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JP2001228158A - 自動分析装置および自動分析方法 - Google Patents

自動分析装置および自動分析方法

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JP2001228158A
JP2001228158A JP2000046776A JP2000046776A JP2001228158A JP 2001228158 A JP2001228158 A JP 2001228158A JP 2000046776 A JP2000046776 A JP 2000046776A JP 2000046776 A JP2000046776 A JP 2000046776A JP 2001228158 A JP2001228158 A JP 2001228158A
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JP2000046776A
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Takahiro Kikuchi
隆広 菊池
Tomonori Mimura
智憲 三村
Mitsuo Hattori
充雄 服部
Masami Hayashi
正美 林
Shinobu Usui
忍 薄井
Tomomasa Otaki
智正 大滝
Naoko Saito
直子 齋藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】試料を載置した搬送用ラックを搬送して測定を
進行する方式の自動分析装置で、同一の試料容器から同
じ項目の繰り返し測定を何回でも可能にする。 【解決手段】評価モードという新機能を付加し、測定依
頼の入力情報に試料番号302のほかに試料ラック番号
303,ポジション番号304を付加し、さらに同じ試
料ラック番号、同じポジション番号を入力できるように
し、同一の試料容器から同じ項目の繰り返しが測定がで
きるようにした。測定依頼の入力情報に同じ試料ID番
号401が入力できるようにし、同一の試料容器から同
じ項目の繰り返しが測定ができるようにした。測定依頼
の入力の時、一試料に対し、同じ測定項目を複数個依頼
できるようにした。その上で、基礎性能測定項目を表示
する画面上で、同時再現性などの基礎性能測定を指示す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生化学検査,免疫
血清学的検査などの分析に関し、多種類の試料をいれた
試料容器を試料架設機構にセットして測定する自動分析
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置のオペレータが測定依頼順
や測定登録順に並べた試料を載置したラックは、分析装
置の試料分注位置に搬送され、位置決めされた後、サン
プルプローブが所定の回数,試料を分注し、一試料の分
注が終了すると、ラックが投入側から収納側へと一試料
分移動し、次の試料の分注動作を再び開始する。このよ
うに同じ動作を繰り返して試料容器が一試料分ずつ進ん
でいく。従来は一試料分の分注動作が完了すると、次の
新しい試料を分注するためにラックが必ず一試料分進ん
だ。測定数100で測定値の再現性を測定する場合、1
00個の試料容器と100個の試料容器に入れる試料を
準備した。この理由は、オペレータの依頼情報の入力ミ
スによる試料分注動作のミスを最小限に抑えるため、連
続して依頼情報に同じラック番号・ポジション番号が入
力できないという入力の制限を設けていたためである。
評価測定専用の画面を作る方法もあったが、従来の装置
では、装置の動作制御にメモリを取られ、使用できるメ
モリ容量が限られていたため不可能であった。
【0003】特開平9−96643号公報には、同一の
検体をマイクロプレートに分注する場合には、同一の液
吸入補助管を使用することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】100個の試料容器に
入れられる装置の精度管理に使用される試料は高価であ
り、従って高価な試料を多量準備しなければならなかっ
た。この理由は、オペレータの依頼情報の入力ミスによ
る試料分注動作のミスを最小限に抑えるため、連続して
依頼情報に同じラック番号・ポジション番号が入力でき
ないという入力の制限を設けていたためである。評価測
定専用の画面を作る方法もあったが、従来の装置では、
装置の動作制御にメモリを取られ、使用できるメモリ容
量が限られていたため不可能であった。
【0005】臨床検査の自動分析装置には、高いレベル
の測定精度の維持が要求されるため、検査室で定期的に
再現性や正確性などのチェックが行われる。特に装置の
据付け時には、装置メーカ,試薬メーカおよび検査施設
オペレータのチェック作業が数週間に渡って行われる。
従来は試料容器のセットなどの実験上の手間がかかり、
再現性などのチェック作業に長時間かかっていた。手間
がかかるため作業ミスも多かった。また、使用済みの試
料容器や精度管理試料などの廃棄物が多量に発生してい
た。
【0006】本発明は、かかる点に鑑み、装置の構造を
複雑にすることなく、同一の試料容器からの試料の繰り
返し分注を可能とすることで、自動分析装置の測定精度
評価や試薬の検討で頻繁に行う同時再現性測定,直線性
測定,試料の共存物質の影響測定,サンプルプローブ・
試薬プローブ・攪拌棒・反応容器のキャリオーバの有無
確認等の作業を容易にできる自動分析装置および自動分
析方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような問題点を解
決するために、本発明は次のような構成とする。
【0008】ルーチン操作画面に基礎性能試験項目の画
面を付加し、同時再現性,直線性,共存物質,攪拌棒の
キャリオーバ,反応容器のキャリオーバ,試薬プローブ
のキャリオーバ,サンプルプローブのキャリオーバの実
験選択ボタンを設けておき、このボタンを押すことによ
って各実験の条件設定の画面が表れ、依頼情報を入力で
きることとする。
【0009】臨床検査技師が測定精度評価用の試料を持
ってきた場合、一般試料の測定モードでは同一試料容器
からの連続測定ができないため、オペレータは画面を評
価モードへ変更し、評価モードの画面から測定依頼をす
る。依頼情報はメモリに記憶され、オペレータは試料を
載置したラックをセットして、装置をスタートする。装
置は先ずラック番号または検体IDを読み取り、試料容
器の有無を検知する。読み取ったラック番号や試料ID
がメモリ内に記憶した依頼情報と一致すると、依頼情報
に従って項目のサンプリングを行う。従来の装置では、
ラック番号,ラック上のポジション番号,試料IDの入
力エリアへ、連続して同じラック番号,ポジション番
号,試料IDを入力できなかった。本発明では、ラック
番号,ポジション番号、または試料IDの入力エリアへ
同じ数字を入力できるようにした。
【0010】サンプルプローブは一定サイクル毎に試料
分注動作を繰り返すだけで、搬送用のベルトがラックの
位置決めをするため、同一の試料容器から同じ項目の分
注動作を繰り返したい場合、同じラック番号・同じポジ
ション番号を必要試料数分画面から入力しておけば、何
回でも同じポジション番号から試料分注動作を繰り返す
ことができるようにする。
【0011】通常は、ラック投入側からラック収納側へ
のみラックは進行したが、ラックを二つの爪で挟み込ん
で、ラックを保持することで、逆方向への移動も可能に
し、サンプルキャリオーバの測定のように高濃度試料の
後に低濃度試料を数回測定するような同一パターンの繰
り返し測定にも、試料の使いまわしができるようにし
た。
【0012】通常投入されたラックは、一ラック分の測
定が終了すると排出され、次のラックが試料分注エリア
に導入され、位置決めされる。本発明では例えば一ラッ
クが5試料ラックでラックを一つだけ投入した場合、6
試料目のラック番号指定が同じであれば、ラックを再検
ラインを利用して投入側へ再度戻し、本ラックの1ポジ
ション目の試料を6試料目の試料として認識して測定す
るものである。同一のラック番号を希望する測定回数分
連続して入力し、ラックを循環させることができるよう
にした。ラック番号の異なるラックを割り込ませて、ラ
ック番号の異なる複数のラックを循環させることもでき
る。
【0013】同一試料容器に入った同一試料の繰り返し
測定を容易にするために、装置の試料分注エリアの搬送
ライン上部に、一度に多量の試料を入れられる容器を設
置できるホルダを設け、一度に多量の試料をセットして
同一試料を繰り返し測定ができるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。
【0015】図1は、本実施例で示す自動分析装置のラ
ックの搬送および収納方式を示す図であり、次にその基
本動作を示す。
【0016】自動分析装置はラック複数のラックである
試料架設装置を備えた投入部1と試料分注装置および試
薬分注装置で備えた2つの分析部2,分析部3,搬送ラ
イン4、およびラック収納部5から構成される。各ラッ
クは複数のポジションを有し、ここに試料容器が入れら
れる。
【0017】試料を試料容器6に入れラック7にセット
する。このラック7は、ラック投入部1に装着する。各
試料6の分析項目を入力,登録後、スタートキーを押す
と、装置はリセット動作に引き続き、ラックを搬送用の
爪で引き、ラック搬送を開始する。ラック投入部1から
送り出されたラック7は、ラック番号または試料IDを
ラック番号あるいは試料ID読み取り器10で読み取ら
れる。装置は入力情報に該当するラックが投入されたか
どうか判断し、該当するラックが来た時は、試料分注エ
リアへ搬送する。ラック上の複数載置されている試料の
中の先頭の試料がメインライン8上の試料分注位置に位
置決めされる。試料容器6中の試料を分取し、設定量だ
け反応容器へ吐出し、依頼したテスト数だけ分取と吐出
を繰り返す。試料の分取が完了したラックは、ラック収
納部5に回収され、測定が完了する。
【0018】図2は試料を受付けてから測定を完了する
までの処理のフローチャートを示したものである。
【0019】オペレータは測定する試料をセットする
(S101)。測定する試料の測定目的に従い装置画面
上で測定モードを「緊急」「一般」「評価」のなかから
いずれかを選択し(S102)、各試料固有の依頼情報
を入力する。試料が血清なのか尿なのかその他のものか
を表す試料種別(S103)、試料の通し番号である試
料番号(S104)、試料をセットしたラック番号(S
105)、ポジション番号(S106)、試料容器の種
類を表すカップ種別(S107)、および測定依頼項目
(S108)を順に入力し、装置をスタートする(S1
09)。装置はラック番号や検体IDを読み取り(S1
10)、試料容器の有無を検知し(S111)、試料を分
注する(S113)。試料の分注動作中、次の試料番号
のラック番号とポジション番号をチェックし、ラック番
号とポジション番号入力値が同じ(一致)のとき、ラッ
クの送り動作を行わない(S112)すなわち、ラック
を同一位置に止め、同一ポジションにある試料について
試料分注動作を(S113)を行う。結果の出力ととと
もに測定が終了する(S114)。
【0020】図3,図4,図5は、測定モードの切り替
えと依頼情報の入力を兼ねた装置の画面例である。測定
モードを「評価」にして、図3は試料の識別にラック番
号303とポジション番号304を使用した例、図4は
試料の識別に試料ID番号401を用いた例である。ま
た、測定項目の依頼の時は、従来一試料に対し、同じ項
目を複数個依頼できない方式が採用されてきたが、本発
明の実施例である図5は、ソフトウェアを変更してあ
り、同一試料に同じ項目を複数個依頼できるようにし、
同じ項目の繰り返し測定を可能にした画面の例を示す。
【0021】図3の画面例を使用して、具体的に説明す
る。試料番号1番から5番まででラック番号1のポジシ
ョン番号1からASTを5回測定し、試料番号6番から
10番までで同じくラック番号1のポジション番号2か
らASTをやはり5回、計10回測定する場合に、画面
からは次のように入力する。先ず、試料種別301を入
力し、次に、試料番号302,ラック番号303,ポジ
ション番号304を入力していく。試料番号−ラック番
号−ポジション番号の組み合わせで順に示すと、試料番
号1で1−1−1、試料番号2で2−1−1、さらに3
−1−1,4−1−1,5−1−1,6−1−2,7−
1−2,8−1−2,9−1−2,10−1−2とな
る。すべて測定依頼項目選択キー305でAST(アス
パラギン酸アミノトランスフェラーゼ)を依頼する。最
後に測定に使用するカップ種別306を入力する。ラッ
ク番号が1番のラックが投入されると装置は、ラック番
号が1番のラックのポジション番号1番を試料分注エリ
アに位置決めし、AST測定のため、サンプルプローブ
をラック番号1番のポジション番号1番の試料容器内へ
5回突っ込む。5回目と6回目の分注動作のインターバ
ルに、ラックが一試料分、進行方向へ動いて位置決めさ
れ、ラック番号1番のポジション番号2番から5回AS
Tの分注動作を行う。従来は、一試料でASTを1回分
注すると強制的にラックが一試料分移動するため、10
個の試料容器を必要としたが、1番と2番に置いた2個
の試料容器で10テストの測定を行うことができ、実験
の手間を省き、試料容器を節約できる。
【0022】図4に示すように、図3のラック番号30
3およびポジション番号304に代えて、試料ID番号
401を用いても同様の測定を行うことができる。
【0023】図5は、前述したように、同一試料に同じ
項目を、例えばASTを複数回依頼する例を示す。
【0024】ここで測定依頼の内容を示せば次の通りで
ある。
【0025】 AST:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ALT:アラニンアミノトランスフェラーゼ LD:乳酸デヒドロゲナーゼ TP:総蛋白 ALP:アルカリ性ホスファターゼ GLU:グリコース ALB:アルプミン T−BIL:総ビリルビン D−BIL:直接ビリルビン GGT:γ−グルタミルトランスペプチターゼ LAP:ロイシンアミノペプチターゼ MG:マグネシウム IP:無機リン FE:鉄 CHE:コリンエステラーゼ T−CHO:総コレステロール F−CHO:遊離型コレステロール BUN:尿素窒素 PL:リン脂質 HDL−C:HDL−コレステロール TTT:チモール混濁試験 ZTT:硫酸亜鉛混濁試験 NA:ナトリウム K:カリウム CL:塩素 CU:銅 CRP:C反応性蛋白 RF:リウマチ因子
【0026】図6に、本実施例で示す自動分析装置のラ
ックの搬送方式の変形例を示す。
【0027】前述したラック搬送方式では、ラック7が
投入側から収納側へ移動するだけであったが、この例で
は、投入側から収納側へも収納側から投入側へも移動が
できるようにしている。逆行動作ができるようラックは
搬送用ベルト15に連結したラックホルダ16で両側か
ら爪ではさみ込まれ搬送される。本実施例によると、サ
ンプルキャリオーバの測定のように、2種類以上の異な
る濃度試料の測定が必要な場合、一度測定に使用し試料
分注位置を通過した試料を再度試料分注位置に戻して測
定することができるようになる。
【0028】図7に、本実施例で示す自動分析装置のラ
ックの搬送方式の他の変形例を示す。
【0029】オペレータは試料の載置されたラックをラ
ック投入部1にセットして、装置をスタートする。先頭
のラックの測定が行われ、一度試料分注が完了した測定
済みのラックは装置が持っている再検試料用の再検ライ
ン11を利用して循環され再度測定される。よって、同
一試料の連続測定ができるものである。
【0030】試料分注エリアに位置決めされたラック7
は、依頼情報に従って分注が行われ、測定後メインライ
ン8に再度戻され、再検試料用の再検ライン11を逆戻
りしてラック投入部1に戻り、ラック番号あるいは試料
ID読み取り器10でラック番号あるいは試料IDを再
度読み取り後、再び試料分注エリアに位置決めされ、分
注が行われる。依頼した測定がすべて終ったラックはラ
ック収納部5に収納される。同一の試料容器を繰り返し
測定に使用できるため、実験の手間が省かれ、使用する
試料容器の数が減る。
【0031】図8に、本実施例で示す自動分析装置の試
料の測定方法の変形例を示す。この例では、装置の試料
分注位置の上部に、多量の試料を入れた連続測定試料容
器、特に連続測定専用試料容器14と、本容器をセット
する試料容器ホルダ13を設ける。本試料容器ホルダ1
3に、連続測定専用試料容器14に試料をセット、ある
いは満たしてセットすると、容器がセットされたという
検知が入り、装置は評価モードに入ったことを認識す
る。スタートスイッチを押すと、装置はオペレータの入
力した評価測定用の依頼情報に従い測定をする。試料容
器を一切準備する必要がないため、実験の手間を省くこ
とができる。
【0032】次に、装置の基礎性能測定について説明す
る。
【0033】図9に同時再現性を測定する時のフローチ
ャートを示す。
【0034】同時再現性測定は、基礎性能測定の1種で
あり、試料数20程度以上での測定値の再現性(平均
値,標準偏差,変動係数)をチェックする試験である。
【0035】オペレータは装置の基礎性能測定画面上で
基礎性能測定項目の1つである測定モード「再現性」を
選択し(S901),試料種別(S902),カップ種
別(S903),測定回数(N数)(S904),試料
数(S905),測定項目(S906)を順に入力す
る。試料容器を載置したラックを準備してセットし(S
907)、装置をスタートする(S908)。装置はラ
ック番号や検体IDを読み取り(S909),試料容器
の有無を検知し(S910),試料を分注する(S91
1)。結果の出力ととともに測定が終了する(S91
2)。測定終了後、再現性計算キーを押すと再現性結果
を自動計算し表示する(S913)。
【0036】図10は、同時再現性測定の測定条件の入
力画面の例である。本画面例を用いて、動作について具
体的に説明する。
【0037】ASTの再現性を測定回数(N数)20
回、試料数2個で測定する場合には、画面からは次のよ
うに入力する。まず、選択キー1001で「再現性」を
選択する。試料種別1002,カップ種別1003を入
力する。次に測定回数(N数)1004に20、試料数
1005に2を入力し、測定項目選択キー1006でA
STを依頼すると1つの試料から10回分注動作を行う
ことを装置が自動で計算し認識する。試料容器をラック
のポジション1から順にセットし、ラックを装置に架設
する。スタートキー1007を押すと、装置は測定を開
始する。試料分注位置に搬送されたラックのポジション
1の試料容器内にサンプルプローブはAST測定のため
10回突っ込む。その後、ラックが一試料分進行方向へ
動いてポジション2においてAST測定のため10回分
注動作を行う。その後、ラックはラック収納部に収納さ
れる。測定終了後、再現性計算キー1008を押すと再
現性結果を自動計算し表示する。従来は、一試料の分注
動作が完了すると強制的にラックが一試料分移動するた
め、20個の試料容器を必要とした。しかし、本法で行
えば2個の試料で20テストの測定を行うことができ
る。以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器
から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実
験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減
る。
【0038】図11は、直線性測定の測定条件の入力画
面の例である。本画面例を用いて、動作について具体的
に説明する。直線性試験は、測定目的物資の濃度が次第
に濃くなるに従って、どこまで装置の測定値が直線性を
持っているかを確認する試験である。
【0039】先ずオペレータは装置画面上の選択キー1
101で「直線性」を選択する。つぎに測定条件とし
て、測定する系列数1102,各試料の濃度1103a
〜j,各試料の試料種別1104,試料番号1105,
ラック番号1106,ポジション番号1107,カップ
種別1108、および測定項目1109を順に入力す
る。測定する試料をセットし、装置のスタートキー11
10を押す。装置はラック番号や検体IDを読み取り、
試料容器の有無を検知し、試料を分注する。最初の1試
料について、依頼項目すべての分注動作が完了するま
で、ラックポジションを固定し分注動作を行う。本試料
の分注動作完了後、装置はラックポジション送りを一試
料分行う。未測定試料が無くなるまで分注動作を継続す
る。結果の出力ととともに測定が終了する。データの出
力は、各系列の全測定値と計算値を画面および印字で行
う。結果確認キー1111を押すことで、直線性のグラ
フを画面上に表示する。
【0040】以上のように試料番号が変わっても同一の
試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによ
って、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃
棄物が減る。
【0041】図12は、共存物質試験の測定条件入力の
画面例である。本画面例を用いて、入力方法と動作につ
いて具体的に説明する。共存物質試験は、共存物質の影
響度を測定するためのもので、試料中に含まれる測定目
的物質と試薬との反応を妨害する物質が、本来の測定目
的物質に対してどの程度測定値の上で影響を与えるかを
確認する試験である。一般的に臨床検査の検査項目にお
いて本反応を妨害する代表的な物質として、イントラリ
ポス(乳び成分),アスコルビン酸,ヘモグロビン(溶
血成分),ビリルビン(黄疸成分)の4成分がある。測
定では、共存物質と試料を段階的(0/10〜10/1
0)に混合して調製した通常11種類の試料を分析し、
共存物質の添加量と測定目的物質の値の関係を比較する
ことで妨害程度を確認する。さらに、数段階に濃度調製
をした試料を複数回測定し、ばらつきの確認をする。
【0042】オペレータは装置画面上の選択キー120
1で「共存物質」を選択する。つぎに測定条件として、
系列数1202および各試料の共存物質濃度1203a
〜j、各試料の試料種別1204,試料番号1205,
ラック番号1206,ポジション番号1207,カップ
種別1208、および測定項目入力エリアで、測定項目
1209を順に入力する。測定する試料を載置したラッ
クをセットし、装置のスタートキー1210を押す。装
置はラック番号や検体IDを読み取り、試料容器の有無
を検知し、試料を分注する。最初の1試料について、依
頼項目すべての分注動作が完了するまで、ラックポジシ
ョンを固定し分注動作を行う。本試料の分注動作完了後
ラックポジション送りを一試料分行う。未測定試料が無
くなるまで分注動作を継続する。結果の出力ととともに
測定が終了する。データの出力においては、各系列の全
測定値が画面に表示され、プリンタへ印字される。結果
確認キー1211を押すことで、共存物質のグラフを画
面上に表示する。
【0043】図12の画面上で、測定依頼を行う場合、
複数回測定を行う試料はラック番号入力エリアへ同一ラ
ック番号を、ポジション番号入力エリアへ同一ポジショ
ン番号を入力し、同一試料容器からの同一項目の繰り返
し測定を行わせる。一つのラックに5試料載置できるラ
ックの測定回数(N数)=5の測定を例に取ると、試料
番号の1〜5番はすべてラック番号を1、ポジション番
号を1として図12中のAST,ALT,LD,…等の
項目を選択する。
【0044】続けて試料番号の6〜10は全てラック番
号を1,ポジション番号を2として上記と同じ項目を選
択する。
【0045】以下、試料番号11〜15はラック番号
1,ポジション番号3、試料番号16〜20はラック番
号1,ポジション番号4、試料番号21〜25はラック
番号1,ポジション番号5、試料番号26〜30はラッ
ク番号2,ポジション番号1、試料番号31〜35はラ
ック番号2,ポジション番号2、試料番号36〜40は
ラック番号2,ポジション番号3、試料番号41〜45
はラック番号2,ポジション番号4、試料番号46〜5
0はラック番号2,ポジション番号5、試料番号51〜
55はラック番号3,ポジション番号1とそれぞれ項目
選択を実施した後、11段階に濃度調製をした試料をカ
ップに分注後、指定したラックに試料をセットして分析
を開始する。以上のように試料番号が変わっても同一の
試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによ
って、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃
棄物が減る。
【0046】攪拌棒のキャリオーバ試験は、洗浄後も攪
拌棒の表面に付着した試薬成分が次の項目測定の反応液
に持ち越され、次の項目の測定値に影響を与えるかどう
か、また与えるならどの程度測定値上与えるのかを確認
する試験である。
【0047】例えば、項目Aから項目Bへの攪拌棒のキ
ャリオーバを測定する場合、攪拌棒に付着して次のテス
トに持ち越される試薬成分が次の項目にどの程度影響を
与えるか見るため、同じ値を持つ試料を連続して測定し
なければならない。
【0048】通常、オペレータはキャリオーバを受けな
い条件でB項目の平均値を測定回数30程度で測定し、
さらに連続してA項目の後にB項目を測定することを
「AAA・BBB・AAA・BBB…」のように繰り返
し行う。A項目の直後のB項目の測定値とB項目の平均
値を比較し、有意に差がある場合、影響有りと判断す
る。
【0049】攪拌棒のキャリオーバを測定する時の装置
の動作について図13の画面例と図1を使用して説明す
る。
【0050】オペレータは、図13の選択キー1301
で「攪拌棒キャリオーバ」を選択する。次にオペレータ
は測定条件の試料種別1302,カップ種別1303,
測定に使用する試料容器の数を意味する試料数130
4,影響を受ける側の測定項目の基準値測定の測定回数
1305,影響を与える側の測定項目名1306とその
連続するテスト数1307,影響を受ける側の測定項目
名1308とその連続するテスト数1309,A項目か
らB項目への影響をみる測定ラウンド数1310を順に
入力する。装置は、全テスト数を測定に使用する試料数
で割り、一つの試料容器からの分注回数を自動で計算し
認識する。
【0051】オペレータは、図1の精度管理試料6を載
置したラック7をラック投入部1にセットする。図13
の装置のスタートキー1311を押すと、ラック7は、
ラック番号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料
ID読み取り器10で読み取られラック上の試料容器の
有無を検知された後、メインライン8を進み分析部2,
3に導入され、試料分注位置で位置決めされる。ポジシ
ョン番号が変わるまで、サンプルローブが一つの試料容
器から、B項目×30回、AAABBB…と依頼情報に
従い試料分注を行う。データの出力は、各テストの全測
定値を画面表示すると同時に、プリンタへ印字する。図
13の結果確認キー1312を押すことで、キャリオー
バ率の計算値を画面表示し、プリンタへ印字する。
【0052】以上のように試料番号が変わっても同一の
試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによ
って、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃
棄物が減る。
【0053】反応容器のキャリオーバ試験は、洗浄後も
異なる項目の測定に繰り返し使用される反応容器の内面
に付着した試薬成分が、次の項目の反応液に持ち越され
た時、測定値に影響を与えるか、与えるならどの程度与
えるのかを確認する試験である。
【0054】例えば項目Aから項目Bへ反応容器のキャ
リオーバを測定する場合、反応容器の内面に付着して次
のテストに持ち越される試薬成分が次の項目の測定値へ
どの程度影響を与えるか見るため、同じ値を持つ試料を
連続して測定しなければならない。
【0055】通常オペレータは、まずB項目の基準値測
定のため測定回数30以上で再現性測定を依頼し、A項
目の試薬で反応容器を汚すため、A項目を10テスト程
度に渡り測定依頼する。次のラウンドでA項目を測定し
た反応容器群でB項目を測定してキャリオーバを見るた
め、A項目反応容器群の最初の反応容器にちょうどB項
目が来るように、1度目のA項目測定群の最後のテスト
の次のテストより次のラウンドのキャリオーバを受ける
B項目測定の直前のテストまでダミー項目を依頼する。
A項目を測定した反応容器で測定したB項目の測定値
が、測定回数30程度のB項目の基準値(平均値)と比
較し、有意に差がある場合に、影響があったと判断す
る。
【0056】反応容器のキャリオーバを測定する時の装
置の動作例について図14の画面例と図1を使用して説
明する。
【0057】オペレータは図14の画面上の選択キー1
401で、「反応容器キャリオーバ」を選択する。次にオ
ペレータは測定条件の試料種別1402,カップ種別14
03,測定に使用する試料容器の数を意味する試料数14
04,影響を受ける側の測定項目の基準値測定の測定回
数1405,影響を与える側の測定項目名1406とそ
の連続するテスト数1407,影響を受ける側の測定項
目名1408とその連続するテスト数1409,インタ
ーバルを埋めるためのダミー項目の項目名1410を順に入
力する。装置は、全テスト数を測定に使用する試料数で
割り、一つの試料容器からの分注回数を自動で計算し認
識する。
【0058】オペレータは、図1の精度管理試料6を載
置したラック7をラック投入部1にセットする。図14
のスタートキー1411を押すと、ラック7はラック番
号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み
取り器10で読み取られ、ラック上の試料容器の有無を
検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導
入され、試料分注位置で位置決めされる。ラック上のポ
ジション番号が変わるまで、サンプルローブは、一つの
試料容器から、B項目群,A項目群,ダミー項目群,B
項目群の順に、B項目を30テスト,A項目を10テス
ト、このA項目群の最後のテストの次のテストから2度
目のB項目群の直前のテストまで反応容器を埋めるため
にダミー項目、さらにA項目からの影響を受けるB項目
10テストの順に試料分注を行う。データの出力は、各
テストの全測定値を画面表示し、プリンタへ印字する。
結果確認キー1412を押すことで、キャリオーバ計算
値を画面表示し、プリンタへ印字する。
【0059】以上のように試料番号が変わっても同一の
試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによ
って、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃
棄物が減る。
【0060】以上のように、試料の分注ならびに試薬の
分注によって複数の試料を次々に測定する自動分析方法
において、測定試料項目と依頼測定項目および基礎性能
測定項目とを画面に表示し、同一ラックの同一ポジショ
ンにある試料を複数回分注するに当って、測定試料およ
び依頼測定の内容を画面上に指示し、これを記憶して画
面を変更し、基礎性能測定項目から次の基礎性能測定、
すなわち測定値の再現性測定、測定値の直線性測定、共
存物質影響度測定、撹拌棒のキャリオーバ測定、反応容
器のキャリオーバ測定、試薬プローブのキャリオーバ測
定、サンプルプローブのキャリオーバ測定のいずれかの
測定を指示し、当該ラックを同一位置に設定して、同一
ポジションにある試料について試料分注を行う自動分析
方法が提供される。
【0061】試薬プローブのキャリオーバ試験は、洗浄
後も試薬プローブの内外面に付着した試薬成分が次の項
目の反応液に持ち越され、次の項目の測定値に影響を与
えるかどうか、また与えるならどの程度測定値上与える
のかを確認する試験である。この場合、試薬プローブの
キャリオーバ試験は通常、スクリーニング試験実施で受
ける項目・与える項目を絞り込み、キャリオーバの確認
試験を実施する。本発明の実施例では、キャリオーバの
確認試験について説明をする。
【0062】例えば、項目Aから項目Bへの試薬プロー
ブのキャリオーバを測定する場合、試薬プローブの内外
面に付着して次のテストに持ち越される試薬成分が次の
項目にどの程度影響を与えるか見るため、同じ値を持つ
試料を連続して測定しなければならない。
【0063】通常、オペレータはキャリオーバを受けな
い条件のB項目の平均値を測定回数30程度で測定し、
さらに連続してA項目の後にB項目を測定することを
「AAA・BBB・AAA・BBB…」のように繰り返
し行う。A項目の直後のB項目の測定値とB項目の平均
値を比較し、有意に差がある場合、影響有りと判断す
る。
【0064】試薬プローブのキャリオーバを測定する時
の装置の動作例について図15の画面例と図1を使用し
て説明する。
【0065】オペレータは図15の画面上のキャリオー
バR、プローブを示す選択キー1501で「試薬プローブキ
ャリオーバ」を選択する。次にオペレータは測定条件の
試料種別1502,カップ種別1503,測定に使用す
る試料容器の数を意味する試料数1504,影響を受け
る側の測定項目の基準値測定時の測定回数1505,影
響を与える側の測定項目名1506とその連続するテス
ト数1507,影響を受ける側の測定項目名1508と
その連続するテスト数1509,A項目からB項目への
影響をみるラウンド数1510を順に入力する。装置
は、全テスト数を測定に使用する試料数で割り、一つの
試料容器からの分注回数を自動で計算し認識する。
【0066】オペレータは、図1の精度管理試料6を載
置したラック7をラック投入部1にセットする。図15
のスタートキー1511を押すと、ラック7はラック番
号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み
取り器10で読み取られ、ラック上の試料容器の有無を
検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導
入され、試料分注位置で位置決めされる。ラック上のポ
ジション番号が変わるまで、サンプルローブが、一つの
試料容器から、B項目×30回、AAABBB…と依頼
情報に従い試料分注を行う。データの出力は、各テスト
の全測定値を画面表示し、プリンタへ印字する。図15
の結果確認キー1512を押すことで、キャリオーバ率
の計算値を画面表示しプリンタへ印字する。
【0067】以上のように試料番号が変わっても同一の
試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによ
って、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃
棄物が減る。
【0068】サンプルプローブのキャリオーバ試験は、
洗浄後もサンプルプローブの内外面に付着して残る試料
成分が、次の試料の測定項目の反応液に持ち越され、次
の項目の測定値に影響を与えるか、また与えるならどの
程度与えるのかを確認する試験である。
【0069】通常オペレータは、測定目的物質が高濃度
に入った高濃度試料を3回連続して測定し、続けて測定
目的物質が入っていない測定値がゼロの低濃度試料を3
回連続して測定する。あらかじめ測定値がゼロの低濃度
試料を測定回数30程度で測定しておき、その平均値
(基準値)と高濃度試料を測定した直後の低濃度試料の
測定値とを比較し、有為の差がある場合、影響があると
判断する。サンプルプローブのキャリオーバ率は、基準
値と高濃度試料を測定した直後の低濃度試料の測定値と
の差を高濃度試料の濃度で割って求める。高濃度試料の
濃度は、通常そのままでは測定できないため希釈して測
定する。
【0070】サンプルプローブのキャリオーバを測定す
る時の装置の動作例について図16の画面例と図2を使
用して説明する。
【0071】オペレータは図16の画面上のキャリオー
バS、プローブを示す選択キー1601で「サンプルプロー
ブキャリオーバ」を選択する。次にオペレータは測定条
件の試料種別1602,カップ種別1603,キャリオ
ーバを測定したい測定項目1604、を順に入力する。
さらに、高濃度試料をセットしたラック番号1605・ポジ
ション番号1606・その分注回数1607,被キャリ
オーバの低濃度試料をセットしたラック番号1608・
ポジション番号1609・その分注回数1610,高濃度試
料の濃度測定用に希釈した希釈試料をセットしたラック
番号1611・ポジション番号1612・その分注回数
1613を順に入力する。
【0072】5試料ラックを例に取る。オペレータが、
高濃度試料(以下試料A)をセットしたラック番号に
1,ポジション番号に1,分注回数に3,低濃度試料の
生理食塩水(以下試料B)をセットしたラック番号に
1,ポジション番号に2,3,4、各分注回数に1,希
釈試料(以下試料C)をセットしたラック番号に2,ポ
ジション番号に1,2,3,4,5、各分注回数に1を
順に入力し、入力した情報に従い試料とラック番号1,
ラック番号2のラックをラック投入部1にセットする。
スタートキー1614を押すと、ラック7は、ラック番
号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み
取り器10で読み取られ、ラック上の試料容器の有無を
検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導
入され、試料分注位置で位置決めされる。先頭ラックの
ポジション番号1の試料Aを3回続けて分注し、引き続
き後続のポジション番号2,3,4の試料Bを各試料容
器1回ずつ分注する。さらにラック番号2のポジション
番号1,2,3,4,5の試料Cを各試料容器1回ず
つ、計11回分注し測定を終了する。データの出力は、
各テストの全測定値を画面表示し、プリンタへ印字す
る。結果確認キー1615を押すことで、キャリオーバ
率の計算値を画面表示し、プリンタへ印字する。
【0073】以上のように試料番号が変わっても同一の
試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによ
って、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃
棄物が減る。
【0074】
【発明の効果】本発明は以下の効果を持つ。
【0075】本発明は、測定項目と基礎性能測定項目を
備えた画面を追加して同一ポジションにある試料につい
て同一項目の測定回数を指定し、この場合に当該ラック
を同一位置に止めることで、自動分析装置の試薬の検討
で頻繁に行われる同時再現性,測定値の直線性,共存物
質の影響,サンプルプローブ・試薬プローブ・攪拌棒・
反応容器のキャリオーバの有無確認等の装置の基礎性能
測定を従来よりも容易にできるようになる。また、オペ
レータが、安心して装置から離れることができるという
意味で作業の効率がアップする。取り扱う試料容器の数
を減らすことができるため作業時間が短くでき、作業ミ
スも減らせる。
【0076】さらに、使用する試料容器数や試料消費量
が減らせることで、感染の危険がある使用済み試料容器
や試料自体の廃棄物を低減でき、環境問題にも寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装
置の外観図。
【図2】同一試料を繰り返し測定するためのフロー図。
【図3】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図4】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図5】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図6】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装
置の外観図。
【図7】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装
置の外観図。
【図8】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装
置の外観図。
【図9】同一試料を繰り返し測定するためのフロー図。
【図10】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図11】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図12】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図13】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図14】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図15】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図16】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【符号の説明】
1…ラック投入部、2…分析部D、3…分析部P、4…
搬送ライン、5…ラック収納部、6…試料容器、7…ラ
ック、8…メインライン、9…再検バッファー、10…
ラック番号あるいは試料ID読み取り器、11…再検ラ
イン、12…再測定のラック、13…試料容器ホルダ、
14…繰り返し測定専用試料容器、15…搬送用ベル
ト、16…ラックホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 智憲 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 服部 充雄 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 林 正美 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 薄井 忍 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 大滝 智正 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 齋藤 直子 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 Fターム(参考) 2G058 AA05 AA07 AA08 CB09 CB15 CB17 CF12 EA02 EA04 FA02 FB01 FB03 FB06 FB07 GC05 GC06 GD01 GD06 GD07 GE05 HA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の試料を架設するラックを備え、一ラ
    ック上に複数個のポジションが設けられた試料架設装
    置、試料分注装置および試薬分注装置を持ち、試料の分
    注および試薬の分注によって複数の試料を次々に測定す
    る自動分析装置において、 測定試料項目と依頼測定項目を含む測定項目と、および
    装置の基礎性能測定項目とを表示する画面を備え、 該画面上に、前記試料架設装置の同一のポジションにあ
    る試料について同一項目の測定回数および依頼測定項目
    を指定し、同一ラックの同一ポジションにある試料を分
    注するに当って、基礎性能測定項目から基礎性能測定を
    指示することを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 次の試料番号のラック番号とポジション番号とが、試料
    分注する試料のラック番号とポジション番号と一致する
    とき、ラックを同一位置に止め、同一ポジションにある
    試料について試料分注を行うことを特徴とする自動分析
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 ラック収納部が設けられ、該ラック収納部に収納された
    ラックのラック番号とポジション番号とが次の試料番号
    のラック番号とポジション番号とが一致するとき、該ラ
    ックを試料架設装置のラック投入部に移動させることを
    特徴とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 一度試料分注が完了した測定済みラックが再検ラインを
    利用して循環され、再度測定されることを特徴とする自
    動分析装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記画面上に測定モード選択項目が表示され、表示され
    た選択項目のいずれかを選択することによって測定モー
    ドを設定することを特徴とする自動分析装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 連続測定専用試料容器と該連続測定試料容器をセットす
    る試料容器ホルダを有し、 連続測定試料容器に試料をセットすると測定モード項目
    が自動設定されることを特徴とする自動分析装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記基礎性能測定を表示する画面は、再現性,直線性,
    共存物質,キャリオーバ撹拌棒,キャリオーバ反応容
    器,キャリオーバ試薬プローブ,キャリオーバサンプル
    プローブ測定からなる基礎性能測定項目グループのいず
    れかの項目を表示し、いずれかの項目を指示したときに
    次のいずれかの測定、すなわち測定値の再現性測定、 測定値の直線性測定、 共存物質影響度測定、 撹拌棒のキャリオーバ測定、 反応容器のキャリオーバ測定、 試薬プローブのキャリオーバ測定、 サンプルプローブのキャリオーバ測定を行うことを特徴
    とする自動分析装置。
  8. 【請求項8】試料の分注ならびに試薬の分注によって複
    数の試料を次々に測定する自動分析方法において、 測定試料項目と依頼測定項目および基礎性能測定項目と
    を画面に表示し、 同一ラックの同一ポジションにある試料を複数回分注す
    るに当って、測定試料および依頼測定の内容を画面上に
    指示し、これを記憶して画面を変更し、基礎性能測定項
    目から次の基礎性能測定、すなわち測定値の再現性測
    定、 測定値の直線性測定、 共存物質影響度測定、 撹拌棒のキャリオーバ測定、 反応容器のキャリオーバ測定、 試薬プローブのキャリオーバ測定、 サンプルプローブのキャリオーバ測定のいずれかの測定
    を指示し、当該ラックを同一位置に設定して、同一ポジ
    ションにある試料について試料分注を行うことを特徴と
    する自動分析方法。
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