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JP2002058974A - エアフィルター濾材、それを用いたエアフィルターパック及びエアフィルターユニット - Google Patents

エアフィルター濾材、それを用いたエアフィルターパック及びエアフィルターユニット

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Publication number
JP2002058974A
JP2002058974A JP2000251920A JP2000251920A JP2002058974A JP 2002058974 A JP2002058974 A JP 2002058974A JP 2000251920 A JP2000251920 A JP 2000251920A JP 2000251920 A JP2000251920 A JP 2000251920A JP 2002058974 A JP2002058974 A JP 2002058974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air filter
filter medium
collection efficiency
air
nonwoven fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000251920A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tamaru
眞司 田丸
Osamu Tanaka
修 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP2000251920A priority Critical patent/JP2002058974A/ja
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  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力損失の上昇及び捕集効率の低下の程度が
抑えられたエアフィルター濾材、エアフィルターパック
及びエアフィルターユニットを提供することにある。 【解決手段】 このエアフィルター濾材は、ポリテトラ
フルオロエチレン多孔膜の少なくとも片面に、芯がポリ
プロピレン、鞘がポリエチレンである芯/鞘複合繊維か
らなる不織布を熱融着してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーンルーム
内、液晶又は半導体製造装置内等の空気清浄に使用され
るエアフィルター濾材、これを用いたエアフィルターパ
ック及びエアフィルターユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンルーム内、液晶又は半導体製造
装置内等の空気清浄に使用される高性能エアフィルター
濾材として、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PT
FE)からなる多孔膜を利用した濾材がある。このPT
FE多孔膜は、膜強度を向上させ取り扱い性を良くする
ために、通常、PTFE多孔膜を両側から狭持するよう
配置された通気性支持材と熱融着ラミネートされる。こ
のような通気性支持材としては、一般に、芯がポリエス
テルからなり鞘がポリエチレンからなる芯鞘複合繊維の
不織布が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エアフィル
ター濾材の性能を示す特性として捕集効率と圧力損失と
がある。PTFE多孔膜は、従来のガラスフィルター濾
材に比べ繊維が細いため高い捕集効率を有するととも
に、圧力損失は低く抑えられている。
【0004】しかし、PTFE多孔膜は、不織布と熱ラ
ミネートされると、不織布からの圧接力を受けることに
より繊維構造が変化してしまう。この結果、エアフィル
ター濾材に欠陥が生じたり、エアフィルター濾材の圧力
損失が上昇したり、捕集効率が低下する等の問題が生じ
る。
【0005】本発明の目的は、圧力損失の上昇及び捕集
効率の低下の程度が抑えられたエアフィルター濾材、エ
アフィルターパック及びエアフィルターユニットを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエアフ
ィルター濾材は、PTFE多孔膜(尚、本発明のPTF
E多孔膜は、少なくとも1層からなるものであり、複層
にして使用してもよい)の少なくとも片面に、芯がポリ
プロピレン、鞘がポリエチレンである芯/鞘複合繊維か
らなる不織布を熱融着してなる。
【0007】不織布がPTFE多孔膜に対して及ぼす圧
接力には、不織布の芯の部分に用いられるポリエステル
の剛性が大きく寄与していることが本願出願人の研究に
より判明した。すなわち、従来の不織布では、芯に堅い
ポリエステルを用いているため、ラミネート時にPTF
E多孔膜に対しダメージを与え易いことが明らかとなっ
た。
【0008】そこで、本発明のエアフィルター濾材で
は、不織布の芯として、従来用いられていたポリエステ
ルに代えてより剛性の低いポリプロピレンを用いてお
り、このため、不織布全体が柔らかくなっている。これ
により、熱ラミネート時に不織布がPTFE多孔膜に与
えるダメージが低減され、この結果、エアフィルター濾
材の圧力損失が上昇し、また捕集効率が低下する程度を
抑えることができる。
【0009】請求項2に記載のエアフィルター濾材は、
請求項1のエアフィルター濾材において、不織布は多孔
膜の両面に熱融着されている。PTFE多孔膜の両側に
不織布がラミネートされたエアフィルター濾材では、ラ
ミネート時にPTFE多孔膜が不織布から受ける圧接力
は、PTFE多孔膜の片側に不織布がラミネートされる
場合に比べ大きくなる。
【0010】しかし、このエアフィルター濾材では、不
織布として芯にポリプロピレンを採用したものが用いら
れているため、PTFE多孔膜が不織布から受けるダメ
ージは、従来の不織布が用いられた場合に比べ低減され
る。
【0011】したがって、ここでは、PTFE多孔膜の
両側が不織布で支持されたエアフィルター濾材において
も、圧力損失が上昇し捕集効率が低下する程度を抑える
ことができる。
【0012】請求項3に記載のエアフィルター濾材は、
請求項1又は2のエアフィルター濾材において、エアフ
ィルター濾材は、53mm/秒の流速で空気を透過させ
たときに生じる圧力損失と粒子径が0.10μm以上
0.12μm以下であるジオクチルフタレートを用いて
測定される捕集効率とから次式: 〔数1〕 PF=[-log(透過率(%)/100)/(圧力損失(p
a)/9.8)]×100 (ここで、透過率(%)=100−捕集効率(%))に
より算出されるPF値が22を超えるものである。
【0013】エアフィルター濾材の性能を示すための尺
度として、エアフィルター濾材の圧力損失と捕集効率と
から求められるPF(Performance Factor)値がある。
エアフィルター濾材は、このPF値が大きいものである
ほど、捕集効率が高く圧力損失が小さい濾材であるとさ
れる。
【0014】しかし、PF値の高いエアフィルター濾材
では、PTFE多孔膜の繊維がより細く充填率がより小
さい微細な繊維構造になっているため、高PF値のエア
フィルター濾材がラミネート時に不織布から受けるダメ
ージは、低PF値のエアフィルター濾材に比べ大きくな
る。このため、不織布の熱ラミネートによるエアフィル
ター濾材の圧力損失の上昇及び捕集効率の低下の程度も
大きくなる。
【0015】そこで、請求項3に記載の発明では、特
に、PF値の高いエアフィルター濾材において、芯にポ
リプロピレンを用いた不織布を用いることにより、ラミ
ネート時にPTFE多孔膜が受けるダメージが低減され
るようにしている。
【0016】したがって、ここでも、エアフィルター濾
材の圧力損失が上昇し捕集効率が低下する程度を抑える
ことができる。なお、エアフィルター濾材のPF値が2
2を超える場合には、本発明適用の効果がより高くな
る。
【0017】請求項4に記載のエアフィルターパック
は、請求項1から3のいずれかに記載のエアフィルター
濾材が所定形状に形成されてなる。エアフィルター濾材
は、主としてエアフィルターユニット(後述)の構成部
品として用いられるが、このために、例えば、所定間隔
ごとに交互に折り返された波型形状等の所定の形状に加
工される(この状態のエアフィルター濾材をエアフィル
ターパックという)。
【0018】そして、このエアフィルターパックでは、
不織布として芯にポリプロピレンを採用したものが用い
られているため、所定の形状に加工される時にPTFE
多孔膜が受けるダメージが低減され、エアフィルターパ
ックの欠陥が抑えられ又、圧力損失の上昇及び捕集効率
の低下の程度が抑えられる。
【0019】請求項5に記載のエアフィルターユニット
は、エアフィルターパックと枠体とを備えている。エア
フィルターパックは請求項4に記載のものである。枠体
にはエアフィルターパックが収納される。
【0020】このエアフィルターユニットでは、エアフ
ィルター濾材として、芯にポリプロピレンを採用した不
織布が用いられているため、エアフィルターユニットに
加工する時にPTFE多孔膜が受けるダメージが低減さ
れ、エアフィルターユニットの欠陥を抑えられる。
【0021】請求項6に記載のエアフィルターユニット
は、請求項5のエアフィルターユニットにおいて、濾材
透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.3μm以
上の粒子の捕集効率が99.97%以上である。
【0022】半導体製造用クリーンルーム等では、高い
清浄度が要求されるため、高い捕集効率を有するエアフ
ィルター濾材が用いられる。このようなエアフィルター
濾材として、HEPA(High Efficient Particulate A
ir)フィルターがある。HEPAフィルターは、粒子径
が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以上
である。
【0023】そこで、請求項6に記載の発明では、特
に、HEPAフィルターとして使用可能なエアフィルタ
ーユニットにおいて、支持材料としての不織布として芯
にポリプロピレン、鞘にポリエチレンを採用したものを
用いている。
【0024】これにより、PTFE多孔膜と不織布との
ラミネート時にPTFE多孔膜が受けるダメージが低減
され、エアフィルター濾材の圧力損失の上昇及び捕集効
率の低下の程度が抑えられたエアフィルターユニットを
提供することができる。
【0025】請求項7に記載のエアフィルターユニット
は、請求項5のエアフィルターユニットにおいて、濾材
透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が0.1μm以
上の粒子の捕集効率が99.9999%以上である。
【0026】HEPAフィルターよりさらに高い捕集効
率を有するフィルターとして、ULPA(Ultra Low Pe
netration Air)フィルターがある。ULPAフィルタ
ーは、粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が9
9.9999%以上である。
【0027】そこで、請求項7に記載の発明では、特
に、ULPAフィルターとして使用可能なエアフィルタ
ーユニットにおいて、支持材料としての不織布として芯
にポリプロピレン、鞘にポリエチレンを採用したものが
用いられている。
【0028】これにより、PTFE多孔膜と不織布との
ラミネート時にPTFE多孔膜が受けるダメージが低減
され、エアフィルター濾材の圧力損失の上昇及び捕集効
率の低下の程度が抑えられたエアフィルターユニットを
提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係るエアフ
ィルターユニットは、エアフィルター濾材とエアフィル
ター濾材が収納される枠体とを備えている。
【0030】エアフィルター濾材は、PTFE多孔膜
と、PTFE多孔膜を両側から狭持するよう配置された
2枚の通気性支持材とが熱融着ラミネートされてなるシ
ート材である。
【0031】PTFE多孔膜としては、厚さが1〜60
μm程度であり、繊維径が0.05〜0.2μm(好ま
しくは0.05〜0.14μm、さらに好ましくは0.
05〜0.1μm)であり、PF値が22(好ましくは
25)を超えるものが用いられる。
【0032】通気性支持材としては、目付が15〜10
0g/m2(好ましくは20〜70g/m2)である不織
布が用いられる。また、この不織布は、芯がポリプロピ
レンで鞘がポリエチレンの芯鞘構造の複合繊維からな
る。
【0033】このように構成されたエアフィルター濾材
は、53mm/秒の流速で空気を透過させたときに生じ
る圧力損失が98〜980pa、粒子径が0.10〜
0.12μmのDOPの捕集効率が99.0%以上(好
ましくは99.9%以上、より好ましくは99.99%
以上)となっている。
【0034】また、エアフィルター濾材は、15〜15
0mmの幅ごとに交互に折り返されて波型形状にされエ
アフィルターパックとなる。エアフィルターパックは、
隣接する折り返し部分の間隔が、スペ−サもしくは波型
形状のセパレータにより2〜15mm程度に保たれてい
る。
【0035】枠体は、4本のアルミニウム製枠材が組み
立てられてなり、内側のスペースに、エアフィルターパ
ックが収納される。枠体とエアフィルター濾材とは、気
密性を保持すべく接着剤等によりシールされ、エアフィ
ルターユニットとなる。
【0036】このように構成されたエアフィルターユニ
ットは、濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子径が
0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以上で
あることが好ましく、濾材透過風速が1.4cm/秒の
時、粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.
9999%以上であることがさらに好ましい。
【0037】
【実施例】[PTFE多孔膜の製造]まず、数平均分子量
620万のPTFEファインパウダー(ダイキン工業株
式会社製「ポリフロンファインパウダーF−104
U」)100重量部に、押出助剤としての炭化水素油
(エッソ石油株式会社製「アイソパー」)25重量部を
加えて混合した。
【0038】次に、この混合物をペースト押出により丸
棒状に成形した。そして、この丸棒状成形体を70℃に
加熱したカレンダーロールによりフィルム状に成形し、
PTFEフィルムを得た。このフィルムを250℃の熱
風乾燥炉に通して押出助剤を蒸発除去し、平均厚み20
0μm、平均幅150mmの未焼成フィルムを得た。
【0039】次に、この未焼成PTFEフィルムを、図
1に示す装置を用いて長手方向に延伸倍率5倍で延伸し
た。未焼成フィルムはロール1にセットし、延伸したフ
ィルムは巻き取りロール2に巻き取った。また、延伸温
度は250℃で行った。なお、図1において、3〜5は
ロール、6,7はヒートロール、8〜12はロールをそ
れぞれ示す。
【0040】次に、得られた長手方向延伸フィルムを、
連続クリップで挟むことのできる図2の左半分に示す装
置(テンター)を用いて幅方向に延伸倍率30倍で延伸
し、熱固定を行った。この時の延伸温度は290℃、熱
固定温度は360℃、また延伸速度は330%/秒であ
った。この時のPTFE多孔膜の物性は、以下の通りで
あった。 圧力損失:245Pa 捕集効率:99.999999% PF値:32.0 <実施例1>上記のPTFE多孔膜の両面に、通気性支
持材料として、ポリエチレン/ポリプロピレン製芯鞘不
織布(シンワ株式会社製「ハイボン6540−1A」
目付40g/m2)を用いて、図2の右半分に示す装置
によって熱融着することにより、エアフィルター濾材を
得た。この時の熱融着条件は、以下の通りであった。 加熱温度:160℃ ライン速度:10m/分 巻出しテンション:90g/cm <比較例1>通気性支持材料として、ポリエチレン/ポ
リエステル製芯鞘不織布(ユニチカ株式会社製「エルベ
スT0403WDO」 目付40g/m2)を用いた以
外は、実施例1と同様にしてエアフィルター濾材を得
た。
【0041】実施例1と比較例1とのエアフィルター濾
材の物性の比較を、表1に示す。
【0042】
【表1】 表1に示すように、通気性支持材料としてポリエチレン
/ポリプロピレン芯鞘不織布を用いた場合(実施例1)
では、ポリエチレン/ポリエステル芯鞘不織布を用いた
場合(比較例1)に比べ、エアフィルター濾材の圧力損
失の上昇が少なく、捕集効率の低下も少ないことが分か
る。 <実施例2>実施例1で製造したエアフィルター濾材
を、レシプロ折り機で高さ5.5cmにプリーツ加工
し、プリーツ後90℃の温度をかけて折りくせをつけ
た。この後、プリーツされたエアフィルター濾材を一旦
開き、ポリアミドホットメルト樹脂製のスペーサーを塗
布し、再度プリーツ状にレシプロ立ち上げ機で立ち上
げ、大きさ58cm×58cmに切断して、エアフィル
ターパックを得た。この時のプリーツ間隔は、3.12
5mm/1プリーツであった。
【0043】次に、外寸61cm×61cm、内寸58
cm×58cm、厚さ6.5cmのアルマイト加工アル
ミニウム製枠を用意し、この枠体内にプリーツ加工され
たエアフィルターパックを入れ、ウレタン接着剤でエア
フィルターパック周囲とアルミニウム枠とをシールして
エアフィルターユニットを作製した。 <比較例2>比較例1で製造したエアフィルター濾材を
用いた以外は実施例2と同様にして、エアフィルターユ
ニットを作製した。
【0044】実施例2と比較例2とのエアフィルターユ
ニットの物性の比較を表2に示す。
【0045】
【表2】 表2に示すように、通気性支持材料としてポリエチレン
/ポリプロピレン芯鞘不織布を用いた場合(実施例2)
では、ポリエチレン/ポリエステル芯鞘不織布を用いた
場合(比較例2)に比べ、捕集効率の低下が少ない高性
能なエアフィルターユニットを作製できることが分か
る。
【0046】なお、本実施例中、PTFE多孔膜及びエ
アフィルター濾材の圧力損失、捕集効率、透過率及びP
1値、並びにエアフィルターユニットの圧力損失、捕
集効率、透過率及びPF2値は以下のようにして測定し
た。 [PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材の圧力損失
(Pa)]PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材の測
定サンプルを、直径100mmのフィルターホルダーに
セットし、コンプレッサーで入口側を加圧し、流速計で
空気の透過する流量を5.3cm/秒に調整した。そし
て、この時の圧力損失をマノメータで測定した。 [PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材の捕集効率
(%)]PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材の測定
サンプルを直径100mmのフィルターホルダーにセッ
トし、コンプレッサーで入口側を加圧し、流量計で空気
の透過する流量を5.3cm/秒に調整した。この状態
で上流側から0.10〜0.12μmの粒子濃度が10
8個/300mlの多分散DOPを流し、下流側に設置
したパーティクルカウンター(PMS LAS−X−C
RT PARTICLE MEASURING SYS
TEM INC.(PMS)社製、以下同じ)によっ
て、粒子径0.10〜0.12μmの透過粒子数を求
め、上流と下流との粒子数の比率を求めた。すなわち、
上流の粒子濃度をCi、下流の粒子濃度をCoとしたと
きに下式により計算される測定サンプルの捕集効率を求
めた。 〔数2〕 捕集効率(%)=(1−Co/Ci)×100 また、捕集効率が非常に高いエアフィルター濾材につい
ては、吸引時間を長くすることでサンプリング空気量を
多くして、測定を行った。例えば、吸引時間を10倍に
すると、下流側のカウント粒子数が10倍に上がり、測
定感度が10倍になる。 [PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材の透過率
(%)]PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材の透過
率は、下式により求めた。 〔数3〕 透過率(%)=100−捕集効率(%) [PTFE多孔膜及びエアフィルター濾材のPF値]PT
FE多孔膜及びエアフィルター濾材のPF1値は、PT
FE多孔膜及びエアフィルター濾材の圧力損失及び透過
率を下式に代入することにより求めた。 〔数1〕 PF1値=[-log(透過率(%)/100)/(圧力損失
(Pa)/9.8)] ×100 [エアフィルターユニットの圧力損失(Pa)]図3に示
す装置を用い、エアフィルターユニットを装着後エアフ
ィルター濾材を透過する風速が1.4cm/秒になるよ
うに調整し、その時のエアフィルターユニット前後の圧
力損失をマノメータで測定した。なお、図3において、
31は送風機、32,32’はHEPAフィルター、3
3は試験用粒子導入管、34,34’は整流板、35は
上流側試験用粒子採取管、36は静圧測定孔、37は供
試エアフィルターユニット、38は下流側試験用粒子採
取管、39は層流型流量計をそれぞれ示す。 [エアフィルターユニットの捕集効率(%)]図3に示し
た装置を用い、エアフィルターユニットを装着後エアフ
ィルター濾材を透過する風速が1.4cm/秒になるよ
うに調整し、この状態で上流側に粒子径が0.10〜
0.12μmで濃度が1×109/ft3のDOP粒子を
流し、下流側の粒子径0.1〜0.12μmの粒子数を
パーティクルカウンターで測定し、上流側と下流側との
粒子数の比率を求めた。すなわち、上流の粒子濃度をC
i、下流粒子濃度をCoとしたときに下式により計算さ
れる測定エアフィルターユニットの捕集効率を求めた。 〔数4〕 捕集効率(%)=(1−Co/Ci)×100 [エアフィルターユニットの透過率(%)]エアフィルタ
ーユニットの透過率は、下式により求めた。 〔数5〕 透過率(%)=100−捕集効率(%) [エアフィルターユニットのPF値]エアフィルターユニ
ットのPF2値は、エアフィルターユニットの圧力損失
と透過率とを下式に代入することにより求めた。 〔数6〕 PF2値=[-log(透過率(%)/100)/(圧力損失
(Pa)/9.8)]×100
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、エアフィルター濾材と
して、芯がポリプロピレンで鞘がポリエチレンの複合繊
維からなる不織布を用いているため、ラミネート時にP
TFE多孔膜が不織布から受けるダメージが低減され
る。これにより、従来の不織布を用いた場合に比べ、エ
アフィルター濾材の圧力損失が上昇し捕集効率の低下す
ることを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PTFEフィルムを長手方向に延伸する延伸装
置の模式図。
【図2】PTFEフィルムの幅方向への延伸に用いる装
置(左半分)及びPTFEフィルムに通気性支持材料を
ラミネートする装置(右半分)を模式的に示す図。
【図3】エアフィルターユニット圧力損失の測定装置の
模式図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA44 KE04R KE05R KE30R MA03 MA07 MA09 MA22 MA25 MB20 MC30X NA35 NA36 PB17 PC05 PC73 4D019 AA01 BA13 BB03 BB08 BB10 BC20 BD01 BD03 CA02 CB01 CB06 DA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリテトラフルオロエチレン多孔膜の少な
    くとも片面に、芯がポリプロピレン、鞘がポリエチレン
    である芯/鞘複合繊維からなる不織布を熱融着してなる
    エアフィルター濾材。
  2. 【請求項2】前記不織布は前記多孔膜の両面に熱融着さ
    れている、請求項1に記載のエアフィルター濾材。
  3. 【請求項3】前記エアフィルター濾材は、53mm/秒
    の流速で空気を透過させたときに生じる圧力損失と粒子
    径が0.10μm以上0.12μm以下であるジオクチ
    ルフタレートを用いて測定される捕集効率とから次式: 〔数1〕 PF=[-log(透過率(%)/100)/(圧力損失(p
    a)/9.8)]×100 (ここで、透過率(%)=100−捕集効率(%))に
    より算出されるPF値が22を超える、請求項1又は2
    に記載のエアフィルター濾材。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載のエアフ
    ィルター濾材が所定形状に形成されてなるエアフィルタ
    ーパック。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のエアフィルターパック
    と、 前記エアフィルターパックが収納される枠体と、を備え
    たエアフィルターユニット。
  6. 【請求項6】濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子
    径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.97%以
    上である、請求項5に記載のエアフィルターユニット。
  7. 【請求項7】濾材透過風速が1.4cm/秒の時、粒子
    径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.9999
    %以上である、請求項5に記載のエアフィルターユニッ
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177641A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Nitto Denko Corp エアフィルタユニットおよびその製造方法、並びにエアフィルタユニット集合体
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WO2018077476A1 (de) * 2016-10-31 2018-05-03 Sartorius Stedim Biotech Gmbh Poröses flächengebilde, filterelement, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung

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