JP2004001678A - ドア内機能制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドアの開閉時や、車両走行中の振動や衝撃に対して、取り付け不良が生じないドア内機能制御装置を提供する。
【解決手段】ドアの外板20と内板21との間に位置するアクチュエータ筐体40aは、内板の開口部22および開口部外周の防水用弾性部材23を介してECUの筐体30aと第1および第2コネクタ41、32により接続され、電気的および機械的に結合されている。さらに、アクチュエータ筐体40aに設けた袋ナット42とECU筐体30aに設けたブラケット33とを、内板21および防水用弾性シート24を挟んでボルト34により結合する。これにより、機能制御装置全体のドアへの取り付け強度を高めて、ドアへの振動および衝撃に対して取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】ドアの外板20と内板21との間に位置するアクチュエータ筐体40aは、内板の開口部22および開口部外周の防水用弾性部材23を介してECUの筐体30aと第1および第2コネクタ41、32により接続され、電気的および機械的に結合されている。さらに、アクチュエータ筐体40aに設けた袋ナット42とECU筐体30aに設けたブラケット33とを、内板21および防水用弾性シート24を挟んでボルト34により結合する。これにより、機能制御装置全体のドアへの取り付け強度を高めて、ドアへの振動および衝撃に対して取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドア内機能制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、ドア内に設けられたパワーウインドウ制御装置として、アクチュエータであるウインドシールドの開閉用モータをドアの外板と内板とで囲まれる空間に配置し、そのアクチュエータの制御回路であるECUとアクチュエータとをコネクタで接続するものがあった(特開2001−88552号公報)。この従来技術は、アクチュエータとECUとを結合するコネクタ部を覆うように弾性部材で形成された防水部を設けることにより、外板と内板との空間に存在する雨水などの水分がECUへ進入するのを防止している。
【0003】
しかし、アクチュエータとECUとの結合およびドア内板への結合は電気コネクタおよびそれを取り囲む防水部のみであり、ドアの開閉時の振動および衝撃や車両走行中の振動によってアクチュエータおよびECUの取り付けにガタが発生することに対する対策を行う上で改善の余地があった。さらにこのようなガタが生ずると、コネクタの電気接続性能も低下する、すなわち機能制御装置の動作不良が発生する可能性があった。
【0004】
本発明は上記点に鑑みて、ドアの開閉時や、車両走行中の振動や衝撃に対して、取り付け不良や動作不良が生じないドア内機能制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、外板と内板とを有する車両のドア内に取り付けられているアクチュエータおよび該アクチュエータを制御するECUを備えた機能制御装置であって、前記アクチュエータには筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUは筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを前記内板を介して固定接続する結合手段を有することを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、ドア内機能制御装置を構成するアクチュエータとECUとが、第1および第2コネクタの直接接続により電気的、および機械的に結合されると共に、結合手段によりアクチュエータの筐体とECUの筐体とが内板を介して固定される、すなわち、アクチュエータおよびECUがそれぞれ内板に固定されるので、第1および第2コネクタのみの結合に比べて、機能制御装置全体のドアへの取り付け強度を増すことができ、ドアの開閉や走行中ドアに発生する振動や衝撃に対して、取り付け不良が発生することを防止できる。
【0007】
なお、前記結合手段は、請求項2に記載のように、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して固定接続されるようにすることができる。
【0008】
更に、前記結合手段は、請求項3に記載のように、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して固定接続されるようにすることができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、外板と内板とを有する車両のドア内に取り付けられているアクチュエータおよび該アクチュエータを制御するECUを備えた機能制御装置であって、
前記アクチュエータには筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUは筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、
前記内板と前記ECUの筐体とを固定接続する結合手段を有することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、ドア内機能制御装置を構成するアクチュエータとECUとが、第1および第2コネクタの直接接続により電気的、および機械的に結合されると共に、結合手段によりECUの筐体が内板に固定されるので、第1および第2コネクタのみの結合に比べて、機能制御装置全体のドアへの取り付け強度を増すことができ、ドアの開閉や走行中ドアに発生する振動や衝撃に対して、取り付け不良を発生することを防止できる。
【0011】
なお、前記結合手段は、請求項5に記載のように、前記内板に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して固定接続されるようにすることができる。
【0012】
さらに、前記結合手段は、請求項6に記載のように、前記内板に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して固定接続されるようにすることがきる。
【0013】
請求項7に記載の発明は、前記アクチュエータおよびECUは互いに前記内板を挟んで配置され、前記内板には前記第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続のための開口部が設けられているとともに、前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記開口部の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、内板を挟んで位置するアクチュエータとECUとが、内板に設けた開口部を通して第1および第2コネクタにより接続される状態で、開口部の外周部に設けた防水用の弾性部材をアクチュエータと内板とで挟むことにより密着させるので、アクチュエータ側からECU側への水分の侵入を防ぎ、防水効果を奏することができる。
【0015】
請求項8に記載の発明は、外板と内板とを有する車両のドア内に、前記内板の両面側にそれぞれ配置されるアクチュエータと該アクチュエータを制御するECUとを備えた機能制御装置であって、前記アクチュエータの筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUの筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを固定接続する結合手段を有することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、ドア内機能制御装置を構成するアクチュエータとECUとが、第1および第2コネクタの直接接続により電気的、および機械的に結合されるとともに、結合手段によりアクチュエータの筐体とECUの筐体とが固定接続されるので、第1および第2コネクタのみの結合に比べて、アクチュエータとECUとの取り付け強度を増すことができ、ドアの開閉や走行中ドアに発生する振動や衝撃に対して、取り付け不良や動作不良が発生することを防止できる。
【0017】
前記結合手段は、請求項9に記載のように、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを前記内板を介して固定接続することができる。これにより、ECUとアクチュエータとを内板に同時に固定することにより、取り付け不良の発生を防止することができる。
【0018】
請求項10に記載の発明は、前記内板には、前記結合手段を通す結合用穴が設けられているとともに、前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記結合用穴の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、内板に設けられたECUとアクチュエータとを結合する結合手段を通す結合用穴の外周部で、内板とアクチュエータの筐体との間で両者に密着するように防水用弾性部材を配置するので、アクチュエータの筐体側から結合用穴への水分の侵入を防止することができる。
【0020】
前記結合手段は、請求項11に記載のように、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して直接固定接続されるようにしても、あるいは、請求項12に記載のように、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して直接固定接続されるようにしても、いずれでもよい。
【0021】
請求項13に記載の発明は、前記内板には、前記第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続のための開口部が設けられているとともに、前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記開口部の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、アクチュエータとECUとが、内板に設けた開口部を通して第1および第2コネクタにより接続される状態で、開口部の外周部に設けた防水用の弾性部材をアクチュエータと内板とで挟むことにより密着させるので、アクチュエータ側からECU側への水分の侵入を防ぎ、防水効果を奏することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本第1実施形態のドア内機能制御装置がドア1内に配置されている様子を簡略化して示したものである。図1において、ウインドシールド10の開閉駆動を行うパワーウインドウ(以下PWという)用アクチュエータ40とその制御信号を出力するPW用ECU30とが、後述するようにそれぞれ外板20と内板21との間および内板21とドアトリム25との間に配置され、それぞれコネクタにより直接結合し、電気的に接続されている。
【0024】
また、ドアロックの駆動を行うドアロックアクチュエータ2およびその制御装置であるドアロックECU3、ウインドシールド10の開閉を指示するパワーウインドウ(以下PWという)用スイッチ4およびそのスイッチ操作による駆動信号を発生するPWスイッチ用ECU5、ドア1の開閉に伴い点灯または消灯するドアランプ6およびその制御回路であるランプECU7、あるいは、ドアミラー8の可倒制御やミラー部の視覚角度調整を行うミラーECU9および図示しないミラー8内に配置された図示しないミラー用アクチュエータが、それぞれ、コネクタにより直接結合し、電気的に接続されている。
【0025】
本第1実施形態は、上述した各アクチュエータとその制御を行うECUとを、それぞれの筐体に設けたコネクタにより直接結合して、両者の機械的結合と電気的な接続を行い、さらに、上記ECUの筐体をアクチュエータの筐体またはドア1の内板へ機械的結合を行うことにより、ドアの開閉に伴う振動や衝撃に対して取り付けガタを生じさせないようにしたものである。以下では、PW用ECU30とPW用アクチュエータ40との結合を例に説明を行う。
【0026】
図2(a)は、ドア1の外板20と内板21およびドアトリム25で囲まれたドア内の断面図である。また、図2(b)は、ECU30側から見た平面図である。なおドアトリム25は簡略化して示してある。また、PW用アクチュエータ40により駆動されるウインドシールド10は、図2ないし図7においては記載を省略している。さらに、以下では、ECU30の筐体およびアクチュエータ40の筐体をそれぞれ符号30aおよび40aで表す。
【0027】
PW用アクチュエータの筐体40aは、外板20と内板21との間に配置される。筐体40aには、第1コネクタとしての電気コネクタ41が設けられている。一方、内板21にはECU30とアクチュエータ40との電気接続のために円形の開口部22が設けられている。
【0028】
この電気コネクタ41および内板21の開口部22を取り囲むようにその外周部に円筒状の防水用弾性部材23が配置され、アクチュエータ40のドア1への組み付け時にはアクチュエータの筐体40aと内板21とに、接着剤、粘着剤もしくは圧接にて両者に接合された弾性部材23が挟まれて、アクチュエータの筐体40aおよび開口部22からドアトリム25への水の侵入を防止している。
【0029】
また、アクチュエータ筐体40aには、結合手段の第1部材としてのナット42が、溶接あるいは接着剤などにより接合されている。このナット42は袋ナットとすることにより、前記接合部での防水性を高めている。
【0030】
一方、PW用ECUの筐体30aは、開口部22を通って内板21の反対側に突き出た部分31の端部に、第2コネクタとしての電気コネクタ32が設けられ、前記アクチュエータ40の第1コネクタ41と直接結合されている。また、ECUの筐体30aには、他の電気コネクタ36が設けられ、図示しないPWスイッチ用ECU5のコネクタとワイヤによる接続、又はコネクタ間の直接接続により、信号の送受を行っている。
【0031】
さらに、PW用ECUの筐体30aにはブラケット33が固着され、ブラケット33と内板21とを挟むように、結合手段の第2部材としてのボルト(またはビス)34の雄ネジ部35がナット42に螺合されている。なお、ナット42と内板21との間には弾性シート24が介挿され、ビス34とナット42との締め付けにより弾性シート24はナット42および内板21に密着して防水機能を果たしている。
【0032】
本第1実施形態は、以上のように構成されているので、アクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により、電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材である袋ナット42と第2部材であるボルト(またはビス)34とにより内板21およびECUの筐体30aに固着されたブラケット33を挟んで結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0033】
なお、上記第1実施形態では、結合手段として、アクチュエータの筐体40aに設けた第1部材をナットとし、ECUの筐体30aに固着したブラケット33を介してナットに螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としたが、逆の構成でもよい。すなわち、図3に示すように、上記ナット42と同等の外寸形状を有するブロックに雄ネジ44を突出して形成したボルト部材42aを第1部材としてもよい。なお、図3において、図2と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。この場合、ボルト部材42aの雄ネジ部44を内板21およびブラケット33からECUの筐体30a方向へ突出させ、第2部材としてのナット34aにより螺合して、結合することができる。
【0034】
(第2実施形態)
第2実施形態は、結合手段として、クランプ−クランプ受けの構成としたものである。図4には、本第2実施形態のドア内機能制御装置の断面図および平面図を示している。なお、上記第1実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】
本第2実施形態の結合手段は、第1部材としてアクチュエータの筐体40aに固着したクランプ受け45を用いている。クランプ受け45は、内板21および防水用の弾性シート24と筐体40aとで挟まれる高さを有する部材であり、アクチュエータ筐体40aとは、溶接あるいは接着剤などにより接合されている。クランプ受け45のほぼ中心にはクランプ受けのための凹部46が設けられている。
【0036】
一方、ECUの筐体30aには凸部37が設けられ、凸部37の表面には上記クランプ受け45の凹部46に係合するよう第2部材としてのクランプ38が凸部37に一体的に設けられている。
【0037】
したがって、本第2実施形態においては、上記第1実施形態と同様アクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により、電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材であるクランプ受け45の凹部46と、第2部材であるECU筐体30aに一体的に設けられたクランプ38との係合により内板21を挟んで結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0038】
また、第1部材と第2部材とはクランプにより係合するので、組み立て作業を容易にすることができる。
【0039】
なお、上記第1実施形態と同様、円筒形状の弾性部材23および弾性シート24により、アクチュエータ40および内板21とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0040】
なお、クランプとクランプ受けの関係を、図5に示すように、上記第2実施形態と逆の関係になるように構成してもよい。すなわち、図5において、アクチュエータ筐体40aに固着する第1部材として、クランプ46aをECU30側へ突出するように形成したクランプ部材45aを用いる。一方、ECU筐体30aに設けた凸部37aにクランプ46aと係合するようにクランプ受け39を形成し、これを第2部材とする。これによっても、上記第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0041】
(第3実施形態)
第3実施形態は、結合手段としての第1部材を、アクチュエータの筐体40aではなく、内板21に設けた点で、上記第1および第2実施形態とは異なっている。図6に本第3実施形態の断面図を示す。なお、上記各実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
本第3実施形態の結合手段は、第1部材としての袋ナット50と、内板21および防水用の弾性シート24を介して、後述する第2手段としてのビス34との結合により、内板21へ密着するように配置される。
【0043】
一方、ECUの筐体30aには上記第1実施形態と同様、ブラケット33が固着され、ボルト(またはビス)34の長軸部35aをブラケット33および内板21に貫通させ、雄ネジ部51を袋ナット50に螺合させることにより、ブラケット33が内板21と結合される。
【0044】
このように、アクチュエータ40はECU30と第1コネクタ41および第2コネクタ32により電気的、機械的に結合されるとともに、ECU30は、結合手段の第1部材としての袋ナット50と第2部材としてのビス34とにより内板21およびECU筐体30aに固着したブラケット33を挟んで結合するので、アクチュエータ40およびECU30のドア1への取り付け強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0045】
なお、上記第1および第2実施形態と同様、円筒形状の弾性部材23および弾性シート24により、アクチュエータ40および内板21とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0046】
なお、上記第3実施形態では、結合手段として、第1部材を袋ナットとし、内板21およびECUの筐体30aに固着したブラケット33を介して袋ナットに螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としたが、上記第1実施形態における変形例(図3)と同様に、逆の構成、すなわち、アクチュエータ筐体40aとは離間した第1部材42aに突出した雄ネジ部44を設け、この雄ネジ部44を内板21およびブラケット33に貫通させ、ECU30側へ突出した雄ネジ部44にナット34aを螺合して結合するようにしてもよい。
【0047】
(第4実施形態)
第4実施形態は、結合手段として、上記第3実施形態におけるボルト−ナットの代わりに、クランプ−クランプ受けの構成としたものである。図7には、本第4実施形態の断面図を示している。なお、上記第3実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】
本第4実施形態の結合手段は、第1部材としてのクランプ受け55と、内板21および防水用の弾性シート24を介して、後述するクランプ38との結合により、内板21へ密着するように配置される。
【0049】
一方、ECUの筐体30aには上記第2実施形態と同様、凸部37が設けられ、凸部37の表面には上記クランプ受け56の凹部55に係合するようクランプ38が凸部に一体的に設けられている。
【0050】
したがって、本第4実施形態においては、上記第3実施形態と同様アクチュエータ40はECU30と第1コネクタ41および第2コネクタ32により電気的、機械的に結合されるとともに、さらに、ECU30は、結合手段の第1部材としてのクランプ受け55と第2部材としてのクランプ38とが内板21を挟んで結合するので、アクチュエータ40およびECU30のドア1への取り付け強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0051】
なお、上記第3実施形態と同様、円筒形状の弾性部材23および弾性シート24により、アクチュエータ40および内板21とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0052】
なお、上記第4実施形態では、結合手段として、第1部材をクランプ受け55とし、内板21を介してクランプ受け55に係合するクランプ38を第2部材としたが、上記第2実施形態における変形例(図5)と同様に、逆の構成、すなわち、アクチュエータ筐体40aとは離間した第1部材45aに突出したクランプ46aを設け、このクランプ46aを内板21に貫通させ、ECU30側へ突出したクランプ46aにECU筐体30aの凸部37aに設けたクランプ受け39を係合させるようにしてもよい。
【0053】
(第5実施形態)
第5実施形態は、結合手段としてボルト(ビス)とナットを用い、第1部材をアクチュエータの筐体40aに、第2部材をECUの筐体30aにそれぞれ設けた点は、上記第1実施形態と同じである。第1実施形態と異なる点は、第1部材と第2部材とを、内板21を挟むことなく、直接結合することである。
【0054】
図8に、本第5実施形態のドア内機能制御装置の断面図(a)および平面図(b)を示している。なお、上記第1ないし第4実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0055】
本第5実施形態においては、アクチュエータの筐体40aはドア1の外板20および内板21に囲まれた空間内の適宜箇所(図示せず)にビス47、48により固定されている。
【0056】
結合手段は、アクチュエータの筐体40aに固着したナット421を第1部材とし、ECUの筐体30aに固着したブラケット331およびこのブラケット331を介してナット421に螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としている。
【0057】
一方、内板21には、結合手段を通すための円形の結合用穴26が開けられており、さらに、この結合用穴26には、結合手段としてのボルト34により結合されたブラケット331およびナット421が貫通し、これによりECUの筐体30aとアクチュエータの筐体40aとの機械的結合が確実に行われる。
【0058】
このとき、円筒状の防水用弾性部材27が、結合用穴26の外周部でナット421、ブラケット331を囲むように、内板21とアクチュエータの筐体40aとの間に、両者に接着剤、粘着剤もしくは圧接にて密着して挟まれている。これにより、結合用穴26からドアトリム25への水の浸入を防止している。
【0059】
以上のように、本第5実施形態は、ドア1の外板20または内板21に固定されたアクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材であるナット421と第2部材であるボルト34およびブラケット331とにより直接結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を十分確保することができる。
【0060】
したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0061】
また、内板21に設けられている開口部22および結合用穴26の外周は、それぞれ内板21とアクチュエータの筐体40aとの間で、それぞれ防水用弾性部材23および27が密着配置されているので、アクチュエータ40とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0062】
なお、上記第5実施形態では、結合手段として、アクチュエータの筐体40aに設けた第1部材をナット421とし、ECUの筐体30aに固着したブラケット331およびブラケット331を介してナット421に螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としたが、逆の構成でもよい。
【0063】
すなわち、図9に示すように、上記ナット421と同等の外寸形状を有するブロックに雄ネジ44を突出して形成したボルト部材421aを第1部材としてもよい。なお、図9において、図8と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。この場合、ボルト部材421aの雄ネジ部44を内板21およびブラケット331からECUの筐体30a方向へ突出させ、第2部材としてのナット34aにより螺合して、結合することができる。
【0064】
(第6実施形態)
第6実施形態は、結合手段として、上記第5実施形態におけるボルト−ナットの代わりに、クランプ−クランプ受けの構成としたものである。図10には、本第6実施形態のドア内機能制御装置の断面図(a)および平面図(b)を示している。なお、上記第1ないし第5実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0065】
本第6実施形態においては、アクチュエータの筐体40aは、第5実施形態と同様、ドア1の外板20および内板21に囲まれた空間内の適宜箇所(図示せず)にビス47、48により固定されている。
【0066】
結合手段は、アクチュエータの筐体40aに固着したクランプ受け451を第1部材とし、ECUの筐体30aの凸部371に一体的に設けられたクランプ381を第2部材としている。
【0067】
一方、内板21には、結合手段を通すための円形の結合用穴26が開けられており、さらに、この結合用穴26には、結合手段としてのクランプ受け451およびクランプ受け451の凹部46と結合するクランプ381が設けられた凸部371が貫通し、これによりECUの筐体30aとアクチュエータの筐体40aとの機械的結合が確実に行われる。
【0068】
このとき、円筒状の防水用弾性部材27が、結合用穴26の外周部でクランプ受け451および凸部371を囲むように、内板21とアクチュエータの筐体40aとの間に、両者に接着剤で密着して挟まれている。これにより、結合用穴26からドアトリム25への水の浸入を防止している。
【0069】
したがって、本第6実施形態においては、上記第5実施形態と同様、ドア1の外板20または内板21に固定されたアクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材であるクランプ受け451の凹部46と、第2部材であるECU筐体30aに一体的に設けられたクランプ381との係合により直接結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を十分確保することができる。
【0070】
したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0071】
また、第1部材と第2部材とはクランプにより係合するので、組み立て作業を容易にすることができる。
【0072】
なお、内板21に設けられている開口部22および結合用穴26の外周は、それぞれ内板21とアクチュエータの筐体40aとの間で、それぞれ防水用弾性部材23および27が密着配置されているので、アクチュエータ40とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0073】
なお、クランプとクランプ受けの関係を、図11に示すように、上記第6実施形態と逆の関係になるように構成してもよい。すなわち、図11において、アクチュエータ筐体40aに固着する第1部材として、クランプ461aをECU30側へ突出するように形成したクランプ部材451aを用いる。一方、ECU筐体30aに設けた凸部371aにクランプ461aと係合するようにクランプ受け39を形成し、これを第2部材とする。これによっても、上記第6実施形態と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のドア内機能制御装置の配置状態を示す図である。
【図2】第1実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図3】第1実施形態の他の例を示す図である。
【図4】第2実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図5】第2実施形態の他の例を示す図である。
【図6】第3実施形態のドア内における断面図である。
【図7】第4実施形態のドア内における断面図である。
【図8】第5実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図9】第5実施形態の他の例を示す図である。
【図10】第6実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図11】第6実施形態の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1…ドア、2…ドアロックアクチュエータ、3…ドアロックECU、
4…PW用スイッチ、5…PWスイッチ用ECU、6…ドアランプ、
7…ランプECU、8…ドアミラー、9…ミラーECU、
20…外板、21…内板、22…開口部、23…弾性部材、
24…弾性シート、30…PWモータECU、30a…ECU筐体、
31…筐体突出部、32…第2コネクタ、33…ブラケット、
34…ビス(またはボルト)、34a…ナット、35…雄ネジ部、
35a…長軸部、36…電気コネクタ、37、37a…凸部、
38…クランプ、39…クランプ受け、40…PW用アクチュエータ、
40a…アクチュエータ筐体、41…第1コネクタ、42…袋ナット、
42a…ボルト部材、44…雄ネジ部、45…クランプ受け、
45a…クランプ部材、46…凹部、46a…クランプ、
50…袋ナット、51…雄ネジ部、55…クランプ受け、56…凹部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドア内機能制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、ドア内に設けられたパワーウインドウ制御装置として、アクチュエータであるウインドシールドの開閉用モータをドアの外板と内板とで囲まれる空間に配置し、そのアクチュエータの制御回路であるECUとアクチュエータとをコネクタで接続するものがあった(特開2001−88552号公報)。この従来技術は、アクチュエータとECUとを結合するコネクタ部を覆うように弾性部材で形成された防水部を設けることにより、外板と内板との空間に存在する雨水などの水分がECUへ進入するのを防止している。
【0003】
しかし、アクチュエータとECUとの結合およびドア内板への結合は電気コネクタおよびそれを取り囲む防水部のみであり、ドアの開閉時の振動および衝撃や車両走行中の振動によってアクチュエータおよびECUの取り付けにガタが発生することに対する対策を行う上で改善の余地があった。さらにこのようなガタが生ずると、コネクタの電気接続性能も低下する、すなわち機能制御装置の動作不良が発生する可能性があった。
【0004】
本発明は上記点に鑑みて、ドアの開閉時や、車両走行中の振動や衝撃に対して、取り付け不良や動作不良が生じないドア内機能制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、外板と内板とを有する車両のドア内に取り付けられているアクチュエータおよび該アクチュエータを制御するECUを備えた機能制御装置であって、前記アクチュエータには筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUは筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを前記内板を介して固定接続する結合手段を有することを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、ドア内機能制御装置を構成するアクチュエータとECUとが、第1および第2コネクタの直接接続により電気的、および機械的に結合されると共に、結合手段によりアクチュエータの筐体とECUの筐体とが内板を介して固定される、すなわち、アクチュエータおよびECUがそれぞれ内板に固定されるので、第1および第2コネクタのみの結合に比べて、機能制御装置全体のドアへの取り付け強度を増すことができ、ドアの開閉や走行中ドアに発生する振動や衝撃に対して、取り付け不良が発生することを防止できる。
【0007】
なお、前記結合手段は、請求項2に記載のように、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して固定接続されるようにすることができる。
【0008】
更に、前記結合手段は、請求項3に記載のように、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して固定接続されるようにすることができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、外板と内板とを有する車両のドア内に取り付けられているアクチュエータおよび該アクチュエータを制御するECUを備えた機能制御装置であって、
前記アクチュエータには筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUは筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、
前記内板と前記ECUの筐体とを固定接続する結合手段を有することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、ドア内機能制御装置を構成するアクチュエータとECUとが、第1および第2コネクタの直接接続により電気的、および機械的に結合されると共に、結合手段によりECUの筐体が内板に固定されるので、第1および第2コネクタのみの結合に比べて、機能制御装置全体のドアへの取り付け強度を増すことができ、ドアの開閉や走行中ドアに発生する振動や衝撃に対して、取り付け不良を発生することを防止できる。
【0011】
なお、前記結合手段は、請求項5に記載のように、前記内板に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して固定接続されるようにすることができる。
【0012】
さらに、前記結合手段は、請求項6に記載のように、前記内板に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して固定接続されるようにすることがきる。
【0013】
請求項7に記載の発明は、前記アクチュエータおよびECUは互いに前記内板を挟んで配置され、前記内板には前記第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続のための開口部が設けられているとともに、前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記開口部の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、内板を挟んで位置するアクチュエータとECUとが、内板に設けた開口部を通して第1および第2コネクタにより接続される状態で、開口部の外周部に設けた防水用の弾性部材をアクチュエータと内板とで挟むことにより密着させるので、アクチュエータ側からECU側への水分の侵入を防ぎ、防水効果を奏することができる。
【0015】
請求項8に記載の発明は、外板と内板とを有する車両のドア内に、前記内板の両面側にそれぞれ配置されるアクチュエータと該アクチュエータを制御するECUとを備えた機能制御装置であって、前記アクチュエータの筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUの筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを固定接続する結合手段を有することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、ドア内機能制御装置を構成するアクチュエータとECUとが、第1および第2コネクタの直接接続により電気的、および機械的に結合されるとともに、結合手段によりアクチュエータの筐体とECUの筐体とが固定接続されるので、第1および第2コネクタのみの結合に比べて、アクチュエータとECUとの取り付け強度を増すことができ、ドアの開閉や走行中ドアに発生する振動や衝撃に対して、取り付け不良や動作不良が発生することを防止できる。
【0017】
前記結合手段は、請求項9に記載のように、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを前記内板を介して固定接続することができる。これにより、ECUとアクチュエータとを内板に同時に固定することにより、取り付け不良の発生を防止することができる。
【0018】
請求項10に記載の発明は、前記内板には、前記結合手段を通す結合用穴が設けられているとともに、前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記結合用穴の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、内板に設けられたECUとアクチュエータとを結合する結合手段を通す結合用穴の外周部で、内板とアクチュエータの筐体との間で両者に密着するように防水用弾性部材を配置するので、アクチュエータの筐体側から結合用穴への水分の侵入を防止することができる。
【0020】
前記結合手段は、請求項11に記載のように、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して直接固定接続されるようにしても、あるいは、請求項12に記載のように、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して直接固定接続されるようにしても、いずれでもよい。
【0021】
請求項13に記載の発明は、前記内板には、前記第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続のための開口部が設けられているとともに、前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記開口部の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、アクチュエータとECUとが、内板に設けた開口部を通して第1および第2コネクタにより接続される状態で、開口部の外周部に設けた防水用の弾性部材をアクチュエータと内板とで挟むことにより密着させるので、アクチュエータ側からECU側への水分の侵入を防ぎ、防水効果を奏することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本第1実施形態のドア内機能制御装置がドア1内に配置されている様子を簡略化して示したものである。図1において、ウインドシールド10の開閉駆動を行うパワーウインドウ(以下PWという)用アクチュエータ40とその制御信号を出力するPW用ECU30とが、後述するようにそれぞれ外板20と内板21との間および内板21とドアトリム25との間に配置され、それぞれコネクタにより直接結合し、電気的に接続されている。
【0024】
また、ドアロックの駆動を行うドアロックアクチュエータ2およびその制御装置であるドアロックECU3、ウインドシールド10の開閉を指示するパワーウインドウ(以下PWという)用スイッチ4およびそのスイッチ操作による駆動信号を発生するPWスイッチ用ECU5、ドア1の開閉に伴い点灯または消灯するドアランプ6およびその制御回路であるランプECU7、あるいは、ドアミラー8の可倒制御やミラー部の視覚角度調整を行うミラーECU9および図示しないミラー8内に配置された図示しないミラー用アクチュエータが、それぞれ、コネクタにより直接結合し、電気的に接続されている。
【0025】
本第1実施形態は、上述した各アクチュエータとその制御を行うECUとを、それぞれの筐体に設けたコネクタにより直接結合して、両者の機械的結合と電気的な接続を行い、さらに、上記ECUの筐体をアクチュエータの筐体またはドア1の内板へ機械的結合を行うことにより、ドアの開閉に伴う振動や衝撃に対して取り付けガタを生じさせないようにしたものである。以下では、PW用ECU30とPW用アクチュエータ40との結合を例に説明を行う。
【0026】
図2(a)は、ドア1の外板20と内板21およびドアトリム25で囲まれたドア内の断面図である。また、図2(b)は、ECU30側から見た平面図である。なおドアトリム25は簡略化して示してある。また、PW用アクチュエータ40により駆動されるウインドシールド10は、図2ないし図7においては記載を省略している。さらに、以下では、ECU30の筐体およびアクチュエータ40の筐体をそれぞれ符号30aおよび40aで表す。
【0027】
PW用アクチュエータの筐体40aは、外板20と内板21との間に配置される。筐体40aには、第1コネクタとしての電気コネクタ41が設けられている。一方、内板21にはECU30とアクチュエータ40との電気接続のために円形の開口部22が設けられている。
【0028】
この電気コネクタ41および内板21の開口部22を取り囲むようにその外周部に円筒状の防水用弾性部材23が配置され、アクチュエータ40のドア1への組み付け時にはアクチュエータの筐体40aと内板21とに、接着剤、粘着剤もしくは圧接にて両者に接合された弾性部材23が挟まれて、アクチュエータの筐体40aおよび開口部22からドアトリム25への水の侵入を防止している。
【0029】
また、アクチュエータ筐体40aには、結合手段の第1部材としてのナット42が、溶接あるいは接着剤などにより接合されている。このナット42は袋ナットとすることにより、前記接合部での防水性を高めている。
【0030】
一方、PW用ECUの筐体30aは、開口部22を通って内板21の反対側に突き出た部分31の端部に、第2コネクタとしての電気コネクタ32が設けられ、前記アクチュエータ40の第1コネクタ41と直接結合されている。また、ECUの筐体30aには、他の電気コネクタ36が設けられ、図示しないPWスイッチ用ECU5のコネクタとワイヤによる接続、又はコネクタ間の直接接続により、信号の送受を行っている。
【0031】
さらに、PW用ECUの筐体30aにはブラケット33が固着され、ブラケット33と内板21とを挟むように、結合手段の第2部材としてのボルト(またはビス)34の雄ネジ部35がナット42に螺合されている。なお、ナット42と内板21との間には弾性シート24が介挿され、ビス34とナット42との締め付けにより弾性シート24はナット42および内板21に密着して防水機能を果たしている。
【0032】
本第1実施形態は、以上のように構成されているので、アクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により、電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材である袋ナット42と第2部材であるボルト(またはビス)34とにより内板21およびECUの筐体30aに固着されたブラケット33を挟んで結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0033】
なお、上記第1実施形態では、結合手段として、アクチュエータの筐体40aに設けた第1部材をナットとし、ECUの筐体30aに固着したブラケット33を介してナットに螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としたが、逆の構成でもよい。すなわち、図3に示すように、上記ナット42と同等の外寸形状を有するブロックに雄ネジ44を突出して形成したボルト部材42aを第1部材としてもよい。なお、図3において、図2と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。この場合、ボルト部材42aの雄ネジ部44を内板21およびブラケット33からECUの筐体30a方向へ突出させ、第2部材としてのナット34aにより螺合して、結合することができる。
【0034】
(第2実施形態)
第2実施形態は、結合手段として、クランプ−クランプ受けの構成としたものである。図4には、本第2実施形態のドア内機能制御装置の断面図および平面図を示している。なお、上記第1実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】
本第2実施形態の結合手段は、第1部材としてアクチュエータの筐体40aに固着したクランプ受け45を用いている。クランプ受け45は、内板21および防水用の弾性シート24と筐体40aとで挟まれる高さを有する部材であり、アクチュエータ筐体40aとは、溶接あるいは接着剤などにより接合されている。クランプ受け45のほぼ中心にはクランプ受けのための凹部46が設けられている。
【0036】
一方、ECUの筐体30aには凸部37が設けられ、凸部37の表面には上記クランプ受け45の凹部46に係合するよう第2部材としてのクランプ38が凸部37に一体的に設けられている。
【0037】
したがって、本第2実施形態においては、上記第1実施形態と同様アクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により、電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材であるクランプ受け45の凹部46と、第2部材であるECU筐体30aに一体的に設けられたクランプ38との係合により内板21を挟んで結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0038】
また、第1部材と第2部材とはクランプにより係合するので、組み立て作業を容易にすることができる。
【0039】
なお、上記第1実施形態と同様、円筒形状の弾性部材23および弾性シート24により、アクチュエータ40および内板21とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0040】
なお、クランプとクランプ受けの関係を、図5に示すように、上記第2実施形態と逆の関係になるように構成してもよい。すなわち、図5において、アクチュエータ筐体40aに固着する第1部材として、クランプ46aをECU30側へ突出するように形成したクランプ部材45aを用いる。一方、ECU筐体30aに設けた凸部37aにクランプ46aと係合するようにクランプ受け39を形成し、これを第2部材とする。これによっても、上記第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0041】
(第3実施形態)
第3実施形態は、結合手段としての第1部材を、アクチュエータの筐体40aではなく、内板21に設けた点で、上記第1および第2実施形態とは異なっている。図6に本第3実施形態の断面図を示す。なお、上記各実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
本第3実施形態の結合手段は、第1部材としての袋ナット50と、内板21および防水用の弾性シート24を介して、後述する第2手段としてのビス34との結合により、内板21へ密着するように配置される。
【0043】
一方、ECUの筐体30aには上記第1実施形態と同様、ブラケット33が固着され、ボルト(またはビス)34の長軸部35aをブラケット33および内板21に貫通させ、雄ネジ部51を袋ナット50に螺合させることにより、ブラケット33が内板21と結合される。
【0044】
このように、アクチュエータ40はECU30と第1コネクタ41および第2コネクタ32により電気的、機械的に結合されるとともに、ECU30は、結合手段の第1部材としての袋ナット50と第2部材としてのビス34とにより内板21およびECU筐体30aに固着したブラケット33を挟んで結合するので、アクチュエータ40およびECU30のドア1への取り付け強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0045】
なお、上記第1および第2実施形態と同様、円筒形状の弾性部材23および弾性シート24により、アクチュエータ40および内板21とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0046】
なお、上記第3実施形態では、結合手段として、第1部材を袋ナットとし、内板21およびECUの筐体30aに固着したブラケット33を介して袋ナットに螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としたが、上記第1実施形態における変形例(図3)と同様に、逆の構成、すなわち、アクチュエータ筐体40aとは離間した第1部材42aに突出した雄ネジ部44を設け、この雄ネジ部44を内板21およびブラケット33に貫通させ、ECU30側へ突出した雄ネジ部44にナット34aを螺合して結合するようにしてもよい。
【0047】
(第4実施形態)
第4実施形態は、結合手段として、上記第3実施形態におけるボルト−ナットの代わりに、クランプ−クランプ受けの構成としたものである。図7には、本第4実施形態の断面図を示している。なお、上記第3実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】
本第4実施形態の結合手段は、第1部材としてのクランプ受け55と、内板21および防水用の弾性シート24を介して、後述するクランプ38との結合により、内板21へ密着するように配置される。
【0049】
一方、ECUの筐体30aには上記第2実施形態と同様、凸部37が設けられ、凸部37の表面には上記クランプ受け56の凹部55に係合するようクランプ38が凸部に一体的に設けられている。
【0050】
したがって、本第4実施形態においては、上記第3実施形態と同様アクチュエータ40はECU30と第1コネクタ41および第2コネクタ32により電気的、機械的に結合されるとともに、さらに、ECU30は、結合手段の第1部材としてのクランプ受け55と第2部材としてのクランプ38とが内板21を挟んで結合するので、アクチュエータ40およびECU30のドア1への取り付け強度を高めることができる。したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0051】
なお、上記第3実施形態と同様、円筒形状の弾性部材23および弾性シート24により、アクチュエータ40および内板21とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0052】
なお、上記第4実施形態では、結合手段として、第1部材をクランプ受け55とし、内板21を介してクランプ受け55に係合するクランプ38を第2部材としたが、上記第2実施形態における変形例(図5)と同様に、逆の構成、すなわち、アクチュエータ筐体40aとは離間した第1部材45aに突出したクランプ46aを設け、このクランプ46aを内板21に貫通させ、ECU30側へ突出したクランプ46aにECU筐体30aの凸部37aに設けたクランプ受け39を係合させるようにしてもよい。
【0053】
(第5実施形態)
第5実施形態は、結合手段としてボルト(ビス)とナットを用い、第1部材をアクチュエータの筐体40aに、第2部材をECUの筐体30aにそれぞれ設けた点は、上記第1実施形態と同じである。第1実施形態と異なる点は、第1部材と第2部材とを、内板21を挟むことなく、直接結合することである。
【0054】
図8に、本第5実施形態のドア内機能制御装置の断面図(a)および平面図(b)を示している。なお、上記第1ないし第4実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0055】
本第5実施形態においては、アクチュエータの筐体40aはドア1の外板20および内板21に囲まれた空間内の適宜箇所(図示せず)にビス47、48により固定されている。
【0056】
結合手段は、アクチュエータの筐体40aに固着したナット421を第1部材とし、ECUの筐体30aに固着したブラケット331およびこのブラケット331を介してナット421に螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としている。
【0057】
一方、内板21には、結合手段を通すための円形の結合用穴26が開けられており、さらに、この結合用穴26には、結合手段としてのボルト34により結合されたブラケット331およびナット421が貫通し、これによりECUの筐体30aとアクチュエータの筐体40aとの機械的結合が確実に行われる。
【0058】
このとき、円筒状の防水用弾性部材27が、結合用穴26の外周部でナット421、ブラケット331を囲むように、内板21とアクチュエータの筐体40aとの間に、両者に接着剤、粘着剤もしくは圧接にて密着して挟まれている。これにより、結合用穴26からドアトリム25への水の浸入を防止している。
【0059】
以上のように、本第5実施形態は、ドア1の外板20または内板21に固定されたアクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材であるナット421と第2部材であるボルト34およびブラケット331とにより直接結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を十分確保することができる。
【0060】
したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0061】
また、内板21に設けられている開口部22および結合用穴26の外周は、それぞれ内板21とアクチュエータの筐体40aとの間で、それぞれ防水用弾性部材23および27が密着配置されているので、アクチュエータ40とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0062】
なお、上記第5実施形態では、結合手段として、アクチュエータの筐体40aに設けた第1部材をナット421とし、ECUの筐体30aに固着したブラケット331およびブラケット331を介してナット421に螺合するボルト(またはビス)34を第2部材としたが、逆の構成でもよい。
【0063】
すなわち、図9に示すように、上記ナット421と同等の外寸形状を有するブロックに雄ネジ44を突出して形成したボルト部材421aを第1部材としてもよい。なお、図9において、図8と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。この場合、ボルト部材421aの雄ネジ部44を内板21およびブラケット331からECUの筐体30a方向へ突出させ、第2部材としてのナット34aにより螺合して、結合することができる。
【0064】
(第6実施形態)
第6実施形態は、結合手段として、上記第5実施形態におけるボルト−ナットの代わりに、クランプ−クランプ受けの構成としたものである。図10には、本第6実施形態のドア内機能制御装置の断面図(a)および平面図(b)を示している。なお、上記第1ないし第5実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0065】
本第6実施形態においては、アクチュエータの筐体40aは、第5実施形態と同様、ドア1の外板20および内板21に囲まれた空間内の適宜箇所(図示せず)にビス47、48により固定されている。
【0066】
結合手段は、アクチュエータの筐体40aに固着したクランプ受け451を第1部材とし、ECUの筐体30aの凸部371に一体的に設けられたクランプ381を第2部材としている。
【0067】
一方、内板21には、結合手段を通すための円形の結合用穴26が開けられており、さらに、この結合用穴26には、結合手段としてのクランプ受け451およびクランプ受け451の凹部46と結合するクランプ381が設けられた凸部371が貫通し、これによりECUの筐体30aとアクチュエータの筐体40aとの機械的結合が確実に行われる。
【0068】
このとき、円筒状の防水用弾性部材27が、結合用穴26の外周部でクランプ受け451および凸部371を囲むように、内板21とアクチュエータの筐体40aとの間に、両者に接着剤で密着して挟まれている。これにより、結合用穴26からドアトリム25への水の浸入を防止している。
【0069】
したがって、本第6実施形態においては、上記第5実施形態と同様、ドア1の外板20または内板21に固定されたアクチュエータ40とECU30とが第1コネクタと第2コネクタとの直接接続により電気的な接続だけでなく機械的にも結合され、さらに、アクチュエータの筐体40aに固着された結合手段の第1部材であるクランプ受け451の凹部46と、第2部材であるECU筐体30aに一体的に設けられたクランプ381との係合により直接結合するので、ECU30およびアクチュエータ40のドア1への結合強度を十分確保することができる。
【0070】
したがって、ドアの開閉や車両走行中にドアに作用する振動や衝撃に対して、ガタなどの取り付け不良が発生しないようにすることができる。
【0071】
また、第1部材と第2部材とはクランプにより係合するので、組み立て作業を容易にすることができる。
【0072】
なお、内板21に設けられている開口部22および結合用穴26の外周は、それぞれ内板21とアクチュエータの筐体40aとの間で、それぞれ防水用弾性部材23および27が密着配置されているので、アクチュエータ40とECU30との間の防水効果を得ることができる。
【0073】
なお、クランプとクランプ受けの関係を、図11に示すように、上記第6実施形態と逆の関係になるように構成してもよい。すなわち、図11において、アクチュエータ筐体40aに固着する第1部材として、クランプ461aをECU30側へ突出するように形成したクランプ部材451aを用いる。一方、ECU筐体30aに設けた凸部371aにクランプ461aと係合するようにクランプ受け39を形成し、これを第2部材とする。これによっても、上記第6実施形態と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のドア内機能制御装置の配置状態を示す図である。
【図2】第1実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図3】第1実施形態の他の例を示す図である。
【図4】第2実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図5】第2実施形態の他の例を示す図である。
【図6】第3実施形態のドア内における断面図である。
【図7】第4実施形態のドア内における断面図である。
【図8】第5実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図9】第5実施形態の他の例を示す図である。
【図10】第6実施形態のドア内における、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図11】第6実施形態の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1…ドア、2…ドアロックアクチュエータ、3…ドアロックECU、
4…PW用スイッチ、5…PWスイッチ用ECU、6…ドアランプ、
7…ランプECU、8…ドアミラー、9…ミラーECU、
20…外板、21…内板、22…開口部、23…弾性部材、
24…弾性シート、30…PWモータECU、30a…ECU筐体、
31…筐体突出部、32…第2コネクタ、33…ブラケット、
34…ビス(またはボルト)、34a…ナット、35…雄ネジ部、
35a…長軸部、36…電気コネクタ、37、37a…凸部、
38…クランプ、39…クランプ受け、40…PW用アクチュエータ、
40a…アクチュエータ筐体、41…第1コネクタ、42…袋ナット、
42a…ボルト部材、44…雄ネジ部、45…クランプ受け、
45a…クランプ部材、46…凹部、46a…クランプ、
50…袋ナット、51…雄ネジ部、55…クランプ受け、56…凹部。
Claims (13)
- 外板と内板とを有する車両のドア内に取り付けられているアクチュエータおよび該アクチュエータを制御するECUを備えた機能制御装置であって、
前記アクチュエータの筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUの筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、
前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを前記内板を介して固定接続する結合手段を有することを特徴とするドア内機能制御装置。 - 前記結合手段は、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して固定接続されることを特徴とする請求項1に記載のドア内機能制御装置。
- 前記結合手段は、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して固定接続されることを特徴とする請求項1に記載のドア内機能制御装置。
- 外板と内板とを有する車両のドア内に取り付けられているアクチュエータおよび該アクチュエータを制御するECUを備えた機能制御装置であって、
前記アクチュエータの筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUの筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、
前記内板と前記ECUの筐体とを固定接続する結合手段を有することを特徴とするドア内機能制御装置。 - 前記結合手段は、前記内板に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して固定接続されることを特徴とする請求項4に記載のドア内機能制御装置。
- 前記結合手段は、前記内板に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して固定接続されることを特徴とする請求項4に記載のドア内機能制御装置。
- 前記アクチュエータおよびECUは互いに前記内板を挟んで配置され、前記内板には前記第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続のための開口部が設けられているとともに、
前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記開口部の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のドア内機能制御装置。 - 外板と内板とを有する車両のドア内に、前記内板の両面側にそれぞれ配置されるアクチュエータと該アクチュエータを制御するECUとを備えた機能制御装置であって、
前記アクチュエータの筐体に電気的接続を行うための第1コネクタが設けられ、前記ECUの筐体に電気的接続を行うための第2コネクタが設けられ、前記第1および第2コネクタが互いに直接接続されていると共に、
前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを固定接続する結合手段を有することを特徴とするドア内機能制御装置。 - 前記結合手段は、前記ECUの筐体と前記アクチュエータの筐体とを前記内板を介して固定接続することを特徴とする請求項8に記載のドア内機能制御装置。
- 前記内板には、前記結合手段を通す結合用穴が設けられているとともに、
前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記結合用穴の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする請求項8に記載のドア内機能制御装置。 - 前記結合手段は、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にボルトを設け、該第1および第2部材がナットにより互いに係合して直接固定接続されることを特徴とする請求項10に記載のドア内機能制御装置。
- 前記結合手段は、前記アクチュエータの筐体に固着された第1部材と前記ECUの筐体に固着された第2部材とからなり、前記第1および第2部材のいずれか一方にクランプを設け、他方にクランプ受けを設け、該第1および第2部材が前記クランプおよびクランプ受けにより互いに係合して直接固定接続されることを特徴とする請求項10に記載のドア内機能制御装置。
- 前記内板には、前記第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続のための開口部が設けられているとともに、
前記内板の前記アクチュエータ側の面には前記開口部の外周部に防水用弾性部材を備え、前記アクチュエータの筐体は前記防水用弾性部材を挟んで前記内板に密着されていることを特徴とする請求項8ないし12のいずれか1つに記載のドア内機能制御装置。
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