JP2002036461A - 化粧シート - Google Patents
化粧シートInfo
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Abstract
工や凹凸基材へのラッピング加工、真空成形加工等の立
体成形加工も可能であり、燃焼時に塩化水素ガス等の有
害物質を発生しない環境に優しい化粧シートであって、
表現可能な絵柄意匠の範囲が制約されることがなく、被
貼着基材に対する十分な隠蔽性の付与も可能であり、高
意匠性の各種化粧材を容易に製造可能な化粧シートを提
供する。 【解決手段】非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シ
ート1上に、接着剤層2を介して、絵柄層3と、透明熱
可塑性オレフィン系樹脂層4とが順次積層されてなる化
粧シートである。絵柄層3を透明熱可塑性オレフィン系
樹脂層4の裏面に印刷形成することで、耐溶剤性に劣る
非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シート1に対す
る溶剤アタックを防止し、自由な意匠表現や高隠蔽性を
持たせることが可能になる。
Description
内外装材や、造作材、建具等の建築資材、家具什器類、
住設機器や家電製品等の表面化粧に使用するための化粧
シートに関するものである。更に詳しくは、平面状基材
への貼着は無論のこと、Vカット加工や凹凸基材へのラ
ッピング加工、真空成形加工等の立体成形加工も可能で
あり、燃焼時に塩化水素ガス等の有害物質を発生しない
環境に優しい化粧シートに関するものである。
よって、各種の複雑な立体形状の化粧部材に対する需要
が高まっている。係る立体形状の化粧材としては、例え
ば合板やパーティクルボード、中密度繊維板(MDF)
等の基材の表面に化粧シートを貼着して得た化粧板に、
Vカット加工等の折り曲げ加工を施したものや、表面に
凹凸形状を有する柱状基材の表面に沿って、化粧シート
を巻き付けつつ貼着する、ラッピング加工を施したもの
などがある。
能な立体形状の範囲は、平面状に展開可能な形状に限定
され、更に複雑な三次元立体形状には対応することがで
きない。そこで、複雑な三次元立体形状に成形した各種
の基材の表面に、熱成形性に優れた熱可塑性樹脂製の化
粧シートを、真空成形法(圧空成形法、真空圧空成形法
を含む)により立体成形すると同時に貼着する手法も、
既に広く採用されている。そして、近年の消費者の嗜好
の更なる高度化・多様化によって、ますます複雑な三次
元立体形状の化粧部材に対する需要が高まっており、よ
り厳しい成形条件に堪え得る化粧シートの開発が、ます
ます強く要求されるようになっている。
の化粧シートを構成する熱可塑性樹脂としては、安価で
加工性や各種物性にも優れたポリ塩化ビニル樹脂が最も
多く使用されて来た。ところが、近年になって、環境問
題に対する社会的な関心の高まりを受けて、燃焼時に塩
化水素ガスやダイオキシン等の有害物質を発生するおそ
れのあるポリ塩化ビニル樹脂が敬遠される様になってお
り、環境への悪影響の少ない非塩素系の樹脂を使用した
化粧シートが強く要請される様になっている。
材料として、例えば熱可塑性オレフィン系樹脂を使用し
た化粧シートなどが既に開発され、実用化されている
(例えば特開平6−16832号公報等)。しかるに、
熱可塑性オレフィン系樹脂として例えば通常の汎用のポ
リプロピレン樹脂を使用した化粧シートは、柔軟性が不
足するために、折り曲げ加工や真空成形加工を行った際
に、白化や亀裂、破断、ネッキング等を発生し易いとい
う問題点があった。
質モノマーとの共重合やエラストマー等の軟質成分の配
合などにより柔軟性を付与する試みも各種なされている
が、これらは耐熱性や表面の耐傷付き性などに劣る問題
があった。この様にして、結果的には、熱可塑性オレフ
ィン系樹脂のみを使用した化粧シートでは、必要な諸物
性を全て満足したものは得られていないのが実情であ
る。
ィン系樹脂からなる化粧シートにおける上記した問題点
を解決するものとして、熱可塑性基材シート上に透明熱
可塑性樹脂層を積層した構成の化粧シートにおいて、基
材シートに熱可塑性オレフィン系樹脂の代わりに非晶質
ポリエステル系樹脂を使用し、透明樹脂層に熱可塑性オ
レフィン系樹脂を使用した化粧シートを提案した(特願
平11−112402号)。
非晶質ポリエステル系樹脂の優れた熱成形特性と、表面
の透明樹脂層に使用した熱可塑性オレフィン系樹脂の優
れた表面物性とにより、折り曲げ加工適性や真空成形適
性(白化、亀裂、破断、ネッキング等の防止)と表面物
性(耐傷付き性、耐摩耗性、耐溶剤性、耐熱性等)との
双方を満足した化粧シートを容易に実現することができ
る優れた利点を有するものである。
に使用した非晶質ポリエステル系樹脂の耐溶剤性や耐熱
性が低いために、例えば隠蔽ベタインキ層等のように、
溶剤系の印刷インキを比較的厚く全面的に印刷すると、
基材シートが印刷インキ中の溶剤に侵されて表面の艶ム
ラや色調ムラ等を発生したり、印刷インキ中の溶剤が基
材シート中に浸透して膨潤させた状態となって、通常の
印刷機における基材シートを変形(寸法変化、反り、波
打ち等)させない乾燥条件では、基材シート中に浸透し
た溶剤分を十分に除去することが出来ずに、巻き取り時
にブロッキングの原因となったり、透明樹脂層とのラミ
ネート時やラミネート後に当該溶剤分の気化による気泡
の発生の原因となったりする場合があるという問題点が
あった。
な印刷インキの種類や着肉量が制限され、印刷により表
現可能な絵柄の意匠の範囲が制約されたり、隠蔽ベタイ
ンキ層に十分な隠蔽性を付与できないために、化粧シー
トの隠蔽性が不足し、合板等の被貼着基材の表面に貼着
した際に、基材の表面の色調や欠陥が透けて見えるため
に、色調の不安定や絵柄の欠陥などの意匠性の低下を引
き起こしたりする場合があった。
の非晶質ポリエステル樹脂を侵さない溶剤のみを使用し
た印刷インキで絵柄等の印刷を行う方法も考えられるで
あろう。しかしながら、非晶質ポリエステル樹脂を侵さ
ない溶剤は、各種の樹脂に対する溶解力が比較的に低い
溶剤に限定されることから、印刷インキのビヒクルとし
て使用可能な樹脂の種類や、印刷適性を低下させない範
囲内での印刷インキの固形分濃度、添加可能な顔料分の
濃度等も制約を受けることになり、その結果、印刷表現
可能な絵柄の意匠の範囲が依然として制約される他、化
粧シートとして必要な絵柄の耐候性や、被貼着基材の表
面に対する隠蔽性等を十分に満足させることは、やはり
極めて困難なのである。
における上記した問題点に鑑みてなされたものであり、
その課題とするところは、平面状基材への貼着は無論の
こと、Vカット加工や凹凸基材へのラッピング加工、真
空成形加工等の立体成形加工も可能であり、燃焼時に塩
化水素ガス等の有害物質を発生しない環境に優しい化粧
シートであって、表現可能な絵柄意匠の範囲が制約され
ることがなく、被貼着基材に対する十分な隠蔽性の付与
も可能であり、高意匠性の各種化粧材を容易に製造可能
な化粧シートを提供することにある。
めに、本発明は、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基
材シート上に、接着剤層を介して、絵柄層と、透明熱可
塑性オレフィン系樹脂層とが順次積層されてなることを
特徴とする化粧シートを提供する。
いて、前記絵柄層が透明熱可塑性オレフィン系樹脂層の
裏面に印刷形成されたものであることを特徴とする化粧
シートを提供する。
す様に、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シート
1上に、接着剤層2を介して、絵柄層3と、透明熱可塑
性オレフィン系樹脂層4が積層されて構成されるもので
あり、さらに必要に応じて、透明熱可塑性オレフィン系
樹脂層4の表面に、エンボス加工等による凹凸模様5を
施したり、該凹凸模様5の凹部にワイピング法等により
着色剤6を充填したり、それらの表面にトップコート層
7を施したりすることもできる。
系樹脂シートとしては、ポリエチレンテレフタレート樹
脂等の通常の汎用の結晶性ポリエステル系樹脂を結晶化
させない成形条件でシート状に押出成形したもの(いわ
ゆるA−PETシート)と、上記した結晶性ポリエステ
ル系樹脂の基本骨格中に結晶化を抑制するための各種の
共重合成分を共重合させた樹脂(いわゆる共重合ポリエ
ステル系樹脂)をシート成形したものとがあり、本発明
の目的にはいずれのものも使用することができる。
面に貼着する際に、例えば熱ラミネート法や真空成形ラ
ミネート法等、加熱を伴う貼着方法で貼着して用いる場
合、前者のA−PETシートは、加熱により結晶化して
硬度が増す性質を有するので、表面硬度や耐傷付き性等
が特に厳しく要求される用途には好都合であるが、反
面、結晶化した後は樹脂の柔軟性や透明性が低下するの
で、被貼着基材への貼着後にVカット加工等の折り曲げ
加工を施す場合や、被貼着基材の表面の質感を活かすた
めの透明化粧シートとする場合などには、やや不向きで
ある。
樹脂シートは、加熱処理を施しても結晶化することな
く、柔軟性や透明性を維持する性質を有しているので、
加熱を伴う貼着方法で被貼着基材の表面に貼着しても、
表面硬度や耐傷付き性の向上は期待できないが、該貼着
後に折り曲げ加工を施す場合や、透明化粧シートとして
被貼着基材の表面の質感を活かしたい場合などにも、問
題なく使用することができる利点がある。
る非晶質ポリエステル系樹脂の種類は、ジカルボン酸と
ジオールとの縮合重合反応によって得られる熱可塑性の
ポリエステル系樹脂であれば特にその種類を問わない
が、一般的には、テレフタル酸とエチレングリコールと
の縮合重合反応によるエチレンテレフタレート骨格を有
するポリエチレンテレフタレート系樹脂が主として用い
られる。
粋又はほぼ純粋に近いポリエチレンテレフタレート樹脂
からなるものであり、具体的には例えば帝人株式会社製
「テイジンテトロンシート(A−PET)」、東洋紡績
株式会社製「東洋紡PETMAXシートAシリーズ」、
鐘紡株式会社製「カネボウA−PETシート」等として
市販されているものを挙げることができる。
テル系樹脂シートは、エチレンテレフタレート骨格中に
ジカルボン酸成分として例えばセバシン酸、エイコ酸、
ドデカンジオン酸、ダイマー酸、シクロヘキサンジカル
ボン酸等の長鎖脂肪族ジカルボン酸及び/又は脂環族ジ
カルボン酸を導入したり、及び/又は、ジオール成分と
して例えばポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタノール等のポリエ
ーテル系ジオール及び/又は脂環族ジオールを導入した
もの等がある。
Gとして市販されているシクロヘキサンジメタノール共
重合ポリエチレンテレフタレート樹脂であり、この樹脂
をシート化したものとして、具体的には例えば長瀬産業
株式会社製「NAGASEA−PET」、理研ビニル工
業株式会社製「リベスター」等として市販されているも
のを挙げることができる。
従来の同種の化粧シートにおけるそれと同様の厚さのも
のを使用することができる。但し、あまり薄過ぎると印
刷加工時や被貼着基材へのラミネート時等に破断し易
く、一方あまり厚すぎても折り曲げ加工性や真空成形性
が損なわれ、不経済でもあるので、一般的には20〜2
00μm程度の範囲内とするのが良く、中でも50〜1
50μm程度の範囲内とすることが最も望ましい。
いられている一般的な化粧材用の真空成形機の成形条件
に適合させる為には、基材シート1を構成する非晶質ポ
リエステル系樹脂としては、ガラス転移温度(Tg)が
60℃以上85℃以下であり、且つ、冷結晶化温度(T
c)が120℃以上である樹脂を採用することが望まし
い。
成形時の加熱温度を通常より高く設定する必要があり、
熱エネルギー効率や成形サイクル時間の面で不利である
他、樹脂が硬くなるので成形性の面でも不利である。一
方、60℃を下回ると、シートが耐熱性に劣る為にドロ
ーダウン等の成形不良が発生し易い他、製造された化粧
材の耐熱性や耐久性の面でも不利である。
と、真空成形時の加熱により成形中に樹脂の結晶化が急
速に進行して、樹脂が柔軟性を失い成形性が低下する
他、結晶層と非結晶層との海島構造が出現して、両者の
変形特性差に起因するネッキングや局所的に不均一な伸
長による絵柄歪等の成形不良や、特に被貼着基材の表面
の質感を活かすための透明化粧シートの場合には、結晶
層と非結晶層との屈折率差に起因する白化による意匠性
の低下などの問題を発生し易くなるからである。
組成や分子量等による他、樹脂のシート成形時の成形条
件にもよるので、市販の各種の非晶質ポリエステル系樹
脂シートの中から真空成形条件に適合したものを適宜選
択するか、若しくは適合する範囲となる様にシートの成
形条件を適宜設定すれば良い。
リエステル系樹脂の物性としては、引張弾性率が100
0MPa以上3000MPa以下であることが望まし
い。引張弾性率が1000MPa未満であると、樹脂が
柔軟過ぎて傷付き易く腰も弱く、ラミネート時のシワや
傷、ドローダウンや、被貼着基材の表面の不陸を拾う為
の成形不良等の原因となり易く、一方、3000MPa
を越えると、樹脂の柔軟性が不十分である為に加工適性
に劣り、基材の表面の三次元立体形状に完全に追従でき
ない為の成形不良や割れ、白化、成形後に残留する応力
による経時剥離等の原因となり易いからである。
ル系樹脂には、必要に応じて例えば着色剤、充填剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑
剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤等の各種の添加剤の一種
以上を添加することもできる。
の表面に対する隠蔽性が要求される場合には、基材シー
ト1を構成する非晶質ポリエステル系樹脂に着色剤を添
加して着色し、隠蔽力を向上させることが望ましい。着
色剤としては、例えば有機又は無機の染料又は顔料等が
挙げられるが、隠蔽力の観点からは無機顔料を少なくと
も使用することが望ましい。
鉛、塩基性炭酸鉛等の白色無機顔料や、酸化鉄(弁柄、
黄色酸化鉄、鉄黒)、酸化クロム、コバルトブルー、カ
ーボンブラック等の有色無機顔料、アルミニウム粉、ブ
ロンズ粉等の金属粉顔料、酸化チタン被覆雲母、酸化塩
化ビスマス等の真珠光沢顔料等を挙げることができる。
勿論、色彩調整を目的として、例えばフタロシアニン系
顔料等の耐候性に優れた有機顔料を併用することは差し
支えない。また、必要に応じて、例えばシリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の体質顔料を併用
することもできる。
は例えばフェノール系、硫黄系、リン系等、紫外線吸収
剤としては例えばベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー
ル系、サリシレート系、シアノアクリレート系、ホルム
アミジン系、オキザニリド系等、光安定剤としては例え
ばヒンダードアミン系、ニッケル錯体系等、熱安定剤と
しては例えばヒンダードフェノール系、硫黄系、ヒドラ
ジン系等、可塑剤としては例えばフタル酸エステル系、
リン酸エステル系、脂肪酸エステル系、脂肪族二塩基酸
エステル系、オキシ安息香酸エステル系、エポキシ系、
ポリエステル系等、滑剤としては例えば脂肪酸エステル
系、脂肪酸系、金属石鹸系、脂肪酸アミド系、高級アル
コール系、パラフィン系、シリコーン系等、帯電防止剤
としては例えばカチオン系、アニオン系、ノニオン系、
両イオン系等、難燃剤としては例えば臭素系、リン系、
塩素系、窒素系、アルミニウム系、アンチモン系、マグ
ネシウム系、硼素系、ジルコニウム系等、充填剤として
は例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレ
ー、カオリン、マイカ等から選ばれる1種又は2種以上
の混合系で使用される。
からなる基材シート1と、絵柄層3やその上の透明熱可
塑性オレフィン系樹脂層4とを接着させる目的で設けら
れるものであり、この様に、絵柄層3を非晶質ポリエス
テル系樹脂からなる基材シート1に接着剤層2を介して
接着させた構成を採用したことによって、本発明の化粧
シートは、絵柄層3を非晶質ポリエステル系樹脂からな
る基材シート1の表面に直接印刷形成する場合に問題と
なる、絵柄層3の印刷形成用の印刷インキに含有される
溶剤による基材シート1の侵食や、基材シート1中の残
留溶剤による印刷後の巻き取り時のブロッキング、透明
熱可塑性オレフィン系樹脂層4との積層時又は積層後の
気泡の発生等の問題を発生することなく、印刷インキの
種類の自由な選択や印刷インキの厚塗りが可能となり、
絵柄層3によって表現可能な意匠絵柄の幅の拡大や、絵
柄層3中の隠蔽ベタインキ層の厚塗りによる十分な隠蔽
性の付与などによって、より高意匠性の化粧材の製造が
可能となるのである。
に制限はなく、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材
シート1と印刷インキ組成物からなる絵柄層3とを強固
に接着可能な材質を接着方式に応じて適宜選択すれば良
い。具体的には、例えばドライラミネート方式であれば
ポリエステルポリウレタン系、ポリエーテルポリウレタ
ン系等のドライラミネート接着剤、熱ラミネート方式で
あれば例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体系、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体系、塩素化ポリオレフィン
系、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系、ポリエス
テル系、ポリビニルブチラール系等の感熱接着剤、ホッ
トメルト方式であればエチレン−酢酸ビニル共重合体
系、エチレン−アクリル酸エチル共重合体系、オレフィ
ン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリウレタン系
等のホットメルト接着剤、押出ラミネート方式であれば
オレフィン系、カルボン酸変性オレフィン系、エチレン
−酢酸ビニル共重合体系、アイオノマー系等の熱可塑性
樹脂接着剤などから、それぞれ1種又は2種以上の混合
系を適宜選択して使用することができる。
の種類には特に制限はなく、例えば従来より係る化粧シ
ートの分野において広く採用されている木目柄を始め、
石目柄、布目柄、抽象柄、幾何学模様、文字又は記号、
若しくはそれらの2種以上の組み合わせ等や、単色無地
であっても良く、要するに、目的の化粧シートの用途に
応じて任意の所望の絵柄を採用することができる。
限はなく、従来より係る化粧シートの絵柄層に使用され
て来た任意の画像形成材料や画像形成方法を適宜適用す
ることができる。具体的には例えば、染料又は顔料等の
着色剤を、適当な結着剤樹脂と共に、適当な溶剤中に溶
解又は分散してなる印刷インキ又は塗料等を使用するこ
とができる。但し、本発明の化粧シートをVカット加
工、ラッピング加工又は真空成形加工等の折り曲げ乃至
立体成形加工に使用する場合には、絵柄層3の構成材料
としても折り曲げ時や立体成形時の変形に追従可能な柔
軟性を有する材料を選択する必要がある。
ック、チタン白、亜鉛華、弁柄、紺青、カドミウムレッ
ド等の無機顔料や、アゾ顔料、レーキ顔料、アントラキ
ノン顔料、キナクリドン顔料、フタロシアニン顔料、イ
ソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料、
アルミニウム粉、ブロンズ粉等の金属粉顔料、酸化チタ
ン被覆雲母、酸化塩化ビスマス等の真珠光沢顔料、その
他蛍光顔料、夜光顔料等、又はこれらから選ばれる2種
以上の混合物等を使用することができる。
クリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ウレタン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エ
ポキシ樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコー
ン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等の各種合成樹脂
類、又はそれらの2種以上の混合物等を使用することが
できる。
ン、ヘプタン、オクタン、トルエン、キシレン、エチル
ベンゼン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の
石油系有機溶剤や、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸−2
−メトキシエチル、酢酸−2−エトキシエチル等のエス
テル系有機溶剤、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、イソブチルアルコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のアルコール系有機溶剤、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン系有機溶剤、ジエチルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系有
機溶剤、ジクロロメタン、四塩化炭素、トリクロロエチ
レン、テトラクロロエチレン等の塩素系有機溶剤等の各
種有機溶剤や、水等の無機溶剤、又はそれらの2種以上
の混合物等を使用することができる。
塑剤、分散剤、界面活性剤、粘着付与剤、接着助剤、乾
燥剤、安定剤、硬化剤、硬化促進剤又は硬化遅延剤等の
各種の添加剤を適宜添加することもできる。
例えばグラビア印刷法やオフセット印刷法、グラビアオ
フセット印刷法、ドライオフセット印刷法、スクリーン
印刷法、フレキソ印刷法、凸版印刷法、静電印刷法、イ
ンクジェット印刷法等の従来公知の印刷方法の他、全面
ベタ状の場合には以上の各種印刷方法に加えて例えばロ
ールコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート
法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、
キスコート法、フローコート法、ディップコート法等の
各種コーティング方法などを適用することもできる。
て、被印刷面に例えばコロナ放電処理、プラズマ処理、
オゾン処理、火炎処理、電離放射線処理、酸処理、アル
カリ処理、アンカー又はプライマー処理等の表面処理を
施しておくことによって、被印刷面に対する絵柄層3の
密着性を向上することもできる。
の表面の色彩や欠陥等に対する隠蔽性を必要とする場
合、基材シート1が透明であるか又は隠蔽性が不足する
時には、絵柄層3の一部として裏面側に隠蔽層を設ける
こともできる。隠蔽層の形成材料や形成方法は、上記し
た絵柄層3の場合に準ずるが、良好な隠蔽性を得る為に
は、酸化チタン系顔料又は酸化鉄系顔料等の隠蔽性の無
機顔料を少なくとも使用することが望ましい。また、こ
の隠蔽層を適宜の色彩に着色することにより、絵柄層3
の背景色としての機能を兼ねさせることもできる。
の印刷形成にあたり、絵柄層3の形成用の印刷インキ等
に含有される溶剤による基材シート1への悪影響を防止
するために、絵柄層3を基材シート1の表面に直接印刷
形成することは避け、絵柄層3が十分に乾燥した状態で
接着剤層2を介して基材シート1の表面に積層する。そ
のための具体的方法としては、予め離型性シートの表面
に剥離可能に絵柄層3を形成した転写シートを用意して
おき、該転写シートの絵柄層3を、該転写シートの絵柄
層3面及び/又は基材シート1の表面に形成された接着
剤層2を介して、基材シート1の表面に転写形成する方
法や、絵柄層3を固体粉末状の着色剤をステンシル法、
散布法、静電印刷法又は電子写真法等により基材シート
1上の接着剤層2上に形成、接着させる方法なども考え
られるが、生産性や印刷適性、絵柄の鮮鋭度、材料ロス
の少なさ等の種々の観点からは、絵柄層3は透明熱可塑
性オレフィン系樹脂層4の裏面に印刷形成することが最
も望ましい。
可塑性オレフィン系樹脂層4の絵柄層3面を、接着剤層
2を介して、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シ
ート1の表面に積層することにより、本発明の化粧シー
トの基本構成が完成する。なお、上記積層時に、接着剤
層2は、予め裏面に絵柄層3を印刷形成した透明熱可塑
性オレフィン系樹脂層4の絵柄層3面に形成しておいて
も良いし、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シー
ト1の表面に形成しておいても良い。また、両者の併用
も勿論可能であり、基材シート1と透明熱可塑性オレフ
ィン系樹脂層4との層間密着性の観点からは最も望まし
い形態であると言うことができる。
基材シート1の表面に接着剤層2を厚く塗工形成する
と、接着剤層2の形成用の接着剤に含有される溶剤によ
って基材シート1が侵されたり、基材シート1中に溶剤
分が残留してブロッキングや積層後の気泡発生の原因と
なったりする場合があるので、接着剤層2を厚く設ける
必要がある場合には、接着剤層2は透明熱可塑性オレフ
ィン系樹脂層4の絵柄層3面側にのみ設けておくか、若
しくは、透明熱可塑性オレフィン系樹脂層4の絵柄層3
面と非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シート1の
表面との双方に設けておく(但し、基材シート1の表面
に予め設ける接着剤層2は十分に薄いものとする)かの
いずれかの形態を採ることが望ましい。
するオレフィン系樹脂の種類には特に制限はなく、例え
ば従来より同種の化粧シートの構成材料として使用され
ている任意の熱可塑性オレフィン系樹脂を使用すること
ができる。具体的には、例えばポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリブテン−1樹脂、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1樹脂等を始めとする種々の単独重合体
や、エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂、エチレン
−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−(メタ)アクリ
ル酸(エステル)共重合体樹脂、エチレン−ビニルアル
コール共重合体樹脂等のオレフィン系共重合体樹脂など
を挙げることができる。
リプロピレン系樹脂、すなわちポリプロピレンを主成分
とする単独又は共重合体であり、具体的には、例えばホ
モポリプロピレン樹脂、ランダムポリプロピレン樹脂、
ブロックポリプロピレン樹脂等を単独又は適宜配合した
り、それらに更にアタクチックポリプロピレンを適宜配
合した樹脂等を使用することができる。また、プロピレ
ン以外のオレフィン系単量体を含む共重合体であっても
よく、例えば、ポリプロピレン結晶部を有し、且つプロ
ピレン以外の炭素数2〜20のα−オレフィン、好まし
くはエチレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、
ヘキセン−1又はオクテン−1、のコモノマーの1種又
は2種以上を15モル%以上含有するプロピレン−α−
オレフィン共重合体などを例示することができる。ま
た、通常ポリプロピレン系樹脂の柔軟化に用いられてい
るエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエ
ン共重合ゴム等の改質剤を適宜添加することもできる。
は、必ずしも完全な無色透明である必要はなく、少なく
ともその下側の絵柄層3が透視可能な程度の透明性を備
えていれば、半透明や着色透明であっても良く、その範
囲内で例えば染料又は顔料等の添加により着色されてい
ても良い。また、目的の化粧シートの用途により必要に
応じて、例えば酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤、可塑
剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、体質顔料、充填剤、抗
菌剤、防黴剤、艶調整剤、減摩剤等、従来公知の添加剤
の1種以上が添加されていても良い。
には特に制限はなく、例えば従来の一般の複層型の化粧
シートにおける透明樹脂層の厚さと同等とすることがで
きる。一般に、透明熱可塑性オレフィン系樹脂層4が厚
い程、耐摩耗性や耐溶剤性等の表面物性や耐候性、塗装
感や深み感、エンボス深さ等の意匠性の面などで有利で
あるが、反面、化粧シートとしての柔軟性や可撓性、ラ
ッピング加工時や真空成形加工時の被貼着基材の表面に
三次元立体形状への追従性等の面で不利となるので、両
者のバランスの取れる厚み範囲が選ばれる。具体的に
は、目的の化粧シートの用途やそれに応じた要求品質、
使用する熱可塑性オレフィン系樹脂の種類等にもよる
が、一般に20〜200μm程度の範囲から選ばれ、特
に好ましい範囲は50〜150μm程度である。
には、従来の化粧シートにおけると同様、必要に応じて
所望の適宜の模様のエンボスによる凹凸模様5を設ける
ことができる。凹凸模様5の種類にも特に制限はなく、
例えば木目調(特に導管溝模様状)、石目調、布目調、
和紙調、幾何学模様状等の各種の模様状であっても良い
し、或いは例えば砂目状、梨地状等の艶消状や、ヘアラ
イン状、スウェード調、皮革調等であってもよい。ま
た、これらの凹凸模様5を絵柄層3の絵柄と同調させる
ことによって更なる意匠性の向上を図ることもできる
が、その必要がなければ非同調であっても良く、また、
絵柄層3の絵柄と同調した模様と同調しない模様との両
者を含む模様の凹凸模様5を設けることもできる。
が、金属製のエンボス版を使用した機械エンボス法が最
も一般的である。また、凹凸模様5の形成の時期にも特
に制限はなく、例えば、透明熱可塑性オレフィン系樹脂
層4のシート成形と同時、透明熱可塑性オレフィン系樹
脂層4のシート成形後基材シート1との積層前、積層と
同時又は積層後の中から任意の時期を選択することがで
きる。また、これらの中から選ばれる複数の時期に同一
又は異なる模様の凹凸模様5を複数回に亘って施すこと
もできる。なお、凹凸模様5の凹陥部には、必要に応じ
てワイピング法等の手法により着色剤6を充填してもよ
く、これによって表面の凹凸模様5と同調した色彩模様
を有する意匠性に優れた化粧シートを得ることができ
る。
物性を付与する目的で、透明熱可塑性オレフィン系樹脂
層4の表面にトップコート層7を設けることもできる。
トップコート層7の構成材料としては、従来より係る化
粧シートのトップコート層の構成材料として使用されて
いる公知のトップコート剤の中から選ばれる任意のもの
を使用することができる。一般的には、少なくとも下地
を透視可能な透明性を有する必要がある他、化粧シート
の用途により要求される耐摩耗性や耐擦傷性、耐溶剤
性、耐汚染性等の表面物性を具備させるべく、硬化性樹
脂を主成分とする材料から構成することが好ましい。
体的には、例えばメラミン系樹脂、フェノール系樹脂、
尿素系樹脂、エポキシ系樹脂、アミノアルキド系樹脂、
ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン系樹
脂等の熱硬化性樹脂や、不飽和ポリエステル系樹脂、
(メタ)アクリレート系樹脂等の、紫外線又は電子線の
照射により硬化する電離放射線硬化性樹脂等を、好適に
使用することができる。また必要に応じて、例えば艶調
整剤、減摩剤、滑剤、帯電防止剤、結露防止剤、抗菌
剤、防黴剤等の各種の添加剤を適宜添加することもでき
る。
はなく、例えばグラビアコート法、ロールコート法、デ
ィップコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート
法、コンマコート法、ダイコート法、リップコート法、
キスコート法、ロッドコート法、スプレーコート法、フ
ローコート法等、従来公知の任意の塗工方法を適宜採用
することができる。
とトップコート層7との密着性が不十分である場合に
は、トップコート層7の塗工形成に先立ち、透明熱可塑
性オレフィン系樹脂層4の表面に例えばコロナ放電処
理、オゾン処理、プラズマ処理、火炎処理、電離放射線
処理、酸処理、アルカリ処理、アンカー又はプライマー
処理等の適宜の表面処理を施すことによって、両者間の
密着性を向上することもできる。
シートと同様、例えば単板、合板、集成材、中密度繊維
板、パーティクルボード等の木質系基材や、石膏ボー
ド、スレート板、珪酸カルシウム板、木毛セメント板、
ガラス繊維強化コンクリート、軽量気泡コンクリート等
の無機質系基材、鋼、真鍮、ステンレス、アルミニウム
等の金属系基材、オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、
スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ABS樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、繊維強化プラスチック(FRP)
等の合成樹脂系基材等の各種の被貼着基材の表面に貼着
(ラミネート)して使用されるものである。
例えばウレタン系や酢酸ビニル系等の適宜の接着剤が使
用されるのが一般的であるが、該接着剤の種類によって
は、本発明の化粧シートの基材シート1を構成する非晶
質ポリエステル系樹脂との接着性が必ずしも十分ではな
い場合もある。係る場合に備えて、基材シート1の裏面
に、汎用のラミネート用接着剤との接着性に優れた樹脂
組成物からなるプライマー層を設けておくこともでき
る。
ン系、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の各種のプライマ
ー剤が知られており、これらの中から基材シート1に合
わせたものを選んで使用する。なお、プライマー層に例
えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム
等の粉末を添加しておくと、プライマー層の表面が粗面
化することによって、化粧シートの巻取保存時のブロッ
キングが防止できるほか、投錨効果による前記ラミネー
ト用接着剤との接着剤の向上にも有効である。
明フィルムの裏面に、まず溶剤型ウレタン樹脂系印刷イ
ンキを使用してグラビア印刷法により木目柄層及び隠蔽
ベタインキ層からなる絵柄層を印刷形成して、裏面印刷
透明フィルムを作製し、一旦巻き取った。次に、該裏面
印刷透明フィルムの印刷面に、2液硬化型ウレタン樹脂
系ドライラミネート接着剤を乾燥後の塗布量10g/m
2 に塗工し、乾燥後、該接着剤層面に、厚さ100μm
の非晶質ポリエステル系樹脂製着色フィルムをドライラ
ミネートし、最後に、前記透明フィルムの表面に2液硬
化型ウレタン系樹脂をグラビア塗工法にて乾燥後の塗布
量6g/m2 に塗工してトップコート層を形成して、本
発明の化粧シートを作製した。この間、巻き取りによる
ブロッキングや、ドライラミネート時の層間の気泡の発
生等は認められなかった。
液硬化型ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量10g
/m2 に塗工して乾燥させた、曲率半径5Rの三次元立
体形状を有する木質基材の表面に、真空成形機にてシー
ト温度70℃の条件で三次元成形ラミネートしたとこ
ろ、ネッキング、白化、柄伸び等の成形不良は発生せ
ず、表面硬度や耐擦傷性、耐溶剤性等の表面物性も実用
上全く支障がなく、しかも、木質基材の表面の色彩や欠
陥が十分に隠蔽されて、ひょう面の色調や絵柄意匠が安
定した、良好なラミネート製品を得ることができた。
ルムの表面に、まず溶剤型ウレタン樹脂系印刷インキを
使用してグラビア印刷法により隠蔽ベタインキ層及び木
目柄層からなる絵柄層を印刷形成して、表面印刷着色フ
ィルムを作製し、一旦巻き取った。次に、該表面印刷着
色フィルムの印刷面に、2液硬化型ウレタン樹脂系ドラ
イラミネート接着剤を乾燥後の塗布量10g/m2 に塗
工し、乾燥後、該接着剤層面に、厚さ70μmのランダ
ム共重合ポリプロピレン樹脂製透明フィルムをドライラ
ミネートし、最後に、該透明フィルムの表面に2液硬化
型ウレタン系樹脂をグラビア塗工法にて乾燥後の塗布量
6g/m2 に塗工してトップコート層を形成して化粧シ
ートを作製した。この化粧シートは、表面印刷着色フィ
ルムを巻き取った際にブロッキングにより絵柄層の一部
が損傷したことに加え、ドライラミネート時に層間に気
泡が発生しており、実用に堪えるものではなかった。
ルムの表面に、まず溶剤型ウレタン樹脂系印刷インキを
使用してグラビア印刷法により木目柄層のみからなる絵
柄層を印刷形成して、表面印刷着色フィルムを作製し、
一旦巻き取った。次に、厚さ70μmのランダム共重合
ポリプロピレン樹脂製透明フィルムの裏面に、2液硬化
型ウレタン樹脂系ドライラミネート接着剤を乾燥後の塗
布量10g/m2 に塗工し、乾燥後、該接着剤層面に、
前記表面印刷着色フィルムの印刷面をドライラミネート
し、最後に、該透明フィルムの表面に2液硬化型ウレタ
ン系樹脂をグラビア塗工法にて乾燥後の塗布量6g/m
2 に塗工してトップコート層を形成して化粧シートを作
製した。
液硬化型ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量10g
/m2 に塗工して乾燥させた、曲率半径5Rの三次元立
体形状を有する木質基材の表面に、真空成形機にてシー
ト温度70℃の条件で三次元成形ラミネートしたとこ
ろ、化粧シートの隠蔽性が不十分であるために、木質基
材の表面の色調のバラツキを反映して色調が安定せず、
さらに木質基材の表面に存在する欠陥が透けて見えるも
のであり、意匠的に十分満足できるものではなかった。
は、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シートを具
備することにより、Vカット加工やラッピング加工等の
折り曲げ加工は勿論のこと、真空成形加工に使用して
も、成形時にネッキングや白化、柄伸び等の成形不良を
発生することなく均一に成形可能であり、しかも、その
表面に透明熱可塑性オレフィン系樹脂層を具備すること
により、表面硬度、耐擦傷性、耐摩耗性、耐溶剤性等の
各種表面物性にも優れており、なお且つ、絵柄層を非晶
質ポリエステル系樹脂からなる基材シートの表面に接着
剤層を介して接着積層する構成としたことにより、絵柄
層を形成するための印刷インキ等に含有される溶剤によ
って非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シートが侵
されたり、該基材シート中に浸透残留した溶剤が透明熱
可塑性オレフィン系樹脂層との積層時又は積層後に気化
することにより層間に気泡が発生したりするおそれがな
いから、非晶質ポリエステル系樹脂を侵す溶剤を含有す
るものを含め、印刷インキ等の幅広い選択や、印刷イン
キ等の厚塗り等が、容易に可能となり、延いては、印刷
インキ等の材料上の制約のない自由な意匠表現や、被貼
着基材の表面の色調や欠陥等の隠蔽に十分な隠蔽性の付
与等による、高意匠性の各種化粧製品を容易に得ること
ができるという優れた効果を奏するものである。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シ
ート上に、接着剤層を介して、絵柄層と、透明熱可塑性
オレフィン系樹脂層とが順次積層されてなることを特徴
とする化粧シート。 - 【請求項2】前記絵柄層は、透明熱可塑性オレフィン系
樹脂層の裏面に印刷形成されたものであることを特徴と
する請求項1に記載の化粧シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000228506A JP2002036461A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 化粧シート |
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| JP2000228506A JP2002036461A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 化粧シート |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002036461A true JP2002036461A (ja) | 2002-02-05 |
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|---|---|---|---|
| JP2000228506A Pending JP2002036461A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 化粧シート |
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