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JP2005511668A - 結晶性ベンラファキシン塩基及びベンラファキシン塩酸塩の新規多形、並びにそれらの製法 - Google Patents

結晶性ベンラファキシン塩基及びベンラファキシン塩酸塩の新規多形、並びにそれらの製法 Download PDF

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JP2005511668A JP2003549277A JP2003549277A JP2005511668A JP 2005511668 A JP2005511668 A JP 2005511668A JP 2003549277 A JP2003549277 A JP 2003549277A JP 2003549277 A JP2003549277 A JP 2003549277A JP 2005511668 A JP2005511668 A JP 2005511668A
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venlafaxine hydrochloride
crystalline
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JP2003549277A
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ドリツキー,ベン−ジオン
アロンハイム,ジュディス
エー. ニスネビッチ,ゲナディ
Original Assignee
テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド
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Abstract

本発明は新規の本質的に純粋なベンラファキシン及びその調製方法に関する。本発明はまた、ベンラファキシン塩酸塩の新規溶媒和物型及びその調製方法に関する。更に、本発明は、ベンラファキシンからベンラファキシン塩酸塩を調製するための新規方法であって、i)ベンラファキシンとアセトンの混合物を調製し;そしてii)ガス状塩酸中に前記混合物を曝露する段階、を含んで成る方法を提供する。

Description

関連出願のクロスリファレンス
本出願は、2000年10月19日に出願された仮特許出願第60/241,577号、2000年12月29日に出願された仮特許出願第60/258,861号、2001年3月21日に出願された仮特許出願第60/278,721号及び2001年3月21に出願された仮特許出願第60/292,469号の優先権を主張する、Ben-Zion Dolitzky, Judith Aronhime, Shlomit Weizel, 及びGennady Nisnevishによって2001年10月19日に出願された表題"Crystalline venlafaxine base and novel polymorphs of venlafaxine hydrochloride, processes for preparing thereof"(文書番号01662/54902)の米国特許出願番号第10/045,510号の一部継続出願である。これらの出願の内容は、引用によってその全体が本明細書に組み入れられる。
本発明の背景
ベンラファキシン、(±)−1−[2−(ジメチルアミノ)−1−(4−エトキシフェニル)エチル]シクロヘキサノールは、以下の式Iを有する、抗鬱薬類の中でも最初のものである。ベンラファキシンは、ノルエピネフリン及びセロトニンの再取り込みを阻害することによって作用し、そして三環系抗鬱薬に代わるものであり、且つ選択的な再取り込みの阻害剤である。
Figure 2005511668
米国特許第4,535,186号('186特許)は、中間体のベンラファキシン塩基を介したベンラファキシン塩酸塩の調製法を記載している。'186特許の全体は、引用によって本明細書に組み入れられる。しかしながら、'186特許は、そのようにして得られるベンラファキシンが固体であるかどうかは記載していない。
ベンラファキシン塩酸塩のいくつかの多形の存在は、欧州特許出願EP0797991A1において言及されている。
新薬申請番号第20−151号(ベンラファキシン塩酸塩錠)及び第20−699号(ベンラファキシン徐放カプセル)の承認審査概要において、ベンラファキシン塩酸塩の3つの多形が言及されている。
我々は、固体としてベンラファキシンを単離するための新規方法を発見した。単離されるベンラファキシンは、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)によって確認した場合に99.3%超の純度を有する、白色結晶の形態のものである。
我々は、結晶性ベンラファキシンが、新規方法によるN,N−ジデスメチルベンラファキシンのメチル化によってベンラファキシン塩酸塩から調製され得ることを発見した。
我々は、ベンラファキシン塩酸塩の2つの新規多形(I型及びII型と命名する)及び2つの溶媒和物型(III型及びIV型と命名する)を発見した。
我々は、ベンラファキシン塩基及び塩酸(HCl)ガス/アセトン又はイソプロパノールからベンラファキシン塩酸塩を調製する方法を発見した。
本発明の要約
1つの側面によると、本発明は本質的に純粋なベンラファキシンに関する。
別の側面によると、本発明は本質的に純粋なベンラファキシン塩酸塩に関する。
別の側面によると、本発明はベンラファキシン塩酸塩からベンラファキシン塩基を調製するための方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、N,N−ジデスメチルベンラファキシンのアルキル化によってベンラファキシン塩基を調製する方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、約97%の純度を有する白色結晶である結晶性ベンラファキシン塩基を提供する。
別の側面によると、本発明は、約98%の純度を有する白色結晶である結晶性ベンラファキシン塩基を提供する。
別の側面によると、本発明は、約99%の純度を有する白色結晶である結晶性ベンラファキシン塩基を提供する。
別の側面によると、本発明は、約99.3%の純度を有する白色結晶である結晶性ベンラファキシン塩基を提供する。
別の側面によると、本発明は、約99.5%の純度を有する白色結晶である結晶性ベンラファキシン塩基を提供する。
1つの側面によると、本発明は、固体のベンラファキシンを介した本質的に純粋なベンラファキシン塩酸塩の調製法に関する。
別の側面によると、本発明は、I型及びII型として命名されたベンラファキシン塩酸塩の2つの新規多形並びにIII型及びIV型として命名されたベンラファキシン塩酸塩の溶媒和物型に関する。
別の側面によると、本発明は、前記化合物を水に溶解し、そしてそれをDMF(ジメチルホルムアミド)又はMEK(メチルエチルケトン)を添加することによってそれを沈殿させることによる無水I型の調製法を提供する。
別の側面によると、本発明は、プロトン性溶媒、例えば水、エタノール又はメタノール中で前記化合物を溶解し、そしてアセトン、酢酸エチル、イソプロピルエーテル又はtert-ブチルメチルエーテル(MTBE)のような非プロトン性溶媒を添加することによってそれを沈殿させることによる溶媒和物III型の調製法を提供する。
別の側面によると、本発明は、クロロホルム中で前記化合物を溶解し、そしてヘキサン又はトルエンを添加することによってそれを沈殿させることによる溶媒和物III型の調製法を提供する。
別の側面によると、本発明は、無水エタノール又はイソプロピルアルコール中で前記化合物を結晶化することによる溶媒和物III型の調製法を提供する。
別の側面によると、本発明は、非プロトン性溶媒、例えば酢酸エチル、イソプロピルエーテル又はヘキサン中で前記化合物を粉砕することによる溶媒和物IV型の調製法を提供する。
別の側面によると、本発明は、DMF(ジメチルホルムアミド)及びDMSO(ジメチルスルホキシド)中で前記化合物を結晶化し、又は前記化合物を水に溶解し、そしてDMSOを添加してそれを沈殿させることによる溶媒和物IV型の調製法を提供する。
更に別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩基からベンラファキシン塩酸塩を調製する方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン、好ましくはベンラファキシン塩基の混合物をアセトン中で形成し、そして前記混合物をガス状の塩酸(HCl)中に曝露する段階を含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン、好ましくはベンラファキシン塩基の混合物をイソプロパノール中で形成し、そして塩酸(HCl)、好ましくはガス状の塩酸をpHが約5〜約8の範囲となるまで導入する段階を含んで成る方法を提供する。好ましいpHは約6〜約7.5である。最も好ましいpHは約7である。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン/アセトンの均質溶液をガス状塩酸(HCl)中に曝露することを含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン/イソプロパノールの均質溶液をガス状塩酸(HCl)中に曝露することを含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシンが実質的に溶解せず又は限定的に溶解する溶液、好ましくはアセトン又はイソプロパノール中でベンラファキシンの均質溶液を調製することを提供する。
別の側面によると、本発明は、I型及びII型ベンラファキシンを調製するための方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、1)ベンラファキシン、好ましくはベンラファキシン塩基とアセトンの混合物(又は均質溶液)を調製し;そして2)前記混合物をガス状塩酸((HCl)中に曝露する段階を含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、1)ベンラファキシンのイソプロパノール混合物を調製し;そして2)ある範囲のpHでガス状塩酸中に前記混合物を曝露する段階を含んで成る方法を提供する。前記pHは、約pH5〜約pH8に及ぶ。好ましくは、前記pHは、約pH6〜約pH7.5に及ぶ。最も好ましくは、前記pHは約pH7である。
別の側面によると、本発明は、約99.92%の純度を有する白色結晶のベンラファキシン塩酸塩を提供する。
別の側面によると、本発明は、I型ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン塩酸塩をアセトンで粉砕し、続いて減圧下で攪拌して乾燥させ、そしてベンラファキシン塩酸塩を結晶化することを含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩をアセトンで粉砕し、続いて減圧下で攪拌して乾燥させ、そしてベンラファキシン塩酸塩を結晶化することを含んで成る方法によって調製されるようなI型ベンラファキシン塩酸塩を提供する。
別の側面によると、本発明は、I型のベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン塩酸塩をイソプロパノールで粉砕し、続いて減圧下で攪拌して乾燥させ、そしてベンラファキシン塩酸塩を結晶化することを含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩をイソプロパノールで粉砕し、続いて減圧下で攪拌して乾燥させ、そしてベンラファキシン塩酸塩を結晶化することを含んで成る方法によって調製されるようなI型ベンラファキシン塩酸塩を提供する。
別の側面によると、本発明は、約99.95%の純度を有する白色結晶のI型ベンラファキシン塩酸塩を提供する。
別の側面によると、本発明は、II型ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、ベンラファキシン塩酸塩をアセトン又はイソプロパノールで粉砕し、続いてトレイ中で減圧下乾燥させ、そしてベンラファキシン塩酸塩を結晶化することを含んで成る方法を提供する。
別の側面によると、本発明は、ベンラファキシン塩酸塩をアセトン又はイソプロパノールで粉砕し、続いてトレイ中で減圧下乾燥させ、そしてベンラファキシン塩酸塩を結晶化する方法によって調製されるようなII型ベンラファキシン塩酸塩を提供する。
別の側面によると、本発明は、99.95%の純度を有する白色結晶のII型ベンラファキシン塩酸塩を提供する。
本発明の詳細な説明
本明細書で使用する場合、以下の略語、「DMF」はジメチルホルムアミドを意味し;「MEK」はメチルエチルケトンを意味し;「MTBE」はtert-ブチルメチルエーテルを意味し;「DMSO」はジメチルスルホキシドを意味し;「DSC」は示差操作熱量を意味し;「PXRD」は粉末X線回折図を意味し;「IPA」はイソプロピルアルコールを意味し;そして「HCl」は塩酸を意味する。
I)ベンラファキシン遊離塩基
本発明は、驚いたことに遊離塩基の形態で得られ得る、本質的に純粋のベンラファキシンに関する。ベンラファキシン塩基は、固体の結晶型で存在する。
本質的に純粋なベンラファキシンは、水酸化ナトリウムをベンラファキシン塩酸塩の水溶液に添加することによって調製される。別の好ましいアルカリ溶液は水酸化カリウムである。生じた混合物は、有機溶媒によって抽出した。抽出は、酢酸エチル、ヘプタン、ヘキサン及びそれらの混合物を用いて実施されうる。抽出溶媒は、好ましくは酢酸エチルである。一緒にした有機層を、好ましくは無水硫酸ナトリウム上で脱水し、そして蒸発させる。続いて、残渣はヘキサン又はヘプタンから結晶化される。
そのようにして得られた結晶は、ろ過され、冷却したヘキサン又はヘプタンを用いて洗浄され、そして乾燥され、99.3%以上の純度を有する固体状ベンラファキシンを生成した。固体状ベンラファキシンの純度は、概して約97%超であり、好ましくは約98%超、そして最も好ましくは約99%超である。
固体状ベンラファキシンは、更に塩酸と反応され、そして結晶化されて本質的に純粋なベンラファキシン塩酸塩を生成する。
本発明は、以下の実施例において更に説明されるが、これは本発明の範囲をなんら限定することを意図していない。
実施例1
水酸化ナトリウムの32%水溶液(10.0g、80.0nmol)を、氷水槽で攪拌したベンラファキシン塩酸塩(20.0g、63.7nmol)/水(100mL)の溶液に添加した。当該混合物を約30分間氷/水槽中で攪拌し、そして酢酸エチルで抽出した(3x30mL)。一緒にした有機層を無水硫酸ナトリウム上で脱水し、ろ過し、そして減圧下約50〜60℃(水槽)で蒸発させた。残渣は沸騰しているヘキサン(50mL)中で溶解し、そして冷凍室(−18℃)中で冷却した。
そのようにして得られた結晶をろ過し、冷却したヘキサン(20mL)で洗浄し、そして減圧下で乾燥させた結果、15.5g(87.7%)の、HPLCで約99.3%の純度、78.3〜79.5℃融点を有する白色結晶としてのベンラファキシンが生成した。
実施例2
N,N−ジデスメチルベンラファキシン塩酸塩からの結晶性ベンラファキシン遊離塩基の調製
Figure 2005511668
水酸化ナトリウムの32%水溶液(2.75g、0.022nmol)を、N,N−ジデスメチルベンラファキシン塩酸塩(5.72g、0.02mol)/水(13mL)を室温で攪拌した溶液に添加した。ギ酸の88.5%水溶液(4.16g、0.08mol)及びホルムアルデヒド溶液の35.8%水溶液(3.7g、0.044mol)をこの乳濁液に添加した。得られた混合物を還流条件下で8時間攪拌し、室温になるまで冷却し、水酸化ナトリウムの32%水溶液でpH11未満に調整し、そしてヘプタン(100mL)で抽出した。
有機性の抽出物を水(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で脱水し、そして2倍量抽出し、そしてろ過した結果結晶性ベンラファキシン塩基が生成した。
実施例3
ベンラファキシン塩基の調製
N,N−ジデスメチルベンラファキシン(20mmol)を水(480mL)、ギ酸(88.5%、5.2g、100mmol未満)、ホルムアルデヒド(35.8%、5g、62mmol)に対し室温で添加した。得られた混合物を還流条件下で21時間攪拌し、そして室温になるまで冷却した。pHは、NaOHの32%水溶液で約11に調整した。水酸化カリウムも、約11にpHを調整するために同様に使用され得る。pHを調整した混合物をトルエンで抽出した(50mL×5)。
一緒にした有機層を水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で脱水し、そして乾燥するまで蒸発させた結果、結晶性ベンラファキシン塩基(5.4g、98%)が生成した。HPLCによって決定した純度は約99.5%であった。この材料は、ヘキサン、ペンタン、石油エーテル等から結晶化されうる。結晶性ベンラファキシン塩基の融点は78.3〜79.5℃に及ぶ。
II)ベンラファキシン塩酸塩
本発明は、ベンラファキシン塩酸塩の精製方法であって、ベンラファキシン塩酸塩を塩基性化することを含んで成る方法を提供する。
本発明は、ベンラファキシン塩酸塩の精製方法であって、ベンラファキシン塩酸塩を結晶化することを更に含んで成る方法を提供する。
本発明は、ベンラファキシン塩酸塩の精製方法であって、前記のように調製されたベンラファキシンを塩酸と反応させ、そして再結晶化させてより高純度のベンラファキシン塩酸塩を再生させることを含んで成る方法を提供する。ベンラファキシン塩酸塩の純度は概して約97%超、好ましくは98%超、をして最も好ましくは約99%超である。
ベンラファキシン塩酸塩は、引用によって本明細書に組み入れられる、米国特許第4,535,186号に記載のような方法に従い得られる。
III)ベンラファキシン塩酸塩の新規溶媒和物及び多形
ベンラファキシン塩酸塩I型
1つの側面によると、本発明は、I型と命名されたベンラファキシン塩酸塩の新規多形に関する。この結晶型は、約10.2、15.5、20.3、21.7±0.2度(2θ)にある独特の強力なX線ピーク、及び6.7、13.5、18.2、19.8、22.6、25.6、28.1、35.1±0.2度(2θ)にある中程度のピークを特徴とする。
I型のDSCサーモグラムは、融解に起因する、約210〜213度での吸熱を含む。
II型ベンラファキシン塩酸塩
別の側面によると、本発明は、II型と命名されたベンラファキシン塩酸塩の新規多形に関する。この結晶型は、約12.8、20.5、21.3±0.2度(2θ)にある独特の強力なX線ピーク、及び6.8、8.5、10.3、13.6、15.6、16.5、19.8、19.9、21.9、25.2.28.7、31.2、31.7、35.3±0.2度(2θ)にある中程度のピークを特徴とする。
II型のDSCサーモグラムは、融解に起因する、約210〜213度での吸熱を含み、相転移は、約219〜222度で生じているピークでしばしば観察される。この転移は異なる範囲で起こることがあり、そして好ましくは昇華現象に付随する。
III型ベンラファキシン塩酸塩
別の側面によると、本発明は、III型と命名されたベンラファキシン塩酸塩の新規溶媒和物結晶型に関する。この結晶型は、約7.4、14.9、26.5±0.2度(2θ)にある独特の強力なX線ピーク、及び約12.9、16.4、17.5、18.6、18.9、20.5、21.4、38.2±0.2度(2θ)にある中程度のピークを特徴とする。
III型のDSCサーモグラムは、脱溶媒和による広範囲の吸熱、約180〜200度の範囲における小さな吸熱及び融解による約212度での吸熱を含む。
この溶媒和型は、水、又はメタノール、エタノール若しくはヘキサンを含むことがある。乾燥減量は、メタノール又はエタノールを含む化合物の場合約5.6%〜6.0%、色プロピルアルコールを含む化合物の場合約4.6%、そしてヘキサンを含む化合物の場合約5.5%に及ぶ。
これらの値は、ベンラファキシン分子当たりメタノール又はエタノールの約1/2分子、そしてイソプロピルアルコールの1/4分子の化学量論的組成を示唆する。これらのデータは、エタノール又はメタノールの1/2水和物の存在を指摘する。
IV型ベンラファキシン塩酸塩
別の観点によると、本発明は、IV型と命名されたベンラファキシンの新規溶媒和物結晶型に関する。この結晶型は、約10.3、20.3±0.2度(2θ)にある独特の強力なX線ピーク、及び約6.8、13.5、15.6、21.8、27.2、35.2±0.2度(2θ)にある中程度のピークを特徴とする。
IV型のDSCサーモグラムは、脱溶媒和による広範の吸熱、及び融解による約212度における吸熱を含む。
この溶媒和した結晶型は、DMSO又はDMFを含むことがある。乾燥減量は、TGAで決定した場合、DMSO中で結晶化した化合物において約41%であり、そしてDMF中で結晶化した化合物において約33%である。これらの値、約41%及び約33%は、ベンラファキシン塩酸塩の分子当たり、DMSO3分子及びDMF2分子の化学量論的値に相当する。このことから、我々は、溶媒和したIV型がDMSOの三溶媒和物(trisolvate)及びDMFの二溶媒和物(disolvate)であり得ると推論する。
IV)結晶性ベンラファキシン塩酸塩の多形の調製
本発明は、ベンラファキシン塩酸塩の異なる多形の調製方法を開示する。
多形の新型(I型及びII型と命名)が乾燥工程の間の溶媒和物型の転移によって得られることが観察された。
結晶化が新規溶媒和物型(III型及びIV型と命名)を生成することが観察された。
溶媒和物のIII型及びIV型の乾燥工程は、I型、II型又は2つの型の混合物のいずれを導き得ることが観察された。rotavapor(ここでの乾燥条件は減圧、粉末の回転、及び約60℃での穏やかな加熱を伴う)を用いることによって、主にI型が得られるが、たまにI型又はI型とII型の混合物も得られる。スタティックオーブンにおいて約160度で1/2時間前記溶媒和物型を乾燥することによって、III型がII型に転移し、そしてIV型がI型に転移した。
III型が、異なる溶媒、例えばエタノール、メタノール、イソプロパノールで溶媒和物を形成し得ることが観察された。
IV型はDMF又はDMSOで溶媒和物を形成し得ることが観察された。
新規溶媒和物であるIII型が生成されうる過程が観察された。この過程において、ベンラファキシン塩酸塩が、プロトン性溶媒(すなわち、ヒドロキシド[−OH]基を有する溶媒)、例えば水、エタノール又はメタノール中で溶解され、そして非プロトン性溶媒(すなわち、ヒドロキシド[−OH]基を欠く溶媒)、例えばアセトン、酢酸エチル、イソプロピルエーテル又はtert-ブチルメチルエーテル(MTBE)が添加された結果、III型溶媒和物が生成する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分以上、約60度で前記試料を更に乾燥することによって、新規多形I型が得られる。
ベンラファキシン塩酸塩をクロロホルム中で溶解し、そしてこの溶液にDMF又はDMSOを添加する方法が新規溶媒和物III型を生成したことが観察された。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分以上、約60度で前記試料を更に乾燥させることによって、新規多形I型が得られる。
エタノール、イソプロピルアルコール、クロロホルム中での直接的な結晶化もIII型を生成し、更にrotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分以上、約60度で前記試料を更に乾燥させることによって、新規多形I型又はI型とII型の混合物が得られる。
DMF及びDMSOからの直接的な結晶化はIV型を生成し、rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分以上、約60度で前記試料を更に乾燥させることによって、新規多形II型又はI型とII型の混合物が得られる。
ベンラファキシン塩酸塩を水に溶解し、そしてこの溶液にMEK又はDMFを添加する方法が新規多形I型を生成したことが観察された。
ベンラファキシン塩酸塩をメタノールに溶解し、そしてこの溶液に約3:30の溶媒:貧溶媒の比で酢酸エチルを添加する方法が、新規多形II型を生成したことが観察された。
ベンラファキシン塩酸塩をイソプロパノールに溶解し、そしてこの溶液にある範囲のpHのガス状塩酸を曝露する方法が観察された。当該pHは、約pH5〜約pH8に及ぶ。好ましくは、当該pHは、約pH6〜約pH7.5に及ぶ。最も好ましくは、当該pHは約pH7である。
方法
PXRD
X線回折装置、Phillips Generator TW1830
ゴニオメーターPW3020
MPDコントロールPW3710
Cu標的陽極を有するX線管
モノクロメーター比例計数管
発散スリット 1°、受光スリット0.2mm、散乱スリット1°
電力:40kV,30mA
走査速度:2度/分 ステップ:0.05度
TGA
DTG−50(島津)
試料重量:7〜15mg
温度範囲:最大185℃
加熱速度:10℃/分
DSC
DSC821e(Mettler Toledo)
試料重量:3〜5mg
温度範囲:30〜250℃
加熱速度:10℃/分
坩堝内の穴の数:3
実施例4
溶媒/貧溶媒によるIII型及びI型の調製
比率:0.7mLの水:9.7mLのアセトン:3gのベンラファキシン塩酸塩
ベンラファキシン塩酸塩を環流下で水に溶解した。アセトンを添加した。形成した懸濁液は、更に10分間還流し、そして室温に一晩さらした。その後、当該懸濁液をろ過し、約2mLの同一の溶媒混合物で洗浄した。得られた固体はIII型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、I型が生成した。
実施例5
溶媒/貧溶媒によるIII型及びI型の調製
比率:3mLのメタノール:9.5mLの酢酸エチル:2.5gのベンラファキシン塩酸塩
比率:3.8mLのメタノール:2mLのイソプロピルエーテル:3gのベンラファキシン塩酸塩
比率:3.5mLのメタノール:2mLのMTBE:3.1gのベンラファキシン塩酸塩
ベンラファキシン塩酸塩を環流下でメタノールに溶解した。酢酸エチル、イソプロピルエーテル、又はMTBEを添加した。形成した懸濁液を更に10分間環流し、そして室温に一晩曝露した。その後、前記懸濁液をろ過し、2mLの同一の溶媒混合物で洗浄する。得られた固体はIII型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、I型が生成した。
実施例6
溶媒/貧溶媒によるIII型及びI/II型の調製
比率:12mLのクロロホルム:5mLのヘキサン:2.5gのベンラファキシン塩酸塩
比率:6mLのエタノール:9mLの酢酸エチル:3gのベンラファキシン塩酸塩
比率:12mLのクロロホルム:5mlのトルエン:2.6gのベンラファキシン塩酸塩
ベンラファキシン塩酸塩を環流下で前記溶媒に溶解した。形成した懸濁液を更に10分間環流し、そして室温に一晩曝露した。その後、前記懸濁液をろ過し、2mLの同一の溶媒混合物で洗浄する。得られた固体はIII型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、II型、又はI型、あるいは当該2つの型の混合物が生成した。
実施例7
直接的な結晶化によるIII型、及びI型/II型の調製
ベンラファキシン塩酸塩(2g)は、環流下でエタノール(8mL)又はイソプロピルアルコール(10mL)に溶解し、そして当該溶液を一晩室温で放置した。結晶化した材料をろ過し、そして2mlの同一の溶媒で洗浄した。得られた固体はIII型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、II型、又はI型、あるいは当該2つの型の混合物が生成した。
実施例8
直接的な結晶化によるIV型、及びI型/II型の調製
ベンラファキシン塩酸塩(2g)は、環流下でDMF又はDMSO(8mL)に溶解し、そして当該溶液を一晩室温で放置した。結晶化した材料をろ過し、そして2mlの同一の溶媒で洗浄した。得られた固体はIII型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、II型、又はI型、あるいは当該2つの型の混合物が生成した。
実施例9
溶媒/貧溶媒によるI型の調製
比率:0.5mLの水:13mLのDMF:3gのベンラファキシン塩酸塩
比率:0.5mLの水:13mLのDMSO:3.1gのベンラファキシン塩酸塩
ベンラファキシン塩酸塩を環流下で水に溶解した。前記貧溶媒を添加した。形成した懸濁液を更に10分間環流し、そして室温に一晩さらす。その後、前記懸濁液をろ過し、2mLの同一の溶媒混合物で洗浄する。得られた固体はI型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、I型が生成した。
実施例10
溶媒/貧溶媒によるII型の調製
比率:10mLのメタノール:30mLの酢酸エチル:3gのベンラファキシン塩酸塩
ベンラファキシン塩酸塩を約0〜5℃でメタノールに溶解した。前記貧溶媒を添加した。形成した懸濁液を30分間攪拌する。その後、前記懸濁液をろ過し、2mLの同一の溶媒混合物で洗浄する。得られた固体はII型で結晶化する。rotavaporにおいて、減圧下(〜10mbar)で約45分間、約60度で更に乾燥することで、II型が生成した。
実施例11
スタティックオーブン内でのIII型の加熱によるII型の調製
III型の試料をスタティックオーブンないで、約160度で、約1/2時間保持した。生じた多形はII型であった。
実施例12
スタティックオーブン内でのIV型の加熱によるI型の調製
IV型の試料をスタティックオーブンないで、約160度で、約1/2時間保持した。生じた多形はI型であった。
実施例13
I型の粉砕によるIII型の調製
I型ベンラファキシン塩酸塩(2g)の試料をイソプロピルエーテル、又はヘキサン、又は酢酸エチル(8mL)中で、環流条件のもと約1時間又は室温で一晩粉砕した。前記固体は、溶媒和したIII型を含んでいた。
V)ベンラファキシン塩基及びHClガスからのアセトン中でのベンラファキシン塩酸塩の調製
本発明は、ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法を提供する。当該方法は、ガス状塩酸(HCl)に対してベンラファキシン塩酸塩を曝露することを含んで成る。
ベンラファキシン塩基からベンラファキシン塩酸塩を調製するための図解の方法を図10に例示する。
実施例14
粗製ベンラファキシン塩酸塩の調製
ベンラファキシン塩基からベンラファキシン塩酸塩の調製に必要な試薬及び溶媒を表1にまとめる。
Figure 2005511668
前記生成物(すなわちベンラファキシン塩酸塩)の理論的な収量は約31.34gである(すなわち100mmol)である。
メカニカルスターラー、サーモメーター、pH電極及びPTFEディープチューブを備えた1Lのダブルジャケット型リアクターに、ベンラファキシン塩基(約27.7g)及びアセトン(約526g)を充填した。混合物を均質な溶液に至るまで室温で約20分間攪拌した。
前記溶液を、約pH2.0に達するまで約10℃で激しく攪拌しながらガス状塩酸で酸性化した。生じた懸濁液は、約10℃で約2時間攪拌した。
沈殿した結晶をろ過し、冷却したアセトン(約120g)を用いてろ紙上で洗浄し、そして減圧下、約50℃(水浴)で定量になるまで乾燥させ、その結果、HPLCによると99.92%の約29.57g(約94.4%)の白色結晶のベンラファキシン塩酸塩が生成した。
実施例15
ベンラファキシン塩酸塩(I型)の調製
粗製ベンラファキシン塩酸塩(約15.0g)を、約60℃の場合には約1時間、そして約0℃では約1時間、アセトン(約60.0g)を用いて粉砕し、ろ過し、冷却したアセトン(約120g)を用いてろ紙上で洗浄し、そして減圧下、約50℃(水浴)で定量になるまで攪拌しながら乾燥させ、その結果、HPLCによると99.95%の約14.8g(約93.2%)の白色結晶のベンラファキシン塩酸塩が生成した。
実施例16
ベンラファキシン塩酸塩(II型)の調製
粗製ベンラファキシン塩酸塩(約15.0g)を、約60℃の場合には約1時間、そして約0℃では約1時間、アセトン(約60.0g)を用いて粉砕し、ろ過し、冷却したアセトン(約120g)を用いてろ紙上で洗浄し、そして減圧下、約50℃(水浴)で定量になるまでトレイ中で乾燥させ、その結果、HPLCによると99.95%の約14.8g(約93.2%)の白色結晶のベンラファキシン塩酸塩が生成した。
実施例17
I型ベンラファキシン塩酸塩の調製
ベンラファキシン塩基(1kg)をイソプロパノール(6L)に溶解した。塩酸(ガス)を約pH5〜約pH8に及ぶpHが達成されるまで、20℃未満で泡立てられた。最も好ましくは、前記pHは約pH7である。反応混合物を透明な溶液になるまで加熱し、そして徐々に10℃に冷却した。沈殿をろ過し、そしてイソプロパノールで洗浄し、そして真空で乾燥させた。
本発明は、本明細書に記載した具体的な態様によって範囲を限定されるべきではない。事実、本発明の種々の変更が前記記載及び添付図面から当業者以外にも理解されうる。そのような変更は特許請求の範囲内にあることが意図される。
図1は、I型ベンラファキシン塩酸塩の示差走査熱量(DSC)曲線を表す。 図2は、I型ベンラファキシン塩酸塩の粉末X線回折図(PXRD)を表す。 図3は、II型ベンラファキシン塩酸塩のDSC曲線を表す。 図4は、II型ベンラファキシン塩酸塩のPXRDを表す。 図5は、III型ベンラファキシン塩酸塩のDSC曲線を表す。 図6は、III型ベンラファキシン塩酸塩のPXRDを表す。 図7は、IV型ベンラファキシン塩酸塩のDSC曲線を表す。 図8は、IV型ベンラファキシン塩酸塩のPXRDを表す。 図9は、結晶性ベンラファキシン塩基のPXRDを表す。 図10は、塩酸(HCl)ガス及びアセトンの存在下でベンラファキシン塩基からベンラファキシン塩酸塩を調製するための図解の方法を表す。

Claims (27)

  1. 少なくとも約97%の純度を有する白色結晶の形態の結晶性ベンラファキシン塩基。
  2. 少なくとも約98%の純度を有する白色結晶の形態の結晶性ベンラファキシン塩基。
  3. 少なくとも約99%の純度を有する白色結晶の形態の結晶性ベンラファキシン塩基。
  4. 少なくとも約99.3%の純度を有する白色結晶の形態の結晶性ベンラファキシン塩基。
  5. 少なくとも約99.5%の純度を有する白色結晶の形態の結晶性ベンラファキシン塩基。
  6. 少なくとも約97%の純度を有する結晶性ベンラファキシン塩基を調製するための方法であって、1)N,N−ジデスメチルベンラファキシンの混合物を第一の有機溶媒中で調製し;2)前記群から選択される塩基性溶液を前記混合物に添加して塩基性のpHに調節し、そして3)前記ベンラファキシン塩基を第二有機溶媒で抽出する段階、を含んで成る方法。
  7. 純度が少なくとも約98%である、請求項6に記載の方法。
  8. 純度が少なくとも約99%である、請求項7に記載の方法。
  9. 純度が少なくとも約99.3%である、請求項8に記載の方法。
  10. 純度が少なくとも99.5%である、請求項9に記載の方法。
  11. 塩基性溶液が水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから成る群から選択される、請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 第一有機溶媒がギ酸及びホルムアミドである、請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
  13. 第二有機溶媒が、トルエン及びヘプタンから成る群から選択される、請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
  14. 第二有機溶媒を乾燥するまで乾燥させることを更に含んで成る、請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
  15. 乾燥が、加熱によって又は減圧下で実施される、請求項14に記載の方法。
  16. 4)ヘキサン、ペンタン及び石油エーテルから成る群から選択される溶媒からベンラファキシン塩基を結晶化する段階、を更に含んで成る、請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
  17. 請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法により製造される、少なくとも約97%の純度を有する結晶性ベンラファキシン塩基。
  18. 請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法により製造される、少なくとも約98%の純度を有する結晶性ベンラファキシン塩基。
  19. 請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法により製造される、少なくとも約99%の純度を有する結晶性ベンラファキシン塩基。
  20. 請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法により製造される、少なくとも約99.3%の純度を有する結晶性ベンラファキシン塩基。
  21. 請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法により製造される、少なくとも約99.5%の純度を有する結晶性ベンラファキシン塩基。
  22. I型ベンラファキシン塩酸塩を調製するための方法であって、
    1)イソプロパノール中でベンラファキシンの混合物を調製し;そして
    2)pHが約pH5〜8の範囲内になるまで塩酸を導入する段階、
    を含んで成る方法。
  23. pHが約6〜約7.5の間である、請求項22に記載の方法。
  24. pHが約7である、請求項22に記載の方法。
  25. 塩酸がガス状塩酸である、請求項22に記載の方法。
  26. ベンラファキシンがベンラファキシン塩基である、請求項22に記載の方法。
  27. 混合物がベンラファキシンの均質溶液である、請求項22に記載の方法。
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