JP2004061290A - 半導体装置用評価装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波コンタクタを使用することなく被評価半導体装置と評価基板との十分な電極間接触を得ることができる半導体装置用評価装置を提供する。
【解決手段】基体を構成するマウント部1、このマウント部1に装着され被評価半導体装置7の電極71、72が直接圧接される接触部3C、3Dを有する電極部3A、3Bと、上記接触部3C、3Dの周縁部に設けられ表裏を貫通する貫通部30とを有する半導体装置用評価基板2及び上記マウント部1に設けられ先端部が上記貫通部30を経て上記電極部とほぼ同一面に位置し、上記被評価半導体装置7のグランド電極73と当接し得るようにされたグランド端子部33を備えた構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】基体を構成するマウント部1、このマウント部1に装着され被評価半導体装置7の電極71、72が直接圧接される接触部3C、3Dを有する電極部3A、3Bと、上記接触部3C、3Dの周縁部に設けられ表裏を貫通する貫通部30とを有する半導体装置用評価基板2及び上記マウント部1に設けられ先端部が上記貫通部30を経て上記電極部とほぼ同一面に位置し、上記被評価半導体装置7のグランド電極73と当接し得るようにされたグランド端子部33を備えた構成とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置用評価装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の半導体装置用評価装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。この図において、1は半導体装置用評価装置の基体を構成するマウント部で、導電性及び放熱性に優れたアルミ、銅等で構成されている。2は上記マウント部1の上面に装着される半導体装置用評価基板(以下、評価基板という)で、熱硬化性のテフロン(登録商標)、ガラスエポキシ等により構成されている。3A、3Bは評価基板2の表面に設けられたライン状パターンからなる電極部で、3Aと3Bは評価基板2のほぼ中央部で所定の間隔を介して配置されると共に、L、C等の図示しないマッチング回路を含み、評価基板2の端縁部において図示しない評価装置に接続されている。4は評価基板2をマウント部に固定するためのねじ孔、5は後述する高周波コンタクタの固定ねじを貫通させるための貫通孔、6は被評価半導体装置7を装着して評価基板2の電極部3A、3Bに接続するための高周波コンタクタで、一方の面から他方の面に貫通してそれぞれの面で電気接触部を形成する所定数の金属ピン8を有し、一方の面の接触部は被評価半導体装置7の電極(図示せず)と接触し得るように配置され、他方の面の接触部は高周波コンタクタ6を評価基板2の所定位置に固定した時、電極部3A、3Bに接触し得るように配置されている。
【0003】
9は高周波コンタクタ6を固定するためのねじ孔で、このねじ孔9に挿入された固定ねじ(図示せず)は評価基板2の貫通孔5を貫通してマウント部1にねじ止めされ、高周波コンタクタ6を評価基板2の所定位置に固定する。
被評価半導体装置7の評価は、被評価半導体装置7の電極が高周波コンタクタ6の一方の面の各接触部と接触するように高周波コンタクタ6上に装着し、図示しない押さえ機構によって被評価半導体装置7の全電極が高周波コンタクタ6の接触部及びグランドと十分に接触するまで押圧した状態で実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体装置用評価装置は以上のように構成され、被評価半導体装置7を評価基板2に接続する手段として高周波コンタクタ6を使用していたため、高周波コンタクタ6自体のインダクタンスとコンダクタンスを含めた測定が行なわれ、被評価半導体装置7の特性値を正確に測定、評価できないことから、高周波コンタクタ6自体のインダクタンスとコンダクタンスを除外するための測定値補正を行なう必要があるという問題点があった。
また、高周波コンタクタ6を使用するため、被評価半導体装置7の装着部近傍にチップ部品を装着することがむつかしくなる結果、評価できない半導体装置が発生していた。また、高周波コンタクタ6は多数の被評価半導体装置7との精密な接触構造を必要とするため、製作に長期間を要し、高価であるため評価コストが高くなるという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、高周波コンタクタを使用することなく被評価半導体装置と評価基板との十分な電極間接触を得ることができる半導体装置用評価装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、基体を構成するマウント部と、表裏を貫通する貫通部が形成され、この貫通部の周縁に設けられ被評価半導体装置の電極が圧接される接触部を具備する電極部を有し、上記マウント部に装着される半導体装置用評価基板と、上記貫通部を経て上記電極部とほぼ同一面に位置して、上記被評価半導体装置のグランド電極と当接し得るようにマウント部に設けられたグランド端子部とを備えたものである。
【0007】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板と上記マウント部との間に押圧手段を設け、上記接触部とその下面の半導体装置用評価基板が上記被評価半導体装置側へ反り上がるようにしたものである。
【0008】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板の上記マウント部側を削り込み、上記貫通部と削り込まれた上記半導体装置用評価基板とで形成される個所に上記押圧手段を装着するようにしたものである。
【0009】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記グランド端子部が、上記マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から上記電極面に向けて延在する延在部とを有するものである。
【0010】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記マウント部に凹所を形成し、この凹所に上記グランド端子部の装着部を嵌入したものである。
【0011】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記半導体装置用評価基板の上記接触部下面の削り込まれたマウント部側の面と上記電極部を有する面との間にグランド層を形成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1の構成を概略的に示す分解斜視図、図2は、図1のII―II線からみた断面図、図3は、評価基板を裏面からみた斜視図である。
これらの図において、1は半導体装置用評価装置の基体を構成するマウント部で、導電性及び放熱性に優れたアルミ、銅等で構成されている。2は上記マウント部1の上面に装着される評価基板で、熱硬化性のテフロン(登録商標)、ガラスエポキシ等により構成されている。3A、3Bは評価基板2の表面に設けられたライン状パターンからなる電極部で、3Aと3Bは評価基板2のほぼ中央部で所定の間隔を介して配置されると共に、L、C等の図示しないマッチング回路を含み、評価基板2の端縁部において図示しない評価装置に接続されている。
30は評価基板2のほぼ中央部において、電極部3A、3Bの内端の接触部3C、3Dの下面に位置する部分を除く形で接触部3C、3Dの周縁部に設けられ、評価基板2の表裏を貫通する貫通部である。なお、評価基板2は電極部3A、3Bを含めて0.6mm程度の厚さとされているが、接触部3C、3Dの下面に位置する部分の評価基板2は図2及び図3に示すように、裏面、即ちマウント部側が一部削り込まれ、電極部内端の接触部3C、3Dを含めた厚さが0.2mm程度となるように薄くされている。
【0013】
31は評価基板2とマウント部1との間で貫通部30に嵌合された押圧手段で、絶縁ゴム材によって構成され、図2に示すように、電極部の接触部3C、3D及びその下面に位置する評価基板2に対して図において上方向の押圧力を作用させ、電極部の接触部3C、3D及びその下面に位置する評価基板2の先端部を図2に示すように、0.1mm程度、反り上がらせるものである。また、押圧手段である絶縁ゴム材31には、その中央部に貫通孔32が形成されている。
33はマウント部1に設けられたグランド端子部で、金属または導電性ゴムによって構成され、被評価半導体装置7のグランド接続及び放熱を目的として図2に示すように絶縁ゴム材31の貫通孔32を貫通して先端面、即ち図において上端面が電極部3A、3Bとほぼ同一面となるようにされている。
【0014】
このような構成において、半導体装置の評価を行なう場合には、図1及び図2に示すように、被評価半導体装置7の電極71、72及びグランド端子73を評価基板2の貫通部30の直上から電極部3A、3Bの接触部3C、3Dに向けて図示しない押さえ機構によって押し下げる。この時、電極部3A、3Bの接触部3C、3Dは図2に示すように反り上がっているため、先ず、被評価半導体装置7の電極71と接触部3D及び電極72と接触部3Cが接触する。
押さえ機構によって被評価半導体装置7を更に押し下げると接触部3C、3Dは接圧を保って押し下げられ、被評価半導体装置7のグランド端子73がグランド端子部である金属または導電性ゴム33に接触する。この状態を保持して被評価半導体装置7の評価のための測定が行なわれる。
測定が完了すると、図示しない押さえ機構を上昇させ、被評価半導体装置7を取り替えて上述の動作を繰り返す。
【0015】
この実施の形態によれば、被評価半導体装置7は評価基板2の電極部の接触部3C、3D及びグランド端子部33に直接接触し、従来、使用していた高価な高周波コンタクタを必要としないため、安価に構成することができると共に、高周波コンタクタ自体の特性の補正を行なう必要もない。
また、高周波コンタクタを使用していた場合に搭載することができなかったチップ部品が高周波コンタクタがないために搭載可能となり、評価可能な半導体装置を拡大することができる。
更に、電極部の接触部3C、3Dの下面に位置する評価基板2を削り込んで接触部3C、3D部分の厚さを薄くしているため、押圧手段である絶縁ゴム材31の押圧力を受けて電極部の接触部3C、3D及びその下面に位置する評価基板2が反り上がり易くなり、被評価半導体装置7の電極との接圧が確保される結果、被評価半導体装置7と電極部の接触部3C、3Dとの直接接触で的確な評価が可能となるものである。更にまた、接触部3C、3Dの厚さを薄くすることにより、評価基板2とマウント部1との間に絶縁ゴム材31の嵌合スペースを確保することができるため、評価装置をコンパクトに構成することができる。
【0016】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。図4は、実施の形態2の構成を概略的に示す分解斜視図、図5は、マウント部へのグランド端子部と押圧手段である絶縁ゴム材との装着状態を示す断面図である。
これらの図において、図1〜図3と同一または相当部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。図1〜図3と異なる点は、グランド端子部を、マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から電極面に向けて延在する延在部とから構成するようにした点である。即ち、図4において、34はグランド端子部で、マウント部1に装着される装着部34Aと、この装着部34Aより幅狭に形成され、装着部34Aから電極部3Aまたは3Bの面に向けて延在する延在部34Bとから構成されている。
【0017】
また、35はマウント部1に形成された凹所で、図5に示されるように、グランド端子34の装着部34Aが嵌入され、押圧手段である絶縁ゴム材31がマウント部1の上面に接する形で延在部34Bに嵌装されることになる。なお、グランド端子部が図1及び図2に33で示されるように、単純な平板状である場合には、その下端部を凹所35に嵌入してもよい。
このような構成とすることにより、グランド端子部33あるいは34の位置ずれと外れを防止することができる。また、グランド端子部が図4及び図5に34で示す構成とされる場合においても、マウント部1に装着される評価基板2は図1に示す構成のものが使用されることは云うまでもない。
【0018】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図6は、実施の形態3における評価基板2の構成を概略的に示す断面図である。評価基板以外の構成は実施の形態1あるいは2と同様であるため説明を省略する。
この実施の形態は、図6に示すように、電極部3A、3Bの接触部3C、3Dの下面に位置する評価基板2が削り込まれたマウント部側の面と電極部3A、3Bを有する面との中間部にグランド層40を設けることを特徴とする。
このような構成とすることにより、評価基板の高周波特性への削り込みによる影響を受けにくくすることができる。
【0019】
【発明の効果】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、基体を構成するマウント部と、表裏を貫通する貫通部が形成され、この貫通部の周縁に設けられ被評価半導体装置の電極が圧接される接触部を具備する電極部を有し、上記マウント部に装着される半導体装置用評価基板と、上記貫通部を経て上記電極部とほぼ同一面に位置して、上記被評価半導体装置のグランド電極と当接し得るようにマウント部に設けられたグランド端子部とを備えたものであるため、高価な高周波コンタクタを用いることなく半導体装置の評価を行なうことができ、評価基板上の被評価半導体装置近傍へのチップ部品の搭載も可能となり、評価可能な半導体装置を拡大することができる。
また、被評価半導体装置が評価基板に直接接触するので、半導体装置の特性を正確に測定、評価することができ、高周波コンタクタの測定値補正も行なう必要がない。
【0020】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板と上記マウント部との間に押圧手段を設け、上記接触部とその下面の半導体装置用評価基板が上記被評価半導体装置側へ反り上がるようにしたため、被評価半導体装置の電極と評価基板の電極部とを十分な接圧で接触させることができ、高周波コンタクタを用いなくても半導体装置の特性を正確に測定、評価することが可能となる。
【0021】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板の上記マウント部側を削り込み、上記貫通部と削り込まれた上記半導体装置用評価基板とで形成される個所に上記押圧手段を装着するようにしたため、評価基板の電極部の被評価半導体装置電極との接触部が薄くなり、被評価半導体装置側へ反り上がり易くなるため、半導体装置の電極との接触時に更に十分な接圧を確保することができる。
【0022】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記グランド端子部が、上記マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から上記電極面に向けて延在する延在部とを有するものであるため、延在部を絶縁ゴム材の貫通孔に挿入することにより、グランド端子部の外れを防止することができる。
【0023】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記マウント部に凹所を形成し、この凹所に上記グランド端子部の装着部を嵌入したため、グランド端子部の位置ずれを防止することができ、被評価半導体装置のグランド接続を確実に行なうことができる。
【0024】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記半導体装置用評価基板の上記接触部下面の削り込まれたマウント部側の面と上記電極部を有する面との間にグランド層を形成したため、評価基板の高周波特性への削り込みによる影響を受けにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図2】図1のII−II線からみた断面図である。
【図3】実施の形態1における評価基板を裏面からみた斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態2の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図5】実施の形態2におけるマウント部へのグランド端子部と絶縁ゴム材との装着状態を示す断面図である。
【図6】この発明の実施の形態3における評価基板の構成を概略的に示す断面図である。
【図7】従来の半導体装置用評価装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 マウント部、 2 評価基板、 3A、3B 電極部、 3C、3D 接触部、 7 被評価半導体装置、 30 貫通部、 31 押圧手段、 33 グランド端子部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置用評価装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の半導体装置用評価装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。この図において、1は半導体装置用評価装置の基体を構成するマウント部で、導電性及び放熱性に優れたアルミ、銅等で構成されている。2は上記マウント部1の上面に装着される半導体装置用評価基板(以下、評価基板という)で、熱硬化性のテフロン(登録商標)、ガラスエポキシ等により構成されている。3A、3Bは評価基板2の表面に設けられたライン状パターンからなる電極部で、3Aと3Bは評価基板2のほぼ中央部で所定の間隔を介して配置されると共に、L、C等の図示しないマッチング回路を含み、評価基板2の端縁部において図示しない評価装置に接続されている。4は評価基板2をマウント部に固定するためのねじ孔、5は後述する高周波コンタクタの固定ねじを貫通させるための貫通孔、6は被評価半導体装置7を装着して評価基板2の電極部3A、3Bに接続するための高周波コンタクタで、一方の面から他方の面に貫通してそれぞれの面で電気接触部を形成する所定数の金属ピン8を有し、一方の面の接触部は被評価半導体装置7の電極(図示せず)と接触し得るように配置され、他方の面の接触部は高周波コンタクタ6を評価基板2の所定位置に固定した時、電極部3A、3Bに接触し得るように配置されている。
【0003】
9は高周波コンタクタ6を固定するためのねじ孔で、このねじ孔9に挿入された固定ねじ(図示せず)は評価基板2の貫通孔5を貫通してマウント部1にねじ止めされ、高周波コンタクタ6を評価基板2の所定位置に固定する。
被評価半導体装置7の評価は、被評価半導体装置7の電極が高周波コンタクタ6の一方の面の各接触部と接触するように高周波コンタクタ6上に装着し、図示しない押さえ機構によって被評価半導体装置7の全電極が高周波コンタクタ6の接触部及びグランドと十分に接触するまで押圧した状態で実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体装置用評価装置は以上のように構成され、被評価半導体装置7を評価基板2に接続する手段として高周波コンタクタ6を使用していたため、高周波コンタクタ6自体のインダクタンスとコンダクタンスを含めた測定が行なわれ、被評価半導体装置7の特性値を正確に測定、評価できないことから、高周波コンタクタ6自体のインダクタンスとコンダクタンスを除外するための測定値補正を行なう必要があるという問題点があった。
また、高周波コンタクタ6を使用するため、被評価半導体装置7の装着部近傍にチップ部品を装着することがむつかしくなる結果、評価できない半導体装置が発生していた。また、高周波コンタクタ6は多数の被評価半導体装置7との精密な接触構造を必要とするため、製作に長期間を要し、高価であるため評価コストが高くなるという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、高周波コンタクタを使用することなく被評価半導体装置と評価基板との十分な電極間接触を得ることができる半導体装置用評価装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、基体を構成するマウント部と、表裏を貫通する貫通部が形成され、この貫通部の周縁に設けられ被評価半導体装置の電極が圧接される接触部を具備する電極部を有し、上記マウント部に装着される半導体装置用評価基板と、上記貫通部を経て上記電極部とほぼ同一面に位置して、上記被評価半導体装置のグランド電極と当接し得るようにマウント部に設けられたグランド端子部とを備えたものである。
【0007】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板と上記マウント部との間に押圧手段を設け、上記接触部とその下面の半導体装置用評価基板が上記被評価半導体装置側へ反り上がるようにしたものである。
【0008】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板の上記マウント部側を削り込み、上記貫通部と削り込まれた上記半導体装置用評価基板とで形成される個所に上記押圧手段を装着するようにしたものである。
【0009】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記グランド端子部が、上記マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から上記電極面に向けて延在する延在部とを有するものである。
【0010】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記マウント部に凹所を形成し、この凹所に上記グランド端子部の装着部を嵌入したものである。
【0011】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記半導体装置用評価基板の上記接触部下面の削り込まれたマウント部側の面と上記電極部を有する面との間にグランド層を形成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1の構成を概略的に示す分解斜視図、図2は、図1のII―II線からみた断面図、図3は、評価基板を裏面からみた斜視図である。
これらの図において、1は半導体装置用評価装置の基体を構成するマウント部で、導電性及び放熱性に優れたアルミ、銅等で構成されている。2は上記マウント部1の上面に装着される評価基板で、熱硬化性のテフロン(登録商標)、ガラスエポキシ等により構成されている。3A、3Bは評価基板2の表面に設けられたライン状パターンからなる電極部で、3Aと3Bは評価基板2のほぼ中央部で所定の間隔を介して配置されると共に、L、C等の図示しないマッチング回路を含み、評価基板2の端縁部において図示しない評価装置に接続されている。
30は評価基板2のほぼ中央部において、電極部3A、3Bの内端の接触部3C、3Dの下面に位置する部分を除く形で接触部3C、3Dの周縁部に設けられ、評価基板2の表裏を貫通する貫通部である。なお、評価基板2は電極部3A、3Bを含めて0.6mm程度の厚さとされているが、接触部3C、3Dの下面に位置する部分の評価基板2は図2及び図3に示すように、裏面、即ちマウント部側が一部削り込まれ、電極部内端の接触部3C、3Dを含めた厚さが0.2mm程度となるように薄くされている。
【0013】
31は評価基板2とマウント部1との間で貫通部30に嵌合された押圧手段で、絶縁ゴム材によって構成され、図2に示すように、電極部の接触部3C、3D及びその下面に位置する評価基板2に対して図において上方向の押圧力を作用させ、電極部の接触部3C、3D及びその下面に位置する評価基板2の先端部を図2に示すように、0.1mm程度、反り上がらせるものである。また、押圧手段である絶縁ゴム材31には、その中央部に貫通孔32が形成されている。
33はマウント部1に設けられたグランド端子部で、金属または導電性ゴムによって構成され、被評価半導体装置7のグランド接続及び放熱を目的として図2に示すように絶縁ゴム材31の貫通孔32を貫通して先端面、即ち図において上端面が電極部3A、3Bとほぼ同一面となるようにされている。
【0014】
このような構成において、半導体装置の評価を行なう場合には、図1及び図2に示すように、被評価半導体装置7の電極71、72及びグランド端子73を評価基板2の貫通部30の直上から電極部3A、3Bの接触部3C、3Dに向けて図示しない押さえ機構によって押し下げる。この時、電極部3A、3Bの接触部3C、3Dは図2に示すように反り上がっているため、先ず、被評価半導体装置7の電極71と接触部3D及び電極72と接触部3Cが接触する。
押さえ機構によって被評価半導体装置7を更に押し下げると接触部3C、3Dは接圧を保って押し下げられ、被評価半導体装置7のグランド端子73がグランド端子部である金属または導電性ゴム33に接触する。この状態を保持して被評価半導体装置7の評価のための測定が行なわれる。
測定が完了すると、図示しない押さえ機構を上昇させ、被評価半導体装置7を取り替えて上述の動作を繰り返す。
【0015】
この実施の形態によれば、被評価半導体装置7は評価基板2の電極部の接触部3C、3D及びグランド端子部33に直接接触し、従来、使用していた高価な高周波コンタクタを必要としないため、安価に構成することができると共に、高周波コンタクタ自体の特性の補正を行なう必要もない。
また、高周波コンタクタを使用していた場合に搭載することができなかったチップ部品が高周波コンタクタがないために搭載可能となり、評価可能な半導体装置を拡大することができる。
更に、電極部の接触部3C、3Dの下面に位置する評価基板2を削り込んで接触部3C、3D部分の厚さを薄くしているため、押圧手段である絶縁ゴム材31の押圧力を受けて電極部の接触部3C、3D及びその下面に位置する評価基板2が反り上がり易くなり、被評価半導体装置7の電極との接圧が確保される結果、被評価半導体装置7と電極部の接触部3C、3Dとの直接接触で的確な評価が可能となるものである。更にまた、接触部3C、3Dの厚さを薄くすることにより、評価基板2とマウント部1との間に絶縁ゴム材31の嵌合スペースを確保することができるため、評価装置をコンパクトに構成することができる。
【0016】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。図4は、実施の形態2の構成を概略的に示す分解斜視図、図5は、マウント部へのグランド端子部と押圧手段である絶縁ゴム材との装着状態を示す断面図である。
これらの図において、図1〜図3と同一または相当部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。図1〜図3と異なる点は、グランド端子部を、マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から電極面に向けて延在する延在部とから構成するようにした点である。即ち、図4において、34はグランド端子部で、マウント部1に装着される装着部34Aと、この装着部34Aより幅狭に形成され、装着部34Aから電極部3Aまたは3Bの面に向けて延在する延在部34Bとから構成されている。
【0017】
また、35はマウント部1に形成された凹所で、図5に示されるように、グランド端子34の装着部34Aが嵌入され、押圧手段である絶縁ゴム材31がマウント部1の上面に接する形で延在部34Bに嵌装されることになる。なお、グランド端子部が図1及び図2に33で示されるように、単純な平板状である場合には、その下端部を凹所35に嵌入してもよい。
このような構成とすることにより、グランド端子部33あるいは34の位置ずれと外れを防止することができる。また、グランド端子部が図4及び図5に34で示す構成とされる場合においても、マウント部1に装着される評価基板2は図1に示す構成のものが使用されることは云うまでもない。
【0018】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図6は、実施の形態3における評価基板2の構成を概略的に示す断面図である。評価基板以外の構成は実施の形態1あるいは2と同様であるため説明を省略する。
この実施の形態は、図6に示すように、電極部3A、3Bの接触部3C、3Dの下面に位置する評価基板2が削り込まれたマウント部側の面と電極部3A、3Bを有する面との中間部にグランド層40を設けることを特徴とする。
このような構成とすることにより、評価基板の高周波特性への削り込みによる影響を受けにくくすることができる。
【0019】
【発明の効果】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、基体を構成するマウント部と、表裏を貫通する貫通部が形成され、この貫通部の周縁に設けられ被評価半導体装置の電極が圧接される接触部を具備する電極部を有し、上記マウント部に装着される半導体装置用評価基板と、上記貫通部を経て上記電極部とほぼ同一面に位置して、上記被評価半導体装置のグランド電極と当接し得るようにマウント部に設けられたグランド端子部とを備えたものであるため、高価な高周波コンタクタを用いることなく半導体装置の評価を行なうことができ、評価基板上の被評価半導体装置近傍へのチップ部品の搭載も可能となり、評価可能な半導体装置を拡大することができる。
また、被評価半導体装置が評価基板に直接接触するので、半導体装置の特性を正確に測定、評価することができ、高周波コンタクタの測定値補正も行なう必要がない。
【0020】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板と上記マウント部との間に押圧手段を設け、上記接触部とその下面の半導体装置用評価基板が上記被評価半導体装置側へ反り上がるようにしたため、被評価半導体装置の電極と評価基板の電極部とを十分な接圧で接触させることができ、高周波コンタクタを用いなくても半導体装置の特性を正確に測定、評価することが可能となる。
【0021】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記接触部下面の半導体装置用評価基板の上記マウント部側を削り込み、上記貫通部と削り込まれた上記半導体装置用評価基板とで形成される個所に上記押圧手段を装着するようにしたため、評価基板の電極部の被評価半導体装置電極との接触部が薄くなり、被評価半導体装置側へ反り上がり易くなるため、半導体装置の電極との接触時に更に十分な接圧を確保することができる。
【0022】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記グランド端子部が、上記マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から上記電極面に向けて延在する延在部とを有するものであるため、延在部を絶縁ゴム材の貫通孔に挿入することにより、グランド端子部の外れを防止することができる。
【0023】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記マウント部に凹所を形成し、この凹所に上記グランド端子部の装着部を嵌入したため、グランド端子部の位置ずれを防止することができ、被評価半導体装置のグランド接続を確実に行なうことができる。
【0024】
この発明に係る半導体装置用評価装置は、また、上記半導体装置用評価基板の上記接触部下面の削り込まれたマウント部側の面と上記電極部を有する面との間にグランド層を形成したため、評価基板の高周波特性への削り込みによる影響を受けにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図2】図1のII−II線からみた断面図である。
【図3】実施の形態1における評価基板を裏面からみた斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態2の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図5】実施の形態2におけるマウント部へのグランド端子部と絶縁ゴム材との装着状態を示す断面図である。
【図6】この発明の実施の形態3における評価基板の構成を概略的に示す断面図である。
【図7】従来の半導体装置用評価装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 マウント部、 2 評価基板、 3A、3B 電極部、 3C、3D 接触部、 7 被評価半導体装置、 30 貫通部、 31 押圧手段、 33 グランド端子部。
Claims (6)
- 基体を構成するマウント部と、表裏を貫通する貫通部が形成され、この貫通部の周縁に設けられ被評価半導体装置の電極が圧接される接触部を具備する電極部を有し、上記マウント部に装着される半導体装置用評価基板と、上記貫通部を経て上記電極部とほぼ同一面に位置して、上記被評価半導体装置のグランド電極と当接し得るようにマウント部に設けられたグランド端子部とを備えた半導体装置用評価装置。
- 上記接触部下面の半導体装置用評価基板と上記マウント部との間に押圧手段を設け、上記接触部とその下面の半導体装置用評価基板が上記被評価半導体装置側へ反り上がるようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置用評価装置。
- 上記接触部下面の半導体装置用評価基板の上記マウント部側を削り込み、上記貫通部と削り込まれた上記半導体装置用評価基板とで形成される個所に上記押圧手段を装着するようにしたことを特徴とする請求項2記載の半導体装置用評価装置。
- 上記グランド端子部は、上記マウント部に装着される装着部と、この装着部より幅狭に形成され上記装着部から上記電極面に向けて延在する延在部とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置用評価装置。
- 上記マウント部に凹所を形成し、この凹所に上記グランド端子部の装着部を嵌入したことを特徴とする請求項4記載の半導体装置用評価装置。
- 上記半導体装置用評価基板は、上記接触部下面の削り込まれたマウント部側の面と上記電極部を有する面との間にグランド層を形成したことを特徴とする請求項1記載の半導体装置用評価装置。
Priority Applications (1)
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| JP2002219889A JP2004061290A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 半導体装置用評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013051099A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2015-03-30 | 富士通株式会社 | 試験用治具及び半導体装置の試験方法 |
| CN112154335A (zh) * | 2018-05-28 | 2020-12-29 | 三菱电机株式会社 | 半导体器件的电气特性测定装置 |
-
2002
- 2002-07-29 JP JP2002219889A patent/JP2004061290A/ja active Pending
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| CN112154335B (zh) * | 2018-05-28 | 2023-08-22 | 三菱电机株式会社 | 半导体器件的电气特性测定装置 |
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