 2004-07-20 JP JP2004211017A patent/JP2006030042A/ja active Pending
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