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JP2002228721A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2002228721A
JP2002228721A JP2001025295A JP2001025295A JP2002228721A JP 2002228721 A JP2002228721 A JP 2002228721A JP 2001025295 A JP2001025295 A JP 2001025295A JP 2001025295 A JP2001025295 A JP 2001025295A JP 2002228721 A JP2002228721 A JP 2002228721A
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clock
logic
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pattern
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Tadahiko Baba
忠彦 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、クロックの近接制限緩和機能を使
用して、クロックを出力しないオープン設定をした場合
でも期待の出力波形が得られる半導体試験装置を提供す
る。 【解決手段】 2つの論理パターンでクロック発生を制
御し、波形モードDNRZにて、連続して発生するサイ
クルで同一論理のパターンが連続して印加された場合、
連続するパターンの前の論理パターンとの一致を検出す
るゲート手段を設け、2つ目以後のセットパルス、また
は2つ目以後のリセットパルスを禁止してクロックの近
接制限を緩和し、クロックのオープン設定でクロックを
出力させない半導体試験装置において、連続して発生す
るサイクルにおいて、クロックのオープン設定した次の
セット信号の1つ目またはリセット信号の1つ目として
出力できる近接制限緩和のロジック回路を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形モードDNR
Zにて、クロックの近接制限緩和機能を使用して、クロ
ックを出力しないオープン設定をした場合でも期待の出
力波形が得られる半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図4〜図7を参
照して説明する。最初に、半導体試験装置の概要につい
て、図4のブロック図を参照して説明する。半導体試験
装置の要部は、パターン発生器5と、波形整形器6と、
論理比較器7と、ドライバDRと、コンパレータCPと
で構成している。但し、ドライバDRとコンパレータC
Pとは、被試験デバイスのDUT91の各ピンに対応し
て多数あるが、図を簡明とするためそれぞれ1つを示し
ている。
【0003】パターン発生器5は、基本クロック信号に
同期して論理データの複数の試験パターンPATA/P
ATBと、試験周期RATEと、期待値とを発生する。
【0004】波形整形器6は、パターン発生器5からの
試験周期のRATEと論理データのパターンとで試験信
号を生成しドライバDRに出力する。
【0005】波形整形器6から出力した試験信号は、ド
ライバDRにより所定の論理電圧(VIH、VIL)に
設定され、DUT91の入力ピンに与える。
【0006】DUT91の出力ピンからの出力信号は、
コンパレータCPの比較電圧(VOH、VOL)により
電圧比較した後、論理信号として論理比較器7へ出力す
る。
【0007】論理比較器7は、コンパレータCPの論理
出力信号と、パターン発生器5からの期待値とを論理比
較してパス/フェイル判定をおこなう。
【0008】次に、波形整形器6について構成と詳細動
作について図5を参照して説明する。図5に示すよう
に、波形整形器6は、制御部10と、遅延設定メモリ2
1、22と、遅延回路31、32、33、34と、RS
フリップフロップ11と、ANDゲート51、52、5
3、54と、ORゲート61、62と、近接制限緩和部
12とで構成している。但し、本実施例ではAクロック
(ACLK)は使用しないので省略している。
【0009】制御部10は、試験周期RATEによりク
ロック設定と発生の制御等をおこなう。
【0010】遅延設定メモリ21、22は、制御部10
で発生出力した各クロックデータを最小試験周期RAT
Eの整数倍の遅延時間のデータとして出力する。例え
ば、最小の試験周期RATE=8nsとしたとき、8n
s、16ns、・・・の遅延データを出力する。また、
プログラムにより各クロックのオープン(OPEN)設
定されたパターンの遅延クロックを出力しない。
【0011】遅延回路31、32、33、34は、試験
周期未満の遅延時間で信号を遅延出力する回路である。
【0012】RSフリップフロップ11は、ORゲート
61、62により論理和されたクロックBCLKとクロ
ックCCLKのセット/リセット信号で波形整形された
信号を出力する。
【0013】近接制限緩和部12は、近接クロックパル
スの出力を禁止して高速動作をさせるロジック回路で構
成している。
【0014】次に、近接制限緩和部12の機能について
図6を参照して動作を説明する。図6に示すように、近
接制限緩和部12は、フリップフロップ41、43、4
4と、ゲート手段81〜88とでロジック回路を構成し
ている。
【0015】そして、パターンPATAの論理データ
の”1”は、フリップフロップ41においてRATEご
とに取り込まれてカレントサイクル(本サイクル:C−
PATA)によるBCLKのセット信号(B−SET)
としてゲート手段81を介して出力される。また、パタ
ーンPATAの論理データの”0”は、フリップフロッ
プ41においてRATEごとに取り込まれてカレントサ
イクル(本サイクル:C−PATA)によるBCLKの
リセット信号(B−RST)としてゲート手段83を介
して出力される。
【0016】同様に、パターンPATBの論理データ
の”1”は、フリップフロップ43においてRATEご
とに取り込まれてカレントサイクル(本サイクル:C−
PATB)によるCCLKのセット信号(C−SET)
としてゲート手段85を介して出力される。また、パタ
ーンPATBの論理データの”0”は、フリップフロッ
プ43においてRATEごとに取り込まれてカレントサ
イクル(本サイクル:C−PATB)によるCCLKの
リセット信号(C−RST)としてゲート手段87を介
して出力される。
【0017】また、パターンPATBの前サイクルの論
理データの”1”または”0”は、フリップフロップ4
4において1つ前サイクルのRATEにより取り込まれ
て前サイクル(Previaus)のP−PATBとして出力さ
れる。
【0018】そして、フリップフロップ41の出力と、
フリップフロップ44との出力とをゲート手段82で受
けて論理積をとって出力が一致したとき、フリップフロ
ップ41の出力をゲート手段81で禁止する。つまり、
ゲート手段82、81により、前サイクルのパターンP
ATBの論理が1で、続く本サイクルのパターンPAT
Aが論理1のとき、本サイクルのセット(B−SET)
出力を禁止する。
【0019】また、ゲート手段84、83により、前サ
イクルのパターンPATBの論理が0で、続く本サイク
ルのパターンPATAが論理0のとき、本サイクルのリ
セット(B−RST)出力を禁止する。
【0020】同様に、ゲート手段86、85により、本
サイクルのパターンPATAの論理が1で、本サイクル
のパターンPATBが論理1のとき、本サイクルのセッ
ト(C−SET)出力を禁止する。
【0021】また、ゲート手段88、87により、本サ
イクルのパターンPATAの論理が0で、本サイクルの
パターンPATBが論理0のとき、本サイクルのリセッ
ト(C−RST)出力を禁止する。
【0022】次に、試験信号の波形モードをDNRZ
(Double Nonreturn to Zero)として説明する。こ
こで、波形モードDNRZとは、1サイクル中で2つの
NRZ(Nonreturnto Zero)を発生する波形である。
例えば、1サイクル中にパターンPATAとPATBと
を交互に出力し、パターンPATAが論理1のときクロ
ックBCLKでセット信号を出力し、パターンPATB
が論理1のときクロックCCLKでセット信号を出力す
る。また、1サイクル中にパターンPATAとPATB
とを交互に出力し、パターンPATAが論理0のときク
ロックBCLKでリセット信号を出力し、パターンPA
TBが論理0のときクロックCCLKでリセット信号を
出力する。
【0023】基本的に、クロック発生は、論理データの
パターン制御によっておこなわれ、同一または連続サイ
クルで異なった論理データのパターンが印加された場
合、全サイクルで設定クロックを発生するが、連続して
発生するサイクルで同一論理パターンが印加された場
合、2つのクロックが近接すると波形が分離されず1つ
となって図5に示すSRフリップフロップ11が誤動作
する。
【0024】そこで、連続して発生するサイクルで同一
論理パターンが連続して印加された場合、すなわちセッ
ト、セット、・・・のときの2つ目以後のセットパル
ス、またはリセット、リセット、・・・のときの2つ目
以後のリセットパルスを出力禁止して近接制限を緩和し
ている。
【0025】次に、図7のタイミングチャートを参照し
て下記の具体例で説明する。 RATE=8ns BCLK=2ns CCLK=5ns そして、セット−リセットの最小パルス幅を3nsで出
力可とし、連続したサイクルにおいてセットーセットま
たはリセットーリセットでは近接制限緩和機能により2
つ目以降のパルス出力を禁止とする。
【0026】例えば、図7に示すように、近接制限緩和
機能が無ければ、サイクル1において、パターンPAT
Aは論理0でBCLKのタイミング2nsのリセット信
号を出力し、パターンPATBの論理は0でCCLKの
タイミング5nsのリセット信号を出力する。しかし、
近接制限緩和機能により連続して発生するサイクルでリ
セット信号の2つ目は出力が禁止されるので、BCLK
のタイミング2nsのリセット信号は出力禁止(X)さ
れる。
【0027】また同様に、サイクル1のパターンPAT
Bに連続して発生するサイクル2のパターンPATAが
論理0であるので、3つ目のリセット信号の出力も禁止
されるので、BCLKのタイミング2nsのリセット信
号は出力禁止(X)される。そして、次に発生するサイ
クル2のパターンPATBが論理1であり、セット信号
の1つ目は出力が禁止されないので、CCLKのタイミ
ング5nsのセット信号は出力される。
【0028】以下同様に、次のサイクル3のPATAの
論理1において、2つ目のリセット信号は出力禁止
(X)される。
【0029】次に、プログラムにより所定のクロックを
出力させないオープン(OPEN)設定の動作について
説明する。例えば、図7に示すように、サイクル4にお
いて、Bクロックをオープン(BCLK OPEN)設
定した場合、Bクロックの2nsのセット信号(B−S
ET)は出力されない。従って、同じサイクル4のCC
LKの5nsがセット信号の1つ目として出力されるこ
とになるはずである。しかし、近接制限緩和機能が働い
ているため、図7の出力波形に示すように、同じサイク
ル4のCCLKの5nsはセット信号の1つ目となるが
出力が禁止されて出力されないために、オープン設定し
たことによる本来の期待波形が出力されない。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記説明したように、
従来の半導体試験装置の近接制限緩和機能は、オープン
設定した場合、期待波形が出力されない実用上の問題が
あった。そこで、本発明は、こうした問題に鑑みなされ
たもので、その目的は、DNRZ波形モードにおけるク
ロックの近接制限緩和機能を使用して、クロックを出力
しないオープン設定をした場合でも、期待する本来の出
力波形が得られる半導体試験装置を提供することにあ
る。
【0031】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、2つの論理パターン
でクロック発生を制御し、波形モードDNRZにて、連
続して発生するサイクルで同一論理のパターンが連続し
て印加された場合、連続するパターンの前の論理パター
ンとの一致を検出するゲート手段を設け、2つ目以後の
セットパルス、または2つ目以後のリセットパルスを禁
止してクロックの近接制限を緩和し、クロックのオープ
ン設定でクロックを出力させない半導体試験装置におい
て、連続して発生するサイクルにおいて、クロックのオ
ープン設定した次のセット信号の1つ目またはリセット
信号の1つ目として出力できる近接制限緩和のロジック
回路を設け、たことを特徴とした半導体試験装置を要旨
としている。
【0032】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、2つの論理パターンでクロック発生を
制御し、波形モードDNRZにて、連続して発生するサ
イクルで同一論理のパターンが連続して印加された場
合、連続するパターンの前の論理パターンとの一致を検
出するゲート手段を設け、2つ目以後のセットパルス、
または2つ目以後のリセットパルスを禁止してクロック
の近接制限を緩和し、クロックのオープン設定でクロッ
クを出力させない半導体試験装置において、前サイクル
の第2の論理パターンと、続く本サイクルの第1の論理
パターンとが論理1で、かつ前サイクルのクロックがオ
ープン設定されているとき、本サイクルのセット出力の
禁止を禁止し、前サイクルの第2の論理パターンと、続
く本サイクルの第1の論理パターンとが論理0で、かつ
前サイクルのクロックがオープン設定されているとき、
本サイクルのリセット出力の禁止を禁止し、本サイクル
の第1の論理パターンと、本サイクルの第2の論理パタ
ーンとが論理1で、かつ本サイクルの第1の論理パター
ンのクロックがオープン設定されているとき、本サイク
ルのセット出力の禁止を禁止し、本サイクルの第1の論
理パターンと本サイクルの第2の論理パターンとが論理
0で、かつ本サイクルの第1の論理パターンのクロック
がオープン設定されているとき、本サイクルのリセット
出力の禁止を禁止する近接制限緩和のロジック回路を設
け、たことを特徴とした半導体試験装置を要旨としてい
る。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図1〜
図3を参照して説明する。半導体試験装置の概要につい
ては、従来の技術において説明したので説明を省略す
る。
【0034】次に、本発明の半導体試験装置の波形整形
器6について、図2を参照して構成と動作を説明する。
図2に示すように、波形整形器6は、制御部10と、遅
延設定メモリ21、22と、遅延回路31、32、3
3、34と、RSフリップフロップ11と、ANDゲー
ト51、52、53、54と、ORゲート61、62
と、近接制限緩和部13とで構成している。つまり、本
実施例では、近接制限緩和部13のブロックが従来と異
なり、また各遅延設定メモリ21、22から近接制限緩
和部13へオープン設定の信号を与えている点が従来と
異なる。
【0035】次に、近接制限緩和部13のロジック回路
について図1を参照して動作を説明する。図1に示すよ
うに、近接制限緩和部13は、フリップフロップ41、
43、44、45、46、47と、ゲート手段81〜8
8と、インバータ71、72とでロジック回路を構成し
ている。但し、各ゲート手段81〜88の番号は、従来
技術の図6と対応して同じ番号を付与している。また、
本実施例では従来と同様にAクロック(ACLK)は使
用しないので省略している。
【0036】そして、パターンPATAの論理データ
の”1”は、フリップフロップ41においてRATEご
とに取り込まれてカレントサイクル(本サイクル:C−
PATA)によるBCLKのセット信号(B−SET)
としてゲート手段81を介して出力される。また、パタ
ーンPATAの論理データの”0”は、フリップフロッ
プ41においてRATEごとに取り込まれてカレントサ
イクル(本サイクル:C−PATA)によるBCLKの
リセット信号(B−RST)としてゲート手段83を介
して出力される。
【0037】同様に、パターンPATBの論理データ
の”1”は、フリップフロップ43においてRATEご
とに取り込まれてカレントサイクル(本サイクル:C−
PATB)によるCCLKのセット信号(C−SET)
としてゲート手段85を介して出力される。また、パタ
ーンPATBの論理データの”0”は、フリップフロッ
プ43においてRATEごとに取り込まれてカレントサ
イクル(本サイクル:C−PATB)によるCCLKの
リセット信号(C−RST)としてゲート手段87を介
して出力される。
【0038】そして、パターンPATBの前サイクルの
論理データの”1”または”0”は、フリップフロップ
44において前サイクル(Previaus)のRATEにより
取り込まれて前サイクルのP−PATBとして出力され
る。
【0039】また、Bクロックオープン(BCLK O
PEN)の信号をフリップフロップ45データとして受
けて、RATEにより取り込んだ出力をゲート手段88
を介して前記ゲート手段87に与え、またインバータ7
1で反転してゲート手段86を介して前記ゲート手段8
5に与えている。
【0040】さらに、Bクロックオープン(BCLK
OPEN)の信号をフリップフロップ46データとして
受けて、RATEにより取り込んだ出力をフリップフロ
ップ47のデータに与え1つ前のRATEで取り込んだ
出力をゲート手段84を介して前記ゲート手段83に与
え、またインバータ72で反転してゲート手段82を介
して前記ゲート手段81に与えている。
【0041】そして、フリップフロップ41の出力と、
フリップフロップ44との出力と、フリップフロップ4
7のインバータ72で反転した出力とをゲート手段82
で受けて論理積をとり、フリップフロップ41の出力を
ゲート手段81で禁止する。つまり、ゲート手段82、
81により、前サイクルのパターンPATBの論理が1
で、続く本サイクルのパターンPATAが論理1で、か
つ前サイクルのCCLKがOPEN設定されていると
き、本サイクルのセット(B−SET)出力の禁止を禁
止する。
【0042】また、ゲート手段84、83により、前サ
イクルのパターンPATBの論理が0で、続く本サイク
ルのパターンPATAが論理0で、かつ前サイクルのC
CLKがOPEN設定されているとき本サイクルのリセ
ット(B−RST)出力の禁止を禁止する。
【0043】そして、ゲート手段86、85により、本
サイクルのパターンPATAの論理が1で、本サイクル
の続くパターンPATBが論理1で、かつ本サイクルの
BCLKがOPEN設定されているとき、本サイクルの
セット(C−SET)出力の禁止を禁止する。
【0044】また、ゲート手段88、87により、本サ
イクルのパターンPATAの論理が0で、本サイクルの
続くパターンPATBが論理0で、かつ本サイクルのB
CLKがOPEN設定されているとき、本サイクルのリ
セット(C−RST)出力の禁止を禁止する。
【0045】また、近接制限緩和する試験信号の波形モ
ードは、DNRZ(Double Nonreturn to Zero)と
するが、従来技術において説明したので説明を省略す
る。
【0046】次に、図3のタイミングチャートを参照し
て、従来と同じ設定の具体例として説明する。但し、ク
ロックを出力させないオープン設定のサイクル以外は従
来と同じ動作なので説明を省略し、オープン設定したサ
イクルのみの動作例について説明する。
【0047】例えば、図3に示すように、サイクル4に
おいて、Bクロックをオープン(BCLK OPEN)
設定した場合、Bクロックの2nsのセット信号(B−
SET)は出力されない。この場合、サイクル4のパタ
ーンPATAの論理が1で、サイクル4のパターンPA
TBが論理1で、かつサイクル4のBCLKがOPEN
設定されているので、本サイクル4のセット(C−SE
T)出力の禁止が禁止されないので出力される。
【0048】従って、波形モードDNRZでのクロック
の近接制限緩和機能が働いていても、図3の出力波形に
示すように、クロックBCLKのオープン設定した同じ
サイクル4のCCLKの5nsがセット信号の1つ目と
して出力が禁止されることなく出力できる。他の場合で
も同様に近接制限緩和機能が働いていても、連続して発
生するサイクルにおいて、クロックのオープン設定した
次のセット信号の1つ目またはリセット信号の1つ目と
して出力できる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
本発明では、波形モードDNRZでの近接制限緩和機能
が働いていても、連続して発生するサイクルにおいて、
クロックのオープン設定した次のセット信号の1つ目ま
たはリセット信号の1つ目として出力できるので、クロ
ックの近接制限緩和機能を使用して、クロックを出力し
ないオープン設定をした場合でも期待する本来の出力波
形が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体試験装置の近接制限緩和部の回
路図である。
【図2】本発明の半導体試験装置の波形整形器のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の半導体試験装置のタイミングチャート
である。
【図4】半導体試験装置のブロック図である。
【図5】従来の半導体試験装置の波形整形器のブロック
図である。
【図6】従来の半導体試験装置の近接制限緩和部の回路
図である。
【図7】従来の半導体試験装置のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10 制御部 11 RSフリップフロップ 12、13 近接制限緩和部 21、22 遅延設定メモリ 31、32、33、34 遅延回路 41〜47 フリップフロップ 71、72 インバータ 81〜88 ゲート手段 91 DUT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの論理パターンでクロック発生を制
    御し、波形モードDNRZにて、連続して発生するサイ
    クルで同一論理のパターンが連続して印加された場合、
    連続するパターンの前の論理パターンとの一致を検出す
    るゲート手段を設け、2つ目以後のセットパルス、また
    は2つ目以後のリセットパルスを禁止してクロックの近
    接制限を緩和し、クロックのオープン設定でクロックを
    出力させない半導体試験装置において、 連続して発生するサイクルにおいて、クロックのオープ
    ン設定した次のセット信号の1つ目またはリセット信号
    の1つ目として出力できる近接制限緩和のロジック回路
    を設け、 たことを特徴とした半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 2つの論理パターンでクロック発生を制
    御し、波形モードDNRZにて、連続して発生するサイ
    クルで同一論理のパターンが連続して印加された場合、
    連続するパターンの前の論理パターンとの一致を検出す
    るゲート手段を設け、2つ目以後のセットパルス、また
    は2つ目以後のリセットパルスを禁止してクロックの近
    接制限を緩和し、クロックのオープン設定でクロックを
    出力させない半導体試験装置において、 前サイクルの第2の論理パターンと、続く本サイクルの
    第1の論理パターンとが論理1で、かつ前サイクルのク
    ロックがオープン設定されているとき、本サイクルのセ
    ット出力の禁止を禁止し、 前サイクルの第2の論理パターンと、続く本サイクルの
    第1の論理パターンとが論理0で、かつ前サイクルのク
    ロックがオープン設定されているとき、本サイクルのリ
    セット出力の禁止を禁止し、 本サイクルの第1の論理パターンと、本サイクルの第2
    の論理パターンとが論理1で、かつ本サイクルの第1の
    論理パターンのクロックがオープン設定されていると
    き、本サイクルのセット出力の禁止を禁止し、 本サイクルの第1の論理パターンと本サイクルの第2の
    論理パターンとが論理0で、かつ本サイクルの第1の論
    理パターンのクロックがオープン設定されているとき、
    本サイクルのリセット出力の禁止を禁止する近接制限緩
    和のロジック回路を設け、 たことを特徴とした半導体試験装置。
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Cited By (2)

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