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JP2002032865A - 料金精算システム - Google Patents

料金精算システム

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Publication number
JP2002032865A
JP2002032865A JP2000217399A JP2000217399A JP2002032865A JP 2002032865 A JP2002032865 A JP 2002032865A JP 2000217399 A JP2000217399 A JP 2000217399A JP 2000217399 A JP2000217399 A JP 2000217399A JP 2002032865 A JP2002032865 A JP 2002032865A
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card
customer
identification
tag
dimensional code
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Application number
JP2000217399A
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English (en)
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Hiromitsu Takai
弘光 高井
Hisashi Shigekusa
久志 重草
Kenji Nagashima
賢治 長島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYSTEM KIKI KK
Denso Corp
Original Assignee
SYSTEM KIKI KK
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by SYSTEM KIKI KK, Denso Corp filed Critical SYSTEM KIKI KK
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Publication of JP2002032865A publication Critical patent/JP2002032865A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施設内での利用料金の精算処理やこれに関わ
る業務の簡素化を、システムの安全性の低下を伴うこと
なく実現し、システムの信頼性も同時に向上させるこ
と。 【解決手段】 入場受付端末6からは、預託金の投入に
応じて、それぞれに固有のカードID情報及びタグID
情報をQRコードにて記録した識別カード及び識別タグ
が1対1で対応された状態で発行される。顧客は、識別
タグをリストバンドに装着した状態で携帯し、識別カー
ドを紛失しにくい状態で保持する。施設内での自販機1
6や売店などでの利用料金の支払い、ロッカー19の解
錠、精算端末での預託金の精算は、識別タグのみにより
可能な状態とされ、識別カードは、ロッカーの解錠準備
や識別タグ紛失時における当該識別タグの使用禁止など
に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設内で顧客が支
払うべき利用料金の精算を、顧客が携帯する識別タグに
記録されたID情報を利用して行うようにした料金精算
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、温泉、スポーツ施設、ショッピ
ング施設などを備えたレクリエーション施設において
は、施設内での利用料金(施設利用料や施設内での買い
物の代金など)の精算処理のキャッシュレス化及びこれ
に係わる業務の簡素化などを実現するために、種々の料
金精算システムが考えられている。このような料金精算
システムの一例として、従来より、例えば特公平8−3
1175号公報に記載されたバーコードカードシステム
が提供されている。
【0003】このシステムでは、入場口近傍に設けられ
た発券装置に所定額の金銭が投入されたときに、当該発
券装置から、ミシン目を介して分離可能なメインカード
とジブカードを発行するものであり、そのメインカード
及びジブカードには、施設の受付において所定の情報が
バーコードにより印刷される。このように印刷されたバ
ーコード情報と前記投入金額情報は、バーコード印刷装
置と双方向通信を行う金額精算部中に互いに対応付けた
状態で記憶される。このとき、メインカード及びジブカ
ードに印刷されるバーコードは同一のものとされる。顧
客は、ジブカードをメインカードから切り離して、自身
が身に付けるリストバンドに格納した状態で装着すると
共に、メインカードを別途に保持する。そして、顧客が
施設内の設備の利用料金(レストランの食事代金、レン
タル用品の借り出し料金など)の支払いを行う場合に
は、リストバンドに装着したジブカードのバーコード
を、設備の利用料金支払い場所に設置されたバーコード
リーダに読み取らせる。前記金額精算部は、その設備の
利用代金を、バーコードリーダが読み取ったバーコード
情報に対応した投入金額情報から差し引くことにより徴
収を行う。また、上記金額精算部は、顧客がリストバン
ドを紛失した場合には、その顧客が保持しているメイン
カードに印刷されたバーコードに基づいて、そのバーコ
ードに対応する金銭の動きの一切を禁止する制御を行い
得る構成となっている。尚、施設を出るときの最終的な
金銭の精算は、出口付近に設けられた精算装置にて行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、メ
インカード及びジブカードに同一のバーコードが印刷さ
れているため、システム上ではメインカードでも施設の
利用が可能であり、従ってメインカードが紛失または盗
難にあった場合には、そのメインカードが悪用される恐
れがあるなど、安全性に問題があった。特に、実際に
は、リストバンドに格納した状態のジブカードの紛失に
は気が付きやすいが、メインカードの紛失や盗難は気が
付きにくく、メインカードの悪用問題が拡大する可能性
が高いものであった。また、メインカード及びジブカー
ドに対しバーコードにより記録できる情報量が限定され
ると共に、バーコードの汚損や破損に起因した読み取り
エラーが起こりやすいため、システムの信頼性に劣ると
いう問題点もあった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、施設内での利用料金の精算処理やこ
れに関わる業務の簡素化を、システムの安全性の低下を
伴うことなく実現できると共に、システムの信頼性も同
時に向上させることができる料金精算システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した手段を採用できる。この手段によ
れば、顧客(施設利用者)は、発行装置を通じて識別カ
ード及びこれと1対1で対応付けられた識別タグの発行
を受ける。この場合、識別カードには、対応する識別タ
グを特定可能な情報及び固有コードを含むカードID情
報が二次元コードにより記録され、識別タグには、対応
する識別コードを特定可能な情報及び固有コードを含む
タグID情報が二次元コードにより記録される。識別カ
ード及び識別タグを受け取った顧客は、識別カードを紛
失しにくい状態で保持すると共に、識別タグを、これに
記録された二次元コードを施設内に設置された二次元コ
ード読取装置によって何時でも読み取り得る状態で携帯
する。
【0007】この状態から、顧客が施設内において利用
料金の支払いが必要な設備を利用する場合には、その顧
客が携帯した識別タグに記録されている二次元コードを
料金支払い用二次元コード読取装置により読み取らせ
る。制御手段は、このように読み取られた二次元コード
がタグID情報であった場合には、設備の利用を許可す
ると共に、当該設備の利用料金を上記タグID情報と関
連付けた状態の積算料金データとして記憶する。
【0008】従って、上記のように記憶された積算料金
データ基づいて各顧客の利用料金の精算を一括して行い
得るようになり、施設内での利用料金の精算処理やこれ
に関わる業務の簡素化を実現できる。この場合、制御手
段は、料金支払い用二次元コード読取装置が読み取った
二次元コードが識別タグに記録されたタグID情報であ
った場合のみ設備の利用を許可する構成となっているか
ら、当該識別タグと1対1で対応された識別カードでは
設備を利用することができず、万一、識別カードの紛失
や盗難があった場合でも、その識別カードが悪意を持っ
た第三者により悪用される可能性が低くなる。また、識
別タグを紛失した場合には、これと1対1で対応された
識別カードを利用して当該識別タグを無効化する処理が
可能となるから、システムの安全性が向上するようにな
る。さらに、タグID情報やカードID情報を示す二次
元コードには、誤り訂正機能を容易に付与できるから、
その汚損や破損に起因した読み取りエラーの可能性を低
くでき、システムの信頼性も向上するようになる。
【0009】請求項2記載の手段によれば、顧客が、識
別タグに記録されている二次元コード若しくは識別カー
ドに記録されている二次元コードを精算用二次元コード
読取装置に読み取らせたときには、前記制御手段が、そ
の読み取り二次元コード中のタグID情報若しくはカー
ドID情報に基づいて前記積算料金データに基づいた各
顧客の利用料金の精算を精算端末を通じて行うようにな
る。従って、各顧客の利用料金の精算を施設内で完了で
きるようになり、顧客側の利便性が向上するようにな
る。
【0010】請求項3記載の手段によれば、前記識別カ
ード及び識別タグが、切り離し可能な連結状態で発行さ
れるから、それらを実際に使用する前の段階で携帯する
場合に便利になる。
【0011】請求項4記載の手段によれば、前記識別タ
グは、顧客が身に付ける装着具(例えば、リストバン
ド、ネックストラップ)に取り付けられた状態で使用さ
れるから、顧客側の利便性が向上するようになる。
【0012】請求項5記載の手段によれば、顧客が携帯
した識別カード或いは識別タグを施設の入口に設けられ
た入場用二次元コード読取装置に読み取らせることによ
り、当該顧客の施設入場が入場ゲートを通じて自動的に
許可されるから、顧客の施設入場についての管理を無人
化できるようになり、この点でも業務の簡素化を図り得
るようになる。
【0013】請求項6記載の手段によれば、前記識別タ
グは、顧客が施設を出るときに回収されるシステムとな
っているから、その識別タグの悪用を未然に防止できて
システムとしての安全性が向上するようになる。
【0014】請求項7記載の手段によれば、各顧客によ
る施設利用内容についてのデータベースを当該顧客に発
行された識別カードに対応付けた状態で構築できると共
に、そのデータベースを識別カードに記録されたカード
ID情報に基づいて検索できるから、例えば、各顧客に
対して施設利用データに見合った優待サービスを提供す
ることが可能になる。この結果、所謂リピーターの増大
に寄与できるなど、施設の運営上において有益となる。
【0015】請求項8記載の手段によれば、顧客が二次
元コード読取装置によって何時でも読み取り得る状態で
携帯する識別タグに記録される二次元コードのセルサイ
ズが、識別カードに記録される二次元コードのセルサイ
ズより寸法が大きい状態に設定されているから、その識
別タグ側の二次元コードの読取りに対する信頼性が向上
するようになり、システムの円滑な運営を行う上で有利
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動販売機やレス
トランなどの有料設備並びに衣服や荷物などを保管する
ためのロッカー設備を備えたレクリエーション施設に適
用した一実施例について図1ないし図3を参照しながら
説明する。図2には本実施例で使用する識別カード及び
識別タグを一体化した形態の入場カードの正面外観が示
されている。この図2において、入場カード1は、容易
に持ち運べる大きさ(例えば名刺サイズ)に形成された
矩形状のもので、識別カード2と、この識別カード2の
領域の一部を利用した矩形状の識別タグ3とを1対1で
対応付けた状態で備えた構成となっている。この場合、
識別カード2及び識別タグ3間には、その識別タグ3の
外形に沿った矩形枠状の切り離し線4がハーフカット状
或いはミシン目状に形成されており、これにより識別カ
ード2及び識別タグ3は、切り離し線4部分で切り離し
可能な連結状態とされている。
【0017】入場カード1の発行時には、識別カード2
に対しこれと対応する識別タグ3を特定可能な情報及び
固有コードを含むカードID情報が二次元コードである
マイクロQRコード2a(以下、単にQRコード)にて
記録されると共に、レクリエーション施設の名称を示す
文字列2bや発行年月日を示す数字列2cなどが記録さ
れ、さらに、識別タグ3に対しこれと対応する識別カー
ド2を特定可能な情報及び固有コードを含むタグID情
報が二次元コードであるQRコード3aにて記録され
る。尚、上記QRコード2a及び3a、文字列2b、数
字列2cなどの記録は、例えば印刷により行われる。
【0018】ここで、本実施例のレクリエーション施設
では、上記入場カード1が所定額の対価の支払いに応じ
て発行されるシステム(プリペイドカード方式のシステ
ム)が採用されているものとする。このようなシステム
の場合、上記識別カード2のQRコード2a及び識別タ
グ3のQRコード3a中には、共通の情報として、少な
くとも以下〜のようなデータが記録され、必要に応
じてのようなデータも記録される。
【0019】 入場カード1を特定するためのカード
識別番号(このカード識別番号に基づいて識別カード2
と識別タグ3との1対1の対応関係の特定、並びに顧客
の特定を行うことができる)、 発行年月日データ(時刻を含むものでも良い)、 預託金額データ(対価の支払金額を示すデータ、場
合によっては、顧客に対し特典として付与される金額を
上記支払金額に加算したデータ)、 顧客の年齢データ(年齢層を示すデータでも良
い)。
【0020】また、QRコード2a中には、識別カード
2に固有の情報として、少なくとも、 顧客の性別データ、 識別カード2のための固有機能コード、が記録され
る。さらに、QRコード3a中には、識別タグ3に固有
の情報として、 識別タグ3のための固有機能コード、を記録しても
良い。尚、QRコード2a、3aが識別カード2に記録
されたものか、識別タグ3に記録されたものかを明確に
区別できるのであれば、の固有機能コードは不要であ
る。
【0021】図1には、レクリエーション施設のための
設備のうち本発明の要旨に関係した部分が機能ブロック
図により示されており、以下これについて関連した作用
と共に説明する。この図1において、コンピュータを含
んで構成されたシステムコントローラ5(制御手段に相
当)は、入場受付端末6、自販機端末7、売店端末8、
レストラン端末9、ロッカー制御端末10、精算端末1
1、ゲート制御端末12との間で、LAN13を通じて
データ授受を行う構成となっている。
【0022】このシステムコントローラ5は、各端末6
〜12とのデータ授受に基づいて、少なくとも、発行さ
れた入場カード1に記録された前記カードID情報のう
ち顧客管理に必要なデータ(のカード識別番号、の
発行年月日及び時刻データ、の預託金額データ、の
年齢データ、の性別データ)の記憶、各入場カード1
を通じた後述のような利用料金徴収に伴う積算料金デー
タの演算及び上記預託金額データの残高(初期の預託金
額−積算料金データ)の演算、並びに入場カード1を所
持した各顧客の施設利用状況の集計などの制御を行う共
に、このような制御により得られる各顧客毎の積算料金
データ及び預託金額残高データを含む顧客管理データベ
ース、並びに各顧客毎の施設利用履歴(来場回数、設備
利用料金の総額など)を示す履歴データベースの構築、
後述するロッカー19の空き状況を示すロッカー空きリ
ストの管理などを行う構成となっている。
【0023】尚、上記預託金額残高データは、預託金額
データ及び積算料金データに基づいて何時でも演算でき
るから、顧客管理データベースに含める必要はないが、
本実施例では、顧客管理データベース中に預託金額残高
データがリアルタイムで記憶されているものとする。ま
た、システムコントローラ5は、レクリエーション施設
の外部(例えばレクリエーション施設の営業管理センタ
ー)に設置することも可能である。
【0024】入場受付端末6は、レクリエーション施設
の入場エリアに設置されるもので、前記入場カード1を
発行するための発行装置14と、二次元コード(本実施
例の場合、QRコード)を読み取るための読取装置15
とが接続された構成となっている。尚、読取装置15
は、例えば定置式のもので、前記識別カード2がセット
された状態で、その識別カード2に記録されたQRコー
ド2aを読み取ってデコードし、そのデコード結果を入
場受付端末6に与える構成となっている。
【0025】この場合、入場受付端末6は、読取装置1
5が識別カード2からQRコード2aを読み取っていな
い状態で所定額の預託金が投入されたとき(初めて来場
した顧客が所定額の預託金を投入した場合に相当)に
は、その預託金額データを記録した入場カード1を発行
装置14を通じて発行する。また、入場受付端末6は、
読取装置15が識別カード2からQRコード2aを読み
取った状態で所定額の預託金が投入されたとき(リピー
ターが所定額の預託金を投入した場合に相当)には、そ
のQRコード2a中のカード識別番号に基づいて前記シ
ステムコントローラ5側に構築された前記履歴データベ
ースを検索することにより、顧客への特典付与の有無及
び付与すべき特典の内容などを判断し、その判断結果に
応じた所定の特典(例えば、預託金額データに対する金
額の加算)を記録した入場カード1を発行装置14を通
じて発行する。
【0026】入場受付端末6は、入場カード1の発行を
行った場合には、その入場カード1に記録したカードI
D情報のうち、少なくとも前述した顧客管理に必要な
のカード識別番号、の発行年月日及び時刻データ、
の預託金額データ、の年齢データ、の性別データ
を、カード発行データとしてシステムコントローラ5へ
送信する。
【0027】この場合、システムコントローラ5では、
受信したカード発行データを前記顧客管理データベース
に登録(記憶)すると共に、自身が有するロッカー空き
リストに基づいて、発行された入場カード1中のカード
識別番号に対し空いているロッカー19を割り当て、そ
のロッカー番号を入場受付端末6に通知すると共に、当
該ロッカー番号及びカード識別番号の組合わせを示すロ
ッカー使用者情報をロッカー制御端末10へ通知する。
これに応じて、入場受付端末6側では、通知されたロッ
カー番号を、例えば、表示器(図示せず)を通じた表示
或いはそのロッカー番号を印刷した紙片の発行により顧
客に通知(告知)する。また、ロッカー制御端末10で
は、通知されたロッカー使用者情報に基づいて後述のよ
うな制御を行う。
【0028】上記のような入場カード1の発行時には、
顧客が身に付ける図示しないリストバンド(装着具に相
当)が例えば発行装置14を通じて貸与されるものであ
る。このリストバンドは、識別タグ3を、これに記録さ
れたQRコード3aを外部から読み取り得る形態で装着
できる構造(例えば、QRコード3aを外部から目視で
きる形態で収納する透明状収納部を設けた構造、或いは
QRコード3a部分を外部に露出させた状態で収納する
収納部を設けた構造)となっている。上記入場カード1
を受け取った顧客は、当該入場カード1から識別タグ3
を打ち抜き状に切り離し、識別カード2を紛失しにくい
状態で保持すると共に、識別タグ3を、上記リストバン
ドに対しそのQRコード3aを外部から目視可能な形態
で装着するものであり、以て、識別タグ3を、これに記
録されたQRコード3aを施設内に設置された二次元コ
ード読取装置によって何時でも読み取り得る状態で携帯
する。
【0029】尚、ここでは、入場受付端末6を無人化す
ることを想定したが、レクリエーション施設の入場エリ
アに常駐する受付担当者が、預託金の受け取り、前回利
用時に発行されたカードのQRコード2aの読み取り
(読取装置15としてハンディタイプ或いは定置型のも
のを使用できる)、発行装置14の操作などを行うこと
により、入場カード1を発行すると共にリストバンドを
貸与する形態を採用することもできる。
【0030】複数の自販機端末7は、それぞれ複数の自
販機16の制御を行うようになっている。各自販機16
の前面側には、識別タグ3に記録されたQRコード3a
を読み取ってデコードするための定置式の読取装置16
a(料金支払い用二次元コード読取装置に相当)が設け
られており、その読み取りデータを自販機端末7に与え
るようになっている。尚、自販機16の前面側に人の近
接を検知するセンサを設け、このセンサが検知状態にあ
る期間のみ上記読取装置16aを動作状態に切換える構
成としても良い。
【0031】上記自販機端末7は、入力された読み取り
データをシステムコントローラ5側の顧客管理データベ
ースと照合することにより、上記読み取りデータが適正
な識別タグ3のQRコード3aに対応したものであるか
否かを判断する。具体的には、読取装置16aによる読
み取りデータ中に上記顧客管理データベースに登録され
たカード識別番号があるか否か、並びに読み取りデータ
中に識別タグ3のための固有機能コードがあるか否かを
判断し、さらに、上記読み取りデータ中に登録されたカ
ード識別番号があった場合には、そのカード識別番号に
対応した預託金額データの残高が所定額(自販機16の
最廉価商品の販売価額)以上あるか否かを判断する。
【0032】上記各判断結果が一つでも「否」の場合に
は、自販機16を使用できない旨を、例えば自販機16
の前面に設けられた表示器(図示せず)を通じて表示す
る(必要に応じて使用できない理由も表示する)。ま
た、読取装置16aによる読み取りデータが適正な識別
タグ3のQRコード3aに対応したものであると判断し
たときには、自販機16での商品販売動作を上記預託金
額データの残高の範囲内で許可する。自販機端末7は、
自販機16での商品販売動作が行われたときに、その販
売価額に応じた利用料金データをシステムコントローラ
5へ送信するものであり、これを受信したシステムコン
トローラ5においては、顧客管理データベースの積算料
金データに上記利用料金データ相当額を加算すると共
に、預託金額データ残高を当該利用料金データ相当額だ
け減少させる。
【0033】売店端末8は、施設内売店のレジカウンタ
に設置された例えばPOS端末として構成されたもの
で、識別タグ3に記録されたQRコード3a並びに商品
に付されたバーコード(商品の販売価格を含む物流コー
ド)を読み取ってデコードするための例えばハンディタ
イプの読取装置17(料金支払い用二次元コード読取装
置に相当)が接続されている。顧客に対し商品を販売す
る場合、売店の従業員は、まず、読取装置17により顧
客のリストバンドに装着された識別タグ3からQRコー
ド3aを読み取った後に、顧客が持参した商品に付され
たバーコードを読み取る操作を行うものである。尚、読
取装置17は、定置式スキャナにより構成しても良く、
また、バーコード専用の読取装置を別途に設置しても良
い。
【0034】売店端末8は、読取装置17から読み取り
データが入力されたときに、その入力データをシステム
コントローラ5側の顧客管理データベースと照合するこ
とにより、上記読み取りデータが適正な識別タグ3のQ
Rコード3aに対応したものであるか否かを判断する。
具体的には、読取装置17による読み取りデータ中に上
記顧客管理データベースに登録されたカード識別番号が
あるか否か、並びに読み取りデータ中に識別タグ3のた
めの固有機能コードがあるか否かを判断し、さらに、上
記読み取りデータ中に登録されたカード識別番号があっ
た場合には、そのカード識別番号に対応した預託金額デ
ータの残高が所定額(売店内での最廉価商品の販売価
額)以上あるか否かを判断する。
【0035】上記各判断結果が一つでも「否」の場合に
は、売店内での買い物ができない旨を、例えば売店端末
8に設けられた表示器(図示せず)を通じて表示する
(必要に応じて買い物ができない理由も表示する)。ま
た、読取装置17による読み取りデータが適正な識別タ
グ3のQRコード3aに対応したものであると判断した
ときには、上記カード識別番号に対応した預託金額デー
タの残高を上記表示器に表示する。これにより、顧客の
売店内での商品購入が上記のように表示された預託金額
データの残高の範囲内で許容されることになる。
【0036】売店端末8は、このように商品購入が許可
された状態では、読取装置17を通じて商品から読み取
ったバーコード中の販売価格データを利用料金データと
してシステムコントローラ5へ送信するものであり、こ
れを受信したシステムコントローラ5においては、顧客
管理データベースの積算料金データに上記利用料金デー
タ相当額を加算すると共に、預託金額データの残高を上
当該用料金データ相当額だけ減少させる。この場合、売
店端末8は、顧客が持参した商品の価格が前記預託金額
データの残高を越えるときには、その旨を前記表示器に
表示する。
【0037】尚、レクリエーション施設内の適宜場所、
例えば売店内や後述するレストランの入口などには、識
別タグ3からQRコード3aを読み取る機能、並びにそ
の読み取りデータをシステムコントローラ5側の顧客管
理データベースに照会することによって預託金額データ
の残高を表示する機能を備えた残高確認用端末を設ける
ことが、顧客側の利便性を向上させる上で望ましい。
【0038】レストラン端末9は、施設内レストランの
レジカウンタに設置された例えばPOS端末として構成
されたもので、識別タグ3に記録されたQRコード3a
並びにメニューカタログに複数のメニューと各々対応付
けて印刷されたQRコード(料理品目の価格を含むコー
ド:バーコードでも可)を読み取ってデコードするため
の例えばハンディタイプの読取装置18(料金支払い用
二次元コード読取装置に相当)が接続されている。この
場合、本実施例では、施設内レストランでの代金支払い
を前払いシステム(例えば食券を発行するシステム)で
行っているものとする。
【0039】顧客が料理を注文する場合、レストランの
従業員は、まず、読取装置18により、顧客のリストバ
ンドに装着された識別タグ3からQRコード3aを読み
取った後に、顧客が注文した料理品目に対応したQRコ
ードをメニューカタログから読み取る操作を行うもので
ある。尚、識別タグ3からQRコード3aを読み取るた
めの専用の定置式二次元コード読取装置を上記読取装置
18とは別途に設置する構成としても良い。
【0040】レストラン端末9は、読取装置18から読
み取りデータが入力されたときに、その入力データをシ
ステムコントローラ5側の顧客管理データベースと照合
することにより、上記読み取りデータが適正な識別タグ
3のQRコード3aに対応したものであるか否かを判断
する。具体的には、読取装置18による読み取りデータ
中に上記顧客管理データベースに登録されたカード識別
番号があるか否か、並びに読み取りデータ中に識別タグ
3のための固有機能コードがあるか否かを判断し、さら
に、上記読み取りデータ中に登録されたカード識別番号
があった場合には、そのカード識別番号に対応した預託
金額データの残高が所定額(レストラン内での最廉価料
理品目の価額)以上あるか否かを判断する。
【0041】上記各判断結果が一つでも「否」の場合に
は、レストラン内での食事ができない旨を、例えばレス
トラン端末9に設けられた表示器(図示せず)を通じて
表示する(必要に応じて食事ができない理由も表示す
る)。また、読取装置18による読み取りデータが適正
な識別タグ3のQRコード3aに対応したものであると
判断したときには、上記カード識別番号に対応した預託
金額データの残高を上記表示器に表示する。これによ
り、顧客のレストランでの食事が上記のように表示され
た預託金額データの残高の範囲内で許容されることにな
る。
【0042】レストラン端末9は、このようにレストラ
ンでの食事を許可した状態では、読取装置18の読み取
りデータ(メニューカタログから顧客の注文した料理品
目に対応したQRコードを読み取ったデータ)中の価格
データを利用料金データとしてシステムコントローラ5
へ送信するものであり、これを受信したシステムコント
ローラ5においては、顧客管理データベースの積算料金
データに上記利用料金データ相当額を加算すると共に、
預託金額データの残高を当該利用料金データ相当額だけ
減少させる。この場合、レストラン端末9は、顧客が注
文した料理品目の価格が前記預託金額データの残高を越
えるときには、その旨を前記表示器に表示する。また、
レストラン端末9は、読取装置18の読み取りデータに
対応した料理品目名などを記載した食券を顧客に対し発
行すると共に、その料理品目名及び数量などのデータを
厨房内の受信装置(図示せず)に送信する。
【0043】尚、この実施例では、施設内レストランの
レジカウンタに設置した読取装置18でメニューカタロ
グのQRコードを読み取ることにより注文された料理品
目を特定する構成としたが、この読取装置18に代え
て、レストラン従業員が携帯する所謂ハンディターミナ
ル形式のPOS端末機器を使用することにより、顧客が
着席したテーブルで注文を受ける場合に、注文された料
理品目を特定すると共に、そのPOS端末機器で取り込
んだデータをレストラン端末9に適宜手段(無線通信手
段、赤外線通信手段など)により転送する構成としても
良い。このようなPOS端末機器を使用する場合、食券
の発行は特に必要がなくなる。
【0044】ロッカー制御端末10は、複数のロッカー
19の施錠及び解錠動作を制御できるようになってい
る。この場合、多数のロッカー19が設置されたロッカ
ールームの入口には扉が設けられていると共に、その扉
を施錠するためのロック装置20が設けられており、こ
のロック装置20の施錠及び解錠動作はロッカー制御端
末10により制御される構成となっている。また、各ロ
ッカー19は、その扉が閉鎖されたときに自動的に施錠
される構成となっている。さらに、ロッカー制御端末1
0には、ロッカールームの入口扉の外側及び内側の両方
から使用可能な配置状態とされた定置式の読取装置21
が接続されている。この読取装置21は、識別カード2
に記録されたQRコード2aを読み取ってデコードする
ためのもので、その読み取りデータをロッカー制御端末
10に与えるようになっている。
【0045】各ロッカー19の前面側には、識別タグ3
に記録されたQRコード3aを読み取ってデコードする
ための定置式の読取装置19a(料金支払い用二次元コ
ード読取装置に相当)が設けられており、その読み取り
データをロッカー制御端末10に与えるようになってい
る。尚、ロッカー19の前面側に人の近接を検知するセ
ンサを設け、このセンサが検知状態にある期間のみ上記
読取装置19aを動作状態に切換える構成としても良
く、また、ロッカールームの入口扉の外側及び内側に面
した状態で人の近接を検知するセンサを設け、このセン
サが検知状態にある期間のみ前記読取装置21を動作状
態に切換える構成としても良い。
【0046】ロッカー制御端末10は、常時においてロ
ック装置20を施錠状態に保持しており、前述したよう
にシステムコントローラ5から送信されてくるロッカー
使用者情報を受信したときには、その情報中のロッカー
番号に対応したロッカー19の扉を、当該ロッカー使用
者情報中のカード識別番号が記録された識別タグ3での
み解錠可能な予約状態に切換える。この状態で、読取装
置21から読み取りデータが入力されたときに、その入
力データをシステムコントローラ5側の顧客管理データ
ベースと照合することにより、上記読取装置21による
読み取りデータが適正な識別カード2のQRコード2a
に対応したものであるか否かを判断する。具体的には、
読取装置21による読み取りデータ中に上記顧客管理デ
ータベースに登録されたカード識別番号があるか否か、
並びに読み取りデータ中に識別カード2のための固有機
能コードがあるか否かを判断する。
【0047】上記各判断結果の少なくとも一方が「否」
の場合、つまり、読取装置21に対して適正なQRコー
ド2aを記録した識別カード2以外のものが使用された
場合には、例えばロッカー制御端末10に設けられた警
報装置(図示せず)を通じてレクリエーション施設の従
業員に向けた警報を発生する。また、読取装置21によ
る読み取りデータが適正な識別カード2のQRコード2
aに対応したものであると判断したときには、ロック装
置20を解錠してロッカールームへの顧客の入場を許可
する。尚、その後において、ロック装置を施錠するタイ
ミングは種々のパターンが考えられるが、セキュリティ
性を高めるためには、例えば、ロッカールーム内へ顧客
が入場した時点でロック装置20を施錠し、この後に上
記適正な識別カード2から前記読取装置21を通じてQ
Rコード2aを読み取ったときに当該ロック装置20を
再解錠する構成とすること望ましい。
【0048】ロッカー制御端末10は、ロッカー19に
設けられた読取装置19aから読み取りデータが入力さ
れたときに、その入力データ中のカード識別番号及び当
該ロッカー19のロッカー番号を、システムコントロー
ラ5側から受信した前記ロッカー使用者情報中のカード
識別番号及びロッカー番号と照合し、両者が共に一致す
るときのみ対応するロッカー19を解錠状態とする。
尚、ロッカー19は、前にも述べたように、その扉を閉
鎖したときに自動的に施錠される。
【0049】精算端末11は、例えば、レクリエーショ
ン施設の退場エリアに設置されるもので、識別タグ3に
記録されたQRコード3aを読み取るための読取装置2
2(精算用二次元コード読取装置に相当)が接続された
構成となっている。
【0050】この精算端末11は、読取装置22から読
み取りデータが入力されたときに、その入力データをシ
ステムコントローラ5側の顧客管理データベースと照合
することにより、上記読み取りデータが適正な識別タグ
3のQRコード3aに対応したものであるか否かを判断
する。具体的には、読取装置22による読み取りデータ
中に上記顧客管理データベースに登録されたカード識別
番号があるか否か、並びに読み取りデータ中に識別タグ
3のための固有機能コードがあるか否かを判断し、さら
に、上記読み取りデータ中に登録されたカード識別番号
があった場合には、そのカード識別番号に対応した預託
金額データの残高があるか否かを判断する。
【0051】上記各判断結果が一つでも「否」の場合に
は、精算すべき預託金額がない旨を、例えば精算端末1
1に設けられた表示器(図示せず)を通じて表示する
(必要に応じて精算すべき預託金額がない理由も表示す
る)。また、読取装置22による読み取りデータが適正
な識別タグ3のQRコード3aに対応したものであると
判断したときには、前記顧客管理データベースに上記カ
ード識別番号に対応させて記憶されている顧客側の積算
料金データと預託金額データ残高とを上記表示器に表示
すると共に、その残高に応じた貨幣を顧客側に返却し、
以て施設内の各設備での顧客側の利用料金の精算を行
う。また、このときには識別タグ3及びリストバンドを
回収する。さらに、この精算時には、顧客側の利用料金
の明細を印刷したレシートを発行することが望ましい。
【0052】尚、上記のような利用料金の精算に関する
処理は、レクリエーション施設の退場エリアに常駐する
精算担当者が行っても良いが、無人化することも可能で
ある。また、利用料金の精算を識別タグ3に基づいて行
う構成としたが、識別カード2に基づいて行う構成とし
ても良く、或いは、識別カード2及び識別タグ3が双方
とも揃った状態でのみ利用料金の精算を許可する構成と
しても良い。
【0053】ゲート制御端末12は、レクリエーション
施設の入口に設けられた入場ゲート23及び出口に設け
られた退場ゲート24を制御するための設けられてい
る。この場合、入場ゲート23は、ゲート制御端末12
からの指令に基づいて顧客の入場方向への通行を選択的
に許容する構成となっており、その近傍(特には、顧客
の入場経路に沿った位置)に二次元コードを読み取って
デコードするための読取装置23a(入場用二次元コー
ド読取装置に相当)が設置されている。退場ゲート24
は、ゲート制御端末12からの指令に基づいて顧客の退
場方向への通行を選択的に許容する構成となっている。
【0054】ゲート制御端末12は、入場ゲート23側
の読取装置23aから読み取りデータが入力されたとき
に、その入力データをシステムコントローラ5側の顧客
管理データベースと照合することにより、上記読取装置
23aによる読み取りデータが適正な識別タグ3のQR
コード3aに対応したものであるか否かを判断する。具
体的には、読取装置23aによる読み取りデータ中に上
記顧客管理データベースに登録されたカード識別番号が
あるか否か、並びに読み取りデータ中に識別タグ3のた
めの固有機能コードがあるか否かを判断する。
【0055】上記各判断結果の少なくとも一方が「否」
の場合、つまり、読取装置23aに対して適正なQRコ
ード3aを記録した識別タグ3以外のものが使用された
場合には、例えば入場ゲート23に設けられた警報装置
(図示せず)を通じてレクリエーション施設の従業員に
向けた警報を発生する。また、読取装置23aによる読
み取りデータが適正な識別タグ3のQRコード3aに対
応したものであると判断したときには、入場ゲート23
を一時的に入場可能状態に切換えて顧客の入場を許可す
る。
【0056】ここで、例えば、顧客がレクリエーション
施設に新規に来場してから退場するまでの一連の流れを
概略的に示すと図3のような状態となる。即ち、図3に
おいて、来場した施設利用者(顧客)は、レクリエーシ
ョン施設の入場エリアに設置された入場受付端末6にお
いて、預託金を投入することにより入場カード1(識別
カード2及び識別タグ3)及びリストバンドを受領する
(ステップS1)。このように入場カード1の発行が行
われたときには、入場受付端末6からシステムコントロ
ーラ5に対して、カード識別番号及び預託金額データを
含むカード発行データを送信する(ステップS2)。こ
れに応じて、システムコントローラ5側では、受信した
カード発行データを、各顧客毎の預託金額の残高データ
を含む顧客管理データベースに登録する(ステップS
3)。
【0057】また、システムコントローラ5は、自身が
有するロッカー空きリストに基づいて、発行された入場
カード1中のカード識別番号に対し空いているロッカー
19を割り当て、そのロッカー番号を入場受付端末6で
表示させて顧客に通知すると共に、当該ロッカー番号及
びカード識別番号の組合わせを示すロッカー使用者情報
をロッカー制御端末10へ通知する(ステップS4)。
すると、ロッカー制御端末10側では、ロッカー使用者
情報中のロッカー番号に対応したロッカー19の扉を、
当該ロッカー使用者情報中のカード識別番号が記録され
た識別タグ3でのみ解錠可能な予約状態に切換える(ス
テップS5)。
【0058】入場カード1の受領と共にロッカー番号の
通知を受けた顧客は、入場カード1を識別カード2と識
別タグ3とに切り離し、識別カード2を紛失しにくい状
態で保持すると共に、識別タグ3をリストバンドに装着
し、その識別タグ3を利用して入場ゲート23を通過す
る(ステップS6)。
【0059】顧客は、識別カード2を使用してロッカー
ルーム入口の扉を解錠し、さらに識別タグ3を使用して
告知されたロッカー番号のロッカー19の扉を解錠し、
そのロッカー19内に衣服や荷物などを預け入れる(ス
テップS7)。この後、顧客が施設内の自販機16や売
店などの設備を利用する場合には、その利用料金の支払
いを識別タグ3を利用して行う(ステップS8)。この
ような利用料金の支払いが行われたときには、システム
コントローラ5が、顧客管理データベース中の該当預託
金額データを上記利用料金相当額だけ減少させる(ステ
ップS9)。尚、上記のような施設内の有料設備の利用
は、預託金額の残高データの範囲内で行われる。
【0060】この後、顧客が退場する際には、ロッカー
19から衣服や荷物などを取り出す必要があるため、再
度、識別カード2を使用してロッカールーム入口の扉を
解錠し、さらに識別タグ3を使用して対応するロッカー
19の扉を解錠し、衣服や荷物などを取り出す(ステッ
プS10)。このときには、ロッカー制御端末10が、
当該ロッカー19のロッカー番号を、空き状態になった
ことを示すフラグと共にシステムコントローラ5へ送信
し(ステップS11)、これを受けたシステムコントロ
ーラ5は、当該フラグが付されたロッカー番号をロッカ
ー空きリストに組み込む(ステップS12)。
【0061】さらに、上記顧客は、レクリエーション施
設の退場エリアに設置された精算端末11において、識
別タグ3を利用して施設内での利用料金を精算すると共
に、当該識別タグ3及びリストバンドを返却し(ステッ
プS13)、この後に退場ゲート24を通過する(ステ
ップS14)。
【0062】上記した本実施例によれば、以下に述べる
ような効果を奏することができる。即ち、入場受付端末
6において顧客が投入した預託金額の残高データに基づ
いて、各顧客の施設内での設備利用料金の精算を一括し
て行い得るようになり、その設備利用料金の精算処理や
これに関わる業務の簡素化を実現できる。また、各顧客
の利用料金の精算を施設内の精算端末11で完了できる
ようになるから、顧客側の利便性が向上するようにな
る。しかも、設備利用料金の預託に応じて入場カード1
を発行するプリペイドカード方式とされ、且つ、その精
算を施設内に設けられた精算端末11において完了でき
る構成となっているから、利用料金の精算をクレジット
方式(後払い決済方式)で行う場合に比べて料金回収効
率が向上するなどの効果を期待できる。この場合、入場
受付端末6や精算端末11での処理業務を無人化するこ
とも可能となり、人件費の削減に伴う運営コストの引き
下げを実現できる。
【0063】施設内の自販機16、売店、レストラン、
ロッカー19の利用は、顧客がリストバンドに装着した
状態で携帯する識別タグ3によってのみ許可される構成
となっていて、顧客が別途に保持する識別カード2は利
用できない構成となっているから、万一、識別カード2
の紛失や盗難があった場合でも、その識別カード2が悪
意を持った第三者により悪用される可能性が低くなる。
また、識別タグ3を紛失した場合には、これと1対1で
対応された識別カード2を利用して当該識別タグ3を無
効化する処理が可能となるから、システムの安全性が向
上するようになる。しかも、上記識別タグ3は、顧客が
施設を出るときに回収されるシステムとなっているか
ら、その識別タグ3の悪用を未然に防止でき、この面か
らもシステムとしての安全性が向上するようになる。
【0064】ロッカー19を使用する際には、まず、識
別カード2によりロッカールーム入口の扉を解錠した上
で、識別タグ3によりロッカー19の扉を解錠する必要
がある構成、つまり、識別カード2及び識別タグ3の双
方が必要になる構成となっているから、ロッカー19の
管理に対する安全性が大幅に向上するようになる。さら
に、タグID情報やカードID情報を示すQRコード2
a、3aには、誤り訂正機能を容易に付与できるから、
その汚損や破損に起因した読み取りエラーの可能性を低
くでき、システムの信頼性も向上するようになる。
【0065】識別カード2及び識別タグ3は、切り離し
可能な連結状態とされた入場カード1として発行される
構成となっているから、それらを実際に使用する前の段
階で携帯する場合に便利になる。また、識別タグ3は、
顧客が身に付けるリストバンドに取り付けられた状態で
使用されるから、顧客側の利便性が向上するようにな
る。
【0066】顧客が携帯した識別タグ3(或いは識別カ
ード2)を施設の入口に設けられた読取装置23aに読
み取らせることにより、当該顧客の施設入場が入場ゲー
ト23を通じて自動的に許可されるから、顧客の施設入
場についての管理を無人化できるようになる。
【0067】各顧客による施設利用内容についての履歴
データベースが当該顧客に発行された識別カード2のカ
ード識別番号に対応付けた状態で構築されると共に、識
別カード2を持った顧客が再来場したときに、その識別
カード2のカード識別番号に基づいた検索により所定の
優待サービス(本実施例の場合、預託金額データの積み
増し)が特典として付与される構成となっているから、
リピーターの増大に寄与できるなど、施設の運営上にお
いて有益となる。
【0068】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。識別タグ3は、入場カード1から打ち抜く形態とし
たが、本発明の他の実施例を示す図4のように、それぞ
れ矩形状の識別カード2′及び識別タグ3′を切り離し
線4′を介して隣接させた形態の入場カード1′を発行
する構成としても良いものである。顧客が身に付ける装
着具としてリストバンドを例に挙げたが、ネックストラ
ップなどでも良い。
【0069】識別カード2、2′及び識別タグ3、3′
にそれぞれ記録される一対の二次元コード2a、3a
は、識別タググ3、3′に記録される二次元コード3a
のセルサイズが識別カード2、2′に記録される二次元
コード2aのセルサイズより寸法が大きい状態に設定す
ることができる、このように設定した場合には、顧客が
施設を利用する際に二次元コード読取装置に読み取らせ
るために携帯する識別タグ3、3′に記録される二次元
コード3aのセルサイズが相対的に大きくなるから、そ
の二次元コード3aの読取りに対する信頼性が向上する
ようになり、システムの円滑な運営を行う上で有利とな
る。
【0070】マイクロQRコードを利用したが、これに
変えて通常のQRコード或いは他の二次元コード(マキ
シコード、データマトリックス、カルラコード、PDF
417などと呼ばれるもの)を利用しても良い。発行装
置14を施設内に設置し、その施設内で識別カード2及
び識別タグ3を備えた入場カード1の発行を受けるシス
テムとしたが、当該入場カード1を施設外に設置したカ
ード発行機を通じて発行するシステムや、例えば予約を
行った顧客に対し入場カード1を郵送するシステムとし
ても良い。
【0071】施設内に精算端末11を設置する構成とし
たが、例えば利用料金のの精算をクレジットカードを利
用した後払い決済方式で行う場合には、施設内に精算端
末11を設置する必要がなくなるものである。顧客に付
与する特典として、預託金額データの加算(積み増し)
を行う構成としたが、例えば景品の贈与など、他の特典
を付与する構成としても良い。
【0072】システムコントローラ5に登録する前記顧
客管理データのうち、少なくともカード識別番号(必要
に応じて預託金額データ)を、自販機端末7、売店端末
8、レストラン端末9、ロッカー制御端末10、精算端
末11、ゲート制御端末12に転送してそれぞれ登録す
る構成とし、各端末において識別タグ3からカード識別
番号を含むQRコード3aを読み取ったときに、その識
別タグ3の適否を直ちに判断して所定の動作を行う構成
としても良く、さらに簡略化して、記録されている日時
などのデータの整合性から適否を判断しても良い。ま
た、自分が利用しているロッカーを解錠する際にはロッ
カールームの扉を識別カードによって解錠することが前
提となる例を説明したが、識別カードを、単に自分が利
用しているロッカーを識別タグにより解錠可能な状態に
切り換えるために使用する構成、つまり識別タグによる
ロッカーの解錠準備に識別カードが必要となる構成であ
れば、本発明の目的を達成することができる。
【0073】識別タグ3の回収は、精算端末11での利
用料金の精算前及び精算後の何れで行っても良いが、精
算前に識別タグ3を回収したときには、その精算を識別
カード2により行うことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す機能ブロッ
ク図
【図2】入場カードの正面図
【図3】顧客の来場から退場までの一連の流れを概略的
に示すフローチャート
【図4】本発明の他の実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
1、1′は入場カード、2、2′は識別カード、3、
3′は識別タグ、4、4′は切り離し線、5はシステム
コントローラ(制御手段)、14は発行装置、15は読
取装置、16a、17、18、19aは読取装置(料金
支払い用二次元コード読取装置)、21は読取装置、2
2は読取装置(精算用二次元コード読取装置に相当)、
23aは読取装置(入場用二次元コード読取装置)、2
4aは読取装置(退場用二次元コード読取装置)を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G07F 7/02 Z 5B072 19/10 7/10 G07F 7/02 G06K 19/00 U 7/10 Q R (72)発明者 重草 久志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 長島 賢治 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号 システ ム機器株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CA02 CC02 CD04 3E044 AA00 BA10 DA05 5B035 AA13 BA01 BA02 BB03 BC01 BC02 5B049 BB61 CC13 CC39 DD02 EE02 EE23 EE25 FF09 GG04 GG07 5B058 KA06 KA11 KA37 YA01 YA07 YA11 YA13 5B072 BB10 CC21 CC24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設内での利用料金の精算を一括して行
    うための料金精算システムにおいて、 識別カード及びこれと1対1で対応付けられた識別タグ
    を発行するために設けられ、その発行時に、上記識別カ
    ードに対しこれと対応する識別タグを特定可能な情報及
    び固有コードを含むカードID情報を二次元コードによ
    り記録すると共に、上記識別タグに対しこれと対応する
    識別カードを特定可能な情報及び固有コードを含むタグ
    ID情報を二次元コードにより記録する発行装置と、 前記施設内における利用料金の支払いが必要な複数の設
    備にそれぞれ設けられた料金支払い用二次元コード読取
    装置と、 この料金支払い用二次元コード読取装置が二次元コード
    を読み取ったときに、その読み取り二次元コードが前記
    タグID情報であった場合のみ設備の利用を許可すると
    共に、当該設備の利用料金を上記タグID情報と関連付
    けた状態の積算料金データとして記憶する制御手段とを
    備え、 前記制御手段に記憶された積算料金データに基づいて各
    顧客の利用料金の精算を行う構成としたことを特徴とす
    る料金精算システム。
  2. 【請求項2】 前記施設内に料金精算のため設置された
    精算端末と、この精算端末と対応して設けられた精算用
    二次元コード読取装置とを備え、 前記制御手段は、前記精算用二次元コード読取装置が二
    次元コードを読み取ったときに、その読み取り二次元コ
    ード中のタグID情報若しくはカードID情報に基づい
    て前記積算料金データに基づいた各顧客の利用料金の精
    算を前記精算端末を通じて行うことを特徴とする請求項
    1記載の料金精算システム。
  3. 【請求項3】 前記発行装置は、前記識別カード及び識
    別タグを、切り離し可能な連結状態で発行することを特
    徴とする請求項1または2記載の料金精算システム。
  4. 【請求項4】 前記識別タグは、顧客が身に付ける装着
    具に取り付けられた状態で使用されることを特徴とする
    請求項1ないし3の何れかに記載の料金精算システム。
  5. 【請求項5】 有料となっているエリアの入口には、顧
    客の入場方向への通行のみ選択的に許容する入場ゲート
    と、入場用二次元コード読取装置とが設けられ、 前記入場ゲートは、前記入場用二次元コード読取装置で
    前記識別カード或いは識別タグから適正なID情報を含
    む二次元コードが読み取られたときのみ通行可能状態に
    切換わることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに
    記載の料金精算システム。
  6. 【請求項6】 前記識別タグは、顧客が施設を出る前に
    回収されることを特徴とする請求項1ないし5の何れか
    に記載の料金精算システム。
  7. 【請求項7】 各顧客による施設利用データを当該顧客
    に発行された前記識別カードに対応付けた状態で集計す
    るデータベースを設けると共に、そのデータベースを前
    記識別カードに記録されたカードID情報に基づいて検
    索可能に構成されていることを特徴とする請求項1ない
    し6の何れかに記載の料金精算システム。
  8. 【請求項8】 前記識別カード及び識別タグにそれぞれ
    記録される一対の二次元コードは、識別タグに記録され
    る二次元コードのセルサイズが識別カードに記録される
    二次元コードのセルサイズより寸法が大きい状態に設定
    されることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記
    載の料金精算システム。
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