JP2002282795A - 形状選別装置 - Google Patents
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Abstract
しにくい穀粒であっても、調節を頻繁に行う必要がな
く、選別精度の向上が図れる形状選別装置を提供する。 【解決手段】本発明は、被選別穀粒を表面に落下させて
選別を行う無端選別ベルトを内部に架設した形状選別装
置を上下に複数段併設し、形状別に選別した穀粒の一部
を下段の形状選別装置に搬送し、該下段の形状選別装置
に設けた分岐路を切替ることにより、選別できなかった
穀粒を再選別可能に構成した。
Description
を形状により整粒と破砕粒などの不完全粒とに選別する
装置の改良に関する。さらに詳しくは、無端選別ベルト
を高速で回行走行させ、穀粒等の選別を行う第一の形状
選別装置を上方に複数段併設し、その下方に、第一の形
状選別装置により選別、排出された穀粒等を低速で回行
走行する無端選別ベルトにより選別する第二の形状選別
装置を備えた形状選別装置に関する。
と破砕粒などの不完全粒とに選別を行う無端選別ベルト
を回行方向の縦方向と横方向にそれぞれ傾斜させて横架
した選別装置を上下に複数段併設したものは、例えば特
開平11−319727号公報により公知である。
別装置から選別、排出された穀粒等を、下方の選別装置
に搬送し、該選別装置により再選別する構成である。
端選別ベルト表面を移動する穀粒等に働く重力と摩擦力
との関係から定まる運動軌跡に基づいて、穀粒等を分離
しようとするもので、摩擦力は穀粒等と無端選別ベルト
表面との摩擦係数に関係し、穀粒等の表面水分、表面形
状によって著しく異なる。このため、形状選別装置の無
端選別ベルト回行速度と傾斜角度の調節が難しく、処理
能力を上げると形状選別装置から排出される夾雑物や破
砕粒といった不完全粒中に整粒(完全粒)が混在した
り、反対に整粒中に不完全粒が混在することがあった。
速度と傾斜角度の調節を頻繁に行う必要が無く、被選別
穀粒から整粒を効率よく選別し、選別精度の向上を図る
ことを目的とする。
決しようとするものであり、被選別穀粒を表面に受け
て、整粒と破砕粒などの不完全粒とに選別を行う無端選
別ベルトを内部に横架した形状選別装置を上下に複数段
併設し、各段の形状選別装置には選別した穀粒等を形状
別に排出する排出口を設けたものにおいて、下段に設け
た形状選別装置には、前記排出口から排出された穀粒等
を装置内に還元供給する戻し口を設けるとともに、下方
に穀粒等の流路を切り替え可能な分岐路を設け、該分岐
路を前記戻し口と接続したことを特徴とする。
形状選別装置にそれぞれ分配供給され、形状選別装置内
の無端選別ベルトにより、その形状に従って選別され、
所定位置に設けた排出口から高能率でそれぞれ排出され
る。各形状選別装置の排出口から排出された穀粒等は下
方に落下し、下段の形状選別装置に設けた戻し口へ搬送
され、該戻し口より該形状選別装置内の無端選別ベルト
に供給され、ここで再び選別、排出される。
穀粒等のうち、分岐路に排出された穀粒等を、前記戻し
口と分岐路を接続している搬送装置等を介して任意に再
び下段の形状選別装置に戻し、再度下段の形状選別装置
により選別することができる。
で整粒と選別しにくい穀粒等であっても、選別行程を任
意に、複数回行えるように構成したため、整粒と不完全
粒とを良好に選別することができる。その結果、形状選
別装置の初期調節が最適状態でなくても、あるいは、選
別中の穀粒等の表面性状が変化しても、形状選別装置の
調節を頻繁に行う必要がなく、選別精度の向上を図るこ
とができる。
別機のみしか行わないため、高速選別している他の形状
選別機に、流量が不安定な再選別行程を経た穀粒等が流
入しないため、高速選別している上方の形状選別機の選
別性能が安定するという効果を奏する。
例の形態について説明する。図1は本発明の一実施例に
係わる形状選別装置の側面断面図、図2は図1の正面
図、図3は図1の平面図、図4は図1の要部拡大図であ
る。
明する。回行方向の縦方向および横方向にそれぞれ傾斜
させ、被選別穀粒を表面に落下させて選別を行う無端選
別ベルト(1)を内部に横架した形状選別装置(2)
は、上方に4基併設している第一形状選別装置(4)と
下段の第二形状選別装置(5)とからなり、第一形状選
別装置(4)と第二形状選別装置(5)はそれぞれ、縦
方向および横方向各々の傾斜角度を調節する傾斜角度調
節機構(図示省略)を介してフレーム(3)に支持され
ている。
(1)および第二形状選別装置(5)の無端選別ベルト
(1)はそれぞれモータ(7)、(7’)によって駆動
されており、また、モータ(7)、(7’)はインバー
タ(6)、(6’)によってそれぞれ独立して変速運転
されている。
(4),(5)の各無端選別ベルト(1)は、いずれも
同一方向に傾斜しており、無端選別ベルト(1)の回行
方向始端高位側には前記インバータ(6)、(6’)に
より同期駆動され、被選別穀粒を供給する振動フィーダ
(8)が配設されており、回行方向終端高位側に破砕
粒、夾雑物等の排出口(9)、回行方向終端低位側に整
粒と変形粒との混合粒排出口(10)、無端選別ベルト
(1)の回行方向と直行する形状選別装置正面側に整粒
排出口(11)を設けている。
(9)..、排出口(11)..はそれぞれ連結パイプ
(12)、連結パイプ(13)により連通しており、第
一形状選別装置(4)の各排出口(10)..と第二形
状選別装置(5)の排出口(10’)とは、第二形状選
別装置(5)の下方のシュータ(19)に設けた分岐路
(24)を介して連結パイプ(14)により連通してい
る。
(15)が設けられ、連結パイプ(13)終端部には搬
送装置(16)が設けられている。また、第二形状選別
装置(5)の穀粒等の供給部には、該供給部と連通する
戻し口(17)が設けられており、該戻し口(17)と
前記連結パイプ(14)とは搬送装置(18)により接
続されている。
(24)構成について説明する。第二形状選別装置
(5)の無端選別ベルト(1)終端側下方には、無端選
別ベルト(1)の幅に略等しいかやや広い開口部を形成
したシュータ(19)を架設しており、該シュータ(1
9)は第二形状選別装置(5)の排出口(9)と排出口
(10’)から排出される穀粒等を受けている。
0’)下方一側に開口部(20)を形成するとともに、
上端が回動可能なように切替弁(21)をその下端にお
いて軸支し、該軸(22)先端にハンドル(23)を設
け、該ハンドル(23)により前記切替弁(21)が回
動し、切替弁(21)により前記開口部(20)が開閉
されるよう構成している。
による駆動でも良い。つぎに、形状選別装置(2)によ
る被選別穀粒の選別作用について説明する。インバータ
(6)により駆動されるモータ(7)は、インバータ
(6’)により駆動されるモータ(7’)よりやや高速
に回転し、これにより前記第一形状選別装置(4)の無
端選別ベルト(1)回行速度は、前記第二形状選別装置
(5)の無端選別ベルト(1)のそれに比べ高速に回行
走向し、選別処理能力を高めている。一方、前記第二形
状選別装置(5)の無端選別ベルト(1)は低速で回行
走向するように設定されており、選別性能を向上してい
る。乾燥処理された被選別穀粒は、第一形状選別装置
(4)に設けた各振動フィーダ(8)から無端選別ベル
ト(1)に供給される。傾斜角度調節をされて回行走行
する無端選別ベルト(1)表面上の穀粒等は、その穀粒
等に働く重力と摩擦力との関係から定まる運動をし、排
出口(9)側には滑りにくい破砕粒、夾雑物等の不完全
粒が搬送され、排出口(10)側には整粒と変形粒との
混合粒が、排出口(11)側には転がりやすい整粒が搬
送される。
パイプ(12)を介して搬送装置(15)に送られ、排
出口(10)から落下した混合粒は連結パイプ(1
4)、搬送装置(18)を介して、戻し口(17)に送
られ、排出口(11)から排出された整粒は連結パイプ
(13)を介して搬送装置(16)に送られる。
回行走行する無端選別ベルト(1)に供給され、破砕
粒、変形粒等は排出口(9)から搬送装置(15)に排
出され、整粒は排出口(11)から搬送装置(16)に
搬送される。一方、排出口(10’)に落下した混合粒
は分岐路(24)に設けた切替弁(21)の位置によ
り、循環、排出経路が異なる。
弁(21)を「閉」位置にすると、排出口(10’)に
落下した混合粒は排出口(9)から排出される穀粒等と
同等と扱われ、搬送装置(15)に搬送され、さらに精
選する必要があるときは、「開」位置にすると分岐路
(24)、連結パイプ(14)、搬送装置(18)を介
して、戻し口(17)に還元され、再度選別される。
ておけば、排出口(10’)から排出される穀粒は、第
二形状選別装置(5)により絶えず選別性能のよい選別
処理を受けることになる。なお、図示していないが、第
二形状選別装置(5)における還元穀粒等の処理量を低
減し、選別効率を向上するため、切替弁(21)を
「開」位置にして、第二形状選別装置(5)の排出口
(10’)から排出された穀粒等を一旦、タンクに貯留
し、選別終了時にまとめて、第二形状選別装置(5)に
より選別処理する構成としても良い。
(4)の排出口(10)を第二形状選別装置(5)の排
出口(10’)を経由せずに搬送装置(18)と接続し
たが、排出口(10)から排出された穀粒等が排出口
(10’)、分岐路(24)を経由して搬送装置(1
8)に接続するとしてもよい。
(5)は下段に設けている。これは、搬送装置(8)の
経路を最短にするためであるが、形状選別装置(2)に
おける前記第二形状選別装置(5)の設置位置は上記に
限定されない。ところで、本発明に関連した前記形状選
別装置(2)の吸塵装置(39)、搬送装置(16)、
張込均平装置(50)について図5、図6、図7を使っ
て説明する。
豆等の乾燥調整施設内に設けられており、乾燥行程後の
行程を処理する装置であり、形状選別装置(2)の振動
フィーダ(8)には流量調整タンク(30)が接続さ
れ、該流量調整タンク(30)には、乾燥、粗選別され
た大豆を比重により選別する比重選別装置(31)、及
び該比重選別装置(31)を通った穀粒等を前記流量調
整タンク(30)に供給する昇降機(32)が接続され
ている。
(33)を形成し、内部が一部連通している角パイプ
(34)による骨組み構造に、パネル(35)を取付け
て壁面を形成しており、該角パイプ(34)の一側には
吸塵装置(39)が取り付けられている。
4)の開口部(33)を連通し、吸塵装置(39)を運
転すると、機械装置から塵埃が吸引され、塵埃は角パイ
プ(34)内を流れ吸塵装置(39)から排出される構
成である。形状選別装置(2)では、前記振動フィーダ
(8)と前記開口部(33)とが柔軟なホース(36)
等を介して連通されており、流量調整タンク(30)か
ら振動フィーダ(8)に流下される被選別穀粒中の塵埃
は、ホース(36)、開口部(33)を経由して、前記
吸塵装置(39)により除去される。
(34)を吸塵ダクトに流用することにより、乾燥施設
内の機械装置の配置が吸塵装置による制約を受けず、レ
イアウト適応性が向上し、また、角パイプ(34)内に
電気配管等を通すことにより美観が向上するという効果
を奏する。
前記比重選別装置(31)または前記流量調整タンク
(30)いずれかに切り替え搬送する二方向切替弁(3
8)を設けており、穀粒等を比重選別装置(31)へ供
給開始後、所定時間は穀粒等を昇降機(32)と比重選
別装置(31)間を循環させ、所定時間経過後、二方向
切替弁(38)により流路が流量調整タンク(30)側
に切り替えられる構成である。このようにすると、比重
選別装置(31)の選別性能が安定するまでの間は、穀
粒等を後行程へ搬送しないようにでき、後行程である形
状選別装置(2)に夾雑物や異物が混入せず、選別性能
が安定しやすいという効果がある。
チエン(40)を示す。左右のリンクプレート(41)
には上端が接合され、上部に屈曲部を有した進行方向を
示す前後方向に対称なプレート(42)が取り付けられ
ている。プレート(42)が進行方向に対称であるた
め、該搬送チエン(40)を正逆転しても、搬送チエン
(40)上方の穀粒等が常にプレート(42)上部の屈
曲部を押しつけるため、リンクプレート(41)の浮き
上がりが起こらず、搬送が安定し、正逆転両方に利用で
きるという効果がある。
均平装置(50)を示し、該張込均平装置(50)は、
大豆と米麦を兼用した施設においても利用可能なもの
で、終端外周(51)に質量を分布させ、中途部と始端
側にそれぞれ軸受(52)、(53)を設けた一対の拡
散羽根(54)、該拡散羽根(54)を回転駆動する軸
(55)、該軸(55)の下端に接続されスリット(5
6)を設けたガイド板(57)、該ガイド板(57)と
拡散羽根(54)とを連結するロッド(58)、及び上
方を細くし、下方を太くしたロッド固定板(59)から
構成されている。
板(57)に回動自在に軸支され、ロッド(58)の拡
散羽根(54)側の先端を中途部の軸受(52)と連結
し、ガイド板(57)側には前記スリット(56)に嵌
合するローラ(60)が設けられ、拡散羽根(54)の
回動に伴いロッド(58)がローラ(60)によりスリ
ット(56)上を摺動する構成としている。
も上方の位置においてガイド板(57)に軸支され、該
ガイド板(57)に設けたストッパ(61)により所定
以上回動しないようにしている。静止状態では自重によ
り拡散羽根(54)は図7(A)に示すように、垂下し
ており、軸(55)を回転すると軸回りの遠心力によ
り、拡散羽根(54)、ロッド固定板(59)はその下
端を外上方に回動し、これに伴いロッド(58)もロー
ラ(60)をスリット(56)に沿わせながら上方に移
動する。拡散羽根(54)の方が質量、重心位置ともに
ロッド固定板(59)よりも外方に位置するため、作用
する遠心力が大きく、このため、ローラ(60)はロッ
ド固定板(59)を押しのけてさらに上方に移動し、ロ
ッド固定板(59)の上方にローラ(60)が位置す
る。この状態で穀粒等が拡散羽根(54)上に供給さ
れ、拡散羽根(54)が穀粒等の重量により垂れ下がろ
うとしても、ストッパ(61)により位置固定されてい
るロッド固定板(59)にローラ(60)が当接するた
め、垂下できない(図7(B))。
9)は重心位置よりも上方に支点(62)があるため、
ロッド固定板(59)は垂下すべく回転し、ロッド固定
板(59)は上方先端を開き、その結果、ローラ(6
0)がロッド固定板(59)から外れ、支持の無くなっ
たロッド(58)とともに拡散羽根(54)は静止状態
の姿勢になる。
前記軸(55)を回転し、拡散羽根(54)を広げるこ
とにより、供給された穀粒等を遠方に放出、拡散するた
め、流量調整タンク(30)内の張込容積を大きくする
ことが可能になる。一方、大豆の場合は前記軸(55)
を停止することにより、回転する拡散羽根(54)に大
豆を衝突させることが無いため、破砕粒や裂皮粒の発生
を防止することができる。
て図8により説明する。連結パイプ(70)は、前記流
量調整タンク(30)から形状選別装置(2)など、機
械装置間の穀粒等の流路を形成するものであるが、流量
調整タンク(30)から第一形状選別装置(4)の振動
フィーダ(8)へ直接落下させると、振動フィーダ
(8)上の穀粒等速度が大きく、搬送性能が悪くなった
り、破砕、裂皮した損傷粒を発生する畏れがある。
を無くすためのもので、連結パイプ(70)内に、選別
する穀粒等の粒径よりも大きい多孔(71)を有した下
方に凹形状の受体(72)を設け、該受体(72)外径
を連結パイプ内径(d)と略等しくすると共に、受体
(72)外周と連結パイプ内壁との距離(L)を連結パ
イプ内径(d)に略等しくなるように連結パイプを形成
したことを特徴とする。
期の穀粒等は一旦前記受体(72)に、一部を多孔(7
1)から落下させながら溜まり、引き続き落下した穀粒
等は受体(72)に溜まった穀粒等が緩衝体となって、
落下速度を小さくし、受体(72)の周囲の空間から再
び落下する。選別した穀粒等が無くなると、受体(7
2)内の穀粒等は多孔(71)から落下し、受体(7
2)には穀粒等が残らない。
の発生を防止することができるとともに、残留処理が必
要であった従来の配管屈曲部に設けられていた粉粒体の
緩衝装置に比べ、残留処理が必要なくなるという効果を
奏する。
よれば、形状選別装置の初期調節が最適状態でなくて
も、あるいは、選別中の穀粒等の表面性状が変化して
も、確実に整粒を選別することができ、頻繁に形状選別
装置の調節を行う必要がなくなる。
断面図である。
である。
である。
明図である。
エンを示す図である。
である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】被選別穀粒を表面に受けて、整粒と破砕粒
などの不完全粒とに選別を行う無端選別ベルトを内部に
横架した形状選別装置を上下に複数段併設し、各段の形
状選別装置には選別した穀粒等を形状別に排出する排出
口を設けたものにおいて、下段に設けた形状選別装置に
は、前記排出口から排出された穀粒等を装置内に還元供
給する戻し口を設けるとともに、下方に穀粒等の流路を
切り替え可能な分岐路を設け、該分岐路を前記戻し口と
接続したことを特徴とする形状選別装置。
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|---|---|---|---|
| JP2001095876A JP4631192B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 形状選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2001095876A JP4631192B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 形状選別装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002282795A true JP2002282795A (ja) | 2002-10-02 |
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