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JP2005183078A - 有機el表示装置及び有機el表示装置の製造方法 - Google Patents

有機el表示装置及び有機el表示装置の製造方法 Download PDF

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JP2005183078A JP2003419785A JP2003419785A JP2005183078A JP 2005183078 A JP2005183078 A JP 2005183078A JP 2003419785 A JP2003419785 A JP 2003419785A JP 2003419785 A JP2003419785 A JP 2003419785A JP 2005183078 A JP2005183078 A JP 2005183078A
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Naoki Kato
直樹 加藤
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

【課題】
表示特性の優れた有機EL表示装置及び有機EL表示装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる有機EL表示装置は、基板11と、陽極配線1と、開口を有するように形成された絶縁膜22と、陽極配線1と交差するように延在し、絶縁膜22上及び絶縁膜22の開口内に形成された隔壁10と、絶縁膜22の開口内に形成された有機化合物層と、絶縁膜22の開口内において形成された陰極配線5と、を備えるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は有機EL(Electro Luminescence)表示装置及び有機EL表示装置の製造方法に関し、特に、液状材料を使用して有機発光層を形成する有機EL表示装置及び有機EL表示装置の製造方法に関する。
近年、有機EL素子を使用した有機EL表示装置の開発が盛んに行われている。有機EL表示装置は、液晶表示装置と比較して視野角が広く、また、応答速度も速く、有機物が有する発光性の多様性から、次世代の表示装置として期待されている。有機EL表示装置に用いられる有機EL素子は、基板上に陽極が形成され、陽極の上に薄膜状の有機化合物が積層され有機発光層が形成される。その有機化合物の層の上に、基板上に形成された陽極と対向するように陰極が形成された構造である。有機EL素子は、陽極と陰極との間に配置された有機化合物の層に電流が供給されると自発光する電流駆動型の表示素子である。以下、積層される有機化合物の薄膜を有機薄膜層と記す。陽極、複数の有機薄膜層および陰極を重ねて配置した個所が表示画素となる。
基板に設けられた電極上に有機化合物を積層する場合、有機材料を真空蒸着させて有機薄膜層を形成する場合がある。しかし、有機材料を蒸着させる場合、有機薄膜層の下地となる電極の表面に異物の付着や突起、窪みがあると、その影響により、有機薄膜層を所望の状態にできないことがある。
この問題を解決する方法として、有機薄膜層となる有機材料を液体中に分散または溶解させ、溶液として塗布することで異物、突起、窪み等を被覆し、所望の有機薄膜層を形成する技術(湿式塗布方法、以下、単に塗布法と記す。)が知られている。例えば、特許文献1には、有機薄膜層のうち少なくとも一層を塗布法により形成することが記載されている。
塗布法としては、例えば、オフセット印刷法、凸版印刷法、マスクスプレー法等がある。オフセット印刷法や凸版印刷法では、有機材料を溶媒中に分散または溶解させた溶液(以下、有機材料の溶液、あるいは単に溶液という)の層を所定の領域のみに形成する。また、マスクスプレー法では、所望の領域に合致するような開口部を有するガラス・マスクや金属マスク等を配置し、有機材料を分散または溶解させた溶液を噴出する。この場合、溶液を窒素等の気体媒体中に分散させ、または二流体ノズル等を用いて溶液を霧状にする。
また、有機EL表示装置では、有機薄膜層の上に設けられる陰極配線が隔離配置されるように隔離構造体(以下、隔壁と記す。)が設けられる。このような構成は、例えば、特許文献1に記載されている。図8は、特許文献1に記載された隔壁の例を示す断面図である。図8は、有機EL表示装置における基板内の一部を抜き出したものを示している。基板111上には、陽極配線101が設けられ、その後、隔壁100が設けられる。隔壁100は、例えば、基板111から離れるにつれて断面が広がるように形成される。このような隔壁100の構造は、逆テーパ構造あるいはオーバハング構造と称されている。
隔壁100を逆テーパ構造とすることで、陰極配線の分離をより確実なものとすることができる。隔壁100が設けられた状態で各有機薄膜層(ホール注入輸送層102、発光層103、電子注入輸送層104)を塗布法等により形成すると、隔壁100により有機薄膜層が分離され、この結果、各隔壁100の間に各有機薄膜層から構成される有機発光層が形成される。その後、陰極配線105が、蒸着法等によって形成される。陰極配線105も隔壁100により分離され、パターニングされた陰極配線105が形成される。
また、開口部を有する絶縁膜を陽極配線上に形成し、表示画素となる位置を開口部の位置によって定める場合もある。図9は、特許文献1に記載された構成に、開口部を有する絶縁膜を設けた場合の構成例を示す説明図である。図9(a)は、電極が配置される側から基板を観察した状況を示す模式図であり、図9(b)は、図9(a)のA−A'における断面図である。ここでは、図9(b)に示される基板111の端部と、図9(a)に示される基板111の端部は等しいものである。図9(a)では、上層に設けられた陰極配線等によって隠れてしまう構成部も示している。
図9に示す例において、基板111上には、まず陽極配線101と、陰極配線105に接続される陰極接続配線121とが形成される。続いて、開口部123を有する絶縁膜122が形成される。開口部123は、陽極配線101と陰極配線105とが交差することになる位置に設けられる。そして、陽極配線101と直交するように隔壁100が形成される。続いて、有機材料の溶液塗布または蒸着により、有機薄膜層124が形成される。
なお、有機薄膜層として複数の層が形成されるが、図9(b)では、複数の層をまとめて有機薄膜層124として示している。溶液は、有機薄膜層を形成すべき領域に一定の厚みで有機薄膜層が形成されるように、有機材料濃度等を調整される。有機薄膜層124を形成後、陰極配線105が有機薄膜層上に蒸着される。隔壁100が有機薄膜層124や陰極配線105を分離することにより、隔壁間に有機薄膜層124が形成され、また、パターニングされた陰極配線105が形成される。
陰極配線105を形成した後、有機EL素子を保護するために、ポリマー等で構成される有機薄膜層を陰極配線105上に形成する場合もある。この有機薄膜層(図示せず。)も、塗布法等によって形成される。
また、基板111の電極等が配置された面には、もう一枚の基板(図示せず。)が対向するように配置される。この基板において、基板111の有機EL素子に対向する領域の外周にシール材(図示せず。)が塗布される。このシール材によって、基板111ともう一枚の基板は接着される。有機EL素子は、基板およびシール材によって封止されることで、水分や酸素にさらされないように保たれる。
隔壁100を形成した状態において、開口部123の周辺部分は、図10に示す構成となっている。図10は、図9に示される基板111内の一部を抜き出したものを示している。図10(a)は、隔壁100が形成される側から基板111を観察した状況を拡大して示す模式図であり、図10(b)は、図10(a)のB−B’における断面図である。
図10において、基板111上には、陽極配線101、開口部123を有する絶縁膜122及び隔壁100が形成されている。隔壁100は、上述のように逆テーパ構造となるように形成されており、絶縁膜122は、逆テーパ構造とは反対に、基板111から離れるにつれて断面が狭くなる順テーパ構造となるように形成されている。また、絶縁膜122は、開口部123を形成するように格子状に設けられている。
図11乃至図13を用いて、図10に示した隔壁が形成された基板上に有機薄膜層及び陰極配線を形成する例について説明する。図11乃至図13は、図9に示される基板111内の一部を抜き出したものを示しており、図10(a)のB−B’における断面図である。
まず、絶縁膜の説明のために、図11に示す例は、図10で示した構成と異なっている。この例では、陽極配線101及び隔壁100のみが形成された基板111上に、有機薄膜層及び陰極配線105を形成している。つまり、基板11上に絶縁膜を形成していない。また、有機薄膜層は、有機材料を蒸着して形成した蒸着有機膜128のみである。
蒸着有機膜128及び陰極配線105は、図に示されるように、陽極配線101の上に形成され、隔壁100によって分離される。隔壁100が逆テーパ構造をしていることから、隔壁100の側面の部分において、蒸着の際に影となり、蒸着される量が少なくなる。このため、蒸着有機膜128及び陰極配線105の膜厚は、隔壁100の側面に近づくにしたがい薄くなる。そして、隔壁100の側面と陽極配線101の表面が交差する部分(図の破線部分)において、陰極配線105は、絶縁膜122とほぼ接することとなる。したがって、この部分において、陰極配線105と陽極配線101が短絡しやすくなるという問題がある。
この問題を解決するために、図10で示したような絶縁膜が設けられている。図12に示す例は、図10で示した陽極配線101、絶縁膜122及び隔壁100が形成された基板111上に、有機薄膜層及び陰極配線105を形成している。この例では、有機薄膜層は、図11と同様に蒸着有機膜128のみである。蒸着有機膜128及び陰極配線105は、図に示されるように、陽極配線101及び絶縁膜122の上に形成され、隔壁100により分離される。
蒸着有機膜128及び陰極配線105は、絶縁膜122の順テーパ構造に応じた形状で形成され、図11と同様に、隔壁100の側面に近づくにしたがい膜厚が薄くなる。そして、陰極配線105は、絶縁膜122とほぼ接することとなる。このように、蒸着有機膜128及び陰極配線105の膜厚が薄くなっても、陽極配線101上に絶縁膜122が形成されているため、陰極配線105と陽極配線101と短絡することはない。
また、上述のように、有機薄膜層の一層を有機材料の溶液を用いて形成する場合もある。図13に示す例においては、図10で示した陽極配線101、絶縁膜122及び隔壁100が形成された基板111上に、有機薄膜層124及び陰極配線105を形成している。この例では、有機薄膜層124は、有機材料の溶液を塗布して形成された塗布有機膜127と、蒸着有機膜128から構成されている。塗布有機膜127、蒸着有機膜128及び陰極配線105は、図に示されるように、陽極配線101及び絶縁膜122の上に形成され、隔壁100により分離される。
蒸着有機膜128及び陰極配線105は、図11、12と同様に、隔壁100の側面に近づくにしたがい膜厚が薄くなるのに対し、塗布有機膜127は、隔壁100の側面と絶縁膜122の表面が交差する部分で、膜厚が他の部分よりも急に厚くなる。これは、有機材料の溶液を塗布した際に、隔壁100の側面と絶縁膜122の表面の交差する部分の近傍空間によって、毛細管現象と同様の現象が発生し、溶液が吸い寄せられているためと考えられる。そして、この吸い寄せられた溶液は、隔壁100の側面と絶縁膜122の表面とが交差する部分に沿って、広がってしまう。特に、陰極配線105等を確実に分離するために逆テーパ構造を有するように隔壁100を形成すると、隔壁100の側面と絶縁膜122の表面の交差する部分の近傍空間は狭くなり、溶液がより広がりやすくなってしまう。
図14は、隔壁に沿って、有機材料の溶液が広がった状態を示す説明図である。図14では、隔壁100と有機材料の溶液125を示し、他の構成部の図示は省略した。図14において、126は溶液125の塗布領域であり、塗布した溶液125が広がらずに留まっているべき範囲を示している。すなわち、溶液125は、塗布領域126よりも広がらないことが理想的である。しかし、既に説明したように、溶液125は、隔壁100に沿って広がってしまう。その結果、図14に示すように、溶液は、塗布領域126よりも広がってしまう。
溶液125は一定の厚みが得られるように濃度等を調整されるが、隔壁100に沿って広がってしまうために、所望の厚みを実現することが困難になってしまう。特に、塗布領域126の外周部付近の溶液は、より外側に広がってしまうため、有機薄膜層の厚さは、塗布領域126の外周部になるほど薄くなる。このように、有機薄膜層の厚さにムラが生じるため、各表示画素を発光させたときに発光ムラが生じてしまうという問題がある。
また、表示領域から塗布した溶液が流出することによって、溶液の流動による画素内膜厚のムラが生じ、画素内において発光輝度のムラが生ずる。特に、表示領域の外周部の画素において、この傾向が顕著に現れる。
他方、絶縁膜の開口部が発光し画素となるため、絶縁膜の部分は発光しない部分である。したがって、絶縁膜を設けることにより、絶縁膜がない場合と比べて、画素の発光面積の割合(開口率あるいは発光面積率)が悪いという問題もある。
特開2001−351779号公報(段落0012−0017、第1図および第2図)
このように従来の有機EL表示装置では、有機層となる液状材料が表示領域から流出することによって、膜厚ムラに起因する発光ムラが生じてしまい、表示品質が劣化し、さらに、開口率も悪いという問題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであって、表示特性の優れた有機EL表示装置及び有機EL表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる有機EL表示装置は、基板と、前記基板上に形成された第1の電極と、前記第1の電極上に、開口を有するように形成された絶縁膜と、前記第1の電極と交差するように延在し、前記絶縁膜上及び前記絶縁膜の開口内に形成された隔壁と、前記絶縁膜の開口内に、前記隔壁が形成された前記基板上に形成された有機化合物層と、前記隔壁により隔離され、前記絶縁膜の開口内における前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように形成された第2の電極と、を備えるものである。これにより、表示特性を向上することができる。なお、「基板上」や「電極上」、「絶縁膜上」等には、当該基板等の直接上である場合に限らず、当該基板等の上に他の層を介在している場合も含まれる。以下においても同様である。
上述の有機EL表示装置において、前記絶縁膜は、前記第1の電極と平行な方向に延在していてもよい。これにより、発光ムラを低減することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記絶縁膜は、前記第1の電極の両端を覆うように形成されていてもよい。これにより、陰極配線と陽極配線の短絡を防止することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記隔壁は、前記絶縁膜の開口内において前記第1の電極上に、直接形成されていてもよい。これにより、発光ムラを低減することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記第1の電極と前記第2の電極が交差する表示画素部は、対向する前記絶縁膜及び対向する前記隔壁の間の領域において表示してもよい。これにより、開口率を向上することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記有機化合物層は、塗布膜であってもよい。これにより、有機材料の溶液の流出を抑制し、発光ムラを低減することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記有機化合物層は、正孔注入層に重量平均分子量が1000以上の高分子有機材料が5重量%以上含まれていてもよい。これにより、有機材料の溶液の流出を抑制し、発光ムラを低減することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記有機化合物層と前記第2の電極との間に、さらに、蒸着膜である蒸着有機化合物層を有していてもよい。
本発明にかかる有機EL表示装置は、基板と、前記基板上に形成された第1の電極と、前記第1の電極と交差するように延在し、前記第1の電極上に、直接形成された隔壁と、前記隔壁が形成された基板上において、前記第1の電極上に形成された有機化合物層と、前記隔壁により隔離され、前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように形成された第2の電極とを備えるものである。これにより、表示特性を向上することができる。
上述の有機EL表示装置において、前記有機化合物層は、塗布膜であってもよい。これにより、有機材料の溶液の流出を抑制し、発光ムラを低減することができる。
本発明にかかる有機EL表示装置の製造方法は、基板上に第1の電極を形成するステップと、前記第1の電極が形成された基板上に、開口を有するように絶縁膜を形成するステップと、前記絶縁膜が形成された基板上に、前記第1の電極と交差し延在するように、前記絶縁膜上及び前記絶縁膜の開口内に隔壁を形成するステップと、前記絶縁膜の開口内に、前記隔壁が形成された基板上に、液状材料を塗布し、有機化合物層を形成するステップと、前記有機化合物層が形成された基板上に、前記隔壁により隔離され、前記絶縁膜の開口内における前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように第2の電極を形成するステップとを備えるものである。これにより、表示特性のすぐれた有機EL表示装置を製造することができる。
本発明にかかる有機EL表示装置の製造方法は、基板上に第1の電極を形成するステップと、前記第1の電極が形成された基板上に、前記第1の電極と交差し延在するように、前記第1の電極の上に直接、隔壁を形成するステップと、前記隔壁が形成された基板上に、液状材料を塗布し、前記第1の電極上に有機化合物層を形成するステップと、前記有機化合物層が形成された基板上に、前記隔壁により隔離され、前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように第2の電極を形成するステップとを備えるものである。これにより、表示特性のすぐれた有機EL表示装置を製造することができる。
上述の有機EL表示装置の製造方法は、前記有機化合物層と前記第2の電極との間に、蒸着有機化合物層を蒸着により形成するステップをさらに備えるものである。
本発明によれば、表示特性の優れた有機EL表示装置及び有機EL表示装置の製造方法を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略をしている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することができる。
本実施形態にかかる有機EL表示装置の有機EL発光素子が形成されている素子基板について図1を用いて説明する。図1は有機EL表示装置の素子基板110の構成を示す平面図である。1は陽極配線、5は陰極配線、10は隔壁、11は基板、21は陰極接続配線、22は絶縁膜、23は表示画素部、24は破線によって示される表示領域、25はコンタクトホールである。
基板11上には、基板11の表面に接するように複数の陽極配線1と、陰極に接続される陰極接続配線21とが形成されている。複数の陽極配線1はそれぞれ平行に形成されている。陰極接続配線21は陰極配線5の本数に対応して形成され、それぞれの陽極配線1と垂直に形成されている。陽極配線1と陰極接続配線21は、例えばITO等などの透明導電膜により形成される。
陽極配線1および陰極接続配線21が形成された基板上には、絶縁膜22が形成されている。絶縁膜22の膜厚は、例えば、0.7μmである。本実施形態では、絶縁膜22は、陽極配線1と平行な方向に複数形成されている。また、絶縁膜22は、各陽極配線1の両端を覆うようにして形成されており、陽極配線1の両端における段差を被覆し、陰極配線5と陽極配線1の短絡を防止している。
絶縁膜22の上層には、複数の有機薄膜層(有機化合物層)から構成される有機発光層と、陰極配線5が順に積層される。従って、有機発光層は陰極配線5と陽極配線1に挟まれる構成となる。ただし、図1では有機発光層の図示を省略している。また、有機発光層を形成する前に、隣接する陰極配線5同士を区分する隔離構造体(以下、隔壁10と記す。)が設けられる。隔壁10は、陰極配線5を蒸着等により形成する前に、所望のパターンに形成される。例えば、図1に示すように、陽極配線1と直交する複数の陰極配線5を形成するため、陽極配線1と直交する複数の隔壁10が陽極配線1の上に形成される。
隔壁10は、逆テーパ構造を有していることが好ましい。すなわち、基板11から離れるにつれて断面が広がるように形成されることが好ましい。これにより、隔壁10の側壁及び立ち上がり部分が蒸着の陰となり、陰極配線5を分離することができる。隔壁10は例えば、高さが3.4μmで、幅が10μmで形成することができる。
本実施形態では、陽極配線1と陰極配線5とが交差する位置となる表示画素部23は、各絶縁膜22の間及び各隔壁10の間の領域となる。表示領域24は複数の表示画素部23から構成されており、各表示画素部23が駆動回路(不図示)からの駆動信号に従って有機発光層の発光量を制御することによって、表示領域24は画像表示を行う。なお、表示画素部23周辺の構成については、後に詳述する。
有機発光層を形成する有機薄膜層の少なくとも一つは、有機材料の溶液である液状の有機発光層材料を塗布し、有機薄膜材料を濃縮乾燥硬化することによって形成される。有機薄膜層は、各隔壁10によって分離される。
隔壁10を形成した後、有機薄膜層の上から陰極配線5となる金属材料等を蒸着する。逆テーパ構造の隔壁10により、陰極パターンが分離され複数の陰極配線5を形成することができる。隔壁10によって分断された陰極配線5は陽極配線1と垂直に形成される。これにより、陰極配線5と陽極配線1の交差点では陰極配線5と陽極配線1との間に有機発光層が配置される。
表示領域24の外側には陰極接続配線21と陰極配線5とを接続するため、絶縁膜22にコンタクトホール25が形成されている。このコンタクトホール25は、陰極配線5と陰極接続配線21とが重なる箇所に形成される。これにより、表示画素部23において陽極配線1と陰極配線5に挟まれる有機薄膜層に電流を流すことができ、有機発光層が発光する。
次に、図2及び図3を用いて、本実施形態にかかる絶縁膜の構成と、この構成において、形成された有機薄膜層等について説明する。
基板11上に隔壁10を形成した状態において、表示画素部23の周辺部分は、図2に示す構成となっている。図2は、図1に示される基板11内の一部を抜き出したものを示している。図2(a)は、隔壁10が形成される側から基板10を観察した状況を拡大して示す模式図であり、図2(b)は、図2(a)のB−B’における断面図である。
図2において、基板11上に陽極配線1が形成され、その上に、絶縁膜22または隔壁10が形成されている。本実施形態では、絶縁膜22が陽極配線1と平行な方向にのみ形成されている。このため、隔壁10と絶縁膜22が交差しない部分、例えば、図2(a)のB−B’においては、陽極配線1の上に直接隔壁10が形成される。また、隔壁10と絶縁膜22が交差する部分においては、陽極配線1の上に絶縁膜22が形成され、その上に隔壁10が形成される。
このように、絶縁膜22を陽極配線1と平行な方向にのみ形成することにより、表示画素部23が隔壁10の間の領域となり、従来の格子状の絶縁膜を形成した場合と比べて、開口率を向上することができる。
基板11上に有機薄膜層28及び陰極配線5を形成した状態を図3に示す。図3は、図1に示される基板11内の一部を抜き出したものを示しており、図2(a)のB−B’における断面図である。
図3においては、図2で示した陽極配線1、隔壁10が形成された基板11上に、有機薄膜層28及び陰極配線5を形成している。ここでは、有機薄膜層28は、有機材料の溶液を塗布して形成された塗布有機膜26と、有機材料を蒸着して形成された蒸着有機膜27から構成されている。塗布有機膜26、蒸着有機膜27及び陰極配線5は、図に示されるように、陽極配線1の上に形成され、隔壁10により分離される。
塗布有機膜26は、隔壁10の側面と陽極配線1の表面が交差する部分において、毛細管現象と同様の現象により有機材料の溶液が吸い寄せられるため、膜厚が他の部分よりも厚くなる。本実施形態では、陽極配線1の上に直接隔壁10が形成されているために、より多くの溶液が吸い寄せ、さらに、吸い寄せられた溶液の流出を抑制することができる。これにより、塗布有機膜26の膜厚ムラを低減することができる。
また、蒸着有機膜27及び陰極配線5は、隔壁10の側面の部分において、隔壁10により蒸着の際に影となるため、膜厚が薄くなる。このように、蒸着有機膜27及び陰極配線5の膜厚が薄くなっても、陽極配線1の上に塗布有機膜27が形成されているため、陰極配線5と陽極配線1の短絡を防止することができる。特に、短絡の発生しやすい隔壁10の側面と陽極配線1の表面が交差する部分において、塗布有機膜27の膜厚がその他の部分よりも厚いため、より確実に短絡を防止することができる。
次に、図4を用いて、本実施形態にかかる有機EL表示装置の製造方法について説明する。図4は、本実施形態にかかる有機EL表示装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
まず、基板11上に陽極配線1および陰極接続配線21を形成する(ステップS101)。基板11として、例えばガラス基板等の透明基板を用いる。陽極配線1および陰極接続配線21は、基板11上にITOを成膜して、そのITO膜にエッチングを施すことによって形成する。ITOはスパッタや蒸着によって、ガラス基板全面に均一性よく成膜することができる。フォトリソグラフィー及びエッチングによりITOパターンを形成する。このITOパターンが陽極となる。レジストとしてはフェノールノボラック樹脂を使用し、露光現像を行う。エッチングはウェットエッチングあるいはドライエッチングのいずれでもよいが、例えば、塩酸及び硝酸の混合溶液を使用してITOをパターニングすることができる。レジスト剥離材としては例えば、モノエタノールアミンを使用することができる。
また、陰極接続配線21にはAlあるいはAl合金などの低抵抗な金属材料を用いることも可能である。例えば、陽極配線1となるITOをパターニングした後に、Al等をスパッタ又は蒸着により成膜する。あるいは陰極接続配線21を形成した後に陽極配線1を形成しても良い。そして、Al膜をフォトリソグラフィー及びエッチングによりパターニングして陰極接続配線21を形成することができる。これにより、陰極接続配線21の配線抵抗を低減することができる。
さらには陰極接続配線21の構成をITOと金属材料との多層構成としてもよい。例えば、150nmのITO層の上に400〜500nmのMoやMo合金の金属薄膜を形成してもよい。これにより、配線抵抗及びコンタクト抵抗を低減することができる。
次に、陽極配線1及び陰極接続配線21を設けた基板11の面に絶縁膜22を成膜する(ステップS102)。例えば、感光性のポリイミドの溶液をスピンコーティングにより塗布する。この絶縁膜22の膜厚は、例えば、0.7μmになるようにすればよい。絶縁膜22の層をフォトリソグラフィー工程でパターニングした後、キュアし、陽極配線1と平行な方向にのみ絶縁膜が残るように除去する。
後述するステップS105で形成される陰極配線5と、陽極配線1との交差部分が、表示画素が形成される位置である。同時に陰極配線5と陰極接続配線21とのコンタクトホール25を形成する。例えば、開口部23は300μm×300μm程度で形成することができる
続いて、絶縁膜(ポリイミドの層)22の表面において、陰極配線5を分離配置できるように隔壁10を形成する(ステップS103)。隔壁10は、絶縁膜22の上層にノボラック樹脂、アクリル樹脂膜等の感光性樹脂を塗布することにより形成する。例えば、感光性樹脂をスピンコートして、フォトリソグラフィー工程でパターニングした後、光反応させて隔壁10を形成する。隔壁10が逆テーパ構造を有するようネガタイプの感光性樹脂を用いることが望ましい。
ネガタイプの感光性樹脂を用いると、上から光を照射した場合、深い場所ほど光反応が不十分となる。その結果、上から見た場合、硬化部分の断面積が上の方より下の方が狭い構造を有する。これが逆テーパ構造を有するという意味である。このような構造にすると、その後、陰極の蒸着時に蒸着源から見て陰になる部分は蒸着が及ばないため、陰極配線5同士を分離することが可能になる。さらに、開口部23のITO層の表面改質を行うために、酸素プラズマ又は紫外線を照射してもよい。例えば、隔壁10の高さは3.4μmとすることができる。
その後、有機薄膜層を積層する(ステップS104)。まず、開口部を有する金属マスクをガラス基板に取り付ける。このとき、金属マスクの開口部と液状の有機薄膜層を設けるべき表示領域24が重なるように配置する。また、金属マスクとガラス基板との間に所定距離、例えば60μmの空間が空くように取り付ける。そして、0.5%(質量百分率)の平均分子量5000のポリビニルカルバゾールを溶解した安息香酸エチル溶液をマスクスプレー法によって塗布する。
図5は、表示領域24端部における、素子基板110の構造を示す断面図である。図5は、陰極配線5と平行な方向における断面構造を示し、図1に示される基板11内の一部を抜き出したものを示しており、図1におけるA−A´に示された部分に相当する断面構造である。図5において、図1と同一の符号は、図1において示された要素と同一の要素を指示しており、説明は省略される。
図5において、29は有機材料溶液を示しており、有機材料溶液29は絶縁膜22の上から、金属マスクを介して表示領域24の全体に塗布される。有機材料溶液29の塗布端は、表示領域24と同じ位置となる。上述のように、絶縁膜22を陽極配線1と平行な方向にのみ形成したことにより、溶液の流出を抑制することができるため、表示領域24の内側において溶液の膜厚がほぼ一定となる。従って、発光ムラを低減することができる。また、表示領域24の外側で、溶液は隔壁10に沿って広がり、コンタクトホール25の近傍まで流出する。
なお、上述の例では、有機材料溶液はスプレー法により塗布する例について説明したが、有機薄膜層となる有機材料を液体中に分散または溶解させ、溶液として塗布する他の湿式塗布方法を利用することができる。例えば、有機材料を溶媒中に分散または溶解させた溶液の層を所定の領域のみに形成する、オフセット印刷法、凸版印刷法、あるいはインクジェット塗布法等を利用することができる。
そして、この有機材料溶液29を濃縮乾燥することによって硬化処理し、有機薄膜層である正孔注入層を形成する。続いて、正孔注入層の上層にα−NPD(N,N'−ジ(ナフタレン−1−イル)−N,N'−ジフェニル−ベンジジン)を蒸着して膜厚40nmの正孔輸送層を形成する。さらに、その上層に、発光層のホスト化合物となるAlq(トリス(8−ヒドロキシナト)アルミニウム)と、ゲスト化合物の蛍光性色素となるクマリン6とを同時に蒸着して、膜厚60nmの発光層を形成する。続いて、発光層の上層にLiFを蒸着して、膜厚0.5nmの陰極界面層を形成する。
その後、アルミニウム等の金属材料を蒸着して、例えば膜厚100nmの陰極配線5を形成する(ステップS105)。この結果、隔壁10によってアルミニウム膜は分離され、それぞれの隔壁間に陽極配線1と交差する陰極配線5を形成することができる。図6は、表示領域24端部における、素子基板110の構造を示す断面図である。図6は、陰極配線5と平行な方向における断面構造を示し、図1に示される基板11内の一部を抜き出したものを示しており、図1におけるA−A´に示された部分に相当する断面構造である。図6において、図1と同一の符号は、図1において示された要素と同一の要素を指示しており、説明は省略される。
図6において、28は複数の有機薄膜層から形成されている有機発光層である。有機発光層28は絶縁膜22の上に形成され、表示画素部23において陽極配線1と接触する。有機発光層28の上には陰極配線5が配置される。この表示画素部23において、陽極配線1と接触した部分の有機発光層28は陰極と陽極に流れる電流によって発光する。なお、本実施形態では陰極接続配線21はITO層と金属層の2層構成としている。表示領域24外の絶縁膜22に形成されたコンタクトホール25を介して、表示領域24に設けられている陰極配線5と表示領域24外に通じる陰極接続配線21が電気的に接続される。
次に上述の工程により形成された有機EL発光素子を封止するため、封止用の対向基板を製造する工程について説明する。まず。素子基板とは別のガラス基板を用意する。このガラス基板を加工して捕水材を収納するための捕水材収納部を形成する。捕水材収納部はガラス基板にレジストを塗布し、露光、現像により基板の一部を露出させる。この露出部分をエッチングにより薄くすることにより捕水材収納部を形成する。
この捕水材収納部に酸化カルシウム等の捕水材を配置した後、2枚の基板を重ね合わせて接着する(ステップS106)。具体的には、対向基板の捕水材収納部が設けられた面に、ディスペンサを用いてシール材を塗布する。シール材として、例えば、エポキシ系紫外線硬化性樹脂を用いることができる。また、シール材は、有機EL素子と対向する領域の外周全体に塗布する。二枚の基板を位置合わせして対向させた後、紫外線を照射してシール材を硬化させ、基板同士を接着する。この後、シール材の硬化をより促進させるために、例えば、80℃のクリーンオーブン中で1時間熱処理を施す。この結果、シール材および一対の基板によって、有機EL素子が存在する基板間と、基板の外部とが隔離される。捕水材を配置することにより、封止された空間に残留または侵入してくる水分等による有機EL素子の劣化を防止することができる。
基板の外周付近の不要部分を切断除去し、陽極配線1に信号電極ドライバを接続し、陰極接続配線に走査電極ドライバを接続する。基板端部において各配線に接続される端子部が形成されている。この端子部に異方性導電フィルム(ACF)を貼付け、駆動回路が設けられたTCP(Tape Carrier Package)を接続する。具体的には端子部にACFを仮圧着する。ついで駆動回路が内蔵されたTCPを端子部に本圧着する。これにより駆動回路が実装される。この有機EL表示パネルが筐体に取り付けられ、有機EL表示装置が完成する。
このような有機EL表示装置の製造方法によれば、絶縁膜を陽極配線と平行な方向にのみ形成することにより、有機材料の溶液の流出を抑制し、有機薄膜層の膜厚のムラが軽減され、有機EL表示装置を駆動したときに各表示画素の発光ムラを軽減することができる。また、隔壁と平行な方向には絶縁膜がないため、開口率を向上することができる。さらに、有機薄膜層のうち一層を有機材料の溶液を塗布し形成することにより、陰極配線と陽極配線の短絡を防止することができる。
Figure 2005183078
表1は、本実施形態にかかる有機EL表示装置と従来の有機EL表示装置における、陰極配線と陽極配線の短絡、開口率及び塗布有機膜の膜厚ムラについての比較を示している。上述のように、図3に示した本実施形態にかかる有機EL表示装置は、塗布有機膜により陰極配線と陽極配線の短絡を防止し、絶縁膜が陽極配線と平行な方向のみのため、絶縁膜が格子状のものと比べて開口率が高く、有機材料の溶液の流出を抑制するため、塗布有機膜の膜厚ムラが低減する。
図11に示した従来の有機EL表示装置では、本実施形態と比べて、陰極配線と陽極配線が短絡しやすく、図12に示した従来の有機EL表示装置では、本実施形態と比べて、格子状の絶縁膜により開口率が低い。また、図11及び図12の従来例では、有機薄膜層が蒸着有機膜のみのため、陽極配線の表面の凹凸を被覆することができない。図13に示した従来の有機EL表示装置では、本実施形態と比べて、格子状の絶縁膜により開口率が低く、有機材料の溶液が流出するため、塗布有機膜の膜厚ムラによる表示ムラが生じる。
なお、上述の例では、絶縁膜を陽極配線と平行な方向にのみ絶縁膜を形成したが、これに限らず、表示領域や表示画素部の一部において、隔壁と平行な方向にも絶縁膜を形成してもよい。例えば、有機材料の溶液が流出し易い部分には、隔壁の下に絶縁膜を設けず、溶液が流出し難い部分には、隔壁の下に絶縁膜を設けてもよい。さらに、表示領域において絶縁膜を全く形成しなくてもよい。
次に、図7を用いて、有機EL表示装置の輝度を測定した実施例1について説明する。図7は、有機EL表示装置の表示領域における輝度の測定結果を示す分布図である。図7(a)は、図13で示した従来の格子状の絶縁膜を有する有機EL表示装置の輝度、図7(b)は、図3で示した本発明にかかる陽極配線と平行な方向のみに絶縁膜を有する有機EL表示装置の輝度を示している。また、図の右側が、陰極接続配線が形成される側であり、有機材料の溶液は右の外側へ流出する。
輝度の測定に当たって、両方の有機EL表示装置の駆動回路には、PWM(Pulse Width Modulation)方式により低階調制御を行う回路を使用した。
図7(a)に示されるように、従来の有機EL表示装置では、表示領域の中央から右端にかけて輝度が高くなった。表示領域の中央において約1.5cd/m、右端において約2.4cd/mである。特に、右端近傍における輝度が、顕著に高い値となった。これは、有機材料の溶液が流出し有機薄膜層に膜厚ムラが生じているためである。
図7(b)に示されるように、本発明にかかる有機EL表示装置では、表示領域の中央よりも右端の方が輝度は高くなった。表示領域の中央において約1.5cd/m、右端において約2.0cd/mである。また、図7(a)のように右端近傍で輝度が顕著に高くはならず、中央から右端にかけてほぼ一様の輝度となった。これは、有機材料の溶液の流出が抑制され、有機薄膜層の膜厚ムラが低減していることを示している。
また、本発明にかかる有機EL表示装置において、1000時間の通電試験を行ったが、陰極配線と陽極配線の短絡は発生しなかった。これは、塗布有機膜によって短絡が防止されていることを示している。
本実施形態にかかる有機EL表示装置の素子基板の概略構造を示す上面図である。 本実施形態にかかる有機EL表示装置の隔壁形成後における表示画素部の構成を示す拡大概略図である。 本実施形態にかかる有機EL表示装置の陰極配線形成後における表示画素部の構成を示す拡大断面図である。 本実施形態にかかる有機EL表示装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかる有機EL表示装置の有機材料溶液塗布後における素子基板端部の構成を示す拡大断面図である。 本実施形態にかかる有機EL表示装置の陰極配線形成後における素子基板端部の構成を示す拡大断面図である。 本実施形態にかかる有機EL表示装置の輝度の測定結果を示す分布図である。 従来の有機EL表示装置の素子基板の構成を示す断面図である。 従来の有機EL表示装置の素子基板の構成を示す図である。 従来の有機EL表示装置の隔壁形成後における表示画素部の構成を示す拡大概略図である。 従来の有機EL表示装置の陰極配線形成後における表示画素部の構成を示す拡大断面図である。 従来の有機EL表示装置の陰極配線形成後における表示画素部の構成を示す拡大断面図である。 従来の有機EL表示装置の陰極配線形成後における表示画素部の構成を示す拡大断面図である。 隔壁に沿って、有機材料の溶液が広がった状態を示す図である。
符号の説明
1 陽極配線
5 陰極配線
10 隔壁
11 基板
21 陰極接続配線
22 絶縁膜
23 表示画素部
24 表示領域
25 コンタクトホール
110 素子基板

Claims (13)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1の電極と、
    前記第1の電極上に、開口を有するように形成された絶縁膜と、
    前記第1の電極と交差するように延在し、前記絶縁膜上及び前記絶縁膜の開口内に形成された隔壁と、
    前記絶縁膜の開口内に、前記隔壁が形成された前記基板上に形成された有機化合物層と、
    前記隔壁により隔離され、前記絶縁膜の開口内における前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように形成された第2の電極と、
    を備える有機EL表示装置。
  2. 前記絶縁膜は、前記第1の電極と平行な方向に延在する、請求項1に記載の有機EL表示装置。
  3. 前記絶縁膜は、前記第1の電極の両端を覆うように形成されている、請求項1又は2に記載の有機EL表示装置。
  4. 前記隔壁は、前記絶縁膜の開口内において前記第1の電極上に直接形成されている、請求項1、2又は3に記載の有機EL表示装置。
  5. 前記第1の電極と前記第2の電極が交差する表示画素部は、対向する前記絶縁膜及び対向する前記隔壁の間の領域において表示する、請求項2、3又は4に記載の有機EL表示装置。
  6. 前記有機化合物層は、塗布膜である、請求項1、2、3、4又は5に記載の有機EL表示装置。
  7. 前記有機化合物層は、正孔注入層に重量平均分子量が1000以上の高分子有機材料が5重量%以上含まれる、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の有機EL表示装置。
  8. 前記有機化合物層と前記第2の電極との間に、さらに、蒸着膜である蒸着有機化合物層を有する、請求項6に記載の有機EL表示装置。
  9. 基板と、
    前記基板上に形成された第1の電極と、
    前記第1の電極と交差するように延在し、前記第1の電極上に直接形成された隔壁と、
    前記隔壁が形成された基板上において、前記第1の電極上に形成された有機化合物層と、
    前記隔壁により隔離され、前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように形成された第2の電極と、
    を備える有機EL表示装置。
  10. 前記有機化合物層は、塗布膜である、請求項9に記載の有機EL表示装置。
  11. 基板上に第1の電極を形成するステップと、
    前記第1の電極が形成された基板上に、開口を有するように絶縁膜を形成するステップと、
    前記絶縁膜が形成された基板上に、前記第1の電極と交差し延在するように、前記絶縁膜上及び前記絶縁膜の開口内に隔壁を形成するステップと、
    前記絶縁膜の開口内に、前記隔壁が形成された基板上に液状材料を塗布し、有機化合物層を形成するステップと、
    前記有機化合物層が形成された基板上に、前記隔壁により隔離され、前記絶縁膜の開口内における前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように第2の電極を形成するステップと、
    を備える有機EL表示装置の製造方法。
  12. 基板上に第1の電極を形成するステップと、
    前記第1の電極が形成された基板上に、前記第1の電極と交差し延在するように、前記第1の電極の上に直接、隔壁を形成するステップと、
    前記隔壁が形成された基板上に液状材料を塗布し、前記第1の電極上に有機化合物層を形成するステップと、
    前記有機化合物層が形成された基板上に、前記隔壁により隔離され、前記第1の電極との間において前記有機化合物層を挟むように第2の電極を形成するステップと、
    を備える有機EL表示装置の製造方法。
  13. 前記有機化合物層と前記第2の電極との間に、蒸着有機化合物層を蒸着により形成するステップをさらに備える、請求項11又は12に記載の有機EL表示装置の製造方法。
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